JPH1029175A - 手操作工具用バランサ装置 - Google Patents

手操作工具用バランサ装置

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JPH1029175A
JPH1029175A JP18310996A JP18310996A JPH1029175A JP H1029175 A JPH1029175 A JP H1029175A JP 18310996 A JP18310996 A JP 18310996A JP 18310996 A JP18310996 A JP 18310996A JP H1029175 A JPH1029175 A JP H1029175A
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JP
Japan
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hand
operated tool
weight
balance weight
tool
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JP18310996A
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Akira Kitaguchi
明 北口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気圧工具、油圧工具または電動工具等の手
操作による工具を用いて作業する際に、前記工具の有す
る重量を軽減して、工具取り扱いを軽便にし、かつ作業
能率の向上と疲労軽減をはかる手操作工具用バランサ装
置を提供する。 【解決手段】 手操作工具とほぼ等しい重量を有するバ
ランスウェイトにより手操作工具の重量を相殺し、さら
に緩衝スプリングとオイルダンパにてバランスウェイト
の滑らかな動作を保証し、回転機構と長さ調整機構とで
作業領域を拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空圧工具、油圧
工具または電動工具等の手操作による工具を用いて作業
する際に、前記工具の重量を軽減して作業時の工具の取
り扱いを軽便にし、かつ作業能率を向上させて作業時の
疲労を軽減する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械装置の部品組み立て作業等におい
て、ねじ止めあるいはリベット止めは効率的に作業を遂
行させる有効な手段として多く採用されている。さらに
前記の締結には空気圧あるいは油圧あるいは電気による
動力を補助とした工具を使用して作業を行うことによ
り、作業能率の向上あるいは個々の作業品質を均質化さ
せることが可能となる。
【0003】前記のごとく手操作工具に動力による補助
を付加すると該当する作業における動作は軽くなるが、
その駆動部分を含めて当該手操作工具の重量は重くな
る。したがって単独の作業では作業能率は向上するが、
重くなった工具および当該工具に接続された電源ケーブ
ルまたは油圧あるいは空気圧ホース等を引きずることに
よって作業者の疲労が蓄積されるという新たな問題に直
面することになる。
【0004】前述のような問題を解決するため、従来は
工具の重量を軽減するための施策として該当する工具を
上から吊り下げるという方法が取られてきた。
【0005】図4に従来の技術による手操作工具用バラ
ンサ装置の外観を示す。
【0006】手操作工具21は、ワイヤ22によって上
方より吊り下げられ、前記ワイヤ22はプーリ23およ
び23aを介してその引っ張り方向を変換してバランス
ウェイト24と連結している。
【0007】前記バランスウェイト24は、前記の手操
作工具21の重量とほぼ同等の重量を有しており、当該
手操作工具21を使用して作業する際の手操作工具21
の重量は前記バランスウェイト24の重量によって相殺
されて、軽い力で工具を操作することができる。
【0008】図5により作業中の手操作工具21とバラ
ンスウェイト24との挙動について説明する。
【0009】図5(a)において作業者が手操作工具2
1を高さh31から高さh33まで上方に移動すると、
図5(b)においてバランスウェイト24は高さh41
から高さh43まで下方に移動する。その際に手操作工
具21の移動速度を早くするとバランスウェイト24は
自由落下に近くなり、Q2において急激に停止する。そ
の結果、手操作工具21はQ1においてバランスウェイ
ト24の急激に停止した時の衝撃が作業者の手元にはシ
ョックとして伝わる。
【0010】また図5(a)において作業者が手操作工
具21を高さh33から高さh32まで下方に移動する
と、図5(b)においてバランスウェイト24は高さh
43から高さh42まで上方に移動する。その際に手操
作工具21の移動速度を早くしようとすると、慣性によ
ってその場に留まろうとする力は手操作工具21とバラ
ンスウェイト24との両者の質量を合計したものとな
り、結果として手操作工具21単独の場合に比べて2倍
の大きさで機敏な動作を阻害する力となって作用する。
【0011】次に手操作工具21の動作領域について説
明する。図4に示したように、手操作工具21を水平に
移動させる場合、X方向すなわちプーリ23に巻きつき
方向には大きく移動させてもワイヤ22がプーリ23よ
り外れることなく追随する。しかし手操作工具21を水
平にY方向すなわちプーリ23の軸方向に移動させる場
合、ワイヤ22がプーリ23より外れる方向となるの
で、移動量を制限しなければならない。したがって手操
作工具21を水平方向に移動できる領域は、通常は図6
に示すごとくL1>L2なる楕円形をなす領域に限定さ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術による手操作工具用バランサ装置には次に示すよう
な問題点がある。
【0013】1)バランスウェイトの設定重量が一定な
ので、重量の異なる手操作工具を使用する場合はバラン
スが崩れて使いずらくなる。特に当初設定した手操作工
具より軽量の手操作工具に付け替えた場合はバランスウ
ェイトにより常に上に浮き上がろうとする力が働き、作
業効率の低下を招く。
【0014】2)手操作工具を速い速度で上方に移動さ
せようとすると、バランスウェイトの慣性により停止時
に衝撃が発生する。したがって作業者の機敏な動作が阻
害される。
【0015】3)手操作工具を速い速度で下方に移動さ
せようとすると、手操作工具とバランスウェイトとの合
計した質量による慣性が発生するので作業者には前記の
手操作工具の2倍の慣性抵抗に抗して動かさなければな
らない。したがって作業者の機敏な動作が阻害される。
【0016】4)適用する手操作工具の動作領域は、特
にプーリの回転軸方向に制限が生じる。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0018】1)バランスウェイトの重量を調整可能な
構造とする。この手段により、手操作工具はバランスウ
ェイトと均衡を保つので、前記の手操作工具の重量は常
にバランスウェイトによって相殺されるという作用を得
る。
【0019】2)手操作工具とバランスウェイトとを接
続したワイヤをひとつの振動系とみなし、系の中にオイ
ルダンパとスプリングを組み込んで粘性減衰系とするこ
とにより安定化させる。この手段により、手操作工具取
り扱い時のバランスウェイトによる衝撃あるいはバラン
スウェイトの慣性力による動作開始時の抵抗を軽減する
という作用を得る。
【0020】3)コラムおよびアームを回転自在な構造
とする。この手段により、手操作工具は作業者の動きに
追随するという作用を得る。
【0021】4)コラムおよびアームの長さを調整可能
な構造とする。この手段により、作業者は作業の対象と
する工作物の形状に合わせて作業環境を設定するという
作用を得る。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明は、図1に示すごとく次
に示すような形態を取る。
【0023】1)バランスウェイト5に追加のバランス
ウェイト5aを持ち、その全体重量を調整可能な構造と
する。この手段により、適用する手操作工具1の重量に
合わせてバランスウェイト5の重量を適正な値に設定で
きるという作用を得る。
【0024】2)手操作工具1を吊り下げるワイヤ2に
緩衝スプリング3を接続させる。この手段により、作業
者が急激に手操作工具1を下降させてもバランスウェイ
ト5による慣性力による抵抗を吸収するという作用を得
る。
【0025】3)バランスウェイト5にオイルダンパを
接続する。この手段により、作業者が急激に手操作工具
1を上昇させても停止時のバランスウェイト5による衝
撃を吸収するという作用を得る。
【0026】4)サブアーム12を回転自在に係止す
る。この手段により、手操作工具1を吊り下げるワイヤ
2はプーリ4の軸方向移動に対応して回転するという作
用を得る。
【0027】5)サブコラム10を回転自在に係止す
る。この手段により、アーム11はコラム10を中心に
旋回するという作用を得る。
【0028】6)アーム11の長さを調整可能な構造と
する。この手段により、手操作工具1はアームの長さ方
向にその作業領域を移動して設定するという作用を得
る。
【0029】7)サブコラム10の高さを調整可能な構
造とする。この手段により、手操作工具1は高さの方向
にその作業領域を移動して設定するという作用を得る。
【0030】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図3によって説明する。
【0031】図1により、この発明による手操作工具用
バランサ装置の概要を説明する。装置全体を支持するコ
ラム9は台座9aをもって床に据え付けられている。な
お、前記の台座9aを適当な台車に固定することにより
装置全体を可搬式にすることができ、その作業応用範囲
は拡大する。
【0032】バランスウェイト5にはワイヤ2が接続さ
れる。また前記ワイヤ2はプーリ4aおよびプーリ4を
経由して、手操作工具1のフック1aに接続される。な
おワイヤ2の中間には緩衝スプリング3が接続される。
【0033】コラム9の内部にはオイルポット8が設け
られ、オイルポット8の中にはオイル8aが入ってい
る。また前記のオイル8aの中に沈められたピストン7
は連結棒6によってバランスウェイト5に固定され、バ
ランスウェイト5の上下運動に伴ってピストン7はオイ
ル8aの中で上下する。
【0034】なお、ピストン7には貫通した穴がオイル
パス7aを形成し、前記オイルパス7aの下側には弁7
bが設けられ、前記ピストン7が上向きに移動する際は
弁7bが開いてオイル8aはオイルパス7aの中を通る
ことができるが、下向きに移動する際は弁7bが閉じて
オイル8aはオイルパス7aの中を通ることができな
い。
【0035】コラム9にはサブコラム10が挿入され、
適当な固定手段によって固定されている。またサブコラ
ム10の上端には回転継手10aを介してエルボ10b
が回転自在に係止されている。
【0036】エルボ10bにはアーム11が挿入され、
適当な固定手段によって固定されている。またアーム1
1の先端には回転継手11aを介してサブアーム12が
回転自在に係止されている。
【0037】請求項1に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1によって説明する。バランスウェイト5お
よび連結棒6およびピストン7の各々の重量の合計が最
低重量である。必要に応じて前記の最低重量に積載およ
び取り外し自在のバランスウェイト5aを追加する。ま
た前記のバランスウェイト5aの積載および取り外しは
コラム9に開けた窓(図示せず)を介して行う。
【0038】前述のごとく、バランスウェイト5および
連結棒6およびピストン7に加えてバランスウェイト5
aを合計した重量は、適用する手操作工具1の重量と常
に等しくして使用する。
【0039】請求項2に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1および図2によって説明する。図1に示す
ように手操作工具1はフック1aによってワイヤ2に接
続され、前記ワイヤの中間には緩衝スプリング3が接続
される。
【0040】図2に示すように作業者が手操作工具1を
h33なる高さよりh32なる高さまで下降させた場
合、対応するバランスウェイト5はh43なる高さより
h42なる高さまで上昇する。その際、手操作工具1の
下降動作開始であるタイミングt2に対してバランスウ
ェイト5の上昇動作開始であるタイミングt7は緩衝ス
プリング3の作用によって時間遅れを生じるのでt2<
t7なる関係式が成立し、さらに緩衝スプリング3の作
用によってバランスウェイト5の上昇は滑らかに開始す
る。なお滑らかな動作を行う場合は慣性力も小さくなる
ので、作業者の手元に伝わる抵抗感も少なくなる。
【0041】請求項3に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1および図2によって説明する。図1に示す
ようにオイルポット8の中に入ったオイル8aの中に沈
められたピストン7の外径はオイルポット8の内径より
小さいのでオイル8aは前記ピストン7とオイルポット
8の内壁の隙間を自由に移動できる。
【0042】図2に示すように作業者が手操作工具1を
h31なる高さよりh33なる高さまで上昇させた場
合、対応するバランスウェイト5はh41なる高さより
h43なる高さまで下降する。その際、オイル8aの中
にあるピストン7は移動に際してオイル8aの粘性抵抗
により減速される。したがって手操作工具1をA1から
B1へと急激に移動させても対応するバランスウェイト
5はA2からB2へと緩やかに移動するので停止時の衝
撃もない。
【0043】なお、ピストン7が上向きに移動する際は
オイル8aがオイルパス7aをも通り、下向きに移動す
る際はオイル8aが弁8bによって邪魔されてオイルパ
ス7aを通れないので、オイル8aの粘性による抵抗は
ピストン7が上向きに移動する際には下向きに移動する
際に比べて小さくなる。
【0044】したがってピストン7が上向きに移動する
際は早く移動し、下向きに移動する際はゆっくり移動す
るので、作業者が急激に手操作工具を下降させたときで
もバランスウェイトが迅速に対応して作業者に与える衝
撃や抵抗感は軽減される。
【0045】請求項4に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1および図3によって説明する。図1に示す
ようにアーム11の先端には回転継手11aによってサ
ブアーム12が回転自在に係止されている。またサブア
ーム12にはプーリ4が軸を中心に回転自在に係止され
ている。
【0046】図3に示すように作業者が手操作工具1を
X座標軸方向に移動させる場合はワイヤ2はプーリ4を
中心として動作し、Y座標軸方向に移動させる場合は回
転継手11aを中心として動作する。したがってアーム
11の先端において手操作工具1を移動できる動作領域
はL1なる直径を持った円となる。
【0047】請求項5に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1および図3によって説明する。図1に示す
ようにコラム9に挿入固定されたサブコラム10上端に
は回転継手10aを介してエルボ10bが回転自在に係
止されている。したがってアーム11はコラム9を中心
として回転自在となる。
【0048】図3に示すように作業者が手操作工具1を
移動できる領域は直径がL1の円形であり、さらにアー
ム11はコラム9を中心として回転できるので作業者が
手操作工具1を移動できる領域は幅がL1であるドーナ
ッツ状の領域となる。
【0049】請求項6に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1および図3によって説明する。図1に示す
ようにエルボ10bに挿入されたアーム11は挿入の方
向に移動可能とし、固定ねじ10cによって固定され
る。したがってアーム11の位置を調整することにより
手操作工具1を吊り下げたワイヤ2とコラム9との間隔
は調整可能となる。
【0050】図3に示すように作業者が手操作工具1を
移動できる領域は直径がL1の円形であり、さらにアー
ム11全体の長さを調整することにより、前述のドーナ
ッツ状をなした手操作工具1を移動できる領域を変更す
ることができる。
【0051】請求項7に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1によって説明する。図1に示すようにコラ
ム9に挿入されたサブコラム10は上下方向に移動可能
とし、固定ねじ9bによって固定される。したがってサ
ブコラム10の高さを調整することにより旋回するアー
ム11の高さを調整する。
【0052】ところで前述の請求項6および請求項7に
記載の発明の代表的な実施例の説明におけるコラム9の
高さ調整および旋回による動作領域の調整はそれぞれ手
作業で調整した後に固定ねじ10cおよび9bで固定す
ると述べたが、たとえばこれらの調整に適当な駆動源を
付与して自動的に操作領域の設定を行わしめるなどの方
法をとることにより、さらに段取り作業を自動化するこ
とも可能である。
【0053】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0054】1)バランスウェイトに追加のバランスウ
ェイトを持ち、その全体重量を調整可能な構造とする。
【0055】この手段により、適用する手操作工具の重
量に合わせてバランスウェイトの重量を適正な値に設定
できるので、手操作工具の重量を考慮せずに業を遂行で
きるという効果を得る。
【0056】2)手操作工具を吊り下げるワイヤに緩衝
スプリングを接続させる。
【0057】この手段により、作業者が急激に手操作工
具を下降させても緩衝スプリングがバランスウェイトの
慣性力による動作開始時の抵抗を吸収するので、作業者
の疲労を軽減するという効果を得る。
【0058】3)バランスウェイトにオイルダンパを接
続する。
【0059】この手段により、作業者が急激に手操作工
具を上昇させても停止時のバランスウェイトの慣性力に
よる衝撃を吸収するので、作業者の疲労を軽減するとい
う効果を得る。
【0060】4)サブアームを回転自在に係止する。
【0061】この手段により、手操作工具を吊り下げる
ワイヤはプーリの軸方向移動に対応して回転するので、
手操作工具は常に作業者の動きに対応するという効果を
得る。
【0062】5)サブコラムを回転自在に係止する。
【0063】この手段により、アームはコラムを中心に
旋回するので、手操作工具は常に作業者の動きに対応す
るという効果を得る。
【0064】6)アームの長さを調整可能な構造とす
る。
【0065】この手段により、手操作工具はアームの長
さ方向にその作業領域を移動できるので、作業の種類に
応じてその作業領域を設定できるという効果を得る。
【0066】7)コラムの高さを調整可能な構造とす
る。
【0067】この手段により、手操作工具は高さの方向
にその作業領域を移動できるので、作業の種類に応じて
その作業領域を設定できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるバランサ装置の原理図。
【図2】この発明によるバランサ装置におけるタイミン
グチャート。
【図3】この発明によるバランサ装置における動作領域
図。
【図4】従来の技術によるバランサ装置の原理図。
【図5】従来の技術によるバランサ装置におけるタイミ
ングチャート。
【図6】従来の技術によるバランサ装置における動作領
域図。
【符号の説明】
1…………手操作工具 2…………ワイヤ 3…………緩衝スプリング 4、4a…プーリ 5、5a…バランスウェイト 6…………連結棒 7…………ピストン 8…………オイルポット 8a………オイル 9…………コラム 10………サブコラム 10a……回転継手 10b……エルボ 11………アーム 11a……回転継手 12………サブアーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤ(2)の一端にバランスウェイト
    (5)を連結し、他端に手操作工具(1)を連結し、プ
    ーリ(4、4a)によって前記のバランスウェイト
    (5)および手操作工具(1)のおのおのを吊り下げ状
    態にした手操作工具用バランサ装置において、手操作工
    具(1)の重量に合わせてバランスウェイト(5)の重
    量を調整する追加用のバランスウェイト(5a)を有す
    ることを特徴とする手操作工具用バランサ装置。
  2. 【請求項2】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、手操作工具(1)を連結したワイヤ(2)に緩衝ス
    プリング(3)を前記の手操作工具(1)と直列に接続
    することを特徴とする、請求項1に記載の手操作工具用
    バランサ装置。
  3. 【請求項3】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、バランスウェイト(5)下部より突き出した連結棒
    (6)の先端に係止したピストン(7)をオイルポット
    (8)に収めたオイル(8a)の中に沈め、前記のバラ
    ンスウェイト(5)の上下方向の動きに合わせてピスト
    ン(7)を前記のオイル(8a)の中で上下動を行わせ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の手操作工具用バ
    ランサ装置。
  4. 【請求項4】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、プーリ(4)を保持するサブアーム(12)を回転
    自在に係止する回転継手(11a)をアーム(11)に
    持つことを特徴とする、請求項1に記載の手操作工具用
    バランサ装置。
  5. 【請求項5】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、エルボ(10b)を回転自在に係止する回転継手
    (10a)をサブコラム(10)に持つことを特徴とす
    る、請求項1に記載の手操作工具用バランサ装置。
  6. 【請求項6】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、エルボ(10b)に挿入したアーム(11)を水平
    に移動させる伸縮機構によって、手操作工具(1)を水
    平に移動させる領域を調整することを特徴とする、請求
    項1に記載の手操作工具用バランサ装置。
  7. 【請求項7】前記の手操作工具用バランサ装置におい
    て、コラム(9)に挿入したサブコラム(10)を上下
    に移動する伸縮機構によって、手操作工具(1)を上下
    に移動させる領域を調整することを特徴とする、請求項
    1に記載の手操作工具用バランサ装置。
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