JP6204694B2 - かつら - Google Patents

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Description

本発明は、毛束を備えるかつらに関する。
従来、毛束が結着或いは接着されることで毛束の根元を支持する毛束ベース部と毛束とを有する毛束ユニットが配置されたかつらが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
かつらは、毛色を変えておしゃれを楽しむために用いられることがある。所望する毛色のかつらを装着すれば、自毛の色を変えずにおしゃれを楽しむことが可能になる。一方、ヘアカラーやブリーチ剤を使用して人の実際の頭髪である自毛の毛色を変えることは、非常に手間がかかり、繰り返し行うことで自毛を傷めることにもなる。
しかし、かつらで使用される毛髪は、主に人工毛髪(例えば、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂)が使用され、稀に、かつら用の加工人毛も使用されるが、いずれの場合も自毛のように色を変えることは予定されていない。
そのため、毛束ユニットを着脱自在にかつらに配置することは、かつらの毛髪の色を変える観点で有効となりうる。
ところで、かつらで主に使用される人工毛髪は、長期間使用されることで、抜けたり切れたり縮れが生じたりするので、これらの場合には、かつらを修理(例えば、増毛修理)する必要がある。
また、かつらのヘアスタイルについても、ショートスタイルで作製したかつらをロングスタイルにアレンジして利用することは不可能であるし、その場合には新たにかつらを作成しなくてはならない。
そのため、かつらの修理の観点及びヘアスタイルを変更する観点においても、毛束ユニットを着脱自在にかつらに配置することが有効となりうる。
実開昭48−50290号公報 実開昭50−1178号公報
しかしながら、毛束ユニットは、かつらベースに取り付けられる毛束ベース部が外部に露出しやすいため、外観を自然なものとするのが困難であるという問題がある。
このような問題は、毛束ユニットをかつらベースに固定する場合にも生じうる。また、同様の問題は、毛束ユニット以外に毛束を用いる場合、例えば、複数の毛束が直接かつらベースにより支持される場合などにも生じうる。すなわち、複数の毛束が互いに分離して配置されると、それ自体が違和感を与えうるため、毛束の根元の結着部分や接着部分などの支持部分が露出すると、外観が不自然なものとなりやすい。
本発明の目的は、毛束を備えるかつらにおいて、外観を自然にすることである。
1つの観点では、かつらは、かつらベースと、前記かつらベースを貫通する毛束と該毛束の根元を支持する毛束ベース部とを含む複数の毛束ユニットと、を備える。
また、前記かつらにおいて、前記かつらベースは、前記毛束が貫通する開口部を含み、前記毛束ベース部の一部は、前記開口部の周囲において前記かつらベースの内側に重なって配置されているようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記開口部は、前記かつらベースに形成されたスリットであるようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記開口部は、前記かつらベースの網目であるようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記かつらベースは、第1のかつらベースであり、前記かつらは、少なくとも一部が前記第1のかつらベースの内側に重なって配置された第2のかつらベースを更に備え、前記毛束ベース部は、第1のかつらベースと前記第2のかつらベースとの間に配置されているようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記毛束ユニットは、単一の前記毛束を含むようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記毛束ユニットは、単一の前記毛束ベース部により前記根元を支持され互いに分離して配置された複数の前記毛束を含むようにしてもよい。
また、前記かつらにおいて、前記毛束ベース部は、着脱自在に配置されているようにしてもよい。
他の観点では、かつらは、第1のかつらベースと、少なくとも一部が該第1のベースの内側に重なって配置された第2のかつらベースと、前記第2のかつらベースにより根元を支持され、前記第1のかつらベースを貫通する複数の毛束と、を備える。
本発明によれば、毛束を備えるかつらにおいて、外観を自然にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るかつらを示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るかつらを示す平面図である。 本発明の第1実施形態における毛束ユニットを示す正面図である。 本発明の第1実施形態における第1のかつらベース及び第2のかつらベースを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るかつらを示す平面図である。 本発明の第3実施形態における毛束ユニットを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るかつらを示す断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係るかつらを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るかつらを示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るかつらを示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係るかつらを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係るかつらについて、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係るかつら1を示す断面図及び平面図である。
図3は、第1実施形態における毛束ユニット30を示す正面図である。
図4は、第1実施形態における第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20を示す平面図である。
図1及び図2に示すかつら1は、第1のかつらベース10と、第2のかつらベース20と、複数の毛束ユニット30とを備える。
第2のかつらベース20は、少なくとも一部が第1のかつらベース10の内側、すなわちかつら1の装着者の頭部側に重なって配置されている。
第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20は、例えばネット状であるが、合成樹脂からなる人工皮膚などであってもよい。また、図2及び図4では、第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20は、便宜上、四角形状に図示されているが、かつら1の装着者の頭部全体を覆う形状であっても、頭部の一部を覆う形状であってもよい。
図1、図2、及び図4に示すように、第1のかつらベース10は、後述する毛束31が貫通する開口部の一例であるスリット10aを含む。このスリット10aは、第1のかつらベース10がネット状である場合には、例えば、第1のかつらベース10の複数の網目に亘るように形成される。なお、第1のかつらベース10には、人工毛髪などの毛髪が植毛されていてもよい。
図3に示すように、毛束ユニット30は、単一の毛束31と、単一の毛束ベース部32とを含む。
毛束31は、第1のかつらベース10を貫通する。
毛束ベース部32は、毛束31が結着、接着などにより取り付けられることで、毛束31の根元31aを支持する。毛束ベース部32は、図2では、平面視楕円形状のシート状に図示されているが、形状は特に制限されない。
図1に示すように、毛束ベース部32は、第1のかつらベース10と第2のかつらベース20との間に配置されている。
図2に示すように、毛束ベース部32と、毛束31の長さ方向の一部とは、例えば第1のかつらベース10の外側から、スリット10aに挿入される。これにより、毛束ベース部32が第1のかつらベース10と第2のかつらベース20との間に配置される。
なお、毛束ベース部32は、スリット10aに挿入しやすいように、少なくとも周縁を補強するとよい。毛束ベース部32の補強の一例としては、周縁を折り返して形成したり、周縁を金属などの硬質材料で形成したりすることが挙げられる。
また、第2のかつらベース20は、省略することができる。第2のかつらベース20を省略する場合には、毛束ベース部32は、第1のかつらベース10とかつら1の装着者の頭部との間に配置されることになる。
毛束ベース部32は、第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20に固定されておらず、着脱自在に配置されているといえる。
なお、毛束31が第1のかつらベース10の内側からスリット10aを貫通するようにしてもよい。その場合には、第2のかつらベース20は、毛束31が第1のかつらベース10の内側からスリット10aを貫通した状態で、第1のかつらベース10と例えば周縁において互いに固定されるようにするとよい。
図2に示すように、スリット10aの長手方向において、スリット10aの長さD11は、毛束ベース部32の長さ(毛束ベース部32も例えば長手方向)D1よりも長い。一方、図1に示すように、スリット10aの長手方向に直交する短手方向において、スリット10aの長さD12は、毛束ベース部32の長さD2よりも短い。そのため、毛束ベース部32の一部(本実施の形態では大部分)は、スリット10aの周囲において第1のかつらベース10の内側に重なって配置されている。
以上説明した第1実施形態では、毛束ユニット30は、第1のかつらベース10を貫通する毛束31と、この毛束31の根元31aを支持する毛束ベース部32とを含む。そのため、毛束ベース部32が外部に露出しにくくなる。よって、本実施形態によれば、毛束31を備えるかつら1において、外観を自然にすることができる。
また、本実施形態では、第1のかつらベース10は、毛束31が貫通するスリット(開口部の一例)10aを含み、毛束ベース部32の一部は、スリット10aの周囲において第1のかつらベース10の内側に重なって配置されている。そのため、毛束ベース部32がスリット10aから脱落するのを防止することができる。
また、本実施形態では、毛束31が貫通する第1のかつらベース10の開口部の一例としてスリット10aが形成されている。そのため、毛束ベース部32の形状に合わせてスリット10aを形成することで、毛束ベース部32がスリット10aから脱落するのを防止したり、毛束ベース部32が露出する部分を減らしたりすることができる。
また、本実施形態では、毛束ベース部32は、第1のかつらベース10と第2のかつらベース20との間に配置されている。そのため、毛束ベース部32を直接かつら1の装着者の頭部に接触させずに保持することができる。
また、本実施形態では、毛束ユニット30は、毛束31を1つのみ含む。そのため、複数の毛束31が毛束ユニット30に配置される場合に比較して、毛束ベース部32を第1のかつらベース10の外側からスリット10aに挿入しやすくすることができる。
また、本実施形態では、毛束ベース部32は、着脱自在に配置されている。そのため、毛束ユニット30を、毛色やヘアスタイルを変更するために用いたり、かつら1を修理するために交換したりする作業を容易にすることができる。
<第2実施形態>
図5は、本発明の第2実施形態に係るかつら101を示す平面図である。
本実施形態では、第1のかつらベース110の開口部の一例が網目110aである点において、上述の第1実施形態と相違し、その他の点は概ね同様である。そのため、詳細な説明は省略する。
第1のかつらベース110は、ネット状である。第2のかつらベース120は、ネット状であるか、或いは、人工皮膚などである。
第2のかつらベース120がネット状である場合、第1のかつらベース110の網目110aの大きさは、第2のかつらベース120の網目の大きさ以上とするとよい。
第1のかつらベース110の網目110aは、図5に示すように例えば菱形形状である。
網目110aの長手方向において、網目110aの長さD21は、毛束ベース部32の長さ(毛束ベース部32も例えば長手方向)D1よりも長い。一方、網目110aの長手方向に交差する少なくとも1つの方向において、網目110aの長さD22は、毛束ベース部32の長さD3よりも短い。そのため、毛束ベース部32の一部は、網目110aの周囲(例えば、網目を形成する線状又は帯状の部材)において第1のかつらベース110の内側に重なって配置されている。
以上説明した第2実施形態においても、毛束ユニット30は、第1のかつらベース110を貫通する毛束31と、毛束ベース部32とを含む。そのため、毛束ベース部32が外部に露出しにくくなる。よって、本実施形態によっても、毛束31を備えるかつら101において、外観を自然にすることができる。
また、本実施形態では、毛束31が貫通する第1のかつらベース110の開口部の一例が網目110aである。そのため、上述の第1実施形態のスリット10aなどを形成せずに、所望の位置で毛束31を貫通させたり毛束ベース部32を挿入したりすることができる。
<第3実施形態>
図6は、本発明の第3実施形態における毛束ユニット230を示す斜視図である。
図7は、第3実施形態に係るかつら201−1を示す断面図である。
本実施形態では、毛束ユニット230の毛束ベース部232のうち毛束231側の面の裏面である第1の面232aに、着脱自在取付部の一例である面ファスナー部232a−1が設けられている点において、上述の第1実施形態と相違し、その他の点は概ね同様である。そのため、詳細な説明は省略する。なお、第3実施形態を第1実施形態又は第2実施形態に適用することができる。
図6及び図7に示すように、毛束ユニット230の面ファスナー部232a−1は、第2のかつらベース20に係合することで、第2のかつらベース20に対し着脱自在に取り付けられる。なお、第2のかつらベース20にも面ファスナー部を設けてもよいし、或いは、第2のかつらベース20のみに面ファスナー部を設けてもよい。
毛束ユニット230を第2のかつらベース20に対し着脱自在にするためには、毛束ベース部232が他の着脱自在取付部(例えば、金属製などのスナップボタン)を有していてもよい。
図8は、第3実施形態の変形例に係るかつら201−2を示す断面図である。
図8に示すように、毛束231の根元231aを支持する毛束ベース部232の着脱自在取付部の一例である面ファスナー部232b−1は、毛束ユニット230の毛束ベース部232のうち毛束231側の第2の面232bに設けられていてもよい。その場合は、図8に示すように、第2のかつらベース20を省略してもよい。図8に示す変形例の場合においては、第1のかつらベース10側にも面ファスナー部を設けてもよいし、或いは、第1のかつらベース10のみに面ファスナー部を設けてもよい。
なお、毛束ベース部232は、第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20のうち少なくとも一方に着脱自在に取り付けられずに、例えば、着脱不能に、接着、溶着、縫い付けなどにより取り付けられてもよい。
以上説明した第3実施形態においても、毛束ユニット230は、第1のかつらベース110を貫通する毛束231と、毛束ベース部232とを含む。そのため、毛束ベース部232が外部に露出しにくくなる。よって、本実施形態によっても、毛束231を備えるかつら201において、外観を自然にすることができる。
また、本実施形態では、第1のかつらベース10及び第2のかつらベース20の少なくとも一方に着脱自在に取り付けられる面ファスナー部232a−1,232b−1(着脱自在取付部の一例)が毛束ベース部232に設けられることで、毛束ベース部232が着脱自在に配置されている。そのため、毛束ユニット230の位置を面ファスナー部232a−1,232b−1によって位置決めしても、毛色やヘアスタイルを変更するために用いたり、かつら201を修理するために交換したりする作業を容易にすることができる。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態に係るかつら301を示す斜視図である。
本実施形態では、毛束ユニット330が、単一の毛束ベース部332により根元を支持され互いに分離して配置された複数の毛束331を含む点において、上述の第2実施形態と相違し、その他の点は概ね同様である。そのため、詳細な説明は省略する。なお、第4実施形態を第1実施形態〜第3実施形態に適用することができる。
毛束ユニット330の複数の毛束331は、第1のかつらベース310の内側から開口部の一例である網目310aに挿入される。第2のかつらベース320は、複数の毛束331の各々が第1のかつらベース310の内側から網目310aに挿入された後で、第1のかつらベース310と例えば周縁において互いに固定される。
なお、複数の毛束331を支持する毛束ベース部332を複数配置してもよい。また、毛束ベース部332は、例えば折り畳むことで、第1のかつらベース310の外側から、網目310aに挿入されて第1のかつらベース310と第2のかつらベース320との間に配置されるようにしてもよい。
以上説明した第4実施形態においても、毛束ユニット330は、第1のかつらベース310を貫通する毛束331と、毛束ベース部332とを含む。そのため、毛束ベース部332が外部に露出しにくくなる。よって、本実施形態によっても、毛束331を備えるかつら301において、外観を自然にすることができる。
また、本実施形態では、毛束ユニット330は、単一の毛束ベース部332により根元を支持され互いに分離して配置された複数の毛束331を含む。そのため、毛束ベース部332が網目310aから脱落するのを防止したり、簡素な構成としたりすることができる。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態に係るかつら401を示す斜視図である。
本実施形態では、第1のかつらベース410が伸縮する点において、上述の第2実施形態と相違し、その他の点は概ね同様である。そのため、詳細な説明は省略する。なお、第5実施形態を第1実施形態〜第4実施形態に適用することができる。
第1のかつらベース410は、少なくとも1つの伸縮方向D(例えば、網目410aの長手方向に直交する方向)において伸縮する。これにより、開口部の一例である網目410aに外側から毛束ベース部32が挿入しやすくなる。
第1のかつらベース410は、例えば、毛束ベース部32の挿入時のみに、人の手で網目410aを引き延ばされる。なお、第1のかつらベース410は、伸縮性の素材からなるようにするとよいが、公知の編み方によって伸縮性を持たせてもよい。
以上説明した第5実施形態においても、毛束ユニット30は、第1のかつらベース410を貫通する毛束31と、毛束ベース部32とを含む。そのため、毛束ベース部32が外部に露出しにくくなる。よって、本実施形態によっても、毛束31を備えるかつら401において、外観を自然にすることができる。
また、本実施形態では、第1のかつらベース410が伸縮する。そのため、第1のかつらベース410の網目(開口部の一例)410aに毛束ベース部32を挿入しやすくすることができる。
<第6実施形態>
図11は、本発明の第6実施形態に係るかつら501を示す斜視図である。
本実施形態では、毛束530が、毛束ユニットの一部として配置されるのではなく、第2のかつらベース520により根元を支持される点において、上述の第1実施形態、第2実施形態、又は第4実施形態と相違し、その他の点は概ね同様である。そのため、詳細な説明は省略する。
複数の毛束530は、第2のかつらベース520により根元を支持され、第1のかつらベース510の開口部の一例である網目510aを貫通する。開口部としては、例えば、図1に示すスリット10aであってもよい。
毛束530は、第2のかつらベース520により根元を支持された状態で第1のかつらベース510を貫通するように第1のかつらベース510を第2のかつらベース520に重ねるとよい。或いは、毛束530は、第1のかつらベース510と第2のかつらベース520とが重ねられた状態で、第1のかつらベース510を貫通させて第2のかつらベース520に対し例えば結着されるとよい。
以上説明した第5実施形態において、複数の毛束530は、第2のかつらベース520により根元を支持され、第1のかつらベース510を貫通する。そのため、毛束530の根元の結び目や接着部分などの支持部分が露出しにくくなる。よって、本実施形態によれば、毛束530を備えるかつら501において、外観を自然にすることができる。
1 かつら
10 第1のかつらベース
10a スリット
20 第2のかつらベース
30 毛束ユニット
31 毛束
31a 根元
32 毛束ベース部
101 かつら
110 第1のかつらベース
110a 網目
120 第2のかつらベース
201−1 かつら
201−2 かつら
230 毛束ユニット
231 毛束
231a 根元
232 毛束ベース部
232a 第1の面
232a−1 面ファスナー部
232b 第2の面
232b−1 面ファスナー部
301 かつら
310 第1のかつらベース
310a 網目
320 第2のかつらベース
330 毛束ユニット
332 毛束ベース部
401 かつら
410 第1のかつらベース
410a 網目
420 第2のかつらベース
501 かつら
510 第1のかつらベース
510a 網目
520 第2のかつらベース
530 毛束

Claims (8)

  1. かつらベースと、
    前記かつらベースを貫通する毛束と該毛束の根元を支持する毛束ベース部とを含む複数の毛束ユニットと、
    を備え
    前記かつらベースは、前記毛束が貫通する開口部を含み、
    前記毛束ベース部の一部は、前記開口部の周囲において前記かつらベースの内側に重なって配置されている、
    ことを特徴とするかつら。
  2. 前記開口部は、前記かつらベースに形成されたスリットであることを特徴とする請求項記載のかつら。
  3. 前記開口部は、前記かつらベースの網目であることを特徴とする請求項記載のかつら。
  4. 前記かつらベースは、第1のかつらベースであり、
    前記かつらは、少なくとも一部が前記第1のかつらベースの内側に重なって配置された第2のかつらベースを更に備え、
    前記毛束ベース部は、第1のかつらベースと前記第2のかつらベースとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項記載のかつら。
  5. かつらベースと、
    前記かつらベースを貫通する毛束と該毛束の根元を支持する毛束ベース部とを含む複数の毛束ユニットと、
    を備え、
    前記毛束ユニットは、単一の前記毛束を含むことを特徴とするかつら。
  6. かつらベースと、
    前記かつらベースを貫通する毛束と該毛束の根元を支持する毛束ベース部とを含む複数の毛束ユニットと、
    を備え、
    前記毛束ユニットは、単一の前記毛束ベース部により前記根元を支持され互いに分離して配置された複数の前記毛束を含むことを特徴とするかつら。
  7. かつらベースと、
    前記かつらベースを貫通する毛束と該毛束の根元を支持する毛束ベース部とを含む複数の毛束ユニットと、
    を備え、
    前記毛束ベース部は、着脱自在に配置されていることを特徴とするかつら。
  8. 第1のかつらベースと、
    少なくとも一部が該第1のかつらベースの内側に重なって配置された第2のかつらベースと、
    前記第2のかつらベースにより根元を支持され、前記第1のかつらベースを貫通する複数の毛束と、
    を備えることを特徴とするかつら。
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