JP6192625B2 - 薬剤分包機 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の散薬供給機構とそれらに共用される包装装置とを具備していて単一の散薬ばかりか複数種の散薬でも同封分包しうる薬剤分包機に関し、詳しくは、複数の散薬供給機構に異質なものを含むようになった薬剤分包機に関する。
薬剤分包機は、処方総量以上の薬剤を一包分(一回服用分,一回施用分)ずつに分割して逐次供給する薬剤供給機構と、分包紙(分包帯)を区画しながら各区画室に薬剤を封入する包装装置とを具備したものであり、薬剤供給機構から包装装置の投入ホッパへ薬剤を一包分ずつ送り込んで分包するようになっている(例えば特許文献1〜8参照)。
薬剤分包機には、粉や顆粒などの散薬だけを取り扱う散薬分包機(例えば特許文献1〜4,6,7参照)や、玉やカプセル等の錠剤だけを取り扱う錠剤分包機、散薬も錠剤も取り扱う混成の薬剤分包機がある(例えば特許文献5,8参照)。
散薬分包機は、薬剤供給機構として散薬供給機構を具備しており、この散薬供給機構の一般的な構成例として配分分割式が挙げられるが、配分分割式は、さらに、散薬配分域に分割マスを一直線状に配した比較的簡素で人手配分向きの直線配分式と、円環状の散薬配分域に配した部材を循環回転させる自動配分向きの回転配分式とに大別される。
後者の回転配分式の散薬供給機構は(例えば特許文献1〜5参照)、散薬を定量で又は可変量で少しずつ逐次供給する散薬フィーダと、散薬フィーダから供給された散薬を回転しながら受けることにより散薬を均等に分布させて保持する回転式環状受部材と、回転式環状受部材から一包分ずつ分割して包装装置へ送り込む分割機構とを備えている。
回転式環状受部材としては、多数の分割マス体を環状に配列した散剤分割器や(例えば特許文献1参照)、環状の平坦な載置面を有するターンテーブル(例えば特許文献2参照)、R溝などと呼ばれる凹形弧状溝を環状にした環状受皿を有するターンテーブル(例えば特許文献3〜5参照)などが用いられる。予め多数の分割マス体に区画されている散剤分割器を回転式環状受部材に用いた場合(例えば特許文献1参照)、散剤分割器に散薬を配分するのに随伴して分割がなされ、個々の分割マス体が底面を開くことで排出引き渡しがなされるので、分割精度を高め易い。これに対し、予め区画されていない環状載置面や環状受皿を回転式環状受部材に用いた場合(例えば特許文献2〜5参照)、環状載置面や環状受皿の上に配分された散薬を切出装置にて環状載置面や環状受皿から任意の角度分ずつ切り出すことで分割がなされるので、分割数の変更が容易である。
散薬供給機構の他の構成例として、散薬を定量で又は可変量で少しずつ送り出しながら送出量を計測することで必要量だけ供給する計量分割式が挙げられ、その計量方式には、スクリュー回転数などから送出量を算出する容積計測方式や、送出側か受取側で重量を測定する重量計測方式(例えば特許文献3,4参照)、落下中の散薬を撮った画像から送出量を算出する謂わば撮像計測方式がある(例えば特許文献7参照)。容積計測方式や重量計測方式は、それだけで微量の散薬を精度良く測定しようとすると時間とコストが嵩むため、一包分ずつの散薬分割でなく、一患者分ずつの散薬分割に用いられてきたが(例えば特許文献3,4参照)、撮像計測方式や、それと重量計測方式との組合せ方式は、一包分ずつの散薬分割まで実用に適うものとなっている(例えば特許文献7参照)。
また、包装装置の遊びを減らすために別の散薬供給機構で時間をずらして散薬配分と散薬分割とを行うことや、混和に不向きな複数種の散薬を各散薬供給機構に分担させて同封分包させることが出来るよう、散薬供給機構を複数装備したうえで、それらの散薬供給先を共用の包装装置にした散薬分包機も実用化されている(例えば特許文献2,3,5参照)。さらに、散薬だけでなく錠剤も一緒に分包できるように、各種の錠剤を収容した錠剤フィーダから必要個数の錠剤を落下排出させて共用の包装装置へ供給する錠剤分包機を散薬分包機に組み合わせた薬剤分包機も実用化されている(例えば特許文献5参照)。
特開昭61−273301号公報 特開昭62−260601号公報 特開平07−080043号公報 特開平11−114021号公報 特開2001−87353号公報 特開2001−85523号公報 特開2013−48899号公報 特願2014−072303号
このような従来の薬剤分包機では、複数の散薬供給機構が散薬の直接供給先としては同一の包装装置を共用しないカスケード接続(多段接続,従属接続)であれば異質の散薬供給機構が組み合わせられることがあるが(例えば特許文献3,4参照)、複数の散薬供給機構が散薬の直接供給先として同一の包装装置を共用する並列接続の場合に、そのような直接共用の包装装置に対して散薬供給機構を複数化するときには、同質の散薬供給機構を並設するにとどまっていた。具体的には、散薬フィーダと回転式環状受部材と切出装置との組を複数組装備して各組から一の包装装置に散薬を直接供給する回転配分式の散薬分包機が実用化されていた(例えば特許文献2,3,5参照)。
このため、別処方の散薬配分と散薬分割とを並行化するときにしろ、一処方の混和不適な散薬の配分分割を分担させるときにしろ、どの散薬供給機構にどの散薬を割り当てるかという選択には特別な意味や得失が無く、空いているものを割り当てるだけであった。
しかしながら、自動化率の高い大型システムの使用時は別として、広く普及している回転配分式の散薬分包機では、一包分ずつの散薬分割は自動化されても、一処方分や一患者分ずつの散薬分割までは自動化されず、人手による秤量作業を先行させるものが多い。
そこで、散薬調剤内容を損なうことなく散薬調剤者の作業負担を軽減することができるよう散薬供給時の選択の幅が広い薬剤分包機を実現することが第1技術課題となる。
また、散薬専用の散薬分包機については、多数の散薬容器が収納される散薬容器棚と、調剤作業台を兼ねる天板とを、組み合わせたものがあるが(例えば特許文献6参照)、散薬分包機に錠剤分包機を組み合わせた薬剤分包機については、多数の錠剤フィーダを搭載した錠剤容器棚の装備が優先され、散薬容器棚や調剤作業天板を装備したものは開発されていなかった(例えば特許文献5参照)。
そのため、薬剤師が手動で散薬を散薬フィーダに投入する際に、薬剤師は、予め、別途設けられた散薬容器棚から散薬容器を取り出して別の場所で調剤作業を済ませ、その後、薬剤分包機の所へ移動してから、調剤済み散薬の投入が行えることになるので、散薬の調剤スペースが別に必要であるばかりか、調剤作業の能率向上も難しかった。
そこで、少ないスペースで、散薬を調剤する薬剤師等の調剤者が移動することなく、散薬を散薬フィーダに投入することができ、かつ、錠剤容器棚に収容されている錠剤フィーダから錠剤を自動で直接共用の包装装置に投入することができる薬剤分包機を実現することが第2技術課題となるが(例えば特許文献8参照)、散薬供給機構が複数化された薬剤分包機は散薬調剤の頻度が高いほど多用される傾向がある。
そのため、そのような薬剤分包機については、散薬調剤者の作業負担を軽減する必要性が高いため、第1技術課題に加えて第2技術課題をも解決することが望まれる。
本発明の薬剤分包機は(解決手段1)、上述した第1課題を解決するために創案されたものであり、投入ホッパに投入された薬剤を分包する包装装置と、散薬を散薬フィーダにて回転式環状受部材に配分してから一包分ずつ分割して前記投入ホッパへ送り込む(回転配分式の)第1散薬供給機構と、散薬を定量で又は可変量で少しずつ送り出しながら送出量を計測することで一包分ずつ供給する(計量分割式の)第2散薬供給機構と、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記投入ホッパへ導く直接案内機構(第1案内機構)とを備えたものである。
また、本発明の薬剤分包機は(解決手段2)、上記解決手段1の薬剤分包機であって、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記散薬フィーダへ導くフィーダ迂回案内機構(第2案内機構)と、前記直接案内機構と前記フィーダ迂回案内機構とのうち何れか一方だけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の薬剤分包機は(解決手段3)、上記解決手段1の薬剤分包機であって、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記回転式環状受部材へ導く環状受部材迂回案内機構(第3案内機構)と、前記直接案内機構と前記環状受部材迂回案内機構とのうち何れか一方だけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の薬剤分包機は(解決手段4)、上記解決手段1の薬剤分包機であって、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記散薬フィーダへ導くフィーダ迂回案内機構(第2案内機構)と、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記回転式環状受部材へ導く環状受部材迂回案内機構(第3案内機構)と、前記直接案内機構と前記フィーダ迂回案内機構と前記環状受部材迂回案内機構とのうち何れか一つだけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の薬剤分包機は(解決手段5)、上述した第1技術課題に加えて第2技術課題をも解決するために創案されたものであり、上記解決手段1〜4の薬剤分包機であって、複数の錠剤フィーダを搭載した錠剤容器棚と、前記錠剤フィーダから排出されて落下する錠剤を前記投入ホッパへ導く錠剤案内機構と、複数の散薬容器を収納しうる散薬容器棚とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の薬剤分包機は(解決手段6)、上記解決手段5の薬剤分包機であって、板上で散薬の調剤作業を行える調剤作業天板を備えたことを特徴とする。
このような本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段1)、第1散薬供給機構と第2散薬供給機構とが散薬の直接供給先として同一の包装装置を直接共用する並列接続にて散薬供給機構が複数化されているが、第1散薬供給機構が回転配分式であるのに対し、第2散薬供給機構が計量分割式であり、異質の散薬供給機構が並設されている。
両機構は、規模の大小や,作業手順,処理速度,分割性能,使用実績など幾つかの点で特質が相違していることから、散薬調剤の内容に応じて信頼感や利便性などを考慮して使い分けることができるので、散薬供給時の選択の幅が広がる。
また、回転式環状受部材等を要する回転配分式の第1散薬供給機構に比べれば小形化し易い計量分割式の第2散薬供給機構と、包装装置の投入ホッパとの間に、直接案内機構(第1案内機構)を配したので、両機構に係る配置上の制約が緩和されて、薬剤分包機が無理なく而も使い勝手を犠牲にすることもなく小形化される。
したがって、この発明によれば、散薬供給時の選択の幅が広い薬剤分包機を実現することができて、散薬調剤内容を損なうことなく散薬調剤者の作業負担が軽減されるので、第1技術課題が解決されることとなる。
また、本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段2)、異質の散薬供給機構の並列接続に係る直接共用の選択に加えて、散薬フィーダを介するカスケード接続に係る迂回共用の選択も可能になっているので、散薬供給時の選択の幅がより広い薬剤分包機を実現することができて、第1技術課題が高度に解決される。
さらに、本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段3)、異質の散薬供給機構の並列接続に係る直接共用の選択に加えて、回転式環状受部材を介するカスケード接続に係る迂回共用の選択も可能になっているので、散薬供給時の選択の幅がより広い薬剤分包機を実現することができて、第1技術課題が高度に解決される。
また、本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段4)、異質の散薬供給機構の並列接続に係る直接共用の選択に加えて、散薬フィーダを介するカスケード接続に係る迂回共用の選択と、回転式環状受部材を介するカスケード接続に係る迂回共用の選択も、可能になっているので、散薬供給時の選択の幅がより一層広い薬剤分包機を実現することができて、第1技術課題がより高度に解決される。
また、本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段5)、錠剤容器棚および錠剤案内機構の付設によって散薬でも錠剤でも一緒でも分包可能になっているうえ、散薬容器棚まで付設されているため、使用頻度の高い散薬を容器に入れて散薬容器棚に収容しておけば、調剤時に調剤者があまり移動しなくても必要な散薬を取り揃えることができるので、調剤作業の能率が向上する。
したがって、この発明によれば、散薬取り揃えに係る散薬調剤者の作業負担まで軽減されるので、第1技術課題に加えて第2技術課題も解決されることとなる。
また、本発明の薬剤分包機にあっては(解決手段6)、調剤作業天板までも付設されているため、取り揃えた散薬の確認や秤量といった作業に際しても、調剤者がほとんど移動することなく作業を遂行することができるので、調剤作業の能率が一層向上する。
したがって、この発明によれば、散薬の取り揃えばかりかその後の散薬調剤に係る作業負担まで軽減されるので、第1技術課題に加えて第2技術課題も高度に解決される。
本発明の実施例1について、薬剤分包機の内部構造を示す模式図であり、(a)が正面図、(b)が前から見て左側部分・右から見て奥側部分の右側面図、(c)が前から見て右側部分・右から見て手前側部分の右側面図に相当する。 本発明の実施例2について、薬剤分包機の構造を示し、(a)が外観斜視図、(b)が散薬容器棚と錠剤容器棚の平面配置図である。
このような本発明の薬剤分包機について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1に示した実施例1は、上述した解決手段1〜6(出願当初の請求項1〜6)を総て具現化したものであり、図2に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の薬剤分包機の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、薬剤分包機10の内部構造を示す模式図であり、(a)が正面図、(b)が前から見て左側部分・右から見て奥側部分の右側面図、(c)が前から見て右側部分・右から見て手前側部分の右側面図に相当する。
この薬剤分包機10は、筐体の下側部分に内蔵された包装装置20と、その上方であって左前寄りの所に内蔵された回転配分式の第1散薬供給機構30と、その少し上方であって右後寄りの所に装備された計量分割式の第2散薬供給機構40と、それら20,30,40の間に介装された散薬案内機構50と、筐体の上側部分のうち左側の所に装備された錠剤容器棚60と、その右側に装備された散薬容器棚70と、第1散薬供給機構30の上や第2散薬供給機構の手前の所に横たわる調剤作業天板80と、筐体の下側後方など上記機構等の邪魔にならない所に内蔵された制御装置14とを備えている。
包装装置20は、薬剤を分包紙などの分包帯に区分封入するものであれば公知のもので良く(例えば特許文献1〜7参照)、分包紙を送りながら熱融着等にて区画する本体部21と、第1散薬供給機構30と第2散薬供給機構40と錠剤容器棚60とから送出された薬剤が投入される投入ホッパ22とを備えており、一包分の薬剤が投入ホッパ22に送り込まれる度にその薬剤を本体部21にて分包するようになっている。
この構成例では、上下動する小さな投入ホッパ22の上方に、各部から送り込まれた薬剤を受け入れて何れも投入ホッパ22へ導く合流部材23が、設けられている。
第1散薬供給機構30は、回転配分式のものであれば公知のもので良く(例えば特許文献1〜5参照)、何れも既述した、振動フィーダ等の散薬フィーダ31と環状受皿などの回転式環状受部材32と、切出装置などの分割機構33とを備えており、制御装置14の制御に従って、一患者分や一処方分の散薬を散薬フィーダ31にて回転式環状受部材32に均等配分してから分割機構33にて一包分ずつに分割して包装装置20の投入ホッパ22へ合流部材23経由で送り込むようになっている。散薬フィーダ31に一纏まりの散薬をセットするのは、調剤者が秤量後に行う手作業が基本であるが、後述のフィーダ迂回案内機構52を介して第2散薬供給機構40から自動投入することも可能になっている。
第2散薬供給機構40は、計量分割式のものであれば公知のもので良く(例えば特許文献3,4,7参照)、散薬を定量で又は可変量で少しずつ送り出しながら送出量を計測することで必要量だけ供給するようになっていれば、何れも既述した、容積計測方式のものでも、重量計測方式のものでも(例えば特許文献3,4参照)、撮像計測方式のものでも(例えば特許文献7参照)、その幾つかを併用したハイブリッド方式のものでも良いが、重量計測方式と撮像計測方式とのハイブリッド方式のものなら、散薬容器72の構造が単純で済む割に計測精度が良いので、その方式の散薬供給機構が望ましい。
この構成例では、分包対象の散薬を収容した散薬容器72を容器ごと着脱可能であって装着された散薬容器72から散薬の落下排出と計量とを行う計量送出ユニット41に加えて、その散薬を一包分だけ一時貯留する排出ホッパ42も、装備している。
散薬案内機構50は、第2散薬供給機構40と包装装置20との間に介装された直接案内機構51(第1案内機構)と、第2散薬供給機構40と第1散薬供給機構30の散薬フィーダ31との間に介装されたフィーダ迂回案内機構52(第2案内機構)と、第2散薬供給機構40と第1散薬供給機構30の回転式環状受部材32との間に介装された環状受部材迂回案内機構53(第3案内機構)とを備えている。
直接案内機構51は、例えば傾斜した樋状部材からなり、機能時には、始端が第2散薬供給機構40の排出ホッパ42の下方に位置するとともに、終端が包装装置20の合流部材23の上方に位置して、第2散薬供給機構40から供給された散薬を迂回させることなく直に包装装置20の投入ホッパ22へ導くものとなっている。
フィーダ迂回案内機構52は、例えばベルトコンベア等からなり、機能時には、始端が第2散薬供給機構40の排出ホッパ42の下方に位置するとともに、終端が第1散薬供給機構30の散薬フィーダ31の上方に位置して、第2散薬供給機構40から供給された散薬を散薬フィーダ31へ導くようになっている。
環状受部材迂回案内機構53は、例えばベルトコンベア等からなり、機能時には、始端が第2散薬供給機構40の排出ホッパ42の下方に位置するとともに、終端が第1散薬供給機構30の回転式環状受部材32の上方に位置して、第2散薬供給機構40から供給された散薬を回転式環状受部材32へ導くようになっている。
このようなフィーダ迂回案内機構52と環状受部材迂回案内機構53は、第2散薬供給機構40から供給された散薬を第1散薬供給機構30に迂回させて、包装装置20の投入ホッパ22への投入を第1散薬供給機構30に委ねるものとなっている。
散薬案内機構50には図示しない択一手段が付設されている。択一手段は、例えば、上述の案内機構51,52,53の幾つかを進退させる機構や、あるいは排出ホッパ42の下方で回転して散薬経路の向きを変える機構などからなり、何れの機構からなるにしても、制御装置14の制御に従って、直接案内機構51とフィーダ迂回案内機構52と環状受部材迂回案内機構53とのうち何れか一つの案内機構だけを機能させ、他の案内機構は機能させないので、第2散薬供給機構40から供給された散薬の送出先を、投入ホッパ22か散薬フィーダ31か回転式環状受部材32かに切り替えるものとなっている。
錠剤容器棚60は、着脱式の錠剤フィーダ61を多段多列に並べて多数保持しうるものであり、錠剤フィーダ61は、各種の錠剤のうち何れかを容器部に収容していて制御装置14の指示に従い整列盤の回転動作等にて錠剤を逐次排出するものであり、錠剤フィーダ61から排出された錠剤は、落下しながら、例えば縦ダクト状の錠剤案内機構63にて収集され、例えば漏斗状の錠剤案内機構65に導かれるようになっている。
錠剤容器棚60には、錠剤フィーダ61に無い薬剤を分包対象に含めるための薬剤手撒き装置62が付設されており、その手撒き薬剤が制御装置14の制御に従って逐次排出されてから錠剤案内機構64にて錠剤案内機構65へ導かれるようにもなっている。
錠剤案内機構65に来た薬剤は、一包分ずつ一時貯留されてから、合流部材23を介して包装装置20の投入ホッパ22に投入されるようになっている。
散薬容器棚70は、散薬容器72を一つ又は複数並べて載せて置ける棚板71を多段に配設したものであり、散薬容器72は、各種の散薬のうち何れかを収納した容器であって、第2散薬供給機構40の計量送出ユニット41に着脱できるものである。散薬容器棚70に対する散薬容器72の出し入れも、計量送出ユニット41に対する散薬容器72の着脱も、基本的には人手で行うようになっている。
調剤作業天板80は、板上で散薬の調剤作業を行える横置き板体であり、図示のような広い一枚の平板が望ましいが、複数枚を同じ高さに並べたものでも良く、複数枚を階段状に配したものでも良い。散薬フィーダ31の上方を覆う場合はその部分に散薬投入用の貫通穴が形成される。そして、秤量等の作業を行い易い高さであって、錠剤容器棚60に対する錠剤フィーダ61の着脱や第2散薬供給機構40に対する散薬容器72の着脱を妨げない所に配設され、さらに、筐体内部の清掃や補修の作業容易化のため、開閉可能か着脱自在な態様で筐体に装着されている。第1散薬供給機構30の稼動状況等を目視で確認しやすいよう、透明パネル等から作ったり、透明窓を填め込んだりしても良い。
制御装置14は、一ブロックで簡易図示したが、分包を適切に制御できれば、集中制御方式の電子制御回路等であっても良く、幾つかのマイクロプロセッサ等を用いた分散制御方式のものでも良い。外部の群管理コンピュータ等から処方データを受信して自機用の調剤指示データを抽出したり、そのような自機用の調剤指示データを上位コンピュータ等から受信したり、あるいは図示しない表示操作ユニット等から調剤指示を入力されたりすると、その調剤指示に応じて分包制御を行うのであるが、その際、第1散薬供給機構30と第2散薬供給機構40と散薬案内機構50と錠剤フィーダ61と薬剤手撒き装置62とのうち適宜な一つ又は複数個を作動させるとともに、それらの薬剤送出タイミングと包装装置20の分包タイミングとを同期させることで、各部を協動させるようになっている。
この実施例1の薬剤分包機10について、その使用態様及び動作を説明する。
錠剤容器棚60に実装されている錠剤フィーダ61に収容されている錠剤が調剤対象に指示されている場合、その錠剤は、制御装置14の制御に従い自動で、該当する錠剤フィーダ61から必要な個数だけ排出されて、包装装置20の投入ホッパ22に投入される。
これに対し、錠剤容器棚60に実装されている錠剤フィーダ61に収容されていない錠剤が調剤対象に指示されている場合、その錠剤は、人手で薬剤手撒き装置62の該当マスに手撒きされると、後は制御装置14の制御下で自動で薬剤手撒き装置62から排出されて包装装置20の投入ホッパ22に投入される。
散薬が調剤対象に指示されているが、その散薬が第2散薬供給機構40に装着可能な散薬容器72には収容されていない場合、その散薬は、先ず一患者分や一処方分の必要量が纏めて秤量されてから散薬フィーダ31に投入されるが、その作業は調剤作業天板80の上などで人手で行われる。その後は制御装置14の制御下で自動で、回転配分式の第1散薬供給機構によって回転式環状受部材32への均等配分と分割機構33での分割が行われて、散薬が一包分ずつ包装装置20の投入ホッパ22に投入される。
調剤対象に指示されている散薬が第2散薬供給機構40に装着可能な散薬容器72に収容されている場合、その散薬については、上述したように手作業で纏め秤量をしてから第1散薬供給機構30に配分分割を行わせる配分分割式の散薬供給でも、該当する散薬容器72を第2散薬供給機構40に装着して計量分割動作を行わせるので人手の秤量作業が要らない計量分割式の散薬供給でも、選択することができる。散薬が複数種類のときには、両方を選択して振り分けることもできる。
しかも、後者の計量分割式の散薬供給については、散薬案内機構50の切替状態を制御装置14にて制御することにより、直接案内機構51を機能させて散薬を第2散薬供給機構40から包装装置20へ直に投入する直接式の散薬供給と、フィーダ迂回案内機構52を機能させて散薬を第2散薬供給機構40から散薬フィーダ31へ投入するフィーダ迂回式の散薬供給と、環状受部材迂回案内機構53を機能させて散薬を第2散薬供給機構40から回転式環状受部材32へ投入する環状受部材迂回式の散薬供給とから、何れかの散薬供給方式を選択することができる。
このように種々の散薬供給方式が選択可能であり、現在のところ、調剤者の作業負担や拘束時間については配分分割式より計量分割式の方が負担や時間が少ないという傾向があるのに対し、秤量を除いた調剤時間については、フィーダ迂回式,環状受部材迂回式,直接式,配分分割式の順に短くなる傾向があるが、手作業の秤量時間はバラツキが大きいのでそれを加味すると順位が変動することも多い。また、やはり現状では、配分分割式の第1散薬供給機構30には一包分の散薬が微量でも的確に分割できるという使用実績の積み重ねがあるのに対し、計量分割式の第2散薬供給機構40には一包分の散薬が少ないと相対誤差(%)が増加しやすいという傾向が見られる。
そのような散薬供給方式の特質と調剤者の人数や熟練度と処方箋処理の優先度などを勘案して調剤者が散薬供給方式を選択して表示操作ユニットにて制御装置14に指示するのであるが、予め制御装置14に薬品マスタの拡張データ等として散薬毎に選択可能な散薬供給方式や選択可能な一分包量の範囲さらには散薬容器72の有無や現在収容量推定値などが設定されていれば、制御装置14によって調剤者の選択の適否が判定され、その判定結果が表示操作ユニットにて提示される。そのため、調剤者は安心して選択することができる。また、散薬が二種類以上の場合は、全部混和してから一種類のときと同様に処理するのか、第1散薬供給機構30で配分行程だけ複数回に分けて処理するのか、第1散薬供給機構30と第2散薬供給機構40とを並行動作させるのか、といった選択が行える。
そして、配分分割式の散薬供給が選択されたときには、調剤者が必要な全量の散薬を図示しない電子天秤等で纏めて秤量してから錠剤フィーダ61に投入すると、その後は自動で、第1散薬供給機構30による配分が行われ、それから第1散薬供給機構30による分割と包装装置20による区分包装とが行われて、散薬が分包帯に分包される。
フィーダ迂回式の散薬供給が選択されたときには、対象の散薬を収容している散薬容器72を調剤者が散薬容器棚70から取り出して第2散薬供給機構40に装着すると、その後は自動で順に、必要な全量の散薬が第2散薬供給機構40によって散薬容器72から取り出されてフィーダ迂回案内機構52経由で錠剤フィーダ61に送り込まれ、それから第1散薬供給機構30による配分が行われ、それから第1散薬供給機構30による分割と包装装置20による区分包装とが行われる。
環状受部材迂回式の散薬供給が選択されたときには、対象の散薬を収容している散薬容器72を調剤者が散薬容器棚70から取り出して第2散薬供給機構40に装着すると、その後は自動で、第2散薬供給機構40と環状受部材迂回案内機構53とが散薬フィーダ31の機能を代行する形で、必要な全量の散薬が回転式環状受部材32に均等配分され、それから第1散薬供給機構30による分割と包装装置20による区分包装とが行われる。
直接式の散薬供給が選択されたときには、やはり対象の散薬を収容している散薬容器72を調剤者が散薬容器棚70から取り出して第2散薬供給機構40に装着すると、その後は自動で、一包分の散薬が第2散薬供給機構40から直接案内機構51経由で投入ホッパ22へ送り込まれて包装装置20による区分包装が一回行われるという処理が、必要な分包数だけ繰り返される。
また、何れの方式の散薬供給が選択されたときでも、さらには散薬供給が選択されなかったときでも、錠剤が分包対象になっている場合、対象の錠剤が総て錠剤容器棚60の錠剤フィーダ61に収容されているときには全自動で、錠剤容器棚60の錠剤フィーダ61に収容されていない錠剤が対象になっているときには該当する錠剤が薬剤手撒き装置62に手撒きされたら後は自動で、対象の錠剤が、錠剤フィーダ61や薬剤手撒き装置62から自動排出され、錠剤案内機構63や錠剤案内機構64と錠剤案内機構65とを介して一包分ずつ投入ホッパ22に投入されて、散薬と一緒にまたは錠剤だけで、分包される。
本発明の薬剤分包機の実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図2は、(a)が薬剤分包機18の外観斜視図、(b)が散薬容器棚60と錠剤容器棚70の棚板71とに係る平面配置図である。
この薬剤分包機18が上述した実施例1の薬剤分包機10と相違するのは、表示操作ユニット16が関節付きアームや旋回アームのような部材で支持されて調剤作業天板80の上方空間から進退可能になっている点と、錠剤容器棚60が後ろ側の錠剤容器棚60aと前側の錠剤容器棚60bとで二層化されて錠剤フィーダ61の搭載数ひいては自動調剤可能な錠剤の種類が増えた点と、二層の錠剤容器棚60a,60bが縦の支柱66で軸支されて扉のように手前へ引き出せるようになっていて錠剤補充時等の錠剤フィーダ61の脱着作業が調剤作業天板80の上方で容易に行えるようになっている点と、錠剤容器棚60aと棚板71とについて最接近部位に面取部60aa,71aが形成された点である。
二層の錠剤容器棚60a,60bは、支柱66から遠い方に位置する互いの端部を結合具67で拘束することで一体的に揺動させることができるばかりか、結合具67を解除することで分離可能になって個別に揺動させることができるようになっている。
また、後方の錠剤容器棚60aは、あたかも平面視で四角形だった錠剤容器棚60aの四隅のうち散薬容器棚70に近い右後の隅部分が斜めに切り欠かれたかのように、そこに面取部60aaが形成されていて、錠剤容器棚60aが平面視で五角形になっている。
さらに、散薬容器棚70の各棚板71は、あたかも平面視で四角形だった棚板71の四隅のうち錠剤容器棚60に近い左前の隅部分が斜めに切り欠かれたかのように、そこに面取部71aが形成されていて、棚板71が平面視で五角形になっている。
そして、二層の錠剤容器棚60a,60bを後方へ揺動させて筐体の後背部の作動位置に着かせると、錠剤容器棚60aの面取部60aaと棚板71の面取部71aとが平面視で直近対向状態になって、二層の錠剤容器棚60a,60bと散薬容器棚70とが左右に並ぶとともに、二層の錠剤容器棚60a,60bの右端部が散薬容器棚70の左端部より手前に位置する。そのため、二層の錠剤容器棚60a,60bの左右幅と散薬容器棚70との左右幅とを合わせた幅が筐体内の左右幅を超えるところまで棚幅ひいては容器収容量を増やすことができる。また、二層の錠剤容器棚60a,60bを手前に揺動させたいときには、錠剤容器棚60aの面取部60aaに手を掛けて引くことで、容易に揺動させることができる。さらに、錠剤容器棚60aを後背位置に残したまま錠剤容器棚60bを手前に揺動させたい等のために、結合具67を解除や再結合させるときにも、棚板71に面取部71aがあることから、棚板71が結合具67の手動操作の妨げにならないので、前側の錠剤容器棚60bだけの揺動も容易に行える。
[その他]
上記実施例では、散薬案内機構50に直接案内機構51とフィーダ迂回案内機構52と環状受部材迂回案内機構53とを設けたが、環状受部材迂回案内機構53を省いて直接案内機構51とフィーダ迂回案内機構52とのうち何れか一方を機能させるようにしても良く、フィーダ迂回案内機構52を省いて直接案内機構51と環状受部材迂回案内機構53とのうち何れか一方を機能させるようにしても良く、環状受部材迂回案内機構53とフィーダ迂回案内機構52を省いて直接案内機構51だけにしても良く、何れにしても選択の幅が上記実施例よりは狭まるが従来よりは広くなる。
上記実施例では、散薬案内機構50などの散薬通過部材について、切替手段が付設されていることまでしか述べなかったが、散薬送りの安定化や散薬付着防止などのため加振手段や叩打手段などを付設しても良い。
上記実施例では、第1散薬供給機構30が左側で第2散薬供給機構40が右側に配置されていたが、逆向きに配置しても良い。また、上記実施例では、錠剤容器棚60が左側で散薬容器棚70が右側に配置されていたが、これも逆向きに配置しても良い。
上記実施例では述べなかったが、エアフィルタやエアクリーナーといった適宜な清浄手段や清掃手段を設けても良い。
本発明の薬剤分包機は、上述した散薬と錠剤の分包に限らず、散薬に加えて他の粉粒体を分包するのにも有用であり、例えば、少量の原薬については散薬フィーダ31にて回転式環状受部材32に均等配分すると同時に、嵩増し用の賦形剤については第2散薬供給機構40と環状受部材迂回案内機構53とにて回転式環状受部材32に均等配分することにより、調剤者が嵩増し作業の負担をほとんど感じることなく作業することができる。
10,12…薬剤分包機、
14…制御装置(択一手段)、16…表示操作ユニット、
20…包装装置、21…本体部、22…投入ホッパ、23…合流部材、
30…第1散薬供給機構(回転配分式)、31…散薬フィーダ、
32…回転式環状受部材(環状受皿)、33…分割機構(切出装置)、
40…第2散薬供給機構(計量分割式)、
41…計量送出ユニット、42…排出ホッパ、
50…散薬案内機構、51…直接案内機構(第1案内機構)、
52…フィーダ迂回案内機構(第2案内機構)、
53…環状受部材迂回案内機構(第3案内機構)、
60,60a,60b…錠剤容器棚、60aa…面取部、
61…錠剤フィーダ、62…薬剤手撒き装置、
63,64,65…錠剤案内機構、66…支柱、結合具…67、
70…散薬容器棚、71…棚板、71a…面取部、72…散薬容器、
80…調剤作業天板

Claims (6)

  1. 投入ホッパに投入された薬剤を分包する包装装置と、散薬を散薬フィーダにて回転式環状受部材に配分してから一包分ずつ分割して前記投入ホッパへ送り込む第1散薬供給機構と、散薬を定量で又は可変量で少しずつ送り出しながら送出量を計測することで一包分ずつ供給する第2散薬供給機構と、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記投入ホッパへ導く直接案内機構とを備えた薬剤分包機。
  2. 前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記散薬フィーダへ導くフィーダ迂回案内機構と、前記直接案内機構と前記フィーダ迂回案内機構とのうち何れか一方だけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の薬剤分包機。
  3. 前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記回転式環状受部材へ導く環状受部材迂回案内機構と、前記直接案内機構と前記環状受部材迂回案内機構とのうち何れか一方だけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の薬剤分包機。
  4. 前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記散薬フィーダへ導くフィーダ迂回案内機構と、前記第2散薬供給機構から供給された散薬を前記回転式環状受部材へ導く環状受部材迂回案内機構と、前記直接案内機構と前記フィーダ迂回案内機構と前記環状受部材迂回案内機構とのうち何れか一つだけを機能させる択一手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の薬剤分包機。
  5. 複数の錠剤フィーダを搭載した錠剤容器棚と、前記錠剤フィーダから排出されて落下する錠剤を前記投入ホッパへ導く錠剤案内機構と、複数の散薬容器を収納しうる散薬容器棚とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載された薬剤分包機。
  6. 板上で散薬の調剤作業を行える調剤作業天板を備えたことを特徴とする請求項5記載の薬剤分包機。
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