JP6193560B2 - 車両用トノカバー - Google Patents

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本発明は、折り畳み可能な車両用トノカバーに関する。
従来から、ハッチバックやステーションワゴン等の自動車には、後部の荷室を開閉するためのバックドアが設けられことがある。このような自動車には、荷室内の荷物等が車外から視認されないようにするため、荷室の上方位置にシート状のカバーを略水平方向に展開して荷室の上部を遮蔽するトノカバーが設けられることがある。
バックドアを開いて荷物を出し入れする際、トノカバーがそのまま荷室の上部を遮蔽していると、荷物の出し入れが困難となるため、ユーザーの手作業による取り付け及び取り外しを自在としたトノカバーが知られている。例えば、特許文献1に記載のトノカバーにおいては、シート状のメインカバーと、周囲に固着されたレザー(周縁部材)と、レザーと一体的に配設された屈曲変形可能な外周ワイヤとで構成されており、トノカバーの取り外し時にはトノカバーに捩りを加えてトノカバーを三重のリング状に折り畳むことができる。また、特許文献2に記載のトノカバーにおいては、特許文献1と同様のメインカバーと周縁部材とワイヤとで構成されるトノカバーが折り畳み可能であり、さらに目隠し用帯状片によって折り畳み状態のトノカバーの拘束を行う構成が開示されている。
特開平11−129816号公報 特開2001−191854号公報
しかしながら、特許文献1に記載のトノカバーにおいては、折り畳まれていたトノカバーが車両走行時の振動などにより予期せぬタイミングで折り畳み解除される可能性がある。特許文献2に記載のトノカバーにおいては、目隠し用帯状片により折り畳み状態のトノカバーの拘束を行うことで特許文献1に存在する折り畳み解除の可能性の解決を図っているが、充分とは言えない点がある。つまり、長尺の目隠し用帯状片を折り畳み状態のトノカバーに巻き付ける構成であるため、トノカバーの折り畳み状態や帯状片の巻き付け方に自由度がありすぎるため、ユーザーのトノカバーの折り畳み方あるいは帯状片の巻き付け方が不十分な場合には、ワイヤの変形や予期せぬ折り畳み状態の解除が誘発される可能性がある。
また、特許文献2のように、メインカバーとレザーとワイヤとをトノカバーの形状に形成したのち一度に共縫いをして一体的にする構成であると、レザーは伸縮性に乏しいため、特に湾曲形状などにおける縫製作業が困難であり、しわの発生を招く場合がある。さらに、特許文献1、2ともに、トノカバーに形成した取付孔を車両側の突起に引っ掛けて固定する構成であるため、ユーザーがトノカバー全体を持ち上げてから突起に向けて目分量で位置を調整する必要があり煩わしさがあった。
よって、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザーの手作業による取り付け及び取り外しが容易かつ自在であり、取り外したあとの折り畳み状態が拘束されるトノカバーを提供することを目的とする。
本発明の折り畳み可能な車両用トノカバーは、直線状の直線ワイヤおよび直線ワイヤの一端から他端につながり、弓状に湾曲した湾曲ワイヤを有する屈曲変形可能なワイヤと、ワイヤに沿ってワイヤを包む縁取り部材と、縁取り部材に取付けられ、縁取り部材で囲まれた領域を覆うシートと、を有する。直線ワイヤと湾曲ワイヤとの連結部分にはそれぞれ、連結部分を覆うカバー部材が設けられている。一方のカバー部材の表面には結合部が形成されており、他方のカバー部材の裏面には結合部と結合する被結合部が形成されている。また、カバー部材はトノカバーが折り畳まれた状態で互いに結合可能である。
本発明の車両用トノカバーによれは、ユーザーの手作業による取り付け及び取り外しが容易かつ自在であり、取り外したあとの折り畳み状態を強固に拘束することができる。
本発明のトノカバーが取り付けられた自動車を荷室後方から見た斜視図である。 トノカバーの概略構成図である。 縁取り部材の内部に挿入されたワイヤを示す概略図である。 図2のA部の拡大概略図およびカバー部材の分解図である。 カバー部材の外面の概略斜視図であり、(a)は表面側、(b)は裏面側である。 トノカバーの折り畳みの過程を示す説明図である。 トノカバーの自動車への固定方法を説明するための概略図である。 本発明のトノカバーの変形例を示す概略図であり、自動車の荷室後方からトノカバーを見た概略斜視図である。
以下に、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の機能を有する構成には添付図面中、同一の番号を付与し、その説明を省略することがある。
なお、以降の説明では、トノカバーは自動車に取付けられた状態で説明する。また、本発明のトノカバーが取り付けられる車両はいずれであっても構わないが、以降の説明では自動車として説明する。
図1は、本発明のトノカバーが取り付けられた自動車を荷室後方から見た斜視図である。図1に示すように、自動車100には、後部座席110の後方に荷物を収容するための荷室120が形成されている。本発明のトノカバー1を適用可能な自動車には、フロントシートとリヤシートを備える2列シートタイプのモータビークル、さらにサードシートを備える3列シートタイプのモータビークル、いわゆるハッチバックタイプ、ステーションワゴンタイプ等、特に限定されるものではなく様々な自動車に適用可能である。荷室120は、概ね、後部座席110のシートバック、フロアパネル上の内装材で構成される荷室フロア130、開閉可能とされたバックドア140、およびデッキサイドトリムといった内装材で構成される側壁150により区画された空間である。
トノカバー1は、荷室120内に配置された荷物等を車外から視認し難くするため、荷室120の上方位置にシート5を略水平方向に展開して荷室120の上部を遮蔽するよう構成されている。バックドア140を開いて荷物を出し入れする際、トノカバー1がそのまま荷室120の上部を遮蔽していると荷物の出し入れが困難となるため、ユーザーの手作業による取り付け及び取り外しを自在とされている。詳細は後述するが、トノカバー1の車両前方の両端付近に側壁150への固定部材としてのカバー部材8を備え、トノカバー1の車両後方の側部を側壁150及びまたはバックドア140の溝形状や棚形状に載置することで、ユーザーが手作業によってトノカバー1を容易に取り付け及び取り外し可能とされている。
次に、トノカバー1の構成を、図2および図3を用いて説明する。図2はトノカバー1の概略構成図である。図3は、縁取り部材6の内部に挿入されたワイヤ7を示す概略図である。図2に示すように、トノカバー1は、荷室を覆うシート5とシートの外周に袋状に縫製される縁取り部材6とを有する。そして、トノカバー1の外形は、車両前方で幅方向に略直線状に延びる直線部3と、直線部3の一方の端から他方の端につながり、車両後方向きに弓状に湾曲して延びる湾曲部4とで構成されている。シート5と縁取り部材6は共に、ナイロンやポリエステル等のジャージー織布等からなる伸縮性のある部材とされている。そして、図3に示すように、縁取り部材6の中には屈曲変形可能なワイヤ7、具体的には、直線部3に対応するように直線ワイヤ7aが、湾曲部4に対応するように湾曲ワイヤ7bが挿通されており、このワイヤ7によってトノカバー1を折り畳み状態と展開状態とに切り替え自在としている。
図2に示すように、トノカバー1の直線部3と湾曲部4との境界にあたる、車両前方の車両幅方向で両端付近には合成樹脂等からなる一対のカバー部材8が配設されている。本発明においては、カバー部材8が様々な機能を発揮することを大きな特徴としており、以下、その各機能を順に説明する。
まず、カバー部材8が保護部材として機能することについて説明する。図3に示すように、ワイヤ7は、トノカバー1の外形に対応して略直線状の直線ワイヤ7aと、湾曲する湾曲ワイヤ7bとで構成されている。そして、図中の破線丸印付近を拡大して示すように、直線ワイヤ7aと湾曲ワイヤ7bの端部同士が中空パイプ状の連結部9に挿通、固定され、直線ワイヤ7aと湾曲部ワイヤ7bはループ状に一体化される。なお、連結部9は、別部材を用いることなく溶接等により直線ワイヤ7aと湾曲ワイヤ7bとを一体化する構成としてもよい。なお、ワイヤ7は、前述した通り、縁取り部材6の袋状の内部に挿通される構成であり、ループ状に一体化した後のワイヤ7とシート5、縁取り部材6を所定位置にセットして縫製する作業は非常に困難なものとなる。よって、先にシート5と縁取り部材6を縫製した後に、直線ワイヤ7aと湾曲ワイヤ7bとをそれぞれ縁取り部材6の袋状の内部に挿通させて、最後に連結部9を形成してワイヤ7をループ状に一体化すると作業が簡易化されるため好ましい。
図4に、図2のA部の拡大概略図およびカバー部材8の分解図を示す。図4に示すように、ワイヤ7の連結部9は、カバー部材8によって被覆される。ここで、カバー部材8は上下一対の半割体とされ、その内面にそれぞれ溝状の挟持部10と爪状の係合部11とを備えている。そして、連結部9ならびにワイヤ7の露出している部分がカバー部材8の挟持部10に収まるようセットされ、半割体同士を閉じ合わせると、係合部11によって半割体同士が互いに固定、一体化され、カバー部材8がワイヤ7の連結部9を完全に被覆する。これにより、連結部9ならびにワイヤ7が露出することがないため見栄えがよく、さらに、連結部9におけるワイヤ7のエッジや溶接痕によるシート5や縁取り部材6の破れを防止することができる。特に、前述した通り、カバー部材8はトノカバー1を側壁150に固定するための固定部材でもあるため、カバー部材8なしで側壁150に固定する場合、繰り返しの取り付け、取り外しによる側壁150との擦れが発生し、シート5や縁取り部材6の破れを誘発してしまう。特許文献2のトノカバーでは、この問題を解決するためにシート5や縁取り部材6の外周をレザーで被覆する必要があった。しかしながら、レザーは伸縮性が無くとりわけ湾曲形状などにおける縫製作業が困難でしわの発生を招く可能性がある。本発明においては、カバー部材8によってシート5や縁取り部材6の破れを防止することができるため、レザーを用いる必要がなく、伸縮性のあるシート5や縁取り部材6を用いることで縫製による皺の発生を防止でき、縫製作業を容易にすることができるという効果を得られる。
以上のように、本発明においては、カバー部材8が保護部材として機能することをひとつの特徴としている。なお、カバー部材8の形態は上下一対の半割体に限定されず、インテグラルヒンジによって開閉可能に一体化された貝殻状の部材や、エラストマーからなる中空キャップ状の部材であってもよく、トノカバー1の直線部3と湾曲部4との境界に位置する保護部材として機能するものであればよい。むろん、挟持部10と係合部11の形態も上述したものに限定されず、接着剤による固定や縫製、ネジ留め等、連結部9ならびにワイヤ7をカバー部材8に固定、一体化するものであればよい。
次に、カバー部材8がロック部材として機能することについて説明する。図5は、カバー部材の外面の概略斜視図であり、(a)は表面側、(b)は裏面側である。
図5に示すように、一対のカバー部材8は、それぞれ表面8aと裏面8bとを備え、表面8aには突起状の結合部12が形成され、裏面8bには結合部12が嵌まり込む台座状の被結合部13が形成されている。これにより、トノカバー1の折り畳み状態においてカバー部材8の表面8aと裏面8bとが結合し、一対のカバー部材8同士が互いに係合しロックされる。本実施形態では、結合部12は、表面8bから円柱状に延びる基部12aと、基部12aの先端に形成され基部12aよりも広幅の頭部12bとから構成される。被結合部13は、頭部12bが入り込む空間を有する台座部13aと、台座部13aの表面に形成された基部12aよりも狭幅の入口および入口につながり頭部12bよりも狭幅の中心をもつ鍵穴状の開口13bとから構成されている。この構成により、カバー部材8同士の結合を、横方向のスライド動作でおこなうことができ、縦方向つまりカバー部材8同士の開き方向の力を効果的に抑制し、予期せぬタイミングで折り畳み状態が解除されることなくロックすることができる。
次に、トノカバー1が折り畳まれる過程を説明する。図6に、トノカバーの折り畳みの過程を示す説明図を示す。図6は、便宜上、トノカバー1をワイヤ7とカバー部材8のみで表しており、トノカバー1の展開状態において、左右一対のカバー部材8は共に同じ面(図中では表面8a)を向いている構成である。なお、(a)から(f)へ順に折り畳まれる様子を示している。
トノカバー1の展開状態(図6(a))から、ユーザーが手作業によってトノカバー1の幅方向の一方を捻じるように力を加えると、図中矢印の順にワイヤ7が捻り変形する(図6(b)、(c))。これは、直線ワイヤ7aと湾曲ワイヤ7bの中間点7cを起点としてワイヤ7が捻られやすいため、無理な方向にワイヤ7を折り曲げることなく自然と折り畳み方が既定される。しかしながら、ユーザーマニュアルへの折り畳み例の記載等によってさらに確実に折り畳み方を既定するものとしてもよい。そして、捻じられ変形した部分(裏返った部分)を押し倒す(図6(d))。そして、捻じらず裏返っていなかった部分を、押し倒した部分に重なるように折り畳む(図6(e))。最終的に、カバー部材8同士が重なり合い、片方のカバー部材8の表面8aと他方のカバー部材8の裏面8bとが合わさり、上述した結合部12と被結合部13との結合およびロックが可能となる(図6(f)参照)。仮に、一対のカバー部材8がトノカバー1の直線部3と湾曲部4との境界から離れた位置に配設されていると、折り畳み状態でカバー部材8同士が重なり合う配置にならず、無理に重ね合わせて結合するとワイヤ7の変形や予期せぬ折り畳み状態の解除を誘発する可能性がある。つまり、本発明のトノカバー1においては、直線部3と湾曲部4との境界に左右一対のカバー部材8が配設されていることによって、折り畳み方ならびに折り畳み状態の拘束の仕方が既定され、繰り返しの折り畳みにもワイヤの変形や予期せぬ折り畳み状態の解除を確実に防ぐことができる。
以上のように、本発明においては、カバー部材8が折り畳み状態を拘束するロック部材として機能することをひとつの特徴としている。なお、結合部12と被結合部13の形態は上述したものに限定されず、ボタン式や磁石を利用するもの等、一対のカバー部材8同士を結合およびロック可能な構成であればよい。なお、表面8aに被結合部13が、裏面8bに結合部12が形成されていてもよく、表面8aと裏面8b共に結合部12と被結合部13を両方備える構成としてもよい。
次に、カバー部材8が固定部材として機能することについて説明する。図7に、トノカバー1の自動車への固定方法を説明するための概略図を示す。図7に示すように、カバー部材8には、トノカバー1を車両へ固定するための固定部14が形成されている。図中では片方のカバー部材8のみを図示しているが、他方のカバー部材8にも同様の固定部14が形成されている。本実施形態では、固定部14は、カバー部材8の車両幅方向に見て外側に突出する突起状に形成されており、車両の側壁150には凹状の開口部151が形成されており、開口部151の内面で車両後方側に鍵穴状の溝である受け部152が形成されている。ここで、開口部151は、本発明のトノカバー1とは別の形態のトノカバー、例えば筒状のケース体に巻取り軸が収容されるタイプのトノカバーの設置のために設けられるものでよく、この開口部151を本発明のトノカバー1に利用することで自動車の仕様に関わらず側壁150の設計を共通化できるためコスト低減の観点で好ましい。つまり、トノカバー1の固定部14と、車両に形成される開口部151と、受け部152とでトノカバーの支持機構が形成されている。
ユーザーがトノカバー1を自動車へ固定する際には、図中破線矢印で示すように、カバー部材8の固定部14を側壁150の開口部151に通したのち受け部152に嵌め入れることでトノカバー1の車両前方が固定され、図示しない車両後方側を側壁150及びまたはバックドア140に形成した溝形状や棚形状に載置することで、トノカバー1を容易に取り付け可能となっている。これにより、ユーザーは、トノカバー1の車両後方側を手に持ち、広く開いている開口部151に固定部14を入れた状態からトノカバー1を手前(車両後方)に引っ張るだけでトノカバー1を自動車に固定できる。また、取り付けの際に、車外から取り付け作業をおこなうユーザーが手の届きにくい車両前方側まで手を伸ばす必要がない。むろん、トノカバー1の取り外し時においても、ユーザーはトノカバー1の車両後方側を手に持ち車両前方向に押し込むだけでトノカバー1を車両から取り外すことができる。つまり、特許文献1、2に開示されているような、トノカバーに形成した取付孔を車両側の突起に引っ掛けて固定するときにトノカバー全体を持ち上げ、突起に向けて目分量で位置を調整する、という作業を行う必要がない。
以上のように、本発明においては、カバー部材8が車両への固定部材として機能することをひとつの特徴としている。なお、固定部14の形態は上述したものに限定されず、凹形状を形成し側壁150に形成した突起形状に固定するもの、側壁150に溝を設けて差し込み固定するもの、上述した結合部12や被結合部13を側壁150にも設けてカバー部材8の結合部12や被結合部13で固定を兼用するもの等、車両への固定が可能なものであればよい。
本発明は、様々な変形例も考えられる。図8は、本発明のトノカバーの変形例を示す概略図であり、自動車の荷室後方からトノカバーを見た概略斜視図である。
図8に示すように、変形例のトノカバー1’は、車両後方側に一端がトノカバー1’に固定され他端がバックドア140に固定される紐状の連結部材15を備えている。これにより、バックドア140の開き動作に伴い、トノカバー1の後方側が回動しながら自動的に持ち上がり、バックドア140の閉め動作に伴い水平な展開状態に戻るため、ユーザーの特別な操作を必要とすることなく荷室へのアクセスをより快適にすることができる。なお、本変形例を適用する際には、上述した図7に示す固定部14の構成を採ることが好ましく、これにより、トノカバー1’の車両前方側が突起状の固定部14を軸とした回転軸となり、トノカバー1’の車両後方側の回動動作がスムーズに行われる。
1、1’ トノカバー
3 直線部
4 湾曲部
5 シート
6 縁取り部材
7 ワイヤ
7a 直線ワイヤ
7b 湾曲ワイヤ
8 カバー部材
8a 表面
8b 裏面
9 連結部
12 結合部
12a 基部
12b 頭部
13 被結合部
13a 台座部
13b 開口
14 固定部

Claims (4)

  1. 直線状の直線ワイヤおよび前記直線ワイヤの一端から他端につながり、弓状に湾曲した湾曲ワイヤを有する屈曲変形可能なワイヤと、前記ワイヤに沿って前記ワイヤを包む縁取り部材と、前記縁取り部材に取付けられ、前記縁取り部材で囲まれた領域を覆うシートと、を有する、折り畳み可能な車両用トノカバーであって、
    前記直線ワイヤと前記湾曲ワイヤとの連結部分にはそれぞれカバー部材が設けられており、
    一方の前記カバー部材の表面には突起状の結合部が形成されており、他方の前記カバー部材の裏面には前記結合部が嵌り込む被結合部が形成されており、
    前記カバー部材は前記トノカバーが折り畳まれた状態で前記結合部が前記被結合部に嵌り込むことにより互いに結合可能であり、
    前記結合部は、前記カバー部材の前記表面から円柱状に延びる基部と、前記基部の先端に形成され、前記基部の幅の広い頭部とからなり、
    前記被結合部は、内部に前記頭部が入り込む空間を有する台座部と、前記台座部に形成された、前記基部よりも幅の小さな入口および前記入口につながり前記頭部よりも狭い中心と有する鍵穴状の開口とからなる、トノカバー。
  2. 他方の前記カバー部材の表面には突起状の結合部が形成されており、一方の前記カバー部材の裏面には他方の前記カバー部材の表面に形成された前記結合部が嵌り込む被結合部が形成されている、請求項1に記載のトノカバー。
  3. 前記カバー部材には、前記直線ワイヤに沿った方向に突出し、車両に係合可能な固定部が形成されている、請求項1または2に記載のトノカバー。
  4. 請求項に記載のトノカバーの前記固定部と、
    車両の両側壁に形成され、前記固定部を受け入れ可能な凹状の開口部と、
    前記開口部の内面から前記車両の後方に向かって形成され、前記固定部が嵌め込まれる鍵穴状の受け部と、を有するトノカバーの支持機構。
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