JP6183015B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像を形成する画像形成装置に関する。
カラー画像を形成する画像形成装置は、通常、感光体ドラム、帯電部、現像部、転写部などからなる作像ユニットを、異なる色、例えばY(イエロー)色、M(マゼンタ)色、C(シアン)色、K(ブラック)色用にそれぞれ備え、複数の作像ユニットで作像された各色の現像剤像を1枚のシート上に多重転写する構成になっている。
このような複数個の作像ユニットを備える画像形成装置として、特許文献1には、上下(縦)方向に列状に並べられた4個の作像ユニットと、この作像ユニット群に対して装置右側の位置に、それぞれの作像ユニットへの補給用現像剤を収容する、左右(横)方向に列状に並べられた4個の補給部とを備える構成が開示されている。
特開2012−32478号公報
上記のように4個の作像ユニットを上下方向に列状に並べて、かつ、作像ユニット群の右横に4個の補給部、例えば補給ボトルを左右方向に列状に並べる構成をとると、4個の補給ボトルが並ぶ左右方向に、画像形成装置の寸法が大きくなるという問題が生じる。
これを回避する構成として、例えば左右方向に並ぶ4個の補給ボトルを作像ユニット群よりも上に配置することが考えられるが、単に配置位置を右横から上に変えるだけでは、4個の作像ユニットと4個の補給ボトルのうち、対応する色の現像部と補給ボトルを繋ぐ、補給用現像剤を供給するための補給管の配管が容易ではないという別の問題が生じる。
具体的に例えば、左から右にY、M、C、K色の補給ボトルがこの順に並び、M色とC色の補給ボトルの間を2等分する位置の直下に、上から下にY、M、C、K色の作像ユニットがこの順に並ぶ構成の場合、最上位のY色の現像部と左端に位置するY色の補給ボトルをY色用の補給管で繋ぐと、上から2番目のM色の現像部と左端から2番目のM色の補給ボトルとの最短経路をY色用の補給管が横切ることになり、Y色用とM色用の双方の補給管のうち一方を他方から迂回させる必要が生じ、画像形成装置の製造時などにおいて補給管の這い回しが面倒になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の小型化かつ補給部から補給用現像剤を現像部に供給するための補給管の配管を容易にすることができる画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、色の異なる現像剤を収容する複数個の現像部が上下方向に沿って列状に並べられ、前記複数個の現像部によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、前記複数個の現像部のそれぞれに補給するための補給用現像剤を収容する列状に並ぶ複数個の補給ボトルと、前記複数個の補給ボトルのそれぞれから補給用現像剤を対応する色の現像部に供給するための複数本の補給管と、を備え、前記複数個の現像部のそれぞれと前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、長尺状であり、全てについて長手方向の向きが同じであり、前記複数本の補給管のそれぞれが、対応する前記現像部と前記補給ボトルとに対して前記長手方向の同じ一方端側に配置され、さらに前記複数個の現像部のそれぞれについて、および前記複数個の補給ボトルのそれぞれについて、前記補給管が配置されている側と同じ前記一方端側の端部の当該長手方向における位置が揃っており、前記複数個の補給ボトルからなる補給ボトル群が前記複数個の現像部からなる現像部群よりも上に位置し、かつ、前記複数個の現像部のそれぞれに上から下にその並び順に番号を付したとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるように、前記複数個の現像部と前記複数個の補給ボトルとが配されており、前記複数個の現像部は、3個以上であり、前記複数個の補給ボトルは、3個以上であり、前記複数個の現像部の並び方向と前記複数個の補給ボトルの並び方向とが交差し、前記複数個の補給ボトルのうち、前記複数個の現像部を通る第1仮想ラインと前記複数個の補給ボトルを通る第2仮想ラインの交差位置から最も近い補給ボトルが前記並び方向両端の補給ボトルではなく、前記複数個の補給ボトルのそれぞれに前記交差位置に近いものから順に番号を付したとき、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、同じ番号の補給ボトルが前記対応する色の補給ボトルになっていることを特徴とする。
また、本発明の別の局面に係る画像形成装置は、色の異なる現像剤を収容する複数個の現像部が上下方向に沿って列状に並べられ、前記複数個の現像部によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、前記複数個の現像部のそれぞれに補給するための補給用現像剤を収容する列状に並ぶ複数個の補給ボトルと、前記複数個の補給ボトルのそれぞれから補給用現像剤を対応する色の現像部に供給するための複数本の補給管と、前記複数個の現像部のそれぞれに設けられ、当該現像部に収容されている現像剤を検出する検出手段と、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、当該現像部に収容されている現像剤を前記検出手段により検出間隔Tごとに検出し、その検出結果に基づき、対応する色の補給ボトルからの補給用トナーの補給開始と補給停止を制御する制御手段と、を備え、前記複数個の現像部のそれぞれと前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、長尺状であり、全てについて長手方向の向きが同じであり、前記複数本の補給管のそれぞれが、対応する前記現像部と前記補給ボトルとに対して前記長手方向の同じ一方端側に配置され、さらに前記複数個の現像部のそれぞれについて、および前記複数個の補給ボトルのそれぞれについて、前記補給管が配置されている側と同じ前記一方端側の端部の当該長手方向における位置が揃っており、前記複数個の補給ボトルからなる補給ボトル群が前記複数個の現像部からなる現像部群よりも上に位置し、かつ、前記複数個の現像部のそれぞれに上から下にその並び順に番号を付したとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるように、前記複数個の現像部と前記複数個の補給ボトルとが配されており、前記検出間隔Tは、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、最上位の現像部から最下位の現像部にかけてその並び順に長くなる時間に設定されていることを特徴とする。
また、前記複数個の現像部は、3個以上であり、前記複数個の補給ボトルは、3個以上であり、前記複数個の現像部の並び方向と前記複数個の補給ボトルの並び方向とが交差し、前記複数個の補給ボトルのうち、前記複数個の現像部を通る第1仮想ラインと前記複数個の補給ボトルを通る第2仮想ラインの交差位置から最も近い補給ボトルが前記並び方向両端の補給ボトルではなく、前記複数個の補給ボトルのそれぞれに前記交差位置に近いものから順に番号を付したとき、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、同じ番号の補給ボトルが前記対応する色の補給ボトルになっているとしても良い。
ここで、前記複数個の現像部のうち、最上位の現像部は、前記補給ボトルの個数Qが偶数の場合、前記並び方向一方端から(Q/2)個目の補給ボトルと〔(Q/2)+1〕個目の補給ボトルの間の位置の直下に配され、前記補給ボトルの個数Qが奇数の場合、前記並び方向一方端から〔(Q+1)/2〕個目の補給ボトルの直下に配されているとしても良い。
また、前記補給管は、前記補給ボトルからの補給用現像剤を自重で落下させることにより前記現像部に供給するとしても良い。
さらに、前記複数個の現像部のそれぞれに対応して設けられた複数の像担持回転体を備え、前記複数個の現像部のそれぞれは、対応する像担持回転体上の潜像を現像剤で現像し、当該像担持回転体の回転軸方向に沿って長尺状に形成され、前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、対応する現像部の長手方向に沿って長尺状に形成されているとしても良い。
また、前記複数個の現像部のそれぞれに設けられ、当該現像部に収容されている現像剤を検出する検出手段と、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、当該現像部に収容されている現像剤を前記検出手段により検出間隔Tごとに検出し、その検出結果に基づき、対応する色の補給ボトルからの補給用トナーの補給開始と補給停止を制御する制御手段と、を備え、前記検出間隔Tは、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、最上位の現像部から最下位の現像部にかけてその並び順に長くなる時間に設定されているとしても良い。
また、装置筐体と、ディスプレイ装置と、をさらに備え、前記ディスプレイ装置は、前記装置筐体を上部と下部に分けたとき当該上部の装置正面側に配置され、前記複数個の現像部は、前記装置筐体の下部の内部空間に配置され、前記複数個の補給ボトルは、前記装置筐体の上部の、前記ディスプレイ装置よりも装置背面側の内部空間に配置されているとしても良い。
上記のように構成すれば、複数本の補給管のそれぞれを、その途中で迂回させなくても良くなり、画像形成装置の小型化を図りつつ補給管の配管を容易にすることができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の外観の概要を示す斜視図である。 画像形成装置の内部の様子を示す概略側面図である。 画像形成部の拡大図である。 実施例としての補給部の構成を示す概略斜視図である。 比較例1の構成を示す概略斜視図である。 実施例と比較例2における補給管の配管の違いを模式的に示す図である。 実施の形態2に係る現像部と補給ボトルの構成例を示す概略斜視図である。 (a)は、実施例Aにおける現像部と補給ボトルの位置関係を示す模式図であり、(b)は、比較例Aにおける位置関係を示す模式図である。 (a)は、実施例Bにおける現像部と補給ボトルの位置関係を示す模式図であり、(b)は、比較例Bにおける位置関係を示す模式図である。 (a)は、実施例Cにおける現像部と補給ボトルの位置関係を示す模式図であり、(b)は、比較例Cにおける位置関係を示す模式図である。 実施例Dにおける現像部と補給ボトルの位置関係を示す模式図である。 実施例Eにおける現像部と補給ボトルの位置関係を示す模式図である。 現像部と補給ボトルの、上記とは別の位置関係の例を示す模式図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、カラー画像を形成するタンデム型の画像形成装置に適用した場合について、図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
(1)画像形成装置の全体構成
図1は、画像形成装置1の外観の概要を示す斜視図であり、図2は、図1の矢印Aで示す方向から画像形成装置1を見たときの画像形成装置1の内部の様子を示す概略側面図である。
図1と図2に示すように、画像形成装置1は、上下に細長い縦型の装置筐体101の内部空間に、プリント部2とPC(パーソナルコンピューター)3などが収納され、装置筐体101の上部に大型のディスプレイ装置110が配置される構成になっている。
PC3は、OS(オペレーティングシステム)や種々のアプリケーションソフトウエアがインストールされており、ディスプレイ装置110を制御して各種情報を表示させる制御や、表示情報をプリントするための画像データをプリント部2に送信する制御などを行う。なお、PC3がインターネットに接続可能な端末装置としての機能を有し、インターネット上の種々の情報を取得するとしても良い。
プリント部2は、装置筐体101の下部の内部空間に配置され、PC3からの画像データに基づきシートに画像を形成して出力(プリント出力)する。プリント部2の構成の詳細については、後述する。
ディスプレイ装置110は、例えば液晶表示装置からなり、その表示面にタッチパネルが張り付けられており、PC3により表示制御されることによりメニュー画面を含む各種画面を表示させる。
ユーザーは、ディスプレイ装置110の前で、ディスプレイ装置110の表示画面に表示されるメニュー画面を参照して、表示を希望する情報、例えば地図情報や観光情報などをタッチ入力で選択することにより、その選択した情報をディスプレイ装置110の表示画面に表示させることができる。
また、ユーザーは、プリント出力を希望する場合にプリント出力の指示をタッチ入力で行うことにより、表示画面の情報をシートにプリント出力することができる。このプリント出力は、プリント部2が担当する。
以下、画像形成装置1においてディスプレイ装置110が配置される側を装置正面側、その反対側を装置背面(奥)側、ユーザーが装置正面側からディスプレイ装置110を見たときの左方向を装置左側、右方向を装置右側、上方向を装置上側、下方向を装置下側、装置正面側と装置背面側とを結ぶ方向を装置奥行方向という。
装置筐体101の装置正面側であり、ディスプレイ装置110の直下の位置には、プリント出力されるシートの排出口102が設けられている。
装置筐体101の最上部には、開閉自在な上カバー103が設けられており、また、装置筐体101の装置正面側の、排出口102よりも下側の部分には、開閉自在な正面カバー104が設けられている。図1では、各カバーが開放された姿勢を破線で示している。
上カバー103と正面カバー104を開放することにより、装置筐体101の内部が開放されるので、プリント部2のメンテナンスなどを容易に行えるようになる。
このような構成の画像形成装置1の寸法は、例えば高さが1710〔mm〕、幅(左右方向長さ)が700〔mm〕、奥行(装置筐体101の奥行方向長さ)が400〔mm〕になっている。なお、寸法が、これらの値に限られないことはいうまでもない。
(2)プリント部2の構成
プリント部2は、図2に示すように画像形成部5と、給送部6と、排出部7と、トナー補給部8と、第1コントロール基板9aと、第2コントロール基板9bと、電源基板9cなどを備え、Y色、M色、C色およびK色のトナー像からなるカラー画像をシートに形成して出力する(プリント出力)。
(2−1)画像形成部5の構成
画像形成部5は、図3の拡大図に示すように、作像部10と、中間転写部20と、定着部25を備える。
作像部10は、上下方向に沿って列状に並べられた作像ユニット10Y、10M、10C、10Kを備える。
作像ユニット10Y〜10Kは、同図に示す方向に回転する感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kと、その周囲に配設された帯電部12Y、12M、12C、12Kと、露光部13Y、13M、13C、13Kと、現像部14Y、14M、14C、14Kと、感光体ドラム11Y〜11Kを清掃するためのクリーナ部15Y、15M、15C、15Kなどを備えている。
作像ユニット10Y〜10Kは、感光体ドラム11Y〜11Kの回転軸が同図紙面垂直方向に沿って平行、すなわち装置正面視において幅方向(左右方向)に水平になる姿勢で、10Y、10M、10C、10Kの順に上から下方向に並べられている。
帯電部12Y〜12Kは、感光体ドラム11Y〜11Kの周面を帯電させる。
露光部13Y〜13Kは、Y〜K色用の発光素子(不図示)から発せられるレーザー光LY、LM、LC、LKにより、帯電された感光体ドラム11Y〜11Kの周面を露光走査して、感光体ドラム11Y〜11K上に静電潜像を形成させる。
なお、露光部13Y〜13Kは、その内部に微小な埃が侵入するのを防止するためのカバー13aによって覆われている。同図では、カバー13aを一部切り欠いて示している。カバー13aの、感光体ドラム11Y〜11Kと対向する面には、透明ガラス(不図示)が嵌め込まれており、露光部13Y〜13Kから発せられたレーザー光LY〜LKは、この透明ガラスを通過して感光体ドラム11Y〜11Kに向かうようになっている。
現像部14Yは、感光体ドラム11Yと対向配置された現像ローラー140を備え、現像ローラー140上に担持された現像剤、ここではY色のトナーを用いて感光体ドラム11Y上の静電潜像を現像する。これにより感光体ドラム11Y上にY色のトナー像が作像される。現像剤としては、例えばトナーとキャリアを含む二成分現像剤またはトナーを含みキャリアを含まない一成分現像剤などが用いられる。
現像部14Yおよび現像ローラー140は、感光体ドラム11Yの回転軸方向(装置幅方向)に沿って長尺状に形成されている(図4)。
他の現像部14M、14C、14Kについても、現像部14Yと基本的に同様の構成になっており、M、C、K色のトナーを用いて感光体ドラム11M、11C、11K上の静電潜像を現像する。これにより感光体ドラム11M、11C、11K上にM、C、K色のトナー像が作像される。
現像部14Y〜14Kには、収容されている現像剤に含まれるトナーの量または濃度を検出するトナー検出センサー19Y、19M、19C、19Kが設けられている。トナー検出センサー19Y〜19Kの検出結果に基づき、現像部14Y〜14Kごとに現像により消費されたトナーの量を知ることができる。
現像部14Y〜14Kごとに、現像によりトナーが消費されると、その消費分を埋めるべく、トナー補給部8から補給用トナーが現像部に供給され、現像部内のトナーの量または濃度が規定値まで戻ると、補給用トナーの補給が停止される。これにより、現像部内のトナー量またはトナー濃度が略一定に維持される。なお、トナー検出センサー19Y〜19Kには、磁気センサーなどを用いることができるが、これ以外の検出手段を用いるとしても良い。
中間転写部20は、中間転写ベルト21と、駆動ローラー22aと、従動ローラー22bと、一次転写ローラー23Y、23M、23C、23Kと、二次転写ローラー24などを備える。
中間転写ベルト21は、上から下に間隔をおいて順に並ぶ従動ローラー22bと、一次転写ローラー23Y〜23Kと、駆動ローラー22aとに張架されて、駆動ローラー22aの回転駆動力により図3に示す矢印方向に周回走行される。
一次転写ローラー23Y〜23Kは、中間転写ベルト21を介して感光体ドラム11Y〜11Kに対向配置され、二次転写ローラー24は、中間転写ベルト21を介して駆動ローラー22aに対向配置されている。
感光体ドラム11Y〜11Kの、中間転写ベルト21を介して一次転写ローラー23Y〜23Kと接する位置が一次転写位置16Y、16M、16C、16Kになり、二次転写ローラー24の、中間転写ベルト21を介して駆動ローラー22aと接する位置が二次転写位置17になる。
定着部25は、定着ローラー251と、定着ローラー251に圧接される加圧ローラー252と、トナー像の定着に必要な定着温度まで定着ローラーを昇温させるヒーター(不図示)など備える。
(2−2)給送部6と排出部7の構成
図2に戻って、給送部6は、給紙カセット31と、繰り出しローラー32と、搬送ローラー33、34、35などを備える。
給紙カセット31は、記録用のシートSを収容する。繰り出しローラー32は、給紙カセット31に収容されているシートSを1枚ずつ搬送路39に繰り出す。
搬送ローラー33〜35は、搬送路39に繰り出されたシートSを二次転写ローラー24に向けて搬送させる。
排出部7は、複数の排出ローラー51、52、53、54、55を備え、排出ローラー51〜55は、下から上にこの順に配置されている。
このような構成において、図3に示す作像ユニット10Y〜10Kの感光体ドラム11Y〜11K上に作像されたY〜K色のトナー像は、一次転写位置16Y〜16Kにおいて、感光体ドラム11Y〜11Kと一次転写ローラー23Y〜23K間に生じる電界による静電力の作用を受けて、周回走行する中間転写ベルト21上に一次転写される。この際、各色の作像動作は、各色のトナー像が中間転写ベルト21上で多重転写されるようにタイミングをずらして実行される。
この作像動作のタイミングに合わせて、給送部6からは、シートSが二次転写ローラー24に向かって搬送されて来ており、そのシートSは、中間転写ベルト21と、これに圧接された二次転写ローラー24の間に挟まれて搬送され、二次転写ローラー24に印加された電圧により生じる電界による静電力の作用を受けて、中間転写ベルト21上の各色トナー像が二次転写位置17において一括してシートS上に二次転写される。
二次転写後のシートSは、定着部25に送られ、定着部25の定着ローラー251と加圧ローラー252間に確保される定着ニップを通過し、その通過の際に加熱、加圧により、シートS上の各色トナー像(未定着画像)がシートSに定着される。
定着後のシートSは、図2に示す排出部7の排出ローラー51〜55により排出路59を下から上に向かって搬送され、そのシートSの上端部分が排出口102から外部に出た状態でその搬送が停止される。
ユーザーは、そのシートSの上端部分を手で把持してそのシートSを排出口102から引き出すことにより、プリント後のシートSを得ることができる。
なお、二次転写後に中間転写ベルト21周面に残った残留トナーを除去するための廃トナー回収部26(図3)が中間転写ベルト21よりも上に配されている。
廃トナー回収部26は、クリーナブレード26aにより中間転写ベルト21周面の残留トナーを掻きとり、掻き取った残留トナーを搬送スクリュー26bにより装置幅方向の一方端側に搬送して、その搬送された残留トナーをタンク26c内に送り込むことにより回収する構成になっている。
(2−3)トナー補給部8の構成
トナー補給部8は、図2に示すように作像部10よりも上の位置であり、装置筐体101の上部の、ディスプレイ装置110よりも装置背面側の内部空間に配置され、補給部8Y、8M、8C、8Kを備える。
補給部8Y、8M、8C、8Kは、この順に下から上に並べられてなる。
図4は、図2の矢印Bで示す方向から見たときの実施例としての補給部8Y〜8Kの構成を示す概略斜視図であり、作像部10の現像部14Y〜14Kも合わせて示している。
同図に示すように最上位の補給部8Kは、補給用現像剤としてのK色の補給用トナー(以下、「K色トナー」という。)を収容している補給ボトル80Kがトナーホッパー81Kに装着された状態で、補給ボトル80K内のK色トナーをトナーホッパー81Kから補給管83Kを介して現像部14Yに補給する。
補給ボトル80Kは、現像部14Kの長手方向(装置幅方向に相当)に沿って長尺状であり、装置幅方向一方の端部85Kに開口88Kが設けられてなる円筒形状をしており、その外周面と内周面に螺旋状をした螺旋溝89Kが形成されてなる。
補給ボトル80Kは、その長手方向が水平方向に沿った横姿勢で維持されるように、装置幅方向一方の端部85Kがトナーホッパー81Kに支持されるとともに、装置幅方向他方の端部86Kが不図示の支持部材により支持されている。
補給ボトル80Kの装置幅方向他方の端部86Kは、上記の支持部材を介してボトル回転モーター82Kの回転軸87Kと連結されている。
このボトル回転モーター82Kの回転駆動力により、横姿勢の補給ボトル80Kが水平に沿った軸を中心に同図の矢印Dで示す方向に回転すると、補給ボトル80Kの内部に収容されているK色トナーが螺旋溝89Kに沿って開口88K側に向かって搬送され、開口88Kから排出されることにより、トナーホッパー81Kに収容される。
トナーホッパー81Kの内部には、図示していないがホッパーモーターにより回転する回転羽根が配されており、トナーホッパー81Kの内部に収容されたK色トナーの一部がこの回転羽根により補給管83Kに送り込まれる。
補給ボトル80Kの回転およびトナーホッパー81Kによる補給管83KへのK色トナーの送り込み動作は、K色トナーの補給が必要な時期に第2コントロール基板9bのトナー補給制御により実行される。
補給管83Kは、補給ボトル80K内のK色トナーを、トナーホッパー81Kを介して、対応する色の現像部14Kに供給するためのパイプであり、補給ボトル80Kとこれに対応する現像部14Kとを繋いで補給用トナーの供給路を構成するものである。
補給ボトル80Kからトナーホッパー81Kを介して補給管83Kに送り込まれたK色トナーは、補給管83Kの内部において自重で落下し、補給管83Kの内部を通って現像部14Kの装置幅方向一方の端部に設けられた連結部141Kまで送られる。
現像部14Kの連結部141Kに搬送されたK色トナーは、連結部141Kに設けられた搬送スクリュー(不図示)により現像部14Kの内部にさらに搬送され、現像部14Kに現に収容されている現像剤に足し合される。これにより、K色トナーが補充用トナーとして現像部14Kに供給される。
なお、補給用トナーの供給時に必要な量のK色トナーを補給管83Kに送り込めれば良く、例えば補給ボトル80Kの回転数を制御することによりK色トナーの供給量を制御でるのであれば、トナーホッパー81Kを設けない構成をとることなどもできる。
他のY、M、C色用の補給部8Y、8M、8Cも同様の構成になっており、補給ボトル80Y、80M、80Cに収容されている補給用のY色トナー、M色トナー、C色トナーが、対応する色の現像部14Y、14M、14Cに、補給管83Y、83M、83Cを介して上記と同様の制御により補給されるようになっている。補給ボトル80Y〜80Kは、ユーザーが上カバー103(図1)を開放して上方から手を差し入れることによりユーザーにより旧のものから新品に交換する作業が容易に行えるように構成されている。
現像部14Y〜14Kは、上から下に14Y、14M、14C、14Kの順に並べられ、一方で補給ボトル80Y〜80Kは、下から上に80Y、80M、80C、80Kの順に並べられているので、対応する色同士の現像部と補給ボトルとを1本の補給管で繋ぐ場合に、それぞれの補給管を交差することなく、最短距離で繋ぐことができるようになる。
図5は、複数個の補給ボトルが上から下に80Y、80M、80C、80Kの順に列状に並ぶ構成において補給管83Y〜83Kを配管した場合の比較例1を示す図である。
同図に示すように、補給管83Y〜83Kは、それぞれが螺旋状に捩じられており、図4で示す実施例のように上下方向に近いもの同士を繋ぐ構成に比べて、工場などでの装置製造時における補給管の配管作業に手間がかかり容易ではないことが判る。
図6は、実施例と別の比較例2における補給管の配管の違いを模式的に示す図である。
同図に示すように実施例では、上下方向に沿って列状に並ぶ現像部14Y〜14Kを現像部群14Z、列状に並ぶ補給ボトル80Y〜80Kを補給ボトル群80Zとした場合、補給ボトル群80Zが現像部群14Zよりも上の位置で各群が上下に並ぶ関係を有する。
また、実施例では、現像部14Y〜14Kに上から下への並び順に番号(1〜4)を付し、1番目の現像部14Yと補給ボトル80Yとの距離をPy、2番目の現像部14Mと補給ボトル80Mとの距離をPm、3番目の現像部14Cと補給ボトル80Cとの距離をPc、4番目の現像部14Kと補給ボトル80Kとの距離をPkとしたとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかる、すなわちPy<Pm<Pc<Pkの関係を有するように配される構成になっている。
この実施例の配列をとれば、上下方向に沿って列状に並ぶ現像部14Y〜14Kに対し、補給ボトル80Y〜80Kの装置奥行方向における配置スペースを極力小さくすることができ、また補給管83Y〜83Kの配管を簡易にすることができる。
これに対し、比較例2では、図5に示す比較例1と補給ボトル80Y〜80Kの並び順を同じとしつつ、補給管83Y〜83Kを螺旋状に捩じることに代えて、対応する色同士の現像部と補給ボトルを最短距離で繋ぐ構成としている。
この比較例2の構成をとると、例えば補給管83Yと83Mについてみれば、その途中で交差(符号90で示す部分)することを避けるために、一方の補給管を他方の補給管から逃がすように配管を工夫する必要が生じ、配管に手間がかかる。このことは、他の補給管83Mと83C、補給管83Cと83Kなどについても同様である。
従って、現像部14Y〜14Kの上下方向の並び順を基準に、補給ボトル80Y〜80Kの上下方向の並び順を現像部とは逆順に、すなわち上からN(1以上の整数)番目の現像部については、下からN番目の補給ボトルが当該現像部に対応する補給ボトルになるように位置関係を決めることにより、複数個の補給ボトルの装置奥行方向における配置スペースの狭小化かつ複数本の補給管の配管の容易化を実現できる。
なお、補給管83Y〜83Kの長さは、83Yが最短で、続いて83M、83Cの順に長くなり、83Kが最長になるので、Y〜K色ごとに、補給用トナーの補給開始から補給用トナーが現像部に到達するまでに要する時間(補給用トナー移動時間)が若干異なる。
具体的には、Y色の補給用トナー移動時間が最も短く、K色の補給用トナー移動時間が最も長くなる。この補給用トナー移動時間が異なることを考慮して、次のような補給制御をすることが望ましい。
すなわち、補給用トナーの補給は、Y〜K色ごとに、現像部14Y〜14K内のトナーの量または濃度をトナー検出センサー19Y〜19Kにより一定の時間間隔(検出間隔)Tごとに検出して、検出されたトナーの量または濃度が規定量に至っていなければ補給を継続し、至っていれば補給を停止することにより行われる。
検出間隔Tは、これを短くしすぎると、補給に必要な量の補給用トナーが補給管を通過している途中で、次の検出タイミングT1に至り、その補給管を通過中のトナー量の補給で本来の規定量になるところ、その検出タイミングT1の時点で現像部まで到着していなかったために、現像部内のトナーの量または濃度が未だ規定量に至っていない(不足している)と判断して、本来必要ではないはずの、さらなる追加のトナー補給を実行してしまい、現像部への補給用トナーの補給量が多すぎることが生じるおそれがある。
逆に検出時間Tを長くしすぎると、全体の補給時間が長くなって、例えば補給用トナーの補給中であるためにプリント動作を一時停止させる制御を行う場合に、その停止時間が長くなりすぎてしまう。
このことから検出間隔Tを、必要な量の補給用トナーの補給を行いつつ全体の補給時間をできるだけ抑えられるように適した時間に決めれば良い。
一方で、上記のように補給管83Y〜83Kの長さが違いにより補給用トナー移動時間がY〜K色で異なる構成になっている。
そこで、補給用トナー移動時間がY色、M色、C色、K色の順に長くなることから、検出時間Tも、最上位の現像部14Yから最下位の現像部14Kにかけてその並び順に長くなる時間、すなわちY色、M色、C色、K色の順に長い時間に設定することが好ましい。
例えば、K色の検出時間TをY色と同程度にすれば、上記のように補給用トナー(K色トナー)の現像部14Kへの補給量が過多になり易くなるからである。このような補給制御は、第2コントロール基板9b(制御手段)により実行される。
Y〜K色の補給用トナー移動時間に差異があっても補給用トナーの補給量の過多などが生じない場合には、検出時間TをY〜K色で同じ時間に設定する構成としても良い。
また、上記では、補給管83Y〜83K内におけるY〜K色トナーの搬送をトナー粒子の自重により落下することにより行う構成例を説明したが、これに限られず、例えば補給管内に細長い可撓性の搬送スクリューを通して、その搬送スクリューをモーターなどで回転駆動することにより、その駆動力で搬送する構成をとることもできる。
この構成をとる場合、例えば補給管83Y〜83K内における補給用トナーの搬送速度を83Yが最も遅く、83M、83Cの順に速くなり、83Kが最速になるように設定すれば、Y〜K色ごとに補給開始から補給用トナーが現像部に到達するまでに要する時間を同程度にすることができ、トナー補給に要する時間の色ごとのばらつきを抑制することができる。
(2−4)その他の構成
図2に戻って、第1コントロール基板9aは、PC3からの画像データをY〜K色の画像を形成するための画像データに変換して、変換した画像データを第2コントロール基板9bに送る。
第2コントロール基板9bは、第1コントロール基板9aからの画像データに基づき、画像形成部5〜トナー補給部8を統括的に制御して画像形成動作を円滑に実行させる。
また、 第2コントロール基板9bは、現像部14Y〜14Kに設けられたトナー検出センサー19Y〜19の検出信号に基づき、現像部14Y〜14K内の現像剤を上記の検出間隔Tごとに検出する。そして、現像部14Y〜14K内のトナーが画像形成により消費されて規定量よりも少なくなったことを検出すると、トナー補給部8Y〜8Kのうち、検出された色に対応するトナー補給部に対して補給用トナーの補給を指示する。
ここでは、対応する色用のボトル回転モーターとホッパーモーターを回転駆動させる。必要な量のトナーが補給されたことが検出されると、その補給を停止させる。
電源基板9cは、プリント部2とPC3とディスプレイ装置110などの各部材に必要な電力を供給する。
(3)まとめ
以上説明したように、(a)上下方向に沿って列状に並ぶ現像部14Y〜14Kからなる現像部群14Zよりも上に、上下方向に沿って列状に並ぶ補給ボトル80Y〜80Kからなる補給ボトル群80Zを上下に並べつつ、(b)現像部14Y〜14Kのそれぞれに上から下にその並び順に番号を付し、補給ボトル80Y〜80Kのそれぞれに下から上にその並び順に番号を付したとき、現像部ごとに、同じ番号の補給ボトルが、対応する色の補給ボトルになるように、現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kが配される構成をとることにより、現像部群14Zの横に補給ボトル群80Zを並べる従来構成に比べて装置の奥行寸法の小型化と補給管の配管の容易化の両方を図ることができる。
なお、上記では、露光部13Y〜13Kを覆うカバー13aを設ける構成例を説明したが、これに限られない。例えば、埃等の侵入が画質に影響を与えない程度のものであるなどカバー13aを設けない構成をとることもできる。また、露光部13Y〜13Kが別々に設けられる構成に限定されず、例えば1つの走査光学系においてY〜K色用のレーザー光LY〜LKを発する構成であっても良い。
<実施の形態2>
上記実施の形態1では、補給ボトル80Y〜80Kが上下方向に沿って列状に並ぶ配置例を説明したが、本実施の形態2では、補給ボトル80Y〜80Kが装置奥行方向に沿って列状に並ぶ構成としており、この点で実施の形態1と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については同符号を付すものとする。
(実施例A)
図7は、実施の形態2に係る現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kの構成例を示す概略斜視図であり、現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kに関係する部材だけ示し、その他は図示を省略している。
同図に示すように現像部14Y〜14Kは、上下方向に沿って列状に並ぶ構成になっており、実施の形態1と同じであるが、補給ボトル80Y〜80Kは、現像部群14Zよりも上であり、水平方向に沿った横姿勢かつ装置奥行方向に沿って列状に並ぶ構成になっている。なお、現像部14Y〜14Kも補給ボトル80Y〜80Kもその長手方向が感光体ドラム11Y〜11Kの回転軸方向に沿うようにして配列される。
補給ボトル80Y〜80Kの並び順は、装置奥行方向一方端側から他方端側にかけて、80C、80Y、80M、80Kの順になっており、対応する色同士の現像部と補給ボトルとが補給管83Y〜83Kにより接続されている。
図8(a)は、図7に示す現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kを矢印Eで示す方向から見たときの実施例Aにおける現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kの位置関係を示す模式図であり、図8(b)は、比較例Aにおける現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kの位置関係を示す模式図である。
図8(a)に示すように上下方向に沿って列状に並ぶ現像部14Y〜14Kを通る仮想の線を第1仮想ライン201、装置奥行方向に沿って列状に並ぶ補給ボトル80Y〜80Kを通る仮想の線を第2仮想ライン202としたとき、第1仮想ライン201と第2仮想ライン202が交差し、その交差位置203が補給ボトル80Yと80Mの間の位置であり、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80Y、80M、80C、80Kの順になっている。
一方で、現像部14Y〜14Kは、その並び順が交差位置203に近い順から14Y、14M、14C、14Kの順になっている。
つまり、最上位の1番目の現像部14Yについては、交差位置203に最も近い1番目の補給ボトル80Yが現像部14Yに対応する色の補給ボトルになる。上から2番目の現像部14Mに対して、2番目に交差位置203に近い補給ボトル80Mが、上から3番目の現像部14Cに対して、3番目に交差位置203に近い補給ボトル80Cが、上から4番目の現像部14Kに対して、交差位置203から最も遠い4番目の補給ボトル80Kがそれぞれの現像部に対応する補給ボトルになる。
すなわち、上からN(1以上の整数)番目の現像部については、交差位置203からの距離がN番目に近い補給ボトルが当該現像部に対応する補給ボトルになるように位置関係を決めることにより、対応する色同士の現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kとを補給管83Y〜83Kにより最短経路で繋ぐことができ、補給用トナーが自由落下し易くなるように補給管83Y〜83Kの角度を立てる(鉛直方向により近い角度にする)ことができるようになって、補給用トナーの供給をより円滑に行えるようになる。
このような現像部と補給ボトルの位置関係は、現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離がPy<Pm<Pc<Pkを満たすような関係、すなわち、現像部14Y〜14Kを上から下にその並び順に番号を付したとき、現像部ごとに、その番号が大きくなるに連れて、現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるような関係と捉えることができる。
これに対し、図8(b)に示す比較例Aは、現像部14Y〜14Kの並び方が実施例Aと同じであるが、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80M、80C、80Y、80Kの順になっており、実施例Aとは異なっている。
比較例Aの並び順とした場合、補給管を最短距離で繋ごうとすると、同図の例のように現像部14Mと補給ボトル80Mを結ぶ最短経路の途中を補給管83Yが横切る(干渉する)ので、補給管83Mを83Yから迂回させるべく、補給管83Mの途中を屈曲させる配管を行う必要が生じ(符号210で示す部分)、配管が面倒になる。
実施例Aと比較例Aの違いは、補給ボトル80Y〜80Kの並び順であり、実施例Aのように補給ボトル80Y〜80Kの並び順を決めることにより、補給管83Y〜83Kをその途中で交差することなく最短経路で容易に配管をすることができる。
図8では、上下方向に沿って列状に並ぶ現像部14Y〜14Kからなる現像部群14Zが装置奥行方向に沿って列状に並ぶ補給ボトル80Yと80Mの間の位置203の直下に配される構成例を説明したが、例えば現像部群14Zが補給ボトル80Yの直下に配される構成とすることもできる。
(実施例B)
図9は、現像部群14Zが補給ボトル80Yの直下に配される構成における現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kの位置関係を示す模式図であり、(a)は実施例Bを、(b)は比較例Bを示している。
図9(a)に示すように実施例Bでは、第1仮想ライン201と第2仮想ライン202の交差位置203が補給ボトル80Yの配置位置に一致し、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80Y、80M、80C、80Kの順になっている。現像部14Y〜14Kは、その並び順が図8と同様に交差位置203に近い順から14Y、14M、14C、14Kの順になっている。
このように実施例Bでも、図8(a)に示す実施例Aと同様に、上からN番目の現像部については、交差位置203からの距離がN番目に近い補給ボトルが当該現像部に対応する補給ボトルになるように配置されている。これにより、補給管83Y〜83Kをその途中で交差することなく最短経路で配管することができる。
一方、図9(b)に示す比較例Bでは、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80M、80C、80Y、80Kの順になっており、例えば現像部14Mと補給ボトル80Mを結ぶ最短経路の途中を補給管83Yが横切ってしまうので、補給管83Mの途中を屈曲させる配管(符号220で示す部分)を行う必要が生じる。
図9(a)では、補給ボトル80Y〜80Kのうち、装置奥行方向一方端側から2個目の補給ボトル80Yの直下に現像部群14Zを配置する構成例としたが、例えば3個目の補給ボトルの直下に現像部群14Zを配置する構成とすることもできる。
(実施例C)
図10(a)は、装置奥行方向一方端側から3個目の補給ボトルの直下に現像部群14Zを配置する構成における現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kの位置関係を示す模式図であり、(a)は実施例Cを、(b)は比較例Cを示している。
図10(a)に示すように実施例Cでは、第1仮想ライン201と第2仮想ライン202の交差位置203が補給ボトル80Yの配置位置に一致し、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80Y、80M、80C、80Kの順になっている。現像部14Y〜14Kの並び順は、上記と同じである。
このように実施例Cでも、図8(a)の実施例Aと図9(a)の実施例Bと同様に、上からN番目の現像部については、交差位置203からの距離がN番目に近い補給ボトルが当該現像部に対応する補給ボトルになるように配置されている。これにより、補給管83Y〜83Kをその途中で交差することなく最短経路で配管することができる。
一方、図10(b)に示す比較例Cでは、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80C、80K、80M、80Yの順になっており、例えば現像部14Mと補給ボトル80Mを結ぶ最短経路の途中を補給管83Yが横切ってしまうので、補給管83Mの途中を屈曲させる配管(符号230で示す部分)を行う必要が生じる。
従って、図8〜図10の実施例A〜Cに示すように、現像部群14Zよりも上に、列状に並ぶ複数個の補給ボトル80Y〜80Kからなる補給ボトル群80Zを配置し、かつ、交差位置203からの距離がN番目に近い現像部と補給ボトルとが同じ色のものになるように対応付けることにより、装置の奥行寸法の小型化と補給管の配管の容易化の両方を図ることができる。
なお、上記の実施例Aでは、第1仮想ライン201と第2仮想ライン202の交差位置203が補給ボトル80Yと80Mの間に位置し、実施例B,Cでは、交差位置203が補給ボトル80Yの位置に一致するとしたが、交差位置203と補給ボトル80Y〜80Kの位置関係が上記に限られることはない。
装置の奥行寸法の小型化には、実施例Aのように装置奥行方向に沿って列状に並ぶ4個の補給ボトル80Y〜80Kのうち、その両端側の補給ボトルを除く中央寄りの2個の補給ボトル80Y、80Kの間の位置、例えば2等分する位置の直下に現像部群14Zが位置するような位置関係が好ましい。
また、装置構成によって、実施例B、Cのように装置奥行方向中央寄りの2個の補給ボトルのうち、一方の補給ボトル80Yの直下に現像部群14Zが位置するような位置関係としても、従来のように現像部群14Zの右横に4個の補給ボトルを配置する構成に比べて、装置の奥行寸法の小型化を実現できる。
(実施例D、E)
さらに、補給ボトル80Y〜80Kと現像部群14Zとの位置関係を例えば図11に示す実施例Dや図12に示す実施例Eのような位置関係とすることもできる。
図11に示す実施例Dでは、第1仮想ライン201と第2仮想ライン202の交差位置203が装置奥行方向一方端の補給ボトル80Mとその隣の補給ボトル80Yとの間の位置になり、補給ボトル80Y〜80Kの並び順が交差位置203に近い順から80Y、80M、80C、80Kの順になっている。現像部14Y〜14Kの並び順は、上記の実施例Aなどと同じである。
実施例Dの構成でも、実施例A〜Cと同様に補給管83Y〜83Kをその途中で交差することなく最短経路で配管することができる。
図12に示す実施例Eでも実施例Dと同じことがいえる。
上記の実施例A〜Eを含む補給ボトルと現像部群との位置関係をまとめると、(a)補給ボトル群80Kが現像部群14Zよりも上に位置し、(b)現像部14Y〜14Kの並び方向と補給ボトル80Y〜80Kの並び方向とが交差し、(c)補給ボトル80Y〜80Kのうち、現像部14Y〜14Kを結ぶ第1仮想ライン201と補給ボトル80Y〜80Kを結ぶ第2仮想ライン202との交差位置203から最も近い補給ボトルが並び方向両端の補給ボトルではなく、(d)現像部14Y〜14Kのそれぞれに上から下にその並び順に番号を付し、補給ボトル80Y〜80Kのそれぞれに交差位置203から近いものから順に番号を付したとき、現像部ごとに、同じ番号の補給ボトルが当該現像部に対応する色の補給ボトルになるように、現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kが配されるという条件を満たせば良いことになる。
上記のような条件を満たす位置関係であれば、第2仮想ライン202が第1仮想ライン201と直交することには限られず、例えば第2仮想ライン202が水平ではなく、装置奥行方向の一方端側が他方端側よりも下になるような傾斜姿勢になる構成をとることも可能である。
図13は、第2仮想ライン202が傾斜姿勢になる場合の補給ボトル80Y〜80Kと現像部群14Zとの位置関係の例を示す模式図である。
この構成をとれば、現像部群14Zに対する補給ボトル80Y〜80Kのそれぞれの高さ位置が装置奥行方向に沿ってその傾斜角に応じた分、異なることになる。装置内部における補給ボトルの設置スペースの奥行寸法に余裕がないような場合に有利になる。
なお、上記では、Y〜K色用の4個の現像部14Y〜14Kと4個の補給ボトル80Y〜80Kを設ける例を説明したが、4色に限られない。
例えば、異なる3色または5色以上のトナー像を多重転写することによりカラー画像を形成する構成にも適用できる。例えば、3色の場合、異なる色用の3個の現像部と3個の補給ボトルが設けられ、6色の場合、異なる色用の6個の現像部と6個の補給ボトルが設けられる。
補給ボトルの個数Qが2以上の偶数の場合、Q個の補給ボトルのうち、その並び方向一方端から(Q/2)個目の補給ボトルと〔(Q/2)+1〕個目の補給ボトルの間の位置の直下に最上位の現像部を配する構成をとることができる。この構成は、例えばQ=4の場合、図8(a)に示す実施例Aの構成に相当し、(Q/2)個目の補給ボトルが80Y、〔(Q/2)+1〕個目の補給ボトルが80Mになる。
一方、補給ボトルの個数Qが3以上の奇数の場合、Q個の補給ボトルのうち、その並び方向一方端から〔(Q+1)/2〕個目の補給ボトルの直下に最上位の現像部を配する構成をとることができる。例えば、Q=3の場合、〔(Q+1)/2〕個目の補給ボトルは、3つの補給ボトルのうち、並び方向中央の補給ボトルになる。
<変形例>
(1)上記実施の形態では、作像ユニット10Y、10M、10C、10Kを上からこの順に配置するとしたが、配置順はこれに限られず、例えば逆順とすることもできる。作像ユニットの配置順に応じて補給ボトルの配置順を決めることができる。
実施の形態1では、例えば、作像ユニット10K、10C、10M、10Yが上から下にこの順に配置される場合、補給ボトル80Y、80M、80C、80Kが上から下にこの順に配置される。
実施の形態2では、例えば実施例Aにおいて作像ユニット10K、10C、10M、10Yが上から下にこの順に配置される場合、4個の補給ボトルが装置奥行方向に80Y、80C、80K、80Mの順または80Y、80K、80C、80Mの順に配置される。
また、例えば実施例B、Cにおいて作像ユニット10K、10C、10M、10Yが上から下にこの順に配置される場合、4個の補給ボトルが装置奥行方向に80Y、80C、80K、80Mの順または80Y、80M、80K、80Cの順に配置される。
このように補給ボトル群80Zが現像部群14Zよりも上に位置し、かつ、複数個の現像部14Y〜14Kを上から下に並び順に番号を付したとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるように現像部14Y〜14Kと補給ボトル80Y〜80Kとの位置関係が決められていれば良い。
(2)上記実施の形態では、補給ボトル80Y〜80Kをその長手方向が水平になった横姿勢で配置する構成例を説明したが、これに限られず、例えば水平の状態から開口88側を少し下げた斜めの姿勢などの配置とすることもできる。また、補給ボトル80Y〜80Kの形状を長尺の円筒形状とする例を説明したが、長尺や円筒に限られず、他の形状であっても良い。
また、実施の形態1では、上下に並ぶ4個の補給ボトル80Y〜80Kが装置奥行方向にずれることなく一直線上に配列される構成としたが、上下方向に沿って列状に並ぶ構成であれば、装置小型化と配管の容易化を図れることからすれば、例えば4個の補給ボトル80Y〜80Kのそれぞれが装置奥行方向に多少ずれるような構成であっても良い。このことは実施の形態2についても同様である。
(3)上記実施の形態では、像担持回転体としての感光体ドラム11Y〜11K上に作像されたY〜K色のトナー像を中間転写ベルトなどの中間転写体に多重転写し(一次転写)、中間転写体上の各色トナー像をシート上に一括して転写(二次転写)する中間転写体方式の構成例を説明したが、これに限られない。作像ユニット10Y〜10Kが上下方向に沿って列状に並ぶ構成であれば適用することができる。
例えば、中間転写ベルトに代えて搬送ベルトを配置し、感光体ドラム11Y〜11K上のY〜K色のトナー像を、搬送ベルトで搬送されるシート上に順次、直接的に多重転写していく直接転写方式にも適用することができる。
また、装置正面視において作像ユニット10Y〜10Kを感光体ドラム11Y〜11Kの回転軸が装置幅(左右)方向に沿った方向(装置奥行方向に直交する方向)に向くように配置するとしたが、これに限られない。装置構成によっては、例えば感光体ドラム11Y〜11Kの回転軸が装置奥行方向に沿う方向に配置される場合もあり得る。
(4)上記実施の形態では、Y〜Kの4色のトナー像によるカラー画像を形成する構成例を説明したが、この4色に限られず、2以上の異なる色の画像を形成する複数個の現像部と、複数個の現像部に補給用現像剤を供給するための複数個の補給ボトルを備える画像形成装置に適用することができる。
また、画像形成装置としては、例えばプリンター、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)等などに適用できる。また、実施の形態では、装置筐体101の上部に大型のディスプレイ装置110が配置される構成例を説明したが、このようなディスプレイ装置110を有していない画像形成装置にも適用できる。
さらに、補給用現像剤としてトナーを用いる例を説明したが、トナーに限られず、例えば、いわゆるトリクル現像方式を採用する場合にはトナーとキャリアが一定の割合で混合されてなる現像剤を補給用現像剤とすることもできる。
また、上記実施の形態及び上記変形例の内容を可能な限りそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、カラー画像を形成する画像形成装置に適用できる。
1 画像形成装置
5 画像形成部
8 トナー補給部
10Y、10M、10C、10K 作像ユニット
11Y、11M、11C、11K 感光体ドラム
14Y、14M、14C、14K 現像部
14Z 現像部群
19Y、19M、19C、19K トナー検出センサー
80Y、80M、80C、80K 補給ボトル
80Z 補給ボトル群
83Y、83M、83C、83K 補給管
101 装置筐体
110 ディスプレイ装置
201 上下方向に沿って列状に並ぶ複数個の現像部を結ぶ第1仮想ライン
202 列状に並ぶ複数個の補給ボトルを結ぶ第2仮想ライン
203 第1仮想ラインと第2仮想ラインの交差位置
Py、Pm、Pc、Pk 現像部とこれに対応する色の補給ボトルとの間の距離
T 検出間隔

Claims (9)

  1. 色の異なる現像剤を収容する複数個の現像部が上下方向に沿って列状に並べられ、前記複数個の現像部によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    前記複数個の現像部のそれぞれに補給するための補給用現像剤を収容する列状に並ぶ複数個の補給ボトルと、
    前記複数個の補給ボトルのそれぞれから補給用現像剤を対応する色の現像部に供給するための複数本の補給管と、
    を備え、
    前記複数個の現像部のそれぞれと前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、長尺状であり、全てについて長手方向の向きが同じであり、
    前記複数本の補給管のそれぞれが、対応する前記現像部と前記補給ボトルとに対して前記長手方向の同じ一方端側に配置され、さらに前記複数個の現像部のそれぞれについて、および前記複数個の補給ボトルのそれぞれについて、前記補給管が配置されている側と同じ前記一方端側の端部の当該長手方向における位置が揃っており、
    前記複数個の補給ボトルからなる補給ボトル群が前記複数個の現像部からなる現像部群よりも上に位置し、かつ、前記複数個の現像部のそれぞれに上から下にその並び順に番号を付したとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるように、前記複数個の現像部と前記複数個の補給ボトルとが配されており、
    前記複数個の現像部は、3個以上であり、
    前記複数個の補給ボトルは、3個以上であり、
    前記複数個の現像部の並び方向と前記複数個の補給ボトルの並び方向とが交差し、
    前記複数個の補給ボトルのうち、前記複数個の現像部を通る第1仮想ラインと前記複数個の補給ボトルを通る第2仮想ラインの交差位置から最も近い補給ボトルが前記並び方向両端の補給ボトルではなく、
    前記複数個の補給ボトルのそれぞれに前記交差位置に近いものから順に番号を付したとき、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、同じ番号の補給ボトルが前記対応する色の補給ボトルになっていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数個の現像部のうち、最上位の現像部は、
    前記補給ボトルの個数Qが偶数の場合、前記並び方向一方端から(Q/2)個目の補給ボトルと〔(Q/2)+1〕個目の補給ボトルの間の位置の直下に配され、
    前記補給ボトルの個数Qが奇数の場合、前記並び方向一方端から〔(Q+1)/2〕個目の補給ボトルの直下に配されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数個の現像部のそれぞれに設けられ、当該現像部に収容されている現像剤を検出する検出手段と、
    前記複数個の現像部のそれぞれごとに、当該現像部に収容されている現像剤を前記検出手段により検出間隔Tごとに検出し、その検出結果に基づき、対応する色の補給ボトルからの補給用トナーの補給開始と補給停止を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記検出間隔Tは、
    前記複数個の現像部のそれぞれごとに、最上位の現像部から最下位の現像部にかけてその並び順に長くなる時間に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 色の異なる現像剤を収容する複数個の現像部が上下方向に沿って列状に並べられ、前記複数個の現像部によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    前記複数個の現像部のそれぞれに補給するための補給用現像剤を収容する列状に並ぶ複数個の補給ボトルと、
    前記複数個の補給ボトルのそれぞれから補給用現像剤を対応する色の現像部に供給するための複数本の補給管と、
    前記複数個の現像部のそれぞれに設けられ、当該現像部に収容されている現像剤を検出する検出手段と、
    前記複数個の現像部のそれぞれごとに、当該現像部に収容されている現像剤を前記検出手段により検出間隔Tごとに検出し、その検出結果に基づき、対応する色の補給ボトルからの補給用トナーの補給開始と補給停止を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記複数個の現像部のそれぞれと前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、長尺状であり、全てについて長手方向の向きが同じであり、
    前記複数本の補給管のそれぞれが、対応する前記現像部と前記補給ボトルとに対して前記長手方向の同じ一方端側に配置され、さらに前記複数個の現像部のそれぞれについて、および前記複数個の補給ボトルのそれぞれについて、前記補給管が配置されている側と同じ前記一方端側の端部の当該長手方向における位置が揃っており、
    前記複数個の補給ボトルからなる補給ボトル群が前記複数個の現像部からなる現像部群よりも上に位置し、かつ、前記複数個の現像部のそれぞれに上から下にその並び順に番号を付したとき、その番号が大きくなるに連れて、その現像部と対応する色の補給ボトルとの間の距離が遠ざかるように、前記複数個の現像部と前記複数個の補給ボトルとが配されており、
    前記検出間隔Tは、
    前記複数個の現像部のそれぞれごとに、最上位の現像部から最下位の現像部にかけてその並び順に長くなる時間に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記複数個の現像部は、3個以上であり、
    前記複数個の補給ボトルは、3個以上であり、
    前記複数個の現像部の並び方向と前記複数個の補給ボトルの並び方向とが交差し、
    前記複数個の補給ボトルのうち、前記複数個の現像部を通る第1仮想ラインと前記複数個の補給ボトルを通る第2仮想ラインの交差位置から最も近い補給ボトルが前記並び方向両端の補給ボトルではなく、
    前記複数個の補給ボトルのそれぞれに前記交差位置に近いものから順に番号を付したとき、前記複数個の現像部のそれぞれごとに、同じ番号の補給ボトルが前記対応する色の補給ボトルになっていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数個の現像部のうち、最上位の現像部は、
    前記補給ボトルの個数Qが偶数の場合、前記並び方向一方端から(Q/2)個目の補給ボトルと〔(Q/2)+1〕個目の補給ボトルの間の位置の直下に配され、
    前記補給ボトルの個数Qが奇数の場合、前記並び方向一方端から〔(Q+1)/2〕個目の補給ボトルの直下に配されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記補給管は、
    前記補給ボトルからの補給用現像剤を自重で落下させることにより前記現像部に供給することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数個の現像部のそれぞれに対応して設けられた複数の像担持回転体を備え、
    前記複数個の現像部のそれぞれは、
    対応する像担持回転体上の潜像を現像剤で現像し、当該像担持回転体の回転軸方向に沿って長尺状に形成され、
    前記複数個の補給ボトルのそれぞれは、
    対応する現像部の長手方向に沿って長尺状に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 装置筐体と、
    ディスプレイ装置と、をさらに備え、
    前記ディスプレイ装置は、
    前記装置筐体を上部と下部に分けたとき当該上部の装置正面側に配置され、
    前記複数個の現像部は、
    前記装置筐体の下部の内部空間に配置され、
    前記複数個の補給ボトルは、
    前記装置筐体の上部の、前記ディスプレイ装置よりも装置背面側の内部空間に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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