JP2014203747A - 蓄電素子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールにおける外部端子の配置の改良。【解決手段】電池モジュール1は、個々の電池セル3の端子7a,7bが配置された面である蓋体6の外面6aが同じ方向を向くように縦方向に積層された複数の電池セル3を備える電池セル群4を備える。電池モジュール1全体としての正負の外部端子11a,11bは、電池セル群4の電池セル3の積層方向の上側端部に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の蓄電素子(単電池、電池セル)を電気的に接続してモジュール化した蓄電素子モジュール(電池モジュール、組電池)に関する。
従来の蓄電素子モジュールの一例である特許文献1に開示された電池モジュールは、積層配置された複数の電池セル(蓄電素子)を備え、これらの電池セルはバスバーで電気的に接続されている。電池モジュール全体としての正負の端子(外部端子)は、個々の電池セルの端子が設けられている面に配置されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたものを含め、従来の蓄電素子モジュールでは、外部端子の配置について、特段の考慮は払われていない。
特開2010−97722号公報
本発明は、蓄電素子モジュールにおける外部端子の配置の改良を課題とする。
本発明は、個々の蓄電素子の電極端子が配置された面である端子面が同じ方向を向くように縦方向に積層された複数の蓄電素子を備える蓄電素子群と、前記蓄電素子群を構成する前記蓄電素子の積層方向の上側端部に配置された、正負の外部端子とを備える、蓄電素子モジュールを提供する。
蓄電素子モジュール全体としての正負の外部端子は、前記蓄電素子群の上側端部(蓄電素子群の前記電池セルの積層方向で上側の端部)に配置される。つまり、蓄電素子モジュール全体としての正負の外部端子は個々の蓄電素子の正負の端子が配置された面とは異なる面に配置されている。そのため、蓄電素子モジュールを外部機器に接続するためのケーブル等が、蓄電素子間を接続するためのバスバー等の導電部材に対して干渉や意図しない電気的な接続を起こす可能性を、最小限に低減できる。
蓄電素子モジュールを構成する蓄電素子は縦方向に積層されている。そのため、個々の蓄電素子の自重は蓄電素子間の結束力を増大させるように作用し、その結果、耐振動性(振動に抗して蓄電素子間の結束が維持される機能)が向上する。
また、ケース等に収容した場合に、外部端子をケース等の開口側に配置することができるので、ケース等に収容した後に、外部機器に接続するためのケーブル等を外部端子に接続することが可能であり、作業性に優れている。
蓄電素子モジュールが車載用である場合には、特に、以下の利点がある。車両の加減速の繰り返し時の慣性等で蓄電素子モジュールが振動または移動しても、外部端子は蓄電素子モジュールの側面(端子面を含む)ではなく上側端部に配置されているので、他の部品等と干渉や衝突を起こす可能性は、最小限に低減される。また、車体の変形が生じた場合でも、外部端子が蓄電素子モジュールの側面(端子面を含む)ではなく上側端部に配置されているので、蓄電素子間を接続するためのバスバー等の導電部材が、外部端子に対して干渉や意図しない電気的な接続を起こす可能性を、最小限に低減できる。
本発明の第1実施形態に係る電池モジュールの模式的な斜視図。 本発明の第2実施形態に係る電池モジュールの模式的な斜視図。 本発明の第3実施形態に係る蓄電装置を示す斜視図。 図3に示す蓄電装置の電池モジュールを示す斜視図。 図4に示す電池モジュールを構成する積層体とカバープレートを一部分解して示す分解斜視図。 組付け状態の積層体と、この積層体から分離した状態のカバープレートを示す分解斜視図。 本発明の第4実施形態に係る電池モジュールの模式的な斜視図。
(第1実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る電池モジュール(蓄電素子モジュール)1を示す。電池モジュール1は、スペーサ2を介在させて積層配置された複数個(本実施形態では4個)の電池セル(蓄電素子)3からなる電池セル群(蓄電素子群)4を備える。電池セル群4を構成する電池セル3は、例えば、両端に配置されたエンドプレートを含む保持構造(本実施形態では図示せず)により、積層状態で保持される。
個々の電池セル3を、互いに並列に接続された2個以上の電池セル(蓄電素子)から構成されるユニットで置き換えてもよい。本明細書では、特に言及しない限り、「電池セル」及び「蓄電素子」という用語は、単一の電池セル3自体又は蓄電素子自体とそれらのユニットの両方を包含する。
本実施形態では、個々の電池セル3は角型であり、非水電解質二次電池の一例であるリチウムイオン電池である。電池セル3は、電極体等が収容されたケース本体5(本実施形態では扁平な直方体状)と、ケース本体5の開口5aを閉じる蓋体6とを備える。
ケース本体5は、細長い長方形状の底壁5bから図において上方に延びる側壁5c〜5fを備える。個々の側壁5c〜5fは、一端が底壁5bに接続されて他端がケース本体5の開口5aを画定している。これらの側壁5c〜5fには、互いに対向する一対の長側壁5c,5dと、長側壁5c,5dよりも小面積である互いに対向する一対の短側壁5e,5fが含まれる。
個々の電池セル3の蓋体6の外面(端子面)6aの両端付近には、正負の端子7a,7bbが配置されている。
電池セル群4を構成する電池セル3は、隣接する電池セル3間で長側壁5c,5dが互いに対向する向きに、本実施形態では上下方向又は鉛直方向に積層されている。なお、本明細書では、上下方向又は鉛直方向、すなわち実質的に重力が作用する方向に沿う方向を「縦方向」という場合がある。また、電池セル群4を構成する電池セル3は、端子7a,7bが配置されている蓋体6の外面6aが同じ向き、本実施形態では電池セル3の積層方向に対して直交する向き(左右方向又は水平方向)を向くように積層されている。なお、本明細書では、左右方向又は水平方向、すなわち重力の作用方向に対して実質的に垂直な方向を「横方向」という場合がある。電池セル群4を構成する電池セル3の姿勢は、隣接する電池セル3間で正の端子7aと負の端子7bとが互いに隣接するように設定されている。
隣接する電池セル3の正の端子7aと負の端子7bは、バスバー8により直列に接続されている。本実施形態では、溶接により電池セル3の端子7a,7bにバスバー8を接続している。しかし、電池セル3の端子7a,7bをボルト状の形態とし、ナットによる締め付けによってバスバー8を端子7a,7bに接続してもよい。
電池セル群4の積層方向の上側端部、本実施形態では最上段の電池セル3の上側の長側壁5aに、電池モジュール1又は電池セル群4全体としての正負の端子(外部端子)11a,11bが配置されている。
正極の外部端子11aは、最上段の電池セル3の正の端子7aとバスバー12により電気的に接続されている。このバスバー12は、最上段の電池セル3の正の端子7aに接続された短い第1部分12aを備える。また、バスバー12は第1部分12aと折り曲げ部12bを介して連続して設けられ、最上段の電池セル3の長側壁5cに沿って電池セル3の短側壁5fに向けて延びる第2部分12cを備える。第2部分12cの一端に正極の外部端子11aに接続されている。バスバー12の一部又は全部を分割構造としてもよい。
負極の外部端子11bは、最下段の電池セル3の負の端子7bとバスバー13により電気的に接続されている。このバスバー13は、最下段の電池セル3の負の端子7bに接続された短い第1部分13aを備える。また、バスバー13は第1部分13aと折り曲げ部13bを介して連続して設けられ、電池セル群4を構成する個々の電池セル3の短側壁5e,5fに沿って延びる第2部分13cを備える。さらに、バスバー13は第2部分13cと折り曲げ部13dを介して連続して設けられ、最上段の電池セル3の長側壁5cの短側壁5e側に配置された第3部分13eとを備える。第3部分13eに負極の外部端子11bが接続されている。バスバー13の一部又は全部を分割構造としてもよい。
電池モジュール1は、電池セル群4が収容されるケース15を備える。電池セル群4は、前述のように最上段の電池セル群4の長側壁5cに配置された正負の外部端子11a,11bがケース15の開口15a側に配置されるように、ケース15内に収容される。最下段の電池セル群4の下側の長側壁5cは図示しないケース15の底部に配置される。ケース15の開口15aは、図示しないカバーにより閉鎖されている。正負の外部端子11a,11bはカバーから外部に突出する。ケース15内に収容された電池モジュール15は電源装置(蓄電装置)を構成する。電源装置(蓄電装置)としての全体構成、並びに電池モジュール1の詳細な構造に関しては、後述する第3実施形態で詳細に説明する。
本実施形態の電池モジュール1は、特に、以下の特徴を有する。
電池モジュール1全体としての正負の外部端子11a,11bは、電池セル群4を構成する電池セル3の積層方向(縦方向)の端部に配置されている。言い換えれば、電池モジュール1全体としての正負の外部端子11a,11bは、個々の電池セル3の正負の端子7a,7bが配置された面(個々の電池セル3の蓋体6の外面6aで構成される横方向を向いた面)とは異なる面に配置されている。そのため、電池モジュール1を外部機器に接続するためのケーブル等の電池セル3間を接続するためのバスバー12や負の外部端子11bを最下段の電池セル3の負の端子7bに接続バスバー13に対して干渉や意図しない電気的な接続が起こる可能性を、最小限に低減できる。
電池モジュール1を構成する電池セル3は縦方向に積層されている。そのため、個々の電池セル3の自重は電池セル3間の結束力を増大させるように作用し、その結果、耐振動性(振動に抗して電池セル3間の結束が維持される機能)が向上する。
正負の外部端子11a,11bが、電池セル群4を構成する電池セル3の積層方向(縦方向)の端部に配置されているので、図1のようにケース15の上側の開口15aに外部端子11a,11bを配置できる。そのため、電池セル群4をケース15に収容した後に、外部端子11a,11bに対する外部機器に接続するためのケーブル等を接続することが可能であり、作業性に優れている。
バスバー12,13は、第1部分12a,13aを除き、個々の電池セル3の端子7a,7bが配置されている蓋体6の外面6a以外の面を通って正負の外部端子11a,11bまで達している。従って、これらバスバー12,13が電池セル3の端子7a,7bに対して意図しない電気的な接続を起こす可能性を、最小限に低減できる。
最下段の電池セル3の負の端子7bと負の外部端子11bを接続するバスバー13は、個々の電池セル3の正負の端子7a,7bが配置された面(個々の電池セル3の蓋体6の外面6aで構成される面)とは異なる面、すなわち個々の電池セル3の短側壁5e,5fで構成される面を通り、かつ、十分な長さを有する第2部分13cを備える。このバスバー13の第2部分13cに符号16で模式的に示す回路要素(例えば、リレー、ヒューズ、各種検出回路)を介在させることができる。
(第2実施形態)
図2は本発明の第2実施形態に係る電池モジュール1を示す。第1実施形態における電池セル群4は、偶数個(4個)の電池セル3を積層した構成である。これに対し、本実施形態の電池モジュール1が備える電池セル群4は、奇数個(3個)の電池セル3を積層した構成である。
第1実施形態のように、偶数個の電池セル3を積層して電池セル群4を構成した場合、負極の外部端子11bと接続されたバスバー13は、短側壁5e,5fで構成される一対の側面のうち、最上段の電池セル3の正の端子7aに隣接する側面を通る。これに対し、本実施形態のように、奇数個の電池セル3を積層して電池セル群4を構成した場合、負極の外部端子11bと接続された13は、短側壁5e,5fで構成される一対の側面のうち、最上段の電池セル3の正の端子7aとは反対側の側面を通る。
第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態の電池モジュール1を用いた蓄電装置20を示す。この蓄電装置20は、電池モジュール1と、この電池モジュール1を収容する外装ケース21とを備えている。この蓄電装置20は、例えば、ガソリン自動車又はディーゼル自動車等に搭載される比較的低電圧(例えば12V)の補機バッテリとして使用されるが、蓄電装置20の用途は限定されるものでない。
外装ケース21は、図3に示す姿勢で設置される。外装ケース21は、1つの開口面を有する箱形のケース本体21Aと、該ケース本体21Aの開口面を塞ぐ蓋体21Bとを備えている。図3に示す使用状態において、ケース本体21Aの開口面は上面に配置される。蓋体21Bは、ケース本体21Aの開口面を塞いだ状態で例えばねじを用いてケース本体21Aに固定される。これにより、積層した電池セル3を締め付けるように固定できる。しかも、この締付力は、電池セル3の外面(端子面)6aには作用しないため、信頼性高く固定できる。蓋体21Bの上面には、正極外部端子11aと負極外部端子11bが突出して設けられている。
以下、図4〜図6を参照して電池モジュール1の構成について説明する。なお、図4〜図6では、図3とは異なる向きで電池モジュール1を示している。そのため、図4〜図6を参照する以下の説明において、「上」、「下」及び「横」を含む用語、並びに「側面」という用語は、図5〜図7に示す電池モジュール1の姿勢における方向を示すものであり、図3に示す姿勢での方向を示すものではない。
図4に示すように、電池モジュール1は、複数(例えば8個)の電池セル3(3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h)をモジュール化して形成されている。電池セル3は、扁平な角形のケーシングに電極体と電解液が収容された二次電池である。具体的に、電池セル3は、例えばリチウムイオン電池であるが、リチウムイオン電池以外の二次電池であってもよい。電池セル3の上面には、長手方向両端部に正極端子7aと負極端子7bが設けられ、長手方向中央部に安全弁24が設けられている。
複数の電池セル3は、樹脂製のスペーサ2を介して電池セル3の厚さ方向(図中D方向)に積層されている。隣接する電池セル3間にスペーサ2が介装されることによって電池セル3のケーシング間が電気的に絶縁されている。このように積層された状態において、電池セル3の端子7(7a,7b)は、2列に分かれて積層方向(図中D方向)に並べて配置される。端子7の各列では、2つの正極端子7aと2つの負極端子7bが交互に並べられている。
端子7の一方の列では、積層方向(図中D方向)の一端側の2個の負極端子7bがバスバー8aを介して互いに電気的に接続され、他端側の2個の正極端子7aがバスバー8eを介して互いに電気的に接続されている。また、この列において、積層方向(図中D方向)の中間部の4個の端子7a,7bはバスバー8cを介して互いに電気的に接続されている。端子7の他方の列では、積層方向(図中D方向)の一端側の4個の端子7a,7bがバスバー8bを介して互いに電気的に接続され、他端側の4個の端子7a,7bがバスバー8dを介して互いに電気的に接続されている。このような接続構造によって、隣接する一対の電池セル3からなる並列回路が4組形成されるようになっており、これらの並列回路同士は直列に接続されている。
なお、電池セル3の端子7間を接続する複数のバスバー8(8a,8b,8c,8d,8e)は、バスバーフレーム(図示せず)を介してユニット化された状態で、複数の電池セル3に取り付けられる。
積層方向(図中D方向)の両側において、最も外側に積層された電池セル3a,3hの更に外側には、それぞれエンドプレート25a,25bが重ねて設けられている。これにより、一対のエンドプレート25a,25bと、これらのエンドプレート25a,25bにより挟み込まれた複数の電池セル3及び複数のスペーサ2によって、電池セル群4が形成されている。この電池セル群4は、複数(例えば4本)の金属製の拘束バンド50(50a,50b,50c,50d)によって積層方向の両側から挟持されるようにして固定される(図4参照)。
図3に示す使用状態において、電池セル群4は、積層方向(図中D方向)が上下方向に一致する向きで外装ケース21に収容される。この収容状態において、電池セル群4の上面部と下面部にエンドプレート(上側エンドプレート)25aとエンドプレート(下側エンドプレート)25bが配置される。言い換えれば、最上段の電池セル3aに隣接してエンドプレート25aが配置され、最下段の電池セル3bに隣接してエンドプレート25bが配置される。電池セル群4を構成する複数の電池セル3は、一対のエンドプレート25a,25bによって上下方向両側から挟み込まれることにより、互いに強固に固定される。また、この収容状態において、電池セル群4の上面(積層方向(図中D方向)の一方のエンドプレート25a側の端面)は、ケース本体21Aの開口面側に配置される。さらに、図3に示す向きで蓄電装置20が自動車等に搭載される場合、複数の電池セル3は下側のエンドプレート25bによって安定的に支持される。
図4に示すように、積層方向(図中D方向)に平行な電池セル群4の一側面には、蓄電装置20を監視するバッテリ監視要素40が設けられている。バッテリ監視要素40は、過電流を遮断するリレーユニット42と、回路基板を有するコントロールユニット44とを備える。リレーユニット42とコントロールユニット44は、絶縁部材の一例であるベースプレート41(本実施形態では樹脂製)を介して電池セル群4の側面に固定されている。リレーユニット42は、最も外側に積層された電池セル3hの正極端子7aに対して、上記バスバー8e及び別のバスバー30を介して電気的に接続されている。コントロールユニット44には一対のバスバー35,36の一端部が接続されており、一方のバスバー35の他端部はリレーユニット42に接続され、他方のバスバー36の他端部は、一方のエンドプレート25aの近傍に配置され、正極外部端子11a(図4参照)に接続される。
本実施形態におけるリレーユニット42とコントロールユニット44は、第1実施形態に関して説明した回路要素16(図1参照)の具体例に相当する。樹脂製のベースプレート(絶縁部材)41が介在することで、リレーユニット42やコントロールユニット44の電池セル3に対する意図しない干渉や電気的な接触が防止される。樹脂製のベースプレート41に代えて、弾性材料からなる絶縁部材をリレーユニット42及びコントロールユニット44と、電池セル群4との間に介在させてもよい。この構成により、意図しない外力がリレーユニット42とコントロールユニット44に作用して電池セル群4に向けて変位した場合でも、絶縁部材が弾性的に変形又は延びることで、確実にリレーユニット42等と電池セル群4との間に介在された状態を維持し、電池セル3との意図しない干渉や電気的な接触がより確実に防止される。
図5に示すように、一方のエンドプレート25aの外側には、最も外側に積層された電池セル3aの負極端子7bを負極外部端子11b(図3参照)に接続するためのバスバー32が設けられている。バスバー32は、直線状に延びる帯状の金属板であり、エンドプレート25aの上縁部に沿って配置される。バスバー32の両端部にはボルト挿通穴33a,33bが設けられており、該ボルト挿通穴33a,33bに、バスバー32をエンドプレート25aに固定するためのボルトが挿通される。
このバスバー32の一端部は、電池セル3aの負極端子7bに対して、電池セル群4の上面と電池セル群4のエンドプレート25a側の側面とに跨がるようにL字状に屈曲したバスバー34(図4参照)を介して、電気的に接続される。また、バスバー32の他端部は、別のバスバー(図示せず)を介して負極外部端子11b(図3参照)に接続される。このバスバー32が固定されるエンドプレート25aはケース本体21Aの開口面側に位置するため、バスバー32を別のバスバーに接続する作業、バスバー32の交換作業、及び、バスバー32を利用した電圧又は電流の計測等は、電池セル群4がケース本体21Aに収容された状態においてもケース本体21Aの開口面を通して容易に行うことができる。
即ち、外部端子11a,11bは、電池セル3の端子面6aではなく、電池セル群4の端部(上側端部)にあるエンドプレート25a上に位置するように配設されるため、電池セル群4との間に隙間を生じさせることなく、配置できる。よって、直接加わる外力や、ケーブルを介して加わる応力に対抗可能な剛性を十分に確保できる。
また、一方のエンドプレート25aの外側には、バスバー32に干渉しない部分において金属板70が重ねられて固定される。金属板70の材料としては、バスバー32よりも高強度の金属材料を用いることが好ましい。金属板70は略矩形であるが、金属板70の上縁部には、バスバー32との干渉を避けるための切欠部74が設けられている。これにより、金属板70の上縁部は、切欠部74を挟んだ両側部分が上方に突出した形状となっている。金属板70には、横方向に延びる例えば一対の膨出部72a,72bがエンドプレート25a側に膨出するように形成されており、これにより、金属板70の剛性が高められている。また、金属板70には一対のボルト挿通穴76が設けられている。各ボルト挿通穴76には内側からウェルドボルト77が挿通され、該ウェルドボルト77は、金属板70の内側の面に溶接される。
なお、他方のエンドプレート25bの外側にも、同じ金属板70が同様に重ねられて固定される。
両側のエンドプレート25a,25bは互いに同様の構成を有する。そのため、ここでは、一方のエンドプレート25aの構成についてのみ説明する。
エンドプレート25aは、電池セル3の形状に対応した略矩形とされている。また、エンドプレート25aは電気絶縁材料からなる絶縁部材である。具体的に、エンドプレート25aの材料は例えば樹脂であり、金属製とした場合に比べて容易に成形可能となっている。エンドプレート25aの周縁部には、最も外側に積層されたスペーサ2の係合凹部26aに係合可能な係合凸部69aと、スペーサ2の係合凸部26bに係合可能な係合凹部69bとが設けられている。
エンドプレート25aの外側の面には、バスバー32を保持するバスバー用の保持部としてのバスバー用凹部60と、金属板70を保持する金属板用の保持部としての金属板用凹部64とが形成されている。
バスバー用凹部60は、エンドプレート25aの上縁部に沿って細長く延びるように形成されている。具体的に、バスバー用凹部60の形状は、バスバー32よりも僅かに大きな細長い矩形である。バスバー用凹部60の深さは、バスバー32の厚みと比べて同じか又は僅かに小さい。そのため、バスバー用凹部60にバスバー32が収容されたとき、厚み方向においてバスバー32の全部または大部分がエンドプレート25aに埋め込まれる。バスバー用凹部60の底部の長さ方向両端部には、円形の凹部62が設けられている。これらの凹部62にナット(図示せず)が装着されることで、該ナットに、バスバー32を固定するためのボルトを締め付けることができる。
金属板用凹部64は、金属板70と略同様の形状を有し、金属板70よりも僅かに大きく形成されている。金属板用凹部64は、金属板70の厚み以上の深さを有する。そのため、金属板用凹部64に金属板70が収容されたとき、厚み方向において金属板70の全体がエンドプレート25aに埋め込まれる。上記のように、バスバー用凹部60はエンドプレート25aの上縁部に沿って細長く形成されているため、この細長いバスバー用凹部60を除いた残りの部分において、金属板用凹部64を大きく形成することができる。よって、エンドプレート25aの外側の面の大部分に金属板70を重ねることができ、これにより、高い剛性を確保することができる。
金属板用凹部64の深さは、金属板70の厚みよりも大きい。また、金属板用凹部64の底部には、前記ウェルドボルト77の頭部を収容するための一対の凹部66が更に形成されている。
このように構成されたエンドプレート25aのバスバー用凹部60にバスバー32を収容し、金属板用凹部64に金属板70を収容することで、バスバー32がバスバー用凹部60の周壁で取り囲まれるとともに、金属板70が金属板用凹部64の周壁で取り囲まれて、バスバー32と金属板70が確実に位置決めされる。そのため、バスバー32と金属板70との電気的な絶縁を確実に達成することができる。
また、バスバー32と電池セル3aのケーシングとの間、及び、金属板70と電池セル3aのケーシングとの間は、それぞれ樹脂製のエンドプレート25aが介装されることで電気的に絶縁される。
このように、電池セル3a、バスバー32および金属板70の間での電気的な絶縁はエンドプレート25aのみによって果たされる。そのため、電池セル群4において、エンドプレート25aとは別の絶縁体を更に積層する必要がなく、電池セル群4の厚みの低減を図ることができる。
また、両側のエンドプレート25a,25bには金属板70が固定されるため、樹脂製のエンドプレート25a,25bを使用しても、電池セル群4の剛性を良好に確保することができる。そのため、エンドプレート25a,25b自体の厚みを増大させる必要がない。さらに、一方のエンドプレート25aには、厚み方向において金属板70の全部とバスバー32の全部または大部分が埋め込まれるため、積層方向(図中D方向)において、エンドプレート25aからの金属板70及びバスバー32の突出が抑制される。したがって、電池セル群4の積層方向(図中D方向)外側に回路要素としてバスバー32を配置する構成でありながら、このことによる電池セル群4の厚みの増大を抑制することができ、これにより、蓄電装置20の小型化を図ることができる。
エンドプレート25aの外側には、バスバー32を外側から覆うカバープレート27が重ねて設けられており、これにより、バスバー32と異物との接触防止が図られている。
カバープレート27は、エンドプレート25aの形状に対応した略矩形とされている。また、カバープレート27は電気絶縁材料からなる。具体的に、カバープレート27の材料は例えば樹脂であり、金属製とした場合に比べて容易に成形可能となっている。上述したようにエンドプレート25aも樹脂製であるため、エンドプレート25a及びカバープレート27は、両者の間にバスバー32を好適に収容できるような形状に成形することができる。
カバープレート27の周縁部には、エンドプレート25aの係合凹部79aに係合可能な係合凸部89aが設けられている。また、カバープレート27には、前記ウェルドボルト77を挿通させるための一対のボルト挿通穴86が設けられている。カバープレート27の外側の面には、各ボルト挿通穴86の周囲から立ち上がる一対の周壁部88が設けられている。また、カバープレート27の内側の面には、拘束バンド50の端部との干渉を避けるための凹部90が複数形成されている。
カバープレート27の上縁部には、バスバー32の一端部を露出させるための第1開口部82と、バスバー32の他端部を露出させるための第2開口部84とが設けられている。これにより、エンドプレート25aにカバープレート27が取り付けられた状態においても、第1開口部82及び第2開口部84を通して、バスバー32の露出部分に別のバスバーを接続したり、バスバー32の露出部分を利用してメンテナンス又は計測(テスト)等を行ったりすることができる。
ただし、バスバー32には必ずしも第1開口部82及び第2開口部84を設ける必要はない。第1開口部82又は第2開口部84を設けない場合は、カバープレート27が取り外された状態でバスバー32と別のバスバーとの接続作業等を行えばよい。
以下、図5及び図6等を参照しながら、電池モジュール1を組み付ける手順について説明する。
先ず、スペーサ2を挟んで積層された複数の電池セル3を一対のエンドプレート25a,25bによって積層方向(図中D方向)の両側から挟み込んで、電池セル群4を形成する。なお、図3に示すように、一方のエンドプレート25aを電池セル3aの外側に重ねるときは、エンドプレート25aの係合凸部69aと係合凹部69bをスペーサ2の係合凹部26aと係合凸部26bに係合させる。これにより、スペーサ2及び電池セル3aに対してエンドプレート25aが位置決めされる。
続いて、各エンドプレート25a,25bの外側に、金属板70を金属板用凹部64に収まるように重ねる。これにより、金属板70がエンドプレート25a,25bに埋め込まれる。ここで、一方のエンドプレート25aに重ねられる金属板70には、前記ウェルドボルト77を予め溶接しておく。
次に、例えば4本の拘束バンド50(50a,50b,50c,50d)を用いて、電池セル群4の構成部材が分離しないように電池セル群4を固定する。具体的には、電池セル群4の積層方向(図中D方向)に平行な面においてスペーサ2の外周部およびエンドプレート25a,25bの外周部に各拘束バンド50を押し当てるとともに、積層方向(図中D方向)の両端面において金属板70の外側に、直角に屈曲された拘束バンド50の端部を押し当てて例えばボルト(図示せず)により固定する。
続いて、一方のエンドプレート25aのバスバー用凹部60にバスバー32を収容することでエンドプレート25aにバスバー32を埋め込んだ状態で、エンドプレート25aの外側にカバープレート27を重ねる。このとき、カバープレート27の係合凸部89aをエンドプレート25aの係合凹部79aに係合させることでエンドプレート25aに対してカバープレート27を位置決めするとともに、カバープレート27のボルト挿通穴86にウェルドボルト77を挿通させる。
エンドプレート25aの外側にカバープレート27が重ねられた状態において、ウェルドボルト77の先端部はカバープレート27の外側に突出する。図6に示すように、このウェルドボルト77の突出部分にナット78を螺合して締め付けることで、カバープレート27がエンドプレート25aに固定される。ウェルドボルト77に螺合されたナット78は、カバープレート27の周壁部88の内側に収容される。
その後、前記L字状のバスバー34の一端部を、最も外側に積層された電池セル3aの負極端子7bに取り付けられたバスバー8aの端部に重ねてボルト又は溶接により固定する。また、L字状のバスバー34の他端部を、カバープレート27の第1開口部82において露出するバスバー32の一端部に重ねて、該バスバー32のボルト挿通穴33aとL字状バスバー34のボルト挿通穴31に外側から挿通したボルト39を、エンドプレート25aに装着されたナット(図示せず)に螺合して締め付けることで、これらのバスバー32,34をエンドプレート25aに固定する。これにより、エンドプレート25aのバスバー用凹部60に収容されるバスバー32と、該バスバー用凹部60に収容されないバスバー30とが、同じボルト39の締結によって効率的にエンドプレート25aに固定される。このとき、バスバー32はバスバー用凹部60に埋め込まれていることにより位置ずれしないため、簡単かつ確実にボルトを締結することができる。
また、カバープレート27の第2開口部84において露出するバスバー32の他端部を、別のバスバー(図示せず)と共にボルトの締結によりエンドプレート25aに固定する。その後、バスバー32と共にエンドプレート25aに固定されたバスバーに負極外部端子11bを接続する。ただし、バスバー32の他端部をカバープレート27の外側に突出するように延長させて、この延長部分を、負極外部端子11bに直接接続するようにしてもよい。
本実施形態の電池モジュール1は、第1実施形態と同一又は同様の利点に加え、特に、以下の利点を有する。
車両の加減速の繰り返し時の慣性等で電池モジュール1が振動又は移動しても、外部端子7a,7bは電池モジュール1の側面(端子面を含む)ではなく上側端部に配置されているので、他の部品等と干渉や衝突を起こす可能性は、最小限に低減される。また、車体の変形が生じた場合でも、外部端子7a,7bが電池モジュール1の側面(端子面を含む)ではなく上側端部に配置されているので、電池セル3a〜3h間を接続するためのバスバー8e等の導電部材が、外部端子7a,7bに対して干渉や意図しない電気的な接続を起こす可能性を、最小限に低減できる。
ケース本体21Aの底部と蓋体21Bとにより縦方向(電池セル3の積層方向)に締め付けられることで電池モジュール1が固定される。つまり、個々の電池セル3の端子面に締付力は作用せず、高い信頼性を持ってケース本体21A内に電池モジュール1を固定できる。
縦方向に積層配置された電池セル3を備える電池モジュール1の上側端部と下側端部にエンドプレート25a,25bが配置されている。前述した電池セル3の自重による電池セル3間の結束力の増大に加え、さらにエンドプレート25a,25bが電池セル3の積層方向に配置されていることで、耐振動性がさらに向上する。樹脂製のエンドプレート(第1の部材)25a,25bの外側に金属板(第2の部材)70が配置され、さらにその外側に樹脂製のカバープレート(第3の部材)27を配置されている。そのため、必要な絶縁性を確保しつつ、エンドプレート25a,25b自体を高剛性としている。エンドプレート25a,25b自体が高剛性を有するので、縦方向に積層配置された電池セル3の上側端部と下側端部にエンドプレート25a,25bを配置したことにより、効果的に耐振動性を向上できる。
外部端子7a,7bは端子面を含む電池モジュール1の横方向を向いた側面に配置されているのではなく、電池モジュール1の上側端部に設けられる。また、外部端子7a,7bと電池モジュール1の最上段の電池セル3aとの間にはエンドプレート25a、金属板70、及びカバープレート27が介在する。かかる構造により、外部端子7a,7bは電池モジュール1の他の部分に対して機械的に強固に連結され、外力や振動に対する耐性が高い。
一般に電池セル3の振動に対する耐性は厚み電極体の厚み方向が最も高い。車両では上下方向の振動が最も大きい。従って、電池セル3を端子7a,7bが横方向を向く姿勢で積層配置したことで、車両の走行時の振動に対して高い耐性が得られる。また、個々の電池セル3をこの姿勢で配置することで電解液の浸透性も良好であるので、電池セル3自体の性能の点でも好ましい。
(第4実施形態)
本実施形態における電池セル群4は、鉛直方向下向きに窪む収容部17内に収容される。
例えば車両のフロア18に設けられた下向きに窪む収容部17に、電池モジュール1を収容することができる。しかも、収容部17の開口17a側に正負の外部端子11a,11bを配置し、フロア18上から外部端子11a,11bが見えるようにする。収容部17の開口17aは、図示しないカバーにより閉鎖してもよい。この場合、正負の外部端子11a,11bは、カバーから外部に突出させてもよいし、収容部17内に収容してケーブルを導入して接続してもよい。また、ケース15に収容した電池モジュール1を車両のフロア18の収容部17に収容させてもよい。
第4実施形態のその他の構成及び作用は第1及び第3実施形態と同様である。
1 電池モジュール
2 スペーサ
3 電池セル
4 電池セル群
5 ケース本体
5a 開口
5b 底壁
5c,5d 長側壁
5e,5f 短側壁
6 蓋体
6a 外面(端子面)
7a,7b 端子
8 バスバー
11a,11b 外部端子
12 バスバー
12a 第1部分
12b 折り曲げ部
12c 第2部分
13 バスバー
13a 第1部分
13b 折り曲げ部
13c 第2部分
13d 折り曲げ部
13e 第3部分
15 ケース
15a 開口
16 回路要素
17 収容部
17a 開口

Claims (13)

  1. 個々の蓄電素子の電極端子が配置された面である端子面が同じ方向を向くように縦方向に積層された複数の蓄電素子を備える蓄電素子群と、
    前記蓄電素子群を構成する前記蓄電素子の積層方向の上側端部に配置された、正負の外部端子と
    を備える、蓄電素子モジュール。
  2. 前記正負の外部端子のうちの少なくともいずれか一方に電気的に接続されるバスバーが前記蓄電素子群の前記端子面とは異なる面に配置されている、請求項1に記載の蓄電素子モジュール。
  3. 前記蓄電素子群の前記端子面とは前記異なる面に回路要素が配置されている、請求項2に記載の蓄電素子モジュール。
  4. 前記回路要素と前記蓄電素子群との間に介在された絶縁部材をさらに備える、請求項3に記載の蓄電素子モジュール。
  5. 前記絶縁部材は弾性材料からなる、請求項4に記載の蓄電素子モジュール。
  6. 前記蓄電素子群の下側端部に配置された下側エンドプレートと、
    前記蓄電素子群の前記上側端部に配置され、前記外部端子と前記蓄電素子群との間に介在する上側エンドプレートと
    をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の蓄電素子モジュール。
  7. 前記上側エンドプレート及び前記下側エンドプレートのうち少なくとも一方は、
    前記蓄電素子群を構成する前記蓄電素子のうち最も外側に位置する前記蓄電素子に隣接する絶縁材料からなる第1の部材と、
    前記第1の部材に対して前記蓄電素子群とは反対側に配置された金属製の第2の部材と
    をさらに備える、請求項6に記載の電池モジュール。
  8. 前記第2の部材に対して前記蓄電素子群とは反対側に配置された絶縁材料からなるカバー部材をさらに備える、請求項7に記載の電池モジュール。
  9. 上端に設けられた開口から前記蓄電素子群が収容されるケースをさらに備え、
    前記蓄電素子群は、前記蓄電素子群の下側端部が前記ケースの底部に配置され、前記蓄電素子群の前記上端端部が前記ケースの前記開口に配置されるように、前記ケース内に収容されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の蓄電素子モジュール。
  10. 前記ケースの前記開口を閉じる蓋をさらに備え、
    前記ケース内に収容された前記蓄電素子群は、前記ケースの前記底部と前記蓋とにより前記蓄電素子の前記積層方向に締め付けられることで前記ケース内に固定されている、請求項9に記載の蓄電素子モジュール。
  11. 車載用である、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の蓄電素子モジュール。
  12. 前記蓄電素子群は車両に設けられた上端に開口を有する収容部に収容され、
    前記蓄電素子群の下側端部が前記ケースの底部に配置され、前記蓄電素子群の上端端部が前記ケースの前記開口に配置されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の蓄電素子モジュール。
  13. 前記蓄電素子はリチウムイオン電池である、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の蓄電素子モジュール。
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