JP6169865B2 - 異物検知センサの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、異物検知センサの固定構造に関するものである。
従来、モータ等の駆動力により電動でドアパネルを移動させて車体に形成された開口部(乗降口、後部開口部等)を開閉する電動ドア開閉装置を車両に搭載することがある。そして、電動ドア開閉装置には、開口部の周縁部とドアパネルとの間への異物の挟み込みを検知するために、開口部の周縁部とドアパネルとの間に存在する異物を検知するための異物検知センサを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された異物検知センサは、長尺状をなしており、長手方向に延びる複数の電極線を内部に保持した長尺状の中空絶縁体を有する。この中空絶縁体は弾性を有する。そして、特許文献1には、中空絶縁体の外周面に該中空絶縁体の長手方向に延びる帯状の貼着面を設け、この貼着面に貼着された接着片にて中空絶縁体を取付け場所に固定する例が記載されている。また、異物検知センサをドアパネルの周縁部若しくは車体の開口部の周縁部に固定する場合には、ドアパネルの周縁部若しくは車体の開口部の周縁部に固定されるブラケットに接着片にて中空絶縁体を固定し、該ブラケットを介して異物検知センサをドアパネルの周縁部若しくは車体の開口部の周縁部に固定することがある。このように、接着片を使用して異物検知センサをブラケットに固定すると、異物検知センサのブラケットへの固定を容易且つ安価に行うことができる。
米国特許出願公開2011/0169513号明細書
しかしながら、ドアパネルの周縁部等、車両において異物検知センサを取り付ける取付け場所は、湾曲した湾曲部を有することが多い。そのため、この取付け場所に固定されるブラケットも当該取付け場所の形状に応じて湾曲部を有する形状となる。そして、湾曲部を有するブラケットの形状に応じて中空絶縁体を湾曲させて接着片にてブラケットに貼着すると、中空絶縁体における湾曲された部分は、ブラケットから浮き上がろうとするため、同ブラケットから剥離する虞がある。また、中空絶縁体における湾曲された部分では、中空絶縁体の湾曲に接着片が追従しきれず、同接着片が中空絶縁体から剥離してしまったり、同接着片に皺が生じたりすることがある。そこで、接着片に切り込みを入れることにより、接着片が中空絶縁体の湾曲に追従し易くなるようにすることがある。しかしながら、接着片の粘着力が弱まってしまうため、中空絶縁体における湾曲された部分が、ブラケットから浮き上がりやすくなってしまい、同ブラケットから剥離する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、中空絶縁体のブラケットからの剥離を抑制することができる異物検知センサの固定構造を提供することにある。
上記課題を解決する異物検知センサの固定構造は、長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、前記ブラケット側係合部は、前記ブラケットの厚さ方向から見て、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側に設けられている
この構成によれば、中空絶縁体が湾曲されることによってブラケットから浮き上がって剥離する虞のある湾曲部に、ブラケット側係合部が設けられている。更に、異物検知センサには、貼着面と直交する方向に当該ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部が設けられている。従って、ブラケット側係合部とセンサ側係合部とが係合することにより、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを抑制できるため、湾曲部から中空絶縁体が剥離することを抑制することができる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記センサ側係合部と前記ブラケット側係合部との係合箇所は、前記貼着面と直交する方向において、前記接着部材とは反対方向である前記中空絶縁体側に位置している。
上記課題を解決する異物検知センサの固定構造は、長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、前記ブラケットは、車両の開口部の周縁部及び前記開口部を開閉するドアパネルの周縁部の何れか一方に固定されるものであり、前記ブラケット側係合部は、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側のうち、前記ブラケットが固定される前記開口部の内周縁若しくは前記ドアパネルの外周縁から遠い側に設けられている。
この構成によれば、中空絶縁体が湾曲されることによってブラケットから浮き上がって剥離する虞のある湾曲部に、ブラケット側係合部が設けられている。更に、異物検知センサには、貼着面と直交する方向に当該ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部が設けられている。従って、ブラケット側係合部とセンサ側係合部とが係合することにより、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを抑制できるため、湾曲部から中空絶縁体が剥離することを抑制することができる。
また、ブラケットが固定される車両の開口部の周縁部若しくはドアパネルの周縁部に近接する異物が、ブラケット側係合部若しくはセンサ側係合部に接触することを抑制できる。従って、異物検知センサによる異物の感知感度を維持したまま湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを抑制できる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記センサ側係合部は、前記中空絶縁体に一体に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、センサ側係合部は、接着部材にてブラケットに固定される中空絶縁体に一体に形成されているため、センサ側係合部を設けたことによる部品点数の増加を防ぐことができる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線の両側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、仮想線の両側にブラケット側係合部を設けることにより、湾曲部の周方向の両端部に近いところにブラケット側係合部を設けることができる。そして、湾曲部の周方向の両端部に近いところでブラケット側係合部とセンサ側係合部とが貼着面と直交する方向に係合することになるため、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることをより効果的に抑制できる。従って、湾曲部から中空絶縁体が剥離することをより効果的に抑制することができる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線を含む位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ブラケット側係合部を仮想線を含む位置に設けることにより、ブラケット側係合部の数が少ない場合であっても、湾曲部上で異物検知センサが同湾曲部から浮き上がることを効果的に抑制できる。従って、湾曲部から中空絶縁体が剥離することを効果的に抑制することができる。
上記異物検知センサの固定構造において、前記センサ側係合部は、前記貼着面に形成されており、前記ブラケット側係合部は、前記ブラケットにおける前記貼着面と対向する部分に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、センサ側係合部は、中空絶縁体が接着部材にてブラケットに固定される貼着面に形成されている。そして、ブラケット側係合部は、ブラケットにおける中空絶縁体の貼着面と対向する部分に形成されている。即ち、ブラケット側係合部及びセンサ側係合部は、中空絶縁体が接着部材にてブラケットに固定された状態において、外部から見え難い位置に形成されている。従って、ブラケット及び該ブラケットに固定された異物検知センサの見栄えがブラケット側係合部及びセンサ側係合部によって損なわれることが抑制される。
本発明の異物検知センサの固定構造によれば、中空絶縁体のブラケットからの剥離を抑制することができる。
異物検知センサを搭載した車両の概略図。 電動バックドア装置の電気的構成を示すブロック図。 ブラケットの概略図。 センサ部の斜視図。 ブラケットに固定された異物検知センサの断面図。 ブラケットに固定された異物検知センサの断面図(図7(b)におけるA−A断面図)。 (a)及び(b)はブラケットに固定された異物検知センサの側面図。 別の形態の固定構造にてブラケットに固定された異物検知センサの部分拡大図。 別の形態の固定構造にてブラケットに固定された異物検知センサの断面図(図8におけるB−B断面図)。 別の形態の固定構造にてブラケットに固定された異物検知センサの部分拡大図。 別の形態の固定構造にてブラケットに固定された異物検知センサの部分拡大図。 別の形態の固定構造にてブラケットに固定された異物検知センサの断面図(図11におけるC−C断面図)。
以下、異物検知センサの固定構造の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両1は、電動バックドア装置2を搭載している。車両1を構成する車体3の後部には後部開口部4が形成されている。後部開口部4における上下方向の略中央部よりも下方の部位は、後部開口部4における上下方向の略中央部よりも上方の部位よりも左右方向の幅が狭く形成されている。この後部開口部4は、該後部開口部4に対応した形状をなすドアパネル5によって開閉される。
ドアパネル5における上下方向の略中央部よりも下端側の部位(図1においては上側の約半分の部位)は、ドアパネル5における上下方向の略中央部よりも上端側の部位(図1においては下側の約半分の部位)よりも左右方向の幅が狭く形成されている。そのため、ドアパネル5の左右方向の両端は非直線状をなしている。このドアパネル5は、その上端部が車体3の後部側面の上端部に回動可能に連結されており、車体3との連結部分を回動中心として、該ドアパネル5の下端部が上下方向に移動するように回動可能である。尚、ドアパネル5は、全閉位置と全開位置との間で移動される。全閉位置は、ドアパネル5が後部開口部4を完全に閉鎖する位置であり、全開位置は、ドアパネル5が後部開口部4を完全に開放する位置である。
図1及び図2に示すように、ドアパネル5には、アクチュエータ6を備え車体3側に配置された駆動機構(図示略)が接続されている。電動バックドア装置2では、このアクチュエータ6が駆動されると、ドアパネル5が上下方向に回動されて後部開口部4を開閉するようになっている。
図2に示すように、前記アクチュエータ6は、モータ7と、該モータ7の回転を減速して出力する減速機構(図示略)とを備えている。また、アクチュエータ6内には、モータ7の回転を検出する位置検出装置8が配置されている。位置検出装置8は、例えば、モータ7の回転軸(図示略)若しくは前記減速機構を構成する減速ギヤ(図示略)と一体回転するように設けられた磁石と、該磁石に対向配置されたホールIC(図示略)とから構成されている。そして、ホールICは、位置検出信号として、磁石の回転による該磁石の磁界の変化に応じたパルス信号を出力する。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の開閉を指示するための操作スイッチ9を備えている。図1及び図2に示すように、この操作スイッチ9は、車両1の搭乗者等によって後部開口部4を開放するように操作されると、後部開口部4を開放するようにドアパネル5を回動させる旨の開信号を出力する。一方、操作スイッチ9は、搭乗者等によって後部開口部4を閉鎖するように操作されると、後部開口部4を閉鎖するようにドアパネル5を回動させる旨の閉信号を出力する。この操作スイッチ9は、車室内の所定箇所(ダッシュボード等)、ドアパネル5のドアレバー(図示略)、イグニッションキーと共に携行される携行品(図示略)等に設けられている。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の周縁部と、後部開口部4におけるドアパネル5の周縁部と対向する周縁部との間に存在する異物を検知するための異物検知装置11を備えている。異物検知装置11は、ブラケット12を介してドアパネル5の周縁部に固定された異物検知センサ13と、該異物検知センサ13に電気的に接続された通電検知部14とを備えている。
図1及び図3に示すように、前記ブラケット12は、ドアパネル5における後部開口部4の周縁部と対向する周縁部に固定されており、詳しくは、ドアパネル5の内側面(即ちドアパネル5の車室側の側面)における左右方向の両端部にそれぞれ固定されている。各ブラケット12は、ドアパネル5の左右方向の両端部に沿って同ドアパネル5の上端から下端まで延びる帯状をなしている。そして、ブラケット12における厚さ方向の一端面は、異物検知センサ13が固定される接着面12aとなっている。また、2つのブラケット12は、非直線状をなすドアパネル5の左右方向の両端部の形状に応じて湾曲した湾曲部12bを有する。図3に示すように、この湾曲部12bは、ブラケット12の厚さ方向から見た形状が円弧状をなしている。図3には、湾曲部12bの周方向の両側の端を二点鎖線にて図示するとともに、同湾曲部12bの周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線L1を一点鎖線にて図示している。この湾曲部12bは、即ち2本の二点鎖線の間の部分は、一定の曲率で湾曲している。即ち、湾曲部12bにおいては、該湾曲部12bの周方向の一端から他端まで曲率が変化していない。
ブラケット12の湾曲部12bには、ブラケット側係合部12cが設けられている。ブラケット側係合部12cは、湾曲部12bの周方向の中央部に設けられている。このブラケット側係合部12cは、前記仮想線L1を含む位置、即ち前記仮想線L1上に形成されブラケット12を厚さ方向に貫通した孔である。また、ブラケット側係合部12cは、ブラケット12の幅方向の略中央部に設けられている。そして、ブラケット側係合部12cは、ブラケット12の厚さ方向から見た形状が円形状をなしている。更に、ブラケット側係合部12cは、ブラケット12の厚さ方向から見ると、その中心O1が仮想線L1上に位置する。
また、各ブラケット12の長手方向の一端部(ドアパネル5の上端側となる端部)に第1係合部12dが形成されるとともに、各ブラケット12の長手方向の他端部(ドアパネル5の下端側となる端部)に第2係合部12eが形成されている。尚、図3においては、図1に合わせて、ブラケット12におけるドアパネル5の上端側となる端部を下方に図示し、同ブラケット12におけるドアパネル5の下端側となる端部を上方に図示している。第1係合部12dは、ブラケット12の長手方向の一端からブラケット12の長手方向の中央部に向かって切り込まれたスリット状をなしている。そして、第1係合部12dは、ブラケット12を厚さ方向に貫通するとともに同ブラケット12の長手方向の中央部と反対側に開口している。更に、第1係合部12dは、ブラケット12の長手方向の一端部においてブラケット12の幅方向の略中央部に形成されている。また、前記第2係合部12eは、ブラケット12の長手方向の他端からブラケット12の長手方向の中央部に向かって切り込まれたスリット状をなしている。そして、第2係合部12eは、ブラケット12を厚さ方向に貫通するとともに同ブラケット12の長手方向の中央部と反対側に開口している。更に、第2係合部12eは、ブラケット12の長手方向の他端部においてブラケット12の幅方向の略中央部に形成されている。
図1に示すように、前記異物検知センサ13は長尺な紐状をなしている。この異物検知センサ13は、長尺な紐状をなすセンサ部21を備えている。図4に示すように、センサ部21を構成する長尺状の中空絶縁体22(保持部材)は、弾性変形可能な絶縁体(軟質の樹脂材料やエラストマ等)により形成されている。中空絶縁体22は、円筒状をなす内側絶縁体22aと、該内側絶縁体22aの外周を被覆する外側絶縁体22bとから構成されている。
図4及び図5に示すように、内側絶縁体22aは、長尺な紐状をなすとともにその外周面が円筒状をなしている。そして、内側絶縁体22aの内側には、該内側絶縁体22aの長手方向に沿って延びる中空孔22cが形成されている。この中空孔22cは、内側絶縁体22aの長手方向と直交する断面において周方向の4箇所に外周側に向かって凹設された離間凹部22dを内側絶縁体22aの断面における略中央部で連結した形状をなすことにより、内側絶縁体22aの長手方向と直交する方向の断面形状が略X字状をなしている。そして、中空孔22cは、4つの離間凹部22dがそれぞれ螺旋状となるように内側絶縁体22aの長手方向(中空絶縁体22の長手方向に同じ)に沿って延びている。この中空孔22cを内側絶縁体22aに有することにより中空絶縁体22は中空状をなしている。
また、内側絶縁体22aの内側には、該内側絶縁体22aにて保持される2本の電極線23,24が互いに離間して対向配置されている。各電極線23,24は、導電性細線を撚り合わせて形成され可撓性を有する中心電極25と、導電性及び弾性を有し中心電極25の外周を被覆する円筒状の導電被覆層26とから構成されている。そして、2つの電極線23,24は、内側絶縁体22aの内側で、周方向に並ぶ4つの前記離間凹部22dの間であって、電極線23と電極線24との間に離間凹部22dが2つずつ介在される位置に配置されている。更に、2本の電極線23,24は、内側絶縁体22aの内側に周方向に等角度間隔(本実施形態では180°間隔)に配置されるとともに、互いの間隔(周方向の間隔)を一定に維持したまま、螺旋状に延びる離間凹部22dに沿って内側絶縁体22aの長手方向に螺旋状に延びている。また、電極線23,24は、その一部が内側絶縁体22aの内側で同内側絶縁体22aに埋設されることにより、同内側絶縁体22aによって保持されている。そして、2本の電極線23,24は、内側絶縁体22aの長手方向の何れの位置においても中空孔22cを介して内側絶縁体22aの長手方向と直交する方向(即ち内側絶縁体22aの直径方向)に対向している。
前記外側絶縁体22bは、内側絶縁体22aの外周面に一体成形されており、内側絶縁体22aの外周面全体を被覆している。そして、外側絶縁体22bの外周面、即ち中空絶縁体22の外周面には、中空絶縁体22の長手方向に沿って延びる帯状の貼着面22eが形成されている。この貼着面22eは、中空絶縁体22の長手方向の一端から他端に亘って形成されている。更に、貼着面22eは、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面(即ち、図5に示す断面)において直線状をなしている。また、外側絶縁体22bの外周面は、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面において貼着面22e側に開口する略U字状をなす部分を有する。そして、このような中空絶縁体22は、長手方向と直交する断面の形状が略D形状をなしている。
図6及び図7(b)に示すように、中空絶縁体22には、前記ブラケット12に設けられたブラケット側係合部12cと係合するセンサ側係合部27が設けられている。センサ側係合部27は、中空絶縁体22がブラケット12の接着面12a上に配置されたときに、同中空絶縁体22において湾曲部12b上に配置される部分に一体に形成されている。本実施形態では、センサ側係合部27は、貼着面22eにおいて、異物検知センサ13をブラケット12に固定するときに湾曲部12bと対向する部分に形成されている。そして、センサ側係合部27は、弾性変形可能な絶縁体(軟質の樹脂材料やエラストマ等)から形成されている。センサ側係合部27は、貼着面22eから延びる係合軸27aと、該係合軸27aの先端部に該係合軸27aと一体に設けられた係止部27bとから構成されている。
係合軸27aは、貼着面22eから同貼着面22eと直交する方向に突出した円柱状をなしている。この係合軸27aの長さは、ブラケット12の厚さよりも長く形成されている。また、係合軸27aの外径は、前記ブラケット側係合部12cの内径と略等しく形成されている。更に、係合軸27aは中空状をなしている。
前記係止部27bは傘状をなしている。そして、係止部27bの外周面は、係合軸27aの先端部から同係合軸27aの基端側に近づくに連れてその直径が大きくなる略円錐形状をなしている。また、係止部27bにおける最も係合軸27aの基端に近い部分は、最も外径が大きくなっており、ブラケット側係合部12cの内径よりも大きくなっている。
上記したセンサ部21は押出し成形により形成されている。詳しくは、センサ部21は、断面円形状のダミー線を複数本利用して形成される。まず、中心となるダミー線の外周に、4本のダミー線と電極線23,24とを螺旋状に巻き付ける。このとき、電極線23と電極線24との間に2本ずつダミー線が介在されるようにして中心となるダミー線の外周に、4本のダミー線と電極線23,24とを螺旋状に巻き付ける。その後、中心となるダミー線の外周に螺旋状に巻き付けられた4本のダミー線及び電極線23,24の外周に押出し成形により内側絶縁体22aを形成する。その後、内側絶縁体22aの外周に押出し成形により外側絶縁体22bを形成する。これにより、中空絶縁体22が完成する。その後、複数本のダミー線を内部に保持したままの中空絶縁体22を、センサ側係合部27を形成するための成形型内に配置する。そして、射出成形により中空絶縁体22にセンサ側係合部27を一体成形する。このとき、中空絶縁体22の内部にはダミー線が配置されているため、中空絶縁体22を潰すことなく(中空孔22cを維持したまま)センサ側係合部27を形成することができる。そして、センサ側係合部27を形成した後に、中空絶縁体22から複数本のダミー線を抜き取る。こうしてセンサ部21が完成する。
図2に示すように、中空絶縁体22の長手方向の片側端部(図2において左側の端部)を第1端部22fとし、もう一方の片側端部(図2において右側の端部)を第2端部22gとする。
図7(b)に示すように、中空絶縁体22の第1端部22fには第1封止部材31が設けられている。第1封止部材31は絶縁性の樹脂材料にて形成されている。第1封止部材31は、中空絶縁体22の第1端部22fとセンサ部21の長手方向に隣り合う第1端末被覆部31aと、該第1端末被覆部31aと一体に形成された第1取付係合部31bとから構成されている。
第1端末被覆部31aは、中空絶縁体22の第1端部22fを埋設しつつ同第1端部22fに一体に形成されている。図2及び図4に示すように、中空絶縁体22の第1端部22fから電極線23,24の中心電極25がそれぞれ引き出されている。更に、中空絶縁体22の第1端部22fから引き出された2本の電極線23,24の中心電極25は、抵抗器32を介して電気的に接続されている。そして、第1端末被覆部31aは、第1端部22fから引出された電極線23,24及び抵抗器32を内部に埋設して封止している。また、図7(a)に示すように、第1端末被覆部31aの外形形状は、中空絶縁体22の外形形状を一回り大きくした形状に形成されており、センサ部21の長手方向から見た形状が略D形状をなしている。そして、第1端末被覆部31aにおける中空絶縁体22の第1端部22f側の端部は、同第1端部22fに液密且つ気密に密着している。
図7(a)及び図7(b)に示すように、第1取付係合部31bは、第1端末被覆部31aにおける貼着面22eの前方側となる端部に一体に形成されている。この第1取付係合部31bは、第1端末被覆部31aの外周面から貼着面22eの前方側(図7(b)において貼着面22eの下方側)に向かって中空絶縁体22の外周面よりも外側に突出するとともに、本実施形態では略直方体状をなしている。また、第1取付係合部31bは、貼着面22eよりも若干広い幅を有する。
また、第1取付係合部31bには、一対の第1係合凹部31cが形成されている。一対の第1係合凹部31cは、第1取付係合部31bにおける幅方向(貼着面22eの幅方向と同方向)の両側に形成されている。そして、一対の第1係合凹部31cは、第1取付係合部31bの幅を狭めるように凹設された凹部状をなしている。更に、一対の第1係合凹部31cは、センサ部21の長手方向に沿って延びる溝状をなすとともに、第1取付係合部31bをセンサ部21の長手方向に貫通している。また、第1取付係合部31bにおける第1係合凹部31cが設けられた部分の幅(一対の第1係合凹部31cの底面31d間の幅)は、前記第1係合部12dの幅と略等しく形成されている。
図7(b)に示すように、中空絶縁体22の第2端部22gには第2封止部材33が設けられている。第2封止部材33は絶縁性の樹脂材料にて形成されている。第2封止部材33は、中空絶縁体22の第2端部22gとセンサ部21の長手方向に隣り合う第2端末被覆部33aと、該第2端末被覆部33aと一体に形成された第2取付係合部33bとを備えている。
第2端末被覆部33aは、中空絶縁体22の第2端部22gを埋設しつつ同第2端部22gに一体に形成されている。図2に示すように、中空絶縁体22の第2端部22gから電極線23,24の中心電極25(図4参照)がそれぞれ引き出されている。そして、電極線23の中心電極25にはリード線41が電気的に接続されるとともに、電極線24の中心電極25にはリード線42が電気的に接続されている。そして、図2及び図7(b)に示すように、第2端末被覆部33aは、第2端部22gから引出された電極線23,24及びリード線41,42における電極線23,24側の端部を内部に埋設して封止している。また、第2端末被覆部33aの外形形状は、前記第1端末被覆部31aと同様に中空絶縁体22の外形形状を一回り大きくした形状に形成されており、センサ部21の長手方向から見た形状が略D形状をなしている。そして、第2端末被覆部33aにおける中空絶縁体22の第2端部22g側の端部は、同第2端部22gに液密且つ気密に密着している。
図7(b)に示すように、第2取付係合部33bは、第2端末被覆部33aにおける貼着面22eの前方側となる端部に一体に形成されている。この第2取付係合部33bは、第2端末被覆部33aの外周面から貼着面22eの前方側(図7(b)において貼着面22eの下方側)に向かって中空絶縁体22の外周面よりも外側に突出するとともに、本実施形態では略直方体状をなしている。また、第2取付係合部33bは、貼着面22eよりも若干広い幅を有する。更に、第2取付係合部33bは、前記リード線41,42における第2端末被覆部33aから出た部分を内部に埋設して封止している。そして、2本のリード線41,42は、第2取付係合部33bにおけるセンサ部21の長手方向の両端面のうちセンサ部21に近い側の端面からセンサ部21と平行をなすように同第2取付係合部33bの外部に引き出されている。
また、第2取付係合部33bには、前記一対の第1係合部12dと同様の一対の第2係合凹部33cが形成されている。一対の第2係合凹部33cは、第2取付係合部33bにおける幅方向(貼着面22eの幅方向と同方向)の両側に形成されている。そして、一対の第2係合凹部33cは、第2取付係合部33bの幅を狭めるように凹設された凹部状をなしている。更に、一対の第2係合凹部33cは、センサ部21の長手方向に沿って延びる溝状をなすとともに、第2取付係合部33bをセンサ部21の長手方向に貫通している。また、第2取付係合部33bにおける第2係合凹部33cが設けられた部分の幅(一対の第2係合凹部33cの底面33d間の幅)は、前記第2係合部12eの幅と略等しく形成されている。
そして、図7(a)及び図7(b)に示すように、異物検知センサ13は、第1取付係合部31b及び第2取付係合部33bがブラケット12に係止された状態で同ブラケット12に固定されている。第1取付係合部31bは、同第1取付係合部31bにおける一対の第1係合凹部31c間の部分(即ち一対の第1係合凹部31cの底面31d間の部分)が第1係合部12dに挿入されることによりブラケット12に係合されている。更に、ブラケット12における第1係合部12dの両側の部分が一対の第1係合凹部31c内に挿入されている。従って、第1取付係合部31bがブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係止されるため、該第1取付係合部31bが設けられた中空絶縁体22の第1端部22fは、ブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係止されている。また、第2取付係合部33bは、同第2取付係合部33bにおける一対の第2係合凹部33c間の部分(即ち一対の第2係合凹部33cの底面33d間の部分)が第2係合部12eに挿入されることによりブラケット12に係合されている。更に、ブラケット12における第2係合部12eの両側の部分が一対の第2係合凹部33c内に挿入されている。従って、第2取付係合部33bがブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係止されるため、該第2取付係合部33bが設けられた中空絶縁体22の第2端部22gは、ブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係止されている。
更に、センサ側係合部27がブラケット側係合部12cに係合されている。センサ側係合部27は、係止部27bがブラケット側係合部12cを貫通するまで接着面12a側から同ブラケット側係合部12cに差し込まれている。そして、係合軸27aは、ブラケット側係合部12cに対してブラケット12の長手方向及び幅方向に係合している。更に、係止部27bは、接着面12aと反対側(中空絶縁体22が配置された側と反対側)でブラケット12におけるブラケット側係合部12cの周縁部に接触している。従って、センサ側係合部27は、貼着面22eと直交する方向にブラケット側係合部12cと係合している。更に、ブラケット側係合部12cにセンサ側係合部27が係合することにより、中空絶縁体22におけるセンサ側係合部27付近の部分は、ブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係止されている。そして、中空絶縁体22は、貼着面22eと接着面12aとの間に介在された両面テープ51によってブラケット12に貼着されている。このように、異物検知センサ13は両面テープ51にてブラケット12に固定されている。
そして、図1及び図7(b)に示すように、第2封止部材33の第2取付係合部33bから延びる2本のリード線41,42は、第1端部22fの方(図7(b)において左側)に向かってセンサ部21と平行に延びた後に、ドアパネル5の内部に引き込まれている。図2に示すように、ドアパネル5の内部に引き込まれた2本のリード線41,42のうち一方のリード線41は、同ドアパネル5の内部で通電検知部14に電気的に接続されている。更に、同2本のリード線41,42のうち他方のリード線42は、ドアパネル5の内部でグランドGNDに接続(即ち車体3に接地)されている。
図1及び図2に示すように、前記通電検知部14はドアパネル5の内部に配置されている。この通電検知部14は、電極線23に電流を供給している。そして、センサ部21に押圧力等の外力が加えられていない通常の状態では、通電検知部14から電極線23に供給される電流は、抵抗器32を介して電極線24に流れる。一方、センサ部21を潰すような外力が加えられると、外力が加えられた部位の中空絶縁体22が弾性変形するとともに該中空絶縁体22の弾性変形に伴って電極線23,24が撓曲し、電極線23と電極線24とが接触して短絡される。すると、通電検知部14から電極線23に供給される電流は、抵抗器32を介さずに電極線24に流れることになる。従って、例えば、一定の電圧で電極線23に電流を供給している場合には、電流値が変化するため、通電検知部14は、このときの電流値の変化を検知することにより、センサ部21に接触した異物を検知する。そして、通電検知部14は、この電流値の変化を検知すると、即ち異物検知センサ13に接触した異物を検知すると、後述のドアECU61に異物検知信号を出力する。尚、センサ部21に対する外力が取り除かれると、中空絶縁体22が復元し、電極線23,24も復元して非導通状態となる。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の内部に前記アクチュエータ6によるドアパネル5の開閉作動を制御するドアECU61を備えている。ドアECU61は、ROM(Read only Memory)、RAM(Random access Memory)等を備えマイクロコンピュータとしての機能を有するとともに、車両1のバッテリ(図示略)から電源の供給を受けている。また、ドアECU61は、該ドアECU61に電気的に接続された通電検知部14に電流を供給している。そして、ドアECU61は、操作スイッチ9、位置検出装置8及び通電検知部14等から入力される各種信号に基づいてアクチュエータ6を制御する。
次に、上記のように構成された電動バックドア装置2の動作を統括的に説明する。
ドアECU61は、操作スイッチ9から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。尚、ドアECU61は、位置検出装置8から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。本実施形態では、ドアECU61は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU61はアクチュエータ6を停止する。
一方、操作スイッチ9から閉信号が入力されると、ドアECU61は、ドアパネル5を閉作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU61はアクチュエータ6を停止する。尚、ドアパネル5の閉作動中に、異物検知センサ13のセンサ部21に異物が接触して同センサ部21に外力が加えられると、異物検知センサ13において中空絶縁体22が弾性変形されることにより電極線23と電極線24とが接触して短絡される。その結果、電極線23に供給する電流の電流値が変化するため、通電検知部14がドアECU61に異物検知信号を出力する。ドアECU61は、異物検知信号が入力されると、アクチュエータ6を反転させてドアパネル5を所定量だけ開作動させた後にアクチュエータ6を停止する。
次に、本実施形態の異物検知センサの固定構造の作用を説明する。
中空絶縁体22が湾曲された状態で貼着されることにより同中空絶縁体22がブラケット12から浮き上がる虞のある湾曲部12bには、貼着面22eと対向する部分にブラケット側係合部12cが設けられている。一方、中空絶縁体22においてブラケット12の接着面12aと対向する貼着面22eには、貼着面22eと直交する方向にブラケット側係合部12cと係合するセンサ側係合部27が設けられている。そして、ブラケット側係合部12cとセンサ側係合部27とが係合することにより、中空絶縁体22における湾曲部12bに応じて湾曲された部分は、ブラケット12に対して貼着面22eと直交する方向に係合される。よって、中空絶縁体22における湾曲部12bに応じて湾曲された部分が、ブラケット12から浮き上がることを抑制できる。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)中空絶縁体22が湾曲されることによってブラケット12から浮き上がって剥離する虞のある湾曲部12bに、ブラケット側係合部12cが設けられている。更に、異物検知センサ13には、貼着面22eと直交する方向に当該ブラケット側係合部12cと係合するセンサ側係合部27が設けられている。従って、ブラケット側係合部12cとセンサ側係合部27とが係合することにより、湾曲部12b上で異物検知センサ13が同湾曲部12bから浮き上がることを抑制できるため、湾曲部12bから中空絶縁体22が剥離することを抑制することができる。
(2)センサ側係合部27は、両面テープ51にてブラケット12に固定される中空絶縁体22に一体に形成されているため、センサ側係合部27を設けたことによる部品点数の増加を防ぐことができる。
(3)ブラケット側係合部12cを仮想線L1を含む位置に設けることにより、本実施形態のようにブラケット側係合部12cの数が少ない場合であっても、湾曲部12b上で異物検知センサ13が同湾曲部12bから浮き上がることを効果的に抑制できる。従って、湾曲部12bから中空絶縁体22が剥離することを効果的に抑制することができる。
(4)センサ側係合部27は、中空絶縁体22が両面テープ51にてブラケット12に固定される貼着面22eに形成されている。そして、ブラケット側係合部12cは、ブラケット12における中空絶縁体22の貼着面22eと対向する部分に形成されている。即ち、ブラケット側係合部12c及びセンサ側係合部27は、中空絶縁体22が両面テープ51にてブラケット12に固定された状態において、外部から見え難い位置に形成されている。従って、ブラケット12及び該ブラケット12に固定された異物検知センサ13の見栄えがブラケット側係合部12c及びセンサ側係合部27によって損なわれることが抑制される。
尚、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・仮想線L1を含む位置に設けられるブラケット側係合部は、上記実施形態のブラケット側係合部12cに限らない。例えば、図8及び図9に示すように構成してもよい。尚、図8及び図9では、上記実施形態と同一の構成に同一の符号を付している。湾曲部12bには、ブラケット12の幅方向の両側に突出した一対の延設部12f,12gが設けられている。この延設部12f,12gは、ブラケット12の幅方向の両側でそれぞれ湾曲部12bの周方向の中央部であって仮想線L1を含む位置に形成されている。各延設部12f,12gは、ブラケット12の厚さ方向から見た形状が略四角形状をなしている。また、各延設部12f,12gにおける接着面12a側の面は接着面12aと同一平面内に形成されるとともに、各延設部12f,12gにおける接着面12aと反対側の面は、ブラケット12における接着面12aと反対側の面と同一平面内に形成されている。そして、延設部12fにブラケット側係合部12hが形成されるとともに、延設部12gにブラケット側係合部12hと対をなすブラケット側係合部12kが形成されている。ブラケット側係合部12h,12kは何れも仮想線L1を含む位置に形成されている。ブラケット側係合部12hは、延設部12fから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12hの先端部(即ちブラケット側係合部12hにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係止爪12mとなっている。同様に、ブラケット側係合部12kは、延設部12gから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12kの先端部(即ちブラケット側係合部12kにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係止爪12nとなっている。
また、ブラケット側係合部12h,12kと係合するセンサ側係合部71,72は、中空絶縁体22における湾曲部12b上に配置される部分に一体に形成されている。尚、図8及び図9に示す例では、中空絶縁体22は外側絶縁体22bのみから構成されている。更に、この中空絶縁体22の内側(外側絶縁体22bの内側)に保持された2本の電極線23,24は、中空絶縁体22の長手方向と直交する方向に対向し同中空絶縁体22の長手方向に沿って平行に延びている。そして、センサ側係合部71,72は、中空絶縁体22の外周面から貼着面22eの幅方向の両側に突出している。また、センサ側係合部71の先端部には、貼着面22eの正面側に突出した接触部71aが一体に設けられるとともに、センサ側係合部72の先端部には、貼着面22eの正面側に突出した接触部72aが一体に設けられている。そして、ブラケット12に異物検知センサ13を固定するときには、湾曲部12bの形状に合わせて中空絶縁体22を湾曲させながら、ブラケット12の長手方向からセンサ側係合部71をブラケット側係合部12hの係止爪12mと延設部12fとの間に挿入する。更に、ブラケット12の長手方向からセンサ側係合部72をブラケット側係合部12kの係止爪12nと延設部12gとの間に挿入する。係止爪12mと延設部12fとの間に挿入されたセンサ側係合部71は、接触部71aが延設部12fに接触するとともに、貼着面22eと直交する方向に係止爪12mと係合する。同様に、係止爪12nと延設部12gとの間に挿入されたセンサ側係合部72は、接触部72aが延設部12gに接触するとともに、貼着面22eと直交する方向に係止爪12nと係合する。このようにしても上記実施形態の(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
尚、図10に示すように、センサ側係合部71,72に切込み部73を設けてもよい。各センサ側係合部71,72に設けられた切込み部73は、センサ側係合部71,72の先端から基端に向かって貼着面22eの幅方向に切り込まれており、センサ側係合部71,72を厚さ方向に貫通している。また、各切込み部73は、貼着面22eの幅方向の中央部に近づくに連れて該切込み部73の幅(切込み部73における中空絶縁体22の長手方向に沿った方向の長さ)が狭くなる三角形状をなしている。このようにすると、湾曲部12bの形状に応じて中空絶縁体22が湾曲された場合、センサ側係合部71,72は、中空絶縁体22の湾曲に伴って切込み部73が中空絶縁体22の長手方向に開く若しくは閉じることにより、中空絶縁体22の湾曲に追従し易くなる。従って、センサ側係合部71,72を、中空絶縁体22の湾曲に伴って湾曲させ易くなるため、異物検知センサ13をより容易にブラケット12に固定することができる。
また、図11及び図12に示すように構成してもよい。尚、図11及び図12では、上記実施形態と同一の構成に同一の符号を付している。湾曲部12bには、ブラケット12の幅方向の両側に突出した一対の突出部12p,12qが設けられている。この突出部12p,12qは、ブラケット12の幅方向の両側でそれぞれ湾曲部12bの周方向の中央部であって仮想線L1を含む位置に形成されている。また、各突出部12p,12qにおける接着面12a側の面は接着面12aと同一平面内に形成されるとともに、各突出部12p,12qにおける接着面12aと反対側の面は、ブラケット12における接着面12aと反対側の面と同一平面内に形成されている。そして、突出部12pにブラケット側係合部12sが形成されるとともに、突出部12qにブラケット側係合部12sと対をなすブラケット側係合部12tが形成されている。ブラケット側係合部12s,12tは何れも仮想線L1を含む位置に形成されている。ブラケット側係合部12sは、突出部12pから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12sの先端部(即ちブラケット側係合部12sにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係合爪12uとなっている。同様に、ブラケット側係合部12tは、突出部12qから接着面12aと直交する方向に延びた後にブラケット12の幅方向の中央部側に延びており、略鉤状をなしている。そして、このブラケット側係合部12tの先端部(即ちブラケット側係合部12tにおいてブラケット12の幅方向の中央部側に延びる部分)は、接着面12aと平行に延びる係合爪12vとなっている。一方のブラケット側係合部12sの係合爪12uの先端と、他方のブラケット側係合部12tの係合爪12vの先端との間の距離は、貼着面22eの幅よりも狭くなっている。
また、ブラケット側係合部12s,12tと係合するセンサ側係合部81,82は、中空絶縁体22における湾曲部12b上に配置される部分に一体に形成されている。尚、図11及び図12に示す例では、中空絶縁体22は外側絶縁体22bのみから構成されている。更に、この中空絶縁体22の内側(外側絶縁体22bの内側)に保持された2本の電極線23,24は、中空絶縁体22の長手方向と直交する方向に対向し同中空絶縁体22の長手方向に沿って平行に延びている。そして、センサ側係合部81,82は、中空絶縁体22における湾曲部12b上に配置される部分の幅方向(貼着面22eの幅方向に同じ)の両側面に凹設された凹部である。センサ側係合部81における中空絶縁体22の長手方向の長さは、前記係合爪12uにおけるブラケット12の長手方向の長さ以上の長さとなっている。更に、センサ側係合部81における貼着面22eと直交する方向の幅は、係合爪12uにおけるブラケット12の厚さ方向の厚さと略等しく形成されている。また、センサ側係合部82における中空絶縁体22の長手方向の長さは、前記係合爪12vにおけるブラケット12の長手方向の長さ以上の長さとなっている。更に、センサ側係合部82における貼着面22eと直交する方向の幅は、係合爪12vにおけるブラケット12の厚さ方向の厚さと略等しく形成されている。そして、ブラケット12に異物検知センサ13を固定するときには、湾曲部12bの形状に合わせて中空絶縁体22を湾曲させるとともに、同中空絶縁体22を弾性変形させながらブラケット側係合部12sとブラケット側係合部12tとの間に配置する。更に、係合爪12uをセンサ側係合部81に挿入するとともに、係合爪12vをセンサ側係合部82に挿入する。これにより、ブラケット側係合部12sの係合爪12uとセンサ側係合部81とが、また、ブラケット側係合部12tの係合爪12vとセンサ側係合部82とがそれぞれ貼着面22eと直交する方向に係合する。このようにしても上記実施形態の(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
また、図8及び図9に示す例では、ブラケット12には、同ブラケット12上に配置された中空絶縁体22における貼着面22eの幅方向の両側にブラケット側係合部12h,12kが設けられている。しかしながら、ブラケット側係合部12h,12kのうち何れか一方のみをブラケット12に設けてもよい。この場合、ブラケット12上に配置された中空絶縁体22における貼着面22eの幅方向の両側のうちブラケット12が固定されるドアパネル5の外周縁から遠い側に位置するブラケット側係合部12hのみをブラケット12に設けてもよい。即ち、ブラケット12の幅方向の両端部のうちブラケット12が固定されるドアパネル5の外周縁から遠い方の端部に位置するブラケット側係合部12hのみをブラケット12に設けてもよい。この場合、中空絶縁体22には、ブラケット側係合部12hと係合するセンサ側係合部71のみが設けられる。このようにすると、ブラケット12が固定されるドアパネル5の周縁部に近接する異物が、ブラケット側係合部12h若しくはセンサ側係合部71に接触することを抑制できる。従って、異物検知センサ13による異物の感知感度を維持したまま湾曲部12b上で異物検知センサ13が同湾曲部12bから浮き上がることを抑制できる。その結果、異物検知センサ13による異物の感知感度を維持したまま湾曲部12bから中空絶縁体22が剥離することを抑制することができる。このことは、図10に示す例についても同様である。更に、同様に、図11及び図12に示す例においても、ブラケット側係合部12s,12tのうち何れか一方のみをブラケット12に設けてもよい。そして、ブラケット12上に配置された中空絶縁体22における貼着面22eの幅方向の両側のうちブラケット12が固定されるドアパネル5の外周縁から遠い側に位置するブラケット側係合部12sのみをブラケット12に設けると、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態及び図8乃至図12に示した例では、ブラケット側係合部12c,12h,12k,12s,12tは、何れも仮想線L1を含む位置に形成されている。しかしながら、ブラケット側係合部12c,12h,12k,12s,12tは、湾曲部12bに形成されるのであれば、仮想線L1からずれた位置に形成されてもよい。
・上記実施形態では、ブラケット側係合部12cは、湾曲部12bに1つのみ設けられている。しかしながら、湾曲部12bにおけるブラケット12の長手方向の複数箇所にブラケット側係合部12cを設けてもよい。例えば、湾曲部12bにおける仮想線L1の両側にそれぞれブラケット側係合部12cを設けてもよい。より詳しくは、湾曲部12bにおける仮想線L1の両側であって同湾曲部12bの周方向の両端部(図3において湾曲部12bの両端の二点鎖線を含む位置)にそれぞれブラケット側係合部12cを設けてもよい。一般的に、湾曲部12bに貼着された中空絶縁体22は、湾曲部12bの周方向の端部付近から剥がれやすい。そして、湾曲部12bにおける仮想線L1の両側にそれぞれブラケット側係合部12cを設けると、湾曲部12bの周方向の両端部に近いところにブラケット側係合部12cを設けることができる。そして、湾曲部12bの周方向の両端部に近いところでブラケット側係合部12cとセンサ側係合部27とが貼着面22eと直交する方向に係合することになるため、湾曲部12b上で異物検知センサ13が同湾曲部12bから浮き上がることをより効果的に抑制できる。従って、湾曲部12bから中空絶縁体22が剥離することをより効果的に抑制することができる。
・上記実施形態では、センサ側係合部27は、中空絶縁体22に一体に形成されている。しかしながら、センサ側係合部72は、中空絶縁体22とは別体で形成されて異物検知センサ13に組み付けられるものであってもよい。
・中空絶縁体22が湾曲して貼着されることにより同中空絶縁体22が剥離する虞のある湾曲部12bがブラケット12の長手方向に複数ある場合には、複数の湾曲部12bのうち2つ以上の湾曲部12bにブラケット側係合部12cを設けてもよい。この場合、ブラケット12に設けられた複数のブラケット側係合部12cに係合する複数のセンサ側係合部27が中空絶縁体22に設けられる。
・上記実施形態では、中空絶縁体22の内部には、2本の電極線23,24が保持されている。しかしながら、中空絶縁体22の内部に保持される電極線の本数はこれに限らず、複数本であればよい。例えば、中空絶縁体22は、4本の電極線を保持するものであってもよい。この場合、4本の電極線は、2本ずつの電極線が直列に接続されるとともに、直列に接続された2本ずつの電極線が抵抗器32を介して直列に接続される。
・上記実施形態では、各電極線23,24は、導電性細線を撚り合わせて形成され可撓性を有する中心電極25と、導電性及び弾性を有し中心電極25の外周を被覆する円筒状の導電被覆層26とから構成されている。しかしながら、各電極線23,24の構成はこれに限らない。例えば、各電極線23,24は、可撓性を有する1本の金属線であってもよい。
・上記実施形態では、貼着面22eとブラケット12との間に介在されて異物検知センサ13をブラケット12に固定する接着部材は、両面テープ51である。しかしながら、この接着部材は、両面テープ51に限らない。例えば、接着部材として接着剤を用いてもよい。この場合、接着剤を貼着面22e若しくはブラケット12の接着面12aに塗布し、当該接着剤によって異物検知センサ13をブラケット12に固定する。
・上記実施形態では、異物検知センサ13は、ドアパネル5の周縁部に配置されている。しかしながら、異物検知センサ13は、ドアパネル5の周縁部と対向する後部開口部4の周縁部に配置されてもよい。また、異物検知センサ13は、電動バックドア装置2に備えられる異物検知装置11に限らず、ドアパネルをスライド移動させて車両の側面に設けられた乗降口を開閉する電動スライドドア装置に備えられる異物検知装置に使用されてもよい。また、異物検知センサ13は、モータ等の駆動力によってドアパネルを移動させて開閉作動させるドア開閉装置に備えられる異物検知装置に使用される以外に、異物の接触を検知するための装置に使用されてもよい。
上記実施形態及び上記各変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記センサ側係合部には、前記貼着面の幅方向に切り込まれた切込み部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、湾曲部の形状に応じて中空絶縁体が湾曲された場合、センサ側係合部は、中空絶縁体の湾曲に伴って切込み部が中空絶縁体の長手方向に開く若しくは閉じることにより、中空絶縁体の湾曲に追従し易くなる。従って、センサ側係合部を、中空絶縁体の湾曲に伴って湾曲させ易くなるため、異物検知センサをより容易にブラケットに固定することができる。
1…車両、5…ドアパネル、12…ブラケット、12b…湾曲部、12c,12h,12k,12s,12t…ブラケット側係合部、13…異物検知センサ、22…中空絶縁体、22e…貼着面、23,24…電極線、27,71,72,81,82…センサ側係合部、51…接着部材としての両面テープ、L1…仮想線。

Claims (6)

  1. 長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、
    前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、
    前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、
    前記ブラケット側係合部は、前記ブラケットの厚さ方向から見て、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
  2. 請求項1に記載の異物検知センサの固定構造において、
    前記センサ側係合部と前記ブラケット側係合部との係合箇所は、前記貼着面と直交する方向において、前記接着部材とは反対方向である前記中空絶縁体側に位置していることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
  3. 長尺状をなすとともにその外周面に長手方向に延びる帯状の貼着面を有し内部に複数の電極線を保持する中空絶縁体を備え異物から外力を受けて弾性変形されることにより前記異物を検知する長尺状の異物検知センサを、湾曲した湾曲部を備えた長尺状のブラケットに対し前記貼着面と前記ブラケットの間に介在された接着部材にて固定する異物検知センサの固定構造であって、
    前記ブラケットは、前記湾曲部にブラケット側係合部を有し、
    前記異物検知センサは、前記貼着面と直交する方向に前記ブラケット側係合部と係合するセンサ側係合部を有しており、
    前記ブラケットは、車両の開口部の周縁部及び前記開口部を開閉するドアパネルの周縁部の何れか一方に固定されるものであり、
    前記ブラケット側係合部は、前記ブラケット上に配置された前記中空絶縁体における前記貼着面の幅方向の両側のうち、前記ブラケットが固定される前記開口部の内周縁若しくは前記ドアパネルの外周縁から遠い側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
    前記センサ側係合部は、前記中空絶縁体に一体に形成されていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
    前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線の両側に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の異物検知センサの固定構造において、
    前記ブラケット側係合部は、前記湾曲部の周方向の中央を通り径方向に延びる仮想線を含む位置に設けられていることを特徴とする異物検知センサの固定構造。
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