JP6191201B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電素子が外装体に収納されることによりなる蓄電装置に関する。
従来、複数の単電池が外装体に収納されてなる蓄電装置がある。このような蓄電装置は、複数の単電池が水平方向に並べられた状態で、外装体に収納される。外装体は、上部に複数の単電池を挿入するための開口部を有しており、複数の単電池を収納する空間を形成する外装体本体と、外装体本体の開口部を上から塞ぐ蓋体とを有する。蓋体は、複数の単電池のそれぞれの上部を外装体本体に向けて押圧しながら、外装体本体の開口部を上から塞ぎ、外装体本体に固定される。このため、蓋体は、複数の単電池を外装体本体に固定する機能を有している。つまり、複数の単電池は、蓋体と外装体本体とにより上下方向に挟み込まれることにより、固定される。
特許第4638528号公報
しかしながら、複数の単電池の上下方向の寸法にばらつきがある場合には、蓋体と外装体本体とで上下方向に押さえ込んでも、外装体に固定されない単電池が生じる可能性がある。これを解決するために、例えば特許文献1の技術では、外装体本体の底部上面と、複数の単電池の底面との間の隙間を埋めるための充填材を設けることにより、複数の単電池の上下方向の寸法にばらつきが生じていても、複数の単電池を外装体に固定している。
しかし、特許文献1の技術においても、複数の単電池の上下方向の寸法のばらつきを十分には吸収しきれないという課題がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、蓄電素子を所定の方向から固定する構造の蓄電装置において、所定の方向側に向いている蓄電素子の面のうちのいずれの位置においても均等な力で蓄電素子を固定できる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、蓄電素子と、前記蓄電素子の第一方向の一方側に底面を少なくとも有し、前記蓄電素子を収納する外装体と、前記蓄電素子の前記第一方向の他方側に設けられ、前記蓄電素子を前記外装体に対して固定する固定部材と、前記蓄電素子と前記固定部材との間に設けられ、前記蓄電素子と前記固定部材との間を埋める充填材と、を備える。
これによれば、固定部材と蓄電素子との間の隙間に、充填材を入れる構成である。このため、蓄電素子の容器第一方向に交差する方向における異なる位置において第一方向の幅にばらつきがあっても、固定部材と蓄電素子との間の隙間を、当該異なる位置であっても第一方向の幅が均等になるように埋めることができる。
また、前記蓄電素子は、複数設けられ、前記外装体は、前記複数の蓄電素子を収納し、前記固定部材は、前記複数の蓄電素子を前記外装体に対して固定し、前記充填材は、前記複数の蓄電素子のそれぞれと、前記固定部材との間に設けられてもよい。
これによれば、蓄電素子は複数である。複数の蓄電素子においても、各蓄電素子同士において第一方向の幅にばらつきが生じている可能性がある。このような場合であっても、充填材を複数の蓄電素子のそれぞれの第一方向の一方側である、複数の蓄電素子のそれぞれと、固定部材との間に設けることにより、各蓄電素子間の第一方向の幅のばらつきを解消した上で、複数の蓄電素子を固定部材により固定することができる。つまり、複数の蓄電素子のそれぞれに対して均等に力が加わるように複数の蓄電素子を固定することができる。
また、前記蓄電素子は、前記蓄電素子の前記第一方向の一方の側に設けられる蓋部と開口部を有し、前記蓋部と接合されることにより前記蓋部と共に容器を構成する容器本体と、を有し、前記蓋部の外周縁と前記容器本体の前記開口部の内周縁とが溶接されることにより接合されてもよい。
このように、第一方向の一方の側からの溶接が行われることにより製造される蓄電素子は、溶接箇所に溶接痕が残るため溶接箇所の形状を一定にすることが難しい。このため、蓄電素子を製造したときに蓄電素子の容器の第一方向の幅を一定にすることが困難である。つまり、第一方向の両側から蓄電素子を挟んで固定する蓄電装置において、第一方向の一方の側から溶接されるような蓄電素子であっても、均等な力で蓄電素子を固定することができる。
より具体的には、前記蓋部は、板状の板部と、前記板部の外周縁から前記板部と交差する方向に向かって延びる壁部とを有し、前記容器本体は、板状の底面部と、前記底面部の外周縁から前記底面部と交差する方向に向かって延びる側面部とを有し、前記蓋部の前記壁部の外面は、前記容器本体の前記側面部の内面に接触しており、前記蓋部および前記容器本体は、前記壁部と、前記側面部に形成される前記開口部とが溶接されることにより接合されてもよい。
これによれば、蓄電素子の第一方向の一方側における表面積が広くなるため、充填材を設置できる面積が広くなる。つまり、例えば、充填材として接着剤を採用する場合に、固定部材と蓄電素子との間で接着される部分を多くすることができるため、固定部材と蓄電素子とを強固に固定することができる。
また、前記固定部材は、さらに、前記蓄電素子の前記蓋部の前記壁部と、前記壁部に接触している前記容器本体の前記側面部の一部とからなる凸部にそれぞれが嵌合するための溝部を有し、前記充填材は、前記固定部材の前記溝部と前記蓄電素子の前記凸部との間に設けられてもよい。
これによれば、溝部に凸部が入り込むため、より強固に固定することができ、また、溝部に凸部が入り込むため、蓄電素子を、固定部材により第一方向の規制だけでなく、第一方向に交差する方向についても規制することができる。さらに、充填材が例えば接着剤の場合には、固定部材と蓄電素子とが接着される表面積を増やすことができるため、より強固に蓄電素子を固定することができる。
また、前記充填材は、前記蓋部および前記容器本体が溶接される箇所に配置されてもよい。
これによれば、蓄電素子の第一方向の一方の側から溶接された箇所に充填材が配置されるため、第一方向の幅にばらつきが生じやすい蓄電素子の容器の位置において第一方向の幅のばらつきをより効果的に低減することができる。
また、前記蓄電素子は、さらに、前記蓋部から前記第一方向の一方の側に端子を有し、前記固定部材は、前記充填材を介して前記蓄電素子の前記蓋部の前記端子を除く部分において、前記蓄電素子を前記外装体に対して固定してもよい。
これによれば、端子の強度が弱いことが多いため、強度が弱い箇所を避けた位置で蓄電素子を固定することができる。特に端子が、かしめられることにより構成される場合には、強度が弱いため、端子部分を除く位置において蓄電素子を固定する構成は、より強固に蓄電素子を固定する上で効果的である。
また、前記蓋部は、多角形状であり、前記充填材は、前記蓄電素子について、少なくとも前記蓋部の角に設けられてもよい。
これによれば、充填材は少なくとも蓋部の角に設けられるため、固定部材により固定されるために押圧される蓄電素子の箇所を蓄電素子の剛性が大きい部分とすることができる。これにより、固定部材は、蓄電素子を外装体に十分に安定的に固定することができる。
また、前記充填材は、前記蓄電素子について、前記固定部材と前記蓄電素子との間の複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられてもよい。
これによれば、充填材が複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられるため、充填材が固定部材により蓄電素子に向かって押さえつけられたときに、押さえつけられた充填材が逃げるための空間を設けることができる。これにより、蓄電素子それぞれの間で、容器の第一方向の幅の寸法にばらつきがあったとしても、よりばらつきを充填材によって吸収させやすくすることができる。
また、前記充填材は、接着剤であってもよい。
これによれば、充填材は接着剤であるため、充填材を介して固定部材を蓄電素子に向けて押さえ込むことで、固定部材と蓄電素子とを接着により固定することができる。これにより、蓄電素子は、固定部材により外装体に押さえつけられて固定されると共に、接着剤の接着により固定部材に固定されるため、より強固に固定することができる。
本発明に係る蓄電装置によれば、蓄電素子に対して均等に力が加わるように蓄電素子を固定することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の斜視図である。 蓄電装置の分解斜視図である。 一つの蓄電素子を外装体本体に固定するための構成を示す分解斜視図である。 複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した状態を示す斜視図である。 図4の複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した組立体のV−V断面図である。 図5のA1の領域(セルフレームと蓄電素子とが接触する部分)の拡大図である。 蓄電素子の外観を示す斜視図である。 蓄電素子の容器を、蓋部と容器本体とに分解した分解斜視図である。 図5の断面図の一部を拡大し、セルフレームを外装体本体から上方に分離させた場合を示す断面図である。 蓄電素子を上面視した場合の接着剤が設けられる位置を示す平面図である。 変形例(1)に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。 変形例(1)に係る複数の蓄電素子の上部を外装体に固定するセルフレームの構成を説明するための図である。 変形例(2)に係る蓄電素子を上面視した場合の接着剤が設けられる位置を示す平面図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、蓄電装置に関して以下の問題が生じることを見出した。
具体的には、特許文献1の技術では、外装体本体の底面に充填材を配置した後に、単電池を載置する構成である。このため、単電池を載置するときに、底面に配置した充填材が移動しやすい。これにより、底面の単電池が載置される位置に、充填材を均一にすることが難しく、単電池を外装体本体に載置したときにおいて複数の単電池の上下方向の寸法にばらつきが生じる可能性が高くなる。また、単電池が載置されたときの高さ(つまり、底面からの距離)が均一になる用に調整する必要があるため、底面に充填材を配置する構成であると、当該高さを調整するときに単電池を取り出して充填材の量を調整する必要があり、調整が容易ではない。
また、これらの課題は、複数の単電池の高さのばらつきに限らずに、単数の単電池の位置における高さのばらつきに対しても同様に言える。つまり、底面に充填材を配置する場合には、単電池が上記の理由から傾いて載置される恐れがあり、単電池が載置されたときに高さにばらつきが生じやすい。また、溶接の影響などによりその位置によって高さにばらつきが生じているものがあり、底面に充填材を配置するだけでは高さのばらつきを解消できずに、単電池の高さが高い部分のみを固定することになるため、単電池単体を十分に固定することができないという課題が生じる。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子に対して均等に力が加わるように蓄電素子を固定するために、以下で説明する構成とした。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置の斜視図である。図2は、蓄電装置の分解斜視図である。
これらの図に示すように、蓄電装置100は、外装体200と、セルフレーム300と、複数(本実施の形態では4つ)の蓄電素子400とを備える。
外装体200は、セルフレーム300と複数の蓄電素子400とを収納する箱状の部材である。つまり、外装体200は、底面201(図5を参照)を少なくとも有し、複数の蓄電素子400を収納する。外装体200は、複数の蓄電素子400を所定の位置に配置し、各蓄電素子400を衝撃などから保護し、各蓄電素子400が不本意に金属部材などに接触することを回避する外装体本体220と、蓋体210とを有する。外装体200は、絶縁性の材料、例えば樹脂などにより構成されている。また、外装体200は、外部正極端子110および外部負極端子120を有する。外部正極端子110および外部負極端子120は、外部の負荷へ蓄電装置100に蓄えられた電力を供給するために外部負荷に接続される端子、または、外部の電力源から供給される電力を蓄電装置100に蓄えるために外部電源に接続される端子である。
蓋体210は、トップカバー211と、蓋本体213とにより構成される。蓋体210には、トップカバー211と、蓋本体213との間に空間が形成されており、当該空間の内部に制御回路212が収納される。
外装体本体220は、複数の蓄電素子400をそれぞれ収納するための複数の仕切板221を有する。つまり、複数の蓄電素子400は、外装体本体220の複数の仕切板221により区切られた複数の空間S1に、個別に収納される。
セルフレーム300は、複数の蓄電素子400の上方に設けられ、複数の蓄電素子400を上方から外装体200に固定する固定部材である。セルフレーム300はまた、複数の蓄電素子400の上部を一括りに束ねる。セルフレーム300は、絶縁性の材料、例えば樹脂などにより構成されている。
蓄電素子400は、充電することができ、また、放電することができる素子であり、容器410と、正極端子420と、負極端子430とを有する。正極端子420および負極端子430は、容器410の上方に突出している。複数の蓄電素子400は、X軸方向に一列に並べられる。複数の蓄電素子400のそれぞれは、異極端子同士が金属製の板状部材であるバスバー350により接続される。つまり、複数の蓄電素子400は、バスバー350により直列接続される。バスバー350により直列接続された複数の蓄電素子400は、正極側が外部正極端子110に接続され、負極側が外部負極端子120に接続される。
図3は、一つの蓄電素子を外装体本体に固定するための構成を示す分解斜視図である。図4は、複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した状態を示す斜視図である。図5は、図4の複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した組立体のV−V断面図である。なお、図3では、一つの蓄電素子のみを図示し、また、蓋体210を省略して図示している。
図3〜5に示すように、セルフレーム300は、外装体本体220の所定の位置に収納した蓄電素子400を、上方から外装体本体220とともに挟み込む。外装体本体220は、複数の仕切板221のY軸方向の両端である、外装体本体220の側面部と仕切板221とが交差する位置にボス部222を複数有する。複数のボス部222の上部には、インサートナット224を挿入するための孔部223が形成されており、当該孔部223に後述するボルト310と螺合するインサートナット224が設けられる。セルフレーム300は、後述する接着剤500を介して複数の蓄電素子400のそれぞれを複数の蓄電素子400の並び方向(X軸方向)に交差する(本実施の形態では直交する)第一方向(Z軸方向:上下方向)の両側から外装体200の底面201とともに挟み込んだ状態で、複数本(本実施の形態では10本)のボルト310と、外装体本体220に設けられるインサートナット224とで接合されることにより、複数の蓄電素子400を外装体本体220に固定する。なお、セルフレーム300には、複数本のボルト310のそれぞれに貫通される複数の貫通孔301が形成されている。つまり、複数本のボルト310は、セルフレーム300に形成された複数の貫通孔301を貫通して、外装体本体220に設けられたインサートナット224と螺合することにより、セルフレーム300および外装体本体220を接合する。複数本のボルト310とインサートナット224とは、セルフレーム300および外装体本体220を接合するための接合部である。なお、セルフレーム300と外装体本体220との接合には、ボルト310とインサートナット224との組み合わせによる接合部が採用されているが、接合部はこれに限らない。例えば、リベットを利用して接合してもよいし、セルフレームと外装体本体とが密着する部分を設けて接着剤で接合するようにしてもよいし、セルフレームおよび外装体本体の一方に凹部、他方に凹部と嵌合する凸部を設けて凹部および凸部の嵌合(圧入による嵌合)により接合するようにしてもよいし、セルフレームと外装体本体との接合部としてスナップフィットを利用して接合するようにしてもよい。
また、セルフレーム300は、図5に示すように、外装体本体220の仕切板221に対向する位置に、複数の蓄電素子400の上部において、X軸方向の移動を規制するための規制部320を有する。また、規制部320は、仕切板221の上端部と嵌合するように形成された溝部321を有する。つまり、セルフレーム300および外装体本体220は、複数の蓄電素子400のそれぞれが互いに接触して短絡しないように、複数の蓄電素子400を仕切板221および規制部320により絶縁している。
図6は、図5のA1の領域(セルフレームと蓄電素子とが接触する部分)の拡大図である。
図6に示すように、蓄電素子400とセルフレーム300との間には、充填材としての接着剤500が設けられる。なお、接着剤500は、図6に示す蓄電素子以外の複数の蓄電素子のそれぞれと、セルフレーム300との間に設けられ、複数の蓄電素子400のそれぞれとセルフレーム300との間を埋める。接着剤500は、硬化前から硬化後の収縮率が小さく、硬化した後でも空間を埋める充填効果を有するものであることが好ましい。
図7は、蓄電素子の外観を示す斜視図である。図8は、蓄電素子の容器を、蓋部と容器本体とに分解した分解斜視図である。なお、図8では、蓄電素子の内部の集電体、電極体などの構成要素は省略して図示している。
図7および図8に示すように、複数の蓄電素子400のそれぞれは、金属製の容器410を有する。容器410は、蓄電素子400の上部に設けられる蓋部411と、開口部412aを有する容器本体412とを有する。容器410は、略直方体である。つまり、蓋部411および容器本体412は、接合されることにより容器410を構成している。蓋部411は、その外周縁と容器本体412の開口部412aの内周縁とが溶接されることにより接合される。
蓋部411は、板状の板部411aと、板部411aの外周縁から板部411aと交差する方向(Z軸方向)に向かって延びる壁部411bとを有する。つまり、蓋部411は、板部411aの外周を囲うように形成される壁部411bを有する。蓋部411の板部411aは、長方形状である。つまり、蓋部411は、上面視において長方形状である。また、蓋部411は、一枚の金属板に対してプレス加工を施すことにより形成される部材である。
容器本体412は、図5などに示すように、板状の底面部412cと、底面部412cの外周縁から底面部412cと交差する方向(Z軸方向)に向かって延びる側面部412bとを有する。容器本体412の開口部412aは、底面部412cとは反対側の側面部412bの端部に形成されている。また、蓋部411の壁部411bの外面F1(図8の網掛けのハッチング部分)は、容器本体412の側面部412bの内面F2(図8の斜線のハッチング部分)に接触(面接触)している。蓋部411および容器本体412は、板部411aとは反対側(つまり上側)の壁部411bの端部と、側面部412bに形成される開口部412aとが溶接されることにより接合される。
蓋部411において、容器本体412の開口部412aを覆う板部411aは、蓋部411の下部の構成要素である。そして、蓋部411の上端と容器本体412の上端とを一致させた状態で、蓋部411および容器本体412の上端が溶接される。つまり、蓄電素子400の容器410は、その上部に、蓋部411の壁部411bと、壁部411bに面接触している容器本体412の側面部412bの一部とからなる凸部440が形成されている。
図9は、図5の断面図の一部を拡大し、セルフレームを外装体本体から上方に分離させた場合を示す断面図である。
図5、6、9に示すように、セルフレーム300は、外装体200の外装体本体220に接合されることにより、接着剤500を介して複数の蓄電素子400の正極端子420および負極端子430を除く部分を外装体本体220に向けて固定する。具体的には、セルフレーム300は、押圧部340(図9の破線)を有し、押圧部340が接着剤500を介して複数の蓄電素子400の上部を押圧することにより固定する。なお、セルフレーム300は、複数の蓄電素子400が外装体200に対して移動できないように複数の蓄電素子400の位置を規制できれば、押圧して固定しなくてもよい。また、図2および図3では、セルフレーム300は、複数の蓄電素子400を、正極端子420および負極端子430で固定しないように、正極端子420および負極端子430に対向する位置に切り欠きが形成されている。なお、セルフレームは、蓄電素子400を、正極端子420および負極端子430で固定しない構造であればよく、切り欠きが形成されていることに限らずに、例えば、正極端子420および負極端子430が収納される空間が形成されたドーム型の凸部が形成されている構成であってもよい。また、セルフレーム300は、押圧部340に複数の蓄電素子400の凸部440とそれぞれが嵌合するための複数の溝部341を有する。接着剤500は、図9に示すように、セルフレーム300を外装体本体220に組み合わせる前に、セルフレーム300の複数の溝部341に充填される。そして、セルフレーム300は、外装体本体220に組み合わされて接合されるときに、図5、6に示すように、接着剤500がセルフレーム300の溝部341と複数の蓄電素子400の凸部440との間を埋める。そして、セルフレーム300は、接着剤500が硬化する前に、外装体本体220に固定される。これにより、図6に示すように、セルフレーム300の溝部341と、蓄電素子400の凸部440との間に接着剤500が隙間無く充填された状態となる。そして、接着剤500が硬化することにより、複数の蓄電素子400のそれぞれは、セルフレーム300により均等な押圧力を受けた状態で固定されることになる。このため、複数の蓄電素子400それぞれの間で各容器410の高さにばらつきが生じていても、セルフレーム300により複数の蓄電素子400を均等に押さえることができる。
図10は、蓄電素子を上面視した場合の接着剤が設けられる位置を示す平面図である。
また、図10に示すように、接着剤500は、複数の蓄電素子400のそれぞれについて、セルフレーム300と各蓄電素子400との間の複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられる。より具体的には、接着剤500は、複数の蓄電素子400のそれぞれにおいて、つまり、本実施の形態のように蓄電素子400の蓋部411の外形が矩形状である場合には、接着剤500は、複数の蓄電素子のそれぞれについて、少なくとも蓋部411の角に設けられる。なお、蓋部411の外形は、矩形状でなくてもよく多角形状であればその形状は問わない。この場合も、充填材としての接着剤は、蓋部の角部にあることが好ましい。
なお、セルフレーム300が外装体本体220に組み合わされるときは、セルフレーム300の規制部320に設けられる溝部321と、外装体本体220の仕切板221とが嵌合するときである。つまり、セルフレーム300の溝部321と外装体本体220の仕切板221とが常に接触している状態となるように、セルフレーム300と外装体本体220とは接合される。なお、このとき、セルフレーム300の溝部341と蓄電素子400の容器410の凸部440との間には、隙間(空間)が形成される。つまり、セルフレーム300の溝部341と蓄電素子400の容器410の凸部440とは、互いに接触せずに離隔している。要するに、本実施の形態に係る蓄電装置100では、セルフレーム300を外装体本体220に接合した状態で、セルフレーム300と蓄電素子400との間に隙間が生じるようにセルフレーム300、外装体本体220、および蓄電素子400を構成している。これにより、当該隙間に充填材として機能する接着剤500を充填すれば、セルフレーム300を外装体本体220に接合するだけで、セルフレーム300により複数の蓄電素子400のそれぞれを均等な力で固定させることができる。
(特徴)
本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300と複数の蓄電素子400のそれぞれとの間の隙間に、接着剤500を入れる構成である。このため、複数の蓄電素子400のそれぞれの容器410の高さにばらつきがあっても、セルフレーム300と複数の蓄電素子400のそれぞれとの間の隙間を均等に埋めることができる。また、接着剤500は、蓄電素子400のセルフレームにより固定される側(上側)に設けられるため、蓄電素子400の高さのばらつきを吸収しやすい。つまり、蓄電素子400を外装体200に蓄電素子400の高さにばらつきが生じていても、当該ばらつきに応じて接着剤500の充填量を調整できる。これにより、蓄電素子400のZ軸方向に交差する方向におけるいずれの位置であっても、当該位置における蓄電素子に対して均等な状態で力が加わるように蓄電素子を固定することができる。あるいは、複数の蓄電素子400のそれぞれに対しても、均等な状態で力が加わるように蓄電素子を固定することができる。これにより、複数の蓄電素子400のそれぞれに対して均等に力が加わるように複数の蓄電素子400を固定することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、蓄電装置100を設置した場合において、外装体200の底面201が下面であり、かつ、第一方向が上下(鉛直)方向である。このような構成であるため、蓄電素子400の下方に接着剤などの充填材を配置する構成であれば、蓄電素子400の重量が充填材に加わったままとなるため、充填材が劣化しやすいという課題がある。しかし、本実施の形態に係る蓄電装置100の構成によれば、充填材としての接着剤500は、蓄電素子400の上方に配置されるため、充填材に重量が加わることによる劣化を低減することができる。
また、例えば、蓄電素子400は、蓄電素子400の容器410の底面部412cに近い位置に電極体(図示せず)が配置されることが一般的に多い、つまり、本実施の形態に係る蓄電装置100のように、その構成が外装体200の底面201に蓄電素子400の容器410の底面部412cが対向している構成であるときには、外装体200の底面201に近い位置に蓄電素子400の内部の電極体が配置されているため、外装体200の底面201が高温になりやすい。要するに、この場合、外装体200の底面201に接着剤などの充填材を配置する構成であれば、充填材は高温になりやすいため、熱による劣化を起こしやすい。しかし、本実施の形態に係る蓄電装置100の構成によれば、充填材としての接着剤500は、蓄電素子400の底面部412cとは反対側の位置(蓋部411)に配置されるため、接着剤500に熱が加わることによる劣化を低減することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、複数の蓄電素子400のそれぞれは、蓋部411の外周縁と容器本体412の開口部412aの内周縁とが溶接されることにより接合される。つまり、蓋部411と容器本体412とを突き合わせた状態で、その上方のみで溶接器具を操作すれば溶接を行うことができるため、蓋部411と容器本体412との溶接工程を容易に行うことができる。このように、上方からの溶接が行われることにより製造される蓄電素子は、溶接箇所に溶接痕が残るため溶接箇所の形状を一定にすることが難しい。このため、複数の蓄電素子400を製造したときにそれぞれの蓄電素子400の高さを一定にすることが困難である。つまり、Z軸方向の両側からX軸方向に並べられた複数の蓄電素子400を挟み込んで固定する蓄電装置100において、上方から蓋部411が溶接されて構成される容器410を有する蓄電素子400であっても、均等な押圧力で複数の蓄電素子400を固定することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、蓄電素子400の上側から溶接された箇所に接着剤500が配置されるため、高さにばらつきが生じやすい蓄電素子の容器の位置に置いて高さのばらつきをより効果的に低減することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、溝部341に凸部440が入り込むため、より強固に固定することができ、また、溝部341に凸部440が入り込むため、蓄電素子400を、セルフレーム300によりZ軸方向の規制だけでなく、Z軸方向に交差する方向についても規制することができる。さらに、充填材が接着剤500であるため、セルフレーム300と蓄電素子400とが接着される表面積を増やすことができ、より強固に蓄電素子400を固定することができる。また、セルフレーム300は、凸部440が入り込むための溝部341が形成されることにより、凹凸が形成される。このため、セルフレーム300の剛性を向上させることができ、強度を上げることができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、正極端子420および負極端子430の強度が弱いことが多いため、強度が弱い箇所を避けた位置で蓄電素子400を固定することができる。特に正極端子420および負極端子430が、かしめられることにより構成される場合には、強度が弱いため、端子部分を除く位置において蓄電素子400を固定する構成は、より強固に蓄電素子400を固定する上で効果的である。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、接着剤500は、少なくとも蓋部411の角に設けられる。このため、セルフレーム300により固定されるために押圧される蓄電素子400の箇所を蓄電素子400の剛性が大きい部分とすることができる。これにより、セルフレーム300は、複数の蓄電素子400を外装体200に十分に安定的に固定することができる。つまり、セルフレーム300と複数の蓄電素子400との全ての隙間に接着剤500を設けなくてもよく、セルフレーム300は、複数の蓄電素子400を外装体200に十分に固定することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、接着剤500が複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられるため、接着剤500がセルフレーム300により蓄電素子400に向かって押さえつけられたときに、押さえつけられた接着剤500が逃げるための空間を設けることができる。これにより、複数の蓄電素子400の高さのばらつきがあったとしても、ばらつきを接着剤500によってより吸収させやすくすることができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、充填材として接着剤500が採用されている。このため、接着剤500を介してセルフレームを複数の蓄電素子400に向けて押さえ込むことで、セルフレーム300と複数の蓄電素子400とを接着により固定することができる。これにより、複数の蓄電素子400は、セルフレーム300により外装体200に押さえつけられて固定されるとともに、接着剤500の接着によりセルフレーム300に固定されるため、より強固に固定することができる。
(変形例)
(1)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、複数の蓄電素子400は、図9に示すように、容器410の上部に凸部440を有するが、これに限るものではない。例えば、図11に示すように、凸部が形成されない容器410aを有する蓄電素子400aであってもよい。なお、図11は、変形例(1)に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。
蓄電素子400aは、その容器410aが平板状の蓋部413と、容器本体412により構成される。なお、容器本体412は、蓄電素子400と同様の構成である。このように、複数の蓄電素子は、複数の蓄電素子の上部に設けられる蓋部と、開口部を有し、蓋部と接合されることにより蓋部とともに容器を構成する容器本体とを有し、蓋部の外周縁と容器本体の開口部の内周縁とが溶接されることにより接合されていれば、その形態は問わない。
図12は、変形例(1)に係る複数の蓄電素子の上部を外装体に固定するセルフレームの構成を説明するための図である。なお、図12の破線で囲んだ領域A2は、上記実施の形態に係る蓄電装置100の図5および図6において示した破線で囲んだ領域A1に相当する。セルフレーム300aは、上記実施の形態の蓄電装置100のセルフレーム300とは、押圧部340の形状が異なるのみで、他の形状は同一であるため、押圧部についてのみ説明する。図12に示すように、セルフレーム300aの押圧部340aには溝部341が形成されていないことが、セルフレーム300の押圧部340とは異なる。つまり、蓄電素子400aの容器410aの上部には凸部が形成されていないため、セルフレーム300aの押圧部には凸部と嵌合する溝部を設ける必要が無い。
なお、接着剤500の充填のしやすさを考慮すれば、上部に凸部が形成されない蓄電素子400aであっても押圧部に溝部を設けたセルフレームを採用してもよい。また、セルフレームは、蓄電素子を接着剤を介して上から押さえることができれば複数の蓄電素子の高さにばらつきがあっても均等な押圧力で固定する効果を奏する。このため、容器の上部に凸部が形成される蓄電素子400であっても、押圧部に溝部が形成されないセルフレームを採用してもよい。
また、複数の蓄電素子の容器の高さにばらつきが生じやすい構成のものであれば、固定部材と複数の蓄電素子の間に充填材を設ける構造とすれば、複数の蓄電素子を均等に固定するという効果を奏するため、上記のような蓋部の外周縁と容器本体の開口部の内周縁とが溶接されるような蓄電素子でなくてもよい。
また、複数の蓄電素子の高さにばらつきが生じていなくても、例えば、外装体の底面または上面が複数の蓄電素子のそれぞれに対応する複数の位置における面が、平面になっていないような場合にも、固定部材と複数の蓄電素子の間に充填材を設ける構造を適用すれば上記と同様の効果を奏する。このため、容器の高さにばらつきが生じやすい構成である、複数の蓄電素子を備えた蓄電装置に限定するものではない。
(2)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、接着剤500は、図10に示すように、複数の蓄電素子400のそれぞれについて、セルフレーム300と各蓄電素子400との間の複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられるが、これに限らない。例えば、図13に示すように、複数の蓄電素子400のそれぞれについて、セルフレーム300と各蓄電素子400との間の全体にわたって設けるようにしてもよい。なお、図13は、変形例(2)に係る蓄電素子を上面視した場合の接着剤が設けられる位置を示す平面図である。
(3)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、蓄電素子400が複数設けられる構成であるが、これに限らずに、単数であってもよい。なお、この場合には、図7または図11で示したような、上部から溶接されて構成される蓄電素子400、400aは、特にX軸方向およびY軸方向の位置が異なれば、高さにばらつきが生じている場合が多い。つまり、このように単体の蓄電素子において、X軸方向またはY軸方向の位置による高さのばらつきがあっても、セルフレーム300と蓄電素子400、400aとの間に接着剤500を充填することにより解消することができる。また、接着剤500は、蓄電素子400、400aのセルフレーム300に固定される側に設けられるため、蓄電素子400、400aの高さのばらつきを吸収しやすい。つまり、蓄電素子400、400aを載置した後に、蓄電素子400、400aの高さにばらつきが生じていても、当該ばらつきに応じて接着剤500の充填量を調整できる。これにより、蓄電素子400、400aのZ軸方向に交差する方向(X軸方向またはY軸方向)におけるいずれの位置であっても、当該位置における蓄電素子400、400aに対して均等な状態で力が加わるように蓄電素子400、400aを固定することができる。
(4)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、蓄電素子400とセルフレーム300との間に充填材としての接着剤500が設けられる構成であるが、さらに、外装体本体220の底面201に接着剤、シール材、ガスケット、弾性部材などの充填材が這い位置されていてもよい。つまり、特許文献1のような構成であっても、本発明のような蓄電素子400とセルフレーム300との間に充填材を設ける構成とすれば、特許文献1の課題を解決することができるため、本発明の構成は有効である。
(5)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、充填材として接着剤500を用いているが、接着剤に限らずに、シール材であってもよいし、ガスケットであってもよい。充填材として用いられる材料は、接着剤以外の材料であっても、使用前は流動可能な物体(液体、または、液体および固体(粉体など)の混合物)であり経時変化により硬化する材料であることが好ましい。また、弾性を有し、セルフレームと蓄電素子とにより挟み込まれて変形するような材料であれば、上記の流動可能な物体に限るものではなく、ゴムやスポンジなどを充填材として利用してもよい。
(6)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、複数の蓄電素子400を外装体本体220に固定する固定部材としてセルフレーム300が利用されているが、セルフレーム300の代わりに例えば、外装体本体220とともに外装体200を構成する蓋体210を利用してもよい。つまり、固定部材は、複数の蓄電素子400を外装体200に固定できれば、専用の部材であってもよいし、蓋体のように外装体をなす部材を流用してもよい。
本発明は、蓄電素子に対して均等に力が加わるように蓄電素子を固定することができる蓄電装置などとして有用である。
100 蓄電装置
110 外部正極端子
120 外部負極端子
200 外装体
201 底面
210 蓋体
211 トップカバー
212 制御回路
213 蓋本体
220 外装体本体
221 仕切板
222 ボス部
223 孔部
224 インサートナット
300、300a セルフレーム
310 ボルト
320 規制部
321 溝部
340、340a 押圧部
341 溝部
350 バスバー
400、400a 蓄電素子
410、410a 容器
411 蓋部
411a 板部
411b 壁部
412 容器本体
412a 開口部
412b 側面部
412c 底面部
413 蓋部
420 正極端子
430 負極端子
440 凸部
500 接着剤
F1 外面
F2 内面
S1 空間

Claims (9)

  1. 蓄電素子と、
    前記蓄電素子の第一方向の一方側に底面を少なくとも有し、前記蓄電素子を収納する外装体と、
    前記外装体の内部において前記蓄電素子の前記第一方向の他方側に設けられ、前記蓄電素子を前記外装体に対して固定する固定部材と、
    前記蓄電素子と前記固定部材との間に設けられ、前記蓄電素子と前記固定部材との間を埋める充填材と、
    を備え
    前記蓄電素子は、
    前記蓄電素子の前記第一方向の他方側に設けられる蓋部と、
    開口部を有し、前記蓋部と接合されることにより前記蓋部と共に容器を構成する容器本体と、
    を有し、
    前記固定部材は、さらに、前記蓋部の外周縁から前記第一方向の他方側に突出する壁部と、前記壁部に接触している前記容器本体の側面部の一部とからなる凸部に嵌合する溝部を有し、
    前記凸部は、前記第一方向に直交する第二方向において、前記溝部と対向し、
    前記充填材は、前記固定部材の前記溝部と前記蓄電素子の前記凸部との間に設けられる
    蓄電装置。
  2. 前記蓄電素子は、複数設けられ、
    前記外装体は、前記複数の蓄電素子を収納し、
    前記固定部材は、前記複数の蓄電素子を前記外装体に対して固定し、
    前記充填材は、前記複数の蓄電素子のそれぞれと、前記固定部材との間に設けられる
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 記蓋部の外周縁と前記容器本体の前記開口部の内周縁とは、溶接されることにより接合される
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記蓋部は、板状の板部と、前記板部の外周縁から前記板部と交差する方向に向かって延びる前記壁部とを有し、
    前記容器本体は、板状の底面部と、前記底面部の外周縁から前記底面部と交差する方向に向かって延びる前記側面部とを有し、
    前記蓋部の前記壁部の外面は、前記容器本体の前記側面部の内面に接触しており、
    前記蓋部および前記容器本体は、前記壁部と、前記側面部に形成される前記開口部とが溶接されることにより接合される
    請求項3に記載の蓄電装置。
  5. 前記充填材は、前記蓋部および前記容器本体が溶接される箇所に配置される
    請求項3または4に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電素子は、さらに、
    前記蓋部から前記第一方向の他方側に端子を有し、
    前記固定部材は、前記充填材を介して前記蓄電素子の前記蓋部の前記端子を除く部分において、前記蓄電素子を前記外装体に対して固定する
    請求項3からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  7. 前記蓋部は、多角形状であり、
    前記充填材は、前記蓄電素子について、少なくとも前記蓋部の角に設けられる
    請求項3からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  8. 前記充填材は、前記蓄電素子について、前記固定部材と前記蓄電素子との間の複数箇所にそれぞれが離隔した状態で設けられる
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  9. 前記充填材は、接着剤である
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
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