JP6187608B2 - トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
即ち、従来構造のトルク伝達用継手15の場合には、前記緩衝部材18を、それぞれ独立した複数個(図示の例では6個)の緩衝体24、24から構成している。この為、これら各緩衝体24、24を、円周方向に隣り合う駆動側歯部20と被駆動側歯部23との間部分に設置する作業は、前記両伝達部材16、17のうちの一方の伝達部材16(17)を構成する各歯部20(23)の円周方向両側部分に、前記各緩衝体24、24を1個ずつ配置した後、他方の伝達部材17(16)を組み合わせる事により行う必要がある。従って、前記各緩衝体24、24を1個ずつ配置する作業が面倒で、トルク伝達用継手15の組立作業効率が低下し易くなる。又、前記各緩衝体24、24がそれぞれ独立しており、部品点数が多くなる為、部品管理コストが嵩み、トルク伝達用継手15のコストが高くなり易くなる。
尚、本発明に関連する先行技術文献として、上述した特許文献1〜4の他に、特許文献5がある。この特許文献5には、緩衝部材を、3つの部材を軸方向に重ね合わせる事により構成する発明が記載されている。但し、この様な特許文献5に記載された発明の場合にも、上述した様な問題を解決する事はできない。
このうちの駆動側伝達部材は、前記駆動軸の端部に支持される駆動側基部と、この駆動側基部のうちで前記被駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本(例えば2〜4本)の駆動側歯部とを備える。
又、前記被駆動側伝達部材は、前記被駆動軸の端部に支持される被駆動側基部と、この被駆動側基部のうちで前記駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本(例えば2〜4本)の被駆動側歯部とを備える。
そして、前記各駆動側歯部と前記各被駆動側歯部とを円周方向に関して交互に配置すると共に、円周方向に隣り合う駆動側歯部と被駆動側歯部との間部分に、前記緩衝部材を構成する緩衝体をそれぞれ介在させている。
又、前記緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうち、軸方向両側に配置された1対の緩衝片を、例えば合成樹脂を射出成形する事によりそれぞれ一体に形成する。そして、これら両緩衝片を、軸方向に積層された状態で前記各緩衝体を構成する、円周方向等間隔に配置された、直径よりも軸方向寸法の短い短円柱状の外側緩衝素子と、円周方向に隣り合う前記駆動側歯部同士或いは前記被駆動側歯部同士の間部分に配置され、円周方向に隣り合う外側緩衝素子同士を連結する、例えば円弧板状に構成された外径側連結部と、これら外径側連結部よりも径方向内側に配置されて、これら外径側連結部同士を前記各外側緩衝素子を介する事なく直接連結する内径側連結部とを備えたものとする。
更に、前記緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうち、軸方向中間部に配置された1乃至複数の緩衝片を、例えばゴムを射出成形する事により一体に形成する。そして、この緩衝片を、軸方向に積層された状態で前記各緩衝体を構成する、円周方向等間隔に配置された、直径よりも軸方向寸法の短い短円柱状の中間緩衝素子と、これら中間緩衝素子よりも径方向内側に配置されて、これら中間緩衝素子同士を連結する中央連結部とを備えたものとする。
又、本発明の場合には、前記中央連結部を、中央部分に配置されたダンパ部と、該ダンパ部の外面から径方向外方に突出した、前記各中間緩衝素子と同数の連結腕部とを有するものとし、これら連結腕部の先端部を前記中間緩衝素子の内径側端縁に連続させて、これら中間緩衝素子同士を連結している。
尚、本発明の技術的範囲からは外れるが、前記各緩衝体(を構成する外側緩衝素子及び中間緩衝素子)の断面形状として、例えば楕円形、1対の直線部を備えた長円形の他、三角形や四角形(例えば台形や長方形)等の多角形を採用する事もできる。
又、上述した様な請求項2に記載した発明を実施する場合には、例えば請求項3に記載した発明の様に、前記緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうちで、軸方向中間部に配置された緩衝片を、エラストマーの一体成形品とする事ができる。
そして、軸方向両側に配置される前記1対の緩衝片により軸方向中間部に配置される緩衝片を挟持した状態で、前記挿通孔を挿通した前記係合ピンと前記係合孔とを係合させる。
このうちのハウジングは、固定の部分に支持されて回転しない。
又、前記被操舵用回転軸は、前記ハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する。
又、前記ウォームホイールは、前記ハウジングの内部で前記操舵用回転軸の一部に、この操舵用回転軸と同心に支持されて、この操舵用回転軸と共に回転する。
又、前記ウォームは、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ウォーム軸の軸方向両端部をそれぞれ軸受により前記ハウジングに対し回転自在に支持されている。
又、前記電動モータは、前記ウォームを回転駆動する為のものである。
更に、前記トルク伝達用継手は、前記電動モータの出力軸と前記ウォーム軸との間に設けられて、これら両軸同士の間でトルクを伝達するもので、上述の様な、本発明のトルク伝達用継手である。
即ち、本発明の場合には、緩衝部材を複数の緩衝片を軸方向に積層する事により構成すると共に、これら各緩衝片をそれぞれ一体に形成して、これら各緩衝片を構成する複数の緩衝素子(外側緩衝素子、中間緩衝素子)同士を、連結部(外径側、内径側各連結部、中央連結部)によりそれぞれ連結している。この為、前記各緩衝片を構成する複数の緩衝素子が互いに相対変位する(バラバラになる)事を防止できて、これら緩衝素子を設置位置となる円周方向等間隔位置に配置した状態に維持できる。従って、例えばこの様な緩衝片を軸方向に積層した状態(緩衝部材を構成した状態)で、駆動側伝達部材と被駆動側伝達部材とのうちの何れか一方の伝達部材に対して軸方向に組み付ければ、前記緩衝部材を構成する全ての緩衝体を、この一方の伝達部材に設けられた各歯部の円周方向両側部分に同時に配置する事が可能になる。この様に本発明によれば、前述した従来構造の場合の様に、緩衝体を1個ずつ設置する場合に比べて、緩衝体の設置作業を容易に行う事が可能になり、トルク伝達用継手の組立作業効率の向上を図れる。
又、本発明の場合には、緩衝部材を構成する複数の緩衝片同士の間で、弾性の大きさを異ならせたり、緩衝素子の大きさや形状等を異ならせる事ができる。この為、トルクの伝達開始時やトルクの変動時に、駆動側歯部と被駆動側歯部との間で緩衝素子が弾性変形させられるタイミングを、複数の緩衝片同士の間で多様にずらす(例えば弾性変形し易い緩衝片の緩衝素子から先に弾性変形させられる様にする)事ができる。従って、本発明によれば、トルクの伝達特性の調整の自由度を向上できる。
又、請求項4に記載した発明によれば、緩衝部材を構成する複数の緩衝片同士が互いに軸方向に離隔したり、円周方向に相対変位等する事を防止できる為、緩衝部材の取り扱い性、並びに、組み付け性をより一層向上できる。
図1〜4は、総ての請求項に対応する、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の場合には、電動式パワーステアリング装置を構成する電動モータ7の出力軸12aの先端部と、ウォーム式減速機を構成するウォーム軸6aの基端部との間に、本例のトルク伝達用継手15aを設けて、前記出力軸12aから前記ウォーム軸6aにトルクを伝達可能としている。このトルク伝達用継手15aを除く、電動式パワーステアリング装置の構成及び作用は、前述の図5〜6に示した構造を含め、従来から広く知られている電動式パワーステアリング装置と同様であるから説明を省略し、以下、前記トルク伝達用継手15aの構成及び作用に就いて説明する。
尚、軸方向両側に配置される1対の緩衝片28、28の形状は、前記各係合ピン34、34及び係合孔35、35を除けば同一形状である。この為、この様な係合ピン34、34及び係合孔35、35を設けない構造を採用する場合には、1対の緩衝片28、28で同じものを使用できる(部品を共通化できる)。
即ち、本例の場合には、前記緩衝部材18aを、3つの緩衝片28、28aを軸方向に積層(並びに係合)する事により構成すると共に、これら各緩衝片28、28aをそれぞれ一体に形成して、これら各緩衝片28、28aを構成する4つの緩衝素子(外側緩衝素子29、中間緩衝素子41)同士を、連結部(外径側、内径側各連結部30、31、中央連結部42)によりそれぞれ連結している。この為、前記各緩衝片28、28aを構成する4個の緩衝素子(29、41)が互いに相対変位する(バラバラになる)事を防止できて、これら緩衝素子(29、41)を設置位置となる円周方向等間隔位置に配置した状態に維持できる。しかも、本例の場合には、前記各係合ピン34、34と前記各係合孔35、35とをそれぞれ係合させる事により、軸方向に積層された前記各緩衝片28、28aが互いに軸方向に離隔したり、円周方向に相対変位等する事を防止できる。この為、前記各緩衝体24a、24aを構成する1対の外側緩衝素子29、29と中間緩衝素子41とが、軸方向に離隔したり、円周方向に相対変位する事も防止できる。従って、前述した様に、前記緩衝部材18aを組み立てた状態で、前記駆動側伝達部材16aと前記被駆動側伝達部材17aとのうちの何れか一方の伝達部材16a(17a)に対して軸方向に組み付ける事で、前記緩衝部材18aを構成する全ての緩衝体24a、24aを、この一方の伝達部材16a(17a)に設けられた各歯部20a(23a)の円周方向両側部分に同時に配置する事が可能になる。この様に、本例の場合には、前述した従来構造の場合の様に、緩衝体24、24(図7参照)を1個ずつ組み込む場合に比べて、前記各緩衝体24a、24aの設置作業を容易に行う事が可能になる。又、本例の場合には、前記他方の伝達部材17a(16a)を組み合わせる際に、前記各緩衝体24a、24aが傾斜したり、転倒等するも有効に防止できる。更に、前記各係合ピン34、34と前記各係合孔35、35との係合により、3つの緩衝片28、28aを一体として取り扱える為、前記緩衝部材18aの取り扱い性、並びに、組み付け性をより一層向上できる。この結果、本例の構造によれば、トルク伝達用継手15aの組立作業効率の向上を図れる。又、本例の場合には、前記各緩衝体24、24(図7参照)をそれぞれ独立して設ける場合に比べて、部品点数の低減を図れる。この為、部品管理コストの低減を図れ、前記トルク伝達用継手15aのコストの低廉化を図れる。
その他の構成及び作用・効果に就いては、前述した従来構造のトルク伝達用継手、及び、電動式パワーステアリング装置の場合と同様である。
2 ステアリングシャフト
3 ハウジング
4 ウォームホイール
5 ウォーム歯
6、6a ウォーム軸
7 電動モータ
8 ウォーム
9a、9b 転がり軸受
10 押圧駒
11 コイルばね
12、12a 出力軸
13 スプライン孔
14 スプライン軸部
15、15a トルク伝達用継手
16、16a 駆動側伝達部材
17、17a 被駆動側伝達部材
18、18a 緩衝部材
19、19a 駆動側基部
20、20a 駆動側歯部
21 円筒部
22、22a 被駆動側基部
23、23a 被駆動側歯部
24、24a 緩衝体
25 駆動側セレーション孔
26 被駆動側セレーション孔
27 位置決め筒部
28、28a 緩衝片
29 外側緩衝素子
30 外径側連結部
31 内径側連結部
32 リング部
33 直線部
34 係合ピン
35 係合孔
36 軸部
37 係合片
38 スリット
39 小径部
40 大径部
41 中間緩衝素子
42 中央連結部
43 ダンパ部材
44 延出腕部
45 ダンパ部本体
46 軸状部
47 挿通孔
Claims (5)
- 軸方向に関して互いに直列に配置された駆動軸と被駆動軸との端部同士の間でトルクを伝達するもので、
前記駆動軸の端部にこの駆動軸と同心に支持される駆動側伝達部材と、前記被駆動軸の端部にこの被駆動軸と同心に支持される被駆動側伝達部材と、これら駆動側伝達部材と被駆動側伝達部材との間に設けられる弾性材製の緩衝部材とを備え、
このうちの駆動側伝達部材は、前記駆動軸の端部に支持される駆動側基部と、この駆動側基部のうちで前記被駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本の駆動側歯部とを備えたものであり、
前記被駆動側伝達部材は、前記被駆動軸の端部に支持される被駆動側基部と、この被駆動側基部のうちで前記駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本の被駆動側歯部とを備えたものであり、
前記各駆動側歯部と前記各被駆動側歯部とを円周方向に関して交互に配置すると共に、円周方向に隣り合う駆動側歯部と被駆動側歯部との間部分に、前記緩衝部材を構成する緩衝体をそれぞれ介在させているトルク伝達用継手に於いて、
前記緩衝部材が、複数の緩衝片を軸方向に積層して成るもので、4個以上で偶数個の緩衝体を有しており、
前記緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうち、軸方向両側に配置された1対の緩衝片は、それぞれ一体に形成されており、軸方向に積層された状態で前記各緩衝体を構成する、円周方向等間隔に配置された短円柱状の外側緩衝素子と、円周方向に隣り合う駆動側歯部同士或いは被駆動側歯部同士の間部分に配置され、円周方向に隣り合う外側緩衝素子同士を連結する外径側連結部と、これら外径側連結部よりも径方向内側に配置されて、これら外径側連結部同士を前記各外側緩衝素子を介する事なく直接連結する内径側連結部とを備えており、同じく軸方向中間部に配置された緩衝片は、一体に形成されており、軸方向に積層された状態で前記各緩衝体を構成する、円周方向等間隔に配置された短円柱状の中間緩衝素子と、これら中間緩衝素子よりも径方向内側に配置されて、これら中間緩衝素子同士を連結する中央連結部とを備えており、該中央連結部は、中央部分に配置されたダンパ部と、該ダンパ部の外面から径方向外方に突出した、前記各中間緩衝素子と同数の連結腕部とを有しており、これら連結腕部の先端部を前記中間緩衝素子の内径側端縁に連続させて、これら中間緩衝素子同士を連結している、
事を特徴とするトルク伝達用継手。 - 緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうちで、軸方向中間部に配置された緩衝片が、弾性材製であり、この緩衝片を構成する中央連結部のダンパ部が、駆動側伝達部材と被駆動側伝達部材とに挟持され、駆動軸と被駆動軸との間に作用するスラスト力の一部を吸収しつつ、残りのスラスト力を伝達するダンパ機能を有する、請求項1に記載したトルク伝達用継手。
- 緩衝部材を構成する複数の緩衝片のうちで、軸方向中間部に配置された緩衝片が、エラストマーの一体成形品である、請求項2に記載したトルク伝達用継手。
- 軸方向に積層された状態で互いに同一の緩衝体を構成する1対の外側緩衝素子のうちの一方の外側緩衝素子に、他方の外側緩衝素子に向けて軸方向に突出した係合ピンが設けられており、この他方の外側緩衝素子にこの係合ピンと係合可能な係合孔が形成されており、軸方向中間部に配置される緩衝片を構成する中間緩衝素子に、前記係合ピンを挿通可能な挿通孔が形成されており、軸方向両側に配置される1対の緩衝片により軸方向中間部に配置される緩衝片を挟持した状態で、前記挿通孔を挿通した前記係合ピンと前記係合孔とを係合させている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したトルク伝達用継手。
- 固定の部分に支持されて回転する事のないハウジングと、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する操舵用回転軸と、前記ハウジングの内部でこの操舵用回転軸の一部に、この操舵用回転軸と同心に支持されて、この操舵用回転軸と共に回転するウォームホイールと、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ウォーム軸の軸方向両端部をそれぞれ軸受により前記ハウジングに対し回転自在に支持されたウォームと、このウォームを回転駆動する為の電動モータとを備え、この電動モータの出力軸と前記ウォーム軸とをトルク伝達用継手により、トルクの伝達を可能に接続している電動式パワーステアリング装置に於いて、このトルク伝達用継手が、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したトルク伝達用継手である、電動式パワーステアリング装置。
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