JP4883568B2 - 自毛活用型かつら - Google Patents

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Description

この発明は、頭部に装着したかつらの下側に位置する装着者自身の自毛を、かつらの隙間から外方へ引き出して、かつらに取り付けた擬毛と混ぜ合わせるようにした自毛活用型のかつらに係り、特に、環状部材を設けることによって装着者の頭部に安定して取り付けることができると共に、外部からの露見を低減した自毛活用型かつらに関する。
自毛活用型のかつらは、かつらベースに複数の孔又は網目を形成して、その孔又は網目から自毛を引き出してかつらベースに取り付けた擬毛と混ぜ合わせる形式のものである。この種の自毛活用型のかつらとして、図29に示すようにかつらの全体形状、即ち、アウトラインを画成するかつらベースを備えていないタイプのものが知られている。
図29に示す公知のかつら200は、骨格状のフレーム210とこのフレーム210に取り付けた擬毛220とから構成されている。フレーム210は、装着者の頭部の前後方向に略平行に直線状に延びるように配置した複数のリブ211と、これらのリブ211がばらけないように複数本のリブ211を並置した中央位置で横方向に配置されて各リブ211を連結固定する連結用リブ212と、から構成されている。図29では、フレーム210の構造を分かり易くするために、フレーム210に取り付けた擬毛220の描写を僅か数本だけ描くに止め大部分を図示省略しているが、擬毛220は実際にはフレーム210の全体にわたって緻密に取り付けられている。
リブ211と連結用リブ212とは、それらの交点を接着,結着,縫着,溶着などで連結されて固着されている。各リブ211及び連結用リブ212は、ドライヤー等の熱の影響を受けにくい材料、例えばポリアミド系合成繊維,ポリエステル等の合成樹脂材料により直線状に形成され、剛性と弾性とを備えている。リブ211及び連結用リブ212に取り付ける擬毛220は、人毛の他に、ナイロン(登録商標),ポリエステル等で作った、例えば直径0.05乃至0.2mm程度の人工毛髪が好適であり、リブ211及び連結用リブ212に結着,縫着,或いは巻き付けて接着し、多数本を所定の方向に突出させて取り付ける。
上記のかつら200を装着する場合、先ずかつら200を装着者の頭に載せて位置合わせする。装着者の頭部に載置する部位として、各リブ211の先端部がヘアラインから数センチ天頂部側へ入り込んだ位置を選定し、その位置にセットする。続いて、自毛の引き出し作業を行なう。この作業中、かつら200を頭の上から一方の手で押さえつつ、ブラシや櫛を用いて、好ましくはリブ211に沿ってブラッシングする。装着者は、連結用リブ212を境に、例えば前側は前方に向けて、後側は後方へ向けてブラッシングすると、かつら200に抑え込まれている自毛をリブ211の間から上方に引き出すことができる。その場合、各リブ211がブラッシング方向に沿って互いに平行に延びているから、ブラッシング中にブラシや櫛がリブ211に引っかかることはなく、また自毛がリブ211に絡まることもなく、ほぼ100%近くの自毛を簡単にリブ211の間から引き出すことができる。
上述のように自毛をフレーム210の外面に引き出したところで整髪用ブラシ等により軽くブラッシングして、自毛と擬毛220とを混ぜ合わせながら所望の髪型に整髪することで、かつら200の装着が完了する。なお、かつら200の頭部への固定は、公知のかつら用ストッパーをかつらの裏側へ固着しておき、このストッパーにて自毛を挟着して固定すれば便利である。
このように構成されたかつら200は、かつらベース210の外形を画成する周縁枠部材が存在しておらず、リブ211が自毛の中に埋入されて装着されるので、装着者の自毛を十分にかつらの隙間から引き出すことができるとともに、自毛と擬毛220とが相互に良好に混ざり合う。
このように構成されたかつらが、特許文献1に開示されている。
特開2002−115115号公報
ところで、図29に示すかつら200を装着者の頭部に装着した場合、リブ211の先端部が固定されていないためリブ211の先端部が浮きやすく、例えば、装着者が髪を梳かしたり装着者が激しく頭部を動かしたりすると、リブ211の先端部が頭部表面から離れて浮き上がってリブ211の一部が装着者の毛髪内から現れたり、リブ211の先端側が動いてずれたりして、かつら200の露顕につながる虞がある。
上記公知のかつら200では、フレーム210自体は線状のリブ211及び連結用リブ212だけで構成されているため、かつら200を装着者の頭部に固定するためのストッパーをフレーム210に安定して固定保持することが難しい。また、リブ211は装着者の頭部の前後方向に配置されるが、リブ211に取り付けた擬毛220に、リブ211に沿って毛髪の分かれ目が生じることがあるため、リブ211が外部から視認され易くなり、かつら200の露顕につながる虞がある。
本発明は、上記の点に鑑み、環状部材を設けてこの環状部材にリブを並設することによって装着者の頭部に安定的に取り付けて、外部からの露顕を低減させ、かつら装着者の自毛をかつらの擬毛と混ぜ合わせて全体として毛量を豊かにし得る、自毛活用型のかつらを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、擬毛を取り付けたかつらベースの開口から装着者の自毛を引き出して擬毛と混ぜ合わせる自毛活用型かつらであって、かつらベースが、内部に開口を有する環状部材と、この開口を縦断するように延出し互いに離隔して環状部材に並設した複数の線状部材と、から構成されており、各線状部材が、ジグザグ状に形成されていることを特徴としている。
上記環状部材は、例えば、人工皮膚とこの人工皮膚の上に積層した下側ネットとこの下側ネットの上に積層した上側ネットとから構成され、好ましくは、人工皮膚の底面に、レーステープ及び/又はサテンテープが取り付けられている。さらに、環状部材の外周縁から外側に突出するように、かつら露見防止用ネットを配設すれば好ましい。
上記各線状部材はその両端部が扁平な平面部に形成され、この平面部が環状部材に挟持され、且つ糸材で縫着されて固定されていれば好ましい。各線状部材は、横方向にうねった屈曲部を備えていてよく、隣接する線状部材同士の屈曲部が互いに近接及び離隔するように環状部材にジグザグ状に並設されて各線状部材同士間に装着者の自毛引き出し用に拡開した空隙が形成され得る。
上記環状部材を構成する下側ネットは、人工皮膚に対してウレタン皮膜を介して固着することができる。環状部材及び各線状部材は、好ましくは装着者の頭部の形状に沿って湾曲形成される。
本発明によれば、比較的簡単な構成により、各線状部材の両端部が環状部材に固定されているため、例えば、ブラッシングなどにより線状部材12が引っ張られたとしても、線状部材の端部が浮き上がったり、線状部材の向きが変わったりすることはない。したがって、図29に示す公知のかつら200のように、自由端となっているリブ211の先端側が動いたり浮き上がったりして外部に現れてかつら200が露見するような虞が低減される。
また、上記した公知のかつら200では、リブ211が前後方向に直線状に延びているため毛髪に直線状の毛分かれが生じ、その結果かつら200が露見する虞があったが、本発明によれば線状部材がジグザグ状に屈曲しているので、毛髪の毛分かれが生じにくい。これによっても、本発明では従来のかつら200に比べて、かつらの露見を低減することができる。線状部材が装着者の自毛内でジグザグ状に配設されていれば、これらの線状部材は装着者の自毛及びかつらベースの擬毛でくまなく覆われることから、外部から容易に視認されない。また、線状部材をジグザグ状に屈曲させると、直線状の線状部材に比べてその長さが長くなることから、取り付ける擬毛の量を多くすることができる。よって、かつらの毛量を増やすことができる。
以下、図1〜図28を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態に係る自毛活用型かつら(以下、単にかつらと略称する。)1を示す概略図で、図1はかつら1の平面図を、図2はかつら1の底面図を示している。かつら1は、かつらベース10と、かつらベースに植設した擬毛20と、図示を省略するかつら用ストッパーと、から構成されている。図1及び図2では、かつらベース10の構造を分かり易く説明するために、かつらベース10に取り付けた擬毛20の描写を僅か数本だけ描くに止め大部分を省略しているが、擬毛20は実際には、かつらベース10の全体にわたって上方へ突出させて緻密に取り付けられている。
かつらベース10は、かつら1の周囲部分を形成する環状部材11と、この環状部材11の内部に形成された開口11Aと、装着者の頭部の前後方向に沿って開口11Aを縦断するように延出し互いに離隔して環状部材11に並設した複数の線状部材12と、から構成されている。図3は図1のA−A線断面図であり、この断面図に示すように、環状部材11は外周縁と内周縁との間が所定幅を有するように帯状に形成され、図示例では、複数の部材が積み重なった積層体として構成されている。具体的には、環状部材11は、人工皮膚13と、人工皮膚13の上に積み重なった下側ネット14と、この下側ネット14の上に積み重なった上側ネット15と、から構成されている。なお、図示を省略するが、下側ネット14は、この下側ネット14に塗布したウレタン皮膜を介して人工皮膚13に対して固着されている。
環状部材11は、好ましくは装着者の頭部の形状に沿って湾曲形成されている。環状部材11の補強及び肌触りを良好にするために、人工皮膚13の底面には、外周縁に沿ってレーステープ16が設けられ、内周縁に沿ってサテンテープ17が設けられている。さらに、かつら露見防止用ネット18が、環状部材11の外周縁から外側に突出するようにかつらベース10に配設されている。
下側ネット14及び上側ネット15は、ともに合成樹脂から成り、例えば、ポリエステル製の25メッシュで厚さが0.3mmである。レーステープ16は、例えば、ポリエステル製で幅8mm、厚さ0.45mmのもの、サテンテープ17は、例えば、ポリエステル製で幅3mm、厚さ0.30mmのものが適用できる。
上記線状部材12には複数の屈曲部12Aが形成されており、屈曲部12A同士を結ぶ部位の延出方向が屈曲点ごとに左前方或いは右前方に交互に切り替わり、全体として頭部表面に沿って横方向にジグザグ状にうねって、環状部材11に架設されている。また、隣接する線状部材12同士は、図示例では、環状部材11の開口11A内で前頭部から後頭部において互いの屈曲部12A,12Aの間隔を交互に近接及び離隔するようにして並設されている。これにより、隣接する各線状部材12の間には、装着者の自毛を容易に引き出すのに便利な大きな、例えば菱形又はダイヤ状の空隙11Bが形成される。なお、線状部材12は、図3に示すように、装着者の頭部の前後方向の湾曲形状に沿うようにやや凸状に形成されている。
線状部材12は、ドライヤー等の熱の影響を受けにくい材料、例えばポリアミド系合成繊維,ポリエステル等の合成樹脂材料が好ましく、その他、金属,硬質紙,硬質ゴム,木,竹,ガラス繊維,カーボン繊維等の弾性及び剛性を備えた材料が使用でき、例えば直径0.1〜3.0mm程度のポリエステル及びナイロン(登録商標)で構成される芯鞘構造で形成すると好ましい剛性と弾性の線状部材が得られる。芯鞘構造とは、芯部とこの芯部を覆う鞘部とからなる構造を言い、例えば、芯部がポリエステルで構成され、鞘部がナイロン(登録商標)で構成される。
線状部材12は、図3に示すように、その先端が環状部材11の外縁から若干内側に入った位置にセットされるようにして、各端部が下側ネット14と上側ネット15とかつら露見防止用ネット18との間に挟持され、図示を省略する糸材で環状部材11に縫着されて固定されている。ここで、図4は図3のB―B線断面図であり、この図に示すように環状部材11の外縁に近接する線状部材12の先端から例えば約5mm迄の部位が平板状に形成されていて、上側ネット15とかつら露見防止用ネット18とに挟まれている。なお、線状部材12の端の平板部12B以外の部位は、断面が円形に形成されている。
かつらベース10を構成する環状部材11及び線状部材12には擬毛20が取り付けられている。擬毛20は、人毛の他に、ナイロン(登録商標),ポリエステル等で作った、例えば直径0.05乃至0.2mm程度の人工毛髪であってよく、かつらベース10に結着,縫着,或いは巻き付けて接着し、多数本を上方側に突出させて取り付けられる。
かつらベース10を構成する環状部材11の底面の所望の部位には、かつら1を装着者の頭部に固定するために、公知のかつら用ストッパーが配設される。
この発明によるかつら1は以上のように構成されており、次に、その製造方法について説明する。特に、本発明によるかつら1のかつらベース10は、図5に示す製造工程に従って製造される。先ず、かつらベース10の製造方法から説明する。
図5に示す製造工程によれば、先ず、ステップS1として、装着者の頭部を型取りした又は典型的頭部形状を模した石膏型を準備する。ステップS2として、2枚のネットを用意し、これらのネットに頭部形状の型を付ける。すなわち、扁平なネット部材を熱加工又は超音波加工などで、凸状に膨出する形状に加工する。ステップS3として、直線状の線材を用意し、この線材に波形、即ちジグザグ状等の型を付ける。さらに、ステップS4として、頭部形状に沿った人工皮膚を作製する。
そして、ステップS5として、ステップS4で作製した人工皮膚とステップS2で作製した一方のネットとの一体化を行い、第1中間物を作製する。次に、ステップS6として、ステップS5で作製した第1中間物にかつら露見防止用ネット18を取り付けて、第2中間物を作製する。ステップS7として、不要な人工皮膚の切除及び線材の取付位置を記入して第3中間物を作製する。なお、ステップS8として、ステップS3で波形などの形状を付けた線材の先端部の加工処理を行う。すなわち、断面が円形の線材の両端部を潰して平面形状に加工する。この工程は、上記ステップ3で行なってもよい。ステップS9として、線材を第3中間物に仮止めして、第4中間物を作製する。
次に、ステップS10として、ステップS2で作製した他方のネットを第4中間物と一体化して、第5中間物を作製する。ステップS11として、第5中間物にレーステープ16及びサテンテープ17を取り付けて第6中間物を作製する。最後に、ステップS12として、第6中間物から不要部分を切除することで、かつらベース10が完成する。
以下に、前述の各ステップS1〜S12について詳述する。
ステップS1(石膏の準備):
頭部形状に形作った石膏型を用意する。そして、石膏表面にかつらベース10を作製するために必要な線を記入する。図6は石膏型50の平面図であり、この図に示すように、石膏表面に、環状部材11の範囲を画成するための外周線51及び内周線52と、線状部材12の配置位置を示す配置線53と、かつら露見防止用ネット18の取付位置を示す線54と、を記入する。
ステップS2(ネットの頭部形状の成形):
先ず、ステップS1で準備した石膏型50にポリプロピレンシートを被せた後、このポリプロピレンシートの上にナイロン(登録商標)製のストッキングを被せて固定する。そして、ポリプロピレンシートの上に、合成樹脂からなるネットを2枚重ねて張って、固定用針具で石膏型50に固定する。2枚のネットの内、後述の工程によって下方向にあるネットが下側ネット14として形成され、上方向にあるネットが上側ネット15として形成される。ここで、各合成樹脂からなるネットとしては、好ましくは、ポリエステル製で25メッシュであって、厚さが0.3mmのものを用いる。
続いて、熱硬化性ウレタン樹脂溶液と有機溶剤(メチルエチルケトン)を混合したものを、2枚のネットを張った石膏型50に塗布した後、100℃の温度で8時間乾燥させることで、各ネットに頭部形状の型が付く。熱硬化性ウレタン樹脂溶液としては、例えば、変性ポリイソシアネート溶液を主成分とする主剤と、ポリエーテルポリオール混合物を主成分とする硬化剤とを使用し、それらの配合割合は、主剤を6.5g、硬化剤を3.5g、メチルエチルケトンを80.0gとする。そして、石膏型50が冷えた後に、ネットを石膏型50から外す。この工程によって、頭部形状の型が付いた2枚のネットの内、一方を第1のネット140、他方を第2のネット150と称す。
ステップS3(線状部材の作製(波形化の成形)):
先ず、ナイロン(登録商標)などのポリアミド系合成繊維,ポリエステル等の合成樹脂材料かるなる直径0.1〜3.0mm程度の直線状の第1の線材を熱成形してジグザグ状に成形する。その際に、図7に示すような成形板を用いると便利である。図7(A)は成形板60の平面図であり、図7(B)は成形板60の断面図である。これらの図に示すように、成形板60は、例えば木製の細長いベース61とベース61の表面から起立しベース長さ方向に並設した複数の木製の円柱部材62とから構成されている。互いに隣接する円柱部材62は、その円柱の軸が重ならないように、ベース長さ方向に対して交互に左右にずれている。各円柱部材62は、釘63でベース61に固定されている。円柱部材62の直径は、例えば0.9〜1.7cmの範囲で適宜選定され、隣接する円柱部材62の左右のずれ量も適宜選択可能である。円柱部材の直径とずれ量を変更することでジグザグ状に湾曲する曲率を適宜に設定することができる。
このように構成されている成形板60に第1の線材を配置する。具体的には、図8に示すように、隣接する円柱部材62,62の間に第1の線材121を通し、ベース61の両端部の表面から立設した釘64,64に第1の線材121の両端部を巻き付けて固定する。第1の線材121を巻き付けた成形板60を、例えば150℃で5時間加熱して熱成形を行うことで屈曲部12Aの形状が付与される。このようにして全体として波形形状の第2の線材122が作製される。
以上のステップS2の工程を繰り返して、複数本の第2の線材122を作製する。
次に、波形形状に成形した各第2の線材122を、図6に示す石膏型50の表面に記入された配置線53上に置き、石膏型50と第2の線材122とを密着させるために、図9に示すように、第2の線材122の屈曲部12Aを画鋲66にて石膏表面に押し付けて固定する。さらに、石膏型50の表面に記入した外周線51より外側に突出する第2の線材122の部位を固定用針具67Aで石膏型50に密着するように固定する。このように第2の線材122を石膏型50の表面に密着した状態で、石膏型50を例えば150℃で5時間加熱して、第2の線材122に石膏型50の形状、即ち、かつら装着者の頭部の形状を付けて、第3の線材123(図17参照)を作製する。その後、石膏型50を常温まで冷却してから、外周線51及び内周線52と第3の線材123とが交差する部分に目印をつけ、石膏型50から画鋲66及び固定用針具67Aを取り除き、各第3の線材123を石膏型から取り外して、付着した石膏粉を水で洗い流す。
この工程によって、ジグザグ状及び装着者の頭部形状に沿って湾曲形成した第3の線材123を作製することができる。
ステップS4(人工皮膚の作製):
先ず、石膏型50にポリプロピレンシートを被せて固定し、石膏型50の上から艶消し剤を添加した熱可塑性エラストマー溶液を塗布してと塗膜を形成し、これを60℃の温度で2時間乾燥して、図10に示すように、頭部形状の第1の人工皮膚131を作製する。艶消し剤を添加した熱可塑性エラストマー溶液としては、例えば、熱可塑性エラストマーを有機溶剤で溶解させたものに無機粒子を添加した溶液を用いる。具体的には、ジメチルホルムアミドとメチルエチルケトンとを8:2の割合で混合した有機溶剤でウレタンエラストマーを溶解したものに、粒径が10μm以下の粉末シリカを5〜25%添加した溶液を用いる。
ステップS5(人工皮膚とネットの一体化):
図11に示すように、ステップS4にて作製した第1の人工皮膚131の上に、ステップS2で成形した頭部形状の第1のネット140を被せて、第1の人工皮膚131及び第1のネット140を固定用針具67Bで石膏型50に固定する。そして、石膏型50の表面に記入された、環状部材11の範囲を画成する外周線51及び内周線52を目印として、外周線51と内周線52との間の領域の第1のネット140の部分に、熱可塑性エラストマー溶液を塗布する。この熱可塑性エラストマー溶液としては、例えば、熱可塑性エラストマーを有機溶剤で溶解させた溶液を用いる。具体的には、ジメチルホルムアミドとメチルエチルケトンとを8:2の割合で混合した有機溶剤でウレタンエラストマーを溶解したものが好適である。
外周線51と内周線52との間の領域の第1のネット140の部分に、円環状に熱可塑性エラストマー溶液を塗布した後、60℃の温度で30分間乾燥する。その後、外周線51と内周線52との間の領域の第1のネット140の部分に、さらに艶消し剤を添加した熱可塑性エラストマー溶液を塗布する。この艶消し剤を添加した熱可塑性エラストマー溶液はステップS4における溶液と同一である。その後、60℃の温度で2時間乾燥させることで、第1の人工皮膚131と、第1のネット140とが、外周線51と内周線52との間の領域において一体化する。ここで、一体化して作製されたものを第1中間物と称する。
ステップS6(かつら露見防止用ネットの取付け):
図12に示すように、石膏型50の表面に記入されているかつら露見防止用ネット18の取付位置の目印となる線54に沿って第1中間物に、即ち、ステップS5にて第1の人工皮膚131と一体化した第1のネット140の上に、かつら露見防止用ネット18を配置し、超音波発生装置を用いてかつら露見防止用ネット18を第1のネット140に超音波溶着させて仮止めする。なお、図12では第1中間物の表示を省略している。かつら露見防止用ネット18は、ポリエステル製で14メッシュの帯状のものを用い、図13に示すように、環状部材11の範囲を画する外周線51から2mm程度突出するように、かつら露見防止用ネット18を第1のネット140に重ねて仮止めする。そして、ステップS4において用いたものと同じ艶消し剤を添加した熱可塑性エラストマー溶液を第1のネット140に仮止めしたかつら露見防止用ネット18に外周線51からかつら露見防止用ネット18の取付位置を示す線54の範囲において塗布し、60℃の温度で1時間乾燥することで、かつら露見防止用ネット18が第1のネット140に固定される。ここで、かつら露見防止用ネット18が第1のネット140に固定したものを第2中間物と称する。
ステップS7(人工皮膚の切除及び線状部材の取付位置の記入):
ステップS6にてかつら露見防止用ネット18の取付けが終了した後、石膏型50を常温まで冷却し、石膏型50の表面に記入された環状部材11の範囲を画成する外周線51及び内周線52に沿って第1のネット140の上に、図14に示すようにマスキングテープ71,72を貼付する。なお、図14では、第1の人工皮膚131と第1のネット140の表示を省略している。第1の人工皮膚131と第1のネット140とかつら露見防止用ネット18とが一体化した第2中間物を石膏型50から取り外し、これを裏返して、第1のネット140と一体化していない第1の人工皮膚131の部分を切除する。具体的には、第1の人工皮膚131の内、図15において、内周線52で囲まれた内側の一点鎖線で表された部分を切除する。
次に、第1の人工皮膚131と第1のネット140とかつら露見防止用ネット18とが一体化したものを表に戻して石膏型50の上に張り、固定用針具で石膏型に固定する。そして、石膏型50の表面に記入されている線状部材12の配置線53を目印として、図16に示すように、マスキングテープ71,72に線状部材12の固定位置71A,72Aを記入する。なお、図16では、第1の人工皮膚131と第1のネット140の表示を省略している。ここで、この工程で第2中間物に加工処理を施した後のものを第3中間物と称する。
ステップS8(線状部材の先端部の加工):
先ず、図17に示すように、ステップS3で作製した第3の線材123をステップS7でマスキングテープ71,72に記入した印71A,72Aと、石膏型50の表面に記入されている線状部材12の配置線53に合わせて、第1のネット140の上に配置する。図17では、第1の人工皮膚131と第1のネット140、即ち第3中間物の表示を省略している。次に、図18に示すように、第3の線材123の内周線52に対する交点の位置52Aと、かつら露見防止用ネット18と第1のネット140との境界線55に対する第3の線材123の交点の位置55Aと、第3の線材123の外周線51に対する交点の位置51Aに、目印を付ける。そして、第3の線材123を他の場所に移して、第3線材123の外周線51に対する交点部分を超音波発生装置で潰して平面形状の平板部12Bを形成して、第4の線材124を作製する。その後、再び、図19に示すように、第4の線材124を石膏型50の上に配置線53に合うように載置して、図20に示すように外周線51より1mm程度内側に入った位置を境界にして、第4の線材124を切断する。第4の線材124の他方の端部にも同様の加工処理を施す。このようにして、線状部材12が作製される。さらに、図21に示すように線状部材12の平板部12Bの端部の角を削り、湾曲面として形成すると良い。
ステップS9(線状部材とネットとの仮止め):
ステップS8にて加工の終了した線状部材12を、ステップS7でマスキングテープ71,72に記入した印71A,72Aや、石膏型50の表面に記入されている線状部材12の配置線53に合わせて第1のネット140の上に配置し、図22に示すように線状部材12の位置がずれないように線状部材12をマスキングテープ75で第1のネット140に止める。その後、これらを石膏型50から外し、環状部材11の範囲を画成する外周縁51と内周縁52とにそれぞれ対応した第1のネット140の部位に近接した各線状部材12を部分的に糸で結着して、線状部材12を第1のネット140に仮止めする。模式的には、図23に示すように、外周線51に近接した線状部材12の部位αと、内周線52に近接した線状部材12の部位βとを、第1のネット140に固定する。具体的には、図24に示すように、外周縁51から3mm程度内側に入った線状部材12の先端部の周りに、糸80を2〜3回程巻回させるように第1のネット140に糸80を抜き差しして、線状部材12を部分的に第1のネット140に固定する。線状部材12の部位βも、同様に糸で固定する。なお、図23及び図24では、第1のネット140の表示を省略している。この工程で第3中間物に線状部材12を仮止めしたものを第4中間物と称する。
ステップS10(線状部材と環状部材との一体化):
ステップS9で作製した第4中間物を石膏型50に張って固定用針具で固定する。さらに、第1のネット140の上に、ステップS2で成形した他の第2のネット150を被せて、固定用針具で石膏型50に固定する。2枚の第1及び第2のネット140,150が重ね合わさった状態で、石膏型50の表面に記入した外周線51より外側において、2枚のネットを超音波装置を用いて部分的に一体化させて、第1の人工皮膚131と一体化した第1のネット140に第2のネット150を仮止めする。次に、図25に示すように、外周線51と内周線52に沿って、3mm幅のマスキングテープ73,74を貼付する。なお、外周線51に沿って貼付するマスキングテープ73は、その半分程度が外周線51の内側に重なるように配置する。内周線52に沿って貼付するマスキングテープ74は、その半分程度が内周線52の外側に重なるように配置する。そして、第1の人工皮膚131と第1のネット140と第2のネット150とが積層したものを石膏型50から外し、図25において、符号73A,74Aで示すマスキングテープ73,74の境界線に沿って、ミシン掛けを行う。なお、縫製糸としては、例えばナイロン(登録商標)糸を用いることができる。図25では、第1のネット140及び第2のネット150の表示を省略している。
このようなミシン縫製によって、第2のネット150と、線状部材12と、第1の人工皮膚131と一体化した第1のネット140とが、一体化する。このように一体化した積層物を図26に示すように裏返しして、第1のネット140に固定されていない第1の人工皮膚131の余剰部分131Aを切除する。具体的には、外周線51に沿って縫製されたミシン目から外側に位置する第1の人工皮膚131の余剰部分131Aを切除する。ここで、この工程で、第4中間物に第2のネット150が一体化し、さらに、第1の人工皮膚131の余剰部分131Aが切除されたものを第5中間物と称する。なお、このように第1の人工皮膚131から余剰部分131Aが切除されて、図3に示すかつらベース10における人工皮膚13が形成される。
ステップS11(レーステープ及びサテンテープの取付け):
ステップS10で作製した第5中間物を裏返しして、肌触りを良好にするため、また、積層体を補強するための部材として、人工皮膚13の裏面にレーステープ16及びサテンテープ17を取り付ける。具体的には、図27に示すように、人工皮膚13の外周縁に沿ってレーステープ16を人工皮膚13上に配置してその両側をミシンで縫製して、第5中間物に取り付ける。このレーステープ16としては、例えばポリエステル製で幅8mm、厚さ0.45mmのものを用いる。
さらに、人工皮膚13の内周縁に沿ってサテンテープ17を人工皮膚13上に配置してその両側をミシンで縫製して、第5中間物に取り付ける。サテンテープ17は、例えば、ポリエステル製で幅3mm、厚さ0.30mmのものを用いる。また、縫製糸としては、例えば合成樹脂製の糸を用いるとよい。これらのレーステープ16及びサテンテープ17は、端部にほつれが起こりやすいので、例えば、取付前に端部を予め半田ごてで焼いてほつれ止め処理を施しておくことが望ましい。この工程で、第5中間物にレーステープ16及びサテンテープ17を取り付けたものを第6中間物と称する。
ステップS12(不要部分の切除):
次に、ステップS11までに作製した第6中間物の余剰部分を切除する。具体的には、図28に示すように、人工皮膚13と重なっていない、第1のネット140及び第2のネット150の部分、即ち、A,B,Cの部位を切除する。第1のネット140及び第2のネット150から余剰部分が切除されて、図3に示すかつらベース10における下側ネット14と上側ネット15とが形成される。このように、本ステップで不要な部分を削除すると、図1〜図3に示すかつらベース10が完成する。
以上のように構成されたかつらベース10に擬毛20を植設する。さらに、かつらベース10の環状部材11の底面の所望の位置に、公知のかつら用ストッパーを取り付けることで、本発明によるかつら1が完成する。
次に、このようにして製造される本発明のかつら1の使用方法について説明する。
かつら1を装着する場合には、かつらベース10の裏面に設けたかつら用ストッパーに装着者の自毛を挟持して、かつら1を装着者の頭部の所望の位置にセットする。続いて、自毛の引き出し作業を行なう。この場合、かつら1を頭の上から一方の手で押さえつつ、ブラシや櫛を用いて、好ましくは線状部材12の長さ方向に向けてブラッシングする。これにより、線状部材12に抑え込まれている自毛を環状部材11の開口11A内の線状部材12の間から上方へ引き出すことができる。その場合、各線状部材12,12が概ねブラッシング方向に沿って互いに平行に延びているから、ブラッシング中にブラシや櫛が線状部材12に引っかかることはなく、また自毛が線状部材12に絡まることもなく、ほぼ100%近くの自毛を簡単に線状部材12,12の間から引き出すことができる。
そして、自毛をかつら1の外面に引き出したところで整髪用ブラシ等により軽くブラッシングして、自毛と擬毛20とを混ぜ合わせながら所望の髪型に整髪することにより、かつら1の装着が完了する。
このように本発明によるかつら1は、各線状部材12,12の端部が環状部材11に固定されているため、ブラッシングなどにより線状部材12が引っ張られたとしても、線状部材12が浮き上がったり、線状部材12の向きがぶれて変わるようなことはない。これに対して、図29に示す従来のかつら200では、リブ211が容易に動くことができたため、ブラッシングや不用意な取扱いなどでリブ211が外部に現れて露見する虞があったが、本発明によるかつら1は、線状部材12の動きが規制されているため、線状部材12の浮き上がりやぶれによる向きの変化などは生じない。
さらに、図29に示す従来のかつら200は、リブ211が前後方向に直線状に延びているため毛分かれが生じて、リブの存在が露見する虞があったが、本発明によるかつら1は、線状部材12がジグザグ状に屈曲して前後方向に延出しているので、毛髪の毛分かれが生じにくい。よって、本発明によるかつら1は、従来のかつら200に比べて、かつらの露見を低減することができる。また、線状部材12は、装着者の自毛内でジグザグ状に配設されることで、装着者の自毛及びかつらベース10の擬毛20でくまなく覆われることから、外部から容易に視認されない。
本発明によるかつら1は、線状部材12がジグザグ状に屈曲しているため、一直線状に延びた従来のかつら200のリブ211に比べて、取り付ける擬毛20の量を多くすることができる。よって、かつら1の毛量を増やすことができる。また、環状部材11に配設された隣接する線状部材12,12同士の間に不均一で大きな空隙11Bが形成されているため、容易に自毛を引き出すことができて、取り扱いが簡単である。
本発明によるかつら1に、レーステープ16及びサテンテープ17を取り付けることにより、ミシン縫製による一体化の際に使用した縫製糸のほつれや切れを防止するための補強を行うことができる。また縫製糸によって美観を損ねた部分を隠すことができ、肌触りを良くすることができる。
以上説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で様々な形態で実施することができる。例えば、図1に示すかつら1では、4本の線状部材12が並設しているが、線状部材12の数は図示例に限定されるものではないことは勿論である。線状部材12の屈曲部12Aの数や湾曲の度合いも図示例に限られるものではない。また、レーステープ16、サテンテープ17、かつら露見防止用ネット18は、必要に応じて備えられていればよく必ずしも必須の要素ではない。なお、線状部材12の配置方向は、隣接する線状部材12,12同士が互いに交差しなければよく、図示の前後方向に限るものではない。
本発明の実施形態に係る自毛活用型かつらの平面図である。 本発明の実施形態に係る自毛活用型かつらの底面図である。 図1のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 本発明の自毛活用型かつらのかつらベースの製造工程を示す図である。 本実施形態に係るかつらベースの製造に用いる石膏型の平面図である。 本実施形態に係る線状部材を作製する成形板を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図である。 図7の成形板に第1の線材を取り付けた状態を示す図である。 図6の石膏型に第2の線材を固定した状態を示す図である。 図6の石膏型に第1の人工皮膚を配置した状態を示す図である。 図10の石膏型に第1のネットを被せた状態を示す図である。 第1中間物にかつら露見防止用ネットを取り付ける工程を説明するための図である。 第1中間物にかつら露見防止用ネットを取り付ける工程を説明するための図である。 第2中間物にマスキングテープを取り付けた状態を示す図である。 第2中間物から切除する第1の人工皮膚の部分を示す図である。 マスキングテープに線状部材の固定位置を記入した状態を示す図である。 第3中間物の上に第3の線材を配置した状態を示す図である。 第3の線材を用いて本実施形態に係る線状部材を作製する工程を説明するための図である。 第4の線材を用いて本実施形態に係る線状部材を作製する工程を説明するための図である。 第4の線材を用いて本実施形態に係る線状部材を作製する工程を説明するための図である。 線状部材の平板部の端部を加工した状態を説明するための図である。 線状部材とネットとの仮止めの工程を説明するための図である。 線状部材とネットとの仮止めの工程を説明するための図である。 線状部材とネットとの仮止めの工程を説明するための図である。 第4中間物と第2のネットとの一体化の工程を説明するための図である。 第1の人工皮膚の余剰部分を切除する工程を説明するための図である。 第5中間物にレーステープ及びサテンテープを取り付ける工程を説明するための図である。 第6中間物から余剰部分を切除する工程を説明するための図である。 従来のかつらを示す平面図である。
符号の説明
1 自毛活用型かつら
10 かつらベース
11 環状部材
11A 開口
11B 空隙
12 線状部材
12A 屈曲部
13 人工皮膚
14 下側ネット
15 上側ネット
16 レーステープ
17 サテンテープ
18 かつら露見防止用ネット
20 擬毛
50 石膏型
51 外周線
51A,52A,55A 交点の位置
52 内周線
53 配置線
54 かつら露見防止用ネット18の取付位置を示す線
55 かつら露見防止用ネットと第1のネット140との境界線
60 成形板
61 ベース
62 円柱部材
63,64 釘
66 画鋲
67A,67B 固定用針具
71〜75 マスキングテープ
71A,72A 固定位置
73A,74B マスキングテープの境界線
80 糸
121 第1の線材
122 第2の線材
123 第3の線材
124 第4の線材
131 第1の人工皮膚
131A 余剰部分
140 第1のネット
150 第2のネット

Claims (7)

  1. 擬毛を取り付けたかつらベースの開口から装着者の自毛を引き出し、上記擬毛と混ぜ合わせる自毛活用型かつらであって、
    上記かつらベースが、内部に開口を有する環状部材と、上記開口を縦断するように延出し互いに離隔して上記環状部材に並設した複数の線状部材と、から構成され、
    上記環状部材が、人工皮膚と、この人工皮膚の上に積層した下側ネットと、この下側ネットの上に積層した上側ネットと、から構成されていることを特徴とする、自毛活用型かつら。
  2. 前記人工皮膚の底面に、レーステープ及び/又はサテンテープを取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の自毛活用型かつら。
  3. 前記環状部材の外周縁から外側に突出するように、かつら露見防止用ネットが前記かつらベースに配設されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の自毛活用型かつら。
  4. 前記各線状部材の両端部が扁平な平面部として形成され、該平面部が前記環状部材に挟持され、且つ糸材で縫着されて固定されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の自毛活用型かつら。
  5. 前記下側ネットが、ウレタン皮膜を介して前記人工皮膚に固着されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の自毛活用型かつら。
  6. 前記各線状部材は、横方向にうねる屈曲部を備え、
    隣接する前記線状部材同士の屈曲部は、互いに近接及び離隔するように前記環状部材にジグザグ状に並設されて、各線状部材同士間に装着者の自毛引き出し用に拡開した空隙が形成されることを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の自毛活用型かつら。
  7. 前記各線状部材がジグザグ状に屈曲していることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の自毛活用型かつら。
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