JP6059033B2 - 異物検知センサ - Google Patents

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Description

本発明は、異物検知センサに関するものである。
従来、モータ等の駆動力により電動でドアパネルを移動させて車体に形成された開口部(乗降口、後部開口部等)を開閉する電動ドア開閉装置には、開口部の周縁部とドアパネルとの間への異物の挟み込みを防止するために、開口部の周縁部とドアパネルとの間に存在する異物を検知するための異物検知センサを備えたものがある。
例えば特許文献1に記載された異物検知センサは、長尺状をなし異物が接触すると弾性変形するセンサ部を備えるとともに、該センサ部は、ドアパネルの端部に上下方向に延びるように取り付けられている。このセンサ部の下端部には、同センサ部に電流を供給するためのリード線が接続されている。リード線は、センサ部の下端部からセンサ部の長手方向に延びるように同センサ部の下端部に接続されるとともに、センサ部の下端部において上方に折り返された後にドアパネルの内部に引き込まれている。即ち、リード線は、センサ部の下端部から同センサ部の長手方向に沿って下方に延びた後に略U字状をなすように上方に折り返されてドアパネルの内部に引き込まれている。この異物検知センサでは、センサ部に接触した異物によって同センサ部が弾性変形されることにより同異物を検知する。
特開2007−176322号公報
ところで、上記の異物検知センサは、センサ部だけでなく同センサ部の下端部において略U字状に折り返されたリード線も、ドアパネルの端部において同ドアパネルの上下方向の範囲内に収まるように配置される。そのため、センサ部の下端部において略U字状に折り返されたリード線の分だけ、センサ部を配置する範囲が同センサ部の長手方向に狭くなり、結果的にセンサ部の長さが短くなってしまう。そして、異物検知センサは、センサ部に接触した異物を検知するものであるため、センサ部の長さが短くなると、異物を検知する範囲がセンサ部の長手方向に狭くなってしまうという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、センサ部の長手方向に検知範囲を広くすることができる異物検知センサを提供することにある。
上記課題を解決する異物検知センサは、長尺状をなし弾性及び絶縁性を有する中空状の中空絶縁体及び該中空絶縁体の内部に互いに離間して配置された複数の電極線を有する長尺状のセンサ部を備え、異物から外力を受けて前記センサ部が弾性変形されることにより前記異物を検知する異物検知センサであって、前記中空絶縁体の長手方向の一端部から引き出された前記電極線と電気的に接続され、前記電極線との接続部分である電極接続部から前記センサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更に前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する給電部材と、前記センサ部の長手方向の一端部に設けられ、前記電極接続部、前記方向変換部及び前記中空絶縁体の長手方向の一端部を内部に封止した封止部材とを備えており、前記給電部材は、前記電極線への給電を行うリード線を備え、該リード線は前記方向変換部を有し、前記方向変換部は、前記リード線の延びる方向を前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向とするべく曲がった曲がり部を有し、前記封止部材は、前記中空絶縁体の長手方向の一端部及び前記電極接続部を封止した被覆部と、該被覆部の前記センサ部の長手方向に対して交差する方向側において前記中空絶縁体の外周面よりも外側に突出するとともに前記曲がり部を封止した取付脚とを有し、該取付脚は、前記センサ部を取付け場所に取り付けるためのブラケットに取り付けられるものであり、前記取付脚は、該取付脚における前記センサ部の長手方向と直交する方向の側面に前記センサ部の長手方向に沿って延びる溝状の取付凹部を有し、該取付凹部は、前記ブラケットに係合されるものであり、前記リード線は、前記曲がり部から前記センサ部の長手方向に沿って延びているとともに、前記取付脚における前記センサ部の長手方向の両端面のうち前記センサ部の長手方向の他端部側の端面から外部に引き出されており、前記リード線の一部は、前記取付脚の内部であって且つ前記取付凹部の背部に埋設されており、前記取付脚を前記センサ部の長手方向と直交する方向から見たとき、前記取付凹部は、前記リード線の前記電極接続部から前記曲がり部側に延びる方向において、前記センサ部と、前記リード線の前記曲がり部から前記センサ部の長手方向に沿って延びる部分との間に位置している
この構成によれば、電極線に接続された給電部材は、該給電部材と電極線との接続部分である電極接続部からセンサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更にセンサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する。即ち、給電部材は、電極線と接続された後すぐにセンサ部の長手方向と交差する方向に延び、更にセンサ部の長手方向の他端部側に向かって延びている。従って、異物検知センサの長手方向の一端部において、給電部材をセンサ部の長手方向の他端部の方に向かって延びるように整形した場合、同給電部材がセンサ部の長手方向に封止部材よりも突出することが抑制される。更に、給電部材において中空絶縁体の長手方向の一端よりもセンサ部の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部の長手方向に短く抑えることができる。その結果、給電部材における中空絶縁体の長手方向の一端よりもセンサ部の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部の長手方向に短く抑えることができた分だけ、センサ部をその長手方向に長くすることができる。また、方向変換部は封止部材の内部に封止されているため、給電部材がセンサ部の長手方向に封止部材よりも突出することが抑制されている。そのため、給電部材によってセンサ部の長手方向の長さが短くなることが抑制されている。これらのことから、異物検知センサにおいて、センサ部の長手方向に異物の検知範囲を広くすることができる。
また、リード線を湾曲することにより容易に曲がり部を形成することができる。また、取付脚において取付凹部の背部は、取付脚をブラケットに取り付けた状態において負荷がかかりやすい部分である。そして、取付脚において負荷がかかりやすい部分である取付凹部の背部に給電部材(リード線)が埋設されているため、より効果的に取付脚を補強することができる。また、取付脚において取付凹部が形成されることによりその幅が狭くなった部分には、給電部材(リード線)の一部が埋設されている。従って、取付脚において取付凹部が形成された部分付近を、給電部材によって更に効果的に補強することができる。
上記課題を解決する異物検知センサ長尺状をなし弾性及び絶縁性を有する中空状の中空絶縁体及び該中空絶縁体の内部に互いに離間して配置された複数の電極線を有する長尺状のセンサ部を備え、異物から外力を受けて前記センサ部が弾性変形されることにより前記異物を検知する異物検知センサであって、前記中空絶縁体の長手方向の一端部から引き出された前記電極線と電気的に接続され、前記電極線との接続部分である電極接続部から前記センサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更に前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する給電部材と、前記センサ部の長手方向の一端部に設けられ、前記電極接続部、前記方向変換部及び前記中空絶縁体の長手方向の一端部を内部に封止した封止部材とを備え、前記給電部材は、前記センサ部の長手方向の一端部と隣り合うように配置され前記電極線が電気的に接続されるターミナルと、前記ターミナルに電気的に接続されるリード線とから構成されており、前記ターミナルは、長手方向及び短手方向を有する板状をなすとともに、その短手方向が前記センサ部の長手方向と一致するように前記センサ部の長手方向の一端部と隣り合って配置され、前記方向変換部は、前記ターミナルを含んで構成されるとともに、前記給電部材の延びる方向を前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向とするべく曲がった曲がり部を有し、前記曲がり部は、前記ターミナルの長手方向と交差するように配置された前記リード線の先端部が前記ターミナルに接続されることにより形成されている
この構成によれば、電極線に接続された給電部材は、該給電部材と電極線との接続部分である電極接続部からセンサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更にセンサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する。即ち、給電部材は、電極線と接続された後すぐにセンサ部の長手方向と交差する方向に延び、更にセンサ部の長手方向の他端部側に向かって延びている。従って、異物検知センサの長手方向の一端部において、給電部材をセンサ部の長手方向の他端部の方に向かって延びるように整形した場合、同給電部材がセンサ部の長手方向に封止部材よりも突出することが抑制される。更に、給電部材において中空絶縁体の長手方向の一端よりもセンサ部の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部の長手方向に短く抑えることができる。その結果、給電部材における中空絶縁体の長手方向の一端よりもセンサ部の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部の長手方向に短く抑えることができた分だけ、センサ部をその長手方向に長くすることができる。また、方向変換部は封止部材の内部に封止されているため、給電部材がセンサ部の長手方向に封止部材よりも突出することが抑制されている。そのため、給電部材によってセンサ部の長手方向の長さが短くなることが抑制されている。これらのことから、異物検知センサにおいて、センサ部の長手方向に異物の検知範囲を広くすることができる。
また、電極線はターミナルに電気的に接続されるため、電極線と給電部材との接続を容易に行うことができる
この構成によれば、リード線の先端部をターミナルに接続するときに容易に曲がり部を形成することができる。また、ターミナルは、該ターミナルの短手方向がセンサ部の長手方向と一致するように配置されるため、ターミナル及び該ターミナルを内部に封止する封止部材をセンサ部の長手方向に小型化することができる。そして、封止部材を長手方向に小型化した分だけ、センサ部をその長手方向により長くすることができる。その結果、異物検知センサにおいて、センサ部の長手方向に異物の検知範囲をより広くすることができる。
上記異物検知センサにおいて、前記封止部材は、前記中空絶縁体の長手方向の一端部及び前記電極接続部を封止した被覆部と、該被覆部の前記センサ部の長手方向に対して交差する方向側において前記中空絶縁体の外周面よりも外側に突出するとともに前記曲がり部を封止した取付脚とを有し、該取付脚は、前記センサ部を取付け場所に取り付けるためのブラケットに取り付けられるものであり、前記取付脚は、該取付脚における前記センサ部の長手方向と直交する方向の側面に前記センサ部の長手方向に沿って延びる溝状の取付凹部を有し、該取付凹部は、前記ブラケットに係合されるものであり、前記リード線は、前記センサ部の長手方向に沿って延びているとともに、前記取付脚における前記センサ部の長手方向の両端面のうち前記センサ部の長手方向の他端部側の端面から外部に引き出されており、前記取付脚を前記センサ部の長手方向と直交する方向から見たとき、前記取付凹部は、前記ターミナルの長手方向において、前記センサ部と前記リード線との間に位置している。
本発明の異物検知センサによれば、センサ部の長手方向に検知範囲を広くすることができる。
異物検知装置を搭載した車両の概略図。 電動バックドア装置の電気的構成を示すブロック図。 センサ部の斜視図。 異物検知センサの断面図。 (a)及び(b)は異物検知センサの部分断面図。 (a)及び(b)は別の形態の異物検知センサの部分断面図。
以下、異物検知センサの一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両1は電動バックドア装置2を搭載している。車両1を構成する車体3の後部には、後部開口部4が形成されるとともに、この後部開口部4は、該後部開口部4に対応した形状をなすドアパネル5によって開閉される。ドアパネル5は、その上端部が車体3の後部側面の上端部に回動可能に連結されており、車体3との連結部分を回動中心として、該ドアパネル5の下端部が上下方向に移動するように回動可能である。尚、ドアパネル5は、全閉位置と全開位置との間で移動される。全閉位置は、ドアパネル5が後部開口部4を完全に閉鎖する位置であり、全開位置は、ドアパネル5が後部開口部4を完全に開放する位置である。
図1及び図2に示すように、ドアパネル5には、アクチュエータ6を備え車体3側に配置された駆動機構(図示略)が接続されている。電動バックドア装置2では、このアクチュエータ6が駆動されると、ドアパネル5が上下方向に回動されて後部開口部4を開閉するようになっている。
図2に示すように、前記アクチュエータ6は、モータ7と、該モータ7の回転を減速して出力する減速機構(図示略)とを備えている。また、アクチュエータ6内には、モータ7の回転を検出する位置検出装置8が配置されている。位置検出装置8は、例えば、モータ7の回転軸(図示略)若しくは前記減速機構を構成する減速ギヤ(図示略)と一体回転するように設けられた磁石と、該磁石に対向配置されたホールIC(図示略)とから構成されている。そして、ホールICは、位置検出信号として、磁石の回転による該磁石の磁界の変化に応じたパルス信号を出力する。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の開閉を指示するための操作スイッチ9を備えている。図1及び図2に示すように、この操作スイッチ9は、車両1の搭乗者等によって後部開口部4を開放するように操作されると、後部開口部4を開放するようにドアパネル5を回動させる旨の開信号を出力する。一方、操作スイッチ9は、搭乗者等によって後部開口部4を閉鎖するように操作されると、後部開口部4を閉鎖するようにドアパネル5を回動させる旨の閉信号を出力する。この操作スイッチ9は、車室内の所定箇所(ダッシュボード等)、ドアパネル5のドアレバー(図示略)、イグニッションキーと共に携行される携行品(図示略)等に設けられている。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の周縁部と、後部開口部4におけるドアパネル5の周縁部と対向する周縁部との間に存在する異物を検知するための異物検知装置11を備えている。異物検知装置11は、ブラケット12を介してドアパネル5の周縁部に取り付けられた異物検知センサ13と、該異物検知センサ13に電気的に接続された通電検知部14とを備えている。
図1に示すように、ブラケット12は、ドアパネル5における後部開口部4の周縁部と対向する周縁部に固定されており、詳しくは、ドアパネル5の内側面(即ちドアパネル5の車室側の側面)における左右方向の両端部にそれぞれ固定されている。各ブラケット12は、ドアパネル5の左右方向の両端部に沿って同ドアパネル5の上下に延びる略帯状をなしている。
前記異物検知センサ13は長尺な紐状をなしている。この異物検知センサ13は、長尺な紐状をなすセンサ部21を備えている。図3に示すように、センサ部21を構成する長尺状の中空絶縁体22は、弾性変形可能な絶縁体(軟質の樹脂材料やエラストマ等)により形成されている。中空絶縁体22の外周面には、該中空絶縁体22の長手方向に沿って延びる帯状の貼着面22aが形成されている。貼着面22aは、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面(図3に示す中空絶縁体22の長手方向の端面22fと同じ形状)において直線状をなしている。また、中空絶縁体22の外周面において貼着面22aを除く部分は、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面において貼着面22a側に開口する略U字状をなしている。従って、中空絶縁体22は、長手方向と直交する断面の形状が略D形状をなしている。
また、中空絶縁体22の内側には、該中空絶縁体22の長手方向に沿って延びる中空孔22bが形成されている。この中空孔22bは、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面において周方向の4箇所に外周側に向かって凹設された離間凹部22cを中空絶縁体22の断面における略中央部で連結した形状をなすことにより、中空絶縁体22の長手方向と直交する方向の断面形状が略X字状をなしている。そして、中空孔22bは、4つの離間凹部22cがそれぞれ螺旋状となるように中空絶縁体22の長手方向に沿って延びている。この中空孔22bを有することにより中空絶縁体22は中空状をなしている。
また、中空絶縁体22の内側には、該中空絶縁体22にて保持される2本の電極線23,24が互いに離間して対向配置されている。各電極線23,24は、導電性細線を撚り合わせて形成され可撓性を有する中心電極25と、導電性及び弾性を有し中心電極25の外周を被覆する円筒状の導電被覆層26とから構成されている。そして、2つの電極線23,24は、中空絶縁体22の内側で、周方向に並ぶ4つの前記離間凹部22cの間であって、電極線23と電極線24との間に離間凹部22cが2つずつ介在される位置に配置されている。更に、2本の電極線23,24は、中空絶縁体22の内側に周方向に等角度間隔(本実施形態では180°間隔)に配置されるとともに、互いの間隔(周方向の間隔)を一定に維持したまま、螺旋状に延びる離間凹部22cに沿って中空絶縁体22の長手方向に螺旋状に延びている。また、電極線23,24は、その一部が中空絶縁体22の内側で同中空絶縁体22に埋設されることにより、同中空絶縁体22によって保持されている。そして、2本の電極線23,24は、中空絶縁体22の長手方向の何れの位置においても中空孔22bを介して中空絶縁体22の長手方向と直交する方向に対向している。
ここで、図2に示すように、中空絶縁体22の長手方向の片側端部(図2において左側の端部)を第1端部22dとし、もう一方の片側端部(図2において右側の端部)を第2端部22eとする。中空絶縁体22の第1端部22dから、2本の電極線23,24の中心電極25がそれぞれ引き出されるとともに、これらの2本の中心電極25間に抵抗器28が電気的に接続されている。即ち、2本の電極線23,24は、中空絶縁体22の第1端部22d側で抵抗器28を介して電気的に接続されている。
また、図1に示すように、中空絶縁体22の第2端部22eには端末処理部31が設けられている。図5(a)及び図5(b)に示すように、端末処理部31は、中空絶縁体22の第2端部22eと隣り合うように配置される支持部材32と、前記電極線23,24に給電するための2つの給電部材33と、支持部材32等を埋設して内部に封止した封止部材34とを備えている。
支持部材32は、絶縁性の樹脂材料から形成されている。そして、支持部材32は、ターミナル支持部41と、該ターミナル支持部41に一体的に形成されたスペーサ42とを備えている。
ターミナル支持部41は四角形の板状をなしている。ターミナル支持部41の厚さは、中空絶縁体22の太さよりも薄く形成されており、本実施形態では、2本の電極線23,24の中心電極25間の間隔D1と略等しく形成されている。このターミナル支持部41における第2端部22eと隣り合う端部に、前記スペーサ42が一体に形成されている。スペーサ42は、中空絶縁体22の第2端部22eと対向するターミナル支持部41の端部の中央から突出するとともに、柱状をなしている。スペーサ42は、ターミナル支持部41の厚さよりも細い円柱状をなすとともに、その直径は、中空絶縁体22の内側で互いに対向する電極線23,24間の隙間の幅と略等しく形成されている。そして、支持部材32は、中空絶縁体22の第2端部22e側から中空孔22bにスペーサ42の先端側の部分が挿入された状態で中空絶縁体22に対して組み付けられている。本実施形態では、スペーサ42は、ターミナル支持部41における中空絶縁体22の第2端部22eと対向する端面が第2端部22eに当接するまで中空孔22b内に挿入されている。第2端部22e側から中空孔22b(中空絶縁体22の内部)に挿入されたスペーサ42は、第2端部22eで2本の電極線23,24間に介在されて当該電極線23,24同士の接触を防止している。
図4、図5(a)及び図5(b)に示すように、また、スペーサ42を中空孔22bに挿入することにより中空絶縁体22に取り付けられた支持部材32において、ターミナル支持部41は、その厚さ方向が貼着面22aの幅方向と平行をなすようにセンサ部21に対して配置されている。更に、支持部材32は、センサ部21の長手方向(図5(b)において左右方向)から見ると、中空絶縁体22の外形の範囲内に収まっている。
2つの前記給電部材33は、一対のターミナル51と、一対のリード線52,53とから構成されている。即ち、一方の給電部材33は、一方のターミナル51と一方のリード線52とから構成されており、電極線23に電気的に接続されて同電極線23に給電するためのものである。同様に、他方の給電部材33は、他方のターミナル51と他方のリード線53とから構成されており、電極線24に電気的に接続されて同電極線24に給電するためのものである。
一対のターミナル51のうち一方のターミナル51は、ターミナル支持部41の厚さ方向の一端面に固定され、他方のターミナル51は、同ターミナル支持部41の厚さ方向の他端面に固定されている。即ち、ターミナル支持部41は、その厚さ方向の両端面にそれぞれターミナル51を支持している。各ターミナル51は、導電性を有する金属板材から形成されるとともに、ターミナル支持部41よりも一回り小さい四角形の板状をなしている。そして、2つのターミナル51は、その厚さ方向が、ターミナル支持部41の厚さ方向と一致するように、同ターミナル支持部41の厚さ方向の両端面に配置されている。また、ターミナル支持部41は、2つのターミナル51を互いに絶縁し当該2つのターミナル51同士がその厚さ方向に重なる二重構造をなすように支持している。
図3に示すように、中空絶縁体22の第2端部22eから電極線23,24の中心電極25がそれぞれ引き出されている。本実施形態では、中空絶縁体22の第2端部22e側の端面22fは、螺旋状に延びる2本の電極線23,24が前記貼着面22aの幅方向と平行な方向に離間する位置に形成されている。また、端面22fは、貼着面22aと直角をなしている。従って、端面22fにおいて、電極線23,24の中心を通る直線L1は、貼着面22aの幅方向と平行をなしている。
そして、図4に示すように、中空絶縁体22の第2端部22eから引き出された2本の電極線23,24の中心電極25は、ターミナル支持部41の厚さ方向の両側に引き出されている。即ち、2本の中心電極25間にターミナル支持部41が配置されている。そして、ターミナル支持部41の厚さ方向の両側で、それぞれ対向するターミナル51と中心電極25とが電気的に接続されている。詳しくは、各電極線23,24の中心電極25の先端部には、予めアーク溶接(例えばTIG溶接)によって溶接玉が形成されており、この溶接玉が形成された中心電極25の先端部が抵抗溶接によってターミナル51に接続されることにより、各電極線23,24は、それぞれ対応するターミナル51に電気的に接続されている。
図4及び図5(b)に示すように、各ターミナル51には、それぞれ前記リード線52,53が電気的に接続されている。各リード線52,53は、導電性を有する金属線54を絶縁性の絶縁被膜55にて被覆してなる被覆導線である。各リード線52,53の先端部は、絶縁被膜55が除去されて金属線54が露出している。各リード線52,53の金属線54の先端部には、予めアーク溶接(例えばTIG溶接)によって溶接玉が形成されており、この溶接玉が形成された金属線54の先端部が抵抗溶接によってターミナル51に接続されることにより、各リード線52,53は、それぞれ対応するターミナル51に電気的に接続されている。尚、リード線52は、一方のターミナル51上で、前記電極線23の中心電極25が接続された位置と同じ位置に溶接されており、電極線23と電気的に接続されている。同様に、リード線53は、他方のターミナル51上で、前記電極線24の中心電極25が接続された位置と同じ位置に溶接されており、電極線24と電気的に接続されている。そして、電極線23とリード線52との接続部分、及び電極線24とリード線53との接続部分をそれぞれ電極接続部P1とする。
各リード線52,53は、電極接続部P1からセンサ部21と直交する一方向(本実施形態では、貼着面22aと直交し且つ貼着面22aの正面側へ向かう方向)へ延びた後に、中空絶縁体22の第1端部22d側へ延びるように湾曲され、その後中空絶縁体22の第1端部22d側に向かってセンサ部21と平行をなすように延びている。即ち、各リード線52,53は、その先端側の部分に、電極接続部P1からセンサ部21と交差する方向(本実施形態では貼着面22aと直交する方向)に延び、更にセンサ部21の長手方向の他端部側(第1端部22d側)に向かう方向に延びる方向変換部56を有する。この方向変換部56は、リード線52,53の延びる方向(電極接続部P1と反対側に延びる方向)をセンサ部21の長手方向の他端部側(第1端部22d側)に向かう方向とするべく曲がった曲がり部57を有する。この曲がり部57は、各リード線52,53における曲がり部57から電極接続部P1と反対側に延びる部分が、中空絶縁体22の第1端部22dの方へ向かって延びるように曲がっている。
前記封止部材34は、絶縁性の樹脂材料にて形成されている。図5(a)及び図5(b)に示すように、封止部材34は、支持部材32における中空絶縁体22の外部に配置された部分、ターミナル51、電極接続部P1、リード線52,53の先端側の部分及び中空絶縁体22の第2端部22eを内部に埋設して封止している。封止部材34は、中空絶縁体22の第2端部22eとセンサ部21の長手方向に隣り合う端末被覆部61と、該端末被覆部61と一体に形成された取付脚62とを備えている。
端末被覆部61は、中空絶縁体22の第2端部22eを埋設しつつ、中空絶縁体22の第2端部22e側の端面22fに一体に形成されている。端末被覆部61は、ターミナル支持部41、2つのターミナル51、電極接続部P1、及び方向変換部56における電極接続部P1付近の部分を内部に埋設して封止している。また、図4に示すように、端末被覆部61の外形形状は、中空絶縁体22の外形形状を一回り大きくした形状に形成されており、端末被覆部61におけるセンサ部21の長手方向と直交する断面の形状は、略D形状をなしている。そして、図5(a)及び図5(b)に示すように、端末被覆部61における中空絶縁体22の第2端部22e側の端部は、同第2端部22eに液密且つ気密に密着している。
取付脚62は、端末被覆部61におけるリード線52,53側の端部及び中空絶縁体22の第2端部22eにおける貼着面22aに一体に形成されている。この取付脚62は、貼着面22aの前方側(図5(b)において貼着面22aの下方側)に向かって中空絶縁体22の外周面よりも外側に突出するとともに、本実施形態では略直方体状をなしている。そして、取付脚62は、貼着面22aよりも若干広い幅を有するとともに、該取付脚62におけるセンサ部21の長手方向の長さは、端末被覆部61におけるセンサ部21の長手方向の長さと略等しく形成されている。この取付脚62は、リード線52,53の先端部付近の一部分、即ち方向変換部56における曲がり部57付近の部分を内部に埋設して封止している。そして、2本のリード線52,53は、取付脚62におけるセンサ部21の長手方向の両端面のうちセンサ部21に近い側の端面62aからセンサ部21と平行をなすように同取付脚62の外部に引き出されている。また、封止部材34の内部において、各リード線52,53における曲がり部57から端面62a側に延びる部分は、端面62aまでセンサ部21の長手方向と略平行をなすように直線的に延びている。尚、各給電部材33において、方向変換部56は、封止部材34の内部に埋設された部分に該当する。
図4に示すように、取付脚62には、一対の取付係合部63が形成されている。一対の取付係合部63は、取付脚62における幅方向(貼着面22aの幅方向と同方向)の両側、即ち取付脚62におけるターミナル支持部41の厚さ方向の両側に形成されている。そして、一対の取付係合部63は、取付脚62の幅を狭めるように凹設された凹部状をなしている。更に、一対の取付係合部63は、センサ部21の長手方向に沿って延びる溝状をなすとともに、取付脚62をセンサ部21の長手方向に貫通している。この一対の取付係合部63は、センサ部21の長手方向と直交する一方向(本実施形態では貼着面22aと直交する方向に同じ)には、電極接続部P1と曲がり部57との間となる位置に形成されている。そして、取付脚62においては、一対の取付係合部63が形成された部分の幅(貼着面22aの幅方向と同方向の幅)が狭くなっている。しかし、一対の取付係合部63の底面63a間、即ち取付脚62において一対の取付係合部63によって幅が狭くなった部分には、リード線52,53の方向変換部56が埋設されている。即ち、2本のリード線52,53の一部が、取付脚62の内部で各取付係合部63の背面に位置している。
このような封止部材34は、ターミナル支持部41、2つのターミナル51、電極接続部P1、及びリード線52,53の先端側の部分を液密且つ気密に封止している。そして、取付脚62は、ブラケット12の長手方向の端部に形成された係合溝12aに、同取付脚62における一対の取付係合部63間の部分(即ち一対の取付係合部63の底面63a間の部分)が挿入されることによりブラケット12に係合される。そして、ブラケット12における係合溝12aの両側の部分がそれぞれ一対の取付係合部63内に挿入される。従って、異物検知センサ13における封止部材34側の長手方向の端部は、取付脚62によってブラケット12に固定されている。更に、図5(b)に示すように、中空絶縁体22の貼着面22aが両面テープ15にてブラケット12に貼着されることにより、異物検知センサ13はブラケット12に対して固定されている。そして、封止部材34の取付脚62から延びる2本のリード線52,53は、第1端部22dの方(図5(b)において右側)に向かってセンサ部21と平行に延びた後に、ドアパネル5の内部に引き込まれている。図2に示すように、ドアパネル5の内部に引き込まれた2本のリード線52,53のうち一方のリード線52は、同ドアパネル5の内部で通電検知部14に電気的に接続されている。更に、同2本のリード線52,53のうち他方のリード線53は、ドアパネル5の内部でグランドGNDに接続(即ち車体3に接地)されている。
図1及び図2に示すように、前記通電検知部14はドアパネル5の内部に配置されている。この通電検知部14は、電極線23に電流を供給している。そして、センサ部21に押圧力等の外力が加えられていない通常の状態では、通電検知部14から電極線23に供給される電流は、抵抗器28を介して電極線24に流れる。一方、センサ部21を潰すような外力が加えられると、外力が加えられた部位の中空絶縁体22が弾性変形するとともに該中空絶縁体22の弾性変形に伴って電極線23,24が撓曲し、電極線23と電極線24とが接触して短絡される。すると、通電検知部14から電極線23に供給される電流は、抵抗器28を介さずに電極線24に流れることになる。従って、例えば、一定の電圧で電極線23に電流を供給している場合には、電流値が変化するため、通電検知部14は、このときの電流値の変化を検知することにより、センサ部21に接触した異物を検知する。そして、通電検知部14は、この電流値の変化を検知すると、即ち異物検知センサ13に接触した異物を検知すると、後述のドアECU71に異物検知信号を出力する。尚、センサ部21に対する外力が取り除かれると、中空絶縁体22が復元し、電極線23,24も復元して非導通状態となる。
また、電動バックドア装置2は、ドアパネル5の内部に前記アクチュエータ6によるドアパネル5の開閉作動を制御するドアECU71を備えている。ドアECU71は、ROM(Read only Memory)、RAM(Random access Memory)等を備えマイクロコンピュータとしての機能を有するとともに、車両1のバッテリ(図示略)から電源の供給を受けている。また、ドアECU71は、該ドアECU71に電気的に接続された通電検知部14に電流を供給している。そして、ドアECU71は、操作スイッチ9、位置検出装置8及び通電検知部14等から入力される各種信号に基づいてアクチュエータ6を制御する。
次に、上記のように構成された電動バックドア装置2の動作を統括的に説明する。
ドアECU71は、操作スイッチ9から開信号が入力されると、ドアパネル5を開作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。尚、ドアECU71は、位置検出装置8から入力される位置検出信号に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。本実施形態では、ドアECU71は、位置検出信号のパルス数をカウントし、そのカウント値に基づいてドアパネル5の回動位置を認識している。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU71はアクチュエータ6を停止する。
一方、操作スイッチ9から閉信号が入力されると、ドアECU71は、ドアパネル5を閉作動させるべくアクチュエータ6を駆動する。そして、ドアパネル5が全閉位置に配置されると、ドアECU71はアクチュエータ6を停止する。尚、ドアパネル5の閉作動中に、異物検知センサ13のセンサ部21に異物が接触して同センサ部21に外力が加えられると、異物検知センサ13において中空絶縁体22が弾性変形されることにより電極線23と電極線24とが接触して短絡される。その結果、電極線23に供給する電流の電流値が変化するため、通電検知部14がドアECU71に異物検知信号を出力する。ドアECU71は、異物検知信号が入力されると、アクチュエータ6を反転させてドアパネル5を所定量だけ開作動させた後にアクチュエータ6を停止する。
次に、本実施形態の異物検知センサ13の作用を説明する。
図5(b)に示すように、一方の給電部材33を構成するリード線52は、曲がり部57を備えた方向変換部56を有することにより、電極接続部P1からセンサ部21と直交する一方向(本実施形態では、貼着面22aと直交し且つ貼着面22aの正面側へ向かう方向)へ延びた後に、中空絶縁体22の第1端部22d側に向かってセンサ部21と平行をなすように延びている。同様に、他方の給電部材33を構成するリード線53は、曲がり部57を備えた方向変換部56を有することにより、電極接続部P1からセンサ部21と直交する一方向(本実施形態では、貼着面22aと直交し且つ貼着面22aの正面側へ向かう方向)へ延びた後に、中空絶縁体22の第1端部22d側に向かってセンサ部21と平行をなすように延びている。従って、ブラケット12を介してドアパネル5に固定される異物検知センサ13において、封止部材34から引出されたリード線52,53をセンサ部21における第1端部22d側の長手方向の端部の方(図5(b)において右側の方)に向かって延びるように整形しても、同リード線52,53は、センサ部21における第2端部22e側の長手方向の端部付近では、センサ部21の長手方向に封止部材34よりも突出しない。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)電極線23に接続された給電部材33は、該給電部材33と電極線23との接続部分である電極接続部P1からセンサ部21の長手方向に対して直交する方向に延び更にセンサ部21の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部56を有する。同様に、電極線24に接続された給電部材33は、該給電部材33と電極線24との接続部分である電極接続部P1からセンサ部21の長手方向に対して直交する方向に延び更にセンサ部21の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部56を有する。即ち、各給電部材33は、電極線23,24と接続された後すぐにセンサ部21の長手方向と直交する方向に延び、更にセンサ部21の長手方向の他端部側に向かって延びている。従って、異物検知センサ13の長手方向の一端部(第2端部22e側の端部)において、各給電部材33をセンサ部21の長手方向の他端部の方に向かって延びるように整形した場合、各給電部材33がセンサ部21の長手方向に封止部材34よりも突出することが抑制される。更に、各給電部材33において中空絶縁体22の長手方向の一端(第2端部22側の端)よりもセンサ部21の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部21の長手方向に短く抑えることができる。その結果、各給電部材33における中空絶縁体22の長手方向の一端よりもセンサ部21の長手方向に突出する部分の長さをセンサ部21の長手方向に短く抑えることができた分だけ、センサ部21をその長手方向に長くすることができる。また、方向変換部56は封止部材34の内部に封止されているため、各給電部材33がセンサ部21の長手方向に封止部材34よりも突出することが抑制されている。そのため、各給電部材33によってセンサ部21の長手方向の長さが短くなることが抑制されている。これらのことから、異物検知センサ13において、センサ部21の長手方向に異物の検知範囲を広くすることができる。
(2)一方の給電部材33は、センサ部21の長手方向の一端部と隣り合うように配置され電極線23が電気的に接続される一方のターミナル51と、同ターミナル51に電気的に接続されるリード線52とから構成されている。また、他方の給電部材33は、センサ部21の長手方向の一端部と隣り合うように配置され電極線24が電気的に接続される他方のターミナル51と、同ターミナル51に電気的に接続されるリード線53とから構成されている。従って、電極線23,24はそれぞれターミナル51に電気的に接続されるため、電極線23,24と給電部材33との接続を容易に行うことができる。
(3)曲がり部57は、リード線52,53を湾曲して形成されている。このように、リード線52,53を湾曲することにより容易に曲がり部57を形成することができる。
(4)取付脚62の内部に埋設された給電部材33によって同取付脚62を補強することができる。
(5)取付脚62において取付係合部63の近傍である取付係合部63の背部は、取付脚62をブラケット12に取り付けた状態において負荷がかかりやすい部分である。そして、取付脚62において負荷がかかりやすい部分である取付係合部63の背部に給電部材33が埋設されているため、より効果的に取付脚62を補強することができる。
(6)取付脚62において凹部状の取付係合部63が形成されることによりその幅が狭くなった部分には、給電部材33の一部が埋設されている。従って、取付脚62において凹部状の取付係合部63が形成された部分付近を、給電部材33によって更に効果的に補強することができる。
尚、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、取付係合部63は、取付脚62の幅を狭めるように凹設された凹部状をなしているが、取付係合部63の形状はこれに限らない。例えば、取付係合部63は、取付脚62の幅方向に突出する形状であってもよい。尚、ブラケット12の長手方向の端部は、取付係合部63が係合可能な形状とされる。
・上記実施形態では、取付脚62の内部で給電部材33の一部が取付係合部63の背部に位置する。しかしながら、取付脚62の内部に埋設された給電部材33の一部は、必ずしも取付係合部63の背部に位置しなくてもよい。
・上記実施形態では、取付脚62は、一対の取付係合部63を有する。しかしながら、取付脚62は、取付係合部63を1つのみ備えた構成であってもよい。また、取付脚62は、必ずしも取付係合部63を備えなくてもよい。
・上記実施形態では、封止部材34において中空絶縁体22の外周面よりも外側に突出した部分がブラケット12に取り付けられる取付脚62となっている。しかしながら、封止部材34において中空絶縁体22の外周面よりも外側に突出した部分(貼着面22aの前方側に突出した部分)は、必ずしもブラケット12に取り付けられるものでなくてもよい。
・上記実施形態では、異物検知センサ13は、ブラケット12を介してドアパネル5の周縁部(取付け場所)に貼着されている。しかしながら、異物検知センサ13は、ブラケット12を介さず直接ドアパネル5の周縁部に貼着されてもよい。また、異物検知センサ13は、両面テープ15による貼着以外に、接着等、別の方法でブラケット12若しくはドアパネル5の周縁部に取り付けられてもよい。
・図6(a)及び図6(b)に示す例のように、方向変換部はターミナルを含んで構成されるものであってもよい。尚、図6(a)及び図6(b)では、上記実施形態と同一の構成に同一の符号を付している。図6(a)及び図6(b)に示す異物検知センサ81は、2つの給電部材33に代えて2つの給電部材82を備えている。一方の給電部材82は、1つのターミナル91と一方のリード線52とから構成されている。そして、他方の給電部材82は、別の1つのターミナル91と他方のリード線53とから構成されている。各ターミナル91は、短手方向及び長手方向を有する長方形の板状をなすターミナル本体92と、該ターミナル本体92と一体に形成された第1接続片93及び第2接続片94とを備えている。各ターミナル本体92の長手方向の長さは、中空絶縁体22の長手方向と直交する断面における貼着面22aと直交する方向の長さよりも長く形成されている。そして、支持部材32のターミナル支持部101は、ターミナル本体92よりも一回り大きい長方形の板状をなしており、2つのターミナル本体92は、それぞれその長手方向、短手方向及び厚さ方向が、ターミナル支持部101の長手方向、短手方向及び厚さ方向と一致するように、同ターミナル支持部101の厚さ方向の両端面に配置されている。そして、ターミナル支持部101は、2つのターミナル91を互いに絶縁し当該2つのターミナル91同士がその厚さ方向に重なる二重構造をなすように支持している。また、各ターミナル91において、第1接続片93はターミナル本体92の長手方向の一端部(図6(b)において上端部)から延設される一方、第2接続片94はターミナル本体92の長手方向の他端部(図6(b)において下端部)から延設されている。これらの第1接続片93及び第2接続片94は、四角形の板状をなしている。
また、ターミナル支持部101の長手方向の一端部(第1接続片93側の端部)において中空絶縁体22の第2端部22eとセンサ部21の長手方向に対向する部分に、スペーサ42が一体に形成されている。支持部材32は、中空絶縁体22の第2端部22e側から中空孔22bにスペーサ42の先端側の部分が挿入された状態で中空絶縁体22に対して組み付けられている。そして、スペーサ42を中空孔22bに挿入することにより支持部材32が中空絶縁体22に取り付けられた状態において、2つのターミナル91は、その短手方向がセンサ部21の長手方向と一致するように、且つその長手方向がセンサ部21の長手方向と直交するように中空絶縁体22の第2端部22eと隣り合って配置されている。また、各ターミナル91は、センサ部21の長手方向と直交する一方向(本例では貼着面22aと直交する方向)に長手となるとともに、貼着面22aの背面側よりも同貼着面22aの正面側に長くなっている。
そして、中空絶縁体22の第2端部22eから引き出された2本の電極線23,24の中心電極25はターミナル支持部101の厚さ方向の両側に配置されている。更に、ターミナル支持部101の厚さ方向の両側で、それぞれ対向するターミナル91と中心電極25とが電気的に接続されている。詳しくは、各ターミナル91の第1接続片93が、ターミナル本体92に重なるように折り返されて同ターミナル本体92上に配置された中心電極25を同ターミナル本体92との間に挟み込んでいる。そして、ターミナル本体92と第1接続片93とによって挟持された中心電極25は、半田付けによりターミナル51に電気的に接続されている。尚、図6(b)においては、中心電極25をターミナル91に電気的に接続する半田111を二点鎖線にて図示している。このように、電極線23,24の中心電極25は、2つのターミナル91の長手方向の一端側にそれぞれ電気的に接続されている。即ち、各ターミナル91と各電極線23,24の中心電極25との接続部分である電極接続部P1は、センサ部21の長手方向の端部(第2端部22e側の端部)と同センサ部21の長手方向に隣り合う各ターミナル51の長手方向の一端部に形成されている。そして、各ターミナル91は、各給電部材82の方向変換部83において、電極接続部P1からセンサ部21の長手方向と直交する方向(本例では貼着面22aと直交する方向であって貼着面22aの前方側)に延びる部分を構成している。
また、2本のリード線52,53は、各ターミナル91の長手方向の他端部(第2接続片94側の端部)に接続されている。各リード線52,53の先端部において露出した金属線54は、接続されるターミナル91に対して該ターミナル91の長手方向と交差するように配置されている。更に、各リード線52,53は、ターミナル91からセンサ部21の長手方向の他端部側(第1端部22d側)に延びるように配置されている。そして、各ターミナル91の第2接続片94が、ターミナル本体92に重なるように折り返されて同ターミナル本体92上に配置されたリード線52,53の先端部を同ターミナル本体92との間に挟み込んでいる。ターミナル本体92と第2接続片94とによって挟持されたリード線52,53の先端部は、半田付けによりターミナル91に電気的に接続されている。尚、図6(b)においては、リード線52,53をターミナル51に電気的に接続する半田112を二点鎖線にて図示している。このように各ターミナル91にリード線52,53が接続されることにより、各リード線52,53の先端部とリード線52,53がそれぞれ接続されたターミナル91の他端部とによって曲がり部84が形成されている。この曲がり部84は、給電部材82における曲がり部84から電極接続部P1と反対側に延びる部分がセンサ部21の長手方向の他端部側に向かう方向に延びるように曲がっている。本例では、各リード線52,53の先端部とリード線52,53がそれぞれ接続されたターミナル91の他端部とによって略直角に曲がる曲がり部84が形成されている。そして、各給電部材82において、曲がり部84を有する方向変換部83は、封止部材34の内部に埋設された部分に該当する。
このようにすると、リード線52,53の先端部を対応するターミナル91に接続するときに容易に曲がり部84を形成することができる。また、各ターミナル91は、各ターミナル91の短手方向がセンサ部21の長手方向と一致するように配置されるため、各ターミナル91及び各ターミナル91を内部に封止する封止部材34をセンサ部21の長手方向に小型化することができる。そして、封止部材34を長手方向に小型化した分だけ、センサ部21をその長手方向により長くすることができる。その結果、異物検知センサ81において、センサ部21の長手方向に異物の検知範囲をより広くすることができる。
・上記実施形態では、リード線52,53は、ターミナル51上で電極線23,24の中心電極25が接続された位置と同じ位置に接続されている。しかしながら、リード線52,53は、ターミナル51上で電極線23,24の中心電極25が接続された位置からセンサ部21の長手方向にずれた位置に接続されてもよい。
・上記実施形態では、一方の給電部材33は、一方のターミナル51と一方のリード線52とから構成されているが、リード線52のみから構成されるものであってもよい。同様に、他方の給電部材33は、他方のターミナル51と他方のリード線53とから構成されているが、リード線53のみから構成されるものであってもよい。この場合、電極線23の中心電極25の先端部とリード線52の金属線54の先端部とが直接電気的に接続されるとともに、電極線24の中心電極25の先端部とリード線53の金属線54の先端部とが直接電気的に接続される。そのため、端末処理部31は、支持部材32及びターミナル51を備えない。従って、異物検知センサ13の部品点数が減少されるため、製造コストを低減させることができる。
・上記実施形態では、曲がり部57は、各給電部材33における該曲がり部57よりも電極接続部P1と反対側の部分が中空絶縁体22の第1端部22d側に向かってセンサ部21と平行をなすように曲がっている。しかしながら、曲がり部57は、給電部材33における曲がり部57よりも電極接続部P1と反対側の部分の延びる方向をセンサ部21の長手方向の他端部側に向かう方向とするべく曲がったものであればよい。
・上記実施形態では、方向変換部56は、曲がり部57を有するが、必ずしも曲がり部57を備えなくても良い。この場合、方向変換部56は、例えば、電極接続部P1からセンサ部21の長手方向に対して交差する方向に延び更にセンサ部21の長手方向の他端部側(第1端部22d側)に向かう方向に延びるように、電極接続部P1から取付脚62の端面62aまで封止部材34の内部で直線的に延びるものであってもよい。
・上記実施形態では、方向変換部56は、電極接続部P1からセンサ部21の長手方向と直交する方向に延び、更に中空絶縁体22の第1端部22d側に向かってセンサ部21と平行をなすように延びている。しかしながら、方向変換部56の延びる方向はこれに限らない。方向変換部56は、電極接続部P1からセンサ部21の長手方向に対して交差する方向に延び更にセンサ部21の長手方向の他端部側(センサ部21における方向変換部56が設けられた側と反対側の端部側)に向かう方向に延びるものであればよい。このようにしても上記実施形態の(1)と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、各リード線52,53の絶縁被膜55の一部を封止部材34に埋設しているが、絶縁被膜55の一部を封止部材34に埋設せず金属線54のみを封止部材34に埋設するように構成してもよい。尚、絶縁被膜55は、一般的に樹脂材料にて形成される。そのため、樹脂材料からなる封止部材34に絶縁被膜55の一部を埋設することにより、例えば、端末処理部31が高温下に晒されて樹脂材料が膨張した場合であっても、線膨張率(体積膨張率)の差による封止部材34とリード線52,53との間の密閉性の低下を抑制することができる。
・異物検知センサ13に備えられる給電部材33の数は、電極線23,24の数等に応じて適宜変更してもよい。
・封止部材34の形状は上記実施形態のものに限らない。封止部材34は、電極接続部P1、方向変換部56、曲がり部57及び中空絶縁体22の長手方向の一端部を内部に封止する形状であればよい。例えば、封止部材34は、電極接続部P1、方向変換部56、曲がり部57及び中空絶縁体22の長手方向の一端部を内部に収容するように支持部材32の外周に取着されるカバー状のものであってもよい。
・上記実施形態では、電極線23,24の中心を通る直線L1が、貼着面22aの幅方向と平行をなしている。しかしながら、直線L1は、必ずしも貼着面22aの幅方向と平行でなくてもよい。例えば、直線L1は、センサ部21の長手方向と直交する方向と平行をなすものであってもよい。即ち、電極線23,24は、端面22fにおいて直線L1がセンサ部21の長手方向と直交する方向と平行をなすように中空絶縁体22の第2端部22eから引き出されるものであってもよい。
・上記実施形態では、センサ部21は、2本の電極線23,24を備えている。しかしながら、センサ部21が備える電極線の数は、2本に限らず、複数本であればよい。
・上記実施形態では、電極線23,24は、中空絶縁体22の長手方向に螺旋状に延びている。しかしながら、電極線23,24は、中空絶縁体22の長手方向に沿って直線状に延びるものであってもよい。
・上記実施形態では、各電極線23,24は、導電性細線を撚り合わせて形成され可撓性を有する中心電極25と、導電性及び弾性を有し中心電極25の外周を被覆する円筒状の導電被覆層26とから構成されている。しかしながら、各電極線23,24は、可撓性を有する1本の金属線であってもよい。
・上記実施形態では、異物検知センサ13は、ドアパネル5の周縁部(取付け場所)に配置されている。しかしながら、異物検知センサ13は、ドアパネル5の周縁部と対向する後部開口部4の周縁部(取付け場所)に配置されてもよい。また、異物検知センサ13は、電動バックドア装置2に備えられる異物検知装置11に限らず、ドアパネルをスライド移動させて車両の側面に設けられた乗降口を開閉する電動スライドドア装置に備えられる異物検知装置に使用されてもよい。また、異物検知センサ13は、モータ等の駆動力によってドアパネルを移動させて開閉作動させるドア開閉装置に備えられる異物検知装置に使用される以外に、異物の接触を検知するための装置に使用されてもよい。
12…ブラケット、21…センサ部、22…中空絶縁体、22e…中空絶縁体の長手方向の一端部としての第2端部、23,24…電極線、33,82…給電部材、34…封止部材、51,91…ターミナル、52,53…リード線、56,83…方向変換部、57,84…曲がり部、62…取付脚、63…取付係合部、P1…電極接続部。

Claims (3)

  1. 長尺状をなし弾性及び絶縁性を有する中空状の中空絶縁体及び該中空絶縁体の内部に互いに離間して配置された複数の電極線を有する長尺状のセンサ部を備え、異物から外力を受けて前記センサ部が弾性変形されることにより前記異物を検知する異物検知センサであって、
    前記中空絶縁体の長手方向の一端部から引き出された前記電極線と電気的に接続され、前記電極線との接続部分である電極接続部から前記センサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更に前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する給電部材と、
    前記センサ部の長手方向の一端部に設けられ、前記電極接続部、前記方向変換部及び前記中空絶縁体の長手方向の一端部を内部に封止した封止部材と
    を備えており、
    前記給電部材は、前記電極線への給電を行うリード線を備え、該リード線は前記方向変換部を有し、
    前記方向変換部は、前記リード線の延びる方向を前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向とするべく曲がった曲がり部を有し、
    前記封止部材は、前記中空絶縁体の長手方向の一端部及び前記電極接続部を封止した被覆部と、該被覆部の前記センサ部の長手方向に対して交差する方向側において前記中空絶縁体の外周面よりも外側に突出するとともに前記曲がり部を封止した取付脚とを有し、該取付脚は、前記センサ部を取付け場所に取り付けるためのブラケットに取り付けられるものであり、
    前記取付脚は、該取付脚における前記センサ部の長手方向と直交する方向の側面に前記センサ部の長手方向に沿って延びる溝状の取付凹部を有し、該取付凹部は、前記ブラケットに係合されるものであり、
    前記リード線は、前記曲がり部から前記センサ部の長手方向に沿って延びているとともに、前記取付脚における前記センサ部の長手方向の両端面のうち前記センサ部の長手方向の他端部側の端面から外部に引き出されており、
    前記リード線の一部は、前記取付脚の内部であって且つ前記取付凹部の背部に埋設されており、
    前記取付脚を前記センサ部の長手方向と直交する方向から見たとき、前記取付凹部は、前記リード線の前記電極接続部から前記曲がり部側に延びる方向において、前記センサ部と、前記リード線の前記曲がり部から前記センサ部の長手方向に沿って延びる部分との間に位置していることを特徴とする異物検知センサ。
  2. 長尺状をなし弾性及び絶縁性を有する中空状の中空絶縁体及び該中空絶縁体の内部に互いに離間して配置された複数の電極線を有する長尺状のセンサ部を備え、異物から外力を受けて前記センサ部が弾性変形されることにより前記異物を検知する異物検知センサであって、
    前記中空絶縁体の長手方向の一端部から引き出された前記電極線と電気的に接続され、前記電極線との接続部分である電極接続部から前記センサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更に前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向に延びる方向変換部を有する給電部材と、
    前記センサ部の長手方向の一端部に設けられ、前記電極接続部、前記方向変換部及び前記中空絶縁体の長手方向の一端部を内部に封止した封止部材と
    を備え、
    前記給電部材は、前記センサ部の長手方向の一端部と隣り合うように配置され前記電極線が電気的に接続されるターミナルと、前記ターミナルに電気的に接続されるリード線とから構成されており、
    前記ターミナルは、長手方向及び短手方向を有する板状をなすとともに、その短手方向が前記センサ部の長手方向と一致するように前記センサ部の長手方向の一端部と隣り合って配置され、
    前記方向変換部は、前記ターミナルを含んで構成されるとともに、前記給電部材の延びる方向を前記センサ部の長手方向の他端部側に向かう方向とするべく曲がった曲がり部を有し、
    前記曲がり部は、前記ターミナルの長手方向と交差するように配置された前記リード線の先端部が前記ターミナルに接続されることにより形成されていることを特徴とする異物検知センサ。
  3. 請求項2に記載の異物検知センサにおいて、
    前記封止部材は、前記中空絶縁体の長手方向の一端部及び前記電極接続部を封止した被覆部と、該被覆部の前記センサ部の長手方向に対して交差する方向側において前記中空絶縁体の外周面よりも外側に突出するとともに前記曲がり部を封止した取付脚とを有し、該取付脚は、前記センサ部を取付け場所に取り付けるためのブラケットに取り付けられるものであり、
    前記取付脚は、該取付脚における前記センサ部の長手方向と直交する方向の側面に前記センサ部の長手方向に沿って延びる溝状の取付凹部を有し、該取付凹部は、前記ブラケットに係合されるものであり、
    前記リード線は、前記センサ部の長手方向に沿って延びているとともに、前記取付脚における前記センサ部の長手方向の両端面のうち前記センサ部の長手方向の他端部側の端面から外部に引き出されており、
    前記取付脚を前記センサ部の長手方向と直交する方向から見たとき、前記取付凹部は、前記ターミナルの長手方向において、前記センサ部と前記リード線との間に位置していることを特徴とする異物検知センサ。
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