JP6172883B2 - 自動車用装飾繊維シート - Google Patents

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Description

本発明は自動車用装飾繊維シートに関し、特には、天井、ドアーサイド、ピラーガーニッシュ、リヤパッケージなどの内装材の表皮材として好適に使用することのできる自動車用装飾繊維シートに関する。
自動車の内装用表皮材として、従来、装飾性に優れる不織布が使用されている。このような不織布として、ニードルパンチ不織布にプリントを施し、次いで、エンボン加工を施したものが開発されているが、成形時にエンボス模様が消失しやすく、しかも耐摩耗性など、表面耐性が充分ではないという欠点があった。そこでエンボス模様が消失しないように、エンボス部を強く加圧すれば良いが、この場合、不織布の風合が硬くなり、成形性が低下し、しかもエンボス部と非エンボス部との境界で切断や破壊が生じることがあった。
そのため、本願出願人は、「熱接着性複合繊維を5〜25重量%含む繊維ウェブの片面からニードリングが施されたニードルパンチ不織布のニードリング面とは反対の面に、樹脂が含浸され、プリント加工およびエンボス加工が施されており、かつ通気度が50〜120cc/cm/secであることを特徴とする車輛内装用表皮材。」(特許文献1)を提案した。このような表皮材(不織布)は実用上満足しうる表面耐性を有し、深みがあるため装飾性に優れ、しかもソフトで暖かい風合を具備するものであった。
特公平7−85978号公報
ところで、近年、燃費の向上のために自動車の軽量化、小型化が進行し、自動車室内が狭くなる傾向があるが、搭乗者は自動車室内において快適に過ごすことができるように、自動車室内を広く感じることが望まれていた。しかしながら、前記表皮材(不織布)は皮しぼ模様にエンボス加工を施すとともにプリント加工を施すなど、比較的均一な模様を有するプリントであり、明度、彩度及び色相が不織布表面全体において均一であることから、前記要望を満足できるものではなかった。
本発明はこのような状況下においてなされたものであり、自動車室内を広く感じることができ、圧迫感を和らげることのできる自動車用装飾繊維シートを提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかる発明は、「繊維シートにプリントが施された部分とプリントが施されていない部分を有することにより徐々に色が変化する自動車天井用装飾繊維シートであり、下記の方法により算出される色差(以下同様)である、色差ΔEF−S値が1以上である第1基準領域LFと第2基準領域LSとを有し、しかも第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間に、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第1中間領域L1と、この第1中間領域L1との色差ΔE1−2値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第2中間領域L2とを、第1基準領域LFから順に有するように、プリントが施されており、前記自動車天井用装飾繊維シートは第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が、自動車の左方向端部及び/又は右方向端部となるように配置するか、第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が自動車の中央部となるように配置することを特徴とする自動車天井用装飾繊維シート。

CIE1976L*a*b*表色系で表される色差であり、積分球分光光度計を用い、反射測定径25mmの測定範囲で測定し、次の式から算出される値。
ΔE=√[(ΔL) +(Δa) +(Δb)
ここで、ΔEは色差、ΔLは明度差、Δaは赤み差、Δb黄み差、をそれぞれ意味する。」である。
本発明の請求項2にかかる発明は、「内装材の表皮材として使用することを特徴とする、請求項1記載の自動車天井用装飾繊維シート。」である。
本発明の請求項1にかかる発明は、色差ΔEF−S値が1以上と色差の大きい第1基準領域LFと第2基準領域LSとを有するため、この第1基準領域LFと第2基準領域LSとを、視覚上、異なるプリント模様であると認識することができ、しかも第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第1中間領域L1と、この第1中間領域L1との色差ΔE1−2値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第2中間領域L2とが、第1基準領域LFから順に有するようにプリントされ、つまり、第1基準領域LFから第2基準領域LSにかけて徐々に色が変化するようにプリントされているため、視覚上、広々とした印象をもつことができ、圧迫感を和らげることができる自動車用装飾繊維シートである。
本発明の請求項2にかかる発明は、内装材の表皮材として使用するため、狭小空間として圧迫感を感じやすい自動車室内を広く感じることができ、快適なドライブを楽しむことができる。
本発明の自動車用装飾繊維シートの模式的平面図 本発明の自動車用装飾繊維シートのプリントパターン例 本発明の自動車用装飾繊維シートの別のプリントパターン例 従来の自動車用装飾シートのプリントパターン 実施例4で使用したプリントパターン 実施例5で使用したプリントパターン
本発明の自動車用装飾繊維シートについて、本発明の自動車用装飾繊維シートの模式的平面図である図1を参照しながら説明する。
図1の自動車用装飾繊維シートDは繊維シートSに、紙面上、上方向から下方向へ伸びる線状の濃色プリントPが、紙面上、左側から右側へ進むにしたがって規則的に幅が狭くなるようにプリントされている。逆の見方をすると、濃色プリントされていない繊維シートSの線状の露出面が、紙面上、左側から右側へ進むにしたがって規則的に幅が広くなるように濃色プリントされている。
この図1のようにプリントされている自動車用装飾繊維シートDにおいて、濃色プリント量の多い、図1においてLFで表示される領域(第1基準領域)と、濃色プリント量の少ない、図1においてLSで表示される領域(第2基準領域)との色差ΔEF−S値は1以上である。この図1から理解できるように、色差ΔEF−S値が1以上であることによって、視覚上、異なるプリント模様であると認識することができる。なお、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの色差ΔEF−S値を1以上としているのは、異なるプリント模様であると認識できる色差ΔEF−S値の最低値が1であることを、実験的に確認したためである。この色差ΔEF−S値が大きければ大きい程、プリント模様の違いを明確に認識することができるため、色差ΔEF−S値は、順に、1.2以上、1.3以上、1.4以上、1.5以上、1.6以上、1.7以上、1.8以上、1.9以上、2.0以上、3.0以上であるのが好ましい。なお、色差ΔEF−S値が大きければ大きい程、プリント模様の違いを明確に認識することができるため、色差ΔEF−S値の上限は特に限定するものではない。
この色差ΔEF−S値が1以上である第1基準領域LFと第2基準領域LSは、任意の領域の色を測定し、色差ΔEF−S値が1以上である2つの領域を適宜選択することによって決定することができる。ここで本発明における「色差」とは、CIE1976L*a*b*表色系で表される色差であり、次の式から算出される値である。具体的には、積分球分光光度計(エックスライト(株)製、Color i5)を用い、反射測定径25mmの測定範囲で測定して算出することができる。
ΔE=√[(ΔL)+(Δa)+(Δb)
ここで、ΔEは色差、ΔLは明度差、Δaは赤み差、Δb黄み差、をそれぞれ意味する。
この図1のようにプリントされている自動車用装飾繊維シートDにおいて、前記第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、つまり、第1基準領域LFの外周と第2基準領域LSの外周とを結んでできる略長方形状の領域内に、第1基準領域LFよりも濃色プリント量が少ないことによって、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第1中間領域L1を有する。更に、第1基準領域LFの外周と第2基準領域LSの外周とを結んでできる略長方形状の領域内に、第1中間領域L1よりも濃色プリント量が少ないことによって、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第2中間領域L2を有し、第1基準領域LFから、第1中間領域L1、第2中間領域L2、第2基準領域LSの順に配置した状態にある。このように、第1基準領域LFから第2基準領域LSにかけて、色差を有する状態にあるため、視覚上、色が徐々に変化し、広々とした印象をもつことができる。図1の自動車用装飾繊維シートDにおいては、紙面上、左側から右側にかけて、開放された広々とした印象をもつことができる。
なお、色差ΔEF−1値及び色差ΔE1−2値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sであることは、色が徐々に変化していることを意味する。つまり、極端な場合、第1基準領域LFを含む領域と第2基準領域LSを含む領域とが全く異なる2種類のプリントが施された場合、第1中間領域L1及び第2中間領域L2が存在しないことになり、この場合には視覚上、広々とした印象をもつことはない。なお、色差ΔEF−1値及び色差ΔE1−2値は前述の色差ΔEF−S値と同様にして測定した値をいう。
図1における自動車用装飾繊維シートDにおけるプリントPは、太さの異なる連続線状の濃色プリントPが、紙面上、左から右方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施された態様であるが、前述のような第1基準領域LF、第2基準領域LS、第1中間領域L1及び第2中間領域L2を有するのであれば、図1の態様に限定されず、例えば、図2に示すように、徐々に大きさの変化する格子中に、線状のプリントを施した態様、単に徐々に大きさの変化する格子の態様、プリントの濃度を徐々に変化させた態様、或いはこれらの組合せなどを挙げることができる。なお、図1においては、連続した線状であるが、連続した線状である必要はなく、不連続の線状であっても良いし、ドット状であっても良いし、格子状であっても良いし、これらの組合せであっても良い。また、プリントがドット状の場合は、その大きさが徐々に変化すれば、本発明の要件を満たしやすく、線状又は格子状の場合にはその太さが徐々に変化すれば、本発明の要件を満たしやすい。更に、図1においては、淡色の繊維シートSに対して濃色プリントPを施しているが、図3に示すように、濃色の繊維シートSに対して淡色プリントPを施しても良い。
図1における自動車用装飾繊維シートDにおけるプリントPは、太さの異なる連続線状の濃色プリントPが、紙面上、左から右方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、左から右方向へ開放感を与えるものであるが、逆に、紙面上、右から左方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、右から左方向へ開放感を与えるものであっても良いし、紙面上、上から下方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、上から下方向へ開放感を与えるものであっても良いし、紙面上、下から上方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、下から上方向へ開放感を与えるものであっても良い。更には、紙面上、中央部から左方向及び/又は右方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、中央部から左方向及び/又は右方向へ開放感を与えるものであっても良い。更には、紙面上、中央部から左方向及び/又は右方向へ進むにしたがって、徐々に狭い間隔で施され、左方向及び/又は右方向から中央部へかけて開放感を与えるものであっても良い。更に、紙面上、中央部から上方向及び/又は下方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、中央部から上方向及び/又は下方向へ開放感を与えるものであっても良い。更に、紙面上、中央部から上方向及び/又は下方向へ進むにしたがって、徐々に狭い間隔で施され、上方向及び/又は下方向から中央部へかけて開放感を与えるものであっても良い。更に、紙面上、中央部から左右両方向及び上下両方向へ進むにしたがって、徐々に広い間隔で施され、中央部から左右両方向及び上下両方向へ開放感を与えるものであっても良い。更に、紙面上、中央部から左右両方向及び上下両方向へ進むにしたがって、徐々に狭い間隔で施され、左右両方向及び上下両方向から中央部へかけて開放感を与えるものであっても良い。
なお、本発明の自動車用装飾繊維シートDを設置する場合、どのように設置しても良いが、第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が自動車の左方向端部方向、右方向端部方向、前方向端部方向、及び/又は後方向端部方向となるように設置すると、開放感に優れ、快適なドライブを楽しむことができる。自動車用装飾繊維シートDを製造する上では、第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が自動車の左方向端部方向及び/又は右方向端部方向となるように設置するのが好ましい。自動車の長さを気にすることなく、自動車用装飾繊維シートDを採取し、成形できるためである。
図1に示すような本発明のプリントPは従来から公知の方法により実施することができる。つまり、図1のような模様に対応する開口を有するシリンダを用意し、顔料を含む樹脂をプリントすることによって実施することができる。なお、樹脂としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などを使用することができ、顔料の色、種類及び量は適宜調整することができる。また、プリント方法はシリンダを使用する方法に限定されず、例えば、グラビア印刷、凸版印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷などにより実施することができ、特に限定するものではない。
本発明の自動車用装飾繊維シートDは上述のようなプリントが施されたものであるが、前述のような第1基準領域LF、第2基準領域LS、第1中間領域L1及び第2中間領域L2を有する限り、プリントに加えてエンボス加工を施すこともできる。エンボス模様は特に限定するものではないが、例えば、皮しぼ模様、梨地模様、或いは円、四角形などの所定形状のドットを規則的又は不規則に配置した模様であることができる。
本発明の繊維シートSは特に限定するものではないが、例えば、不織布、織物、編物から構成することができる。これら繊維シートSは常法により製造することができる。これらの中でも不織布が好適である。
これら繊維シートSを構成する繊維は顔料を含み、着色された原着繊維であるのが好ましい。原着繊維を使用することによって、プリントされていない領域も意匠性に優れているためである。なお、どのような原着繊維を使用するかは、プリントPとの兼ね合いで適宜調整する。例えば、濃色プリントPを施す場合には淡色の原着繊維を使用し、淡色プリントPを施す場合には濃色の原着繊維を使用するのが好ましい。
本発明の繊維シートSを構成する繊維を構成する樹脂は特に限定するものではないが、例えば、ポリエステル、ナイロン、塩化ビニル、アクリル、ポリプロピレンなどを挙げることができる。これらの中でもポリエステルは耐熱性、耐候性、防汚性等に優れているため好適である。また、自動車用装飾繊維シートDに成形性が必要とされる場合、或いはエンボス加工を施す場合には、繊維として、融点が異なる2成分以上の樹脂からなり、繊維断面がサイド・バイ・サイド型、芯鞘型、偏心型などの複合繊維を含むのが好ましい。なお、繊維の繊度は特に限定するものではないが、1〜6dtexであるのが好ましく、1.5〜6dtexであるのがより好ましい。また、繊維の繊維長も特に限定するものではないが、30〜110mmであるのが好ましく、50〜80mmであるのがより好ましい。本発明の繊維シートSは、顔料の色、種類及び/又は量、樹脂成分の種類及び/又は数、繊度、繊維長などの点で相違する2種類以上の原着繊維を含むことができる。また、原着繊維と非原着繊維とを含むこともできる。
本発明の好適である不織布は特に限定するものではないが、例えば、ニードルパンチ不織布、繊維接着不織布、水流絡合不織布、バインダ接着不織布などを使用することができる。なお、ニードルパンチ、繊維接着、水流絡合、及び/又はバインダ接着を適宜組み合わせることもできる。例えば、ニードルパンチ不織布に対してバインダを含浸、コーティング、又はスプレーし、接着することによって、不織布表面を平滑とし、プリントPの載りを良くすることができる。
本発明の自動車用装飾繊維シートDは自動車室内において使用したとしても、広く感じることができ、圧迫感を和らげることのできるシートである。例えば、天井、ドアーサイド、ピラーガーニッシュ、リヤパッケージなどの内装材の表皮材として使用すると、広々とした開放感をもって快適なドライブを楽しむことができる。
以下に、本発明の実施例を記載するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(バインダ接着不織布の準備)
原着ポリエステル繊維(繊度:2.2dtex、繊維長:51mm)を100%用いて、カード機により開繊して繊維ウエブを形成した後、片面から針密度400本/mでニードルパンチ処理を行い、ニードルパンチ不織布(目付:170g/m、厚さ:1.7mm)を製造した。
他方、次の割合で配合したバインダ溶液を調製した。
(1)アクリルバインダ[DICNAL(登録商標) DS−23、DIC社製]・・・12部
(2)増粘剤[ネオゲン(登録商標)S−20D、第一工業製薬社製]・・・0.1部
(3)界面活性剤(セロゲン(登録商標)WS−C、第一工業製薬社製)・・・0.2部
次いで、前記バインダ溶液を泡立てた後、前記ニードルパンチ不織布のニードリング面とは反対の面から塗布し、含浸させた後に、温度130℃のキャンドライヤーで乾燥し、外観がライトグレー色のバインダ接着不織布(目付:180g/m、厚さ:1.7mm)を製造した。
(第1プリント液の準備)
次の割合で配合した第1プリント液を調製した。
(1)増粘剤[カーボポール940、日本ルーブリゾール(株)製]・・・0.33部
(2)消泡剤[シンエツシリコーンKM−73、信越化学工業(株)製]・・・0.4部
(3)アクリルバインダ[ボンコート(登録商標)3218EF、DIC(株)製]・・・20部
(4)黒顔料[R.W.BLACK RC(V)、DIC(株)製]・・・0.03部
(5)増粘剤[ニカゾール(登録商標) VT−253、日本カーバイド工業(株)製]・・・0.6部
(6)水・・・78.64部
(第2プリント液の準備)
次の割合で配合した第2プリント液を調製した。
(1)増粘剤[カーボポール940、日本ルーブリゾール(株)製]・・・0.33部
(2)消泡剤[シンエツシリコーンKM−73、信越化学工業(株)製]・・・0.4部
(3)アクリルバインダ[ボンコート(登録商標)3218EF、DIC(株)製]・・・20部
(4)白色顔料[R.W WHITE PASTE 69、DIC(株)製]・・・0.9部
(5)増粘剤[ニカゾール(登録商標)VT−253、日本カーバイド工業(株)製]・・・0.6部
(6)水・・・77.77部
(第3プリント液の準備)
次の割合で配合した第3プリント液を調製した。
(1)増粘剤[カーボポール940、日本ルーブリゾール(株)製]・・・0.33部
(2)消泡剤[シンエツシリコーンKM−73、信越化学工業(株)製]・・・0.4部
(3)アクリルバインダ[ボンコート(登録商標)3218EF、DIC(株)製]・・・20部
(4)黒顔料[R.W.BLACK RC(V)、DIC(株)製]・・・0.03部
(5)黄色顔料[R.W.YELLOW FF3R、DIC(株)製]・・・0.01部
(6)増粘剤[ニカゾール(登録商標)VT−253、日本カーバイド工業(株)製]・・・0.6部
(7)水・・・78.63部
(実施例1)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第2プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:65cm)を製造した。つまり、図3に示すように、バインダ接着不織布の流れ方向へ伸びる線状の白色プリントPが、バインダ接着不織布の幅方向における左端から右端へ進むにしたがって、規則的に幅が広くなるようにプリントした(プリント幅の変化:1mm〜7mm)。そのため、この自動車用装飾不織布は左側から右側にかけて、開放された広々とした印象を有する自動車用装飾不織布であった。
この自動車用装飾不織布の、左端近傍と右端近傍との色差ΔEF−S値を測定したところ、1.76であった。そのため、左端近傍を第1基準領域LF、右端近傍を第2基準領域LSと認定した。また、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1基準領域LFから第2基準領域LS方向へ24cm離れた領域1と、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値を測定したところ、0.63であった。そのため、この領域1を第1中間領域L1と認定した。更に、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1中間領域L1から第2基準領域LS方向へ24cm離れた領域2と、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値を測定したところ、0.51であった。そのため、この領域2を第2中間領域L2と認定した。なお、第2基準領域LSは第1基準領域LFよりも明度Lが大きかったため、第2基準領域LSが自動車の左方向端部及び/又は右方向端部となるように配置すれば、自動車の左方向及び/又は右方向にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであり、第2基準領域LSが自動車の中央部となるように配置すれば、自動車の中央部にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであった。
(比較例1)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第2プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:65cm)を製造した。つまり、図4に示すように、格子状模様の印影の部分(図4においては黒色で描写)を形成するようにプリントした(印影部の太さ:1mm)。この自動車用装飾不織布は広々とした印象を有するものではなかった。
この自動車用装飾不織布の明度Lが最も小さい領域を第1基準領域LFとし、色差ΔEF−S値が1を超える領域を探したが、いずれの領域も色差ΔEF−S値が0.1〜0.36の範囲内にあり、第2基準領域LSが存在しないものであった。
(実施例2)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第1プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:65cm)を製造した。つまり、図2に示すように、バインダ接着不織布の幅方向における左端から右端へ進むにしたがって、格子の大きさが徐々に大きくなるとともに、格子中に線状の黒色プリントを施した(格子の大きさの変化:7mm〜15mm)。そのため、右側から左側にかけて、開放された広々とした印象を有する自動車用装飾不織布であった。
この自動車用装飾不織布の、左端近傍と右端近傍との色差ΔEF−S値を測定したところ、1.24であった。そのため、左端近傍を第1基準領域LF、右端近傍を第2基準領域LSと認定した。また、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1基準領域LFから第2基準領域LS方向へ36.2cm離れた領域1と、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値を測定したところ、0.40であった。そのため、この領域1を第1中間領域L1と認定した。更に、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1中間領域L1から第2基準領域LS方向へ14.4cm離れた領域2と、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値を測定したところ、0.40であった。そのため、この領域2を第2中間領域L2と認定した。なお、第1基準領域LFは第2基準領域LSよりも明度Lが大きかったため、第1基準領域LFを自動車の左方向端部及び/又は右方向端部となるように配置すれば、自動車の左方向及び/又は右方向にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであり、第1基準領域LFが自動車の中央部となるように配置すれば、自動車の中央部にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであった。
(実施例3)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第1プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:65cm)を製造した。つまり、図1に示すように、バインダ接着不織布の流れ方向へ伸びる線状の黒色プリントPが、バインダ接着不織布の幅方向における左端から右端へ進むにしたがって、規則的に幅が広くなるようにプリントした(プリント幅の変化:1mm〜7mm)。そのため、この自動車用装飾不織布は右側から左側にかけて、開放された広々とした印象を有する自動車用装飾不織布であった。
この自動車用装飾不織布の、左端近傍と右端近傍との色差ΔEF−S値を測定したところ、2.99であった。そのため、左端近傍を第1基準領域LF、右端近傍を第2基準領域LSと認定した。また、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1基準領域LFから第2基準領域LS方向へ19.2cm離れた領域1と、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値を測定したところ、1.14であった。そのため、この領域1を第1中間領域L1と認定した。更に、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1中間領域L1から第2基準領域LS方向へ24cm離れた領域2と、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値を測定したところ、0.99であった。そのため、この領域2を第2中間領域L2と認定した。なお、第1基準領域LFは第2基準領域LSよりも明度Lが大きかったため、第1基準領域LFを自動車の左方向端部及び/又は右方向端部となるように配置すれば、自動車の左方向及び/又は右方向にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであり、第1基準領域LFが自動車の中央部となるように配置すれば、自動車の中央部にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであった。
(比較例2)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第1プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:65cm)を製造した。つまり、図4に示すように、格子状模様の印影の部分を形成するようにプリントした(印影部の太さ:1mm)。この自動車用装飾不織布は広々とした印象を有するものではなかった。
この自動車用装飾不織布の明度Lが最も小さい領域を第1基準領域LFとし、色差ΔEF−S値が1を超える領域を探したが、いずれの領域も色差ΔEF−S値が0.10〜0.62の範囲内にあり、第2基準領域LSが存在しないものであった。
(実施例4)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第3プリント液をプリントした後、温度160℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:136cm)を製造した。つまり、図5に示すように、バインダ接着不織布の流れ方向へ伸びる線状の黒色プリントPが、バインダ接着不織布の幅方向における左端から中心部へ進むにしたがって、規則的に幅が狭くなった後、中心部から右端へ進むにしたがって、規則的に幅が広くなるようにプリントした(プリント幅の変化:1mm〜7mm)。
この自動車用装飾不織布の、左端近傍と中央部(左端から68cmの位置)を含む領域との色差ΔEF−S値を測定したところ、3.39であった。そのため、左端近傍を第1基準領域LF、中央部領域を第2基準領域LSと認定した。また、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1基準領域LFから第2基準領域LS方向へ24cm離れた領域1と、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値を測定したところ、1.00であった。そのため、この領域1を第1中間領域L1と認定した。更に、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1中間領域L1から第2基準領域LS方向へ19.2cm離れた領域2と、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値を測定したところ、1.21であった。そのため、この領域2を第2中間領域L2と認定した。
また、この自動車用装飾不織布の右端近傍と中央部(左端から68cmの位置)を含む領域との色差ΔES−T値を測定したところ、3.32であった。そのため、中央部領域を第2基準領域LS、右端近傍を第3基準領域LTと認定した。また、第2基準領域LSと第3基準領域LTとの間、かつ第2基準領域LSから第3基準領域LT方向へ24cm離れた領域3と、第2基準領域LSとの色差ΔES−3値を測定したところ、1.32であった。そのため、この領域3を第3中間領域L3と認定した。更に、第2基準領域LSと第3基準領域LTとの間、かつ第3中間領域L3から第3基準領域LT方向へ24cm離れた領域4と、第3中間領域L3との色差ΔE3−4値を測定したところ、1.1であった。そのため、この領域4を第4中間領域L4と認定した。なお、第2基準領域LSは第1基準領域LF、第3基準領域LTのいずれよりも明度Lが大きかったため、自動車の内装材として設置すると、自動車の中央部にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであった。
(実施例5)
準備した外観がライトグレー色のバインダ接着不織布のバインダ付着面に対して、開口を有するシリンダを用い、第3プリント液をプリントした後、温度130℃のドライヤーで乾燥し、自動車用装飾不織布(幅:136cm)を製造した。つまり、図6に示すように、バインダ接着不織布の幅方向における左端から中心部へ進むにしたがって、格子の大きさが徐々に小さくなった後、中心部から右端へ進むにしたがって格子の大きさが徐々に大きくなるともに、格子中に線状の黒色プリントを施した(格子の大きさの変化:7mm〜15mm)。
この自動車用装飾不織布の、左端近傍と中心部(左端から68cmの位置)との色差ΔEF−S値を測定したところ、1.35であった。そのため、左端近傍を第1基準領域LF、中心部領域を第2基準領域LSと認定した。また、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1基準領域LFから第2基準領域LS方向へ28.8cm離れた領域1と、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値を測定したところ、0.49であった。そのため、この領域1を第1中間領域L1と認定した。更に、第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間、かつ第1中間領域L1から第2基準領域LS方向へ12cm離れた領域2と、第1中間領域L1との色差ΔE1−2値を測定したところ、0.41であった。そのため、この領域2を第2中間領域L2と認定した。
また、この自動車用装飾不織布の右端近傍と中央部(左端から68cmの位置)を含む領域との色差ΔES−T値を測定したところ、1.06であった。そのため、中央部領域を第2基準領域LS、右端近傍を第3基準領域LTと認定した。また、第2基準領域LSと第3基準領域LTとの間、かつ第2基準領域LSから第3基準領域LT方向へ31.2cm離れた領域3と、第2基準領域LSとの色差ΔES−3値を測定したところ、0.38であった。そのため、この領域3を第3中間領域L3と認定した。更に、第2基準領域LSと第3基準領域LTとの間、かつ第3中間領域L3から第3基準領域LT方向へ7.2cm離れた領域4と、第3中間領域L3との色差ΔE3−4値を測定したところ、0.34であった。そのため、この領域4を第4中間領域L4と認定した。なお、第2基準領域LSは第1基準領域LF、第3基準領域LTのいずれよりも明度Lが大きかったため、自動車の内装材として設置すると、自動車の中央部にかけて開放された広々とした印象をもつことができるものであった。
本発明の自動車用装飾繊維シートは自動車室内において使用したとしても、広く感じることができ、圧迫感を和らげることのできるシートである。例えば、天井、ドアーサイド、ピラーガーニッシュ、リヤパッケージなどの内装材の表皮材として好適に使用することができる。
D 自動車用装飾繊維シート
S 繊維シート
P プリント
LF 第1基準領域
LS 第2基準領域
L1 第1中間領域
L2 第2中間領域

Claims (2)

  1. 繊維シートにプリントが施された部分とプリントが施されていない部分を有することにより徐々に色が変化する自動車天井用装飾繊維シートであり、下記の方法により算出される色差(以下同様)である、色差ΔEF−S値が1以上である第1基準領域LFと第2基準領域LSとを有し、しかも第1基準領域LFと第2基準領域LSとの間に、第1基準領域LFとの色差ΔEF−1値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第1中間領域L1と、この第1中間領域L1との色差ΔE1−2値が4/15ΔEF−S〜6/15ΔEF−Sの第2中間領域L2とを、第1基準領域LFから順に有するように、プリントが施されており、前記自動車天井用装飾繊維シートは第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が、自動車の左方向端部及び/又は右方向端部となるように配置するか、第1基準領域LFと第2基準領域LSのうち、より明度Lの大きい領域が自動車の中央部となるように配置することを特徴とする自動車天井用装飾繊維シート。

    CIE1976L*a*b*表色系で表される色差であり、積分球分光光度計を用い、反射測定径25mmの測定範囲で測定し、次の式から算出される値。
    ΔE=√[(ΔL) +(Δa) +(Δb)
    ここで、ΔEは色差、ΔLは明度差、Δaは赤み差、Δb黄み差、をそれぞれ意味する。
  2. 内装材の表皮材として使用することを特徴とする、請求項1記載の自動車天井用装飾繊維シート。
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