JP6170371B2 - 光走査装置、及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置、及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の光ビームによりそれぞれの被走査体を走査する光走査装置、及びそれを備えた画像形成装置に関する。
例えば、電子写真方式の画像形成装置では、感光体表面を均一に帯電させてから、光ビームにより感光体表面を走査して、静電潜像を感光体表面に形成し、トナーにより感光体表面の静電潜像を現像して、感光体表面にトナー像を形成し、トナー像を感光体から記録用紙に転写している。
光ビームによる感光体表面の走査は、光走査装置により行われる。この光走査装置では、光ビームを出射する半導体レーザ等の発光素子、出射された光ビームを平行光に変換するコリメータレンズ、平行光となった光ビームを収束するシリンドリカルレンズ、光ビームを回転ミラーで反射するポリゴンミラー等を備え、半導体レーザの光ビームを各レンズ及び各ミラー等の光学部品により感光体表面へと導き、光ビームにより感光体表面を走査して、感光体表面に静電潜像を形成する。
図8(a)に示すように、光ビームを収束するシリンドリカルレンズ100は、円柱の一部をなす形状を有しており、円弧状の入射曲面110及び入射曲面110と反対側の出射平面120で構成されている。シリンドリカルレンズ100は、入射曲面110の軸線140がポリゴンミラーの回転ミラーに対して傾かないように位置決めされ、光走査装置の筐体の基準平面に取り付けられている。
例えば、特許文献1の光走査装置では、図8(b)に示すように、シリンドリカルレンズ100を位置調整するレンズホルダ200を備え、レンズホルダ200の支持部210にはシリンドリカルレンズ100を支持するV字状の傾斜面220が形成されており、シリンドリカルレンズ100の入射曲面110を傾斜面220に当接することにより、入射曲面110の軸線140をレンズホルダ200の底面230と平行に位置決めした後、シリンドリカルレンズ100の出射平面120を板バネ240で付勢して支持する。特許文献1によれば、シリンドリカルレンズ100の軸線140が傾かないようにする位置決めを高精度に容易に行うことができる。
特開2011−175058号公報
しかしながら、特許文献1では、図8(a)に示すように、シリンドリカルレンズ100の入射曲面110とレンズホルダ200の傾斜面220が当接する箇所130が4箇所生じ、このうち1つでも精確に当接されないと、シリンドリカルレンズ100の軸線140が傾いてしまう。このため、シリンドリカルレンズ100の入射曲面110の精度とともに、レンズホルダ200の傾斜面220を高精度に形成する必要が生じ、コストが高くなる問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、コストを掛けずにシリンドリカルレンズを精度よく取り付けられることができる光走査装置を提供することを目的とする。
本発明の走査光学装置は、画像データに応じて光源から出射された複数の光ビームをポリゴンミラーに照射し、該複数の光ビームを前記ポリゴンミラーの回転によって走査光とし、該複数の走査光が複数の感光体を走査して露光することにより、前記複数の感光体に潜像を形成する光走査装置において、
前記複数の光ビームを前記ポリゴンミラーの反射面に向けて収束させるためのシリンドリカルレンズと、前記シリンドリカルレンズを支持する筐体とを有し、
前記シリンドリカルレンズは、前記シリンドリカルレンズの軸線方向の中央部と両端部の3箇所において前記筐体に設けられた支持部により支持され、前記中央部の支持部と前記両端部の支持部は前記光ビームの光軸方向において前記シリンドリカルレンズを挟んで配置されていることを特徴とする。
また、前記中央部の支持部は前記シリンドリカルレンズに対し前記光源側に配置され、前記両端部の支持部は前記シリンドリカルレンズに対し前記ポリゴンミラー側に配置されていることを特徴とする。
また、前記中央の支持部に設けられた係合突起によって該シリンドリカルレンズの上端が固定されていることを特徴とする。
また、前記シリンドリカルレンズは、前記中央の支持部と前記端部の支持部との間であり、該シリンドリカルレンズの軸線を挟んだ上下の部分に、光ビームの入射スポットが形成されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上記の光走査装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、コストを掛けずにシリンドリカルレンズを精度よく取り付けられることができる光走査装置を提供することができる。
本発明の光走査装置を備えた画像形成装置の断面図である。 筐体の上蓋を外して光走査装置の内部を斜め上方から視て示す斜視図である。 光走査装置の複数の光学部材を抽出して示す平面図である。 光走査装置の複数の光学部材を抽出して示す側面図である。 実施形態1の光走査装置におけるシリンドリカルレンズを、光ビームの入射方向から見た正面図である。 実施形態2の光走査装置として、シリンドリカルレンズの取付構造を示す図である。 実施形態3の光走査装置として、光ビームの調整方法を示す図である。 従来のシリンドリカルレンズの取付構造を示す図である。
以下、本発明の光走査装置と画像形成装置について添付図面に基づき説明する。
図1は、光走査装置を備えた画像形成装置を示す断面図である。最初に画像形成装置1の全体の構成について説明する。画像形成装置1において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。
このため、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電器15等は、各色に応じた4種類のトナー像を形成するためにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、ドラムクリーニング装置14により感光体ドラム13表面の残留トナーを除去及び回収した後、帯電器15により感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置11により感光体ドラム13表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置12により感光体ドラム13表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
引き続いて、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置22により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収した後、各感光体ドラム13表面の各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
中間転写ベルト21と2次転写装置23の転写ローラ23aとの間にはニップ域が形成されており、S字状の用紙搬送経路R1を通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置17の加熱ローラ24と加圧ローラ25との間に記録用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
一方、記録用紙は、ピックアップローラ33により給紙カセット18から引出されて、用紙搬送経路R1を通じて搬送され、2次転写装置23や定着装置17を経由し、排紙ローラ36を介して排紙トレイ39へと搬出される。この用紙搬送経路R1には、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ23a間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始するレジストローラ34、記録用紙の搬送を促す搬送ローラ35、排紙ローラ36等が配置されている。
次に、画像形成装置1に備えられる光走査装置11の構成を、図2乃至図4用いて詳細に説明する。図2は、図1の光走査装置11の筐体41の内部を斜め上方から視て示す斜視図であって、上蓋を外した状態を示している。また、図3及び図4は、光走査装置11の複数の光学部材を抽出して示す平面図及び側面図である。
筐体41は、矩形状の底板41a及び底板41aを囲む4つの側板41b、側板41cを有している。底板41aの略中央には、平面視すると正方形のポリゴンミラー42が配置されている。また、底板41aの略中央にポリゴンモータが固定され、ポリゴンモータの回転軸にポリゴンミラー42の中心が接続固定され、ポリゴンモータによりポリゴンミラー42が回転される。
また、筐体41の1つの側板41bの外側には、第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45bからなる合計4個の半導体レーザを搭載した駆動基板46が固定されている。各第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45bは、側板41bに形成されたそれぞれの孔を通じて筐体41の内側を臨む。
図3に示すように、第1半導体レーザ44a及び第2半導体レーザ44bと、第3半導体レーザ45a及び第4半導体レーザ45bとは、ポリゴンミラー42の中心を通って主走査方向Xに延びる仮想直線Mを想定すると、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。尚、主走査方向Xと直交する方向を副走査方向Yとし、主走査方向X及び副走査方向Yと直交するポリゴンミラー42の回転軸の長手方向を高さ方向Zとする。
駆動基板46は、平板状のプリント基板であって、第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45bを駆動する回路を有している。第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45bは、平板状のプリント基板に搭載されることにより概ね同一の平面(YZ平面)上に配置され、また、その平面に対しては垂直方向(主走査方向X)にかつ筐体41の内側向きにそれぞれの光ビームL1〜光ビームL4を出射する。
駆動基板46(YZ平面)上では、第1半導体レーザ44aと第2半導体レーザ44bが副走査方向Y及び高さ方向Zにおいて互いに異なる位置に配置され、同様に第3半導体レーザ45aと第4半導体レーザ45bも副走査方向Y及び高さ方向Zにおいて互いに異なる位置に配置されている。
また、第1半導体レーザ44aの光ビームL1と第2半導体レーザ44bの光ビームL2をポリゴンミラー42へと導く第1入射光学系51と、第3半導体レーザ45aの光ビームL3と第4半導体レーザ45bの光ビームL4をポリゴンミラー42へと導く第2入射光学系52とを設けている。
第1入射光学系51は、コリメータレンズ53a、コリメータレンズ53b、2個のアパーチャー54、ハーフミラー55a、ミラー55b、及びシリンドリカルレンズ56等からなる。同様に、第2入射光学系52は、コリメータレンズ57a、コリメータレンズ57b、2個のアパーチャー58、ミラー59a、ハーフミラー59b、及びシリンドリカルレンズ56等からなる。
第1入射光学系51のコリメータレンズ53a、コリメータレンズ53b、アパーチャー54、及びハーフミラー55a、ミラー55bと、第2入射光学系52のコリメータレンズ57a、コリメータレンズ57b、アパーチャー58、及びミラー59a、ハーフミラー59bとは、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。
また、仮想直線Mは、シリンドリカルレンズ56の中心を通っており、仮想直線Mにより区分されるシリンドリカルレンズ56の片側半分が第1入射光学系51に配置され、シリンドリカルレンズ56の他の片側半分が第2入射光学系52に配置されている。
更に、ポリゴンミラー42で反射された光ビームL1、光ビームL2を2つの感光体ドラム13(図示せず)へと導く第1結像光学系61と、ポリゴンミラー42で反射された光ビームL3、光ビームL4を他の2つの感光体ドラム13(図示せず)へと導く第2結像光学系62とを設けている。
第1結像光学系61は、fθレンズ63及び4つのミラー64a、ミラー64b、ミラー64c、ミラー64d等からなる。同様に、第2結像光学系62は、fθレンズ65及び4つのミラー66a、ミラー66b、ミラー66c、ミラー66d等からなる。これらの第1結像光学系61と第2結像光学系62は、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。
また、第1結像光学系61側にBDミラー71及びBDセンサ72を搭載した基板73を設け、第2結像光学系62側にもBDミラー74及びBDセンサ75を搭載した基板76を設けている。第1結像光学系61側のBDミラー71及びBDセンサ72と、第2結像光学系62側のBDミラー74及びBDセンサ75とは、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。
次に、第1半導体レーザ44aの光ビームL1、第2半導体レーザ44bの光ビームL2がそれぞれの感光体ドラム13に入射するまでの光路、及び第3半導体レーザ45aの光ビームL3、第4半導体レーザ45bの光ビームL4がそれぞれの感光体ドラム13に入射するまでの光路について説明する。
第1半導体レーザ44aから出射された光ビームL1は、コリメータレンズ53aを透過して平行光にされ、アパーチャー54、ハーフミラー55a、及びシリンドリカルレンズ56を介してポリゴンミラー42の反射面42aに入射する。
また、第2半導体レーザ44bから出射された光ビームL2は、コリメータレンズ53bを透過して平行光にされ、アパーチャー54を介してハーフミラー55a、ミラー55bに入射して反射され、シリンドリカルレンズ56を介してポリゴンミラー42の反射面42aに入射する。
シリンドリカルレンズ56は、高さ方向Zのみについて、各光ビームL1、光ビームL2をポリゴンミラー42の反射面42aでほぼ収束するように集光して出射する。
ここで、駆動基板46(YZ平面)上では第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44bが副走査方向Yにおいて互いに異なる位置に配置されているものの、第2半導体レーザ44bの光ビームL2は、各ハーフミラー55a、ミラー55bで反射されて第1半導体レーザ44aの光ビームL1と共通の第1光路J1まで副走査方向Yに変位されている。
第1光路J1とは、ハーフミラー55aからシリンドリカルレンズ56を介してポリゴンミラー42の反射面42aまでの第1入射光学系51で形成された光路である。この第1光路J1では、図4に示すように、ポリゴンミラー42の回転軸方向に視たときに各光ビームL1、光ビームL2が重なって直線状の同一ラインを通っている。つまり、各光ビームL1、光ビームL2が高さ方向Zで重なっている。
また、駆動基板46(YZ平面)上では第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44bが高さ方向Zにおいて互いに異なる位置に配置されているものの、第1半導体レーザ44aの光ビームL1、第2半導体レーザ44bの光ビームL2の出射方向又はハーフミラー55a、ミラー55bの向きの設定により、ポリゴンミラー42の反射面42a上で各光ビームL1、光ビームL2の入射スポット(第1入射スポット)が略重なるようにされている。
このため、図4に示すように、第1光路J1では、第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44bの光ビームL1、光ビームL2が斜め上方向及び斜め下方向からポリゴンミラー42の反射面42aへと入射する。
そして、各光ビームL1、光ビームL2は、ポリゴンミラー42の反射面42aで反射されると斜め下方向及び斜め上方向へと互いに離れて行く。
一方の光ビームL1は、ポリゴンミラー42の反射面42aで斜め下方向に反射され、fθレンズ63を透過して1つのミラー64aで反射され、イエローのトナー像が形成される感光体ドラム13(図示せず)に入射する。
また、他方の光ビームL2は、ポリゴンミラー42の反射面42aで斜め上方向に反射され、fθレンズ63を透過して3つのミラー64b、ミラー64c、ミラー64dで順次反射され、マゼンタのトナー像が形成される感光体ドラム13(図示せず)に入射する。
また、ポリゴンミラー42は、ポリゴンモータにより等角速度で回転されて、各反射面42aで各光ビームL1、光ビームL2を逐次反射し、各光ビームL1、光ビームL2を主走査方向Xに繰り返し等角速度で偏向させる。
fθレンズ63は、主走査方向X及び副走査方向Yのいずれについても各光ビームL1、光ビームL2をそれぞれの感光体ドラム13の表面で所定のビーム径となるように集光して出射し、かつポリゴンミラー42により主走査方向Xに等角速度で偏向されている各光ビームL1、光ビームL2をそれぞれの感光体ドラム13上の主走査線に沿って等線速度で移動するように変換する。これにより、各光ビームL1、光ビームL2がそれぞれの感光体ドラム13の表面を主走査方向Xに繰返し走査する。
また、図3に示すように、一方の光ビームL1は、各光ビームL1、光ビームL2による各感光体ドラム13の主走査が開始される直前に、BDミラー71で反射されてBDセンサ72に入射する。BDセンサ72は、各感光体ドラム13の主走査が開始される直前のタイミングで光ビームL1を受光して、この主走査開始直前のタイミングを示すBD信号を出力する。
このBD信号に応じてイエロー及びマゼンタのトナー像が形成される各感光体ドラム13の主走査の開始タイミングが判定され、イエロー及びマゼンタの各画像データに応じた各光ビームL1、光ビームL2の変調が開始される。
その一方で、イエロー及びマゼンタのトナー像が形成される各感光体ドラム13が回転駆動されて、各光ビームL1、光ビームL2により該各感光体ドラム13の2次元表面(周面)が走査され、該各感光体ドラム13の表面にそれぞれの静電潜像が形成される。
ここで、第1入射光学系51と第2入射光学系52とは、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。また、第1結像光学系61と、第2結像光学系62とは、仮想直線Mを中心にして対称に配置されている。したがって、第3半導体レーザ45aの光ビームL3、第4半導体レーザ45bの光ビームL4がそれぞれの感光体ドラム13に入射するまでの光路は、上記で説明した光ビームL1、光ビームL2の光路と同様となるため、詳細な説明は省略する。
このような構成の光走査装置11においては、筐体41の底板41aの略中央にポリゴンミラー42を配置し、ポリゴンミラー42の中心を通る仮想直線Mを中心にして、第1半導体レーザ44aと第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45aと第4半導体レーザ45bとを対称に配置し、第1入射光学系51と第2入射光学系52とを対称に配置し、第1結像光学系61と第2結像光学系62とを対称に配置している。
このため、側方から視ると、ポリゴンミラー42、第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44b、第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45b、第1入射光学系51、及び第2入射光学系52等が小さなスペースに集約され、光走査装置11を概ね小型化することができる。
また、第1半導体レーザ44a、第2半導体レーザ44bの光ビームL1、光ビームL2をポリゴンミラー42の反射面42a上の略同一の第1入射スポットに入射させ、かつ第3半導体レーザ45a、第4半導体レーザ45bの光ビームL3、光ビームL4をポリゴンミラー42の反射面42a上の略同一の第2入射スポットに入射させているので、ポリゴンミラー42の厚さを薄くすることができ、ポリゴンミラー42が、光走査装置11の高さを高くする原因になることはない。
更に、ポリゴンミラー42の反射面42aで反射された各光ビームL1、光ビームL2が斜め下方向及び斜め上方向に互いに離れて行くものの、各光ビームL1、光ビームL2の上下方向の離間距離が長くなる以前に、各光ビームL1、光ビームL2がfθレンズ63に入射するようにポリゴンミラー42に対するfθレンズ63の配置位置を設定している。
同様に、ポリゴンミラー42の反射面42aで反射された各光ビームL3、光ビームL4が斜め下方向及び斜め上方向に互いに離れて行くものの、各光ビームL3、光ビームL4の上下方向の離間距離が長くなる以前に、各光ビームL3、光ビームL4がfθレンズ65に入射するようにポリゴンミラー42に対するfθレンズ65の配置位置を設定している。
これにより、fθレンズ63、fθレンズ65の厚さを薄くすることができ、fθレンズ63、fθレンズ65が、光走査装置11の高さを高くする原因にならないようにしている。
また、ハーフミラー55a、ミラー55bにより第2半導体レーザ44bの光ビームL2を仮想直線M(装置の中央)近くの第1光路J1まで副走査方向Yに変位させてからポリゴンミラー42に入射させ、かつ、ミラー59a、ハーフミラー59bにより第3半導体レーザ45aの光ビームL3を仮想直線M(装置の中央)近くの第2光路J2まで副走査方向Yに変位させてからポリゴンミラー42に入射させている。
このため、ポリゴンミラー42の直径を小さくすることができ、第1結像光学系61と第2結像光学系62とを接近させることができ、光走査装置11の横幅を抑えて、光走査装置11の小型化を図ることができる。
(実施形態1)
図5は、実施形態1の光走査装置におけるシリンドリカルレンズ56を、光ビームの入射方向から見た正面図である。従来では、図5(a)に示すように、第1入射光学系51にはシリンドリカルレンズ56aが配置され、第2入射光学系52にはシリンドリカルレンズ56bが配置されるように、それぞれの入射光学系に対して別々のシリンドリカルレンズ56が配置されていた。
ポリゴンミラー42に向けて光ビームを収束するシリンドリカルレンズ56a、56bは、基準となる底板41aに対して軸線OAが略平行となり、軸線OAの高さがポリゴンミラー42に対して所定の位置となるように、底板41aに設けられた2箇所のベース部81に載置されて取り付けられている。これらのベース部81は、ABS樹脂等を射出成型して筐体41の底板41aと一体的に形成されているが、射出成型時にベース部81の寸法精度や平面度のばらつきが生じる場合がある。
このとき、図5(a)に示すように、射出成型時の寸法精度のばらつきにより、シリンドリカルレンズ56bを支持する支持部81の高さが少し(△e)異なるだけでも、ベース部81の間隔が狭いために軸線OAが大きく傾いて取り付けられてしまう。その結果、シリンドリカルレンズ56bによって収束される光ビームL3、L4の形状が変形する等の光学性能の劣化が生じて、光ビームL3、L4をポリゴンミラー42に正確に入射させることが困難となる。
そこで、本発明の光走査装置では、ポリゴンミラー42の手前に配置されるシリンドリカルレンズ56を一つにして第1入射光学系51と第2入射光学系52で共用することにより、シリンドリカルレンズ56の軸線方向の幅W2を長くした形状にして、ベース部81の寸法精度にばらつきがあっても、軸線OAの傾きを小さく抑えることを特徴としている。
図5(b)は、本発明の光走査装置におけるシリンドリカルレンズ56を光入射面から見た正面図である。本発明では、シリンドリカルレンズ56は、軸線方向の幅W2が長く形成されており、シリンドリカルレンズ56の長手方向において片側半分が第1入射光学系51に配置され、他の片側半分が第2入射光学系52に配置されている。
このため、シリンドリカルレンズ56を載置するベース部81の2点の間隔を広くすることができるので、射出成型時の寸法精度のばらつき等により、一方のベース部81の高さが異なる場合でも、シリンドリカルレンズ56の軸線OAの傾きを小さく抑えることができる。
(実施形態2)
実施形態2では、シリンドリカルレンズ56の取付構造を説明する。図6は、実施形態2の光走査装置におけるシリンドリカルレンズ56の取付構造を説明する図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は側面図である。シリンドリカルレンズ56の取付構造は、シリンドリカルレンズ56を載置する2箇所のベース部81a、81bと、シリンドリカルレンズ56を支持する3箇所の支持部82、83、84とからなり、ABS樹脂等を射出成型して筐体41の底板41と一体的に形成されている。ベース部81a、81bは、シリンドリカルレンズ56の高さ方向Zを位置決めするものである。支持部82、83、84は、シリンドリカルレンズ56の主走査方向X及び副走査方向Yを位置決めするものである。
支持部82、83は、底板41a上のシリンドリカルレンズ56の端部を支持する位置に設けられ、シリンドリカルレンズ56の主走査方向X及び副走査方向Yを位置決めする屈曲部82a、83aを有している。シリンドリカルレンズ56の背面(光出射面)が、屈曲部82a、83aに接触して配置されることにより、シリンドリカルレンズ56がポリゴンミラー42から所定の距離となるように位置決めされる。
支持部84は、底板41a上のシリンドリカルレンズ56の中央部を支持する位置に設けられ、シリンドリカルレンズ56の高さ方向Zを位置決めする係合突起84aを有している。このため、支持部84によりシリンドリカルレンズ56の正面(光入射面)が支持されるとともに、支持部84の係合突起84aによりシリンドリカルレンズ56の上端部が押さえられる。
シリンドリカルレンズ56の取り付けは、シリンドリカルレンズ56を底板41aの上方から支持部82、83、84の間に差し込み、支持部84を係合突起84aを一旦外側に押し出すように撓ませながら、シリンドリカルレンズ56の底面をベース部81a、81bに載置させる。
これにより、シリンドリカルレンズ56は、底板41a上のベース部81a、81bに載置され、底板41a上の支持部82、83、84によって背面側と正面側から挟持されるとともに、底板41a上の支持部84の係合突起84aによって上端部が固定されている。すなわち、ベース部81a、81bと支持部82、83、84によって、主走査方向X、副走査方向Y及び高さ方向Zで位置決めされて固定されている。このため、コストを掛けずにシリンドリカルレンズ56を位置決めすることができ、簡単に底板41上に取り付けることができる。
上記のようにして取り付けられたシリンドリカルレンズ56には、図6(a)に示すように、中央の支持部84と一方の端部の支持部82(83)との間であり、シリンドリカルレンズ56の軸線OAを挟んだ上下の部分に、光ビームL1、L2(L3、L4)の入射スポットが形成される。
ここで、シリンドリカルレンズ56は、軸線方向の幅W2が長く形成されているため、ベース部81a、81bの高さのばらつきが生じても、シリンドリカルレンズ56の軸線OAの傾きを小さく抑えることができる。このため、シリンドリカルレンズ56によって収束される光ビームL1、L2の形状が変形する等の光学性能の劣化を防止して、光ビームをポリゴンミラー42の反射面に正確に入射させることができる。
(実施形態3)
実施形態3では、光走査装置における光ビームの調整方法について説明する。図7は、一例として、第1半導体レーザ44aの光ビームL1の調整方法を説明するための側面図である。光ビームL1は、コリメータレンズ53aによって平行光にされ、アパーチャー54によって散乱光が除去され、図示しないミラーに入射・反射してシリンドリカルレンズ56に入射し、ポリゴンミラー42の反射面に収束する様子を示している。
実施形態3の光走査装置の光ビームの調整方法は、ポリゴンミラー42を基準として、シリンドリカルレンズ56、図示しないミラー、アパーチャー54、コリメータレンズ53aを設置した後、これらの光学部材の位置調整を行うことなく、第1半導体レーザ44aの取付位置にてポリゴンミラー42に対してピント調整することを特徴としている。
シリンドリカルレンズ56は、実施形態2で説明したように、高さ方向Zにおいて、ポリゴンミラー42と同じ中心位置になるように配置される。アパーチャー54、コリメータレンズ53aも同様にポリゴンミラー42に対して所定の位置に配置される。ここで、底板41aには、各光学部材を載置するためのベース部81、85、86が光学系の設計位置に設けられており、各ベース部81、85、86には各光学部材を底板41aに対して垂直に支持するための図示しない支持部が設けられている。これにより、各光学部材は、ベース部81、85、86の上に垂直に設置された後、位置ずれしないように接着材等により固定される。
第1半導体レーザ44aは、把持部が設けられた樹脂性のリング部材47に圧入され、リング部材47を把持しながら、筐体41の側板41bに設けられた取付開口部48にて、第1半導体レーザ44aの位置をXYZ3次元方向に動かしてピント調整した後、リング部材47と取付開口部48が接着材49により固定される。
上記のように、これまで位置調整が必要であったシリンドリカルレンズ56は、軸線方向が長く形成されて軸線OAの傾きが抑えられるので、半導体レーザ側で位置調整を行うことにより、シリンドリカルレンズ56、図示しないミラー、アパーチャー54、コリメータレンズ53aの調整レス化が可能であり、これらの光学部材を筐体41へ直接固定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
11 光走査装置
12 現像装置
13 感光体ドラム
14 ドラムクリーニング装置
15 帯電器
17 定着装置
41 筐体
41a 底板
41b 側板
42 ポリゴンミラー
42a 反射面
51 第1入射光学系
52 第2入射光学系
53a、53b、57a、57b コリメータレンズ
54、58 アパーチャーアパーチャー
56、56a、56b シリンドリカルレンズ
61 第1結像光学系
62 第2結像光学系
81 ベース部
82、83、84 支持部
82a、83a 屈曲部
84a 係合突起

Claims (5)

  1. 画像データに応じて光源から出射された複数の光ビームをポリゴンミラーに照射し、該複数の光ビームを前記ポリゴンミラーの回転によって走査光とし、該複数の走査光が複数の感光体を走査して露光することにより、前記複数の感光体に潜像を形成する光走査装置において、
    前記複数の光ビームを前記ポリゴンミラーの反射面に向けて収束させるためのシリンドリカルレンズと、前記シリンドリカルレンズを支持する筐体とを有し、
    前記シリンドリカルレンズは、前記シリンドリカルレンズの軸線方向の中央部と両端部の3箇所において前記筐体に設けられた支持部により支持され、前記中央部の支持部と前記両端部の支持部は前記光ビームの光軸方向において前記シリンドリカルレンズを挟んで
    配置されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記中央部の支持部は前記シリンドリカルレンズに対し前記光源側に配置され、前記両端部の支持部は前記シリンドリカルレンズに対し前記ポリゴンミラー側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記中央の支持部に設けられた係合突起によって該シリンドリカルレンズの上端が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記シリンドリカルレンズは、前記中央部の支持部と前記両端部の支持部との間であり、該シリンドリカルレンズの軸線を挟んだ上下の部分に、光ビームの入射スポットが形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の光走査装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の光走査装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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