JP4234141B2 - コイルスプリング圧縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の懸架機構部に用いられるコイルスプリングの圧縮装置に関するものである。
自動車の懸架機構部に使用されるストラットはショックアブソーバと、ショックアブソーバの上方に突出するロッドと、ロッドの上端部に設けられたアッパシート及びマウントインシュレータと、懸架ばねとしてのコイルスプリングを備えている。このコイルスプリングはショックアブソーバに設けたロアシートとアッパシートとの間に圧縮された状態で組み付けられる。
従来のコイルスプリングの圧縮装置としては図6で示すように、ロッド4を突出したショックアブソーバ3に設けられているロアシート21上にセットされたコイルスプリング6の左右位置にサーボモータ30a、30bによって回転するボールねじ31a、31bをコイルスプリング6の軸線と平行な軸線で配置し、このボールねじ31a、31bによって昇降動する左右一対のフック32a、32bをコイルスプリング6の左右に掛け止めしてフック32a、32bを下降動しコイルスプリング6を圧縮するようにした構造のものがある。このものは、コイルスプリング6の巻き角度違いや巻き径が違うと、これに対応するよう改造しなけけばならず汎用性が欠如している問題がある。
また、図7で示すように、ロッド4を突出したショックアブソーバ3に設けられているロアシート21上にセットされたコイルスプリング6の左右位置に圧縮位置保持用のガイド部材35a、35bを配置し、コイルスプリング6の上部にコイルスプリング6の上端に当接する圧縮部材34と、この圧縮部材34をコイルスプリング6を押圧するボールねじ内蔵のサーボモータ33とを備えた構造のものがある。このものは、コイルスプリング6の圧縮後にイルスプリング6の上面にアッパシートを締め付け作業するため、圧縮位置保持用のガイド部材35a、35bを使用して圧縮位置保持するが、この圧縮位置保持を解除した時の衝撃で部品ズレやコイルスプリング6にキズが発生する問題がある。
特開2001−30125公報
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて、コイルスプリングの形状、大きさ等に関係なく圧縮作業を可能とした汎用性のコイルスプリング圧縮装置を提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載の通り、ショックアブソーバに設けられているロアシート上にセットされたコイルスプリングの左右に掛け止めする左右一対のフックと、このフックに取り付けられたワイヤロープと、このワイヤロープを巻き取るための左右一対の巻き取り滑車を回転し、かつ左右の巻き取り滑車の差動を吸収する差動歯車装置と、この差動歯車装置を駆動するモータとを備え、圧縮されたコイルスプリングの上部からアッパシートをナットランナによりナット締め付けするようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の通り、上記コイルスプリング圧縮装置において、ワイヤロープを巻き取るための左右一対の滑車の近傍にワイヤロープの巻き取り軸線とコイルスプリングの軸線とを同軸線に合わせるために、ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車を前後方向に位置調整可能に配置したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の通り、上記コイルスプリング圧縮装置において、左右一対のフックをフック把持用ハンドルに設け、このフック把持用ハンドルにハンドル吊り下げ用スプリングバランサを取り付けたものである。
本発明によれば、コイルスプリングに掛け止めする左右一対のフックはワイヤロープに取り付けられているため、自由に動かすことができコイルスプリングの形状、大きさ等が違っていても掛け止めが可能となり汎用性を有している。また、ワイヤロープを巻き取る左右の滑車は差動歯車装置によって回転駆動するため、左右の滑車の差動を差動歯車装置によって吸収し、左右のフックはコイルスプリングの左右を均等に引き下げて圧縮作動する。さらに、ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車によってワイヤロープの巻き取り軸線とコイルスプリングの軸線とを同軸線に合わせてワイヤロープを巻き取るため、ワイヤロープ1がロアシートと接触することが回避されコイルスプリングに対し圧縮作用力が有効に作用する。さらにまた、フックをフック把持用ハンドルに設け、このフック把持用ハンドルにハンドル吊り下げ用スプリングバランサを取り付けた構成により、作業者がフックをコイルスプリングに掛け止めしたり外したりする操作が楽になり作業労力が軽減される等の効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1は装置本体であり、コイルスプリング6を圧縮してロッド4を突出しているショックアブソーバ3に組み付けるため前記ショックアブソーバ3の設置部5を有する基台2と、基台から直立する壁体7の前面に固定されショックアブソーバ3にセットされたコイルスプリング6のガイド部材8と、装置本体1の前方に配置した起動釦11と、前記壁体7の背面上部に配置したナットランナ9と、前記壁体7の側面に配置した操作盤10と、前記壁体7の背面に設けた制御盤12とから構成され、係る装置本体1に本発明によるコイルスプリング圧縮装置の主要部が設けられている。
本発明によるコイルスプリング圧縮装置の主要部の構成について図2により説明する。3は前記したショックアブソーバ3でありロッド4が突出しており、コイルスプリング6を承けるロアシート21が設けられている。このショックアブソーバ3に設けられているロアシート21上にセットされたコイルスプリング6の左右に掛け止めする左右一対のフック13a、13bと、このフック13a、13bに取り付けられたワイヤロープ18a、18b(ワイヤロープに代えてベルトでも可)と、このワイヤロープ18a、18bを巻き取るための左右一対の巻き取り滑車17a、17bを回転し、かつ左右の巻き取り滑車17a、17bの差動を吸収する差動歯車装置15と、この差動歯車装置15を駆動するモータ16とから構成されている。前記左右一対の巻き取り滑車17a、17bは差動歯車装置15によって回転する左右一対の回転軸16a、16bに取り付けられている。
前記ワイヤロープ18a、18bを巻き取るための左右一対の巻き取り滑車17a、17bの近傍にワイヤロープ18a、18bの巻き取り軸線とコイルスプリング6の軸線とを同軸線に合わせるために、ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車19a、19bを前後方向に位置調整可能に配置している。
前記左右一対のフック13a、13bをフック把持用ハンドル14a14bに設け、このフック把持用ハンドル14a14bにハンドル吊り下げ用スプリングバランサ20a、20bを取り付けている。
本発明は上記の通りの構成であるから、コイルスプリング6の圧縮作業を休止しているときにはフック13a、13bはフック把持用ハンドル14a14bを介して装置本体1の側壁に掛け止めされている。コイルスプリング6の圧縮作業では、フック把持用ハンドル14a14bを装置本体1の側壁から取り外して装置本体1に設置したショックアブソーバ3に設けられているロアシート21上にセットされたコイルスプリング6の左右にフック13a、13bを掛けて止めする。
次いで、作業者が起動釦11をONしてモータ16を正転起動し差動歯車装置15を介して回転軸16a、16bにより巻き取り滑車17a、17bはワイヤロープ18a、18bを巻き取り、フック13a、13bによってコイルスプリング6を引き下げて圧縮する。このワイヤロープ18a、18bを巻き取りは操作盤10で設定した位置で制御盤12により停止制御される。
前記ワイヤロープ18a、18bの巻き取り中のコイルスプリング6の負荷は差動歯車装置15でバランスがとられる。すなわち、左右の巻き取り滑車17a、17bの差動を吸収する。
前記のようにしてコイルスプリング6を圧縮状態にした後、コイルスプリング6の上部からアッパシート(図略)をナットランナ9によりナット締め付けしてショックアブソーバ3に対しコイルスプリング6の組み付け作業が完了し、モータ16を逆転して定位置で停止させ緊張していたワイヤロープ18a、18bを緩め、フック13a、13bをコイルスプリング6から外してフック把持用ハンドル14a14bを介して装置本体1の側壁に掛け止めし、コイルスプリング6の組み付けたショックアブソーバ3を作業者にて装置本体1から取り出す。
そこで、本発明はコイルスプリング6に掛け止めする左右一対のフック13a、13bはワイヤロープ18a、18bに取り付けられているため、自由に動かすことができコイルスプリング6の形状、大きさ等が違っていても掛け止めが可能となり汎用性を有している。すなわち、図3で示すような太鼓形状のコイルスプリング6や図4で示す円錐形状のコイルスプリング6であってもコイルスプリング6の巻き角度違いや巻き径が違っていてもフック13a、13bをコイルスプリング6に掛け止めが可能である。従って、コイルスプリング6の形状、大きさが変更する車種切り替え時に、それに対応する装置に更新する必要がないので、生産変動により装置台数を増加することがなくなり設備費の投資削減が図れる経済効果を有する。
また、ワイヤロープ6を巻き取るための左右一対の滑車の近傍にワイヤロープ18a、18bの巻き取り軸線とコイルスプリング6の軸線とを同軸線に合わせるために、ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車19a、19bを前後方向に位置調整可能に配置したことにより図5で示すように、ワイヤロープ18a、18bの巻き取り軸線とコイルスプリングの軸線とを同軸線に合わせてワイヤロープ18a、18bを巻き取るため、ワイヤロープ18a、18bがロアシート21と接触することが回避されコイルスプリング6に対し圧縮作用力が有効に作用する利点を有している。
さらに、フック13a、13bをフック把持用ハンドル14a、14bに設け、このフック把持用ハンドル14a14bにハンドル吊り下げ用スプリングバランサ20a、20bを取り付けた構成により、作業者がフック13a、13bをコイルスプリング6に掛け止めしたり外したりする操作が楽になり作業労力が軽減される利点を有している。
装置本体の斜視図 装置本体に装備される本発明の主要部の正面図 本発明装置により太鼓形状のコイルスプリングの圧縮状態を示す正面図 本発明装置により円錐形状のコイルスプリングの圧縮状態を示す正面図 図3の側面図 従来装置を示す要部の正面図 従来装置を示す要部の正面図
符号の説明
1 装置本体
2 基台
3 ショックアブソーバ
4 ロッド
5 ショックアブソーバの設置部
6 コイルスプリング
7 壁体
8 ガイド部材
10 操作盤
11 起動釦
12 制御盤
13a フック
13b フック
14a フック把持用ハンドル
14b フック把持用ハンドル
15 差動歯車装置
16 モータ
16a 回転軸
16b 回転軸
17a 巻き取り滑車
17b 巻き取り滑車
18a ワイヤロープ
18b ワイヤロープ
19a ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車
19b ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車
20a ハンドル吊り下げ用スプリングバランサ
20b ハンドル吊り下げ用スプリングバランサ
21 ロアシート

Claims (3)

  1. ショックアブソーバに設けられているロアシート上にセットされたコイルスプリングの左右に掛け止めする左右一対のフックと、このフックに取り付けられたワイヤロープと、このワイヤロープを巻き取るための左右一対の巻き取り滑車を回転し、かつ左右の巻き取り滑車の差動を吸収する差動歯車装置と、この差動歯車装置を駆動するモータとを備え、圧縮されたコイルスプリングの上部からアッパシートをナットランナによりナット締め付けするようにしたことを特徴とするコイルスプリング圧縮装置。
  2. 請求項1に記載のコイルスプリング圧縮装置において、ワイヤロープを巻き取るための左右一対の滑車の近傍にワイヤロープの巻き取り軸線とコイルスプリングの軸線とを同軸線に合わせるために、ワイヤロープ巻き取り軸線調整用滑車を前後方向に位置調整可能に配置したことを特徴とするコイルスプリング圧縮装置。
  3. 左右一対のフックをフック把持用ハンドルに設け、このフック把持用ハンドルにハンドル吊り下げ用スプリングバランサを取り付けた請求項1及び請求項2のいずれかに記載のコイルスプリング圧縮装置。
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