JP6172636B2 - 足場システム - Google Patents

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Description

本発明は、足場システムに関し、詳しくは、高架道路や橋梁などの高層構築物に対して、主として保守・維持管理・修理作業などを行う際に用いる仮設足場を、構築物の下方に吊設する足場システムに関する。
高架道路や橋梁などの高層構築物に対して、主として保守・維持管理・修理作業などを行う際に用いる仮設足場を架設するためには、架設箇所の真下から足場パネルを一枚ずつ順次揚上して構築物の下方に吊り下げて、先に吊り下げた足場パネルと連結させるというのが従来の手順であった。しかし、この場合、足場パネルの揚上作業と吊り下げ作業を繰り返して行わなければならず、仮設足場の架設および撤去作業は大変手間がかかるものとなっていた。また、足場パネルを架設する箇所の真下の地上または水上において作業を行うため、その作業場所の確保が必要であった。
そこで、近年、高層構築物の保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方に吊設する足場システムが提案されている。例えば、特許文献1には、高層構築物の保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方に構築物の長さ方向に沿って連続するレール部材と、レール部材に沿って駆動部により移動可能に架設された作業床と、作業床を介して押動されることによりレール部材に沿って移動可能なウインチ装置とを有する足場システムが開示されている。
この足場システムによれば、足場パネルをレール部材の始端位置にある作業床の前側にウインチ装置によって揚上し、該足場パネルを作業床によって押動し搬送する。作業床に押動された足場パネルが搬送終点位置に至ると、構築物の下方に吊持されるとともに、隣接する足場パネル同士が連結される。そして、作業床とウインチ装置とは始端位置に引き返し、同様の動作を繰り返し行うことによって、足場パネルを高層構築物の保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方全面に吊設する。これにより、仮設足場の仮設箇所の真下に作業場所を確保しなくとも、高層構築物の下方に仮設足場を架設することができる。また、仮設足場の架設および撤去作業の省人化や工期短縮を図ることができる。
特開2005−299280号公報
ところで、高架道路や橋梁などの高層構築物の真下には、他の道路や河川が存在する場合が多い。このような場合、特許文献1に記載された足場システムでは、レール部材の始点位置近辺の地上や水上において、足場パネルなどの仮設材等を仮置きしたり足場パネルの揚上作業を行ったりする場所を確保することが困難となってしまう。そのため、足場パネル等を仮置き可能な位置からレール部材に足場パネルを揚上する作業が可能な場所まで、人手によって足場パネル等を搬送しなければならないが、途中に道路や河川があるとそのような搬送路を確保することも困難となってしまう。また、足場パネルの仮置き場を確保するために、トラックを道路に長時間停車させたり、台船を河川に長時間停泊させたりする必要があるため、道路や河川において車両や船舶の往来を長時間阻害してしまう虞がある。
これに対し、レール部材を延長し、レール部材に沿って作業床と足場パネルとが長距離を移動できるようにすることにより、足場パネルを仮置き可能な場所から搬送可能にすることが考えられる。すなわち、レール部材を構築物の下方に長距離にわたって架設することにより、足場パネル等の仮置き場から仮設足場の吊設箇所まで足場パネルを搬送することができる。しかしながら、このように作業床を足場パネルとともに長距離移動させることが可能となったとしても、仮置き場を道路等において長時間にわたって確保しなければならないという問題は解消することができない。
そこで、本発明は、高層構築物の保守・維持管理・修理作業などのための仮設足場の架設作業の省人化、工期短縮を図ることが可能な足場システムであって、地上または水上に足場パネル等の資材を長時間仮置きする必要がなく、また、道路や河川を越えて容易に足場パネルを搬送することが容易な足場システムを提供することを目的とする。
本発明に係る足場システムは、高架道路や橋梁などの構築物の保守、維持管理、修理作業などを行う保守作業箇所の下方に、足場パネルを移動させて仮設足場を設置する足場システムであって、構築物の下方において複数の足場パネルからなる仮設足場を設置する作業を行うための作業床と、作業床と足場パネルとを、構築物の下方の所定の移動開始地点から保守作業箇所の下方まで、構築物の長さ方向に沿って移動させる移動装置と、足場パネルを移動装置の移動開始地点まで搬送する足場パネル搬送装置と、を備え、足場パネル搬送装置は、作業員が上面を歩行可能な足場であって、構築物の長さ方向に沿って移動装置の移動開始地点付近まで延びるステージ部と、構築物の下方において、ステージ部を構築物に対して構築物の長さ方向に沿って移動可能に支持するステージ支持部と、ステージ部に設けられ、一または複数の足場パネルを支持してステージ部に対して構築物の長さ方向に沿って移動可能な足場パネルストック部と、を有することを特徴とする。
このように、構築物の下方に支持されたステージ部に足場パネルストック部を設けているので、移動装置に搬送する足場パネルを、ステージ部の下部にストックすることが可能となる。また、ステージ部が構築物の長さ方向に移動可能であり、ステージ部を移動させて空いたスペースに新たなステージ部を設けることによりステージ部を容易に増設することできる。そのため、移動装置まで作業員が歩行する足場および足場パネルをストックするスペースを容易に延長することが可能となる。
本発明によれば、移動装置に搬送する足場パネルを、ステージ部にストックすることができるので、足場システムで用いる足場パネルを地上や水上において長時間仮置きする必要がない。また、ステージ部を容易に構築物の長さ方向に延長することができるので、道路や河川を越えて容易に足場パネルを長距離搬送することが可能となる。したがって、地上や水上に足場パネル等の資材を長時間仮置きすることが困難な場合や、構築物の保守・維持管理・修理作業などを行う場所まで足場パネルを長距離搬送する必要があるような場合であっても、仮設足場の設置作業の安全化、省人化、工期短縮を図ることが可能となる。
足場システムの特に仮設足場吊設部と作業床移動装置とを示す斜視図である。 足場システムの特に足場パネル搬送装置示す斜視図である。 足場パネルを示す斜視図である。 足場システムを設置する工程を示す足場システムの概略側面図である。 足場システムを設置する工程を示す足場システムの概略側面図である。 足場システムの使用方法を示す足場システムの概略側面図である。
図1乃至図6は、本発明の一実施形態を示すものである。なお、説明の便宜上、図1および図2においては、大梁Gは二点鎖線によって表している。
本発明の足場システム1は、図1および図2に示すように、仮設足場吊設部10と、作業床移動装置20と、足場パネル搬送装置30と、を備えている。
仮設足場吊設部10は、複数の足場パネルPからなる仮設足場Fを構築物Sの下方に吊設する手段であり、吊設部材11と連結部材12とを有している。
図3に示すように、足場パネルPは、矩形状に形成された板状部材であり、既存の高架道路や橋梁などの高層構築物に対して、主として保守・維持管理・修理作業などを行う際に用いる仮設足場Fとして、高層構築物の保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方に吊設されて使用される。足場パネルPは、基本モジュール(幅1m×長さ8m×厚さ0.1m)の一体型成形品で、自重は230kgで、大型軽量のものである。足場パネルPは、外周に配設された外枠P1と、外枠内の長さ方向および幅方向にそれぞれ所定間隔で配設された中骨P2と、外枠P1と中骨P2との表面に張設されたアルミチェッカープレートからなる表面板P3とにより構成されている。また、足場パネルPは、外枠P1と外枠P1の幅方向に延びる中骨P2とが交差する各位置に、上下移動して使用位置と収納位置とに突没可能の環状の吊り金具P4を設けている。
吊設部材11は、構築物Sの下面に係止されたクランプ11aから吊り下げられた縦長の板状部材であり、下端部を足場パネルPの吊り金具P4に連結して足場パネルPを構築物Sの下面に吊設する。なお、吊設部材11は、ワイヤ部材やチェーン部材等であってもよい。
連結部材12は、足場パネルPの外枠P1の長辺部に設けられ、足場パネルPを隣接する足場パネルPに対し連結、連結解除可能とする。具体的には、連結部材12は、足場パネルPの外枠P1の長辺部の全長に沿って取り付けられ、所定間隔に固定用ナットが設けられた下側連結板12aと、この下側連結板12aの上側に重ねられるように外枠P1の長辺部に所定間隔をおいて取り付けられ、固定ボルト挿通用の長穴を有する上側連結板12bと、下側連結板12aの上側に上側連結板12bを重ねた状態で上側連結板12bから下側連結板12aに挿通して螺着する固定ネジ(図示せず)とからなる。連結部材12は、下側連結板12aと上側連結板12bと固定ネジとによって、隣設する足場パネルP同士を連結させて仮設足場Fとすることができる。これにより、足場パネルP同士が水平方向に固定されて安定する。また、足場パネルP同士が隙間無く連結するので連結部分から工事用品が落下することがない。
図1に示すように、作業床移動装置20は、構築物Sの保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方の小梁Bと小梁Bとの間に架設され、構築物Sの長さ方向に延びる左右一対の作業床用レール部材21と、作業床用レール部材21に沿って移動可能に作業床用レール部材21に架設される作業床22と、作業床22を作業床用レール部材21に沿って移動させる例えば電動モータ等の駆動部23と、作業床用レール部材21に沿って移動可能に作業床用レール部材21に架設され、足場パネルPを支持可能な支持部24と、を有している。小梁Bは、構築物Sの下面の長さ方向に延びる左右一対の大梁Gの幅方向に吊設され、大梁Gよりも下方に突出した構築物Sの梁部材である。
作業床用レール部材21は、構築物Sの梁部材の下面から吊り下げられたワイヤ等を介して構築物Sの下方に架設され、構築物Sに沿って水平に延びるラック部材である。作業床用レール部材21は、小梁Bと小梁Bとの間に構築物Sの長さ方向に沿って架設されるため、通常は、作業床用レール部材21の始点が小梁Bの前面付近に位置するように設けられる。作業床用レール部材21の始点と終点の端部には、作業床22および支持部24の逸走を防止するためのストッパが取り付けられる。なお、作業床用レール部材21は、小梁Bの下面よりも下方に架設することにより、小梁Bと小梁Bとの間に架設場所を限定されないようにすることも可能である。しかし、足場パネルPを構築物Sの下面に接近した位置に吊設するためには、作業床用レール部材21は小梁Bの下面よりも上方に架設することが望ましい。以下において、足場システム1の前後方向を説明する場合、作業用床レール部材21の中間部から作業用床レール部材21の始点側方向を後方とし、作業用床レール部材21の終点側方向を前方とする。
作業床22は、一対の作業床用レール部材21の間隔よりも幅広の移動足場である。図4に示すように、一対の作業床用レール部材21には、作業用床レール部材21に沿って延びる連結具21dを介してそれぞれ2個ずつ互いに連結したピニオン部22aが作業床用レール部材21に沿って移動可能に架設されている。ピニオン部22aには揚重装置22bが設けられており、揚重装置22bの下方にはワイヤを介して作業床22が吊下されている。作業床22は、図示しない移動装置によって作業床用レール部材21の幅方向に移動自在であり、揚重装置22bによって昇降自在であり、さらに、ピニオン部22aによって作業床用レール部材21に沿って移動自在となっている。また、駆動部23は、4カ所のピニオン部22aのうち作業床用レール部材21の始点側の2カ所のピニオン部22aに連結して作業床用レール部材21に設けられ、ピニオン部22aを押動または引動する。これにより、作業床22は作業床用レール部材21の下方を作業床用レール部材21の長さ方向に沿って駆動部23によって自動移動可能となっている。なお、本実施形態では、揚重装置22bはチェーンブロックを用いているが、ウインチ装置等を用いてもよい。
支持部24は、一対の作業床用レール部材21にそれぞれ架設されており、昇降装置24aと、作業床用レール部材21に沿って移動可能に架設されて昇降装置24aを作業床用レール部材21に吊下するピニオン部24bと、昇降装置24aの下方に足場パネルPを吊下するパネル吊下部24cとを有している。昇降装置24aは、菱形に収縮するパンタグラフジャッキであり、パンタグラフが作業床用レール部材21の長さ方向に2個並列して設けられている。これにより、作業床用レール部材21から至近の位置にて足場パネルPを小刻みに昇降させることができる。また、ピニオン部24bは、作業床22を支持するピニオン部22aと連結可能となっており、駆動部23によってピニオン部22aとともに作業床用レール部材21に沿って移動可能となっている。
図2に示すように、足場パネル搬送装置30は、上面を作業者が歩行可能な足場部材であって構築物Sの長さ方向に延びるステージ部31と、構築物Sの下方においてステージ部31を支持するステージ支持部32と、ステージ部31の下部にステージ部31の長さ方向に沿って設けられたストックレール部材33と、足場パネルPをストックレール部材33に沿って搬送可能な足場パネルストック部34と、足場パネルPを足場パネルPの仮置き場Yから足場パネル搬送装置30まで揚重する第1ストック揚重装置35と、足場パネル搬送装置30から作業床移動装置20まで足場パネルPを揚重する第2ストック揚重装置36と、を有している。
ステージ部31は、互いに連結可能な所定長さごとのステージユニット31aが、構築物Sの長さ方向に連続して設けられることにより構成されている。それぞれのステージユニット31aは、構築物Sの長さ方向に延びる矩形の板状部材であって作業者が上面を歩行可能な床部311と、床部311の側部上面に床部311の長さ方向に沿って設けられ、作業者が把持可能であるとともに作業者や資材等の床部311からの落下を防止するための手摺312と、床部311の両側部上面および幅方向中央部上面にそれぞれトラス部材を介して設けられたラック部材であって、床部311の長さ方向に沿って延びる3本のステージラック部材313と、を有している。ステージ部31の始点は仮置き場Yの上方付近とすることが望ましく、ステージ部31の終点は作業床用レール部材21の始点付近の下方付近とすることが望ましい。
ステージ支持部32は、構築物Sの下面にワイヤを介して設けられた構築物Sの幅方向に延びるラック部材であるステージ支持レール部材321と、ステージ支持レール部材321に架設されステージ支持レール部材321に沿って移動可能な第1ステージピニオン部322と、第1ステージピニオン部322にワイヤによって吊下された第2ステージピニオン部323と、を有している。ステージ支持レール部材321は、構築物Sの長さ方向に所定間隔で複数並んで設けられ、第1ステージピニオン部322は、それぞれのステージ支持レール部材321に3個ずつ架設されている。そして、これら3個の第1ステージピニオン部322に吊下された第2ステージピニオン部323は、それぞれステージ部31の床部311の両側部上面および幅方向中央部上面に設けられたステージラック部材313を水平方向に移動可能に支持している。所定の第2ステージピニオン部323には駆動部324が設けられており、駆動部324によってステージラック部材313を第2ステージピニオン部323に対して自動的に移動させることが可能となっている。また、第2ステージピニオン部323は、小梁Bの下面よりも下方に吊下され、これにより、ステージ部31は小梁Bの下面よりも下方に架設されることになるので、ステージ部31を小梁Bが設けられた位置でも設置可能となっている。
このようなステージ部31とステージ支持部32との構成によって、ステージ部31は、ステージ支持レール部材321に沿って構築物Sに対して構築物Sの幅方向に移動可能であるとともに、ステージラック部材313に沿って構築物Sに対して構築物Sの長さ方向に小梁Bを超えて移動可能となっている。
ストックレール部材33は、ステージ部31の床部311の両側面に沿って設けられた2本のトラスレール部材である。
足場パネルストック部34は、ストックレール部材33に架設されストックレール部材33に沿って移動可能なストックレールピニオン部341と、ストックレールピニオン部341に吊持され足場パネルPを支持可能な吊り金具342(図6参照)と、ストックレールピニオン部341の後方のストックレール部材33に設けられ、ストックレールピニオン部341を押動または引動することで足場パネルストック部34をストックレール部材33に沿って移動させる例えば電動モータ等の駆動装置343と、を有している。足場パネルストック部34は、前後左右の4個のストックレールピニオン部341に吊持された吊り金具342によって、連結した2枚の足場パネルPを同時に保持する。
このような構成により、足場パネルストック部34は、連結した2枚の足場パネルPを構築物Sの下方を構築物Sの長さ方向に沿って搬送する。また、ストックレールピニオン部341は、ストックレール部材33に複数同時に架設することが可能であり、複数の足場パネルストック部34が複数の足場パネルPを同時に搬送することによって、ステージ部31の下方に複数の足場パネルPをストックすることが可能である。
第1ストック揚重装置35は、仮置き場Yの上方付近の構築物Sの下面に吊設され、構築物Sの長さ方向に延びるレールである第1揚重ラック部材351と、第1揚重ラック部材351に沿って移動可能に架設された第1揚重ピニオン部352と、第1揚重ピニオン部352に設けられた第1揚重チェーンブロック353と、第1揚重チェーンブロック353にワイヤを介して昇降自在に吊下された吊り金具354と、を有している。吊り金具354は足場パネルPの吊り金具P4と連結可能であり、第1ストック揚重装置35は、足場パネルPを仮置き場Yから足場パネルストック部34まで揚重することができる。
第2ストック揚重装置36は、ステージ部31の終点と作業床用レール部材21の始点とが重なる位置の上方付近の構築物Sの下面にワイヤを介して吊設され、構築物Sの長さ方向に延びるレールである第2揚重ラック部材361と、第2揚重ラック部材361に沿って移動可能に架設された第2揚重ピニオン部362と、第2揚重ピニオン部362に設けられた第2揚重チェーンブロック363と、第2揚重チェーンブロック363にワイヤを介して昇降自在に吊下された吊り金具364と、を有している。吊り金具364は足場パネルPの吊り金具P4と連結可能であり、第2ストック揚重装置36は、足場パネルPを足場パネルストック部34から作業床移動装置20の支持部24まで揚重することができる。
次に、図4と図5とを用いて、足場システム1を構築物Sの下方に設置する方法について説明する。足場パネル搬送装置30は、仮置き場Y付近から作業床移動装置20を設ける位置に向かって組み上げていく。
まず、図4に示すように、仮置き場Yの上方付近の構築物Sの下面に第1ストック揚重装置35を吊設するとともに、ステージ支持部32のステージ支持レール部材321を構築物Sの大梁Gに所定個数架設する。この時点で架設するステージ支持レール部材321は3本程度でよい。そして、大梁Gに架設したステージ支持レール部材321に第1ステージピニオン部322を架設し、第1ステージピニオン部322に第2ステージピニオン部323を吊下する。
次に、ステージ部31の1つ目のステージユニット31aを構築物Sの下方に設置する作業を行う。まず、第2ステージピニオン部323にステージユニット31aのステージラック部材313を架設する。そして、作業員は、設置されたステージユニット31aの床部311上の前方端部付近にて、さらに1本のステージ支持レール部材321を大梁Gに架設し、架設したステージ支持レール部材321に第1ステージピニオン部322と第2ステージピニオン部323とを取り付ける作業を行う。そして、駆動部324によって1つ目のステージユニット31aを前方に移動させ、該ステージユニット31aのステージラック部材313を新たに設置した第2ステージピニオン部323に架設する。
次に、ステージ部31を延長する作業を行う。まず、1つ目のステージユニット31aが移動したことにより空いたスペースに、2つ目のステージユニット31aを設置する作業を行う。すなわち、1つ目のステージユニット31aが前方に移動したことにより、仮置き場Yの上方付近の第2ステージピニオン部323にはステージ部31が架設されていない状態となる。このステージ部31が架設されていない第2ステージピニオン部323に、図5に示すように、2つ目のステージユニット31aのステージラック部材313を架設するとともに、1つ目のステージユニット31aと2つ目のステージユニット31aとを連結する。この作業を繰り返し行うことによって、ステージ部31を延長させていくことができる。
次に、作業床移動装置20を、構築物Sの保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方の小梁Bと小梁Bとの間に架設する作業を行う。作業床用レール部材21の始点は、小梁Bの前面側であってステージ部31の終点付近の上方とする。なお、作業床用レール部材21や作業床22等の資材は、ステージ部31上を作業者が持ち運ぶことも可能であるし、足場パネルストック部34を用いてステージ部31下を搬送することも可能である。
そして、ストックレールピニオン部341をストックレール部材33に架設させ、足場パネルストック部34をステージ部31に架設する作業を行い、足場システム1の設置を完了する。
次に、図6を用いて、足場パネルPを仮置き場から搬送して、構築物Sの保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方に仮設足場Fを吊設する方法について説明する。
まず、図6のIに示すように、仮置き場Yにおいて、予め2枚連結させた足場パネルPの吊り金具P4を、第1ストック揚重装置35の吊り金具354に連結させ、第1揚重チェーンブロック353によって揚重する。そして、ストックレール部材33の始点付近に架設されている足場パネルストック部34の吊り金具342に揚重した足場パネルPの吊り金具P4を連結させるとともに、吊り金具P4と吊り金具354との連結を解除する。これにより、足場パネルPは第1ストック揚重装置35から足場パネルストック部34へと移し替えられる。次に、足場パネルPを保持した足場パネルストック部34をストックレール部材33に沿って前方(終点側)へと移動させ、新たな足場パネルストック部34をストックレール部材33の仮置き場Yの上方付近に架設する。そして、仮置き場Yから次の足場パネルPを第1ストック揚重装置35によって揚重し、新たに架設した足場パネルストック部34に移し替える。このような作業を繰り返すことによって、図6のIIに示すように、ステージ部31の下部に複数の足場パネルPをストックすることができる。
次に、足場パネルPを保持した足場パネルストック部34をステージ部31の長さ方向先端部、すなわちストックレール部材33の終点まで移動させる。なお、このとき、図6のIIIに示すように、作業床22と支持部24とは、作業床用レール部材21の始点側に停止させておく。そして、図6のIVに示すように、足場パネルPの吊り金具P4に第2ストック揚重装置36の吊り金具364を連結させるとともに、吊り金具P4と吊り金具342との連結を解除する。これにより、足場パネルPは足場パネルストック部34から第2ストック揚重装置36へと移し替えられる。次に、ステージ部31を、駆動部324を用いてステージ支持レール部材321に沿って後方(始点側)に移動させ、第2ストック揚重装置36に保持された足場パネルPの上方にステージ部31が無い状態とする。そして、第2揚重チェーンブロック363を用いて該足場パネルPを揚重し、足場パネルPの吊り金具P4に支持部24のパネル吊下部24cを連結させるとともに、吊り金具364と吊り金具P4との連結を解除する。これにより、足場パネルPは、第2ストック揚重装置36から支持部24へと移し替えられる。足場パネルPを足場パネルストック部34から第2ストック揚重装置36を経て支持部24へと移し替える作業は、ステージ部31でも行うことができるし、作業床用レール部材21の始点位置に停止している作業床22上でも行うことができる。
なお、第2ストック揚重装置36に移し替えられた足場パネルPを支持部24まで揚重する作業は、ステージ部31を移動させなくとも行うことができる。この場合、足場パネルPを第2ストック揚重装置36が保持した状態で、第2揚重ピニオン部362を第2揚重ラック部材361に沿って前方に移動させて、足場パネルPをステージ部31の前端部よりも前方まで移動させる。そして、第2揚重チェーンブロック363を用いて足場パネルPをステージ部31よりも上方まで揚重し、第2揚重ピニオン部362を第2揚重ラック部材361に沿って後方に移動させる。これにより、ステージ部31を移動させなくとも、足場パネルPを支持部24の真下まで移動させ、移し替え作業を行うことができる。
次に、作業床22と支持部24とを作業床用レール部材21に沿って終点側に向かって移動させる。支持部24のピニオン部24bは、作業床22を支持するピニオン部22aと連結しているため、ピニオン部22aが移動すると、ピニオン部24bがピニオン部22aに押動される。したがって、駆動部23によって作業床22と支持部24とは同時に作業床用レール部材21に沿って移動する。そして、足場パネルPを支持した支持部24が作業床用レール部材21の終点に到達すると、吊設部材11を足場パネルPの吊り金具P4に連結させる。次に、支持部24の昇降装置24aを用いて足場パネルPの高さを既に構築物Sの下方に吊設されている足場パネルPの高さと合わせ、連結部材12によって両足場パネルPの長辺同士を連結させる。そして、支持部24の昇降装置24aによって足場パネルPを下降させ、足場パネルPの荷重が吊設部材11に係ったことを確認すると、足場パネルPの吊り金具P4と支持部24のパネル吊下部24cとの連結を解除する。そして、足場パネルPを吊設部材11によって吊設した部分の作業床用レール部材21を取り外し、作業床22を作業床用レール部材21の始点まで戻す(図1および図6参照)。
このような作業を繰り返し行うことによって、図6のVに示すように、足場パネルPを構築物Sの保守・維持管理・修理作業などを行う箇所の下方に複数吊設し、仮設足場Fを設置する。
このように、上記の本実施形態の足場システム1によれば、構築物Sの下方に架設したステージ部31に足場パネルPを搬送する足場パネルストック部34が設けられるので、作業員が歩行するステージ部31に足場パネルPをストックすることができる。したがって、足場パネルPの搬送装置、ストック装置、および作業員の歩行用足場を兼用させることが可能となる。また、足場パネルPを構築物Sの下方に架設したステージ部31にストックすることができるので、地上や水上に設けられた仮置き場Yに足場パネルPを長時間仮置きしておく必要がない。そのため、長時間にわたって道路や河川における車両や船舶等の往来を阻害することを回避することができる。
さらに、ステージ部31は、構築物Sに対して構築物Sの長さ方向に移動可能となっているので、ステージ部31を前方に移動させて空いたスペースに新たなステージユニット31aを設けることによりステージ部31を容易に増設することできる。そのため、ステージ部31を容易に構築物Sの長さ方向に延長させることが可能であるので、道路や河川を超えて足場パネルPを容易に長距離搬送可能とすることができる。
したがって、地上や水上に足場パネルP等の資材を長時間仮置きすることが困難な場合や、構築物Sの保守・維持管理・修理作業などを行う場所まで足場パネルを長距離搬送する必要があるような場合であっても、仮設足場Fの架設作業の安全化、省人化、工期短縮を図ることが可能となる。
また、上記本実施形態によれば、ステージ部31に複数の足場パネルストック部34を設けることができる。そのため、ステージ部31に、足場パネルPを同時に複数搬送可能であるともに、複数の足場パネルPをストックすることができる。
また、本実施形態によれば、足場パネルストック部34は、ステージ部31に沿って複数並んで設けられる。そのため、ステージ部31を構築物Sの長さ方向に延長させることにより、足場パネルPをストック可能な枚数を容易に増加させることができる。
また、本実施形態によれば、駆動装置343は、ストックレール部材33の最も後方側にあるストックレールピニオン部341の後方のストックレール部材33に設けられ、足場パネルストック部34をストックレール部材33に沿って移動させる。これにより、容易に複数の足場パネルストック部34を移動させることができる。
また、上記の本実施形態によれば、ステージ部31は、構築物Sの幅方向に延びて大梁Gよりも下方に突出した小梁Bの下面のさらの下方に架設される。一方、作業床用レール部材21は、構築物Sの小梁Bの下面よりも上方に架設される。これにより、小梁Bがある場所であっても、足場パネルPを搬送およびストックが可能であるとともに、小梁Bの下面よりも構築物Sの下面に接近した位置に足場パネルPを吊設することが可能となる。したがって、構築物Sの下面に小梁Bが設けられているか否かに関わらず、構築物S下面の保守・維持管理・修理作業などを行う箇所に近い位置に、仮設足場Fを容易に吊設することができる。
さらに、上記の本実施形態によれば、足場パネルストック部34は、ステージ部31の下部に設けられたストックレール部材33に架設されている。したがって、作業者のステージ部31の歩行を阻害せずに、ステージ部に足場パネルストック部34を設けることが可能となる。
1 足場システム
10 仮設足場吊設部
11 吊設部材
11a クランプ
12 連結部材
12a 下側連結板
12b 上側連結板
20 作業床移動装置
21 作業床用レール部材
21d 連結具
22 作業床
22a ピニオン部
22b 揚重装置
23 駆動部
24 支持部
24a 昇降装置
24b ピニオン部
24c パネル吊下部
30 足場パネル搬送装置
31 ステージ部
31a ステージユニット
311 床部
312 手摺
313 ステージラック部材
32 ステージ支持部
321 ステージ支持レール部材
322 第1ステージピニオン部
323 第2ステージピニオン部
324 駆動部
33 ストックレール部材
34 足場パネルストック部
341 ストックレールピニオン部
342 吊り金具
343 駆動装置
35 第1ストック揚重装置
351 第1揚重ラック部材
352 第1揚重ピニオン部
353 第1揚重チェーンブロック
354 吊り金具
36 第2ストック揚重装置
361 第2揚重ラック部材
362 第2揚重ピニオン部
363 第2揚重チェーンブロック
364 吊り金具
S 構築物
G 大梁
B 小梁
F 仮設足場
Y 仮置き場
P 足場パネル
P1 外枠
P2 中骨
P3 表面板
P4 吊り金具

Claims (6)

  1. 高架道路や橋梁などの構築物の保守、維持管理、修理作業などを行う保守作業箇所の下方に、足場パネルを移動させて仮設足場を設置する足場システムであって、
    構築物の下方において複数の足場パネルからなる仮設足場を設置する作業を行うための作業床と、
    作業床と足場パネルとを、構築物の下方の所定の移動開始地点から保守作業箇所の下方まで、構築物の長さ方向に沿って移動させる移動装置と、
    足場パネルを移動装置の移動開始地点まで搬送する足場パネル搬送装置と、を備え、
    足場パネル搬送装置は、
    作業員が上面を歩行可能な足場であって、構築物の長さ方向に沿って移動装置の移動開始地点付近まで延びるステージ部と、
    構築物の下方において、ステージ部を構築物に対して構築物の長さ方向に沿って移動可能に支持するステージ支持部と、
    ステージ部に設けられ、一または複数の足場パネルを支持してステージ部に対して構築物の長さ方向に沿って移動可能な足場パネルストック部と、を有することを特徴とする足場システム。
  2. ステージ部には、複数の足場パネルストック部を設けることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の足場システム。
  3. ステージ部は、複数の足場パネルストック部を、ステージ部に沿って並べて設けることを特徴とする請求項2に記載の足場システム。
  4. 足場パネル搬送装置は、
    足場パネルストック部をステージ部に対して構築物の長さ方向に沿って移動させる駆動装置を有し、
    駆動装置は、複数並んだ足場パネルストック部のうち端部の足場パネルストック部を移動させることによって該複数の足場パネルストック部を同時に移動させることが可能であることを特徴とする請求項3に記載の足場システム。
  5. ステージ支持部は、
    構築物の長さ方向に延びる大梁間に掛渡された小梁よりも下方においてステージ部を支持し、
    移動装置は、
    構築物の小梁の下面よりも上方に設置可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の足場システム。
  6. 足場パネルストック部は、ステージ部の下部にステージ部に沿って設けられたレール部材に移動可能に吊持されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の足場システム。
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