JP6194165B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

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JP6194165B2 JP2012235043A JP2012235043A JP6194165B2 JP 6194165 B2 JP6194165 B2 JP 6194165B2 JP 2012235043 A JP2012235043 A JP 2012235043A JP 2012235043 A JP2012235043 A JP 2012235043A JP 6194165 B2 JP6194165 B2 JP 6194165B2
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Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。
くすみ肌とは、加齢や乾燥、血行不良、紫外線暴露等により、肌の光透過性や赤みの低下、肌荒れ、シワの形成、色素沈着、肌表面の凹凸、皮膚の黄色化等が生じ、肌の透明感が喪失し、色ムラになった状態である。
従来、くすみ肌を改善するために、血行促進剤、美白剤、保湿剤、抗酸化剤等を含有した皮膚化粧料(例えば、特許文献1、2)が提案されている。
一方、ペンタエリスリトールは、糖アルコールの1種であり、化粧品分野では、保湿剤としての機能を有することが知られている(非特許文献1)。
特許第4272100号公報 特開2010−13378号公報
International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook Thirteenth Edition 2010
しかしながら、従来報告されている成分のくすみ改善効果は十分満足できるものではない。また、ペンタエリスリトールのくすみに対する効果も知られていない。
従って、本発明の課題は、くすみ肌に対して、スキンケア効果に優れ、肌本来の透明感や明るさを取り戻す効果に優れた皮膚外用剤を提供することにある。
本発明者は、かかる事情に鑑み鋭意検討した結果、(A)ペンタエリスリトール、下記一般式(1)、(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体から選ばれる1種又は2種以上と(B)血行促進成分を組み合わせた皮膚外用剤が、それぞれを単独で用いた場合に比べて相乗的なくすみ改善作用を有し、くすみ肌に対して、スキンケア効果に優れ、肌本来の透明感や明るさを取り戻す効果を有する皮膚外用剤が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)と(B)を含有する皮膚外用剤を提供するものである。
(A)ペンタエリスリトール、下記一般式(1)、(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体から選ばれる1種又は2種以上
Figure 0006194165
(式中、R1とR2は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
Figure 0006194165
(式中、R3〜R6は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
(B)血行促進成分
本発明の皮膚外用剤は、くすみ肌に対して、スキンケア効果に優れ、肌本来の透明感や明るさを取り戻す効果に優れるものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられる成分(A)は、ペンタエリスリトール、ペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体から選ばれるものである。
ペンタエリスリトールは、C(CH2OH)4の式で表される糖アルコールの1種である。
またペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体は、下記一般式(1)又は(2)で表されるものである。
Figure 0006194165
(式中、R1とR2は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
Figure 0006194165
(式中、R3〜R6は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
上記一般式(1)又は(2)において、R1〜R6で示されるアルキル基としては、炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基が挙げられ、更にメチル基、エチル基、n−プロピル基が好ましく、特にメチル基、エチル基が好ましい。
式(1)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体としては、モノイソプロピリデンペンタエリスリトール、モノ(1−メチルプロピリデン)ペンタエリスリトール、モノ(1−メチルブチリデン)ペンタエリスリトール、モノ(1−エチルプロピリデン)ペンタエリスリトール、モノ(1−エチルブチリデン)ペンタエリスリトール、モノ(1−プロピルブチリデン)ペンタエリスリトール等が挙げられる。
式(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体としては、ジイソプロピリデンペンタエリスリトール、ジ(1−メチルプロピリデン)ペンタエリスリトール、ジ(1−メチルブチリデン)ペンタエリスリトール、ジ(1−エチルプロピリデン)ペンタエリスリトール、ジ(1−エチルブチリデン)ペンタエリスリトール、ジ(1−プロピルブチリデン)ペンタエリスリトール等が挙げられる。
本発明に係る一般式(1)、(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体は、公知の方法によりペンタエリスリトールとアルキルケトン化合物から合成することができる。
本発明における成分(A)の好ましい含有量は、皮膚外用剤の総量を基準として、0.01質量%(以下、%と略記)以上であり、より好ましくは0.1%以上であり、さらに好ましくは0.5%以上であり、また10%以下が好ましく、8%以下がより好ましく、5%以下がさらに好ましい。具体的な成分(A)の含有量の範囲は0.01〜10%が好ましく、より好ましくは0.1〜8%であり、更に好ましくは0.5〜5%である。この範囲内であれば、成分(B)との併用により相乗的なくすみ肌に対する改善効果が得られる。
本発明に用いられる成分(B)である血行促進成分は、通常皮膚外用剤に用いられるものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、トコフェロール又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体、センブリエキス、イチョウエキス、マロニエエキス、コメ胚芽油、ボダイジュエキス、ユズエキス等が挙げられる。具体例としては、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸アンモニウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸アミド、センブリエキス、イチョウエキス、マロニエエキス、コメ胚芽油、ボダイジュエキス、ユズエキス等が挙げられ、必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、トコフェロール又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体が、荒れ肌改善に優れた効果を有している点から、特に好ましい。
これら成分(B)は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明における成分(B)の好ましい含有量は、皮膚外用剤の総量を基準として、0.001%以上であり、より好ましくは0.003%以上であり、さらに好ましくは0.005%以上であり、また5%以下が好ましく、3%以下がより好ましく、2%以下がさらに好ましい。具体的な成分(B)の含有量の範囲は0.001〜5%が好ましく、0.001〜3%がより好ましく、0.003〜2%がさらに好ましく、0.005〜2%がさらに好ましい。この範囲内であれば、成分(A)との併用により相乗的なスキンケア効果、及びくすみ肌に対する改善効果が得られる。
成分(A)と成分(B)の含有質量比(A/B)は、成分(A)と成分(B)との併用により相乗的なくすみ改善効果、スキンケア効果を得る点から、0.01〜100が好ましく、0.05〜50がより好ましく、0.05〜30がさらに好ましく、0.05〜20がさらに好ましい。
本発明の皮膚外用剤には、更に成分(C)として美白成分を配合することができる。かかる成分(C)としては、通常の皮膚外用剤に用いられるものであれば特に制限されず、例えば、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸配糖体又はこれらの塩、アルブチン等のハイドロキノン誘導体、コウジ酸又はその誘導体、エラグ酸又はその誘導体、トラネキサム酸又はその誘導体、胎盤抽出物、カミツレ、茶、丁子、営実、地楡、甘草、枇杷、橙皮、高麗人参、芍薬、山査子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、インチンコウ、阿仙薬、黄ゴン、アロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズマリー、ロート等の植物抽出液などが挙げられ、必要に応じて1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。このうち、L−アスコルビン酸又はその誘導体が特に好ましい。
本発明における成分(C)の好ましい含有量は、皮膚外用剤の総量を基準として、0.001%以上であり、より好ましくは0.005%以上であり、さらに好ましくは0.01%以上であり、また15%以下が好ましく、10%以下がより好ましく、7%以下がさらに好ましい。具体的な成分(C)の含有量の範囲は、0.001〜15%が好ましく、より好ましくは0.005〜10%であり、更に好ましくは0.01〜7%である。この範囲内であれば、くすみ肌に対して更に優れた改善効果が得られる。
本発明の皮膚外用剤は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常使用されている任意の成分を使用することができる。これらの成分としては、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等の各種界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤、動植物由来の抽出物、pH調整剤、等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤は、通常の方法に従って製造することができ、液状、油中水型又は水中油型乳化状、ジェル状、ペースト状、固形状などのいずれの形態にも適用することができる。特に、化粧水、乳液、クリーム、美容液等の皮膚外用剤として、医薬品、医薬部外品、化粧品等に適用できる。
次に本発明及び本発明の好ましい実施態様を示す。
<1>次の成分(A)と(B)を含有する皮膚外用剤。
(A)ペンタエリスリトール、下記一般式(1)、(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体から選ばれる1種又は2種以上
Figure 0006194165
(式中、R1とR2は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
Figure 0006194165
(式中、R3〜R6は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
(B)血行促進成分
<2>成分(A)の含有量が、皮膚外用剤の総量として、0.01%以上、好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.5%以上であり、また10%以下、好ましくは8%以下、より好ましくは5%以下である<1>の皮膚外用剤。
<3>成分(A)の含有量が、0.01〜10%、好ましくは0.1〜8%、より好ましくは0.5〜5%である<1>又は<2>の皮膚外用剤。
<4>成分(B)が、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、トコフェロール又はその誘導体、ニコチン酸又はその誘導体、センブリエキス、イチョウエキス、マロニエエキス、コメ胚芽油、ボダイジュエキス及びユズエキスから選ばれる1種以上である<1>〜<3>の皮膚外用剤。
<5>成分(B)が、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレチン酸又はその誘導体、トコフェロール又はその誘導体、及びニコチン酸又はその誘導体から選ばれる1種以上である<1>〜<4>の皮膚外用剤。
<6>成分(B)の含有量が、皮膚外用剤の総量を基準として、0.001%以上、好ましく0.003%以上、より好ましくは0.005%以上であり、また5%以下、好ましくは3%以下、より好ましくは2%以下である<1>〜<5>の皮膚外用剤。
<7>成分(B)の含有量の範囲が、0.001〜5%、好ましくは0.001〜3%、より好ましくは0.003〜2%、さらに好ましくは0.005〜2%である<1>〜<6>の皮膚外用剤。
<8>成分(A)と成分(B)の含有質量比(A/B)が、0.01〜100、好ましくは0.05〜50、より好ましくは0.05〜30、さらに好ましくは0.05〜20である<1>〜<7>の皮膚外用剤。
<9>更に、(C)美白成分を含有する<1>〜<8>の皮膚外用剤。
<10>成分(C)が、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸配糖体又はこれらの塩、アルブチン等のハイドロキノン誘導体、コウジ酸又はその誘導体、エラグ酸又はその誘導体、トラネキサム酸又はその誘導体、胎盤抽出物、カミツレ、茶、丁子、営実、地楡、甘草、枇杷、橙皮、高麗人参、芍薬、山査子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、インチンコウ、阿仙薬、黄ゴン、アロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズマリー及びロートから選ばれる植物の抽出液から選ばれる1種又は2種であり、より好ましくはL−アスコルビン酸又はその誘導体である<9>の皮膚外用剤。
<11>成分(C)の含有量が、皮膚外用剤の総量を基準として、0.001%以上、好ましくは0.005%以上、より好ましくは0.01%以上であり、また15%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは7%以下である<9>又は<10>の皮膚外用剤。
<12>成分(C)の含有量が、0.001〜15%、好ましくは0.005〜10%、より好ましくは0.01〜7%である<9>〜<11>の皮膚外用剤。
以下、本発明に関して、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例1〜9及び比較例1〜7
表1に示す美容液を常法に従って調製し、(1)スキンケア効果、(2)肌の明るさ・透明感改善効果、(3)使用感を下記の方法により評価し、その結果を併せて表1に示した。
(評価方法)
(1)スキンケア効果の評価
冬季のあれ肌に悩みを持つパネラー10人において、各美容液を一定量毎朝・晩20日間塗布した後、下記評価基準によりあれ肌の改善効果を判定し、その平均値を算出した。
<評価基準>
5:非常に回復:顕著に回復したと判断。
4:回復 :おおむね回復したと判断。
3:やや回復 :やや回復したと判断。
2:回復せず :回復したと判断せず。
1:悪化 :悪化していると判断。
(2)肌の明るさ・透明感の評価
肌の明るさや透明感に悩みを持つパネラー10人において、各美容液を一定量毎朝・晩20日間塗布した後、下記評価基準により明るさ・透明感の改善効果を判定し、その平均値を算出した。
<評価基準>
5:非常に回復:顕著に回復したと判断。
4:回復 :おおむね回復したと判断。
3:やや回復:やや回復したと判断。
2:回復せず:回復したと判断せず。
1:悪化 :悪化していると判断。
(3)使用感の評価
各美容液を用いて専門パネル20名により使用テストを行い、使用前と比較した使用後について、各項目についてパネル各人が下記評価基準により7段階に評価し、その平均値を算出した。
<評価基準>
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
Figure 0006194165
上記表1より、本発明の成分(A)と(B)を含有する実施例1〜9は、成分(A)又は(B)を含有しない比較例1〜5と比較して、スキンケア効果、肌の明るさや透明感の改善効果、及び使用感が顕著に優れていることが分かる。更に、本発明の成分(C)を含有する実施例4、8は、その効果がより優れたものであった。また、エリスリトールやグリセリンを含有する比較例6、7は、(A)成分を含有しない比較例1と同様、発明の効果は得られないものであった。
実施例10〜15
下記組成の皮膚外用剤を常法により製造した。これらのうち、実施例10、11及び15は参考例であって、特許請求の範囲に包含されるものではない。
実施例10(化粧水)
(成分) (配合量%)
ペンタエリスリトール 0.5
ニコチン酸アミド 0.5
センブリエキス 0.3
アスコルビン酸グルコシド 2.0
エタノール 10.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.) 1.0
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.5
ポリオキシエチレンメチルグルコシド(20E.O.)(*1) 0.5
1,3−ブチレングリコール 4.0
ジプロピレングリコール 5.0
フェノキシエタノール 0.3
水酸化カリウム 0.3
オウバクエキス(*2) 0.2
ディオスコレアコンポジタエキス(*3) 0.1
N−アセチルグルコサミン(*4) 0.1
豆乳発酵液(*5) 0.1
オレンジ果汁(*6) 0.01
酵母エキス(*7) 0.01
海藻エキス(*8) 0.01
チョウジエキス(*9) 0.01
精製水 残余
*1;グルカムE−20(アマコール社製)
*2;オウバク抽出液J(丸善製薬社製)
*3;ディオスコレアコンポジタ根エキス(三井化学社製)
*4;マリンスウィートF(焼津水産社製)
*5;豆乳発酵液(三省製薬社製)
*6;ホモフルーツ(オレンジ)N(香栄興業社製)
*7;ディスムチンBTJ(ペンタファーム社製)
*8;マリンパージ(一丸ファルコス社製)
*9;チョウジ抽出液(丸善製薬社製)
実施例11(乳液)
(成分) (配合量%)
ジイソプロピリデンエリスリトール 1.0
グリチルリチン酸三ナトリウム 0.2
イチョウエキス 0.2
マロニエエキス 0.2
L-アスコルビン酸硫酸エステルニナトリウム 0.5
水素添加大豆リン脂質(*10) 1.0
コレステロール 0.3
シクロペンタポリシロキサン 1.0
オリーブ油 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
濃グリセリン 5.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(*11) 0.1
カルボキシビニルポリマー(*12) 0.02
キサンタンガム 0.1
水酸化カリウム 0.05
エデト酸二ナトリウム 0.02
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
ラン抽出液(*13) 0.3
マツエキス(*14) 0.3
オクラエキス(*15) 0.3
オリーブ葉エキス(*16) 0.2
オトギリソウエキス(*17) 0.2
アシタバ抽出液(*18) 0.2
メマツヨイグサ抽出液(*19) 0.1
アボカドエキス(*20) 0.1
ゲットウ葉エキス(*21) 0.1
ラフィノース(*22) 0.05
チャ実エキス(*23) 0.01
ツバキエキス(*24) 0.01
香料 0.05
精製水 残余
*10;レシノール S10E(日本サーファクタント社製)
*11;PEMULEN TR−1(G.F.Goodrich社製)
*12;シンタレンL(3V SIGMA社製)
*13;ファルコレックス ラン(一丸ファルコス社製)
*14;ファルコレクスマツB(一丸ファルコス社製)
*15;フィトヒアロンB(一丸ファルコス社製)
*16;オリーブ葉抽出液BG(丸善製薬社製)
*17;ファルコレックスオトギリソウB(一丸ファルコス社製)
*18;アシタバ抽出液BG(丸善製薬社製)
*19;ルナホワイトB(丸善製薬社製)
*20;ファルコレックス アボガドB(一丸ファルコス社製)
*21;月桃葉抽出液BG(丸善製薬社製)
*22;オリゴGGF(旭化成工業社製)
*23;茶の実抽出物(丸善製薬社製)
*24;ツバキ種子抽出物(丸善製薬社製)
実施例12(クリーム)
(成分) (配合量%)
ペンタエリスリトール 3.0
ジイソプロピリデンペンタエリスリトール 2.0
グリチルリチン酸アンモニウム 0.3
コメ胚芽油 0.1
ボダイジュエキス 0.1
ユズエキス 0.1
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.5
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.0
ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 2.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ベヘニルアルコール 3.0
ワセリン 3.0
サラシミツロウ 1.0
パルミチン酸セチル 0.5
スクワラン 7.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
ジメチルポリシロキサン 3.0
マルチトール液 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
キサンタンガム 0.2
フェノキシエタノール 0.5
エデト酸二ナトリウム 0.02
グリシン(*25) 0.01
L−プロリン(*26) 0.01
L−アラニン(*27) 0.01
シルク抽出液(*28) 0.3
酵母エキス(*29) 0.1
パルミトイルペンタペプチド−3(*30) 0.1
アルテアエキス(*31) 0.1
ウーロン茶エキス(*32) 0.1
精製水 残余
*25;グリシン(有機合成薬品工業社製)
*26;L−プロリン(味の素社製)
*27;L−アラニン(味の素社製)
*28;シルクプロテインエキス(一丸ファルコス社製)
*29;TONISKIN(Silab社製)
*30;MATRIXYL(クローダジャパン社製)
*31;アルテア抽出液(香栄興業社製)
*32;ウーロン茶抽出液BG(丸善製薬社製)
実施例13(乳液)
(成分) (配合量%)
ペンタエリスリトール 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.3
ステアリン酸 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.5
コレステロール 1.0
ベヘニルアルコール 1.0
ワセリン 1.5
スクワラン 10.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 0.5
フェノキシエタノール 0.2
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
セイヨウニワトコエキス(*33) 0.2
ホオノキ抽出液(*34) 0.2
カンゾウ抽出末(*35) 0.2
コムギ胚芽エキス(*36) 0.2
ヨクイニンエキス(*37) 0.2
ユキノシタエキス(*38) 0.2
スイカズラエキス(*39) 0.2
ジオウエキス(*40) 0.2
精製水 残余
*33;ニワトコ抽出液BG90(丸善製薬社製)
*34;ファルコレックスホオノキB(一丸ファルコス社製)
*35;カンゾウ抽出液(丸善製薬社製)
*36;クラリスキン(Silab社製)
*37;ヨクイニン抽出液BG−S(丸善製薬社製)
*38;ユキノシタエキス(一丸ファルコス社製)
*39;ファルコレックス スイカズラSB(一丸ファルコス社製)
*40;ジオウ抽出液BG−J(丸善製薬社製)
実施例14(クリーム)
(成分) (配合量%)
ペンタエリスリトール 2.0
モノイソプロピリデンペンタエリスリトール 0.5
グリチルリチン酸 0.3
グリチルレチン酸 0.2
水素添加大豆リン脂質(*41) 2.0
コレステロール 1.0
ベヘニルアルコール 2.0
イソステアリン酸 2.0
パルミチン酸 0.3
パルミチン酸セチル 1.0
長鎖分岐脂肪酸(12〜31)コレステリル 10.0
ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0
トリイソステアリン酸グリセリル 1.0
スクワラン 5.0
濃グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
ジプロピレングリコール 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.2
キサンタンガム 0.2
水酸化カリウム 0.2
フェノキシエタノール 0.3
エデト酸二ナトリウム 0.02
ジメチルシラノール・ヒアルロン酸縮合液(*42) 0.1
海藻エキス(*43) 0.1
β−カロチン(*44) 0.001
クチナシエキス(*45) 0.1
タイムエキス(*46) 0.1
チンピエキス(*47) 0.1
香料 0.1
精製水 残余
*41;コートソームNC−21(日本油脂社製)
*42;DSHC(N)(EXSYMOL社製)
*43;LAMINAINE−BG(Biotech Marine社製)
*44;β−カロチン(ロッシュ社製)
*45;サンシシ抽出液BG(丸善製薬社製)
*46;タチジャコウソウ抽出液BG(丸善製薬社製)
*47;チンピ抽出液BG40(丸善製薬社製)
実施例15(W/Oクリーム)
(成分) (配合量%)
ペンタエリスリトール 1.0
モノイソプロピリデンペンタエリスリトール 0.5
ジ(1−エチルプロピリデン)ペンタエリスリトール 3.0
グリチルレチン酸ステアリル 0.2
アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム 3.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン) 10.0
メチルポリシロキサン共重合体(*48)
シクロペンタシロキサン 15.0
メチルフェニルポリシロキサン(*49) 5.0
架橋型シリコーン末(*50) 2.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 1.0
オリーブ油 5.0
ジプロピレングリコール 7.0
濃グリセリン 5.0
塩化ナトリウム 1.0
塩化マグネシウム 0.2
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
加水分解コンキオリン液(*51) 0.1
トウニンエキス(*52) 0.1
ゴレンシ葉エキス(*53) 0.1
キイチゴエキス(*54) 0.1
トウニンエキス(*55) 0.1
アロエエキス(*56) 0.1
精製水 残余
*48;シリコンBY22−008(東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
*49;シリコンFZ−209(日本ユニカー社製)
*50;トレフィルE507(東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
*51;真珠たん白抽出液K(丸善製薬社製)
*52;トウニン抽出液−J(丸善製薬社製)
*53;スターフルーツ葉抽出液BG30(丸善製薬社製)
*54;ファルコレックス キイチゴB(一丸ファルコス社製)
*55;ファルコレックス トウニン B(一丸ファルコス社製)
*56;ベラゲルリキッド(DRマディスラボラトリーズ社製)
実施例10〜15で得られた皮膚外用剤は、いずれもスキンケア効果に優れ、かつ肌本来の明るさや透明感のある健康的な肌を取り戻す効果に優れ、くすみ肌に対する改善効果が得られるものであった。
本発明により、くすみ肌に対して、スキンケア効果に優れ、肌本来の透明感や明るさを取り戻す効果に優れた皮膚外用剤を提供できる。

Claims (2)

  1. 次の成分(A)と(B)を含有し、成分(A)と成分(B)の含有質量比(A/B)が5〜20である皮膚外用剤。
    (A)ペンタエリスリトール、下記一般式(1)、(2)で表されるペンタエリスリトールのアルキルアセタール誘導体から選ばれる1種又は2種以上
    Figure 0006194165
    (式中、R1とR2は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
    Figure 0006194165
    (式中、R3〜R6は、互いに異なっていても良い、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)
    (B)グリチルリチン酸、グリチルリチン酸アンモニウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール及びニコチン酸アミドから選ばれる1種又は2種以上の血行促進成分:0.005〜2質量%
  2. 更に、(C)美白成分を含有する請求項1に記載の皮膚外用剤。
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