JP6169865B2 - 異物検知センサの固定構造 - Google Patents
異物検知センサの固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6169865B2 JP6169865B2 JP2013046663A JP2013046663A JP6169865B2 JP 6169865 B2 JP6169865 B2 JP 6169865B2 JP 2013046663 A JP2013046663 A JP 2013046663A JP 2013046663 A JP2013046663 A JP 2013046663A JP 6169865 B2 JP6169865 B2 JP 6169865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- side engaging
- detection sensor
- engaging portion
- hollow insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
上記課題を解決する異物検知センサの固定構造は、長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、前記ブラケットは、車両の開口部の周縁部及び前記開口部を開閉するドアパネルの周縁部の何れか一方に固定されるものであり、前記ブラケット側係合部は、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側のうち、前記ブラケットが固定される前記開口部の内周縁若しくは前記ドアパネルの外周縁から遠い側に設けられている。
この構成によれば、中空絶縁体が湾曲されることによってブラケットから浮き上がって剥離する虞のある湾曲部に、ブラケット側係合部が設けられている。更に、異物検知センサには、貼着面と直交する方向に当該ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部が設けられている。従って、ブラケット側係合部とセンサ側係合部とが係合することにより、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを抑制できるため、湾曲部から中空絶縁体が剥離することを抑制することができる。
また、ブラケットが固定される車両の開口部の周縁部若しくはドアパネルの周縁部に近接する異物が、ブラケット側係合部若しくはセンサ側係合部に接触することを抑制できる。従って、異物検知センサによる異物の感知感度を維持したまま湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを抑制できる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記センサ側係合部は、前記中空絶縁体に一体に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、センサ側係合部は、接着部材にてブラケットに固定される中空絶縁体に一体に形成されているため、センサ側係合部を設けたことによる部品点数の増加を防ぐことができる。
この構成によれば、仮想線の両側にブラケット側係合部を設けることにより、湾曲部の周方向の両端部に近いところにブラケット側係合部を設けることができる。そして、湾曲部の周方向の両端部に近いところでブラケット側係合部とセンサ側係合部とが貼着面と直交する方向に係合することになるため、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることをより効果的に抑制できる。従って、湾曲部から中空絶縁体が剥離することをより効果的に抑制することができる。
この構成によれば、ブラケット側係合部を仮想線を含む位置に設けることにより、ブラケット側係合部の数が少ない場合であっても、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを効果的に抑制できる。従って、湾曲部から中空絶縁体が剥離することを効果的に抑制することができる。
図1に示すように、車両1は、電動バックドア装置2を搭載している。車両1を構成する車体3の後部には後部開口部4が形成されている。後部開口部4における上下方向の略中央部よりも下方の部位は、後部開口部4における上下方向の略中央部よりも上方の部位よりも左右方向の幅が狭く形成されている。この後部開口部4は、該後部開口部4に対応した形状をなすドアパネル5によって開閉される。
ドアECU61は、操作スイッチ9から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。尚、ドアECU61は、位置検出装置8から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。本実施形態では、ドアECU61は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU61はアクチュエータ6を停止する。
中空絶縁体22が湾曲された状態で貼着されることにより同中空絶縁体22がブラケット12から浮き上がる虞のある湾曲部12bには、貼着面22eと対向する部分にブラケット側係合部12cが設けられている。一方、中空絶縁体22においてブラケット12の接着面12aと対向する貼着面22eには、貼着面22eと直交する方向にブラケット側係合部12cと係合するセンサ側係合部27が設けられている。そして、ブラケット側係合部12cとセンサ側係合部27とが係合することにより、中空絶縁体22における湾曲部12bに応じて湾曲された部分は、ブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係合される。よって、中空絶縁体22における湾曲部12bに応じて湾曲された部分が、ブラケット12から浮き上がることを抑制できる。
(1)中空絶縁体22が湾曲されることによってブラケット12から浮き上がって剥離する虞のある湾曲部12bに、ブラケット側係合部12cが設けられている。更に、異物検知センサ13には、貼着面22eと直交する方向に当該ブラケット側係合部12cと係合するセンサ側係合部27が設けられている。従って、ブラケット側係合部12cとセンサ側係合部27とが係合することにより、湾曲部12b上で異物検知センサ13が同湾曲部12bから浮き上がることを抑制できるため、湾曲部12bから中空絶縁体22が剥離することを抑制することができる。
・仮想線L1を含む位置に設けられるブラケット側係合部は、上記実施形態のブラケット側係合部12cに限らない。例えば、図8及び図9に示すように構成してもよい。尚、図8及び図9では、上記実施形態と同一の構成に同一の符号を付している。湾曲部12bには、ブラケット12の幅方向の両側に突出した一対の延設部12f,12gが設けられている。この延設部12f,12gは、ブラケット12の幅方向の両側でそれぞれ湾曲部12bの周方向の中央部であって仮想線L1を含む位置に形成されている。各延設部12f,12gは、ブラケット12の厚さ方向から見た形状が略四角形状をなしている。また、各延設部12f,12gにおける接着面12a側の面は接着面12aと同一平面内に形成されるとともに、各延設部12f,12gにおける接着面12aと反対側の面は、ブラケット12における接着面12aと反対側の面と同一平面内に形成されている。そして、延設部12fにブラケット側係合部12hが形成されるとともに、延設部12gにブラケット側係合部12hと対をなすブラケット側係合部12kが形成されている。ブラケット側係合部12h,12kは何れも仮想線L1を含む位置に形成されている。ブラケット側係合部12hは、延設部12fから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12hの先端部(即ちブラケット側係合部12hにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係止爪12mとなっている。同様に、ブラケット側係合部12kは、延設部12gから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12kの先端部(即ちブラケット側係合部12kにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係止爪12nとなっている。
(イ)前記センサ側係合部には、前記貼着面の幅方向に切り込まれた切込み部が設けられていることを特徴とする。
Claims (6)
- 長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、
前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、
前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、
前記ブラケット側係合部は、前記ブラケットの厚さ方向から見て、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。 - 請求項1に記載の異物検知センサの固定構造において、
前記センサ側係合部と前記ブラケット側係合部との係合箇所は、前記貼着面と直交する方向において、前記接着部材とは反対方向である前記中空絶縁体側に位置していることを特徴とする異物検知センサの固定構造。 - 長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、
前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、
前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、
前記ブラケットは、車両の開口部の周縁部及び前記開口部を開閉するドアパネルの周縁部の何れか一方に固定されるものであり、
前記ブラケット側係合部は、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側のうち、前記ブラケットが固定される前記開口部の内周縁若しくは前記ドアパネルの外周縁から遠い側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
前記センサ側係合部は、前記中空絶縁体に一体に形成されていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線の両側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線を含む位置に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013046663A JP6169865B2 (ja) | 2013-03-08 | 2013-03-08 | 異物検知センサの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013046663A JP6169865B2 (ja) | 2013-03-08 | 2013-03-08 | 異物検知センサの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014175151A JP2014175151A (ja) | 2014-09-22 |
JP6169865B2 true JP6169865B2 (ja) | 2017-07-26 |
Family
ID=51696184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013046663A Active JP6169865B2 (ja) | 2013-03-08 | 2013-03-08 | 異物検知センサの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6169865B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6854744B2 (ja) * | 2017-11-27 | 2021-04-07 | 株式会社ミツバ | タッチセンサの貼付面の処理方法 |
JP2019212385A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社ミツバ | センサユニットおよびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002103963A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-09 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 開閉機構用センサ装置 |
JP2006100035A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Tokyo Sensor:Kk | 曲がり長尺スイッチ |
JP2006294629A (ja) * | 2006-05-22 | 2006-10-26 | Asmo Co Ltd | 車両用スライドドアの異物挟み込み防止装置 |
US8493081B2 (en) * | 2009-12-08 | 2013-07-23 | Magna Closures Inc. | Wide activation angle pinch sensor section and sensor hook-on attachment principle |
-
2013
- 2013-03-08 JP JP2013046663A patent/JP6169865B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014175151A (ja) | 2014-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5840561B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造 | |
JP4504904B2 (ja) | コードスイッチ及びこれを用いた検知装置 | |
JP2011158336A (ja) | 感圧センサの製造方法及び感圧センサ | |
JP5917088B2 (ja) | 異物検知センサの取付構造及び異物検知装置 | |
JP6451799B2 (ja) | 異物検知センサの固定方法及び異物検知センサの固定構造 | |
US9217679B2 (en) | Foreign matter detection sensor | |
JP6169865B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造 | |
JP7102762B2 (ja) | 圧電部材 | |
CN110474283A (zh) | 线束 | |
JP5957201B2 (ja) | 異物検知センサの取付け構造及び異物検知装置 | |
JP5437597B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4703407B2 (ja) | 挟込み検出センサーを備えた自動車用成形体 | |
JP5852799B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造及び異物検知装置 | |
JP6059028B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP5784392B2 (ja) | 異物検知センサの固定構造及び異物検知装置 | |
JP6059033B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP6733718B2 (ja) | 異物検知センサ | |
JP6895874B2 (ja) | 障害物検知装置 | |
JP2011117827A (ja) | センサ部材の製造方法 | |
JP6908473B2 (ja) | タッチセンサの固定構造およびタッチセンサユニット | |
JP2016031924A (ja) | 異物検知センサ | |
JP2021012798A (ja) | タッチセンサユニット | |
JP7289236B2 (ja) | タッチセンサ | |
JP6110728B2 (ja) | センサー付きプロテクター | |
JP6035051B2 (ja) | 異物検知センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170629 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6169865 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |