JP3825223B2 - 自動車用内装部品とその塗装方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車内に露呈する表面に塗装が施された塗装仕様の自動車用内装部品とその塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車内に設置するインストルメントパネル(通称インパネ)や、コンソール、ドアトリム、ステアリングホィール等の内装部品は、乗員に快適な居住環境を与えると共に、走行時の安全性を確保する機能を有するものであることが要求され、また、部品としての耐久性、製造のしやすさ、低コスト、使用後のリサイクル性等も要求される。
【0003】
快適な居住環境を与えるために必要な要素は、見栄えや感触の良い外観品質(高級感、皮しぼ感、ソフト感、光沢、艶消し、シックな色柄等)や、個性化指向(デザインの斬新性等)であり、外観品質は、個々の見栄えの良さに加えて、他の内装部品との色感の統一性等も要求される。
【0004】
一方、走行時の安全性を確保する機能としては、衝突時に適度に変形して乗員を衝撃から保護する衝撃エネルギー吸収性や、太陽光やその反射光がドライバーの眼に直接入らないようにする防眩性等が要求される。
【0005】
特に、運転席と助手席の前方に設置されて、メータ等の計器類や、ラジオ、オーディオ、エアコン・デフロスターのダクト類やエア吹出口設備、グローブボックス等を内蔵し、最近では助手席側にエアバック・システム部品を内蔵することもある内装大物部品のインパネについては、見栄えの良い外観品質、デザインの斬新性、衝撃エネルギー吸収性、防眩性等をすべて兼ね備えていることが要求される。
【0006】
ところで、インパネには、主として中級車、高級車向けのソフトタイプと、低級車種向けのハードタイプとがあり、ソフトタイプは、近年の高級化志向に対応するために、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)等の射出成形品で成る基材の表面に、クッション材となるパッドを有するソフトな表皮材が張られたものであり、ハードタイプは、低コスト化のために、ソフトな表皮材を使用せず、PPやABS等の射出成形品のみから成るものであるが、最近は、ハードタイプについても、高級感のある外観品質や、個性化指向が求められるため、自動車の車内に露呈する表面に二次加工の塗装を施してその表面を加飾する塗装仕様のインパネが増えつつある。
【0007】
この塗装仕様のインパネは、コンソールやドアトリム等の他の内装部品と色感の統一性を有する所謂内装色塗料で塗装するのが一般的であるが、その内装色塗料として艶あり塗膜を形成する光沢塗料を使用すると、車のフロントガラスに面する部位が、太陽光を鏡面反射して、その反射光がドライバーらの眼に入り、眩みや不快感を生じさせるおそれがある。
【0008】
また、内装色塗料として高明度の塗料を使用すると、インパネのフロントガラスに面する部位が、フロントガラスに反射映り込みしてドライバーの眼を眩ませたり、視界を妨げるおそれがある。
【0009】
特に、フロントガラスの装着角度が浅い車に設置するインパネは、フロントガラスに面する部位が、太陽光の直射を受けやすく、太陽光を鏡面反射する度合いや、フロントガラスに映り込んで視界を妨げる度合いも大きいので、走行時の安全性を阻害するおそれがある。
【0010】
このため、塗装仕様のインパネは、例えば図4の平面図および図5の断面図に示すように、ABS等の射出成形品から成る基材40の表面全体に、他の内装部品と色感の統一性を有する内装色塗料で光沢のある塗膜41を形成した後、該塗膜41の上から、太陽光の直射を受けやすいフロントガラスに面する部位だけに、フラット塗料(flat paint,matte paint)によって鏡面光沢度の低い艶消し塗膜42を形成する所謂防眩塗装を施している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、その塗装工程は、まず、基材40の表面全体を内装色塗料で塗装して、その内装色塗料の塗膜41を乾燥させ、次に、塗膜41のフラット塗料を塗装しない部位に、マスク用冶具をセットするか、あるいはマスク用テープを貼って、その部位をマスキングした後、塗膜41の非マスキング部位をフラット塗料で塗装して、艶消し塗膜42を形成し、次いで、塗膜41の表面にセットしたマスク用冶具を取り外してから艶消し塗膜42を乾燥させるか、あるいは艶消し塗膜42を乾燥させてから塗膜41の表面に貼ったマスク用テープを剥がすという煩雑なものであり、内装部品に要求される製造のしやすさや、低コストを実現することができなかった。
【0012】
また、内装色塗料の塗膜41と、フラット塗料の艶消し塗膜42との塗り継ぎ部に、マスキングによって生じた見切り線が現出するため、見栄えが良くないという問題もあった。
【0013】
また、内装色塗料の塗膜41と、フラット塗料の塗膜42とを互いに別色にして、基材40の表面をツートンカラーのデザインにする試みもなされているが、表面全体を2色に色分けするのみでは、快適な居住環境を創造する高級感や、個性化指向を満足させるような斬新性は得られなかった。
【0014】
そこで本発明は、自動車用内装部品の表面に、防眩塗装を簡易迅速に施せると同時に、その防眩塗装によって斬新で見栄えの良いデザインを施せるようにすることを技術的課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、自動車の車内に露呈する表面に塗装が施された塗装仕様の自動車用内装部品において、自動車の車内に設置したときにその車内に射し込む太陽光の直射を受けやすい部位に、フラット塗料で低光沢もしくは無光沢の艶消し塗膜が形成され、前記太陽光の直射を受けにくい部位に、前記フラット塗料とは別異の塗料で塗膜が形成され、その中間部位に、前記フラット塗料と前記別異の塗料とを混合した混合塗料の塗膜が形成されると共に、該塗膜中における前記フラット塗料の混合比率が、前記艶消し塗膜側から前記別異の塗料の塗膜側にかけて漸減せられていることを特徴とする。
【0016】
請求項1の本発明に係る自動車用内装部品は、太陽光の直射を受けやすい部位に形成されたフラット塗料の艶消し塗膜が、その塗膜表面に生じた微少な凹凸により太陽光を散乱させて、ドライバーや助手席に座った乗員の眼に直接反射光が入らないようにする作用を奏する。
【0017】
また、太陽光の直射を受けにくい部位には、フラット塗料とは別異の塗料の塗膜が形成され、その別異の塗料の塗膜とフラット塗料の塗膜との間には、両塗料を混合した混合塗料の塗膜が形成されると共に、該塗膜中におけるフラット塗料の混合比率が、別異の塗料の塗膜側にかけて漸減せられているので、両塗料が明度や彩度も同じ全くの同色塗料でない限り、内装部品の表面全体に、色調が段階的に変化するグラデーション模様が形成される。
【0018】
しかも、このグラデーション模様は、両塗料の色や濃度を変えることによって無数のバリエーションが可能であるから、内装部品の表面に、個性化指向を満足させる斬新なデザインを施すことができる。
【0019】
次に、請求項3の本発明は、自動車の車内に露呈する内装部品の表面に塗装を施す自動車用内装部品の塗装方法において、内装部品の表面を、自動車の車内に設置したときにその車内に射し込む太陽光の直射を受けやすい部位から直射を受けにくい部位にかけて、又は太陽光の直射を受けにくい部位から直射を受けやすい部位にかけて連続的に塗装する塗装機に、低光沢もしくは無光沢の艶消し塗膜を形成するフラット塗料と、別異の塗料とを供給すると共に、該塗装機から吐出する前記両塗料の吐出量比率を可変調節することにより、前記太陽光を受けやすい部位に、前記フラット塗料を塗工し、前記太陽光を受けにくい部位に、前記別異の塗料を塗工し、その中間部位に、前記両塗料の吐出量比率を一方が漸減し他方が漸増するように変動させながら両塗料が混ざった混合塗料を塗工することを特徴とする。
【0020】
本発明方法によれば、内装部品の表面にマスキング等を施す面倒もなく、塗装機から吐出するフラット塗料と別異の塗料の比率を変えながら、内装部品の表面を、例えば太陽光の直射を受けやすい部位から直射を受けにくい部位にかけて連続的に塗装する1工程のみで、太陽光の直射を受けやすい部位には、太陽光を散乱させて防眩効果を奏するフラット塗料の塗膜が形成され、太陽光の直射を受けにくい部位には、例えば他の内装部品と色感の統一性がある別異の塗料の塗膜が形成され、その中間部位には、両塗料が混ざった混合塗料の塗膜が形成されると同時に、それらの塗膜によって内装部品の表面に斬新なグラデーション模様が形成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面によって具体的に説明する。
図1は本発明に係る内装部品の表面とその表面を連続的に塗装する塗装機の動きを示す図、図2は塗装機の構成を概略的に示す図、図3は塗装機によるフラット塗料と別異の塗料との吐出量比率の変動状態を示すタイムチャートである。
【0022】
図2に示す塗装機1は、色替バルブ2で選択された所望色のフラット塗料Aをギアポンプ3で供給する塗料供給系4と、色替バルブ5で選択された所望色の内装色塗料Bをギアポンプ6で供給する塗料供給系7に接続されて、両塗料A、Bを択一的に吐出することができると共に、スタティックミキサ8によって両塗料A,Bを混合状態で吐出することもできるようになっている。
【0023】
また、塗装機1の動作を制御する制御盤9からの出力信号により、塗装機1の動きに応じた所定のタイミングで、色替バルブ2、5を開閉させると共に、ギアポンプ3、6の回転数を可変制御して、塗装機1から吐出する両塗料A,Bの吐出量比率を可変調節することができるようになっている。
【0024】
フラット塗料Aは、低光沢もしくは無光沢の艶消し塗膜を得るために、塗料中に、珪酸カルシウム、珪藻土、シリカ等の艶消し顔料、あるいはステアリン酸アルミニウム、アルミナ、微粉シリカ、ビーズ等の艶消し添加剤が配合されて、乾燥後の塗膜の表面に光を散乱させる微少な凹凸が形成されるようになっている。
【0025】
内装色塗料Bは、フラット塗料Aとは別異の塗料であって、特定車種の内装色と統一性のある色感を呈する着色塗料が用いられる。
【0026】
図1に示す内装部品10は、ABS等のプラスチック、もしくは軽金属等で成形されたインパネである。
【0027】
そして、塗装機1は、これを図1の如きパスL1〜L5 に沿ってトラバースさせるレシプロ装置や塗装ロボット(いずれも図示せず)等に取り付けられて、内装部品10の表面を、太陽光の直射を受けやすいフロントウィンドウ側の部位から太陽光の直射を受けにくい部位にかけて連続的に塗装すると共に、制御盤9で色替バルブ2、5を開閉させたり、ギアポンプ3、6の回転数を可変させることにより、各パスL1〜L5ごとに、図3のタイムチャートに示す如くフラット塗料Aと内装色塗料Bの吐出量比率を可変調節するようになっている。
【0028】
すなわち、塗装機1が、フロントウィンドウ側に最も近いパスL1を通過する時間帯t0〜t1は、色替バルブ2を開け、色替バルブ5を閉じて、塗装機1からフラット塗料Aのみを吐出させ、太陽光の直射を最も受けやすい部位にそのフラット塗料Aを塗工して、太陽光を散乱させる艶消し塗膜aaaaを形成する。
【0029】
次に、パスL2、L3およびL4を通過する各時間帯t1〜t2、t2〜t3およびt3〜t4は、色替バルブ5を開けて、内装色塗料Bも塗装機1に供給することにより、その内装色塗料Bとフラット塗料Aとがスタティックミキサ8で混ぜ合わされた混合塗料を塗装機1から吐出させる。
【0030】
そして、このとき、フラット塗料Aの吐出量を可変調節するギアポンプ3の回転数を各パスL2、L3、L4ごとに段階的に低下させると共に、内装色塗料Bの吐出量を可変調節するギアポンプ6の回転数を各パスL2、L3、L4ごとに段階的に上昇させて、フラット塗料Aの吐出量が漸減し、内装色塗料Bの吐出量が漸増するように両塗料AおよびBの吐出量比率を可変調節して、両塗料の混合比率が異なる塗膜aaab,aabb、abbbを形成する。
【0031】
なお、パスL4で塗膜abbbを形成する際に必要なフラット塗料Aの量が、スタティックミキサ8内の残存量で足りるときは、パスL4を通過する前に、色替バルブ2を閉じて、フラット塗料Aの供給を停止する。
【0032】
そして、フロントウィンドウ側から最も離れたパスL5を通過する時間帯t4〜t5は、塗装機1から内装色塗料Bのみを吐出させて、他の内装部品と色感の統一性がある塗膜bbbbを形成する。
【0033】
これにより、内装部品10は、太陽光の直射を最も受けやすい部位に、フラット塗料Aのみから成る艶消し塗膜aaaaが形成され、これに隣接する部位にも、フラット塗料Aの含有量が多い塗膜aaab、aabbが形成されるので、乗員の眼に直接反射光が入ることを防止することができる。
【0034】
また、フラット塗料Aが、内装色塗料Bと色合い、色味、色調等のトーンが異なる塗料であれば、内装部品10の表面に形成された塗膜aaaa、aaab、aabb、abbb、bbbbにより、その表面全体に、明確なグラデーション模様が形成されて、従来にない斬新な外観品質を有した内装部品10が得られる。
【0035】
また、塗装工程も、内装部品10の表面にマスキング等を施すことなく、塗装機1をパスL1〜L5 に沿って移動させながらその内装部品10の表面全体を連続的に塗装する1工程で足り、生産性が非常に良いので、自動車用内装部品に要求される製造のしやすさや、低コストも実現することができる。
【0036】
なお、本発明に係る内装部品は、インパネに限らず、運転席と助手席の中間位置からインパネに向かって設置されるセンターコンソール等であっても良い。また、実施態様では、内装部品10の表面を太陽光の直射を受けやすい部位から直射を受けにくい部位にかけて塗装する例を示したが、その逆に、太陽光の直射を受けにくい部位から直射を受けやすい部位にかけて塗装する場合であっても勿論良い。
【0037】
また、実施態様では、フラット塗料Aと別異の塗料Bをスタティックミキサ8のような塗料ミキサで混合しているが、本発明は、塗料ミキサを使用せずに、例えば、塗料吐出ノズルを2系統有する塗装機を用いて、該塗装機から吐出した両塗料粒子が内装部品の表面に塗着する直前に混合されたり、塗着時に混合されるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車用内装部品の表面にマスキングを施すことなく、その表面全体を連続的に塗装する1工程のみによって、太陽光の直射を受けやすい部位にその太陽光の反射を防ぐフラット塗料の艶消し塗膜を形成し、太陽光の直射を受けにくい部位に、他の内装部品と色感の統一性がある内装色塗料の塗膜を形成し、更に、その中間部位に、フラット塗料と内装色塗料とが混ざった混合塗料の塗膜を形成して、内装部品の表面全体に、塗膜の色調が段階的に変化するグラデーション模様を形成することができるので、低コストで容易に製造できることが要求される低級車種用の内装部品についても、その外観品質を著しく高めることができるという大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内装部品の表面とその表面を連続的に塗装する塗装機の動きを示す図靴型の造形方法を示す図
【図2】塗装機の構成を概略的に示す図
【図3】塗装機によるフラット塗料と別異の塗料との吐出量比率の変動状態を示すタイムチャート
【図4】従来の内装部品を示す平面図
【図5】従来の内装部品を示す断面図
【符号の説明】
1……………塗装機 A……………フラット塗料
10……………内装部品 B……………別異の塗料(内装色塗料)

Claims (3)

  1. 自動車の車内に露呈する表面に塗装が施された塗装仕様の自動車用内装部品において、自動車の車内に設置したときにその車内に射し込む太陽光の直射を受けやすい部位に、フラット塗料で低光沢もしくは無光沢の艶消し塗膜が形成され、前記太陽光の直射を受けにくい部位に、前記フラット塗料とは別異の塗料で塗膜が形成され、その中間部位に、前記フラット塗料と前記別異の塗料とを混合した混合塗料の塗膜が形成されると共に、該塗膜中における前記フラット塗料の混合比率が、前記艶消し塗膜側から前記別異の塗料の塗膜側にかけて漸減せられていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記フラット塗料が、前記別異の塗料と色合い、色味、色調等のトーンが異なる塗料である請求項1記載の自動車用内装部品。
  3. 自動車の車内に露呈する内装部品の表面に塗装を施す自動車用内装部品の塗装方法において、内装部品の表面を、自動車の車内に設置したときにその車内に射し込む太陽光の直射を受けやすい部位から直射を受けにくい部位にかけて、又は太陽光の直射を受けにくい部位から直射を受けやすい部位にかけて連続的に塗装する塗装機に、低光沢もしくは無光沢の艶消し塗膜を形成するフラット塗料と、別異の塗料とを供給すると共に、該塗装機から吐出する前記両塗料の吐出量比率を可変調節することにより、前記太陽光を受けやすい部位に、前記フラット塗料を塗工し、前記太陽光を受けにくい部位に、前記別異の塗料を塗工し、その中間部位に、前記両塗料の吐出量比率を一方が漸減し他方が漸増するように変動させながら両塗料が混ざった混合塗料を塗工することを特徴とする自動車用内装部品の塗装方法。
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