JP6189735B2 - パレット固定装置 - Google Patents
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Description
そして、特許文献1に記載の発明では、キャッチアームに作用する重力を利用して当該キャッチアームをパレットに押し付けるとともに、カムにてキャッチアームが変位することを規制することより、パレットをフォークに固定する。
1.フォークリフトの概略構成
図1に示すように、フォークリフト1は車体部2及び荷役部3を有している。車体部2には、電動モータや電池等の動力部(図示せず。)が設けられている。荷役部3は、貨物の荷役を行う作動部であって車体部2の前面側に設けられている。
パレット固定装置10は、図2に示すように、フォークリフト1の荷役部3に装着される。パレット固定装置10は、フォーク4に支持されたパレットPをフォーク4に固定するためのものである。すなわち、パレット固定装置10は、パレットPの挿入穴P1に挿入された爪部4Aが挿入穴P1から抜けることを防止する。
本実施形態に係るパレット固定装置10は、支持部材3B、つまり車体部2に着脱自在に組み付けられる。つまり、パレット固定装置10はフォーク4及び車体部2に対して着脱自在に組み付けられていることになる。
すなわち、第1弾性部材20は常に第2係合部17を押圧しているので、第1弾性部材20の軸線方向他端側、つまり第1弾性部材20の上端は第2係合部17と接触している。このため、第1弾性部材20の上端位置は第2係合部17の位置によって決まる。
作業者は、ピン19Aが凹部11Aから抜かれた状態で操作部11を下方側に変位させる。このとき、固定部12は、固定部12がパレットPに接触するまで操作部11と連動して下方側に変位する。
これにより、第1弾性部材20の上端が操作部11と共に下方側に変位するので、第1弾性部材20が初期荷重を発揮している状態から更に圧縮変形するとともに、その圧縮変形した状態が保持される。したがって、固定部12とパレットPとの接触圧力が大きくなるとともに、その状態が保持されるので、パレットPがフォーク4に固定された状態となる。
本実施形態に係るパレット固定装置10では、上述したように、第1弾性部材20が発揮する弾性力を利用してパレットPをフォーク4に固定できるので、パレットPをフォーク4に安定的に固定することが可能となる。
すなわち、第1弾性部材20が発揮する弾性力は、第1弾性部材20の弾性変形量の増加に応じて大きくなる。そして、本実施形態では、固定部12とパレットPとが接触していないときであっても初期荷重が発生しているので、固定部12とパレットPとが接触した時点で既に第1弾性部材20が弾性力を発揮している。
これにより、本実施形態では、車体部2に既存する支持部材3Bを利用して装置本体、つまりパレット固定装置10を組み付けることができる。したがって、本実施形態に係るパレット固定装置10を既存フォークリフト車両に対しても容易に組み付けることができる。
上述の実施形態では、被係合部21Dにピン3Fを係合させることにより、パレット固定装置10が水平方向に変位することを規制したが、本実施形態は、図7に示す係止部21Cによりパレット固定装置10をフォーク4に係止することにより、パレット固定装置10の水平方向変位を規制するものである。
なお、本実施形態に係る係止部21Cは、フレーム21と協働してフォーク4のハンガー部4Bを水平方向から挟み込むことより、パレット固定装置10をフォーク4に係止してパレット固定装置10とフォーク4とを一体化する。
上述の実施形態では、リーチ式フォークリフト車両に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カウンターウェイト方式にもフォークリフト車両に適用できる。
上述の実施形態に係るバネ規制機構19は、操作部11の変位を規制することにより、第1弾性部材20の位置を規制したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1弾性部材20の上端位置を直接的に規制する構成、又は第2係合部17規制する構成であってもよい。
3B… 支持部材 3C… プレート 3D… 凹部 3F… ピン
4… フォーク 4A… 爪部 4B… ハンガー部 4D… 被支持部
4C… 組付穴 4E… 被係合部 10… パレット固定装置 11… 操作部
11A… 凹部 12… 固定部 13… 第1支持部材 13A… 貫通穴
14… 第2支持部材 14A… 穴 15… 押圧ロッド 16… 第1係合部
17… 第2係合部 17A… 貫通穴 17B… 締結部 18… 保持部材
18A… 第3係合部 18B… 案内部 18C… 摺接部 19… バネ規制機構
19A… ピン 19B… 第2弾性部材 20… 第1弾性部材
20A… 第3弾性部材 21… フレーム 21A… 組付部 21B… 貫通穴
21D… 被係合部 21C… 係止部 22… サブフレーム 23A… 折曲部
P… パレット P1… 挿入穴
Claims (3)
- フォークリフト車両のフォークに支持されたパレットを前記フォークに固定するパレット固定装置において、
少なくとも前記パレットが前記フォークに固定される際に、作業者からの操作力を受けて変位する操作部と、
前記パレットに接触することにより、前記パレットを前記フォークに固定する固定部と、
前記固定部と前記パレットとの接触圧力を増大させる向きの弾性力を前記固定部に作用させる弾性部材であって、前記操作部と一体変位する弾性部材と、
前記固定部と前記パレットとが接触しているときに、前記接触圧力が減少する向きに前記弾性部材が変位することを規制する規制機構とを備え、
前記規制機構は、
前記操作部を変位可能に支持する支持部材、
前記操作部に設けられた複数の凹部、及び
前記凹部に着脱自在に嵌り込むピンであって、前記凹部に嵌め込まれたときに前記支持部材と係合可能なピン
を有して構成されていることを特徴とするパレット固定装置。 - 前記操作部は棒状の部材であり、
前記固定部は、前記操作部と平行な方向に延びる棒状の押圧ロッドの押圧方向先端側に設けられ、
前記弾性部材は、内部に前記押圧ロッドが挿入された圧縮コイルばねであり、
前記押圧ロッドには、前記圧縮コイルばねの軸線方向一端と係合する第1係合部が設けられ、
前記操作部と一体変位し、前記圧縮コイルばねの軸線方向他端と係合する第2係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパレット固定装置。 - フォークリフト車両のフォークに支持されたパレットを前記フォークに固定するパレット固定装置において、
少なくとも前記パレットが前記フォークに固定される際に、作業者からの操作力を受けて変位する操作部と、
前記パレットに接触することにより、前記パレットを前記フォークに固定する固定部と、
前記固定部と前記パレットとの接触圧力を増大させる向きの弾性力を前記固定部に作用させる弾性部材であって、前記操作部と一体変位する弾性部材と、
前記固定部と前記パレットとが接触しているときに、前記接触圧力が減少する向きに前記弾性部材が変位することを規制する規制機構とを備え、
前記操作部は棒状の部材であり、
前記固定部は、前記操作部と平行な方向に延びる棒状の押圧ロッドの押圧方向先端側に設けられ、
前記弾性部材は、内部に前記押圧ロッドが挿入された圧縮コイルばねであり、
前記押圧ロッドには、前記圧縮コイルばねの軸線方向一端と係合する第1係合部が設けられ、
前記操作部と一体変位し、前記圧縮コイルばねの軸線方向他端と係合する第2係合部が設けられており、
さらに、前記固定部と前記パレットとが接触していないときに、前記圧縮コイルばねを圧縮変形させた状態に保持するとともに、前記弾性部材の軸線方向に沿って延びる保持部材を備え、
前記保持部材は、前記第1係合部に対して前記圧縮コイルばねと反対側から離接可能に係合可能な第3係合部を長手方向一端側に有し、かつ、長手方向他端側が前記第2係合部に連結されて前記操作部と一体変位することを特徴とするパレット固定装置。
Priority Applications (1)
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JP2013260417A JP6189735B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | パレット固定装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013260417A JP6189735B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | パレット固定装置 |
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JP2015117094A JP2015117094A (ja) | 2015-06-25 |
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ID=53530183
Family Applications (1)
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JP2013260417A Active JP6189735B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | パレット固定装置 |
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Country | Link |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4257953B2 (ja) * | 1999-08-19 | 2009-04-30 | 株式会社豊田自動織機 | パレット固定装置 |
JP2004244144A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Nippon Yusoki Co Ltd | フォークリフトのパレットロック装置 |
JP2006103926A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Nippon Yusoki Co Ltd | フォークリフト |
-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013260417A patent/JP6189735B2/ja active Active
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JP2015117094A (ja) | 2015-06-25 |
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