JP6190529B2 - ツイスト線製造装置、及び、ツイスト線製造方法 - Google Patents

ツイスト線製造装置、及び、ツイスト線製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するための製造装置、及び、ツイスト線を製造するための製造方法に関する。
従来から、電線を介して伝送される信号が外部から受ける影響(外部磁束によるノイズ)を低減すると共に、その信号が外部へ及ぼす影響(外部への磁束放出)を低減することを目的とし、各種のツイスト線が提案されている。図13(A)及び図13(B)に示すように、一般に、ツイスト線Wtは複数の(本例では2本の)電線W1,W2を撚り合わせることによって製造される。
例えば、従来のツイスト線製造装置の一つ(以下「従来装置」という。)は、撚り合わせる前の2本の電線を略平行に並べて電線対を形成し、その電線対の一端を回転不能に固定すると共に、その他端を電線対の軸線周りに回転させることにより、ツイスト線を製造するようになっている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照。)。
図12は、従来装置と同様の原理によってツイスト線を製造する装置の概略斜視図である。図12に示される装置100は、2本の電線W1,W2(電線対)を撚り合わせてツイスト線を製造する2つの機構101,102を備えている。この装置100は、ほぼ同じ長さの2本のツイスト線Wtを同時に製造するようになっている。具体的には、機構101,102は、共用のレール100A、各電線対の一端を把持すると共に各電線対の軸線周りに回転可能な回転側チャック100B、回転側チャック100Bを回転させる共用のモータ100C、各電線対の他端を把持すると共に回転不能に固定する固定側チャック100D、固定側チャック100Dを介して各電線対に張力を付与するテンション付与部100E、テンション付与部100Eが固定された共用の支持台100F、及び、これらを支持する基台100G、を備える。
図12の装置100は、各電線対に張力を付与した状態にて回転側チャック100Bを回転させることにより、図13(C)に示すように、電線対を形成する電線W1,W2(図中ではA,B)を互いの位置を入れ替えるように回転させ、電線W1,W2を撚り合わせるようになっている。具体的には、回転側チャック100Bの1回転は図13(C)の(1)〜(5)の工程に対応し、回転側チャック100Bが2回転することによって図13(B)のツイスト線Wtが形成されることになる。
なお、図13(B)に示す長さLpは、電線対がその軸線周りに360度回転するためのツイスト線Wtの長さ(換言すると、図13(C)の(1)〜(5)の工程に対応する長さ)であり、ツイスト線Wtの「ピッチ長」と称呼される。また、図13(B)に示す長さLtは、ツイスト線Wtの両端の端子部分を除いた電線部分の長さであり、ツイスト線Wtの「全長」(又は単に「長さ」)と称呼される。
日本国特開2007−220378号公報 日本国特開2009−170294号公報
図12に示す装置100(及び従来装置)は、電線W1,W2同士を適切に撚り合わせる観点から、常に電線対W1,W2を長さ方向に引っ張った状態(引張応力を付与した状態)を維持しながら、回転側チャック100Bを回転させるようになっている。これは、電線W1,W2がたるんだ状態にて回転側チャック100Bを回転させると、ツイスト線のピッチ長Lpが不均一になる等の不具合が生じる可能性があるためである。
ところが、電線対W1,W2を長さ方向に引っ張った状態を保つためには、基台100Gの長さを電線W1,W2の長さ(ひいては、最終的なツイスト線の目標長さ)以上とする必要がある。そのため、ツイスト線の目標長さが長くなるにつれて、装置100が大型化する。また、ツイスト線の目標長さの変更に応じて固定側チャック100Dの位置を変更する必要があり、ツイスト線を製造する工程が煩雑化する。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来装置よりも小型化が可能であり、ツイスト線の目標長さが変更されてもツイスト線の製造工程の煩雑化を出来る限り防ぐことが可能な、ツイスト線製造装置及びツイスト線製造方法を提供することにある。
上記した目的を達成するため、本発明に係るツイスト線製造装置は下記(1)〜(3)の特徴を有し、本発明に係るツイスト線製造方法は下記(4)及び(5)の特徴を有している。
(1)
複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するツイスト線製造装置であって、
前記複数の電線の一端を把持すると共に、プーリを跨ぐワイヤーの一方側に固定される第1把持部と、
前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリに対する位置が不変であるように固定された第2把持部と、
前記プーリを跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重りであって、該重りに働く重力により、前記第1把持部が前記第2把持部から離れる第1の向きに前記ワイヤーを付勢する重りと、
前記重りを支持する支持台であって、前記付勢に逆らって前記重りを支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤーを移動させるように前記重りを移動可能な支持台と、
を備え、
前記第2把持部は、
前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤーが前記第1の向きへ移動できなくなるまで前記支持台が前記重りを移動させた状態にて回転することにより、前記複数の電線をひねる、
ツイスト線製造装置であること。
(2)
上記(1)に記載のツイスト線製造装置であって、
前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサを更に備え、
前記第2把持部が、
前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致している場合、前記複数の電線をひねり始める、
ツイスト線製造装置であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載のツイスト線製造装置であって、
前記第1把持部、前記第2把持部、前記ワイヤー及び前記重りを含む部材セットを複数有し、
前記複数の部材セットに属する複数の前記重りが、単一の前記支持台によって支持される、
ツイスト線製造装置であること。
(4)
複数の電線の一端を把持すると共に、プーリを跨ぐワイヤーの一方側に固定される第1把持部と、
前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリに対する位置が不変であるように固定された第2把持部と、
前記プーリを跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重りであって、該重りに働く重力により、前記第1把持部が前記第2把持部から離れる第1の向きに前記ワイヤーを付勢する重りと、
前記重りを支持する支持台であって、前記付勢に逆らって前記重りを支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤーを移動させるように前記重りを移動可能な支持台と、
を用い、前記複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するツイスト線製造方法であって、
前記第1把持部と前記第2把持部との距離が前記ツイスト線の目標長さよりも短くなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを前記第2の向きに移動させる第1工程と、
前記第1把持部及び前記第2把持部に前記複数の電線を取り付ける第2工程と、
前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤーが前記第1の向きへ移動できなくなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを移動させる第3工程と、
前記第2把持部を回転させて前記複数の電線をひねる第4工程と、
を含む、ツイスト線製造装置であること。
(5)
上記(4)に記載のツイスト線製造方法であって、
前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサを更に用い、
前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致した場合に限り、前記第4工程を開始する、
ツイスト線製造方法であること。
上記(1)の構成のツイスト線製造装置によれば、第1把持部と第2把持部とに取り付けられた複数の電線が、ワイヤーが第1の向きへ移動できなくなるまで支持台が重りを移動させた状態(即ち、複数の電線が第1把持部と第2把持部との間にたるみなく張られた状態)にて、第2把持部によってひねられる。このとき、第1把持部と第2把持部とを結ぶ向き(例えば、フレームの伸びる向き)が、装置の設置面(床面)から離れるように傾斜した向きとなるように各部材を配置すれば(即ち、装置を縦置き構造とすれば)、従来装置に比べ、装置の設置スペースを低減できる。更に、重りに働く重力によって自動的に複数の電線が張られるため、ツイスト線の目標長さが変化しても、複数の電線を把持する部位(本発明における第2把持部)の位置を個別に設定する必要がない。その結果、装置を肥大化させることなく、任意の目標長さに対応できることになる。したがって、本ツイスト線製造装置は、従来装置よりも小型化が可能であり、ツイスト線の目標長さが変更されてもツイスト線の製造工程の煩雑化を出来る限り防止できる。
上記(2)の構成のツイスト線製造装置によれば、センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における重りの位置がツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致していない場合(例えば、複数の電線に絡み等が生じている場合)、第2把持部による回転を禁止できる。その結果、絡み等が生じたツイスト線が製造されることを、未然に(実際に複数の電線をひねる前に)防止できる。
上記(3)の構成のツイスト線製造装置によれば、複数の部材セットが単一の支持体を共用することになるため、部材セットを複数設ける場合であっても、装置の肥大化を出来る限り防止できる。また、複数の部材セットの各々においてツイスト線の目標長さを相違させられるため、単一の装置を用いて様々な長さのツイスト線を製造できる。
上記(4)の構成のツイスト線製造方法によれば、上記(1)と同様、製造装置を従来装置よりも小型化させることが可能であり、ツイスト線の目標長さが変更されてもツイスト線の製造工程の煩雑化を出来る限り防止できる。
上記(5)の構成のツイスト線製造方法によれば、上記(2)と同様、絡み等が生じたツイスト線が製造されることを、未然に(実際に複数の電線をひねる前に)防止できる。
本発明のツイスト線製造装置およびツイスト線製造方法によれば、従来装置よりも装置の小型化が可能であり、ツイスト線の目標長さが変更されてもツイスト線の製造工程の煩雑化を出来る限り防ぐことが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るツイスト線製造装置を示した概略斜視図である。 図2は、図1に示すツイスト線製造装置の側面図である。 図3は、図1に示すツイスト線製造装置のスライド板の斜視図である。 図4は、図1に示すツイスト線製造装置の重りと支持台の側面図である。 図5は、図1に示すツイスト線製造装置の支持台の斜視図である。 図6は、図1に示すツイスト線製造装置の第2把持部の斜視図である。 図7は、図6に示す第2把持部の断面図である。 図8(1)〜図8(4)は、図1に示すツイスト線製造装置を用いたツイスト線の製造方法の前半工程を示す作動図である。 図9(5)〜図9(8)は、図8に続く後半工程を示す作動図である。 図10は、図1に示すツイスト線製造装置の第2把持部の変形例の斜視図である。 図11は、図10に示す第2把持部の断面図である。 図12は、従来のツイスト線製造装置を説明する図である。 図13(A)〜図13(C)は、ツイスト線を製造するための原理を説明する図である。
以下、本発明の一の実施形態に係るツイスト線製造装置(以下「装置1」という。)を、図1〜図7を参照しながら説明する。
<主要な構成>
装置1は、図1〜図7に示すように、枠台2、枠台2によって設置面(床面)に対してやや傾斜するように支持された長尺のフレーム2a、フレーム2aの開口部3、フレーム2aを水平方向に横切るプーリ軸4a,プーリ軸4b、プーリ軸4a,プーリ軸4bに固定されたプーリ5a,5b、プーリ5a,5bを周回するワイヤー6、ワイヤー6に固定されたスライド板7、スライド板7に固定された第1把持部8、ワイヤー6に固定された重り9、プーリ軸4a,プーリ軸4bの両端に固定された歯付きプーリ10a,10b、歯付きプーリ10a,10bを周回する歯付きベルト11、重り9を支持する支持台12、支持台12を移動させる支持台用モータ13、重り9と支持台12とが接触しているか分離しているかを検出するためのリミットスイッチ14、プーリ5a,5bに対する位置が不変であるように固定された第2把持部15、第2把持部15が固定される基台16、第2把持部15を回転駆動するためのモータ17、モータ17の回転を第2把持部15に伝達するためのプーリ18,19及びベルト20、を備えている。
<枠台2>
枠台2は、図12に示される従来の装置100における基台100Gに相当する部材である。図12の基台100Gは設置面(床面)に対して水平に置かれていたため、広い設置スペースが必要であった。これに対し、装置1の枠台2は設置面(床面)に対して傾斜しているため、設置スペースを低減できる。
フレーム2aは、縦方向に延びる4本の開口部3を有している。4本の開口部3の各々にて1本のツイスト線が製造されるため、装置1の枠台2では4本のツイスト線を同時に製造できる。更に、4本のツイスト線の目標長さが異なっていても、装置1はそれらツイスト線を同時に製造できる(詳細は後述される。)。枠台2の背面側上部および下部には、プーリ軸4a,プーリ軸4bが回転自在に支持されている。プーリ軸4a,プーリ軸4bには、各開口部3に対応する位置にプーリ5a,5bが、回転自在に支持されている。
<ワイヤー6>
プーリ5a,5bの各々には、ワイヤー6が巻き掛けられる。プーリ5aを周回するワイヤー6は、一端がスライド板7の上部に取り付けられ、他端が重り9の上部に取り付けられている。プーリ5bを周回するワイヤー6は、一端がそのスライド板7の下部に取り付けられ、他端がその重り9の下部に取り付けられている。このように、ワイヤー6はスライド板7と重り9とを介して閉ループを形成しており、この閉ループによって重り9が揺れることが防止される。
<スライド板7>
スライド板7の上下位置には、ワイヤー6がそれぞれ係止されている。スライド板7は、フレーム2aの開口部3を画成している長尺部をガイドとして、ワイヤー6の移動(図中の上下方向の移動)に伴って移動する。なお、図3に示すように、ワイヤー6は、スライド板7の上下位置に設けられた取り付け孔にワイヤー6の端部に設けられた丸圧着端子6T,6Tをカシメた後、その丸圧着端子6T,6Tをボルト7Bによって固定することにより、スライド板7に固定されている。
<第1把持部8>
図3に示すように、スライド板7には、複数の電線W1,W2の一端(図中の上方向の端部)を一括して把持する第1把持部8が配設されている。第1把持部8は、挟持片8a,8bの間において、複数の電線W1,W2の上端を挟持する。第1把持部8は電線の挟持をするだけであり、第2把持部15とは異なり、回転することはない。回転して複数の電線W1,W2に撚り加工を施すのは、専ら第2把持部15である。よって、第1把持部8は、従来の装置100(図12)における固定側チャック100Dに相当する部材である。
<重り9>
ワイヤー6の背面に位置する部分には、図4に示すように、内部に中空部分を有する容器内に金属球などを充填した重り9が係止されている。重り9の重量はスライド板7の重量よりも大きくなるように設計されている。そのため、重り9が支持台12上に置かれている(接触している)とき、支持台12が降下し、プーリ5a,5bに周回されているワイヤー6に取り付けられたスライド板7が上昇する。
なお、上述した容器型の重り9では複数の電線W1,W2に撚り加工を施す際の負荷に耐えられない場合、頑丈な材質で囲ったウエイトホルダに容器に収容し、そのウエイトホルダをワイヤー6に接続するように構成され得る。
<歯付きベルト11>
プーリ5a,5bのプーリ軸4a,プーリ軸4bの両端には、歯付きプーリ10a,10bが固定されている。歯付きプーリ10a,10bにはそれぞれ歯付きベルト11が巻き掛けられて、閉ループを形成している。歯付きベルト11には、図5に示すように、長尺状の支持台12が固定されている。
<支持台12>
支持台12は、図1に示すように、フレーム2aに対して水平に固定されている。この支持台12は、図5に示すように、重り9が接触することになる受け台12aを有している。支持台12の下方に位置するプーリ軸4bは、ベルト13bを介して支持台用モータ13の駆動軸に連係されている。よって、支持台用モータ13の回転によって支持台12は上昇または降下することになる。受け台12aは、装置1の幅方向に伸びる細長い水平板形状を有しており、単一の受け台12aにより、4個の重り9に対応できる。
<リミットスイッチ14>
受け台12aには、図5に示すように、リミットスイッチ14が設けられている。重り9が受け台12aに接触している場合、重り9の重さによってピン14Pが押され、リミットスイッチ14からオフとなる。一方、重り9が受け台12aから分離した場合、ピン14Pはリミットスイッチ14に内蔵されたスプリングによって再び突出し、リミットスイッチ14からオンとなる。
リミットスイッチ14がオンの場合、リミットスイッチ14に接続されたモータ17が回転し、第2把持部15が回転して電線の撚り動作が開始される。
<第2把持部15>
フレーム2aの下方に位置する枠台2には、複数の電線W1,W2の下端を一括して挟持する第2把持部15が固定されている。第2把持部15が回転することにより、挟持している電線に撚り加工が施され、ツイスト線が形成される。よって、第2把持部15は、従来の装置100(図12)における回転側チャック100Bに相当する部材である。第2把持部15は、挟持片15a,15b間で複数の電線W1,W2の下端を挟持する。この第2把持部15は、基台16に回転自在に配設されている。一方、基台16にはモータ17が配設されている。
<第2把持部15の回転機構>
第2把持部15は、図7に示すように、回転軸15cの端部に固定されたプーリ(歯車)18とモータ17の駆動軸17aに固定されたプーリ(歯車)19とにベルト(歯付きベルト)20を巻き掛けることによって、モータ17の動力によって回転するようになっている。第2把持部15が回転すると、第2把持部15に挟持されている電線W1,W2が撚られ、ツイスト線Wtが形成される。
<ツイスト線の製造方法>
以下、図8および図9を参照しながら、装置1を用いてツイスト線を製造するための工程(1)〜(8)をより詳細に説明する。
(1)
図中の(1)の状態では、重り9が最下位置にあるので、電線を把持させる第1把持部8のあるスライド板7は上方にある。そこで、重り9を載置した支持台12を支持台用モータ13を駆動して上昇させて、反対側のスライド板7を降下させる。
(2)
スライド板7が作業者の作業し易い最下位置に降下すると、第1把持部8に電線W1,W2の端部を把持させる。更に、このとき、第2把持部15にも電線W1,W2の他端を把持させることができる。従来の装置100(図12)では、固定側チャック100Dに電線を把持させた作業者は、次に、固定側チャック100Dから回転側チャック100Bへと移動しなければならなかったが、装置1では同じ場所で固定側の第1把持部8と回転側の第2把持部15の双方に電線を取り付けることができる。
(3)
2本の電線W1,W2は一端が第1把持部8に、他端が第2把持部15に把持され、電線の中間部はたるんでいるので、次にスライド板7を上昇させる。
(4)
具体的には、支持台用モータ13を逆回転させて、支持台12を降下させ、重り9を降下させて、スライド板7を上昇させる。このとき、スライド板7に取り付けられた第1把持部8も上昇していく。やがて、2本の電線W1,W2は第1把持部8と第2把持部15との間において張った状態になる。この状態になると、重り9はこれ以上降下できない。
(5)
その後、支持台12を降下させると、重り9は、支持台12から分離し、重り9の自重でプーリ5aを介してスライド板7(ひいては第1把持部8)を保持した状態になる。そして、支持台12が重り9から分離したときにリミットスイッチ14(図5)がオンとなり、モータ17が回転を開始し、第2把持部15が電線の撚りを開始する。第2把持部15が1回転する毎に撚りが1つ形成され、各電線に捩れが1つ形成される。よって、第2把持部15が回転するにつれて、ピッチ長が小さくなっていく。図中の(5)に示す例では、目標ピッチ長のツイスト線Wtに至る途中のツイスト線Whが表されている。図中の(4)の電線W1,W2と比べると、撚り回数が増した分、全長が短くなり、第1把持部8(スライド板7)は降下している。
(6)
目標ピッチ長のツイスト線Wtが得られると、第2把持部15の回転を停止する。なお、目標ピッチ長に相当する第2把持部15の目標回転数は、前もって、電線W1,W2の長さと目標ピッチ長とから計算可能である。そこで、第2把持部15を回転させるモータ17の制御部などに、この目標回転数を記憶させておけばよい。そして、モータ17の回転数を検出するエンコーダの出力値と目標回転数とを比較しながら第2把持部15を回転させ、実際の回転数が目標回転数に一致したとき、第2把持部15の回転を終了する。
(7)
目標ピッチ長を有するツイスト線Wtを形成した後、装置1の第1把持部8の把持と第2把持部15の把持をそれぞれ解除して、装置1からツイスト線Wtを取り出す。ツイスト線Wtは、撚りに加えて電線自体に捩りが加わっているので、ツイスト線Wtが弛んで巻き戻しが生じることはない。
(8)
装置1の第1把持部8から電線が取り外されたので、スライド板7より重い重り9が降下し、スライド板7は上昇する。そして、重り9が最下位置まで効果すると、一連のツイスト線製造の工程は終了する。この(8)の状態は、最初の(1)の状態に戻っている。次のツイスト線を製造するとき、再び(1)から各工程を行えばよい。
<長さの異なるツイスト線の同時製造>
図1の装置1では4系統で長さの異なる電線の撚り加工を同時に行うことができる。
具体的には、図1において、装置1は、開口部3・プーリ軸4a,4b・プーリ5a,5b・スライド板7・第1把持部8・重り9・第2把持部15・モータ17で構成される部材セットが4つ並列して設けられている。一方、歯付きプーリ10a,10b・歯付きベルト11・支持台12・支持台用モータ13は、各々1つずつ設けられており、4つの部材セットにおいて共用されている。
そこで、装置1によるツイスト線製造の工程(1)〜(8)は各系統についてそれぞれ同時に行われる。そして、ツイスト線の目標長さが最も短い系統が、最初に工程(4)に到達する。そして、この系統だけが、工程(5)に移ってツイスト線の製造を開始する。一方、他の3系統の電線W1,W2は未だゆるんだ状態であるため、重り9が、支持台12に接触したまま降下を続ける。
その後、ツイスト線の目標長さが次に短い系統が工程(4)に到達し、ツイスト線の製造が開始される。他の2系統の電線W1,W2は未だゆるんだ状態であるため、重り9が、支持台12に接触したまま降下を続ける。そして、ツイスト線の目標長さが次に短い系統が工程(4)に到達し、ツイスト線の製造が開始される。更に、その後、ツイスト線の目標長さが最も長い系統が工程(4)に到達し、ツイスト線の製造が開始される。
このように、全ての系列で順次ツイスト線の製造が行われ、各系統にて目標長さの異なるツイスト線Wtが製造される。そして、第2把持部15が目標回転数に達した系統から、ツイスト線の製造が終了する。その結果、装置1では4系統で長さの異なる電線の撚り加工を同時に行うことができる。
<RR撚り(密撚り)>
第2把持部15は、図13(C)に示すように、複数の電線W1,W2を、1回の撚りにつき1回の捩りを行うようになっている。しかし、第2把持部15は、複数の電線を撚り合わせる前に複数の電線のそれぞれに捩りを施しておき、その後に複数の電線を互いに撚り合わせるようにも構成され得る。本手法は、一般に、RR撚り(又は密撚り)と呼ばれている。RR撚りによる撚り加工は、図13(C)に示す撚り加工に比べ、撚り戻しの生じ難い確実な撚り状態を維持できる効果を有している。
図10に示す第2把持部30は、このRR撚りを行うための構造を有している。第2把持部30は、基板31に内歯歯車32を固定設置し、その内部に円盤33を回転自在に支持し、円盤33に2つの小歯車34を回転自在に支持させ、小歯車34を内歯歯車32に噛み合わせ、小歯車34に第2把持部30を取り付けるように構成されている。
円盤33の軸33aには、図11に示すように、プーリ(歯車)35が固定される。更に、モータ36の軸36aにもプーリ(歯車)37が固定される。プーリ35,37には、歯付きベルト28が巻き掛けられている。よって、モータ36によってプーリ37、ベルト38及びプーリ35を介して円盤33が回転されると、小歯車34がそれぞれ回転する。これにより、電線W1,W2が捩じられる。その後、第2把持部15が公転され、電線W1,W2が撚られる。
<第1把持部8と第2把持部15との入れ替え>
本発明のツイスト線制御装置は、装置1の第1把持部8と第2把持部15とを入れ替えて、ワイヤー6に撚り加工を実施する第2把持部15を取り付け、固定側に第1把持部8を取り付けるように構成されてもよい。
<2系統を使ったUターン撚り>
1系統の第1把持部8と第2把持部15の間に張られた電線は、第2把持部15の回転で撚り加工している。いわゆるUターン撚りでは、4系統のうち、互いに隣り合う2系統を用いる。この場合、電線は、第2把持部15と、隣の第2把持部15とにそれぞれ電線の一端と他端を把持させ、電線の真ん中部分を第1把持部8の板の中央に立設したピンに跨がせ、重り9によってピンを上方へ引くことにより、電線が引き伸ばされる。
この状態にて2個の第2把持部15を同一方向に回転させれば、電線には張力が加えられているので、一方の第2把持部15の回転による電線の撚りの回転がピンを乗り越えて他方の第2把持部15に伝わることはない。ピンは1系統の第1把持部8の近傍に設けられており(即ち、ピンが2つの第2把持部15間の中央二等分線上には位置していないため)ピンと一方の第2把持部15との距離と、ピンと他方の第2把持部15との距離と、は異なる。そこで、2つのツイスト線のピッチ長が等しくなるように、第2把持部15の回転数を相違させるように調整している。このように、2つの第2把持部(モータ)を使用して両側から別々に撚り加工しながら1組の電線を撚るよう(Uターン撚り)にすれば、1系統によるツイスト線の製造時間で2倍の長さのツイスト線を製造できる。
ここで、上述した本発明に係るツイスト線製造装置およびツイスト線製造方法の実施形態の特徴を、下記(1)〜(5)に簡潔に纏めて列記する。
(1)
複数の電線(W1,W2)が撚り合わされたツイスト線(Wt)を製造するツイスト線製造装置(1)であって、
前記複数の電線の一端を把持すると共に、プーリ(5a)を跨ぐワイヤー(6)の一方側に固定される第1把持部(8)と、
前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリ(5a)に対する位置が不変であるように固定された第2把持部(15)と、
前記プーリを跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重り(9)であって、該重りに働く重力により、前記第1把持部(8)が前記第2把持部(15)から離れる第1の向きに前記ワイヤー(6)を付勢する重りと、
前記重りを支持する支持台(12)であって、前記付勢に逆らって前記重り(9)を支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤー(6)を移動させるように前記重りを移動可能な支持台と、
を備え、
前記第2把持部(15)は、
前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤー(6)が前記第1の向きへ移動できなくなるまで前記支持台(12)が前記重りを移動させた状態にて回転することにより、前記複数の電線をひねる、
ツイスト線製造装置。
(2)
上記(1)に記載のツイスト線製造装置であって、
前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサ(リミットスイッチ14)を更に備え、
前記第2把持部(15)が、
前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致している場合、前記複数の電線をひねり始める、
ツイスト線製造装置。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載のツイスト線製造装置であって、
前記第1把持部(8)、前記第2把持部(15)、前記ワイヤー(6)及び前記重り(9)を含む部材セットを複数有し、
前記複数の部材セットに属する複数の前記重りが、単一の前記支持台(12)によって支持される、
ツイスト線製造装置。
(4)
複数の電線の一端を把持すると共に、プーリ(5a)を跨ぐワイヤー(6)の一方側に固定される第1把持部(8)と、
前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリ(5a)に対する位置が不変であるように固定された第2把持部(15)と、
前記プーリ(5a)を跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重り(9)であって、該重りに働く重力により、前記第1把持部(8)が前記第2把持部(15)から離れる第1の向きに前記ワイヤー(6)を付勢する重りと、
前記重りを支持する支持台(12)であって、前記付勢に逆らって前記重り(9)を支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤー(6)を移動させるように前記重りを移動可能な支持台(12)と、
を用い、前記複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するツイスト線製造方法であって、
前記第1把持部と前記第2把持部との距離が前記ツイスト線の目標長さよりも短くなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを前記第2の向きに移動させる第1工程(図8の(1)〜(2))と、
前記第1把持部及び前記第2把持部に前記複数の部材を取り付ける第2工程(図8の(3))と、
前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤーが前記第1の向きへ移動できなくなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを移動させる第3工程(図8の(4))と、
前記第2把持部を回転させて前記複数の電線をひねる第4工程(図8の(5)〜(6))と、
を含む、ツイスト線製造装置。
(5)
上記(4)に記載のツイスト線製造方法であって、
前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサ(14)を更に用い、
前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致した場合に限り、前記第4工程を開始する、
ツイスト線製造方法。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2014年6月13日出願の日本特許出願(特願2014−122716)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、従来装置よりも装置の小型化が可能であり、ツイスト線の目標長さが変更されてもツイスト線の製造工程の煩雑化を出来る限り防ぐことが可能である。この効果を奏する本発明は、複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するための製造装置に関して有用である。
1 ツイスト線製造装置
2a フレーム
5a,5b プーリ
6 ワイヤー
8 第1把持部
9 重り
12 支持台
14 リミットスイッチ
15 第2把持部
W1,W2 電線
Wt ツイスト線

Claims (5)

  1. 複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するツイスト線製造装置であって、
    前記複数の電線の一端を把持すると共に、プーリを跨ぐワイヤーの一方側に固定される第1把持部と、
    前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリに対する位置が不変であるように固定された第2把持部と、
    前記プーリを跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重りであって、該重りに働く重力により、前記第1把持部が前記第2把持部から離れる第1の向きに前記ワイヤーを付勢する重りと、
    前記重りを支持する支持台であって、前記付勢に逆らって前記重りを支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤーを移動させるように前記重りを移動可能な支持台と、
    を備え、
    前記第2把持部は、
    前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤーが前記第1の向きへ移動できなくなるまで前記支持台が前記重りを移動させた状態にて回転することにより、前記複数の電線をひねる、
    ツイスト線製造装置。
  2. 請求項1に記載のツイスト線製造装置であって、
    前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサを更に備え、
    前記第2把持部が、
    前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致している場合、前記複数の電線をひねり始める、
    ツイスト線製造装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のツイスト線製造装置であって、
    前記第1把持部、前記第2把持部、前記ワイヤー及び前記重りを含む部材セットを複数有し、
    前記複数の部材セットに属する複数の前記重りが、単一の前記支持台によって支持される、
    ツイスト線製造装置。
  4. 複数の電線の一端を把持すると共に、プーリを跨ぐワイヤーの一方側に固定される第1把持部と、
    前記複数の電線の他端を把持し且つ前記複数の電線を撚り合わせるように回転可能であると共に、前記プーリに対する位置が不変であるように固定された第2把持部と、
    前記プーリを跨ぐ前記ワイヤーの他方側に固定される重りであって、該重りに働く重力により、前記第1把持部が前記第2把持部から離れる第1の向きに前記ワイヤーを付勢する重りと、
    前記重りを支持する支持台であって、前記付勢に逆らって前記重りを支持しながら、前記第1の向き又は前記第1把持部が前記第2把持部に近付く第2の向きに前記ワイヤーを移動させるように前記重りを移動可能な支持台と、
    を用い、前記複数の電線が撚り合わされたツイスト線を製造するツイスト線製造方法であって、
    前記第1把持部と前記第2把持部との距離が前記ツイスト線の目標長さよりも短くなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを前記第2の向きに移動させる第1工程と、
    前記第1把持部及び前記第2把持部に前記複数の電線を取り付ける第2工程と、
    前記重りによって前記第1の向きに付勢された前記ワイヤーが前記第1の向きへ移動できなくなるまで、前記支持台によって前記重りと共に前記ワイヤーを移動させる第3工程と、
    前記第2把持部を回転させて前記複数の電線をひねる第4工程と、
    を含む、ツイスト線製造装置。
  5. 請求項4に記載のツイスト線製造方法であって、
    前記重りと前記支持台とが接触しているか分離しているかを検出可能なセンサを更に用い、
    前記センサの検出結果が接触から分離に変化した時点における前記重りの位置が前記ツイスト線の目標長さに基づく目標位置と一致した場合に限り、前記第4工程を開始する、
    ツイスト線製造方法。
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