JP6191200B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電素子が外装体に収納されることによりなる蓄電装置に関する。
従来、特許文献1に示すような、複数の単電池が外装体に収納されてなる蓄電装置がある。このような蓄電装置の外装体は、複数の単電池を収納するための収納空間を形成し、かつ、開口を有する。外装体は、典型的には六面体の一面を除く箱状の部材であり、より具体的には、長方形状の底面から底面に垂直な方向に4つの側壁部が延びる構造である。
特許第4638528号公報
特許文献1の技術では、外装体は、複数の単電池を収納する空間を形成しているため、比較的大きなサイズである。つまり、外装体は、面積が比較的大きい側壁部を有する。このため、側壁部の単電池と対向する部分は、単電池により支えられるためたわみにくいが、側壁部の単電池と対向していない部分(つまり、単電池よりも外側に拡がっている部分)は、単電池に支えられていないため外力によりたわみやすい。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、蓄電装置の外装体の側壁部のたわみを抑制することができる構造の蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、蓄電素子と、底面と、前記底面から前記底面に交差する第一方向の一方側に延びる側壁部とを少なくとも有する外装体と、前記蓄電素子に当接する当接部材と、を備え、前記側壁部は、前記第一方向の一方側の端部が、前記複数の蓄電素子の前記第一方向の一方側の端部よりも、前記第一方向の一方側の領域である第一領域に位置するように形成され、前記当接部材は、前記複数の蓄電素子の容器の前記第一方向の一方側において、前記複数の蓄電素子の容器の外周と前記側壁部との間に入り込む挿入部と、前記第一方向の一方側に延びており、前記第一領域において前記側壁部と対向する支持部とを有する。
これによれば、第一領域の位置において支持部が外装体の側壁部を支持しているため、外装体の側壁部がたわむことを抑制することができる。
また、前記外装体は、さらに、前記側壁部と嵌合する嵌合部を有する蓋体を有してもよい。
これによれば、外装体は、開口部を有する外装体本体と、外装体本体の開口部の内周縁に嵌合する嵌合部を有する蓋体とにより構成される。このような構成の外装体であっても、支持部が外装体の側壁部のたわみを抑制できるため、外装体本体と蓋体との組み付けを容易にすることができる。
また、前記外装体は、少なくとも、互いに対向する一対の前記側壁部を有し、前記当接部材の前記支持部は、前記第一領域において前記一対の側壁部を支持してもよい。
これによれば、支持部は、互いに対向する一対の側壁部を支持するため、支持部が形成される1つの当接部材によって2つの側壁部のたわみを抑制できる。このため、1つの側壁部に対して複数の当接部材を設けなくてもよく、部品点数を削減できる。
また、前記挿入部は、前記第一方向の他方側に向かうほど、厚みが薄くてもよい。
これによれば、挿入部は第一方向の他方側に向かうほど厚みが薄いため、当接部材を複数の蓄電素子の第一方向の一方側の外周と、側壁部との間に挿入しやすくすることができる。このため、外装体に複数の蓄電素子を配置した状態で、当接部材を配置しやすくすることができる。
また、前記当接部材は、さらに、前記複数の蓄電素子を前記第一方向の一方側から押さえる平面部であって、前記第一方向に交差する平面部を有し、前記支持部は、前記平面部および前記第一方向に交差する傾斜面を有してもよい。
これによれば、傾斜面が、支持部と平面部とに交差するように形成されている。このため、支持部が平面部に対して、支持部と平面部とが交差する部分を軸として、回転することを防ぐことができる。つまり、外装体の側壁部がたわむことをより確実に抑制することができる。
また、前記挿入部は、前記複数の蓄電素子の容器の前記第一方向の一方側の一部において、前記複数の蓄電素子の容器の外周と前記側壁部との間に圧入されていてもよい。
これによれば、挿入部が、複数の蓄電素子の容器の第一方向の一方側において、複数の蓄電素子の外周と側壁部との間に圧入されているため、当接部材を配置したときに、複数の蓄電素子の容器および外装体の側壁部の少なくとも一方に力を加えた状態で固定することができる。
本発明に係る蓄電装置によれば、蓄電装置の外装体の側壁部のたわみを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の斜視図である。 蓄電装置の分解斜視図である。 一つの蓄電素子を外装体本体に固定するための構成を示す分解斜視図である。 複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した状態を示す斜視図である。 図4の複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した組立体のV−V断面図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、蓄電装置に関して以下の問題が生じることを見出した。
具体的には、例えば、特許文献1の技術では、外装体本体の内部に単電池を収納しているため、外装体本体の単電池が収納される部分までは、単電池によって支えられる。このため外装体本体のたわみを抑制することができる。しかしながら、単電池よりも上の部分では、外装体本体の側壁部を支える部材がないため、外装体本体の側壁部のたわみを抑制することができない。
このように、外装体本体の側壁部のたわみが発生した場合、蓄電装置の外見が悪くなるばかりでなく、次のような組み付けの際の問題が生じる。例えば、外装体本体に複数の単電池、複数の単電池を規制するための規制部材(中蓋)、外装体本体の開口を塞ぐための上蓋などの組み付けを行う際に、開口部がたわみの影響で狭くなっているため、狭くなっている開口部を拡げてから組み付けする必要がある。このため、単電池および中蓋を挿入する組み付け、および、上蓋を外装体本体の開口部に嵌合させる組み付け組み付けに手間がかかり生産効率が低下するという問題がある。一方で、側壁部の剛性をおおきくすることにより外装体本体の側壁部のたわみを抑制しようとすれば、材料の一部を金属部材のような剛性の大きい材料にしたり、側壁部の厚みを厚くしたりする必要があり、製造コストが大きくなってしまう。
このような問題についても解決するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、組み付けの手間を軽減し、かつ、製造コストを抑えつつ、外装体の側壁部のたわみを抑制するために以下で説明する構成としている。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置の斜視図である。図2は、蓄電装置の分解斜視図である。
これらの図に示すように、蓄電装置100は、外装体200と、セルフレーム300と、複数(本実施の形態では4つ)の蓄電素子400とを備える。
外装体200は、セルフレーム300と複数の蓄電素子400とを収納する箱状の部材である。つまり、外装体200は、底面235(図5を参照)と、側壁部231〜234と、を有する。また、外装体200は、複数の蓄電素子400を収納する収納空間S1を形成する。外装体200は、複数の蓄電素子400を所定の位置に配置し、各蓄電素子400を衝撃などから保護し、各蓄電素子400が不本意に金属部材などに接触することを回避する外装体本体220と、蓋体210とを有する。外装体200は、絶縁性の材料、例えば樹脂などにより構成されている。また、外装体200は、外部正極端子110および外部負極端子120を有する。外部正極端子110および外部負極端子120は、外部の負荷へ蓄電装置100に蓄えられた電力を供給するために外部負荷に接続される端子、または、外部の電力源から供給される電力を蓄電装置100に蓄えるために外部電源に接続される端子である。
蓋体210は、トップカバー211と、蓋本体213とにより構成される。蓋体210には、トップカバー211と、蓋本体213との間に空間が形成されており、当該空間の内部に制御回路212が収納される。
外装体本体220は、底面235および側壁部231〜234を有し、側壁部231〜234により開口部225が形成される。外装体本体220は、互いに対向する一対の側壁部231、232と、一対の側壁部233、234とを有する。一対の側壁部231、232は、第一方向としてのZ軸方向(上下方向)に延びるとともに、Z軸方向と交差する(本実施の形態では直交する)第二方向としてのX軸方向に沿って延びている。また、一対の側壁部233、234は、Z軸方向に延びるとともに、Z軸方向と交差する(本実施の形態では直交する)第三方向としてのY軸方向に沿って延びている。外装体本体220は、複数の蓄電素子400をそれぞれ収納するための複数の仕切板221を有する。つまり、複数の蓄電素子400は、外装体本体220に形成される収納空間S1が複数の仕切板221により区切られた(分割された)複数の空間に、個別に収納される。
セルフレーム300は、複数の蓄電素子400の上方に設けられる。セルフレーム300は、複数の蓄電素子400と当接する当接部材である。また、セルフレーム300は、複数の蓄電素子の位置を規制する規制部材として機能してもよい。また、複数のセルフレーム300のそれぞれは、2つの蓄電素子400の上部を一括りに束ねる。セルフレーム300は、絶縁性の材料、例えば樹脂などにより構成されている。
蓄電素子400は、充電することができ、また、放電することができる素子であり、容器410と、正極端子420と、負極端子430とを有する。容器410は、導電性の材料(例えば金属)からなる。正極端子420および負極端子430は、容器410の上方に突出している。複数の蓄電素子400は、X軸方向に一列に並べられる。複数の蓄電素子400のそれぞれは、異極端子同士が金属製の板状部材であるバスバー350により電気的に接続される。つまり、複数の蓄電素子400は、バスバー350により直列接続される。バスバー350により直列接続された複数の蓄電素子400は、正極側が外部正極端子110に接続され、負極側が外部負極端子120に接続される。
図3は、一つの蓄電素子を外装体本体に固定するための構成を示す分解斜視図である。図4は、複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した状態を示す斜視図である。図5は、図4の複数の蓄電素子をセルフレームで外装体本体に固定した組立体のV−V断面図である。
図3〜5に示すように、セルフレーム300は、外装体本体220の所定の位置に収納した蓄電素子400を、上方から外装体本体220とともに挟み込む。外装体本体220は、複数の仕切板221のY軸方向の両端である、外装体本体220の側面部と仕切板221とが交差する位置にボス部222を複数有する。複数のボス部222の上部には、インサートナット224を挿入するための孔部223が形成されており、当該孔部223に後述するボルト310と螺合するインサートナット224が設けられる。セルフレーム300は、後述する接着剤500を介して複数の蓄電素子400のそれぞれを複数の蓄電素子400の並び方向(X軸方向)に交差する(本実施の形態では直交する)第一方向(Z軸方向:上下方向)の両側から外装体200の底面235とともに挟み込んだ状態で、複数本(本実施の形態では10本)のボルト310と、外装体本体220に設けられるインサートナット224とで接合されることにより、複数の蓄電素子400を外装体本体220に固定する。なお、セルフレーム300には、複数本のボルト310のそれぞれに貫通される複数の貫通孔305が形成されている。つまり、複数本のボルト310は、セルフレーム300に形成された複数の貫通孔305を貫通して、外装体本体220に設けられたインサートナット224と螺合することにより、セルフレーム300および外装体本体220を接合する。複数本のボルト310とインサートナット224とは、セルフレーム300および外装体本体220を接合するための接合部である。
このように、セルフレーム300と外装体本体220とが、ボルト310とインサートナット224との締結により接合される構成であるとき、ボルト310が貫通するための複数の貫通孔305が支持部302のX軸方向の側方に配置されている。つまり、支持部302は、外装体本体220のX軸方向の幅の全体に渡って一体的に形成されておらず、複数の蓄電素子400に対応する位置のそれぞれに分割された状態で設けられる。このため、貫通孔305をセルフレーム300の支持部302が形成されていない位置に設けることができる。これにより、支持部が外装体本体220のX軸方向の幅の全体に渡って一体的に形成される場合よりも、支持部を貫通させる貫通孔を設けなくてもよくなり、かつ、当該貫通孔を貫通するような長いボルトも必要なくなる。つまり、支持部302の間に貫通孔305を設ける構成とすることにより、蓄電装置100の製造に係るコストを低減させることができる。
なお、セルフレーム300と外装体本体220との接合には、ボルト310とインサートナット224との組み合わせによる接合部が採用されているが、接合部はこれに限らない。例えば、リベットを利用して接合してもよいし、セルフレームと外装体本体とが密着する部分を設けて接着剤で接合するようにしてもよいし、セルフレームおよび外装体本体の一方に凹部、他方に凹部と嵌合する凸部を設けて凹部および凸部の嵌合(圧入による嵌合)により接合するようにしてもよいし、セルフレームと外装体本体との接合部としてスナップフィットを利用して接合するようにしてもよい。
蓋体210は、蓋本体213において、外装体本体220の開口部225の内周縁と嵌合する嵌合部213a(図5参照)を有し、開口部225を嵌合部213aで塞ぐことにより外装体本体220とともに収納空間S1を形成する。つまり、嵌合部213aは、側壁部231〜234と嵌合する。本実施の形態では、嵌合部213aは、外装体本体220の側壁部231〜234の外装体本体220の外方および内方の両方から挟み込む構造である。この構成にすることにより、蓋体210と外装体本体220との間の気密性を向上させることができる。また、蓋体210に外装体本体220の側壁部231〜234を嵌合する構成であるため、蓋体210のたわみを抑制することができる。
また、外装体本体220の側壁部231〜234は、Z軸方向の端部が、複数の蓄電素子400の容器410のZ軸方向の一方側(以下、「上側」とする)の端部よりも、上側の領域である第一領域A1(つまり、図5の直線L1よりも上側の領域)に位置するように形成される。
セルフレーム300は、図5に示すように、挿入部301と、支持部302と、平面部303とを有する。平面部303は、複数の蓄電素子400の容器410の上面に配置される板状の部材である。つまり、平面部303は、複数の蓄電素子400を上側から押さえる部材であって、Z軸方向に交差する(本実施の形態では直交する)。
挿入部301は、複数の蓄電素子400の容器410の上側において、複数の蓄電素子400の容器410の外周と一対の側壁部231、232との間に入り込む。つまり挿入部301は、平面部303の外周縁から下側に延びており、複数の蓄電素子400の容器410のY軸方向の外側の面と、Y軸方向に面している一対の側壁部231、232との間に配置される。また、挿入部301は、下側に向かうほど厚みが薄くなっていることが好ましい。そして、挿入部301は、複数の蓄電素子400の容器410の上側の一部(以下、「上部」とする)において、複数の蓄電素子400の容器410の外周と一対の側壁部231、232との間に圧入されていることが好ましい。つまり、挿入部301は、その幅が、複数の蓄電素子400の容器410の上部において、複数の蓄電素子400の容器410の外周と一対の側壁部231、232との間隔よりも大きい。
支持部302は、挿入部301から上側に延びており、第一領域A1において一対の側壁部231、232と対向する。つまり、支持部302は、平面部303の外周縁から挿入部301が延びている方向の反対側である上側に延びている。これにより、支持部302は、複数の蓄電素子400の容器410の高さよりも高い位置で一対の側壁部231、232と接している。つまり、支持部302は、複数の蓄電素子400の並び方向であるX軸方向に平行な一対の側壁部231、232を支持している。つまり、支持部302は、外装体200の長側面に相当する側壁部231、232を支持している。
また、支持部302は、平面部303およびZ軸方向に交差する面である傾斜面304を有することが好ましい。また、支持部302は、正極端子420および負極端子430の側方に配置されている。このため、支持部302は、外装体200の側壁部231〜234に強い外力が加わったときでも、電池端子を保護することができる。また、支持部302は、複数の蓄電素子400のそれぞれに対応して複数設けられているため、仮に一つの支持部302が強い外力によって破損しても、他の支持部302によって正極端子420および負極端子430を保護することができる。
また、支持部302の高さは、蓋体210に接触しない高さであることが好ましい。また、支持部302は、さらに蓋体210の嵌合部213aの位置よりも低い高さであることがより好ましい。これにより、支持部302を干渉しない位置に形成することができるため、蓋体210を組み付けしやすくできる。
(特徴)
本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、第一領域A1の位置においてセルフレーム300の支持部302が外装体200の一対の側壁部231、232を支持しているため、外装体200の一対の側壁部231、232が収納空間S1のたわむことを抑制することができる。
また、従来から使用されている規制部材としてのセルフレーム300の形状を工夫することにより、外装体200の一対の側壁部231、232のたわみを抑制できるため、組み付けの手順を従来と同様とすることができ、かつ、たわみ抑制のための部品を増加させる必要が無い点で有用である。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、外装体200は、開口部225を有する外装体本体220と、外装体本体220の開口部225の内周縁に嵌合する嵌合部213aを有する蓋体210とにより構成される。上述したようにセルフレーム300を設置した後に、外装体本体220の開口部225のたわみを抑制できるため、蓋体210を外装体本体220への組み付けの手間を軽減することができる。つまり、蓋体210と外装体本体220との組み合わせからなる外装体200であっても、セルフレーム300に形成された支持部302が外装体200の一対の側壁部231、232のたわみを抑制できるため、外装体本体220と蓋体210との組み付けを容易にすることができる。これにより、蓄電装置100の製造コストを抑えつつ、生産性を向上することができる。また、外装体200の一対の側壁部231、232がたわむことによる外見が悪くなることを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300の支持部302は、互いに対向する一対の側壁部231、232を支持するため、支持部302が形成される1つのセルフレーム300によって2つの側壁部231、232のたわみを抑制できる。このため、1つの側壁部に対して1つずつ規制部材を設けなくてもよく、部品点数を削減できる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300の挿入部301は下側に向かうほど厚みが薄いため、セルフレーム300を複数の蓄電素子400の上側の外周と、一対の側壁部231、232との間に挿入しやすくすることができる。このため、外装体200に複数の蓄電素子400を配置した状態で、セルフレーム300を配置しやすくすることができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300の支持部302が有する傾斜面304が、支持部302と平面部303とに交差するように形成されている。このため、支持部302が平面部303に対して、支持部302と平面部303とが交差する部分を軸として、回転することを防ぐことができる。つまり、外装体200の一対の側壁部231、232が内方へたわむことをより確実に抑制することができる。
また、本実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300の挿入部301が、複数の蓄電素子400の容器410の上側において、複数の蓄電素子400の外周と一対の側壁部231、232との間に圧入されているため、セルフレーム300を配置したときに、複数の蓄電素子400の容器410および外装体200の一対の側壁部231、232の少なくとも一方に力を加えた状態で固定することができる。
(変形例)
以上、本発明の部品実装方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
(1)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、セルフレーム300の支持部302は、Y軸方向に面している一対の側壁部231、232に対して設けられているが、これに限らない。つまり、X軸方向に面している一対の側壁部233、234に対して設けられるようにしてもよい。また、セルフレーム300の支持部302は、一つの側壁部に対して設けられても、一つの側壁部のたわみを抑制できるという点で効果がある。
(2)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、嵌合部213aは外装体本体220の側壁部231〜234を外装体本体220の外方および内方の両方から挟み込む構造であるが、これに限らない。例えば、外装体本体220の側壁部231〜234の内面に嵌合する構造の嵌合部としてもよいし、外装体本体220の側壁部231〜234の外面に嵌合する構造の嵌合部としてもよい。また、一対の側壁部231、232および一対の側壁部233、234のいずれかに嵌合する構造であればよい。
(3)
上記実施の形態に係る蓄電装置100によれば、支持部302は、一対の側壁部231、232を支持しているが、必ずしも支持している状態でなくてもよい。つまり、外装体本体の一対の側壁部に接した状態でなくてもよく、側壁部がたわむことを防止できる位置に配置されていればたわみ抑制の効果を実現できるためこの限りではない。
本発明は、外装体の側壁部のたわみを抑制することができる蓄電装置として有用である。
100 蓄電装置
110 外部正極端子
120 外部負極端子
200 外装体
210 蓋体
211 トップカバー
212 制御回路
213 蓋本体
213a 嵌合部
220 外装体本体
221 仕切板
222 ボス部
223 孔部
224 インサートナット
225 開口部
231、232、233、234 側壁部
235 底面
300 セルフレーム
301 挿入部
302 支持部
303 平面部
304 傾斜面
305 貫通孔
350 バスバー
400 蓄電素子
410 容器
420 正極端子
430 負極端子

Claims (7)

  1. 蓄電素子と、
    底面と、前記底面から前記底面に交差する第一方向の一方側に延びる側壁部とを少なくとも有する外装体と、
    前記蓄電素子の前記第一方向の一方側に当接する当接部材と、
    を備え、
    前記側壁部は、前記第一方向の一方側の端部が、前記蓄電素子の前記第一方向の一方側の端部よりも、前記第一方向の一方側の領域である第一領域に位置するように形成され、
    前記当接部材は、
    前記蓄電素子の容器の前記第一方向の一方側において、前記蓄電素子の容器の外周と前記側壁部との間に入り込む挿入部と、
    前記第一方向の一方側に延びており、前記第一領域において前記側壁部と対向する支持部とを有し、
    前記当接部材は、前記外装体の内部のみに配置される接合部により前記外装体に固定されている
    蓄電装置。
  2. 前記当接部材は、さらに、
    前記蓄電素子を前記第一方向の一方側から押さえる平面部であって、前記第一方向に交差する平面部を有し、
    前記支持部は、前記平面部および前記第一方向に交差する傾斜面を有する
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 蓄電素子と、
    底面と、前記底面から前記底面に交差する第一方向の一方側に延びる側壁部とを少なくとも有する外装体と、
    前記蓄電素子に当接する当接部材と、
    を備え、
    前記側壁部は、前記第一方向の一方側の端部が、前記蓄電素子の前記第一方向の一方側の端部よりも、前記第一方向の一方側の領域である第一領域に位置するように形成され、
    前記当接部材は、
    前記蓄電素子の容器の前記第一方向の一方側において、前記蓄電素子の容器の外周と前記側壁部との間に入り込む挿入部と、
    前記第一方向の一方側に延びており、前記第一領域において前記側壁部と対向する支持部と、
    前記蓄電素子を前記第一方向の一方側から押さえる平面部であって、前記第一方向に交差する平面部と、を有し、
    前記支持部は、前記平面部および前記第一方向に交差する傾斜面を有する
    蓄電装置。
  4. 前記外装体は、さらに、前記側壁部と嵌合する嵌合部を有する蓋体を有する
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記外装体は、少なくとも、互いに対向する一対の前記側壁部を有し、
    前記当接部材の前記支持部は、前記第一領域において前記一対の側壁部を支持する
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  6. 前記挿入部は、前記第一方向の他方側に向かうほど、厚みが薄い
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  7. 前記挿入部は、前記蓄電素子の容器の前記第一方向の一方側の一部において、前記蓄電素子の容器の外周と前記側壁部との間に圧入されている
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
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