JP6183347B2 - 造粒装置 - Google Patents
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Description
そして、このような造粒装置の1つに、特許文献1に記載されているような造粒装置がある。
この造粒装置101は、円錐ドラム状の筒体110の使用状態において下側に位置する内周面Fが、排出側に向けて上り勾配となっており、造粒体がこの上り勾配に沿って造粒装置101の外へ排出されるような構成となっている。
また、微粒成分の割合が多くなると、局所排気や集塵器などによる損失が増大して収率の低下を招くという問題がある。
さらに、微粒成分の割合が多くなると、造粒体の粒度分布が大きくなり、後工程で実施される熱処理などで品質差を生じるという問題がある。
円錐筒形状を有し、小径端側から造粒を行う対象である被処理物としての原料スラリーが供給される第1の筒体と、一端側において前記第1の筒体の大径端側と連通し、他端側から造粒体が排出される第2の筒体とを備えた筒状本体と、
前記第1の筒体内に収容され、前記第1の筒体内を転動する転動体と、
前記第1の筒体と、前記第2の筒体との境界部に設けられ、前記被処理物は通過させるが、前記転動体は通過させない貫通孔を備えた仕切り部材と、
前記筒状本体を軸心まわりに回転させる回転手段と、
前記筒状本体を通過する前記被処理物を加熱する加熱手段と
を具備し、
前記被処理物が供給された前記筒状本体を前記回転手段によって回転させ、前記第1の筒体内の前記被処理物を前記加熱手段によって加熱し、かつ、前記転動体によって前記被処理物を粉砕することにより前記造粒体が得られるように構成された造粒装置であって、
前記第1の筒体の軸心を通る鉛直面で切断し、前記鉛直面に直交する方向からみた場合における、前記第1の筒体の内周面を示す一対の線のうちの下側の線が、前記第2の筒体に向かって下り勾配を有するとともに、前記下側の線と水平線のなす角度が、10°以上、50°以下であること
を特徴としている。
また、第1の筒体11内には、第1の筒体11内を転動する転動体(メディア)14が収容されている。
この実施形態にかかる造粒装置1において、上記筒状本体10を構成する第1の筒体11および第2の筒体12は同軸となるように構成されており、筒状本体10の軸心Cは直線状である。
そして、筒状本体10は、その軸心Cが水平線Hに対して所定の角度θをもって傾斜するように配設されている。この実施形態では、角度θは、6°とされている。
第1の筒体11および第2の筒体12を構成する材料としては、例えば、ステンレス、チタン合金などの耐熱金属を用いることができる。
なお、図1は、θ1が20°、θ2が6°の状態を示している。
この実施形態の造粒装置においては、貫通孔13aである長穴が、その幅により、造粒体の大きさを規定する機能をも果たすように構成されている。
なお、仕切り部材13の中央領域には、第1の筒体11内で発生した被処理物wの蒸発ガスを通気させるための通気孔13bが設けられている。通気孔13bも、転動体14が通過することができないような寸法とされている。
そして、筒状本体10は、これら駆動ローラ15a、ドライブローラ15c、および従動ローラ15bによって、回転可能にハウジング19内に支持されている。
筒状本体の長さ:1330mm
第1の筒体の径:小径端側=θ1,θ2により変動(例えば、θ1が20°で、θ2が6°のとき172mmとなる)、
:大径端側390mm
第2の筒体の径:390mm
転動体(メディア)の直径:30mm
筒状本体の回転速度(周速度):40mm〜500mm/sec
被処理物加熱温度(筒状本体内の温度):400℃〜900℃
供給された被処理物wは、加熱された第1の筒体11内において、溶媒の一部が除去され、また、第1の筒体11内で転動する転動体14により粉砕されることで、半乾燥状態の造粒体となる。第1の筒体11の内部は、この半乾燥状態の造粒体となる。
なお、上述の実施例1〜7、および比較例1の造粒装置においては、第2の筒体12の内周面と鉛直面(切断面)とにより規定される一対の線のうちの下側の線L2と、水平線Hのなす角度θ2は、いずれも6°で一定とした。
そして、得られた造粒体をふるい分けし、粒径が0.35mm以下の微粒成分の、造粒体(乾燥物)の全体に対する割合(質量%)を、以下の式(1)により求めた。
粒径0.35mm以下の微粒成分の割合(質量%)=(粒径が0.35mm以下の微粒成分の質量/得られた造粒体全体の質量)×100 ……(1)
その結果を、表1に示す。
後者の場合は、例えば、造粒装置の後にロータリー炉などを接続することで、完全乾燥や有機成分の完全除去を行うことができる。
10 筒状本体
10a 供給口
11 第1の筒体
11a 第1の筒体の小径端側
11b 第1の筒体の大径端側
12 第2の筒体
12a 第2の筒体の一端側
12b 第2の筒体の他端側
12c ガイド
13 仕切り部材
13a 貫通孔
13b 通気孔
14 転動体
15 回転手段
15a 駆動ローラ
15b 従動ローラ
16 加熱手段
19 ハウジング
C 軸心
H 水平線
L1 第1の筒体の下側の線
L2 第2の筒体の下側の線
w 被処理物
θ 水平線Hに対する軸心Cの傾斜角度
θ1 第1の筒体の下側の線L1と水平線Hのなす角度
θ2 第2の筒体の下側の線L2と水平線Hのなす角度
Claims (5)
- 円錐筒形状を有し、小径端側から造粒を行う対象である被処理物としての原料スラリーが供給される第1の筒体と、一端側において前記第1の筒体の大径端側と連通し、他端側から造粒体が排出される第2の筒体とを備えた筒状本体と、
前記第1の筒体内に収容され、前記第1の筒体内を転動する転動体と、
前記第1の筒体と、前記第2の筒体との境界部に設けられ、前記被処理物は通過させるが、前記転動体は通過させない貫通孔を備えた仕切り部材と、
前記筒状本体を軸心まわりに回転させる回転手段と、
前記筒状本体を通過する前記被処理物を加熱する加熱手段と
を具備し、
前記被処理物が供給された前記筒状本体を前記回転手段によって回転させ、前記第1の筒体内の前記被処理物を前記加熱手段によって加熱し、かつ、前記転動体によって前記被処理物を粉砕することにより前記造粒体が得られるように構成された造粒装置であって、
前記第1の筒体の軸心を通る鉛直面で切断し、前記鉛直面に直交する方向からみた場合における、前記第1の筒体の内周面を示す一対の線のうちの下側の線が、前記第2の筒体に向かって下り勾配を有するとともに、前記下側の線と水平線のなす角度が、10°以上、50°以下であること
を特徴とする造粒装置。 - 前記角度が、10°以上、30°以下であることを特徴とする請求項1に記載の造粒装置。
- 前記貫通孔が、前記仕切り部材の外周と同心で、前記転動体が通過しない幅を有する円弧状の長穴であることを特徴とする請求項1または2に記載の造粒装置。
- 前記第2の筒体を、その軸心を通る鉛直面で切断し、前記鉛直面に直交する方向からみた場合における、前記第2の筒体の内周面を示す一対の線のうちの下側の線が、前記第2の筒体の他端側に向かって下り勾配を有するとともに、前記下側の線と水平線のなす角度が、1°以上、10°以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の造粒装置。
- 前記第2の筒体の内周面に、前記被処理物を案内するための、らせん状のガイドが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の造粒装置。
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