JP7104643B2 - 水性組成物 - Google Patents
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Description
(A)ニコチン酸アミド
(B)シロキクラゲ多糖体、コンドロイチン硫酸ナトリウムおよびプロテオグリカンからなる群から選ばれる1種または2種以上の水溶性多糖類
(C)多価アルコール
(D)1価の低級アルコール
を含有する水性組成物を提供するものである。
本発明における成分(A)ニコチン酸アミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチン酸アミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出されたり、あるいは公知の方法によって合成することができる。具体的には、第15改正日本薬局方2008に収載されているものを用いることが出来る。水やエタノールに易溶で、ジエチルエーテルには難溶である。多価アルコールや油剤にも溶けにくい。
本発明における成分(B)シロキクラゲ多糖体は、シロキクラゲ科に属するキノコから溶媒を用いて抽出される水溶性多糖類である。
なお抽出溶媒としては水、エタノールなどの低級アルコール、1,3-ブチレングリコールやジプロピレングリコール等の多価アルコール等が挙げられる。これらの溶媒は一種又は二種以上を混合して用いてもよい。これらの中でも、水、熱水、又は水と任意の割合で混合可能な溶媒、例えば、エタノールや1,3-ブチレングリコールとの混液を用いるのが好ましく、熱水を用いるのがより好ましい。
抽出法は特に限定されるものではないが、例えば、抽出のための溶媒とシロキクラゲを混合して加温抽出する方法が挙げられる。得られた抽出物はそのまま用いられるか、適宜濃縮したものや噴霧乾燥や凍結乾燥などによって粉末状に乾燥したものを用いることもできる。
このような成分(B)シロキクラゲ多糖体は、特に限定されないが、市販品の例としては、Tremoist-TP、Tremoist-SL(日本精化株式会社製)、白キクラゲ多糖体-P(オリザ油化社製)等が挙げられる。
このような成分(B)コンドロイチン硫酸ナトリウムは、特に限定されないが、市販品の例としては、コンドロイチン硫酸ナトリウム(マルハニチロ社製)等が挙げられる。
製法や起源は特に限定はされないが、たとえば、鮫、鮭等の魚類軟骨から溶媒を用いて抽出、分離、精製される方法が挙げられる。
このような成分(B)プロテオグリカンは、特に限定されないが、市販品の例としては、プロテオグリカンIPC(一丸ファルコス社製)等が挙げられる。
本発明における成分(C)多価アルコールは、分子内にヒドロキシル基を2つ以上有する構造をもつものである。本発明において成分(C)は、水性組成物の水分蒸発後の成分(A)の結晶析出抑制効果等に期待できる成分であり、通常化粧料などに用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,2-ペンタンジオール、1,3-プロパンジオール、ソルビトール、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。この中でも特に、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール(数平均分子量は200~1600が好ましい)が好ましい。成分(C)は、1種または2種以上を任意に組み合わせて用いることができるが、特に2種以上を用いることが、水分蒸発後のニコチン酸アミドの結晶析出抑制効果、後肌のべたつきのなさ、きしみ感のなさに優れることから、より好ましい。また、2種以上用いる場合は、少なくとも1,3-ブチレングリコールを含んでいるものがより好ましく、1,3-ブチレングリコールおよびグリセリンを含んでいるものが特に好ましい。さらに、1,3-ブチレングリコールおよびグリセリンを含む場合は、1,3-ブチレングリコールとグリセリンの含有質量比は5:1~1:5の範囲であることが、より好ましい。
また、成分(A)と成分(C)との含有質量割合(A)/(C)は特に限定されないが、0.04~5であることが好ましく、0.1~1であることがより好ましい。この範囲であると、水分蒸発後のニコチン酸アミドの結晶析出抑制効果、後肌のみずみずしさ、べたつきのなさ、きしみ感のなさに優れた水性組成物が得られる。
本発明における成分(D)1価の低級アルコールは、炭素数1~5であり、分子内にヒドロキシル基を1つ有する構造をもつものである。本発明において成分(D)は、成分(A)を溶解させ、結晶析出を抑制するため、また、みずみずしい使用感を得るために含有されるものであり、通常化粧料などに用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、エタノール、2-プロパノールなどが挙げられる。成分(D)は、1種または2種以上を任意に組み合わせて用いることができる。この中でもみずみずしさの観点から、特にエタノールが好ましい。
本発明の水性組成物には、さらに成分(E)非イオン性界面活性剤を含有することが可能である。成分(E)は、本発明の水性組成物において、さらにきしみ感を低減させるものであり、通常化粧料などに用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸エタノールアミド、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン等が挙げられ、これらから1種または2種以上を組み合わせて含有することができる。
下記表1~3に示す処方の水性化粧水を調製し、結晶析出抑制効果、みずみずしさ、後肌のべたつきのなさ、きしみ感のなさ、について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1~3に示す。
イ.結晶析出抑制効果
ロ.みずみずしさ
ハ.後肌のべたつきのなさ
ニ.きしみ感のなさ
[ニ.結晶析出抑制効果の評価]
結晶析出抑制効果の評価については、6milのドクターブレードにてガラス板の上に試料の薄膜を引き、20℃で15分風乾させ、各試料を顕微鏡観察にて行った。結晶析出状態は、光学顕微鏡観察40倍にて偏光フィルターで観察した。
<判定基準>
(判定):(評価)
◎ :結晶の析出が全く見られない。
○ :結晶の析出が観察区域の一部に見られる。
× :結晶の析出が観察区域の全面に見られる。
20代~40代の女性で官能評価の訓練を受け、一定の基準で評価が可能な専門パネルを10名選定した。専門パネルに前記実施例および比較例の水性化粧水を顔全体に使用してもらい、肌上へ伸ばした際にみずみずしい使用感を感じるか(ロ.みずみずしさ)、水性化粧水をなじませた後の肌表面にべたつきを感じるか(ハ.後肌のべたつきのなさ)、肌上へ水性化粧料を伸ばしきる際に、きしむような使用感を感じるか(ニ.きしみ感のなさ)について、下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常にみずみずしいと感じる
4点:ややみずみずしいと感じる
3点:普通
2点:ややみずみずしいと感じない
1点:みずみずしいと感じない
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:べたつきを感じない
4点:ほとんどべたつきを感じない
3点:ややべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常にべたつきを感じる
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:きしみ感がない
4点:ほとんどきしみ感がない
3点:ややきしみ感がある
2点:きしみ感がある
1点:非常にきしみ感がある
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
A:成分1~12及び16~17を室温で均一に混合する。
B:成分13~15を50℃で均一に混合溶解する。
C:AにBを室温で添加して、水性化粧水を得た。
これに対して成分(B)を含有しない比較品1は、特に結晶析出抑制効果やきしみ感のなさに劣り、代わりにヒアルロン酸Naを加えた比較品2においても、特に結晶析出抑制効果、みずみずしさ、きしみ感のなさにおいて、本発明品に劣るものであった。
また、成分(C)を含有しない比較品3においては、特に結晶析出抑制効果、みずみずしさ、きしみ感のなさの全てにおいて、本発明品に劣るものであった。成分(D)を含有しない比較品4では、特にみずみずしさ、後肌のべたつきのなさにおいて、本発明品に劣るものであった。
(成分) (%)
1.1,3-ブチレングリコール 12.0
2.グリセリン 5.0
3.精製水 残量
4.ニコチン酸アミド 6.0
5.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.) 0.5
6.セスキオレイン酸ソルビタン 0.1
7.水添レシチン 0.1
8.ヒドロキシステアリン酸コレステリル (注7) 1.0
9.ワセリン 1.0
10.α-オレフィンオリゴマー 1.0
11.シアバター 0.5
12.ジメチルポリシロキサン(10CS) 0.5
13.セラミド3 0.1
14.アスタキサンチン 0.1
15.トコフェロール 0.01
16.セトステアリルアルコール 1.0
17.ベヘニルアルコール 0.5
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
19.シロキクラゲ多糖体(注8) 0.01
20.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (注9) 0.1
21.キサンタンガム 0.1
22.水酸化ナトリウム 0.03
23.エタノール 5.0
24.香料 0.2
25.精製水 10.0
注7)サラコスHS(日清オイリオ社製)
注8)TREMOIST-TP(日本精化社製)
注9)カーボポールULTREZ21(LUBRIZOL社製)
A:成分1~5を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分6~17を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cに成分18~25を添加混合した後、40℃まで冷却して水性乳液を得た。
(成分) (%)
1.1,3-ブチレングリコール 5.0
2.ジプロピレングリコール 5.0
3.トリプロピレングリコール 3.0
4.精製水 残量
5.ニコチン酸アミド 4.0
6.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.1
7.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.) 0.25
8.マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル (注10) 1.0
9.軽質流動イソパラフィン (注11) 2.0
10.ジメチルポリシロキサン(6CS(25℃)) 1.0
11.コレステロール 0.1
12.トコフェロール 0.01
13.セトステアリルアルコール 0.5
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
15.シロキクラゲ多糖体(注8) 0.01
16.カルボマー 0.15
17.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(注12) 0.1
18.水酸化ナトリウム 0.05
19.エタノール 5.0
20.コラーゲン 0.1
21.エラスチン 0.1
22.ヒアルロン酸Na 0.1
23.香料 0.05
24.精製水 10.0
注10)PLANDOOL-MAS(日本精化社製)
注11)クロラータムLES(クローダ社製)
注12)SIMULGEL EG(SEPIC社製)
A:成分1~5を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分6~13を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cに成分14~24を添加混合した後、40℃まで冷却して水性美容液を得た。
(成分) (%)
1.1,3-ブチレングリコール 10.0
2.グリセリン 5.0
3.ジグリセリン 0.5
4.精製水 残量
5.ニコチン酸アミド 6.0
6.シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
(注13) 0.5
7.ベタイン(注14) 0.1
8.エリスリトール 0.1
9.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
10.エデト酸二ナトリウム 0.05
11.シロキクラゲ多糖体(注8) 0.01
12.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (注15) 0.1
13.アルカリゲネス産生多糖体 0.1
14.(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー
(注16) 0.1
15.カルボマー 0.1
16.キサンタンガム 0.1
17.水酸化ナトリウム 0.03
18.精製水 10.0
19.イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 (注17)0.1
20.アスタキサンチン 0.1
21.ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
デシルテトラデシルエーテル(注18) 0.1
22.エタノール 10.0
23.メントール 0.01
24.香料 0.2
注13)NeosolueTM-Aqulio(日本精化社製)
注14)アミノコート(旭化成ファインケム社製)
注15)カーボポール 1382(LUBRIZOL社製)
注16)アデカノールGT-700(ADEKA社製)
注17)NIKKOL RWIS-150 (日本エマルジョン社製)
注18)NIKKOL PEN-4620 (日本サーファクタント工業社製)
A:成分1~10を均一に溶解混合する。
B:成分19~24を均一に溶解混合する。
C:AにBを添加混合する。
D:Cに成分11~18を添加混合することで化粧水を得た。
(成分) (%)
1.1,3-ブチレングリコール 1.0
2.グリセリン 1.0
3.精製水 残量
4.ニコチン酸アミド 8.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
6.エデト酸二ナトリウム 0.05
7.シロキクラゲ多糖体(注8) 0.01
8.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(注15) 0.1
9.カルボマー 0.1
10.水酸化ナトリウム 0.03
11.精製水 10.0
12.エタノール 50.0
13.香料 0.2
A:成分1~6を均一に溶解混合する。
B:成分12~13を均一に溶解混合する。
C:AにBを添加混合する。
D:Cに成分7~11を添加混合することで水性ハンドジェルを得た。
(成分) (%)
1.精製水 残量
2.クエン酸 0.1
3.クエン酸ナトリウム 0.1
4.ジプロピレングリコール 15.0
5.1,3-ブチレングリコール 5.0
6.グリセリン 2.0
7.シロキクラゲ多糖体(注8) 0.01
8.ポリクオタニウム-51 (注19) 0.5
9.ニコチン酸アミド 4.0
10.アスタキサンチン 0.1
11.エタノール 1.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
13.PEG/PPG/ポリブチレングリコール
―8/5/3グリセリン(注20) 5.0
14.トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(20E.O.)(注21) 1.0
15.テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル(注22) 0.01
16.ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸
モノエタノールアミド(10E.O.)(注23) 0.1
17.ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
デシルテトラデシルエーテル(注18) 0.1
注19)LIPIDURE-PMB(日油社製)
注20)ウィルブライドS-753D(日油社製)
注21)Mファインオイル ISG-20T(ミヨシ油脂社製)
注22)NIKKOL VC-IP(日光ケミカルズ社製)
注23)アミゼット10C(川研ファインケミカル社製)
A:成分1~9を室温で均一に混合する。
B:成分10~17を室温で均一に混合する。
C:AにBを35℃で添加混合することで、水性クレンジングを得た。
(成分) (%)
1.精製水 残量
2.リン酸二水素ナトリウム 0.05
3.リン酸一水素ナトリウム 0.05
4.クエン酸 0.01
5.エデト酸二ナトリウム 0.05
6.1,3-ブチレングリコール 5.0
7.ジプロピレングリコール 10.0
8.ポリエチレングリコール400 0.5
9.シロキクラゲ多糖体 0.01
10.フェノキシエタノール 0.5
11.トコフェロール 0.01
12.ニコチン酸アミド 4.0
13.アスタキサンチン 0.1
14.エタノール 5.0
15.パラオキシ安息香酸メチル 0.5
16.トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(20E.O.)(注21) 1.0
17.ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド
(10E.O.)(注23) 0.1
18.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン
(20E.O.)(注24) 0.1
19.シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸
ビスエトキシジグリコール(注13) 0.5
20.香料 0.2
注24)レオドールTW-O 120V (花王ケミカル社製)
A:成分1~12を室温で均一に混合する。
B:成分13~20を室温で均一に混合する。
C:AにBを室温で添加し乳化した組成物を、不織布に含浸させ水性クレンジングシートを得た。
Claims (6)
- 次の成分(A)~(D);
(A)ニコチン酸アミド 4~8質量%
(B)シロキクラゲ多糖体、コンドロイチン硫酸ナトリウムおよびプロテオグリカンからなる群から選ばれる1種または2種以上の水溶性多糖類 0.0005~0.02質量%
(C)多価アルコール 0.5~25質量%
(D)1価の低級アルコール 5~50質量%
を含有する水性組成物。 - さらに成分(E)非イオン性界面活性剤を含有する請求項1記載の水性組成物。
- 前記成分(C)多価アルコールがグリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコールから選ばれる2種以上である請求項1または請求項2記載の水性組成物。
- 前記成分(A)と前記成分(C)との含有質量割合(A)/(C)が0.04~5である、請求項1~3のいずれか一項に記載の水性組成物。
- 皮膚外用剤または化粧料である、請求項1~4いずれか一項に記載の水性組成物。
- 次の成分(B)~(D);
(B)シロキクラゲ多糖体、コンドロイチン硫酸ナトリウムおよびプロテオグリカンからなる群から選ばれる1種または2種以上の水溶性多糖類 0.0005~0.02質量%
(C)多価アルコール 0.5~25質量%
(D)1価の低級アルコール 5~50質量%
を有効成分とし、ニコチン酸アミドを4~8質量%含有する水性組成物に配合するためのニコチン酸アミドの結晶析出抑制剤。
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