JP6173342B2 - 特定のアクリル系ポリマー及びシリコーンコポリマーを含む組成物、並びにそれを用いてケラチン繊維を処理する方法 - Google Patents

特定のアクリル系ポリマー及びシリコーンコポリマーを含む組成物、並びにそれを用いてケラチン繊維を処理する方法 Download PDF

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Description

本発明は、特定のアクリル系ポリマーの粒子の水性分散物及び直鎖状シリコーンブロックコポリマーを含む、ケラチン繊維を処理するための非着色性組成物に関し、更に、前記組成物を用いてケラチン繊維を処理する方法にも関する。
毛髪は、光及び悪天候等の外的大気作用因の作用によって、並びにブラッシング、櫛を通すこと、脱色すること、パーマネントウェーブをかけること、及び/又は染色すること等の機械的又は化学的な処理によって、一般に損傷され、脆弱になる。この結果、多くの場合、毛髪は扱いにくくなり、特に、もつれやすくなり又はスタイリングしにくくなり、且つ毛髪の頂部について、更には毛髪の厚い頂部についてさえ、毛髪が、ハリ、ボリューム及びコシを欠くことに起因して、魅力的なスタイルを維持することに苦労する。
毛髪におけるこの劣化は、1種又は複数の染料前駆体及び1種の酸化剤を毛髪に塗布することから成る、長持ちする毛髪着色処理を繰り返すことによって、更に進む。
そのため、これを克服するために、とりわけ、量感(body、ボディ)、かさ又はボリュームを毛髪に与えることによって適当な状態に整え得るスタイリング製品を使用するのが、今は普通である。
これらのスタイリング製品は、一般に、特に毛髪を適当な状態に整えるために又は特定の光学的性質を毛髪に与えるために、毛髪に対して強力な親和性があって、毛髪の表面の性質を修飾する目的で毛髪の表面上に皮膜を形成する機能を普通有する、1種又は複数のポリマーを含んだ毛髪用化粧用組成物である。
これらの毛髪用組成物の使用に関連する1つの不都合は、こうした組成物によって与えられる美容効果が、とりわけ最初のシャンプー作業から開始して、消滅する傾向があるという事実にある。
この不都合を克服するために、一定のモノマーのラジカル重合を、毛髪上で直接実行することによって、ポリマーの付着した層の持続性の向上を想定することが可能である。しかしながら、こうして得られた処理剤は該繊維に劣化をもたらし、こうして処理された毛髪は、一般にもつれやすい。
更に、シアノアクリレート型の求電子性モノマーを含む組成物を用いて毛髪を被覆することが既知であり、詳細には仏国特許第2833 489号にある。このような組成物は、完全に被覆されてべたべたしない毛髪を得ることを可能にする。しかしながら、該コーティングを得るには、求電子性モノマーの反応性に起因して、特定の作業条件が必要である。更に、これらの求電子性モノマーで得たコーティングは、皮脂等の脂肪物質でべたべたしたものになる。
また、特に欧州特許第2 095 810号の文献から、感圧型付着性シリコーンコポリマー(BioPSAの名称の方が知られている)を含んだ組成物を塗布することによって、ケラチン繊維上の付着した層の持続性を改善することも既知である。これらのコポリマーで得る感触は、一般にべたべたしたものである。このタイプの組成物で処理された毛髪は、少しざらざらしていて、完全に自然ではない感触を呈する。更に、このタイプの組成物の塗布は、時間がかかり、持続性のあるコーティングを得ようとすると、室温を超える温度での、例えばヘアードライヤーでの、完全な乾燥の工程を要する。
国際公開第92/21316号には、シリコーン及びラテックスをベースとする組成物が記載されている。しかしながら、この文献の組成物から得られる結果は、コーティング効果及び該性質の持続性という点で、詳細にはシャンプー作業に関して、満足のいくものではない。
その上、ヘアートリートメント製品(ジェル、シャンプー、ヘアーケア製品又はコンデショニング製品)は、一般に香りがあるが、毛髪の頂部のフレグランスは非常に限られた持続性しか呈さず、フレグランスは一般に数分後に消えていき、最良の事例でも数時間後には消えていく。
仏国特許第2833 489号 欧州特許第2 095 810号 国際公開第92/21316号 欧州特許第A-874017号 欧州特許第A-1400234号
CTFA(第6版、1995年) 「Mineralogie des argiles (Mineralogy of Clays)」、S. Caillere、S. Henin及びM. Rautureau、第2版、1982年、Masson 「Perfumes」、William L. Schreiber、The Encyclopedia of Chemical Technology第4版、第18巻、171〜201頁、Kirk-Othmer、1996年
したがって、本発明の目的は、皮脂等の脂肪物質に対して良好な耐性を呈しつつ、べたべたした性質を展開せずに、シャンプー作業に対して及び毛髪が受けることがある種々の攻撃(詳細にはブロー乾燥作業及び発汗)に対して持続性のあるコーティングを得ることを可能にする、ケラチン繊維を処理するための、詳細には毛髪等のヒトのケラチン繊維を処理するための組成物を開発することであり、更にこのコーティングは、ケラチン繊維上で均質で滑らかであり、ケラチン繊維を完全に1本1本離れた状態のままにする。
この目的は、本発明で達成され、したがって、本発明の1つの主題は、少なくとも1種のハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマーの少なくとも1種の粒子の水性分散物及び少なくとも1種の直鎖状シリコーンブロックコポリマーを含む、非着色性処理組成物である。
本発明の別の主題は、ケラチン繊維を処理する方法であって、該繊維ヘ本発明の組成物を塗布する工程と、塗布に続いて任意選択で該繊維を乾燥する工程とを含む方法である。
用語「少なくとも1つ」は、「1つ又は複数」を意味すると理解される。
用語「非着色性組成物」は、1種又は複数の着色剤を介して新しい色をケラチン繊維上に与えるのではない組成物を意味すると理解される。したがって、本発明による組成物は、そうした着色剤を含有せず、詳細には顔料も酸化染料も含有せず、また、該組成物が可溶性直接染料を含んでいる場合には、該組成物が、ケラチン繊維上に着色効果なしに着色されるような濃度(一般に0.005%未満)で、該染料を含む。
本発明の処理組成物は、ケラチン繊維の物理的な質を保ちながら、シャンプー作業に対して持続性があるコーティングを得ることを可能にする。こうしたコーティングは、繊維が受けることがある外的攻撃に対して、例えばブロー乾燥及び発汗に対して、とりわけ耐性がある。それは、特に、滑らかで均質な、付着した層を得ることを可能にする。本発明の組成物及び方法により、ヘアードライヤーで毛髪を乾燥させる必要なしに、持続性のあるコーティングが得られる。毛髪は、塗布後に開放空気中に置かれ、数秒後には持続性のあるコーティングが形成される。毛髪は、1本1本離れている。
用語「1本1本離れている繊維」は、該組成物の塗布及び乾燥の後、一緒にくっつくことがなく(又は全てが互いに離れている)、そのため塊を形成せず、実際に1本1本の繊維の周りにコーティングが形成されている繊維を意味すると理解される。
ハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマーの粒子の水性分散物
用語「ポリマー」は、本発明の意味の中では、1つ又は複数の単位(これらの単位は、モノマーとして知られる化合物から生じる)の繰り返しに相当する化合物を意味すると理解される。この単位は、少なくとも2回繰り返され、好ましくは少なくとも3回繰り返される。
用語「皮膜形成性ポリマー」は、それ自体が単独で又は追加の皮膜形成剤の存在下で、支持体上に、詳細にはケラチン物質上に、巨視的に見て連続的な皮膜、好ましくは粘着性のある皮膜を形成できるポリマーを意味すると理解される。
用語「疎水性ポリマー」は、水中溶解度が、25℃で1質量%未満であるポリマーを意味すると理解される。
分散物は、組成物の水性媒体中の単純な分散物とすることができる。分散物の具体的な事例として、ラテックスを挙げることができる。
用語「ハイブリッドアクリル系ポリマー」は、本発明の意味の中では、少なくとも1つの(メタ)アクリル酸基を有するモノマー及び/又はこれらの酸モノマーのエステル及び/又はこれらの酸モノマーのアミドから選ばれる少なくとも1種の化合物(i)から、並びに化合物(i)以外の少なくとも1種の化合物(ii)、即ち(メタ)アクリル酸基及び/又はこれらの酸モノマーのエステル及び/又はこれらの酸モノマーのアミドを含んでいない少なくとも1種の化合物(ii)から合成されたポリマーを意味すると理解される。
(メタ)アクリル酸エステル[(メタ)アクリレートとしても知られる]は、有利には、アルキル(メタ)アクリレートから選ばれ、詳細には、C1〜C30、好ましくはC1〜C20、より良好にはC1〜C10のアルキル(メタ)アクリレート、アリール(メタ)アクリレート、特定すればC6〜C10アリール(メタ)アクリレート、又はヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、とりわけC2〜C6ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる。
アルキル(メタ)アクリレートの中で挙げることができるのは、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート又はシクロヘキシルメタクリレートである。
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの中で挙げることができるのは、ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート又は2-ヒドロキシプロピルメタクリレートである。
アリール(メタ)アクリレートの中で挙げることができるのは、ベンジルアクリレート及びフェニルアクリレートである。
とりわけ好ましい(メタ)アクリル酸エステルは、アルキル(メタ)アクリレートである。
本発明によれば、該エステルのアルキル基は、フッ素化されているか、全フッ素化されているかのいずれかとすることができ、つまり、アルキル基の水素原子の幾つか又は全てが、フッ素原子で置き換えられている。
酸モノマーのアミドとして挙げることができるのは、例えば、(メタ)アクリルアミド、特にN-アルキル(メタ)アクリルアミド、特定するとN-(C2〜C12アルキル)(メタ)アクリルアミドである。N-アルキル(メタ)アクリルアミドの中で挙げることができるのは、N-エチルアクリルアミド、N-(t-ブチル)アクリルアミド、N-(t-オクチル)アクリルアミド及びN-ウンデシルアクリルアミドである。
化合物(i)以外の化合物(ii)として挙げることができるのは、例えばスチレンモノマーである。
詳細には、アクリル系ポリマーは、スチレン/アクリレートコポリマーとすることができ、特に、少なくとも1つのスチレンモノマーと、少なくとも1つのC1〜C20及び好ましくはC1〜C10アルキルアクリレートとの重合から生じるコポリマーから選ばれるポリマーとすることができる。
本発明で使用され得るスチレンモノマーとして挙げることができるのは、スチレン、又はα-メチルスチレンであり、好ましくはスチレンである。
C1〜C10アルキルアクリレートモノマーは、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル又はアクリル酸2-エチルヘキシルから選ぶことができる。
スチレンモノマーで合成されたアクリル系ポリマーとして挙げることができるのは、BASF社によりJoncryl 77の名称で、Akzo Nobel社によりYodosol GH41Fの名称で、及びInterpolymer社によりSyntran 5760 CGの名称で販売されている、スチレン/アクリレートコポリマーである。
化合物(ii)として挙げることができるのは、不飽和の化合物のラジカル重合以外の方法により相互作用する化合物、又はこうした方法から生じる化合物である。こうした方法は、例えば重縮合とすることができる。重縮合として挙げることができるのは、ポリウレタン、ポリエステル又はポリアミドの形成である。アクリル系モノマー又はモノマーに加えて、本発明のハイブリッド疎水性皮膜形成性ポリマーは、その場合、濃縮方法から生じる化合物、又は多重合方法において相互作用する化合物を含有することになる。
このタイプの皮膜形成性ハイブリッドアクリル系コポリマーとして挙げることができるのは、Air Products and Chemicals社により参照名Hybridur 875 Polymer Dispersionで販売されている製品である。
また、ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系コポリマーとして、Dow社により参照名Primal HG 1000で販売されている製品も使用することができる。
特定の一実施形態によれば、ハイブリッド皮膜形成性アクリル系ポリマーは、少なくとも1種のスチレンモノマー及び少なくとも1種の(メタ)アクリル酸エステルをベースとするコポリマーである。
水性分散物のハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマー(1種又は複数)は、ポリマー活性材料として、組成物の総質量に対して0.1質量%から30質量%、より良好には0.5質量%から20質量%、更により良好には1質量%から15質量%の範囲である含有率で存在することができる。
直鎖状シリコーンブロックコポリマー
本発明による組成物中で使用されるシリコーンコポリマーは、直鎖状ブロックコポリマーであり、つまり、鎖延長により得られて架橋結合により得られるのではない、非架橋結合コポリマーである。
用語「ブロックコポリマー」(又は「逐次コポリマー」)は、少なくとも2つの違ったブロック(逐次)を含むポリマーを示す。該ポリマーの各ブロックは、1つの型のモノマーから、又は幾つかの型の異なるモノマーから生成される。これは、各ブロックがホモポリマーから又はコポリマーから構成され得ることを意味し、このコポリマーが、ブロックを構成して、それからランダムコポリマー又は交互コポリマーになることが可能である。
本発明による組成物中で使用されるシリコーンコポリマーは、好ましくは、少なくとも2つの違ったシリコーンブロックを含み、該ポリマーの各ブロックは、1つの型のシリコーンモノマーから、又は幾つかの型の異なるシリコーンモノマーから生じるものであり、以下に挙げる通りである。
また、コポリマーが「直鎖状」であることも留意されるべきであり、言い換えれば、ポリマーの構造は、分枝状でも星型でもなく、グラフト化されてもいない。
直鎖状シリコーンブロックコポリマーは、有利には、水性媒体中の分散物の粒子の形態で提供される。
ブロックコポリマー粒子の水性分散物は、水中シリコーン型(Sil/W)エマルションであり、その油性球体は、高粘度のシリコーンから構成されているため、これらの球体は「軟質粒子」を形成しているように見える。
直鎖状シリコーンブロックコポリマー粒子のサイズは、広く多様であり得る。好ましくは、本特許出願では、直鎖状シリコーンブロックコポリマー粒子は、数平均粒径が、2ミクロン以下、好ましくは1ミクロン以下を一般に有する。
本発明による組成物中で使用される直鎖状シリコーンブロックコポリマー粒子の水性分散物は、具体的には欧州特許第A-874017号の文献に記載されているものから選ぶことができ、この教示は、参照により本明細書に組み込む。この文献によれば、詳細には、これらの粒子を構成しているシリコーンコポリマーを、触媒の存在下で、鎖延長反応によって得ることが可能であり、少なくとも
(a)1分子当たり少なくとも1つの反応性基、好ましくは1つ又は2つの反応性基を有する1種のポリシロキサン(i)、及び
(b)鎖延長反応によりポリシロキサン(i)と反応する1種のオルガノシリコーン化合物(ii)
から開始する。
具体的には、ポリシロキサン(i)は、式(I):
Figure 0006173342
(式中、R1及びR2は、互いに独立して、1個から20個の炭素原子、好ましくは1個から10個の炭素原子を有する炭化水素基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基若しくはブチル基、又はアリール基、例えばフェニル基、又は反応性基を表し、nは、1を超える整数であり、但しポリマー1つ当たり平均して1つから2つの間の反応性基が存在する)
の化合物から選ばれる。
用語「反応性基」は、オルガノシリコーン化合物(ii)と反応してブロックコポリマーを形成することができる任意の基を意味すると理解される。反応性基として挙げることができるのは、水素;脂肪族不飽和基、具体的にはビニル基、アリル基又はヘキセニル基;ヒドロキシル基:アルコキシ基、例えば、メトキシ基、エトキシ基又はプロポキシ基;アルコキシ-アルコキシ基;アセトキシ基;アミノ基、及びそれらの混合物である。好ましくは、反応性基の90%超、更により良好には98%超が鎖の末端にあり、つまり、R2基は、反応性基の90%超、更には98%超を一般に構成する。
nは、詳細には、5から30、好ましくは10から30、より良好には15から25の範囲である整数とすることができる。
式(I)のポリシロキサンは、直鎖状ポリマーであり、つまり、分枝はほとんど含まず、一般にシロキサン単位の2mol%未満の分枝を含む。更に、R1基及びR2基は、アミノ基、エポキシ基、又は硫黄を含む基、ケイ素を含む基、又は酸素を含む基によって、任意選択で置換され得る。
好ましくは、R1基の少なくとも80%はアルキル基であり、より良好にはメチル基である。
好ましくは、鎖の末端にある反応性基R2は、脂肪族として不飽和の基であり、特定するとビニル基である。
ポリシロキサン(i)として具体的に挙げることができるのは、ジメチルビニルシロキシ-ポリジメチルシロキサン、式(I)(式中、R1基はメチル基であり、鎖の末端にあるR2基はビニル基であるが他の2つのR2基はメチル基である)の化合物である。
オルガノシリコーン化合物(ii)は、式(I)のポリシロキサンから、又は鎖延長剤として作用する化合物から選ぶことができる。それが式(I)の化合物である場合、ポリシロキサン(i)は、第1の反応性基を含み、オルガノシリコーン化合物(ii)は、第1の反応性基と反応する第2の反応性基を含む。それが鎖延長剤である場合、それは、シラン、シロキサン(ジシロキサン若しくはトリシロキサン)、又はシラザンとすることができる。好ましくは、オルガノシリコーン化合物(ii)は、式(II):
Figure 0006173342
(式中、nは、1を超える、好ましくは10を超える整数であり、例えば、2から100、好ましくは10から30、より良好には15から25の範囲である。本発明の特定の一実施形態によれば、nは20に等しい)
の液状のオルガノヒドロポリシロキサンである。
本発明に従って使用されるシリコーンブロックコポリマーは、有利には、オキシアルキレン基を欠き、特定するとオキシエチレン基及び/又はオキシプロピレン基を欠く。
ポリシロキサンとオルガノシリコーン化合物との間の反応の触媒は、金属から、具体的には、白金、ロジウム、スズ、チタン、銅及び鉛から、選ぶことができる。該触媒は、好ましくは白金又はロジウムである。
本発明による組成物中で使用されるシリコーンコポリマー粒子の分散物は、詳細には、例えば(a)水、(b)少なくとも1種の乳化剤、(c)ポリシロキサン(i)、(d)オルガノシリコーン化合物(ii)、及び(e)触媒を混合することによって得ることができる。好ましくは、鎖延長反応が分散物中でのみ開始するように、成分(c)、(d)又は(e)のうちの1つは、該混合物へ、最後に加える。
粒子の水性分散物を得るために上記の調製方法において使用され得る乳化剤として挙げることができるのは、非イオン性又はイオン性(陰イオン性、陽イオン性又は両性)乳化剤である。これらは、好ましくは、8個から30個の炭素原子、好ましくは10個から22個の炭素原子を含む脂肪アルコールのポリアルキレングリコールエーテル;ポリオキシアルキレン化された、とりわけポリオキシエチレン化されたソルビタンアルキルエステル(アルキル基は、8個から30個の炭素原子、好ましくは10個から22個の炭素原子を含む);ポリオキシアルキレン化された、とりわけポリオキシエチレン化されたアルキルエステル(アルキル基は、8個から30個の炭素原子、好ましくは10個から22個の炭素原子を含む);ポリエチレングリコール;ポリプロピレングリコール;ジエチレングリコール;並びにそれらの混合物から選ぶことができる非イオン性乳化剤である。乳化剤の量は、一般に、反応混合物の総質量に対して、1質量%から30質量%である。
粒子の水性分散物を得るために使用される乳化剤は、脂肪アルコールのポリエチレングリコールエーテル及びそれらの混合物、特定すると、12個から13個の炭素原子、及び2つから100のオキシエチレン単位、及び好ましくは3つから50のオキシエチレン単位及びそれらの混合物を含むアルコールのポリエチレングリコールエーテル、並びにそれらの混合物から好ましくは選ばれる。挙げることができるのは、例えば、C12〜C13Pareth-3、C12〜C13Pareth-23、及びそれらの混合物である。
本発明の特定の一実施形態によれば、シリコーンコポリマー粒子の分散物は、化合物(i)として、ジメチルビニルシロキシ-ポリジメチルシロキサン(又はジビニルジメチコン)から、及び化合物(ii)として、式(II)(式中、好ましくはn=20である)の化合物から、好ましくは白金タイプの触媒の存在下で得られ、且つ、粒子の分散物は、乳化剤として、C12〜C13Pareth-3及びC12〜C13Pareth-23の存在下で好ましくは得られる。
シリコーンコポリマー粒子の分散物として特に使用することができるのは、Dow Corning社によりHMW 2220の名称で販売されている製品(CTFA名:ジビニルジメチコン/ジメチコンコポリマー/C12〜C13Pareth-3/C12〜C13Pareth-23)であり、これはC12〜C13Pareth-3及びC12〜C13Pareth-23を含むジビニルジメチコン/ジメチコンコポリマーの60%水性分散物であって、前記分散物は、およそ、60質量%のコポリマー、2.8質量%のC12〜C13Pareth-23、2質量%のC12〜C13Pareth-3、及び0.31質量%の保存料を含み、100%に満たない部分は水である。
直鎖状シリコーンブロックコポリマー(1種又は複数)は、例えば、ポリマー性活性材料として、組成物の総質量に対して、0.1質量%から30質量%、より良好には0.5質量%から20質量%、更により良好には1質量%から15質量%の範囲である量で存在することができる。
一実施形態によれば、ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系ポリマー(1種又は複数)、及び直鎖状シリコーンブロックコポリマー(1種又は複数)は、0.2から10、より良好には0.5から5、更により良好には1から3の範囲である、ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系ポリマーの、直鎖状シリコーンブロックコポリマーに対する質量比(ポリマー活性材料として)で存在する。
ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系ポリマーが、所望の使用にとって高すぎるガラス転移温度を有するとき、使用される混合物のこの温度を下げるために、例えば40℃を超えるTgの可塑剤を、それと組み合わせることができる。可塑剤は、塗布の分野で通常使用される可塑剤から選ぶことができ、特に、ポリマーのための溶媒であり得る化合物から選ぶことができる。
好ましくは、可塑剤は、分子量が、5000g/mol以下、好ましくは2000g/mol以下、好ましくは1000g/mol以下、より好ましくは900g/mol以下である。可塑剤は、有利には、分子量が100g/mol以上である。
そのため、組成物は、少なくとも1種の可塑剤を追加で含むことができる。具体的には、単独で又は混合物として、通常の可塑剤を挙げることができ、例えば以下のものである:
- グリコール及びその誘導体、例えば、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、又はジエチレングリコールヘキシルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル若しくはエチレングリコールヘキシルエーテル;
- ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールのコポリマー、及びそれらの混合物、特定すると高分子量(例えば分子量が500から15000の範囲である)のポリプロピレングリコール、例えば:
- グリコールエステル;
- プロピレングリコール誘導体、具体的にはプロピレングリコールフェニルエーテル、プロピレングリコールジアセテート、ジプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル又はジプロピレングリコールブチルエーテル。このような化合物は、Dow Chemical社によりDowanol PPH及びDowanol DPnBの名称で販売されている;
- 酸エステル、具体的には、カルボン酸エステル、例えばクエン酸エステル、フタル酸エステル、アジピン酸エステル、炭酸エステル、酒石酸エステル、リン酸エステル又はセバシン酸エステル;
- 式R11COOHのモノカルボン酸と、式HOR12OHのジオールと(式中、R11及びR12は、同一又は異なり、好ましくは3個から15個の炭素原子を含み、任意選択で1個又は複数のN、O又はS等のヘテロ原子を含んでいる、飽和又は不飽和の、直鎖状、分枝状又は環状の炭化水素鎖を表す)の反応から生成されるエステルで、特定すると、イソブチル酸とオクタンジオールとの反応から生成されるモノエステル、例えば2,2,4-トリメチル-1,3-ペンタンジオール、例えばEastman Chemical社により参照名Texanol Ester Alcoholで販売されているもの;
- オキシエチレン化誘導体、例えばオキシエチレン化油、具体的には、植物性油、例えばひまし油;
- これらの混合物。
より具体的には、可塑剤は、1個から7個の炭素原子を含む少なくとも1種のカルボン酸と、少なくとも4つのヒドロキシル基を含むポリオールとのエステルから選ぶことができる。
本発明によるポリオールは、環化された又は非環化の単糖-ポリヒドロキシアルデヒド(アルドース)、又はポリヒドロキシケトン(ケトース)であり得る。ポリオールは、好ましくは、ヘミアセタール形態の環化された単糖である。
ポリオールは、1つから10の単糖単位、好ましくは1つから4つの単糖単位、より好ましくは1つ又は2つの単糖単位を含む単糖又は多糖とすることができる。ポリオールは、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、グルコース、スクロース、ラクトース又はマルトースから選ぶことができる。
本発明によるポリオールは、好ましくは二糖である。二糖の中で挙げることができるのは、スクロース(α-D-グルコピラノシル-(1-2)-β-D-フルクトフラノースとしても知られる)、ラクトース(β-D-ガラクトピラノシル-(1-4)-β-D-グルコピラノースとしても知られる)、及びマルトース(α-D-グルコピラノシル-(1-4)-β-D-グルコピラノースとしても知られる)であり、好ましくはスクロースである。
本発明によるエステルは、少なくとも2種の異なるモノカルボン酸、又は少なくとも3種の異なるモノカルボン酸によってエステル化されたポリオールから構成され得る。
本発明によるエステルは、2種のエステルのコポリマーとすることができ、具体的には、i)ベンゾイル基により置換されたスクロースと、ii)アセチル基及び/又はイソブチリル基により置換されたスクロースとのコポリマーである。
カルボン酸は、好ましくは、1個から7個の炭素原子、好ましくは1個から5個の炭素原子を含むモノカルボン酸であり、例えば、酢酸、n-プロパン酸、イソプロパン酸、n-ブタン酸、イソブタン酸、tert-ブタン酸、n-ペンタン酸及び安息香酸から選ばれる。
エステルは、少なくとも2種の異なるモノカルボン酸から得ることができる。一実施形態によれば、該酸は、置換されていない、直鎖状又は分枝状の酸である。
酸は、好ましくは、酢酸、イソブチル酸、安息香酸、及びそれらの混合物から選ばれる。
好ましい一実施形態によれば、エステルは、スクロース二酢酸ヘキサ2-メチルプロパノエート、例えばEastman Chemical社によりSustane SAIB Food Grade Kosherの名称で販売されているものである。
別の実施形態によれば、可塑剤は、脂肪族又は芳香族のポリカルボン酸と、1個から10個の炭素原子を有する脂肪族又は芳香族のアルコールとのエステルから選ぶことができる。
脂肪族又は芳香族のアルコールは、1個から10個の炭素原子、好ましくは1個から8個の炭素原子、例えば1個から6個の炭素原子を含む。それは、R1OHアルコールから選ぶことができ、R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、エチルヘキシル、デシル、イソデシル、ベンジル、又は1個から3個の炭素原子を含むアルキルによって置換されたベンジル、及びそれらの混合物を表す。
脂肪族又は芳香族のポリカルボン酸は、3個から12個の炭素原子、好ましくは3個から10個の炭素原子、好ましくは3個から8個の炭素原子、例えば6個から8個の炭素原子を好ましくは含む。
脂肪族又は芳香族のポリカルボン酸は、有利には、ジカルボン酸及びトリカルボン酸から選ばれる。
脂肪族ジカルボン酸の中で挙げることができるのは、式HOOC-(CH2)n-COOH(式中、nは、1から10の範囲であり、好ましくは2から8の範囲であり、例えば2、4、6又は8に等しい整数である)のものである。
好ましいのは、コハク酸、アジピン酸及びセバシン酸から選ばれるジカルボン酸である。
芳香族ジカルボン酸の中で挙げることができるのは、フタル酸である。
トリカルボン酸の中で挙げることができるのは、式:
Figure 0006173342
[式中、Rは、-H基、-OH基又は-OCOR'基(式中、R'は、1個から6個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を表す。好ましくは、Rは、-OCOCH3基を表す]
に相当する三酸である。
トリカルボン酸は、具体的には、アセチルクエン酸、ブチロイルクエン酸又はクエン酸から選ばれる。
トリカルボン酸エステルの中で使用することができるのは、クエン酸(又はシトレート)由来のエステル、例えばアセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリエチルヘキシル、アセチルクエン酸トリヘキシル、ブチロイルクエン酸トリヘキシル、クエン酸トリイソデシル、クエン酸トリイソプロピル、クエン酸トリブチル及びクエン酸トリ(2-エチルヘキシル)である。上記の可塑剤のために挙げることができる市販の参照名は、Vertellus社により販売されているCitroflex range、他に具体的にはCitroflex A4及びCitroflex C2である。
アジピン酸エステルの中で挙げることができるのは、アジピン酸ジブチル及びアジピン酸ジ(2-エチルヘキシル)である。
セバシン酸エステルの中で挙げることができるのは、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ(2-エチルヘキシル)、セバシン酸ジエチル及びセバシン酸イソプロピルである。
コハク酸エステルの中で挙げることができるのは、コハク酸ジ(2-エチルヘキシル)及びコハク酸ジエチルである。
フタル酸エステルの中で挙げることができるのは、フタル酸ベンジルブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチルヘキシル、フタル酸ジエチル及びフタル酸ジメチルである。
有利には、可塑剤は、組成物中で、ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系ポリマー(1種又は複数)の、可塑剤に対する質量比が、0.5から100、好ましくは1から50、好ましくは1から10と多様である含有率で存在することができる。
増粘剤
本発明の装置又は方法で使用される組成物は、増粘剤を含むことができる。この増粘剤は、無機又は有機の、ポリマー性又は非ポリマー性の増粘剤、及びそれらの混合物から選ぶことができる。
用語「増粘剤」は、それがその中へ組み込まれる媒体のレオロジーを修飾する化合物を意味すると理解される。
本発明の特定の一実施形態によれば、組成物は、少なくとも1種の無機増粘剤を含む。
好ましくは、増粘剤は、ヒュームドシリカ、粘土(「クレー」ともいう)、又はそれらの混合物から選ばれる。
ヒュームドシリカは、酸水素炎中で揮発性ケイ素化合物を高温で熱分解し、微粉砕シリカを生成することによって得ることができる。この方法により、特に、それらの表面に多数のシラノール基を有する親水性シリカを得ることが可能になる。こうした親水性シリカは、例えば、Degussa社により、Aerosil 130(登録商標)、Aerosil 200(登録商標)、Aerosil 255(登録商標)、Aerosil 300(登録商標)及びAerosil 380(登録商標)の名称で、並びにCabot社により、Cab-O-Sil HS-5(登録商標)、Cab-O-Sil EH-5(登録商標)、Cab-O-Sil LM-130(登録商標)、Cab-O-Sil MS-55(登録商標)及びCab-O-Sil M-5(登録商標)の名称で販売されている。
シラノール基の数の低減をもたらす化学反応を通じて、前記シリカの表面を化学的に修飾することが可能である。詳細には、シラノール基を疎水基で置き換えることが可能であり、そうすると疎水性シリカが得られる。
疎水性基は、
- トリメチルシロキシル基とすることができ、これは、詳細にはヘキサメチルジシラザンの存在下でヒュームドシリカを処理することによって得られる。このように処理されたシリカは、CTFA(第6版、1995年)に従って「シリル化シリカ」として知られる。これらは、例えば、Degussa社により参照名Aerosil R812(登録商標)で、及びCabot社により参照名Cab-O-Sil TS-530(登録商標)で販売されている。
- ジメチルシリルオキシル基又はポリジメチルシロキサン基とすることができ、これらは、詳細にはポリジメチルシロキサン又はジメチルジクロロシランの存在下でヒュームドシリカを処理することによって得られる。このように処理されたシリカは、CTFA(第6版、1995年)に従って「シリル化シリカジメチル」として知られる。これらは、例えば、Degussa社により参照名Aerosil R972(登録商標)及びAerosil R974(登録商標)で、並びにCabot社により参照名Cab-O-Sil TS-610(登録商標)及びCab-O-Sil TS-720(登録商標)で販売されている。
ヒュームドシリカは、好ましくは、粒径が、ナノメートルからマイクロメートルであってもよく、例えば約5から200nmの範囲である。
粘土は、周知の生成物であり、これは例えば、刊行物「Mineralogie des argiles (Mineralogy of Clays)」、S. Caillere、S. Henin及びM. Rautureau、第2版、1982年、Massonに記載されている。
粘土は、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、ナトリウム、カリウム又はリチウムの陽イオン、及びそれらの混合物から選ばれ得る陽イオンを含有するケイ酸塩である。
こうした製品の例として挙げることができるのは、スメクタイトのファミリーの粘土、例えばモンモリロナイト、ヘクトライト、ベントナイト、バイデライト又はサポナイト、及び更にバーミキュライトのファミリーの粘土、ステベンス石又はクロライトである。
これらの粘土は、天然又は合成起源のものとすることができる。好ましく使用されるのは、ケラチン物質に、化粧品として適合し許容される粘土である。
本発明に従って使用され得る粘土として挙げることができるのは、合成ヘクトライト(ラポナイトとしても知られる)、例えばLaporte社によりLaponite XLG、Laponite RD及びLaponite RDSの名称で販売されている製品(これらの製品は、ケイ酸ナトリウムマグネシウムであり、特にケイ酸リチウムマグネシウムナトリウムである);ベントナイト、例えばRheox社によりBentone HCの名称で販売されている製品;ケイ酸マグネシウムアルミニウム、特に水和物、例えばR.T. Vanderbilt社によりVeegum Ultraの名称で販売されている製品、又はケイ酸カルシウム、とりわけ合成形態である、CELITE ET WALSH ASS社によりMicro-Cel Cの名称で販売されているものである。
有機親和性の粘土は、モンモリロナイト、ベントナイト、ヘクトライト、アタパルガイト又はセピオライト、及びそれらの混合物から選ぶことができる。粘土は、好ましくはベントナイト又はヘクトライトである。
これらの粘土は、第四級アミン、第三級アミン、酢酸アミン、イミダゾリン、アミン石鹸、脂肪硫酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アミン酸化物、及びそれらの混合物から選ばれる化合物で修飾され得る。
有機親和性の粘土として挙げることができるのは、クオタニウム-18ベントナイト、例えばRheox社により、Bentone 3、Bentone 38及びBentone 38Vの名称で、United Catalyst社によりTixogel VPの名称で、Southern Clay社によりClaytone 34、Claytone 40及びClaytone XLの名称で販売されているもの;ステアラルコニウムベントナイト、例えばRheox社によりBentone 27の名称で、United Catalyst社によりTixogel LGの名称で、及びSouthern Clay社によりClaytone AF及びClaytone APAの名称で販売されているもの;並びにクオタニウム-18/ベンザルコニウムベントナイト、例えばSouthern Clay社によりClaytone HT及びClaytone PSの名称で販売されているものである。
また、増粘剤は、有機化合物からも選ぶことができる。
例えば、以下のポリマー性又は非ポリマー性の製品を挙げることができる:C10〜C30脂肪アミド、例えばラウリン酸ジエタノールアミド、
- ポリグリセリル(メタ)アクリレートのポリマー、Hispano Quimica社又はGuardian社によりHispagel又はLubragelの名称で販売されているもの、
- ポリビニルピロリドン、
- ポリビニルアルコール、
- 架橋結合アクリルアミドポリマー及びコポリマー、例えばHoechst社によりPAS 5161又はBozepol Cの名称で、又はSEPPIC社によりSepigel 305の名称で販売されているもの、又は代替的に、
- 架橋結合メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物のホモポリマー、Allied Colloid社によりSalcare SC95の名称で販売されているもの、
- 会合性ポリマー、特定すると会合性ポリウレタン。
こうした増粘剤は、詳細には欧州特許第A-1400234号に記載されている。
また、特に組成物が油性化合物を含んでいる場合には、以下の増粘剤も挙げることができる:
- 有機親和性の粘土;
- 疎水性ヒュームドシリカ。
より具体的に、有機親和性の粘土は、粘土を膨張可能にする化合物によって修飾された粘土である。
好ましくは、組成物は、少なくとも1種の無機増粘剤を含み、これは、好ましくは粘土から、更により有利にはスメクタイト好ましくはベントナイトから選ばれる。
好ましい一実施形態によれば、本発明で使用される組成物は、少なくとも1種の増粘剤を含む。その場合、この増粘剤は、組成物の質量に対して0.1質量%から10質量%の範囲である総含有率で存在することができる。
本発明による組成物は、水を含み、水は、好ましくは、組成物の総質量に対して、20質量%から98質量%の範囲である含有率で存在することができる。
特定の一実施形態によれば、本発明の組成物は、匂い化合物、又は匂い化合物の混合物、例えばフレグランスを含む。匂い化合物及びフレグランスとして挙げることができるのは、「Perfumes」、William L. Schreiber、The Encyclopedia of Chemical Technology第4版、第18巻、171〜201頁、Kirk-Othmer、1996年の記事に記載されているものである。
また、組成物は、化粧品中で通常使用される少なくとも1種の作用剤も含むことができ、例えば、還元剤、脂肪物質、有機溶媒又は油、柔軟剤、消泡剤、保湿剤、UVスクリーニング剤、素練り促進剤、可溶化剤、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性若しくは両性の界面活性剤、タンパク質、ビタミン、噴射剤、オキシエチレン化若しくは非オキシエチレン化ワックス、パラフィン若しくはC10〜C30脂肪酸、例えばステアリン酸若しくはラウリン酸から選ばれる。
上述の添加剤は、一般に、その各量が、組成物の質量に対して0.01質量%から20質量%の間で存在する。
当然ながら、当業者であれば、本発明によるコーティングの配合物に本来付随している有利な性質が、有害な影響を全く又は実質的に受けないように、これらの任意選択の添加剤を注意深く選ぶことになる。
本発明による組成物は詳細には、懸濁物、分散物、ゲル、エマルションの形態で提供することができ、詳細には、水中油(O/W)エマルション、油中水(W/O)エマルション又は多重(W/O/W、若しくはポリオール/O/W、若しくはO/W/O)エマルション、クリーム、フォーム、スティック、小胞の分散物、特にイオン性若しくは非イオン性の脂質、二相若しくは多相のローション、スプレー又はペーストの形態で提供することができる。組成物は、ラッカーの形態でも提供することができる。
当業者であれば、その一般知識に基づき、第一に、使用される成分の性質、特に支持体の中でのそれらの可溶性を考慮に入れて、第二に、組成物に想定される塗布を考慮に入れて、適当な配合形態及び更にその調製方法も選ぶことができる。
上記の組成物は、乾燥している又は濡れているケラチン繊維上へ利用でき、更に明るい若しくは暗い、自然の又は染色された、又はパーマネントウェーブのかかった、脱色された若しくは直毛化された任意のタイプの繊維へ利用できる。該組成物は、任意の好適な手段によって塗布されてよく、例えばブラシ、指を用いて、又は塗布用ボトルで塗布され得る。
本発明の方法の特定の一実施形態によれば、上記の組成物を塗布する前に該繊維を洗浄する。
組成物を塗布した後、該繊維は、例えば温度30℃以上において、放置して乾燥させるか、又は乾燥させることができる。乾燥は、それを行う場合、塗布した直後に、又は1分から30分の範囲であり得る放置時間の後に、実施することができる。
好ましくは、該繊維を乾燥させる場合、該繊維は、熱の供給に加えて、空気の流れで乾燥させる。乾燥中のこの空気の流れは、コーティングを1本1本離れさせることを改善できる。
乾燥する間に、機械的動作が毛束上に行使され、例えば、毛髪の間に、櫛を通す、ブラッシングする、又は指を通すことである。この作業は、一旦、該繊維を自然に又は別の方法で乾燥させたら、同様に実施することができる。
本発明の方法の乾燥工程は、フードドライヤー、ヘアードライヤー、ヘアーストレイトナー又はクリマゾン(Climazone)で実施することができる。
乾燥工程をフードドライヤー又はヘアードライヤーで実施するとき、乾燥温度は、40℃から110℃の間、好ましくは50℃から90℃の間である。
組成物の塗布の後に、指で、又は櫛、ブラシ、ヘアーストレイナー又はカール用アイロン等の装置を用いて、該繊維を、形作る段階を含むことができる。該繊維をこのように処理した後、作られた形は、シャンプー作業に関して持続性がある。
乾燥工程をヘアーストレイトナー又はカール用アイロンで実施するとき、乾燥温度は、110℃から220℃の間、好ましくは140℃から200℃の間である。
本発明は、以下の非限定的な実施例の助けで、より完全に説明されることになる。特に断らない限り、示される量はグラムでの表記である。
(組成物の実施例)
Figure 0006173342
組成物Aの配合物を、毛髪の束1gに付着させる。室温での数秒後、毛髪の束は乾燥しており、香りがする。毛髪を、指で、又はブラシ及び/若しくは櫛を用いて、1本1本離す。毛髪の感触は、柔らかく自然なものであり、触ると厚みがある(かさを与える)。毛髪の頂部に与えられたかさは、少なくとも最初のシャンプー作業後までは存在し続ける。毛髪は、少なくとも最初のシャンプー作業までは香り続ける。
Figure 0006173342
組成物Bの配合物を、微細な毛髪の束に付着させる。数秒後、毛髪は乾燥しており、かさが与えられる。毛髪を、指で、又はブラシ及び/若しくは櫛を用いて、1本1本離す。毛髪の感触は、柔らかく自然なものであり、触ると厚みがある。毛髪の頂部に与えられたかさは、少なくとも最初のシャンプー作業後までは存在し続ける。毛髪は、少なくとも最初のシャンプー作業までは香り続ける。
粘土によって、フレグランスを一層長く保つことが可能になる。
Figure 0006173342
組成物Cの配合物を、毛髪の束1gに付着させる。数秒後、毛髪の束は乾燥しており、香りがする。毛髪を、指で、又はブラシ及び/若しくは櫛を用いて、1本1本離す。毛髪の感触は、柔らかく自然なものであり、触ると厚みがある。毛髪の頂部に与えられたかさは、少なくとも最初のシャンプー作業後までは存在し続ける。毛髪は、少なくとも最初のシャンプー作業までは香り続ける。
(比較例)
以下の組成物を調製した:本発明による組成物Dは、ハイブリッド皮膜形成性疎水性アクリル系ポリマーを含有し、組成物Eは、ハイブリッドではないPDMSグラフト化アルキルメタクリレートのコポリマーを含有する。
Figure 0006173342
各組成物を、90%が白髪の、パーマネントウェーブのかかった灰色の毛髪の束に、毛髪1gにつき組成物0.5gで付着させ、該組成物を、束の全体に沿って均一に塗布する。数秒後、毛髪の束を、ヘアドライヤー及びブラシで乾燥させ、次いで毛髪に櫛を通す。
1本1本離すこと:櫛を通した後で、組成物Dで処理した毛髪を完全に1本1本離し、一方、組成物Eで処理した毛髪は、一緒にくっつけて塊を形成する。
コーティングの持続性
組成物Eで処理した毛束に指を通した後で、注目に値する付着物が指の上に観察される。組成物Dで処理した毛髪については指の上に付着物がない。
上記の評価の後、組成物D及びEで処理した毛髪の束を、標準的なシャンプーで1回洗浄する。
シャンプー作業前に、フレグランスは、組成物Dで処理した毛髪の方が、より強力である。組成物Dで処理した毛髪にはシャンプー作業後も香りが残っており、一方、組成物Eで処理した毛髪はそうではない。
コーティングの持続性(シャンプー作業及び摩擦に対して)は、組成物Dについての方が、比較例の組成物Eについてよりも良好である。

Claims (16)

  1. 少なくとも1種のハイブリッド皮膜形成性アクリル系ポリマーの粒子の水性分散物及び少なくとも1種の直鎖状シリコーンブロックコポリマーを含む、ケラチン繊維を処理するための非着色性組成物であって、前記ハイブリッド皮膜形成性アクリル系ポリマーが、少なくとも1種の(メタ)アクリル酸基を有する少なくとも1種のモノマー及び/又はこれらの酸モノマーのエステル及び/又はこれらの酸モノマーのアミドから、並びに少なくとも1種のスチレン化合物から合成される、組成物
  2. 直鎖状シリコーンブロックコポリマーが、水性媒体中の分散物の粒子の形態である、請求項1に記載の組成物。
  3. 直鎖状シリコーンブロックコポリマーが、少なくとも
    (a)1分子当たり少なくとも1つの反応性基、好ましくは1つ又は2つの反応性基を有する1種のポリシロキサン(i)、及び
    (b)鎖延長反応によってポリシロキサン(i)と反応する1種のオルガノシリコーン化合物(ii)
    から、触媒の存在下で、鎖延長反応によって得られる、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. オルガノポリシロキサン(i)が、式(I):
    Figure 0006173342
    (式中、R1及びR2は、互いに独立して、1個から20個の炭素原子を有する炭化水素基、又はアリール基、又は反応性基を表し、nは、1を超える整数であり、但しポリマー1つ当たり平均して1つから2つの反応性基が存在する)
    の化合物から選ばれる、請求項3に記載の組成物。
  5. 式(I)中、反応性基が、水素、脂肪族不飽和基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルコキシ-アルコキシ基、アセトキシ基、アミノ基、及びこれらの混合物から選ばれる、請求項4に記載の組成物。
  6. 式(I)中、R1がメチル基を表し、鎖の末端にあるR2がビニル基を表す、請求項4又は5に記載の組成物。
  7. オルガノシリコーン化合物(ii)が、式(I)のポリシロキサンから、又はシラン、シロキサン若しくはシラザン等の鎖延長剤として作用する化合物から選ばれる、請求項6に記載の組成物。
  8. 化合物(ii)が、式(II):
    Figure 0006173342
    (式中、nは、1を超える、好ましくは10を超える、好ましくは20に等しい整数である)
    の、液状のオルガノヒドロポリシロキサンである、請求項7に記載の組成物。
  9. 前記分散物が、ジビニルジメチコン/ジメチコンコポリマーの水性分散物である、請求項2から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. ポリマーの活性材料として表される、直鎖状シリコーンブロックコポリマーの含有量が、組成物の総質量に対して、0.1質量%から30質量%、より具体的には0.5質量%から20質量%、好ましくは1質量%から15質量%の範囲である、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. なくとも1種のハイブリッド皮膜形成性アクリル系ポリマーが、スチレン/アクリレートコポリマーから、特に、少なくとも1種のスチレンモノマーと少なくとも1種のC1〜C10アルキルアクリレートモノマーとの重合から生じるコポリマーから選ばれる、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 水性分散物のハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマー(1種又は複数)が、活性材料として、組成物の総質量に対して0.1質量%から30質量%、より具体的には0.5質量%から20質量%、好ましくは1質量%から15質量%の範囲である含有率で存在する、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 水性分散物のハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマー(1種又は複数)、及び直鎖状シリコーンブロックコポリマー(1種又は複数)が、0.2から10、有利には0.5から5、好ましくは1から3の範囲の、ハイブリッド疎水性皮膜形成性アクリル系ポリマー材料の直鎖状シリコーンブロックコポリマーに対する(活性材料としての)質量比で存在する、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 匂い化合物、又は匂い化合物の混合物、例えばフレグランスを含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 好ましくは粘土から、好ましくはスメクタイトから選ばれる少なくとも1種の無機増粘剤を含むことを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 請求項1から15のいずれか一項で定義した処理組成物をケラチン繊維に塗布し、任意選択で次いで前記繊維を乾燥させる工程を含む、ケラチン繊維を処理する方法。
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