JP6198079B2 - 電磁波遮蔽シート、その製造方法およびこれを備えた内装型アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は紡糸方法を利用してナノウェブ形態に製造される基材の表面に導電性金属層を形成することによって、厚さを薄くすることができ、電磁波遮蔽性能を向上させることができる電磁波遮蔽シート、その製造方法およびこれを備えた内装型アンテナに関する。
最近、携帯用電子機器およびディスプレイ用電子機器の軽薄短小化の傾向が急進展して機器内部品間の信号伝達速度は高速化され、回路基板は高密度の微細回路化が進められることによって隣接回路間の電磁波ノイズ発生に応じた信号干渉現象(EMI、Electromagnetic Interference)の被害が増加する傾向にある。
また、電子機器から発生する電磁波が人体に長期露出する場合、緑内障、生殖能力の低下などの人体に影響を与えることになる。
したがって、現在携帯用電子機器およびディスプレイ用電子機器は電磁波を遮断するために電子機器のケース内面、電磁波を直接発生する回路部品または内装型アンテナの表面に電磁波遮蔽シートを付着して電磁波を遮断するタイプが主に用いられている。
従来の電磁波遮蔽シートは、韓国特許公開第10-2009-0078620号公報(2009年07月20日)に開示されているように、合成樹脂フィルムで形成される基材シートと、基材シートの表面にスパッタリングされる金属蒸着層で構成され、金属蒸着層は銅(Cu)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)およびマンガン(Mn)からなる群から選択された一つ以上の成分を含む。
しかし、このような従来の電磁波遮蔽シートは、基材シートを合成樹脂フィルムで形成するので遮蔽シートの厚さが厚くなり、したがって、携帯電子機器の全体厚さが増加する問題点がある。
また、合成樹脂フィルムの表面に導電性金属を蒸着する場合、導電性金属層の剥離が発生して電磁波遮蔽性能が低下する問題点がある。
本発明の目的は、紡糸方法を利用してナノウェブ形態の基材を製造することによって、厚さを薄くすることができる電磁波遮蔽シートおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、紡糸方法で製造される基材または無気孔紡糸フィルムの表面に導電性金属層を形成することによって導電性金属層が剥離する現象を防止し、電磁波遮蔽性能を向上させることができる電磁波遮蔽シートおよびその製造方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、厚さを薄くすることができ、電磁波遮蔽性能を向上させることができる電磁波遮蔽シートを一体に形成した内装型アンテナを提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は上記で言及した技術的課題に限定されず、言及しないまた他の技術的課題は以下の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明らかに理解されるであろう。
前記目的を達成するために、本発明の電磁波遮蔽シートは、高分子物質を紡糸方法によって繊維筋に紡糸してナノウェブ形態に形成される基材と、前記基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層と、前記基材の他面に形成される粘着層とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートは、高分子物質を紡糸方法によって繊維筋に紡糸してナノウェブ形態に形成される基材と、基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層と、前記基材の他面に形成される無気孔フィルム層と、前記無気孔フィルム層に形成される粘着層とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートは、高分子物質を紡糸方法によって繊維筋に紡糸してナノウェブ形態に形成される第1基材と、第1基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層と、前記第1基材の他面に形成される無気孔フィルム層と、前記無気孔フィルム層に形成されナノウェブ形態を有する第2基材と、前記第2基材に形成される粘着層とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートは、高分子物質を紡糸方法によって繊維筋に紡糸してナノウェブ形態に形成される第1基材と、第1基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層と、前記第1基材の他面に形成されて導電性金属物質が前記第1基材の気孔を通して抜け出ることを防止する無気孔フィルム層と、前記無気孔フィルム層に付着する両面テープとを含み、前記両面テープは無気孔フィルム層の一面に合紙されることを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、離型フィルムに粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階と、前記粘着層に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階と、前記基材の一面に導電性金属層を形成する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、離型フィルムに粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階と、前記粘着層にPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階と、前記無気孔フィルム層に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階と、前記基材に導電性金属層を形成する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、離型フィルムの表面に粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階と、前記粘着層の表面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第1基材を形成する段階と、前記第1基材の表面にPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階と、前記無気孔フィルム層の表面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第2基材を形成する段階と、前記第2基材に導電性金属層を形成する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、ベースフィルムを用意する段階と、前記ベースフィルムの一面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階と、前記ベースフィルムの他面に粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階と、前記基材に導電性金属層を形成する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、PU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階と、前記無気孔フィルム層の一面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第1基材を形成する段階と、前記第1基材に導電性金属をスパッタリングして導電性金属層を形成する段階と、前記無気孔フィルム層の他面に両面テープを合紙する段階とを含むことを特徴とする。
本発明の内装型アンテナは、アンテナパターンが形成されたFPCBと、前記FPCBに積層されるフェライトシートと、前記フェライトシートに積層される電磁波遮蔽シートとを含むことを特徴とする。
前記のように、本発明の電磁波遮蔽シートは、紡糸方法を利用して多数の気孔を有するナノウェブ形態の基材を製造することによって厚さを薄くすることができる。
また、本発明の電磁波遮蔽シートは、基材または無気孔紡糸フィルムの表面に導電性金属層を形成して導電性金属層が剥離する現象を防止し電磁波遮蔽性能を向上させることができる。
また、本発明の内装型アンテナは厚さを薄くすることができ、電磁波遮蔽性能を向上させることができる電磁波遮蔽シートが一体に形成される。
本発明の第1実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明の第1実施例による基材の拡大図である。 本発明の第2実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明の第3実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明の第4実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明の第5実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明の第6実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。 本発明による内装型アンテナの断面図である。 本発明の第1実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。 本発明の第2実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。 本発明の第4実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。
以下、添付図面を参照して本発明による実施例を詳しく説明する。この説明過程で、図面に示した構成要素の大きさや形状などは、説明の明瞭性と便宜のために誇張されて示されることがある。また、本発明の構成および作用を考慮して、特に定義されている用語は使用者や運用者の意図または慣例によって異なる。したがって、このような用語に対する定義は、本明細書全体の内容に基づいて下されるべきである。
図1は本発明の第1実施例による電磁波遮蔽シートの断面図であり、図2は本発明の第1実施例による基材の拡大図である。
第1実施例による電磁波遮蔽シートは高分子物質を電気紡糸して超極細繊維筋に作って、この繊維筋を蓄積してナノウェブ(nano web)形態に形成される基材10と、基材10の一面に積層される粘着層20と、基材10の他面に形成される導電性金属層30とを含む。
基材10は高分子物質を紡糸方法によって超極細繊維筋14を作って、この超極細繊維筋14が蓄積されて多数の気孔12を有するナノウェブ形態に製造される。
ここで、繊維筋14の直径は0.1〜3.0um範囲とすることが好ましい。
本発明に適用される紡糸方法としては、一般電気紡糸(electrospinning)、空気電気紡糸(AES:Air−Electrospinning)、電気噴射(electrospray)、電気噴射紡糸(electrobrown spinning)、遠心電気紡糸(centrifugal electrospinning)、フラッシュ電気紡糸(flash−electrospinning)のうちいずれか一つを使用することができる。
つまり、本発明の基材10および粘着層20は超極細繊維筋が蓄積された形態に作ることができる紡糸方法のうち、いかなる紡糸方法も適用可能である。
基材10を作るために使用される高分子物質としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ(ビニリデンフルオライド−co−ヘキサフルオロプロピレン)、パーフルオロポリマー、ポリ塩化ビニルまたはポリ塩化ビニリデンおよびこれらの共重合体およびポリエチレングリコールジアルキルエーテルおよびポリエチレングリコールジアルキルエステルを含むポリエチレングリコール誘導体、ポリ(オキシメチレン−オリゴ−オキシエチレン)、ポリエチレンオキサイドおよびポリプロピレンオキシドを含むポリオキシド、ポリビニルアセテート、ポリ(ビニルピロリドン−ビニルアセテート)、ポリスチレンおよびポリスチレンアクリロニトリル共重合体、ポリアクリロニトリルメチルメタクリレート共重合体を含むポリアクリロニトリル共重合体、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルメタクリレート共重合体およびこれらの混合物が挙げられる。
基材10は紡糸方法で製造されるので高分子物質の紡糸量によって厚さが決定される。したがって、基材10の厚さを所望の厚さに作りやすい長所がある。つまり、高分子物質の紡糸量を少なくすれば基材10の厚さを薄く作ることができ、高分子物質の紡糸量が増加すれば基材10の厚さを厚く作ることができる。
このように、基材10は紡糸方法によって製造されるので高分子物質の紡糸量により厚さを自由に調節することができ、既存の合成樹脂フィルムや不織布などを使うときに比べて厚さをはるかに薄くすることができる。
粘着層20は基材10を作る方法と同一の紡糸方法によって製造される。つまり、粘着層20は粘着剤と溶媒を混合して電気紡糸に適した粘度の粘着物質を作って、この粘着物質を紡糸方法で基材10の一面に紡糸して形成される。
このとき、粘着層20は粘着物質の紡糸量によって厚さが決定される。したがって、粘着層20の厚さを自由にすることができる。
そして、粘着層20は超極細繊維筋形態に紡糸されて基材10の表面に積層されるが、粘着物質が基材10の気孔12に流入して基材10と粘着層20の間の粘着強度を増加させる。
また、粘着層20が基材10の気孔12に流入することによって粘着剤の量を増加させることができて同じ厚さの粘着層20に形成する際に粘着力を増加させることができる。
粘着層20の表面には粘着層20を保護するための離型フィルム40が付着する。
導電性金属層30は基材10の表面に、例えば、スパッタリング方法のような蒸着工程によって形成されるが、基材10の表面に導電性金属層30を形成する方法はスパッタリング法以外に化学気相蒸着法やその他導電性金属層を形成することができる多様な方法を適切に選択することができる。また、導電性金属層30を構成する金属の種類においては銅(Cu)、アルミニウム(Al)などのように電気伝導性を有する金属材質であれば特に制限はない。
このように、導電性金属層30はナノウェブ形態の基材10に形成されるため、基材10に含まれている多数の気孔12に金属物質が流入して堅固な結合が可能で導電性金属層30の剥離を防止することができ、よって、電磁波遮蔽性能を向上させることができる。
図3は本発明の第2実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。
第2実施例による電磁波遮蔽シートは高分子物質を電気紡糸して超極細繊維筋に作って、この繊維筋を蓄積してナノウェブ(nano web)形態に形成される基材10と、基材10の一面に形成される導電性金属層30と、基材10の他面に積層される無気孔フィルム層16と、無気孔フィルム層16に積層される粘着層20とを含む。
基材10および粘着層20は前記一実施例で説明した基材10および粘着層20と同一であるので、その説明は省略する。
無気孔フィルム層16はPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を電気紡糸方法によって超極細繊維筋に作って、繊維筋を蓄積すればPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が溶媒に溶けながら別途の熱処理なしに気孔のない無気孔形態に形成される。
つまり、無気孔フィルム層16はPUやTPUなど溶媒に溶けるゴム成分が含まれている高分子物質を使用して電気紡糸すれば溶媒に溶けながら気孔のない無気孔タイプのフィルムで製造される。
ここで、無気孔フィルム層16は基材10に積層されて基材10の表面を遮断する役割を果たして基材10に形成される導電性金属層30の金属物質が基材10の気孔12を通じて抜け出ることを防止し、金属物質の集積度を高めて遮蔽効率を向上させる役割を果たす。
また、粘着層20を基材10に直接積層するようになると基材10に形成される気孔12に粘着物質が浸透するようになって基材10の強度が弱くなる恐れがあるが、無気孔フィルム層16が粘着層20と基材10の間に積層されて粘着物質が基材10の気孔12に浸透することを防止して基材10の強度を維持することができる。
このとき、粘着層20は無気孔フィルム層16に形成されるので粘着力が弱くなる恐れがあるが、粘着層20の粘着力を高めることができるように粘度が低い粘着物質で形成する。
図4は本発明の第3実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。
第3実施例による電磁波遮蔽シートは高分子物質を電気紡糸して超極細繊維筋に作って、この繊維筋を蓄積してナノウェブ(nano web)形態に形成される第1基材22と、第1基材22の一面に積層される粘着層20と、第1基材22の他面に積層される無気孔フィルム層16と、無気孔フィルム層16に積層される第2基材24と、第2基材24に形成される導電性金属層30とを含む。
このような第3実施例による電磁波遮蔽シートは、基材を第1基材22と第2基材24とで構成し、第1基材22と第2基材24の間に無気孔フィルム層16が積層される構造を有する。
第1基材22、第2基材24および粘着層20は前記第1実施例で説明した基材10および粘着層20の構成と同一であるので、その説明は省略する。
無気孔フィルム層16はPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を電気紡糸方法によって超極細繊維筋に作って、繊維筋を蓄積すればPU(Polyurethane)やTPU(Thermoplastic polyurethane)が溶媒に溶けながら別途の熱処理なしに気孔のない無気孔形態に形成される。
このような第3実施例による電磁波遮蔽シートは第2基材24の一面に導電性金属層30を形成すれば、導電性金属物質が第2基材24に形成された気孔12に浸透して蒸着力を向上させる。そして、第2基材24の他面に無気孔フィルム層16が形成されて導電性金属物質が第2基材の気孔を通して抜け出ることを防止し、金属物質の集積度を高めて遮蔽性能を向上させる。
そして、第1基材の一面に粘着層20が形成されるので粘着物質が第1基材22の気孔12に浸透して粘着力を向上させる。そして、第1基材の他面に無気孔フィルム層16が形成されるので、第1基材22に浸透した粘着物質が第2基材24に流入することを防止する。
このように、第3実施例による電磁波遮蔽シートは電磁波遮蔽性能を向上させながら粘着力を増加させることができる長所を有する。
図5は本発明の第4実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。
第4実施例による電磁波遮蔽シートは基材の役割を果たすベースフィルム110と、ベースフィルム110の一面に高分子物質を電気紡糸して超極細繊維筋が蓄積されて多数の気孔を有するように形成されるナノウェブ層120と、ナノウェブ層120に形成される導電性金属層30と、ベースフィルム110の他面に積層される粘着層20とを含む。
ベースフィルム110は遮蔽シートの強度を維持する基材の役割を果たし、一面にナノウェブ層120を電気紡糸によって形成することができ、他面に粘着層20を形成することができる樹脂材質であればいかなる材質も適用可能である。このようなベースフィルム110はPET(Polyethylene phthalate)フィルムが用いられる。
ナノウェブ層120は第1実施例で説明した基材10と同様な方法で形成され多数の気孔12を有する。そして、粘着層20は第1実施例で説明した紡糸方法で形成することができ、紡糸方法以外にコーティングなどの方法で積層することも可能である。
このような第4実施例による電磁波遮蔽シートはPETフィルムなどで形成されるベースフィルム110が基材として使用され、ベースフィルム110の一面にナノウェブ層120を形成し、他面には粘着層20を形成する。
このような電磁波遮蔽シートはベースフィルム110の強度によって電磁波遮蔽シートの強度を強化させることができ、ナノウェブ層120に導電性金属層30を形成する際に金属物質がベースフィルム110によって詰まるようになってナノウェブ層120の気孔を通して抜け出ることが防止され、ベースフィルム110に粘着層20が形成されるので粘着物質がナノウェブ層120の気孔に浸透することを防止することができる。
このように構成される第1実施例乃至第4実施例による電磁波遮蔽シートは導電性金属層が形成される基材と粘着層を電気紡糸装置を利用して1回の工程で製造することができ、導電性金属層が形成される基材と粘着層をそれぞれ別途の電気紡糸装置で製造した後、以後のロール圧着工程で合紙して製造することも可能である。
図6は本発明の第5実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。
第5実施例による電磁波遮蔽シートは無気孔フィルム層16と、無気孔フィルム層16の一面に形成されるナノウェブ(nano web)形態の第1基材26と、第1基材26に形成されて電磁波遮蔽の役割を果たす導電性金属層30と、無気孔フィルム層16の他面に付着する両面テープ140とを含む。
第5実施例による電磁波遮蔽シートは無気孔フィルム層16、第1基材26および導電性金属層30は一つの電気紡糸装置で一体に形成され、両面テープ140は他の電気紡糸装置で形成し、無気孔フィルム層の他面に両面テープを配置した後、熱圧着などの方法で合紙して製造する。
無気孔フィルム層16は前記第2実施例で説明したような電気紡糸方法で製造することができ、PETフィルムに代替することも可能である。
第1基材26と、第1基材26に形成される導電性金属層30は前記第1実施例で説明した基材10および導電性金属層30と同一である。
両面テープ140はナノウェブ(nano web)形態の第2基材28と、第2基材28の一面に形成され無気孔フィルム層16の他面に付着する第1粘着層32と、第2基材28の他面に形成される第2粘着層34とを含む。
両面テープ140は前記第1実施例で説明した基材10および粘着層20のように、第2基材28を電気紡糸方法によってナノウェブ形態に形成し、第2基材28の一面に電気紡糸方法によって第1粘着層32を形成し、第2基材28の他面には電気紡糸方法によって第2粘着層34を形成する。
また、両面テープ140はこのような構造以外にPETフィルムを第2基材として使用し、PETフィルムの一面に第1粘着層をコーティングして形成し、PETフィルムの他面に第2粘着層をコーティングして形成する方法も適用可能である。
その他に、両面テープは両面に粘着力が発生できるいかなる両面粘着テープも適用可能である。
このような、第5実施例による電磁波遮蔽シートは導電性金属層30が形成されるナノウェブ形態の第1基材26と粘着層を形成する両面粘着テープ140をそれぞれ別途に分離して製造した後、合紙工程を通して一体に形成することによって、粘着物質が第1基材26に浸透することを防止することができる。
図7は本発明の第6実施例による電磁波遮蔽シートの断面図である。
第6実施例による電磁波遮蔽シートはナノウェブ(nano web)形態に形成される基材10と、基材10の一面に形成されて電磁波遮蔽役割を果たす導電性金属層30と、基材10の他面に積層される第1粘着層44と、第1粘着層44に積層される第2粘着層42とを含む。
ここで、第1粘着層44は粘度が高い粘着層であり、第2粘着層42は第1粘着層44に比べて相対的に粘度が低い粘着層である。
基材10に粘度が高い粘着層を積層すれば基材10に形成される気孔12に吸収される粘着物質の量が相対的に少なくなるので基材10の形態を維持しやすく、よって、基材10の強度を強くすることができる。
したがって、基材10の表面に粘度が高い第1粘着層44を積層して基材10の強度を強化させる。
そして、粘着層の粘度が高ければ粘着力が低下するが、粘着力の低下を防止するために粘度が高い第1粘着層44の表面に粘度が低い第2粘着層42を積層して粘着力を強化させる。
このような第6実施例による電磁波遮蔽シートは基材10の表面には粘度が高い第1粘着層44を積層して基材10の強度を強化させ、第1粘着層44の表面に粘度が低い第2粘着層42を積層して粘着力を強化させる。
図8は本発明による内装型アンテナの断面図である。
内装型アンテナはアンテナパターンが形成されたFPCB86と、透磁率を高めるようにFPCB86に積層されるフェライトシート82と、フェライトシート82に積層される電磁波遮蔽シート2とを含む。
ここで、FPCB86の一面にはアンテナを電子機器に付着するための第1両面テープ88が付着し、FPCB86とフェライトシート82の間には二つの部材の間を粘着させる第2両面テープ84が付着する。
そして、電磁波遮蔽シート2の表面にはアンテナを保護するためのカバー層80が積層される。
電磁波遮蔽シート2は前記第1実施例乃至第6実施例で説明した電磁波遮蔽シートのうちのいずれか一つが適用される。
図9は本発明の一実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。
本発明の電気紡糸装置は粘着物質と溶媒を混合して貯蔵する第1ミキシングタンク(Mixing Tank)50と、高分子物質と溶媒を混合して貯蔵する第2ミキシングタンク52と、高電圧発生器が連結され第1ミキシングタンク50と連結されて超極細繊維筋18を紡糸して粘着層30を形成する第1紡糸ノズル54と、高電圧発生器と連結され第2ミキシングタンク52と連結されて超極細繊維筋14を紡糸して基材10を形成する第2紡糸ノズル56と、第1紡糸ノズル54および第2紡糸ノズル56から紡糸される超極細繊維筋14、18が蓄積されるコレクタ58とを含む。
第1ミキシングタンク50には粘着剤と溶媒を均等に混合すると共に粘着物質が一定の粘度を維持するようにする第1撹拌機62が備えられ、第2ミキシングタンク52には高分子物質と溶媒を均等に混合すると共に高分子物質が一定の粘度を維持するようにする第2撹拌機64が備えられる。
コレクタ58は第1紡糸ノズル54および第2紡糸ノズル56から紡糸される超極細繊維筋が捕集されるものであって、コンベヤーに形成されて第1紡糸ノズル54によって作られた粘着層30を第2紡糸ノズル56に移動させて粘着層20の表面に基材10を積層する。
コレクタ58と紡糸ノズル54、56の間に90〜120Kvの高電圧静電気力を印加することによって超極細繊維筋14、18が紡糸されるようにする。
ここで、第1紡糸ノズル54、第2紡糸ノズル56は複数配列されており、一つのチャンバー内部に順次に配置されることができ、それぞれ異なるチャンバーに配置されることもできる。
第1紡糸ノズル54と第2紡糸ノズル56にはそれぞれエアー噴射装置60が備えられて紡糸ノズル54、56から紡糸される繊維筋14、18にエアーを噴射して繊維筋14、18が飛ばされずにコレクタ58に円滑に捕集されるようにする。
コレクタ58の前方には離型フィルム40が巻かれた離型フィルムロール70が配置されてコレクタ58に離型フィルム40が供給される。
コレクタ58の一側には基材10と粘着層30を加圧して一定の厚さに作る加圧ローラ72が備えられ、加圧ローラ72を通過しながら加圧された基材10および粘着層20が巻かれるシートロール74が備えられる。
以下、このように構成される電気紡糸装置を利用して電磁波遮蔽シートを製造する工程について説明する。
離型フィルムロール70からコレクタ58に離型フィルム40を供給する。
そして、コレクタ58と第1紡糸ノズル54の間に高電圧静電気力を印加することによって第1紡糸ノズル54からコレクタ58の上面に粘着物質を超極細繊維筋18に作って紡糸する。そうすれば、離型フィルム40の表面に超極細繊維筋18が捕集されて粘着層20が形成される。
このとき、第1紡糸ノズル54に設けられたエアー噴射装置60から繊維筋18を紡糸する際に繊維筋18にエアーを噴射して繊維筋18が飛ばされずにコレクタ58の表面に捕集および集積されるようにする。
そして、粘着層20の製造が完了すると、コレクタ58が駆動されて粘着層20が第2紡糸ノズル56の下部に移動しコレクタ58と第2紡糸ノズル56の間に高電圧静電気力を印加することによって第2紡糸ノズル56から粘着層20の表面に高分子物質を超極細繊維筋14に作って紡糸する。そうすれば、粘着層20の表面に超極細繊維筋14が捕集されてナノウェブ形態の基材10が形成される。
このとき、同様に第2紡糸ノズル56に設けられたエアー噴射装置60から繊維筋14にエアーを噴射して繊維筋14が飛ばされずに粘着層20の表面に捕集および集積されるようにする。
このように、完成したシートは加圧ローラ72を通過しながら一定の厚さに加圧された後にシートロール74に巻かれる。
シートロール74に巻かれたシートを導電性金属層30を形成する場所に移動させた後、基材10の表面に導電性金属層30を形成(スパッタリング)する。導電性金属層30を形成する際に基材10はナノウェブ形態であるため、金属物質が基材10の気孔12に浸透して導電性金属層30の金属物質の量を増加させることができる。つまり、電磁波遮蔽シートの厚さが同一である場合、導電性金属層30の金属物質の量を増加させることができて電磁波遮蔽性能を向上させる。
そして、ナノウェブ形態の基材10表面に導電性金属層30を形成するので導電性金属層30が基材10から剥離する現象を防止することができる。
図10は本発明の第2実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。
第2実施例による電気紡糸装置は、粘着物質と溶媒を混合して貯蔵する第1ミキシングタンク(Mixing Tank)50と、PUやTPUが含まれている高分子物質と溶媒を混合して貯蔵する第2ミキシングタンク52と、高分子物質と溶媒を混合して貯蔵する第3ミキシングタンク53と、高電圧発生器が連結され第1ミキシングタンク50と連結されて超極細繊維筋18を紡糸して粘着層20を形成する第1紡糸ノズル54と、高電圧発生器と連結され第2ミキシングタンク52と連結されて超極細繊維筋14を紡糸して無気孔フィルム層を形成する第2紡糸ノズル56と、高電圧発生器と連結され第3ミキシングタンク53と連結されて超極細繊維筋13を紡糸して基材10を形成する第3紡糸ノズル57と、第1紡糸ノズル54、第2紡糸ノズル56および第3紡糸ノズル57から紡糸される超極細繊維筋13、14、18が蓄積されるコレクタ58とを含む。
以下、このように構成される第2実施例による電気紡糸装置の電磁波遮蔽シートの製造方法について説明する。
離型フィルムロール70からコレクタ58に離型フィルム40を供給する。
そして、コレクタ58と第1紡糸ノズル54の間に高電圧静電気力を印加することによって第1紡糸ノズル54からコレクタ58の上面に粘着物質を超極細繊維筋18に作って紡糸すれば離型フィルム40の表面に粘着層20が形成される。
そして、粘着層20の製造が完了すると、コレクタ58が駆動されて粘着層20が第2紡糸ノズル56の下部に移動しコレクタ58と第2紡糸ノズル56の間に高電圧静電気力を印加することによって第2紡糸ノズル56から粘着層20にPUやTPUが含まれている高分子物質を繊維筋14に作って紡糸すれば粘着層20に無気孔フィルム層16が形成される。
そして、コレクタ58が駆動されて無気孔フィルム層16が第3紡糸ノズル57の下部に移動しコレクタ58と第3紡糸ノズル57の間に高電圧静電気力を印加することによって第3紡糸ノズル57から無気孔フィルム層16に高分子物質を繊維筋13に作って紡糸すれば無気孔フィルム層16に基材10が形成される。
このように完成したシートは加圧ローラ72を通過しながら一定の厚さに加圧された後、シートロール74に巻かれる。
そして、基材10の表面に導電性金属層30を形成すれば電磁波遮蔽シートの製造が完了する。
ここで、無気孔フィルム層16はPUやTPUなど溶媒に溶けるゴム成分が含まれている高分子物質が使用されて、電気紡糸すれば溶媒に溶けながら気孔のない無気孔タイプのフィルムで製造されるので、基材10に形成された気孔12に流入した金属物質が気孔12から抜け出ることを防止する。
第3実施例による電磁波遮蔽シートの製造方法は前記第2実施例で説明した製造方法と同一であり、ただし、基材が第1基材22と第2基材24に分離されて形成される。そして、第1基材22と第2基材24の間に無気孔フィルム層16が積層される。
図11は本発明の第4実施例による電磁波遮蔽シートを製造する電気紡糸装置の構成図である。
本発明の第4実施例による電気紡糸装置は、超極細繊維筋を紡糸して基材10を形成する第1紡糸ノズル200と、第1紡糸ノズル200から紡糸される超極細繊維筋が蓄積される第1コレクタ210と、第1コレクタ210の下側に配置されて超極細繊維筋を紡糸して粘着層を形成する第2紡糸ノズル230と、第2紡糸ノズル230から紡糸される超極細繊維筋が蓄積される第2コレクタ220とを含む。
ここで、第1紡糸ノズル200は第1実施例で基材を形成する第2紡糸ノズル56の構成と同一であり、第2紡糸ノズル230は第1実施例で、粘着層を形成する第1紡糸ノズル54の構成と同一であるので、その詳しい説明は省略する。
そして、第1コレクタ210の前方にはベースフィルム110が巻かれた第1ロール240が配置され、第2コレクタ220には電磁波遮蔽シートが巻かれる第2ロール250が配置される。
このように構成される第4実施例による電気紡糸装置を利用して電磁波遮蔽シートを製造する過程を察してみると、まず、ベースフィルム110が第1コレクタ210に移動する。このとき、ベースフィルム110としてはPETフィルムが用いられる。
そして、ベースフィルム110の一面には第1紡糸装置200から高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材10を形成する。そして、基材10が形成されたベースフィルム110は第2コレクタ220に移動する。このとき、第2コレクタ220は第1コレクタ210の下側に配置されるのでベースフィルム110の他面が上へ向かった状態で第2コレクタ220に移動する。
そして、ベースフィルム110の他面には第2紡糸装置230から粘着物質を紡糸して粘着層20を形成する。
そして、基材10に導電性金属層30を形成すれば電磁波遮蔽シートが完成する。
本発明の第5実施例による電磁波遮蔽シートの製造方法を察してみると、まず、第1実施例または第2実施例で説明した電気紡糸装置を利用してPUやTPUが含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層16を形成し、無気孔フィルム層16に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第1基材26を形成する。
そして、両面テープ140を別途に製造した後、無気孔フィルム層16に両面テープ140を合紙する。このとき、合紙方法は圧着ローラを利用した熱融着など多様な方法で合紙することができる。
ここで、両面テープ140は第1実施例または第2実施例で説明した電気紡糸装置を利用して離型フィルムに粘着物質を紡糸して第2粘着層34を形成し、第2粘着層34に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第2基材28を形成し、前記第2基材28の他面に粘着物質を紡糸して第1粘着層32を形成する。
このような両面テープの製造工程は前記第2実施例で説明した電気紡糸装置を利用した製造工程と同一であるので、詳しい説明は省略する。そして、第1基材26に導電性金属層30を形成すれば電磁波遮蔽シートが完成する。
本発明は携帯用をはじめとする各種電子機器のケース内面、電磁波を直接発生する回路部品または内装型アンテナの表面に付着するなどの方法で使用されて電磁波を遮蔽する遮蔽シートとして有用に適用できる。
以上、本発明を特定の望ましい実施例を例にあげて説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で当該発明の属する技術分野で通常の知識を有する者によって多様な変更と修正が可能であろう。

Claims (26)

  1. 高分子物質を紡糸方法によって紡糸してナノウェブ形態に形成される基材、
    前記基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層、および
    前記基材の他面に形成される粘着層を含み、
    前記粘着層は粘着剤と溶媒を混合した粘着物質が電気紡糸方法で紡糸されて形成されることを特徴とする電磁波遮蔽シート。
  2. 前記紡糸方法としては一般電気紡糸(electrospinning)、空気電気紡糸(AES:Air−Electrospinning)、電気噴射(electrospray)、電気噴射紡糸(electrobrown spinning)、遠心電気紡糸(centrifugal electrospinning)、フラッシュ電気紡糸(flash−electrospinning)のうちのいずれか一つが使用されることを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
  3. 前記基材は繊維筋が蓄積されて複数の気孔を有する形態に形成され、前記導電性金属層を形成する導電性金属物質が前記気孔に流入することを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
  4. 前記導電性金属層は電気伝導性を有する金属を基材に形成することを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
  5. 前記粘着層は基材に形成される第1粘着層と、前記第1粘着層に積層される第2粘着層とを含み、
    前記第1粘着層は第2粘着層に比べて相対的に粘度が高く形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
  6. 高分子物質を紡糸方法によって紡糸してナノウェブ形態に形成される基材、
    前記基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層、
    前記基材の他面に形成される無気孔フィルム層、および
    前記無気孔フィルム層に形成される粘着層を含むことを特徴とする電磁波遮蔽シート。
  7. 前記無気孔フィルム層はPU(Polyurethane)またはTPU(Thermoplastic polyurethane)が含まれている高分子物質を紡糸方法によって形成したことを特徴とする請求項に記載の電磁波遮蔽シート。
  8. 前記無気孔フィルム層はPET(Polyethylene phthalate)フィルムが使用されることを特徴とする請求項に記載の電磁波遮蔽シート。
  9. 高分子物質を紡糸方法によって繊維筋に紡糸してナノウェブ形態に形成される第1基材、
    前記第1基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層、
    前記第1基材の他面に形成される無気孔フィルム層、
    前記無気孔フィルム層に形成されナノウェブ形態を有する第2基材、および
    前記第2基材に形成される粘着層を含むことを特徴とする電磁波遮蔽シート。
  10. 前記無気孔フィルム層はPUやTPUが含まれている高分子物質を紡糸方法によって形成したことを特徴とする請求項に記載の電磁波遮蔽シート。
  11. 前記無気孔フィルム層はPETフィルムが使用されることを特徴とする請求項に記載の電磁波遮蔽シート。
  12. 高分子物質を紡糸方法によって紡糸してナノウェブ形態に形成される第1基材、
    前記第1基材の一面に形成されて電磁波を遮蔽する導電性金属層、
    前記第1基材の他面に形成される無気孔フィルム層、および
    前記無気孔フィルム層に付着する両面テープを含み、
    前記両面テープは無気孔フィルム層に圧着ローラによって合紙されることを特徴とする電磁波遮蔽シート。
  13. 前記両面テープは高分子物質を紡糸方法によって紡糸してナノウェブ形態に形成される第2基材と、
    前記第2基材の一面に形成される第1粘着層と、
    前記第2基材の他面に形成される第2粘着層とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シート。
  14. 離型フィルムに粘着層を形成する段階、
    前記粘着層に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階、および
    前記基材に導電性金属層を形成する段階を含み、
    粘着剤と溶媒を混合した粘着物質を電気紡糸方法で紡糸して前記粘着層を形成することを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方法。
  15. 前記粘着層を形成する段階は、コレクタと第1紡糸ノズルの間に高電圧静電気力を印加し第1紡糸ノズルから粘着物質を紡糸することを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  16. 前記基材を形成する段階は、コレクタと第2紡糸ノズルの間に高電圧静電気力を印加し第2紡糸ノズルから高分子物質を紡糸することを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  17. 前記粘着物質または高分子物質を紡糸する際にエアー噴射装置から繊維筋にエアーを噴射することを特徴とする請求項1または1に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  18. 前記粘着層を形成する段階は離型フィルムの表面に粘度が相対的に低い第1粘着層を形成する段階と、
    前記第1粘着層の表面に粘度が相対的に高い第2粘着層を形成する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  19. 離型フィルムに粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階、
    前記粘着層にPUやTPUが含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階、
    前記無気孔フィルム層に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階、および
    前記基材に導電性金属層を形成する段階を含むことを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方法。
  20. 離型フィルムの表面に粘着物質を紡糸して粘着層を形成する段階、
    前記粘着層の表面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第1基材を形成する段階、
    前記第1基材の表面にPUやTPUが含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階、
    前記無気孔フィルム層の表面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第2基材を形成する段階、および
    前記第2基材に導電性金属層を形成する段階を含むことを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方法。
  21. ベースフィルムを用意する段階、
    前記ベースフィルムの一面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の基材を形成する段階、
    前記ベースフィルムの他面に粘着層を形成する段階、および
    前記基材に導電性金属層を形成する段階を含み、
    粘着剤と溶媒を混合した粘着物質を電気紡糸方法で紡糸して前記粘着層を形成することを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方法。
  22. 前記ベースフィルムとしてはPETフィルムが使用されることを特徴とする請求項2に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  23. PUやTPUが含まれている高分子物質を紡糸して無気孔フィルム層を形成する段階、
    前記無気孔フィルム層の一面に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第1基材を形成する段階、
    前記第1基材に導電性金属層を形成する段階、および
    前記無気孔フィルム層の他面に両面テープを合紙する段階を含むことを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方法。
  24. 前記両面テープは離型フィルムに粘着物質を紡糸して第1粘着層を形成する段階、
    前記第1粘着層に高分子物質を紡糸してナノウェブ形態の第2基材を形成する段階、および
    前記第2基材に粘着物質を紡糸して第2粘着層を形成する段階を含むことを特徴とする請求項2に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
  25. アンテナパターンが形成されたFPCB、
    前記FPCBに積層されるフェライトシート、および
    前記フェライトシートに積層される電磁波遮蔽シートを含み、
    前記電磁波遮蔽シートは請求項1乃至1のうちいずれか1項に記載の電磁波遮蔽シートが適用されることを特徴とする内装型アンテナ。
  26. 前記FPCBの一面には第1両面テープが付着し、前記FPCBとフェライトシートの間には第2両面テープが付着することを特徴とする請求項2に記載の内装型アンテナ。
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