JP2002103963A - 開閉機構用センサ装置 - Google Patents

開閉機構用センサ装置

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JP2002103963A
JP2002103963A JP2000292511A JP2000292511A JP2002103963A JP 2002103963 A JP2002103963 A JP 2002103963A JP 2000292511 A JP2000292511 A JP 2000292511A JP 2000292511 A JP2000292511 A JP 2000292511A JP 2002103963 A JP2002103963 A JP 2002103963A
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JP
Japan
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opening
elastic member
closing
sensor device
electric signal
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Application number
JP2000292511A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Negishi
岸 利 広 根
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の挟み込みの検知を確実に行うことがで
きる開閉機構用センサ装置を提供する。 【解決手段】 開口部50aの内側に配置され開閉体5
1が衝突する 弾性部材3と、開口部50aに結合され
て弾性部材3内に配置された剛体部2と、弾性部材3の
開閉体51が衝突する位置とは予め定められただけ離れ
た位置に、剛体部2により支持されて弾性部材3内に配
置され、開閉体51が閉まる方向に移動している途中で
異物を挟んだときに電気信号を発生する電気信号発生器
4を備えている開閉機構用センサ装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の電動サンル
ーフ機構やパワーウインド機構等の開閉機構に取付けら
れる開閉機構用センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の開閉機構用センサ装置として
は、車体の開口部の内周部に配置されたウェザーストリ
ップ内に配置されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した開閉機構用セ
ンサ装置においては、車体パネルと開閉体との間に異物
が挟み込まれた場合に、ウェザーストリップ内の開閉機
構用センサ装置が作動し、電気信号を発生することによ
って異物の挟み込みの検知を行うが、その際、ウェザー
ストリップが先に弾性変形する分、異物の挟み込みの検
知の判断がしづらく不安定であるため、異物の挟み込み
の検知を確実に行うのが難しいという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、異物の挟み込みの検知を確
実に行うことができる開閉機構用センサ装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る開閉機構用センサ装置では、車体パネルに形成された
開口部を開閉可能に移動する開閉体をもつ開閉機構に取
付けられる開閉機構用センサ装置であって、車体パネル
上に装着され、開口部の内側に配置され、開閉体が衝突
可能な弾性部材と、車体パネルに結合されて弾性部材内
に配置された剛体部と、弾性部材の開閉体が衝突する位
置とは予め定められただけ離れた位置に剛体部により支
持されて弾性部材内に配置され、開閉体が閉まる方向に
移動している途中で開閉体と弾性部材との間に異物が挟
まれたときに弾性変形し電気信号を発生する電気信号発
生器を備えている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係る開閉機構用セン
サ装置では、請求項1の構成に加え、弾性部材には、開
閉体が衝突する開閉体衝突部と、この開閉体衝突部とは
離間して配置され、電気信号発生器が収容されるセンサ
収容部とが形成されている構成としたことを特徴として
いる。
【0008】この発明の請求項3に係る開閉機構用セン
サ装置では、請求項1または2の構成に加え、車体パネ
ルの開口部には、弾性部材を収容する弾性部材収容部が
形成され、剛体部は、弾性部材収容部から突出して配置
されている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係る開閉機構用セン
サ装置では、請求項3の構成に加え、剛体部には、電気
信号発生器を支持する電気信号発生器支持部が備えられ
ている構成としたことを特徴としている。
【0010】
【発明の作用】この発明に係る開閉機構用センサ装置
は、電気信号発生器は、弾性部材の開閉体が衝突する位
置とは予め定められただけ離れた位置で、弾性部材内に
配置された剛体部により支持されている。それ故、弾性
部材が弾性変形する量の影響を受けずに挟み込み発生時
に電気信号を発生する。
【0011】
【発明の実施の形態】
【0012】
【実施例】図1ないし図3には、この発明に係わる開閉
機構用センサ装置の一実施例が示されている。
【0013】図示する開閉機構用センサ装置1は、主と
して、剛体部2、弾性部材3、電気信号発生器4から構
成されている。図示する開閉機構用センサ装置1は、電
動サンルーフ機構30に用いられる。
【0014】剛体部2は、ルーフパネル(車体パネル)
50の開口部50aの内側に配置されている。ルーフパ
ネル50の開口部50aは、サンルーフリッド(開閉
体)51により開閉される。開口部50aは、図2に示
されるように、矩形にされている。そして、この開口部
50aの室内側には、車体を縦方向に切断した断面形状
がU字形の凹状にされた弾性部材収容部50bが形成さ
れている。弾性部材収容部50bは、ルーフパネル50
と同等の鉄板により、開口部50aの矩形に対応して配
置されている。剛体部2は、弾性部材収容部50bの室
内側に配置された底板部50c上に配置されている。こ
の剛体部2には、剛体部本体2a、電気信号発生器受部
2bが備えられている。剛体部2は、ルーフパネル50
と同等の鉄材により成形されている。剛体部本体2a
は、弾性部材収容部50bの底板部50cから上方に向
けて突出している。電気信号発生器受部2bは、断面形
状が略Y字にされて、弾性部材3に形成されたセンサ収
容部3c内に配置される。
【0015】弾性部材3は、ゴム製であって、この弾性
部材3には、無端状に形成された弾性部材本体3aが備
えられている。弾性部材3は、開口部50aの弾性部材
収容部50bに収容されている。弾性部材本体3aの内
側には、U字の凹状にされていて、サンルーフリッド5
1が全閉位置で衝突する開閉体衝突部3bが形成されて
いる。そして、弾性部材本体3aの内側であって、開閉
体衝突部3bの室内側に寄った位置には、筒状部3cが
開閉体衝突部3bに連設されている。筒状部3cの中央
部には、空間状のセンサ収容部3dが形成されている。
筒状部3cは、サンルーフリッド51の移動軌跡上に配
置されていないので、サンルーフリッド51が全閉位置
で衝突しない。
【0016】電気信号発生器4は、線形にされた圧力セ
ンサであって、圧力を検出することによって電気信号を
発生する。この電気信号発生器4は、弾性部材3のセン
サ収容部3dに収容されて、剛体部2の電気信号発生器
受部2bに支持されており、図示しない電動サンルーフ
制御回路に接続されている。電気信号発生器4は、弾性
部材3に収容されているが、剛体部2の電気信号発生器
受部2bに支持されているから、弾性部材3の弾性変形
の影響を受けずに、弾性部材3の筒状部3cが受けた圧
力を直接検出する。
【0017】このような構造をもつ開閉機構用センサ装
置1では、図2に示される電動サンルーフ機構30にお
いて、サンルーフリッド51が閉まる方向に移動し、や
がて、サンルーフリッド51が弾性部材3の開閉体衝突
部3bに衝突する。このとき、サンルーフリッド51
は、弾性部材3の筒状部3cに衝突しない。それ故、電
気信号発生器4は、サンルーフリッド51が全閉位置に
到達したことにより電気信号を発生しない。電気信号発
生器4が電気信号を発生しないから、サンルーフリッド
51は、確実に締め込みが行われて全閉位置に到達す
る。
【0018】サンルーフリッド51が閉まる方向に移動
している途中で、図3に示されるように、ルーフパネル
50とサンルーフリッド51との間に、例えば、棒のよ
うな異物が挟まると、その異物が弾性部材3の筒状部3
cに衝突する。異物が弾性部材3の筒状部3cに衝突す
ると、電気信号発生器4が電気信号を発生する。電気信
号は、電動サンルーフ制御回路に与えられる。すると、
電動サンルーフ制御回路により、サンルーフリッド51
が開く方向に動くように、図示しないモータへの通電方
向が逆転され、挟み込んだ異物に損傷を与えないように
する制御が行われる。
【0019】なお、この発明に係る開閉機構用センサ装
置の一実施例では、電動サンルーフ機構に用いた場合を
示したが、電動サンルーフ機構に限らず、パワーウイン
ド機構に用いた場合も、同様な動作が行われる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わる開閉機構用センサ装置によれば、電気信号発生器
は、弾性部材の開閉体が衝突する位置とは予め定められ
ただけ離れた位置で、弾性部材内に配置された剛体部に
より支持されている。それ故、弾性部材が弾性変形する
量の影響を受けずに挟み込み発生時に電気信号を発生す
る。よって、異物の挟み込みの検知を確実に行うことが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる開閉機構用センサ装置の内部
構造を説明する縦断面図である。
【図2】図1に示した開閉機構用センサ装置を用いた電
動サンルーフ機構においての電気信号発生器まわりの水
平断面図である。
【図3】図1に示した開閉機構用センサ装置においての
挟み込み発生時の縦断面図である。
【符号の説明】
1 開閉機構用センサ装置 2 剛体部 2b (電気信号発生器支持部)電気信号発生器受部 3 弾性部材 3b 開閉体衝突部 3d センサ収容部 4 電気信号発生器 30 (開閉機構)電動サンルーフ機構 50 車体パネル 50a 開口部 50b 弾性部材収容部 51 (開閉体)サンルーフリッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに形成された開口部を開閉
    可能に移動する開閉体をもつ開閉機構に取付けられる開
    閉機構用センサ装置であって、 前記車体パネル上に装着され、前記開口部の内側に配置
    され、前記開閉体が衝突可能な弾性部材と、 前記車体パネルに結合されて前記弾性部材内に配置され
    た剛体部と、 前記弾性部材の前記開閉体が衝突する位置とは予め定め
    られただけ離れた位置に前記剛体部により支持されて前
    記弾性部材内に配置され、前記開閉体が閉まる方向に移
    動している途中で前記開閉体と前記弾性部材との間に異
    物が挟まれたときに弾性変形し電気信号を発生する電気
    信号発生器を備えていることを特徴とする開閉機構用セ
    ンサ装置。
  2. 【請求項2】 弾性部材には、開閉体が衝突する開閉体
    衝突部と、この開閉体衝突部とは離間して配置され、電
    気信号発生器が収容されるセンサ収容部とが形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の開閉機構用セン
    サ装置。
  3. 【請求項3】 車体パネルの開口部には、弾性部材を収
    容する弾性部材収容部が形成され、剛体部は、弾性部材
    収容部から突出して配置されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の開閉機構用センサ装置。
  4. 【請求項4】 剛体部には、電気信号発生器を支持する
    電気信号発生器支持部が備えられていることを特徴とす
    る請求項3に記載の開閉機構用センサ装置。
JP2000292511A 2000-09-26 2000-09-26 開閉機構用センサ装置 Pending JP2002103963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121161A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Shiroki Corp パワースライドドア
JP2014175151A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Asmo Co Ltd 異物検知センサの固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121161A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Shiroki Corp パワースライドドア
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