JP5873205B1 - かつらベース及びかつら - Google Patents
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Abstract
Description
更に、活毛部は場所に応じてメッシュのピッチを異ならせた特殊な形状を有しているので、かつらベースの製造コストが高くなる傾向にある。また、一度、メッシュのピッチを異ならせた特殊な形状を定めると、この形状を変更することは困難なので、使用者の自毛の生え具合や用途等に対応させて、様々なバリエーションを持たせることが困難である。
擬毛を植設可能な面を有する面部と、
擬毛を植設可能な第1の紐状部材が、前記面部の外側に離間して配置された外枠部と、
擬毛を植設可能な第2の紐状部材が、離間した前記面部と前記外枠部との間で波形に配置された中間部と、
を備え、
前記面部と前記外枠部とが前記中間部を介して繋がっている。
擬毛を植設可能な面を有する面部と、擬毛を植設可能な第1の紐状部材が、前記面部の外側に離間して配置された外枠部と、擬毛を植設可能な第2の紐状部材が、離間した前記面部と前記外枠部との間で波形に配置された中間部と、を備え、前記面部と前記外枠部とが前記中間部を介して繋がっている。
「擬毛を植設可能な」とは、人毛や合成繊維で作った人工毛からなる擬毛を植設することが可能なことを意味する。この場合、既知の任意の擬毛植設手段を適用することができる。例えば、ネット状または網状の表面に結毛により擬毛を植設することもできし、合成樹脂からなる人工皮膚等のシート状の部材に、コーティング剤で擬毛を接着して植設することもできるし、シート状の部材に孔をあけて結毛することもできる。
「第1の紐状部材が面部の外側に離間して配置された外枠部」は、面部の周りを(離間して)囲むように配置された、第1の紐状部材が環状に形成されたものも含まれるし、第1の紐状部材によってこのような環の一部が形成され、第1の紐状部材の両端部が面部と繋がったものも含まれる。外枠部は滑らかな曲線で構成されることが好ましいが、用途に応じては、直線部や曲率半径の小さな曲線を含む場合もあり得る。
更に、1本の第2の紐状部材を波形に配置することで中間部を形成できるので、例えば、波形のピッチ等を変えることによって、使用者の自毛の状態や用途等に対応させて、容易に様々なバリエーションを得ることができ、特定形状の部材を作る必要がないので、かつらベースの製造コストを低減できる。
前記外枠部の前記第1の紐状部材及び前記中間部の前記第2の紐状部材の連結部分の少なくとも一部において、互いの位置を変更可能な状態で繋がっている。
なお、外枠部の第1の紐状部材及び中間部の第2の紐状部材の連結部分において、互いの位置を変更可能な状態で繋げる手段としては、後述するものを含め任意の手段を用いることができる。
なお、紐状部材の配置の変更については、第2の紐状部材の位置変更だけでなく、それに応じた外枠部の第1の紐状部材の位置変更も考えられる。
前記第2の紐状部材により形成される外側を頂部とする前記波形の該頂部の内側に、前記第1の紐状部材が配置されている。
前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が、可撓性を有しかつ変形形状を保持可能である。
前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が中空の筒状に形成され、内部に可撓性を有しかつ変形形状を保持可能な芯材が挿入されている。
前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材において、表面の周方向の任意の位置に擬毛を植設可能である。
前記面部並びに前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が、ネット状または網状の表面を有する。
本実施態様では、面部や紐状部材がネット状または網状の表面を有するので、結毛する、つまり擬毛をネットまたは網の枠部材(フィラメント)に捲回して結着固定することができる。よって、確実に擬毛を植設することができ、更に、通気性を持たせることができるので、かつらを装着したときに蒸れることを防ぐことができる。
前記中間部を構成する前記第2の紐状部材と前記面部とが固定されている。
前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材に同じ擬毛を植設することによって、前記中間部と前記外枠部とを固定する。
次に、本発明の実施態様のかつらベース及びこのカツラベースを用いたかつらついて、以下に図面を用いながら詳細に説明する。
かつらベースは、かつらを構成する主要部材であり、人毛、人工毛等からなる擬毛を、このかつらベースに植設することにより、かつらが形成される。かつらベースの擬毛が植設されていない側の面が、頭部と接する装着面となる。
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の1つの実施形態に係るかつらベースの説明を行う。ここで、図1は、発明の1つの実施形態に係るかつらベース2を示す模式的な平面図であり、図2(a)は、図1の矢印Aから見た斜視図であって、外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの連結部分の構造の1つの実施形態を示す図である。更に、一部、第1の紐状部材10aの断面(図2(a)参照)及び第2の紐状部材10bの断面(図2(b)参照)も示されている。
本実施形態に係るかつらベース2は、図1に示すように、擬毛を植設可能な面を有する面部4と、擬毛を植設可能な第1の紐状部材10aが、面部4の外側に離間して配置された外枠部6と、擬毛を植設可能な第2の紐状部材10bが、離間した面部4と外枠部6との間で波形に配置された中間部8と、を備える。また、面部4と外枠部6とが中間部8を介して繋がっている。
本実施形態の面部4は、図1に示すように、合成樹脂材料や天然材料からなるネット素材から構成されていて、ネット状の表面を有し、ネットのメッシュの開口に擬毛を通して、メッシュの枠部材(フィラメント)に結びつけて植設することができる。本実施形態では、2枚のネット素材を重ねて、その周囲部を縫い合わせることによって面部4を構成している。このような構成により、通気性を持たせることができるので、かつらを装着したときに蒸れることを防ぐことができる。更に、2枚のネット素材を重ね合わせることによって、かつらベースとして十分な強度を有することができる。擬毛の結び目を2枚のネット素材の間に配置することによって、擬毛が抜けたり損傷したりすることを防ぎ、使用者が装着したときに、結び目が頭部に当たる不具合を防ぐことができる。
なお、これに限られるものではなく、少なくとも、擬毛を植設する側にネット状の表面を有していればよく、用途に応じて、2枚のネット素材の間にシートや布を配置することも可能である。
ネット素材を筒状に形成する方法としては、合成樹脂等で形成する場合には、金型を用いて一体成形することができるし、合成樹脂材や天然材からなるシート状のネット素材を筒状に巻いて、両端部を溶着または縫着して形成することもできる。この筒状になったネット素材において、ネットのメッシュの開口に擬毛を通して、メッシュの枠部材(フィラメント)に結びつけて植設することができる。なお、第1の紐状部材10a及び第2の紐状部材10bとして、同じ材質、構造のものを用いていることもできるし、材質や形状が異なるものを用いることもできる。例えば、第1の紐状部材及び第2の紐状部材で、メッシュのピッチの異なるネット素材を用いることが考えられる。
同様に、面部4及び紐状部材10a、10bについても、メッシュのピッチが同一なネット素材を用いることもできるし、メッシュのピッチが異なるネット素材を用いることもできる。
以上のように、面部4や紐状部材10a、10bがネット状または網状の表面を有するので、結毛する、つまり擬毛をネットまたは網の枠部材(フィラメント)に捲回して結着固定することができる。よって、確実に擬毛を植設することができ、更に、通気性を持たせることができるので、かつらを装着したときに蒸れることを防ぐことができる。
なお、図1に示す面部4の形状は一例であって、使用者の毛髪の状態等に合わせて、任意の大きさ、任意の形状の面部4を採用することができる。
ただし、外枠部6の形状は、上記の限られるものではなく、例えば、第1の紐状部材10aによって環が形成され、その環が面部4の周りを(離間して)囲むように配置された場合もあり得る。
図3から図5に示すかつらでは、面部4に擬毛を密集して植設し、外枠部6及び中間部8では、第1の紐状部材10a及びの第2の紐状部材10bにだけ擬毛を植設するので、中間部8における植設された擬毛の密度は、面部4よりも低くなっている。
よって、第2の紐状部材10b(場合によっては、第1の紐状部材10aも)に植設された擬毛14と自毛30とを混在させて配置することができる。これにより、擬毛14と自毛30との間の違和感を減らすとともに、引き出した自毛30により、頭に装着したかつら20を安定して保持することができる。
なお、矢印Bに示す空間を更に詳細に述べれば、第2の紐状部材10bにより形成された外側を頂点とする波形、面部4及び第1の紐状部材10aで形成された外枠部6で囲まれた7箇所の空間である。矢印Cに示す空間を更に詳細に述べれば、第2の紐状部材10bにより形成された内側を頂点とする波形(両端はその一部)、面部4及び第1の紐状部材10aで形成された外枠部6で囲まれた8箇所の空間である。
なお、自毛を引き出した後に、自毛を波形の頂部側に移動させて位置を調整することもできる。また、第2の紐状部材10bが変形可能な場合には、波形の空間を広げて自毛を引き出すこともできし、底部側を絞り、中央部の空間を拡げた波形を採用することもできる。
図1に示すように、中間部8では、波形が滑らかな曲線で構成されているので、自然で美しい毛並みを得ることができ、擬毛14と自毛30とが自然に混ざり合う外観を実現できる。
更に、1本の第2の紐状部材10bを波形に配置することで中間部8を形成できるので、例えば、波形のピッチ等を変えることによって、使用者の自毛の状態や用途等に対応させて、容易に様々なバリエーションを得ることができる。
また、特定形状の部材を作る必要がないので、かつらベース2及びかつら20の製造コストを低減できる。
本実施形態のカツラベース2の構造を更に詳細に説明すると、図1の矢印Aから見た斜視図である図2(a)に示すように、第2の紐状部材10bにより形成される外側を頂部とする波形の頂部の内側、つまり波状に配置された紐状部材10bの外周側の波頂部の内側に、外枠部6の第1の紐状部材10aが配置されている。
特に、本実施形態では、図2(a)に示すように、第2の紐状部材10bにより形成される外側を頂部とする波形の頂部の内側に、外枠部6の第1の紐状部材10aが配置されているので、シンプルな構造で、確実に互いの位置を変更可能な状態での連結を実現できる。
なお、外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの連結部分において、互いの位置を変更可能な状態で繋げる手段としては、図2(a)に示すものに限られず、その他の任意の手段を用いることができる。その一例を、図8を用いて追って詳細に説明する。
可撓性を有しかつ変形形状の保持可能な芯材12としては、形状記憶可能な樹脂材料や、金属材料を用いることができる。
特に、本実施形態では、図2(a)、(b)に示すように、紐状部材10a、10bが中空の筒状に形成され、内部に可撓性を有しかつ変形形状を保持可能な芯材12が挿入されているので、容易かつ確実に可撓性を有しかつ変形形状を保持可能な紐状部材10a、10bを提供できる。
よって、本実施形態では、使用者の自毛の状態や用途等に対応させて、自然な毛髪の外観が得られるような最適な擬毛の配置を実現できる。つまり、混在させた自毛との違和感を与えずに、自然で美しい毛並みを実現できる。
本実施形態では、中間部8を構成する第2の紐状部材10bが面部4に固定されているが、これに限られるものではなく、中間部8を構成する第2の紐状部材10b及び面部4の少なくとも一部において、互いの位置を変更可能な状態で繋がるようにすることもできる。
次に、図3から図5を用いて、上述のかつらベース2に擬毛を植設することによって形成されたかつら20の説明を更に詳細に行う。
図4に示すように、面部4の一方の表面に擬毛14を植設し、図5に示すように、外枠部6や中間部8を構成する紐状部材10a、10bの表面に擬毛を植設する。具体的には、面部4及び紐状部材10a、10bのネット状の表面に、結毛により擬毛14を植設する。つまり、擬毛14をネットの枠部材(フィラメント)に捲回して結着固定する。結毛方法に関する更に詳細な説明は省略するが、本実施形態では、既知の任意の結毛方法を用いることができる。
また、結毛による擬毛の植設だけでなく、合成樹脂を加工した人工皮膚等のシート状の部材に、コーティング剤で擬毛を接着して植設することもできるし、シート状の部材に孔をあけて結毛することもできる。本実施形態では、既知のその他の任意の擬毛の植設手段を用いることができる。なお、図4及び図5においては、1つの植設箇所に1本の擬毛が植設されている態様が示されているが、これに限られるものではなく、1つの植設箇所に2本の擬毛が植設されている場合や、それ以上の本数の擬毛が植設されている場合もあり得る。
自毛30を引き出すことによって、擬毛14と自毛30とが混在一体となって区別がつかなくなる。これにより、擬毛14と自毛30との間の違和感を減らすことができ、より自然な外観を得ることができる。更に、自毛30を中間部8の空間に引き出すことによって、かつら20を頭部により確実に固定することができるので、かつらがずれたり外れたりする虞を減らすことができる。
外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの接合部分の構造について、以下に、図6から図8を用いてのその他の実施形態の説明を行う。
図6に示す実施形態に係るかつらベース2も、中間部8の第2の紐状部材10bによって、外側を頂部とする7つの波形が形成されている。図1に示す実施形態では、外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの全ての接合部分において、互いの位置を変更可能な状態で繋がっているが、本実施形態では、7つの波形のうち、1つおきに、頂部が外枠部6の第1の紐状部材10aに固定された波形と、頂部が外枠部6の第1の紐状部材10aと繋がっていない(非連結)の波形とを有する。
波形の頂部と外枠部6の第1の紐状部材10aとの間の固定方法としては、例えば、縫い合わせて両者を固定することもできるし、接着等によって両者を固定することもできるし、固定部材を用いて固定することもできる。
これによって、余計な縫い合わせ工程や、接着工程や、余分な固定部材を用いる必要がなく、低い製造コストで合理的に、波状に配置された中間部8の第2の紐状部材10bにより形成された外周側の波頂部と、外枠部6の第1の紐状部材10aとを固定することができる。
図7に示す実施形態に係るかつらベース2も、中間部8の第2の紐状部材10bによって、外側を頂部とする7つの波形が形成されている。図1に示す実施形態では、外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの全ての接合部分において、互いの位置を変更可能な状態で繋がっているが、本実施形態では、7つの波形のうち、外枠部6の第1の紐状部材10aに固定された波形と、外枠部6の第1の紐状部材10aと非連結の波形と、外枠部6の第1の紐状部材10aと互いの位置を変更可能な状態で繋がっている波形とを有する。
第2の紐状部材10bにより形成された波形の頂部と外枠部6の第1の紐状部材10aとの間の連結部分に関して、図7に示す実施形態はあくまで一例であり、固定、相対位置変更可能な連結及び非連結について、それらの全てを、またはそれらの一部を任意に組み合わせることができる。
互いの位置を変更可能な状態で繋がっている波形において、波状に配置された中間部8の第2の紐状部材10bや、外枠部6の第1の紐状部材10aを自由に変形させることができる。更に、外枠部6の第1の紐状部材10aと連結されていない波形において、波状に配置された中間部8の第1の紐状部材10aや、外枠部6の第2の紐状部材10bをより自由に変形させることができる。よって、用途やタイミングに応じて、様々なバリエーションに対応することができる。また、様々な頭部の形状や、自毛の生え具合に対応させて、最適な配置を行うことができる。
図8には、外枠部6の第1の紐状部材10a及び中間部8の第2の紐状部材10bの連結部分において、両者が互いの位置を変更可能な状態で繋がっている構造のその他の実施形態を示す。
本実施形態では、外枠部6の第1の紐状部材10aと中間部8の第2の紐状部材10bとが、リング状の連結部材16によって、互いの位置を変更可能な状態で繋がっている。リング状の連結部材16は、例えば、合成樹脂や金属材料を用いて形成することができる。連結部材16に切れ込み部分を設けておき、連結部材16を弾性的にねじって、切れ込み部にできた隙間から、第1の紐状部材10a及び第2の紐状部材10bをリング内に通すことができる。また、紐状の部材を結んで輪にすることにより、図8に示すようなリング状の連結部材16を設けることもできる。必要に応じて、リング状の連結部材16がネット状または網状の表面を有するようにして、連結部材16に擬毛を植設することも考えられる。
はじめに、図9から図15を用いて、本発明の実施例1に係るかつらベースを説明する。実施例1に係るかつらベースは、中間部において、第2の紐状部材によって10個の波形が形成されている。また、外枠部と繋がった面部の外周部分に波形の形状を有する。
ここで、図9は、本発明の実施例1に係るかつらベースを示す正面図であり、図10は背面図であり、図11は平面図であり、図12は底面図であり、図13は右側面図であり、図14は左側面図であり、図15は斜視図である。
次に、図16から図22を用いて、本発明の実施例2に係るかつらベースを説明する。実施例2に係るかつらベースは、中間部において、第2の紐状部材によって12個の波形が形成されている。また、外枠部と繋がった面部の外周部分に略円弧状の形状を有する。
ここで、図16は、本発明の実施例2に係るかつらベースを示す正面図であり、図17は背面図であり、図18は平面図であり、図19は底面図であり、図20は右側面図であり、図21は左側面図であり、図22は斜視図である。
次に、図23から図29を用いて、本発明の実施例3に係るかつらベースを説明する。実施例3に係るかつらベースは、中間部において、第2の紐状部材によって5個の波形が形成されている。また、外枠部と繋がった面部の外周部分に波形の形状を有する。
ここで、図23は、本発明の実施例3に係るかつらベースを示す正面図であり、図24は背面図であり、図25は平面図であり、図26は底面図であり、図27は右側面図であり、図28は左側面図であり、図29は斜視図である。
4 面部
6 外枠部
8 中間部
10a 第1の紐状部材
10b 第2の紐状部材
12 芯材
14 擬毛
16 連結部材
20 かつら
30 自毛
Claims (8)
- 擬毛が植設される面を有する面部と、
擬毛が植設される第1の紐状部材が、前記面部の少なくとも一部の外側に離間して配置された外枠部と、
擬毛が植設される第2の紐状部材が、離間した前記面部と前記外枠部との間で、前記面部側及び前記外枠部側を頂部とする波形に配置された中間部と、
を備え、
前記第2の紐状部材の前記面部側の頂部及び前記面部が固定され、前記第2の紐状部材の前記外枠部側の頂部の少なくとも一部において、前記第2の紐状部材及び前記外枠部の前記第1の紐状部材が互いの位置を変更可能な状態で繋がっていることにより、離間した前記面部と前記外枠部とが前記中間部を介して繋がっていることを特徴とするかつらベース。 - 前記第2の紐状部材の前記外枠部側の頂部の内側に、前記外枠部の前記第1の紐状部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のかつらベース。
- 前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が、可撓性を有しかつ変形形状を保持可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のかつらベース。
- 前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が中空の筒状に形成され、内部に可撓性を有しかつ変形形状を保持可能な芯材が挿入されていることを特徴とする請求項3に記載のかつらベース。
- 前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材において、表面の周方向の任意の位置に擬毛を植設可能であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のかつらベース。
- 前記面部並びに前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材が、ネット状または網状の表面を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のかつらベース。
- 請求項1から6の何れか1項に記載のかつらベースに擬毛が植設されたかつら。
- 前記第1の紐状部材及び前記第2の紐状部材に同じ擬毛が植設されており、これにより前記中間部と前記外枠部とが固定されていることを特徴とする請求項7に記載のかつら。
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