JP6196208B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
シート上に画像を形成する画像形成装置がある。シートは、種々のサイズにカットされている。シートは、画像形成装置のプリンタ部に搬送される。シートの搬送機構としては、分離ローラ方式が用いられることが多い。分離ローラ方式では、装置本体は、ピックアップローラ、給紙ローラ、および分離ローラを持つ。分離ローラ方式では、シートは、抽斗状のシート収容部に収容される。シート収容部は、昇降可能な載置トレイを持つ。載置トレイは、ブレーキパッドを持つ。ブレーキパッドは、ピックアップローラと対向する位置に配置される。
シート収容部は、移動可能なサイドフェンスおよびエンドフェンスを持つ。シート収容部は、サイドフェンスおよびエンドフェンスを移動することにより種々のサイズのシートを載置できる。
画像形成装置は、シート収容部内のシートを使い切ると画像形成ができなくなる。画像形成装置は、シート収容部が空かどうかを検知するエンプティ検知機構を持つ。
エンプティ検知機構は、載置面上のシートに上方から当接するアクチュエータと、アクチュエータの移動位置を検出する位置検出センサとを持つことが多い。載置トレイにおいてアクチュエータに対向する位置には、開口が形成される。載置面上にシートがなくなるとアクチュエータが開口を通して下降する。
近年、画像形成装置において封筒などの幅の狭いシートにも画像を形成する要求がある。そこで、幅が狭いシートもシート収容部から搬送するニーズが高まっている。
しかし、シートを分離ローラ方式で搬送する場合、良好な搬送を行うためには、ピックアップローラのローラ幅と、ブレーキバッドの幅とを、ある程度確保する必要がある。ピックアップローラの周囲には、駆動機構を配置する必要があるため、ピックアップローラの側方のスペースには制限がある。このため、幅の狭いシートのエンプティ検知を行おうとすると、アクチュエータおよび開口を設ける十分なスペースが確保できなくなるおそれがある。
エンプティ検知機構を省スペース化するために、光学検知方式等、機械的検知方式以外の検知方式を採用すると、部品コストが増大するおそれがある。
また、従来と大きく異なるエンプティ検知機構を採用すると、シート収容部等の部品構成も大幅に変えなくてはならない。この場合、部品コストが増大するおそれがある。
特開平8−262931号公報 特開2011−57432号公報
本発明が解決しようとする課題は、アクチュエータを用いたエンプティ検知機構であっても、狭幅のシートのエンプティ検知を容易に行うことができる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、プリンタ部と、シート収容部と、載置トレイと、ピックアップローラと、第1のアクチュエータと、第2のアクチュエータと、位置検出センサとを持つ。
プリンタ部は、シートに画像形成を行う。
シート収容部は、シートを収容する。
載置トレイは、シート収容部の内部に設けられる。さらに載置トレイは、シートの少なくとも端部を昇降可能に載置する載置面を持つ。ピックアップローラは、載置面に載置され載置トレイによって上昇された前記シートを、プリンタ部に向けて搬送する。
第1のアクチュエータは、第1作動部と、第2作動部とを持つ。第1のアクチュエータは、第1作動部と第2作動部との間において搬送方向に直交する方向に延びる第1の軸線回りに回動可能に支持されている。第1作動部は、第1の検知位置にて、下方側から載置面の延長面に交差して進退する。第1の検知位置は、載置トレイ上におけるシートの有無を検知するためピックアップローラによる搬送方向と直交するシートの幅方向にある。第2作動部は、第2の検知位置において下方側から前記載置面の延長面に交差して進退する。第2の検知位置は、第1の検知位置とシートの幅方向の中心との間に位置する。
第1のアクチュエータは、シートが載置面に載置されて少なくとも第2の検知位置に重なる場合にはシートの最下面が第2作動部と当接する。この場合、第1のアクチュエータは、第1作動部の上面および第2作動部の上面が載置面の延長面と同一平面上に位置する第1の作動状態を取る。さらに第1のアクチュエータは、シートが第2の検知位置に位置しない場合には、第2の作動状態を取る。第2の作動状態では、第1作動部が載置面の延長面の下方の領域に下降して第2作動部が前記載置面の延長面の上方の領域に進出する。
第2のアクチュエータは、第3作動部と、第4作動部とを持つ。第2のアクチュエータは、第3作動部と第4作動部との間において搬送方向に延びる第2の軸線回りに回動可能に支持されている。第3作動部は、載置トレイが最も上昇する際に第1の検知位置において載置面の延長面に上方から交差して進退可能とされる。
第3作動部は、第3作動状態と第4作動状態とを取る。第3作動部は、第3作動状態では、第1のアクチュエータが第1の作動状態取るときにシートの上面または第1作動部の上面と当接する。第3作動部は、第4作動状態では、第1のアクチュエータが第2の作動状態を取るときに載置面の延長面よりも下方に移動する。
第4作動部は、第3作動部の動きに応じて移動する。
位置検出センサは、第2のアクチュエータの第4作動部の位置を検出する。位置検出センサは、第2のアクチュエータの第3作動部が第3の作動状態および第4の作動状態のいずれであるか検出する。
実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置のシート収容部の構成を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置のシート収容部の構成を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートが無い場合の様子を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイおよび第2のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイおよび第1のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図。 図6における裏面の構成を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置の第1のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の様子を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の様子を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の第1のアクチュエータ、および第2のアクチュエータの位置関係を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置の断面の動作説明図。
以下、実施形態の画像形成装置を、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一構成については同一の符号を付す。
図1は、実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す断面の模式図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、コントロールパネル1、スキャナ部2、プリンタ部3、シート供給部4、搬送部5、および本体制御部6を持つ。
コントロールパネル1は、操作者が操作を行うことにより画像形成装置100を動作させる。
スキャナ部2は、複写対象物の画像情報を光の明暗として読み取る。スキャナ部2は、読み取った画像情報をプリンタ部3に出力する。
プリンタ部3は、スキャナ部2または外部からの画像情報に基づいて、シートS上に画像を形成する。
シートSは、矩形状のシート状部材である。シートSは、種々の幅と長さとを持つ。外形がシートSは、積載時に上部から1単位ずつ分離可能であれば、1枚構成のシートには限定されない。例えば、シートSは、封筒、袋などのシート状部材でもよい。封筒、袋などのシート状部材は、1枚以上のシートを折り曲げて形成することが可能である。封筒、袋などのシート状部材は、1枚以上のシートを貼り合わて形成することが可能である。シートSは、ラベルシールなどの多層のシート状部材でもよい。例えば、ラベルシールの1単位は、ラベルが台紙に貼り合わされている。
プリンタ部3における画像形成方法は特に限定されない。例えば、プリンタ部3は、トナー像を形成することにより画像を形成する装置部分でもよい。この場合、形成されたトナー像がシートSに転写される。さらに転写されたトナー像は、シートSに定着される。例えば、プリンタ部3は、シートSに描画するインクジェット方式の装置部分でもよい。
以下では、一例として、プリンタ部3は、トナー像をシートSに転写、定着させる装置部分であるとして説明する。
プリンタ部3は、トナーを含む現像剤により出力画像(トナー像)を形成する。プリンタ部3は、トナー像をシートSの表面上に転写する。プリンタ部3は、シートSの表面上のトナー像に熱と圧力をかけてトナー像をシートSに定着する。
シート供給部4は、プリンタ部3がトナー像を形成するタイミングに合わせて、シートSを1枚(1単位)ずつ、プリンタ部3に供給する。
シート供給部4は、複数の給紙カセット20A、20B、20Cを持つ。各給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに予め設定するサイズおよび種類のシートSを積層させて収容することができる。各給紙カセット20A、20B、20Cは、シートSを収容するシート収容部を構成している。
給紙カセット20A、20B、20Cは、シート供給部4の本体部に対して着脱可能である。給紙カセット20A、20B、20Cは、シート供給部4に装着時には、上から下に向かってこの順に積層して配置される。
シート供給部4は、各給紙カセット20A、20B、20Cに対応して、ピックアップローラ21A、21B、21Cを持つ。各ピックアップローラ21A、21B、21Cは、各給紙カセット20A、20B、20Cにそれぞれ積載された各シートSを1枚ずつ取り出す。各ピックアップローラ21A、21B、21Cは、積載された各シートSのうち、それぞれの積載方向の最上部のシートSから取り出す。ピックアップローラ21A、21B、21Cは、取り出したシートSをプリンタ部3に向かう搬送部5へ搬送する。
シート供給部4の詳細構成は、画像形成装置100の全体構成を説明した後に述べる。
搬送部5は、搬送ローラ23と、レジストローラ24とを持つ。搬送部5は、ピックアップローラ21A、21B、21Cから供給されるシートSをレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、プリンタ部3がトナー像をシートSに転写するタイミングに応じてシートSを搬送する。
搬送ローラ23は、シートSの搬送方向の先端をレジストローラ24のニップNに突き当てる。搬送ローラ23は、シートSを撓ませることにより搬送方向でのシートSの先端の位置を整える。
レジストローラ24は、搬送ローラ23から送り出されるシートSの先端をニップNにおいて整合させる。さらにレジストローラ24は、シートSを後述する転写部28側に搬送する。
プリンタ部3は、画像形成部25Y、25M、25C、25K、露光部26、中間転写ベルト27、転写部28、定着器29、および転写ベルトクリーニングユニット31を持つ。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各々は、シートSに転写するトナー像を中間転写ベルト27上に形成する。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、それぞれ感光体ドラムを持つ。画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を感光体ドラムに形成する。
感光体ドラムの周囲には、周知の帯電器、現像器、転写ローラ、クリーニングユニット、および除電器が配置される。転写ローラは、感光体ドラムと対向する。転写ローラと感光体ドラムとの間には、中間転写ベルト27が挟まれる。帯電器および現像器の下方には、露光部26が配置されている。
露光部26は、画像形成部25Y、25M、25C、25Kの帯電した各感光体ドラムの表面にレーザ光を照射する。レーザ光は、画像情報に基づいて発光制御される。露光部26は、レーザ光に代えてLED光を照射する構成も採用できる。
露光部26には、画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各感光体に、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像情報が供給される。
露光部26は、各感光体ドラムの表面に、画像情報に基づく静電潜像を形成する。
中間転写ベルト27は、無端ベルトからなる。中間転写ベルト27は、内周面に当接された複数のローラによって張力が付与される。中間転写ベルト27は、扁平に張架される。中間転写ベルト27の内周面は、張架方向における最も離間した位置の一方で、支持ローラ28aに当接する。中間転写ベルト27の内周面は、張架方向における最も離間した位置の他方で、転写ベルトローラ32に当接する。
支持ローラ28aは、後述する転写部28の一部をなす。支持ローラ28aは、中間転写ベルト27を2次転写位置に導く。
転写ベルトローラ32は、中間転写ベルト27をクリーニング位置に導く。
中間転写ベルト27の図示下面側には、転写ベルトローラ32から転写部28の方に向かって、転写ローラを除く画像形成部25Y、25M、25C、25Kがこの順に配置される。画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、転写ベルトローラ32と支持ローラ28aとの間の領域で、互いに間をあけて配置される。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各現像器は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを含む現像剤を収容する。各現像器は、感光体ドラム上の静電潜像を現像する。この結果、感光体ドラム上にはトナー像が形成される。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各転写ローラは、各感光体ドラムの表面のトナー像を中間転写ベルト27上に転写(1次転写)する。
各転写ローラには、1次転写位置にトナー像が到達すると転写バイアスが与えられる。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各クリーニングユニットは、1次転写後の感光体ドラムの表面の未転写トナーを掻き取るなどして除去する。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各除電器は、クリーニングユニットを通過した感光体ドラムの表面に光を照射する。各除電器は、感光体ドラムを除電する。
中間転写ベルト27において、画像形成部25Kと隣り合う位置には、転写部28が配置される。
転写部28は、支持ローラ28aと、2次転写ローラ28bとを持つ。2次転写ローラ28bと支持ローラ28aとは、中間転写ベルト27を挟持する。2次転写ローラ28bおよび中間手転写ベルト27が互いに当接する位置は、2次転写位置である。
転写部28は、中間転写ベルト27上の帯電しているトナー像を2次転写位置においてシートSの表面上に転写する。転写部28は、転写バイアスを2次転写位置に与える。転写部28は、転写バイアスにより中間転写ベルト27上のトナー像をシートSに転写する。
定着器29は、シートSに熱と圧力とを与える。定着器29は、この熱と圧力とによってシートSに転写されたトナー像を定着させる。
転写ベルトクリーニングユニット31は、転写ベルトローラ32に対向する。転写ベルトクリーニングユニット31は中間転写ベルト27を挟んでいる。転写ベルトクリーニングユニット31は、中間転写ベルト27の表面のトナーを掻き取る。転写ベルトクリーニングユニット31は、掻き取ったトナーを廃トナータンクに回収する。
プリンタ部3は、反転ユニット30を持つ。反転ユニット30は、定着器29から排出されるシートSを、スイッチバックにより反転させる。反転ユニット30は、反転したシートSをレジストローラ24の手前の搬送ガイド内に、再度、搬送する。反転ユニット30は、裏面に画像を形成するためにシートSを反転させる。
本体制御部6は、画像形成装置100の各装置部分の制御を行う。本体制御部6が行う制御には、シート供給部4から出力されるエンプティ検知信号に基づく制御が含まれる。エンプティ検知信号は、各給紙カセット20A、20B、20Cが空かどうか本体制御部6に通知する。給紙カセットが空であるとは、シートSが収容されていない状態である。エンプティ検知信号を発生する構成については、後述する。
本体制御部6は、給紙カセット20A、20B、20Cが空であることが通知されると、空の給紙カセット(以下、用紙無しカセットと称する)の情報を表示する。
本体制御部6は、手動選択または自動選択によって用紙無しカセットが選択される場合には、画像形成を開始しない。本体制御部6は、選択された給紙カセットにシートSがないために画像形成できない旨のメッセージをコントロールパネル1に表示させる。
次に、シート供給部4の詳細構成を説明する。
本実施形態では、給紙カセット20A、20B、20C自体の構成と、給紙カセット20A、20B、20Cに関連する装置部分の構成とは、配置位置を除いて同じである。以下では、シート供給部4の詳細構成を給紙カセット20Aの構成を中心として説明する。
図2は、実施形態の画像形成装置のシート収容部の構成を示す斜視の模式図である。図3は、実施形態の画像形成装置のシート収容部の構成を示す断面の模式図である。図4は、実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートが無い場合の様子を示す断面の模式図である。図5は、実施形態の画像形成装置の載置トレイおよび第2のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図である。
シート供給部4における画像形成装置100との相対位置を参照する場合に、図1に示すX1方向、X2方向、Y1方向、Y2方向を用いる場合がある。X1方向は、画像形成装置100の正面(図1の紙面手前側)に立ったとき、左から右に向かう方向である。X2方向は、X1方向と逆方向である。Y1方向は、画像形成装置100の背面から正面に向かう方向である。Y2方向は、Y1方向と逆方向である。
X1(Y1)方向、X2(Y2)方向の向きを問わない場合または両方向を含む場合には、単に、X(Y)方向と称する。
図1に示すように、画像形成装置100において、シートSは、シート供給部4からX1方向に搬送されて上方に移動する。シートSは、X2方向に排出される。
図2に示すように、給紙カセット20Aは、箱状部材である。給紙カセット20Aは、上側が開口する。給紙カセット20Aは、画像形成装置100の図示略の本体部の手前側からY2方向に挿入して装着される。給紙カセット20Aは、本体部からY1方向に引き抜くことができる。図2には、給紙カセット20Aが画像形成装置100の本体部に装着された様子を示す。ただし、図2では、本体部は一部のみが図示されている。さらに図2では、給紙カセット20AにシートSが収容されていない。
給紙カセット20Aの底板部42上には、サイドフェンス40、エンドフェンス41、および載置トレイ43が配置される。
サイドフェンス40は、シートSの給紙カセット20Aにおける搬送方向(X1方向)と直交する搬送幅方向におけるガイド部材である。サイドフェンス40は、搬送幅方向におけるシートSのY1方向の端部と、Y2方向の端部とをそれぞれ案内する1対からなる。各サイドフェンス40の搬送幅方向の間隔は、シートSの幅に合わせて調整できる。
なお、本明細書では、特に断らない限り、シートSの幅は、給紙カセットに収容されたときの搬送幅方向における幅を意味する。給紙カセットに収容されたシートSに関連して方向を参照する際、シートSの幅方向は、給紙カセットにおける搬送幅方向と同じである。
シートSが、互いに対向するサイドフェンス40で挟まれて位置決めされると、シートSの幅方向の中心は、搬送幅方向の中心に位置合わせされる。
エンドフェンス41は、シートSのX2方向の端部におけるガイド部材である。エンドフェンス41は、搬送方向におけるシートSの後端(X2方向の端部)に当接する位置に配置される。エンドフェンス41の位置は、シートSの長さに合わせて調整できる。
載置トレイ43は、載置面43eを上面に持つ板状部材である。載置面43eは、シートSを載置する平面部分である。載置面43eは、シートSのサイズが変わっても、シートSの裏面側を載置面43eに沿う平面上に支持できる形状に形成される。このため、載置面43eは、連続した平面である必要はない。載置面43eは、同一平面上に位置する複数の平面部から構成されることが可能である。シートSが搬送に支障が生じるたるみを起こさない形状であれば、載置トレイ43上の載置面43eを除く領域に、凹部および貫通孔を形成することが可能である。
以下では、載置面43eを仮想的に延長した面を載置面43eの延長面と称する。
載置トレイ43は、給紙カセット20Aの内部に配置される。載置トレイ43のX2方向の端部は、底板部42に設けられた図示略の回動支持部によって、Y方向に延びる回動軸線Oを中心として回動可能に支持される。回動支持部は、X方向における中間部に配置される。
載置トレイ43が回動軸線Oを中心として回動すると、載置トレイ43のX1方向における端部は、底板部42の上方で昇降移動する。載置トレイ43のX1方向における端部が上昇すると、載置面43eは底板部42に対して傾斜する。
載置トレイ43は、シートSの幅以上に延ばされている。
載置トレイ43は、載置トレイ43が回動しても各サイドフェンス40と干渉しない形状に形成される。具体的には、載置トレイ43には、サイドフェンス移動用開口43bが形成されている。
載置トレイ43は、載置トレイ43が回動してもエンドフェンス41と干渉しない形状に形成される。具体的には、載置トレイ43には、エンドフェンス移動用開口43iが形成されている。
給紙カセット20Aが本体部に装着された状態で給紙カセット20AのX1方向の端部の上方となる位置に、給紙モジュール60が設けられている。給紙モジュール60は、図示略の本体部に支持されている。
給紙モジュール60は、載置トレイ43において、サイドフェンス移動用開口43bよりもX1方向寄りの先端載置部43hの上方に配置されている。
先端載置部43hにおける構成については、給紙モジュール60の主要構成について説明した後に説明する。
給紙モジュール60は、ピックアップローラ21A、支持部材61、第2のアクチュエータ45、および位置検出センサ46(図3、5参照)を持つ。
ピックアップローラ21Aは、各サイドフェンス40で挟まれるシートSの幅の中心位置であって載置トレイ43のX1方向における端部と対向する位置に配置される。
ピックアップローラ21Aは、支持部材61によって回転可能に支持される。
支持部材61は、Y方向に延ばされ、両端部がシート供給部4の本体部70に固定される。支持部材61は、X2方向における端部に下方に突出する側板部61aを持つ。
図3に示すように、側板部61aは、図示されないピックアップローラ21AのY2方向側において、第2のアクチュエータ45を支持する。第2のアクチュエータ45は、側板部61aによって回動可能に支持されている。ただし、図3は模式図のため、画像形成装置100の本体部70の一部と、給紙カセット20Aとの図示は省略されている。
第2のアクチュエータ45は、回動軸45c、前側アーム45A、および後側アーム45Bを持つ。
回動軸45cは、側板部61aの軸受部61bに挿入される。軸受部61bは、Y方向において、側板部61aのY2方向の端部に近い位置に設けられる。
前側アーム45Aは、回動軸45cが設けられた部位からY1方向に延びる。前側アーム45Aの延在方向の先端部の下面側には、第3作動部45aが形成されている。第3作動部45aは、下方に向かって円弧状に張り出している。第3作動部45aの下端部は、Y方向から見ると、図4に示すように、半円状に丸められている。
図3に示すように、後側アーム45Bは、回動軸45cが設けられた部位からY2方向側に延びる。後側アーム45Bの延在方向の先端部におけるX2方向における側面には、板状の第4作動部45bが形成されている。
第4作動部45bは、後述する位置検出センサ46の検出光を遮光する材料で形成される。第4作動部45bは、後側アーム45Bが略水平に配置された際に、略鉛直方向に延びる姿勢で設けられる。第4作動部45bは、切欠き部61cを通して、X2方向に(図4参照)突出されている。切欠き部61cは、側板部61aのY2方向の端部に形成される。
前側アーム45Aは、後側アーム45Bよりも長い。さらに、前側アーム45Aは、後側アーム45Bよりも重い。前側アーム45Aの自重により、第2のアクチュエータ45には、回動軸45c回りに、図3における時計回りのモーメントが作用する。前側アーム45Aは下向きに付勢されている。
図5に示すように、載置トレイ43の先端載置部43hには、第1開口部43dが形成されている。第1開口部43dは、載置トレイ43の板厚方向に貫通する孔部である。第1開口部43dは、前側アーム45Aが下降する際に、第3作動部45aが下方に貫通可能である。
前側アーム45Aが下降している場合(図3参照)、前側アーム45Aの第3作動部45aは、図4に示すように、最も上昇した状態の載置トレイ43の第1開口部43dを貫通する。第3作動部45aは、載置トレイ43の下方に突出される。
このとき、後側アーム45Bは、略水平に延びている。
本実施形態では、前側アーム45Aの長さは、シートSが普通紙であって通紙可能な最小幅を持つ場合に、第3作動部45aの頂部がシートSと当接可能な寸法とする。例えば、通紙可能な最小幅の普通紙がA5縦送り(幅148mm)であるとする。この場合、第3作動部45aがシートSと当接する位置は、搬送幅方向の中心から、約70mm程度にする。このため、第3作動部45aは、A5縦送り以上の幅を持つシートSに当接して、シートの有無を検知することが可能である。
第3作動部45aの下端部がシートSと当接する位置は、シートSの幅方向においてシートSの有無を検知する第1の検知位置である。第1の検知位置は、載置面43eに載置されたシートSの幅方向の中心からシートSの幅方向に測った距離で表される。上述のように、載置面43eに載置されたシートSの幅方向の中心は、各サイドフェンス40の搬送幅方向における中心に一致する。
画像形成装置100では、A5縦送りよりも幅が狭いシートSの通紙も可能である。例えば、通紙可能な最も幅が狭いシートSは、長形封筒(幅90mm)である。
載置トレイ43に最も幅が狭いシートSが載置される場合、第3作動部45aは下降してもシートSと当接しない。
図3に示すように、第2のアクチュエータ45は、第3作動部45aが下降しているままであるとする。このとき、給紙カセット20Aを装着すると、第2のアクチュエータ45が給紙カセット20Aと干渉してしまう。
そこで、シート供給部4は、本体部70に周知の退避機構を持つ。退避機構は、給紙カセット20Aの着脱動作を行う間、第2のアクチュエータ45の第3作動部45aを給紙カセット20Aと干渉しない位置に上昇させる。
スライダ48およびレバーリンク49は、退避機構の一例である。
スライダ48は、本体部70において、Y方向にスライド可能に配置されている。スライダ48は、図示略の付勢部材によってY1方向に付勢されている。図3に示すスライダ48は、図示略の給紙カセット20AによってY2方向に押し込まれている。
レバーリンク49は、下端部が、スライダ48と連動可能に連結され、支持軸49a回りに回動可能に固定されている。レバーリンク49の図示略の上端部は、図示略のカムを介して後側アーム45Bと係合可能である。
スライダ48がY2方向に押し込まれていると、レバーリンク49は、上端部が支持軸49aよりもY1方向寄りに位置する。このとき、第2のアクチュエータ45は、レバーリンク49との係合が解除される。第2のアクチュエータ45は、回動軸45cを中心に図示時計回りに回転可能になる。
給紙カセット20Aが着脱の過程でY1方向よりに移動していると、スライダ48は矢印P方向に移動する。レバーリンク49は、スライダ48に連動して、支持軸49a回りに、図示反時計回りに回動する(矢印Q参照)。レバーリンク49の図示略の上端部は、図示略のカムと係合して後側アーム45Bを下方に引き下げる。第2のアクチュエータ45は、回動軸45cを中心に、図示反時計回りに回動する。第3作動部45aは、給紙カセット20Aと干渉しない上方位置まで退避する。
第2のアクチュエータ45の回動に伴って、第3作動部45aが移動する。第4作動部45bは、第3作動部45aの移動に伴って移動する。位置検出センサ46は、第4作動部45bの位置を検出する。
位置検出センサ46の種類は、第4作動部45bの位置検出ができれば特に限定されない。図3に示すように、本実施形態では、位置検出センサ46は、一例として、光透過型センサを採用している。
位置検出センサ46は、発光部46aと受光部46bとを持つ。発光部46aと受光部46bとは、Y方向において隙間をあけて対向している。発光部46aは、検出光を放射する。受光部46bは、発光部46aからの検出光を受光する。
位置検出センサ46は、第3作動部45aが最も下降したときに、第4作動部45bが、発光部46aと受光部46bとの間を完全に遮光する位置に配置される。位置検出センサ46は図示略の支持部材を介して、本体部70に固定される。
位置検出センサ46は、第4作動部45bの位置を検出することにより、第3作動部45aが第3の作動状態および第4の作動状態のいずれであるかを検出する。
第3の作動状態は、載置トレイ43に載置可能なシートSが載置されているときの第3作動部45aの状態である。本実施形態では、第3作動部45aが、シートSの上面または後述する第1のアクチュエータ47の先端部上面47bと当接する状態である。
第3作動部45aが第3の作動状態の場合、給紙カセット20Aは用紙無しカセットである。
第4の作動状態は、載置トレイ43に載置可能なシートSが載置されていないときの状態である。第3作動部45aが載置面43eの延長面よりも下方に移動する状態である。
本実施形態では、第3作動部45aが第1開口部43dの下方に進出して、最も下降する状態である。
第3の作動状態および第4の作動状態の詳細については画像形成装置100の動作とともに後述する。
本実施形態では、位置検出センサ46は、第4作動部45bが下降して、受光部46bが閾値以上の検出光を検出した場合に、第3作動部45aが第3の作動状態にあることを検出する。位置検出センサ46は、第4作動部45bが上昇して、受光部46bが閾値未満の検出光を検出した場合に、第3作動部45aが第4の作動状態にあることを検出する。
位置検出センサ46は、受光部46bの受光量を閾値で二値化した信号を生成する。例えば、受光量が閾値よりも高い場合、電圧レベルがハイ、受光量が閾値よりも低い場合、電圧レベルがローの検出信号を生成する。この場合、検出信号がハイ(ロー)のとき、第3作動部45aは第3の作動状態(第4の作動状態)である。
位置検出センサ46は、本体制御部6と通信可能に接続されている。位置検出センサ46は、検出信号を本体制御部6に送出する。
位置検出センサ46の検出信号は、給紙カセット20Aが空かどうかを検知するエンプティ検知信号を構成する。
次に、載置トレイ43の先端載置部43hにおける詳細構成を説明する。
図6は、実施形態の画像形成装置の載置トレイおよび第1のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図である。図7は、図6における裏面の構成を示す斜視の模式図である。図8は、実施形態の画像形成装置の第1のアクチュエータの構成を示す斜視の模式図である。
図5に示すように、Y方向における先端載置部43hの中間部にはブレーキパッド44が配置されている。図4に示すように、ブレーキパッド44は、ピックアップローラ21Aに対向する。
ブレーキパッド44は、載置面43eの直上に配置されたシートSとの摩擦力を増大させる。ブレーキパッド44は、シートSの最下面における載置面43eに対する滑りを抑制する。
ブレーキパッド44は、パッド取付部43f(図6参照)に貼り付けられる。パッド取付部43fは、載置トレイ43に形成される。パッド取付部43fは、載置面43eからブレーキパッド44の厚さ程度、下方に陥没された凹所である。
ブレーキパッド44のY方向における幅寸法は、ピックアップローラ21Aのローラ幅よりもわずかに大きい。
先端載置部43hにおいて、パッド取付部43fに対するY2方向の側方には、上述した第1開口部43dが形成されている。
図6、7に載置面43eの表面および裏面を拡大して示す。図7に示すように、裏面43g側には、支持側板51、52を介して第1のアクチュエータ47が固定されている。支持側板51、52は、第1のアクチュエータ47を、Y2方向寄りのサイドフェンス移動用開口43bと、第1開口部43dと、の間に固定する。
支持側板51は、後述する第2開口部43cよりもY1方向寄りに位置する。支持側板52は、後述する第2開口部43cよりもY2方向寄りに位置する。
Y2方向寄りのサイドフェンス移動用開口43bにおけるY1方向の内周面の近傍には、第2開口部43cが形成されている。第2開口部43cは、Y方向に直交する方向に細長く延びている。第2開口部43cは、載置トレイ43を板厚方向に貫通している。
給紙カセット20Aから供給可能な最小幅を持つシートSは、載置トレイ43上に載置されたときに第2開口部43cと重なる。例えば、最小幅を持つシートSが幅90mmの封筒の場合、第2開口部43cは、シートSの載置中心からY2方向に45mm以内の位置に設ける。
ただし、第2開口部43cは、全体がシートSと重なる必要はない。第2開口部43cは、後述する第1のアクチュエータ47の第2作動部47dが進退する領域と重なっていればよい。
第2開口部43cは、パッド取付部43fのY2方向の側方に形成することも可能である。しかし、本実施形態では、第2開口部43cは、パッド取付部43fよりもX2方向寄りとなる部位に形成されている。
このため、第2開口部43cとパッド取付部43fとのY方向における距離は、必要に応じた距離とすることができる。その際、第2開口部43cは、パッド取付部43fに対して、Y2方向にずれていてもよいし、Y1方向にずれていてもよい。例えば、第2開口部43cは、Y方向の位置が、パッド取付部43fと重なる位置に形成することもできる。この場合、第2開口部43cは、シートSがブレーキパッド44と同幅であっても、シートSと重なる位置関係に形成できる。
図8に示すように、第1のアクチュエータ47は、基板部47i、側板部47g、47h、第1作動部47a、および第2作動部47dを持つ。図8には、第1のアクチュエータ47の載置トレイ43への取り付け姿勢に対応するY1、Y2、Y方向が図示されている。以下、Y1、Y2、Y方向を用いて、第1のアクチュエータ47の各部の相対位置を説明する場合がある。
基板部47iは、Y方向に長い略矩形状の板状部である。基板部47iの長手方向の幅は、第1開口部43dの長手方向の幅よりも長い。
側板部47gは、基板部47iの板厚方向の一方の表面のY1方向の端部に立設されている。側板部47gは、Y方向と直交する方向に延びている。
側板部47hは、基板部47iの板厚方向の一方の表面のY2方向の端部において側板部47gと同方向に立設されている。側板部47hは、Y方向と直交する方向に延びている。
以下、基板部47iの板厚方向の一方の表面に直交して、側板部47g、47hの突出方向と同じ向きになる方向を、側板部47g、47hの立設方向と称する場合がある。
側板部47g、47hには、円孔からなる軸受部47fがそれぞれ貫通している。各軸受部47fは同軸上に位置する。各軸受部47fの中心軸線はY方向に延びている。
基板部47iの短手方向の端部47jには、突片状の第1作動部47aが接続している。端部47jは、側板部47gが上側、側板部47hが下側となるように基板部47iを配置して側板部47g、47hが立設された基板部47iの表面を見るとき、向かって右側である。
第1作動部47aは、端部47jから離れるにつれて、側板部47g、47hの立設方向と同方向側に傾斜するように突出する。第1作動部47aは矩形状の外形を持つ。第1作動部47aの長手方向の幅は、基板部47iの長手方向の幅よりも短く、かつ第1開口部43dの長手方向の幅よりも短い。第1作動部47aの短手方向の幅は、第1開口部43dの短手方向の幅よりも短い。
第1作動部47aにおいて、側板部47g、47hの立設方向と同方向側の表面には、基端部上面47cと先端部上面47b(第1作動部の上面)とが形成されている。基端部上面47cおよび先端部上面47bは、第1作動部47aの長手方向の略全長(全長の場合を含む)にわたって延びる矩形状の平面である。基端部上面47cおよび先端部上面47bは、第1作動部47aの短手方向においては、基板部47iに近い方からこの順に隣接している。
先端部上面47bは、基板部47iに対する傾斜が、基板部47iに対する基端部上面47cの傾斜よりも浅い。基端部上面47cと先端部上面47bとの接続部は、鈍角をなす凸状の角部になっている。
第2作動部47dは、側板部47hの端部からY方向に直交する方向に延在されたアーム状の突起部である。第2作動部47dの延在方向は、第1作動部47aの突出方向とは反対側である。第2作動部47dは、第2開口部43cに貫通して進退可能な形状に形成される。
第2作動部47dは、基板部47iよりも側板部47hの立設方向にずれた位置に延ばされる。さらに、第2作動部47dは、第1作動部47aの先端部上面47bが延長された仮想平面を超えない範囲に形成される。第2作動部47dの上面47eは、第1作動部47aの先端部上面47bが延長された仮想平面と同一平面上に位置する。
図7に示すように、第1のアクチュエータ47は、側板部47h、47gが、それぞれ支持側板51、52に対向するように配置される。第1のアクチュエータ47は、側板部47h、47gの外側から支持側板51、52によってY方向に挟まれる。支持側板51、52には、側板部47h、47gの各軸受部47f(図7では図示略)に挿通された支持軸50の両端部が固定される。
支持軸50の中心軸線Rは、Y方向に延びる。支持軸50は、第1のアクチュエータ47を中心軸線R回りに回動可能に支持する。
支持側板51、52に固定された第1のアクチュエータ47においては、第2作動部47dが第2開口部43cに裏面43g側から貫通して進退可能である。
支持側板51、52に支持された第1のアクチュエータ47において、第1作動部47aは、第1開口部43dに対して裏面43g側から進退可能である。第2作動部47dは、第2開口部43cに対して裏面43g側から進退可能である。
第1作動部47aは、第2作動部47dに比べて重い。このため、第1のアクチュエータ47は、第1作動部47aの自重によって、図4における図示時計回りに付勢されている。重力以外に、第2作動部47dを下方に押し下げる力が作用しない限りは、第1作動部47aが下降し、第2作動部47dが第2開口部43cの上方に進出する。
このような構成により、第1作動部47aは、第1開口部43d内であって搬送幅方向(Y方向)における一定位置において下方側から載置面43eの延長面を交差して進退する。第1作動部47aは、少なくとも第1の検出位置と重なる領域に進退する。
第1開口部43dには、第1の検出位置において第2のアクチュエータ45の第3作動部45aが進退する。第3作動部45aは、載置面43eの延長面と交差可能に進退する。第3作動部45aは、上述した第1の検出位置において進退する。
第2作動部47dは、第2開口部43c内の搬送幅方向(Y方向)における一定位置において下方側から載置面43eの延長面に交差して進退する。このため、第2作動部47dは、載置トレイ43に載置可能な封筒以上の幅を持つシートSに当接して、シートの有無を検知することが可能である。
第2作動部47dの上面47eがシートSの最下面と当接する位置は、シートSの幅方向においてシートSの有無を検知する第2の検知位置である。第2の検知位置は、載置面43eに載置されたシートSの幅方向の中心から上面47eの縁部に到るまでのシートSの幅方向に測った距離で表される。
第2の検知位置は、載置面43eに載置されたシートSの幅方向の中心からシートSの幅方向に測った距離で表される。
第2の検知位置は、第1の検知位置とシートSの幅方向の中心との間に位置する。
以上、シート供給部4の詳細構成について、給紙カセット20Aおよび給紙カセット20Aに関連する構成を説明した。給紙カセット20B(20C)および給紙カセット20B(20C)に関連する構成は、上記の説明のピックアップローラ21Aを、ピックアップローラ21B(21C)に読み代えればよい。
次に、画像形成装置100の動作について、エンプティ検知機構の動作を中心に説明する。
図9は、実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の様子を示す斜視の模式図である。図10は、実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の様子を示す断面の模式図である。図11は、実施形態の画像形成装置の載置トレイ上にシートがある場合の第1のアクチュエータ、および第2のアクチュエータの位置関係を示す断面の模式図している。図12は、実施形態の画像形成装置の断面の動作説明図である。
まず、画像形成装置100の画像形成動作について簡単に説明する。
図1に示す画像形成装置100では、コントロールパネル1の操作または外部信号により、画像形成が開始される。画像情報は、スキャナ部2で複写対象物を読み取ってプリンタ部3に送出されるか、または外部からプリンタ部3に送出される。
プリンタ部3は、シートSをシート供給部4からレジストローラ24に供給する。シート供給部4から供給されるシートSは、コントロールパネル1の操作または外部信号に基づいて、本体制御部6が選択する。
画像形成装置100では、本体部70に給紙カセットが装着されている間、装着された給紙カセットが空かどうかを検知するエンプティ検知動作が行われる。
本体制御部6は、選択された給紙カセットが空でないことが検知された場合に、給紙カセットからの給紙と画像形成とを開始する。
ただし、本体制御部6は、選択された給紙カセットが用紙無しカセットであることが検知された場合には、給紙と画像形成とを開始しない。本体制御部6は、選択された給紙カセットにシートSがないために画像形成できない旨のメッセージをコントロールパネル1に表示させる。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、各色に応じた画像情報に基づいて、各感光体ドラムに静電潜像を形成する。各静電潜像は、それぞれ現像器によって現像される。このため、感光体ドラムの表面に静電潜像に対応するトナー像が形成される。
各トナー像は、各転写ローラによって、中間転写ベルト27に1次転写される。このとき、転写タイミングは、画像形成部25Y、25M、25C、25Kの配置位置に応じて適宜ずらされている。このため、各トナー像は、中間転写ベルト27の移動とともに、色ズレを起こすことなく順次重ね合わされ、転写部28に送られる。
一方、シートSはレジストローラ24から転写部28まで給送される。転写部28に到達したトナー像は、シートSに2次転写される。2次転写されたトナー像は、定着器29によってシートSに定着される。
中間転写ベルト27には、転写残トナーが生じる。転写残トナーは、転写部28によってシートS上に転写できないトナーである。転写残トナーは、転写ベルトクリーニングユニット31によって掻き取られる。中間転写ベルト27は再使用可能にクリーニングされる。
画像形成装置100のエンプティ検知動作について説明する。本体制御部6は、シート供給部4の各位置検出センサ46の検出信号に基づいて、給紙カセット20A、20B、20Cのエンプティ検知動作を行う。
いずれのエンプティ検知も同様であるため、以下では、給紙カセット20Aにおけるエンプティ検知動作の例で説明する。
給紙カセット20Aが本体部70に装着されていると、図3に示すように、スライダ48がY2方向に押し込まれている。このとき、レバーリンク49と後側アーム45Bとの係合が解除されている。このため、第2のアクチュエータ45は、回動軸45cを中心として回動可能である。
ここで、図9に示すように、シートSとして、シートS1が載置面43e上に載置されているとする。シートS1は、給紙カセット20Aに給紙カセット20Aから通紙可能な最小幅を持つシートである。図9は模式図のため、サイドフェンス40等の部材の図示は省略されている。シートS1の枚数は複数でもよいが、図9では一例として、1枚である。
シートS1を載置面43e上に載置すると、第2開口部43cを上方から塞ぐ。このため、図10に示すように、二点鎖線のように載置面43eの延長面の上方に突出する第2作動部47dが、シートS1により下方に押し下げられる。第1のアクチュエータ47は、支持軸50を中心に図示反時計回りに回動する。第1作動部47aは上昇する。第1作動部47aは第1開口部43dの内部に進出する(図9参照)。
図11に示すように、第2作動部47dの上面47eはシートS1の下面に密着し、第2開口部43c内で載置面43eの延長面と同一平面上に位置する。上面47eと先端部上面47bとは同一平面上に位置するため、先端部上面47bも載置面43eの延長面と同一平面上に位置する。
このように、第1のアクチュエータ47は、第2作動部47dに載置トレイ43に載置されたシートS1の下面が当接することにより第1作動部47aの先端部上面47bおよび第2作動部47dの上面47eが載置面43eの延長面と同一平面上に位置する第1の作動状態を取る。
このとき、第1作動部47aと対向する第2のアクチュエータ45の第3作動部45aは、第1作動部47aの先端部上面47bに当接して上方に押し上げられる。すなわち、第3作動部45aは、第1作動部47aの先端部上面47bと当接する第3の作動状態を取る。このため、第3作動部45aは下端部の頂部が載置面43eの延長面と接する位置関係になる。
このため、図12に示すように、第4作動部45bが位置検出センサ46の検出光を遮光しない位置に下降している。位置検出センサ46の検出信号はハイの信号が本体制御部6に送出される。
本体制御部6は、検出信号を受信すると、給紙カセット20Aが用紙無しカセットでないと判定する。本体制御部6は、給紙と画像形成とを開始する。
一方、シートS1が載置面43eに載置されていない場合には、シートS1が第2の検知位置に位置しない。また、載置されていたシートS1がすべて給紙された場合にも、シートS1が第2の検知位置に位置しない。これらの場合、図4、5に示すように、第1のアクチュエータ47が回動して、第2の作動状態を取る。
第2の作動状態では、第1のアクチュエータ47の第1作動部47aは、載置面43eの延長面の下方の領域に下降する。さらに第2の作動状態では、第1のアクチュエータ47の第2作動部47dが載置面43eの延長面の上方の領域に進出する。
第1のアクチュエータ47の第2の作動状態では、第2のアクチュエータ45の第3作動部45aは、第4の作動状態を取る。本実施形態における第4の作動状態は、第1開口部43dの下方に進出して、最も下降する状態である。
このため、図3に示すように、第4作動部45bが位置検出センサ46の検出光を閾値以下に遮光する位置に上昇している。位置検出センサ46の検出信号はローの信号が本体制御部6に送出される。
本体制御部6は、検出信号を受信すると、給紙カセット20Aが用紙無しカセットであると判定する。本体制御部6は、給紙と画像形成とを開始しない。本体制御部6は、選択された給紙カセットにシートSがないために画像形成できない旨のメッセージをコントロールパネル1に表示させる。
以上、シートS1が1枚の場合の例でエンプティ検知動作を説明した。シートS1が複数枚の場合も同様である。ただし、シートS1の枚数が増えると、載置面43eがより下降する。第3作動部45aは、載置面43eに連動して下降する。しかし、第3作動部45aの最下降位置を、シートS1の積載可能な高さより低い位置に設定することで、第3の作動状態と第4の作動状態とを判別することができる。
本実施形態では、前側アーム45Aの長さよりも後側アーム45Bの長さを短くしている。第3作動部45aの移動量に対する第4作動部45bの移動量は小さい。このため、位置検出センサ46はシートS1の積載高さの範囲で第3の作動状態を検出することが容易になる。
給紙カセット20Aに載置するシートSが、シートS1よりも広幅で、第3作動部45aの直下の位置を占める場合の動作も略同様である。
例えば、図9に示すシートS2が載置されているとする。シートS2は、少なくとも第3作動部45aの直下に位置して、第3作動部45aの直下の第1開口部43dを塞いでいる。
この場合、シートS2は、第2開口部43cも完全に塞ぐことになる。このため、第1のアクチュエータ47の動作はシートS1が載置された場合と同様である。ただし、第3作動部45aは、シートS2が何枚積層されていても、シートS2の積層体の最上面に当接する。第3作動部45aは、シートS2が載置面43e上に存在する限り、シートS2の積層体の最上面の位置で支持される。
すなわち、シートS2がすべて給紙されて第1開口部43dの下方に進出するまでは、第3作動部45aはシートS2の積層体の最上面と当接する。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置100は、シートS1が載置された場合には、第1のアクチュエータ47が第1の作動状態を取る。第1のアクチュエータ47が第1の作動状態であることは、位置検出センサ46が第2のアクチュエータ45の動きを介して検知する。
画像形成装置100は、シートS2が載置された場合には、第3作動部45aがシートS2の最上面に当接する。第3作動部45aがシートS2の最上面に当接したことは、位置検出センサ46が第2のアクチュエータ45の動きによって検知する。
画像形成装置100は、給紙カセット20AにシートSが載置されていない場合には、第1のアクチュエータ47が第2の作動状態を取る。第1のアクチュエータ47が第2の作動状態であることは、位置検出センサ46が第2のアクチュエータ45の動きを介して検知する。
このように、画像形成装置100では、シートSの幅が変わっても、第1のアクチュエータ47および第2のアクチュエータ45の動きを1つの位置検出センサ46で検知することにより、エンプティ検知を行うことができる。
第2のアクチュエータ45は、ピックアップローラ21Aの側方に配置されるため、第1の検知位置は、ピックアップローラ21Aからある程度、Y2方向に離す必要がある。このため、第2のアクチュエータ45のみでは、エンプティ検知できるシートSの幅には限度がある。
しかし、画像形成装置100は、第1のアクチュエータ47を持つため、第1のアクチュエータ47と第2のアクチュエータ45との動作を組み合わせたエンプティ検知ができる。第1のアクチュエータ47は、裏面43g側に配置されている。さらに第1のアクチュエータ47は、載置面43eの延長面の下方から進退する。このため、第1のアクチュエータ47の配置位置は、載置面43eの上方に位置するピックアップローラ21Aの位置の制限を受けることがない。
したがって、第1のアクチュエータ47は、第1の検知位置よりも搬送幅方向の内側の第2の検知位置でエンプティ検知が行える。
画像形成装置100によれば、アクチュエータを用いたエンプティ検知機構であっても、狭幅のシートのエンプティ検知を容易に行うことができる。
特に、本実施形態では、第1のアクチュエータ47の第2作動部47dの進出位置をブレーキパッド44に対して、Y方向に直交する方向においてずらしている。この場合、第2作動部47dがブレーキパッド44とも干渉することなく配置することができる。このため、第2の検知位置をブレーキパッド44の幅の内側の範囲に設置することが可能となり、ブレーキパッド44よりも幅の狭いシートSのエンプティ検知も可能である。
本実施形態では、エンプティ検知信号は、第2の検知位置のエンプティ検知でも、第1の検知位置のエンプティ検知と同様に位置検出センサ46によって発生する。このため、位置検出センサを第1の検知位置用と第2の検知位置用とに分ける場合に比べて、簡素かつ安価な構成でエンプティ検知を行える。
本実施形態の構成によれば、第2のアクチュエータ45と位置検出センサ46とによってエンプティ検知を行う構成の画像形成装置において、載置トレイ43の形状を変更して、第1のアクチュエータ47等の構成を追加することも可能である。この場合、簡単な改造や設計変更によって、より狭い幅のシートのエンプティ検知が可能となる。
以下、本実施形態の種々の変形例について説明する。
上記実施形態の説明では、シート供給部4において、給紙カセット20A、20B、20Cがそれぞれ同一の構成を持つ例で説明した。しかし、シートS1のような幅の狭いシートを載置する給紙カセットは、給紙カセット20A、20B、20Cの一部のみでもよい。シートS1を供給しない給紙カセットは、第1のアクチュエータ47、支持側板51、52、支持軸50、および第2開口部43cを待たなくてもよい。
上記実施形態の説明では、第1のアクチュエータ47、支持側板51、52、および支持軸50(以下、第1のアクチュエータ関連部品という)が、予め給紙カセット20A等に装着されている例で説明した。しかし、第1のアクチュエータ関連部品の全部または一部は、載置トレイ43に着脱可能に設けてもよい。この場合、シートS1を通紙する必要の有無に応じて、第1のアクチュエータ関連部品の着脱を行うことができる。この場合、シートS1を通紙する要望の有無に応じて、最小限の構成変更で、作り分けを行うことができる。また、顧客要望に応じて、第1のアクチュエータ関連部品を後付けすることが容易となる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、第1のアクチュエータ、第2のアクチュエータ、および位置検出センサを持つため、アクチュエータを用いたエンプティ検知機構であっても、狭幅のシートのエンプティ検知を容易に行うことができる画像形成装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…プリンタ部,4…シート供給部,6…本体制御部,20A、20B、20C…給紙カセット,21A、21B、21C…ピックアップローラ,25Y、25M、25C、25K…画像形成部,43…載置トレイ,43c…第2開口部,43d…第1開口部,43e…載置面,43h…先端載置部,45…第2のアクチュエータ,45a…第3作動部,45b…第4作動部,46…位置検出センサ,47…第1のアクチュエータ,47a…第1作動部,47b…先端部上面(第1作動部の上面),47d…第2作動部,100…画像形成装置,S、S1、S2…シート

Claims (5)

  1. シートに画像形成を行うプリンタ部と、
    前記シートを収容するシート収容部と、
    該シート収容部の内部に設けられ、前記シートの少なくとも端部を昇降可能に載置する載置面を有する載置トレイと、
    前記載置面に載置され前記載置トレイによって上昇された前記シートを、前記プリンタ部に向けて搬送するピックアップローラと、
    前記載置トレイ上における前記シートの有無を検知するため前記ピックアップローラによる搬送方向と直交する前記シートの幅方向における第1の検知位置にて、下方側から前記載置面の延長面に交差して進退する第1作動部と、前記第1の検知位置と前記シートの幅方向の中心との間に位置する第2の検知位置において下方側から前記載置面の延長面に交差して進退する第2作動部とを有し、前記第1作動部と前記第2作動部との間において前記搬送方向に直交する方向に延びる第1の線軸回りに回動可能に支持されており、前記シートが前記載置面に載置されて少なくとも前記第2の検知位置に重なる場合には前記シートの最下面が前記第2作動部と当接することにより前記第1作動部の上面および前記第2作動部の上面が前記載置面の延長面と同一平面上に位置する第1の作動状態を取り、前記シートが前記第2の検知位置に位置しない場合には前記第1作動部が前記載置面の延長面の下方の領域に下降して前記第2作動部が前記載置面の延長面の上方の領域に進出する第2の作動状態を取る、第1のアクチュエータと、
    前記載置トレイが最も上昇する際に前記第1の検知位置において前記載置面の延長面に上方から交差して進退可能とされ、前記第1のアクチュエータが前記第1の作動状態を取るときに前記シートの上面または前記第1作動部の上面と当接する第3の作動状態を取り、前記第1のアクチュエータが前記第2の作動状態を取るときに前記載置面の延長面よりも下方に移動する第4の作動状態を取る第3作動部と、該第3作動部の動きに応じて移動する第4作動部とを有し、前記第3作動部と前記第4作動部との間において前記搬送方向に延びる第2の軸線回りに回動可能に支持されている第2のアクチュエータと、
    該第2のアクチュエータの前記第4作動部の位置を検出することにより、前記第2のアクチュエータの前記第3作動部が前記第3の作動状態および第4の作動状態のいずれであるか検出する位置検出センサと、
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記第1のアクチュエータは、
    前記第1作動部および前記第2作動部の間で、前記載置トレイに回動可能に支持され、前記第1作動部に作用する重力によって、前記第1作動部が下方側に、前記第2作動部が上方側に、それぞれ付勢されている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記載置トレイには、
    前記載置面を貫通し、前記第1のアクチュエータの前記第1作動部が進退する第1開口部と、
    前記載置面を貫通し、前記第1のアクチュエータの前記第2作動部が進退する第2開口部と、
    が形成されている、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2のアクチュエータは、
    前記シート収容部の上方において前記ピックアップローラを支持する支持部材に回動可能に支持されたアーム部材を備え、
    前記位置検出センサは、
    光透過型センサを備える、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のアクチュエータは、
    前記載置トレイに着脱可能に設けられている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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