JP6168469B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メインプログラムを実行することによりシステム全体の制御を行う電子装置に関する。
製品の機能や性能を店頭にてデモンストレーションするためのデモモードが種々の電子装置に搭載されている。この種のデモモードで動作可能な電子装置の具体的一例が特許文献1に記載されている。
特開2001−352479号公報
ところで、デモモード中における電子装置の電池切れを防止するため、店頭に置かれた電子装置には、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等の通信ケーブルが接続されており、通信ケーブルを介して電源の供給が行われる。電子装置は、通信ケーブルが接続されている状態で電源が投入されると、外部機器との通信を行う通信モードでメインプログラムによるシステムの起動を行う。メインプログラムは、システムを通信モードで起動した後にはじめてデモモードへの遷移が可能となる。メインプログラムは、デモモードへ遷移する際、システムを直接デモモードで起動する場合であれば初期プログラムローダが実行することになる処理を、初期プログラムローダに代えて実行しなければならない。そのため、電子装置に通信ケーブルを接続した状態で電子装置の電源を投入すると、システムがデモモードで稼働するまでに時間を要する。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通信ケーブル接続時であってもシステムをデモモードで速やかに稼働させることが可能な電子装置を提供することである。
本発明の一形態に係る電子装置は、メインプログラムを実行することによりシステム全体の制御を行うものであり、所定の複数の動作モードのうち1つの動作モードを設定するモード設定手段と、通信及び給電の少なくとも一方のためのケーブルを接続可能な接続手段と、接続手段に対するケーブルの接続の有無を検知する接続検知手段と、メインプログラムによるシステムの起動時に、接続検知手段によってケーブルの接続が検知されると、システムの起動処理を、前回のシステムの終了時に設定されていた動作モードに応じて変更する処理変更手段とを備える。
また、本発明の別の形態に係る電子装置は、初期プログラムローダによってメモリにロードされたメインプログラムを実行することによりシステム全体の制御を行うものであり、所定の複数の動作モードのうち1つの動作モードを設定するモード設定手段と、通信及び給電の少なくとも一方のためのケーブルを接続可能な接続手段と、接続手段に対するケーブルの接続の有無を検知する接続検知手段と、初期プログラムローダによってメインプログラムをメモリにロードする際に接続検知手段によってケーブルの接続が検知されると、初期プログラムローダによる処理を、前回のシステムの終了時に設定されていた動作モードに応じて変更する処理変更手段とを備える。
本発明によれば、ケーブルが接続されている状態で電子装置の電源が投入された場合であっても、メインプログラムは、前回のシステムの終了時に設定されていた動作モードがデモモードであれば、システムをデモモードで直接起動させることができる。例えば店頭に置かれたデモ機を考える。この種のデモ機は、原則、デモモードに設定されている。そのため、メインプログラムは、システムを通信モードで起動させず前回に引き続きデモモードで起動させる。従って、デモモードでのシステムの起動・稼働が速やかに行われる。ここで、本明細書中、「システムが起動(又は稼働)する」とは、電子装置に備えられるシステム(ソフトウェアとハードウェアとの集合)が所定の処理(例えばデジタルスチルカメラであればデジタル画像の撮影等)を実行可能な状態に遷移することを意味する。
複数の動作モードは、例えば、ケーブルと接続された外部機器と通信する通信モード、及び所定のデモンストレーション用のデモモードを含む。
電子装置は、電源を供給するバッテリ及び電子データを保存可能なメモリカードが着脱可能に構成されたものであってもよい。この場合において、処理変更手段は、例えば、バッテリ又はメモリカードの少なくとも一方が取り外されている状態で接続検知手段によってケーブルの接続が検知されると、前回のシステムの終了時に設定されていた動作モードに拘わらず、メインプログラムに、システムをデモモードで起動させる。
また、処理変更手段は、例えば、バッテリ又はメモリカードの少なくとも一方が取り外されている状態で接続検知手段によってケーブルの接続が検知されると、前回のシステムの終了時に設定されていた動作モードに拘わらず、メインプログラムがシステムをデモモードで起動するための準備を、初期プログラムローダに実行させる。
また、処理変更手段は、デモモードでのシステムの起動が予定される場合に、メインプログラムの実行に先立ち、初期プログラムローダに、一部のハードウェアを駆動制御させてもよい。
また、電子装置は、メインプログラムが参照する設定値が保存される第一の記憶媒体と、前回のシステムの終了時に設定されていたモードを示す情報が保存される、第一の記憶媒体と異なる第二の記録媒体とを備えた構成としてもよい。
本発明によれば、通信ケーブル接続時であってもシステムをデモモードで速やかに稼働させることが可能な電子装置が提供される。
本発明の実施形態の電子装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の電子装置の電源投入時に初期プログラムローダにより実行される処理のフローチャートを示す図である。 図2の処理ステップS14にて起動されたメインプログラムにより実行される処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態においてユーザがUIを操作することによって電子装置の設定が変更された際に実行される処理のフローチャートを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電子装置について説明する。
[電子装置1の構成]
図1は、本実施形態の電子装置1の構成を示すブロック図である。本実施形態の電子装置1は、例えばデジタル画像を撮影することが可能な装置であり、具体的には、撮影レンズを交換可能なデジタル一眼レフカメラ(クイックリターンミラー付)である。なお、電子装置1は、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、カムコーダ、携帯情報端末、PHS(Personal Handy phone System)、スマートフォン、フィーチャフォン、携帯ゲーム機等に置き換えてもよい。
図1に示されるように、電子装置1は、CPU(Central Processing Unit)102、フラッシュメモリ104、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)106、RTC(Real Time Clock)108、電源制御部110、レンズ鏡胴制御部112、CCD(Charge Coupled Device)撮像部114、UI(User Interface)116、LCD(Liquid Crystal Display)表示部118、オーディオ再生部120、USB通信部122、SDカードアダプタ124、LED(Light Emitting Diode)126及びバッテリ128を備えている。
UI116は、ユーザが電子装置1を操作するためのUIである。UI116には、例えば、電子装置1のボディに設けられたハードウェアキー並びにLCD表示部118に表示されるGUI(Graphical User Interface)及びソフトウェアキーが含まれる。UI116は、電源スイッチを備えている。電源スイッチがオンされると、電源制御部110は、バッテリ128又は商用電源より入力される電力を変換して電子装置1の各ハードウェアに供給する。
フラッシュメモリ104には、初期プログラムローダ200やメインプログラム300等の各種プログラム、及び初期プログラムローダ200、メインプログラム300の各プログラムによって参照される電子装置1の設定値(ユーザ操作により変更可)等の各種データが格納されている。CPU102は、電源投入(起動)直後、フラッシュメモリ104に格納された初期プログラムローダ200を実行して各ハードウェアを初期化する。CPU102は次いで、フラッシュメモリ104に格納されたメインプログラム300を所定のワークエリア(例えばSDRAM106の所定領域)にロードし、ロードされたメインプログラム300を実行することにより、電子装置1全体の制御を行う。
RTC108は小容量の不揮発性メモリを備えており、現在時刻を設定・保存することができる。RTC108(不揮発性メモリ)はまた、時刻データ以外の任意のデータを保存する領域も有している。RTC108(不揮発性メモリ)には、電子装置1の電源がオフされた後も、前回のシステム終了時点での各種設定値等のデータが保持される。
電子装置1には、図示省略されたレンズ鏡胴及び撮影レンズが備えられている。レンズ鏡胴制御部112は、ユーザによるUI116の操作やAF(Autofocus)制御結果に従ってレンズ鏡胴の繰り出し量を制御して撮影レンズを駆動することにより、ズーミング及びフォーカシングを行う。
CCD撮像部114は、撮影レンズを介して被写体像を撮像面にて受光し、撮像面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、電気信号に変換する。CPU102は、CCD撮像部114より入力される電気信号(撮影データ)に対して色補間、マトリクス演算、Y/C分離等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic
Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。圧縮画像信号(撮影画像データ)は、SDカードアダプタ124に差し込まれたSDカードに保存される。また、CPU102は、Y/C分離後の信号をSDRAM106にキャッシュし、キャッシュされた信号をモニタ表示可能に処理して所定のフレームレートでLCD表示部118に出力する。これにより、ユーザは、リアルタイムのスルー画をLCD表示部118を通じて視認することができる。スルー画再生中、オーディオ再生部120からは、図示省略されたマイクにより拾われた周囲の音が再生される。
USB通信部122にはUSBケーブルが接続される。電子装置1は、USB通信部122に接続されたUSBケーブルを介して外部機器と通信することができる。電子装置1はまた、USB通信部122に接続されたUSBケーブルを介して商用電源やPC等から電力供給を受けることができる。
[電源投入時の初期プログラムローダ200による処理]
図2は、電子装置1の電源投入時に初期プログラムローダ200により実行される処理のフローチャートを示す。
[図2のS11(ハードウェアの初期化)]
初期プログラムローダ200は、電子装置1の電源が投入されると、各ハードウェアを初期化する。
[図2のS12(USBケーブルの接続判定)]
初期プログラムローダ200は、USB通信部122のポートをチェックすることにより、USB通信部122にUSBケーブルが接続されているか否かを判定する。初期プログラムローダ200は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されていると判定した場合(図2のS12:YES)、本フローチャートの処理を図2の処理ステップS15(デモモードフラグの読み込み)に進める。初期プログラムローダ200は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されていないと判定した場合(図2のS12:NO)、本フローチャートの処理を図2の処理ステップS13(レンズ鏡胴の繰り出し)に進める。
[図2のS13(レンズ鏡胴の繰り出し)]
初期プログラムローダ200は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されていない場合、システムを通常モードで速やかに起動させるための準備を行う。具体的には、初期プログラムローダ200は、レンズ鏡胴制御部112によるレンズ鏡胴の繰り出しを開始する。レンズ鏡胴の繰り出しなど、時間の掛かる処理をメインプログラム300の実行に先立って開始することにより、メインプログラム300によるシステムの起動完了までに掛かる時間を短縮することができる。ここで、通常モードは、例えば電子装置1の全ての機能(製造工程にて使用される検査機能等を除く。)を使用可能な標準的なモードである。
[図2のS14(メインプログラム300の起動)]
初期プログラムローダ200は、メインプログラム300を所定のワークエリアにロードする。これにより、メインプログラム300が起動する。USB通信部122にUSBケーブルが接続されていない場合、メインプログラム300は、システムを通常モードで起動させる。
[図2のS15(デモモードフラグの読み込み)]
RTC108(不揮発性メモリ)には、デモモードのフラグの値(「1」又は「0」)が保存されている。デモモードは、電子装置1の機能や性能を店頭にてデモンストレーションするためのモードである。デモモードには、例えば、通常モードに対して電子装置1の一部の機能を制限するもの(例えばレリーズ釦を押してシャッタを切っても撮影画像が記録されない等)、ユーザ操作用のメニュー構成が通常モード時と異なるもの、電子装置1の操作をガイド画面を交えて体験させるもの、電子装置1の機能や性能を紹介するデモ画面を再生するもの等がある。なお、デモモードフラグは、メインプログラム300によるシステム起動後であれば、ユーザによるUI116の操作を介して「1」又は「0」に切替可能である。「1」は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されている状態であれば、設定すべき動作モードがデモモードであることを示し、「0」は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されている状態であれば、設定すべき動作モードが通信モードであることを示す。初期プログラムローダ200は、USB通信部122にUSBケーブルが接続されている場合、RTC108(不揮発性メモリ)に保存されているデモモードフラグを読み込む。
[図2のS16(デモモードフラグの判定)]
初期プログラムローダ200は、RTC108(不揮発性メモリ)内のデモモードフラグが「0」に設定されている場合(図2のS16:NO)、USBケーブルを介して外部機器と通信するため、図2の処理ステップS13(レンズ鏡胴の繰り出し)を実行することなく、図2の処理ステップS14(メインプログラム300の起動)にてメインプログラム300を所定のワークエリアにロードして起動させる。この場合、メインプログラム300は、システムを通信モードで起動させる。
初期プログラムローダ200は、RTC108(不揮発性メモリ)内のデモモードフラグが「1」に設定されている場合(図2のS16:YES)、システムをデモモードで速やかに起動させるため、図2の処理ステップS13(レンズ鏡胴の繰り出し)にてレンズ鏡胴制御部112によるレンズ鏡胴の繰り出しを開始した後、図2の処理ステップS14(メインプログラム300の起動)にてメインプログラム300を所定のワークエリアにロードして起動させる。この場合、メインプログラム300は、システムをデモモードで起動させる。
このように、本実施形態では、USBケーブルが接続されている状態で電子装置1の電源が投入された場合であっても、メインプログラム300は、システムを通信モードで起動させずに直接デモモードで起動させることができる。そのため、USBケーブル接続時であってもシステムがデモモードで迅速に稼働される。デモモード中の電子装置1への電力は、USBケーブルを介して供給される。
[電源投入時のメインプログラム300による処理]
図3は、図2の処理ステップS14(メインプログラム300の起動)にて起動されたメインプログラム300により実行される処理のフローチャートを示す。以下においては、便宜上、最初に、図3の処理ステップS21(USBケーブルの接続判定)から処理ステップS25(システム起動音の再生)までの各処理ステップについて説明する。
[図3のS21(USBケーブルの接続判定)]
メインプログラム300は、USB通信部122のポートをチェックすることにより、USB通信部122にUSBケーブルが接続されているか否かを判定する。
[図3のS22(LED(Light Emitting Diode)126の点灯)]
メインプログラム300は、LED126を点灯させる。なお、LED126は、例えば電源投入状態を表示するランプである。
[図3のS23(CCD撮像部114の電源投入)]
メインプログラム300は、CCD撮像部114の電源を投入する。
[図3のS24(LCD表示部118の点灯)]
メインプログラム300は、LCD表示部118の表示を点灯させる。
[図3のS25(システム起動音の再生)]
メインプログラム300は、オーディオ再生部120を制御して、ユーザにシステムの起動を報知するシステム起動音を再生させる。
〈メインプログラム300によるシステムの起動例〉
次に、図3を参照して、メインプログラム300によるシステムの起動例を3例説明する。
−システム起動例1−
USB通信部122にUSBケーブルが接続されていない場合を考える。この場合、メインプログラム300は、図3の処理ステップS21(USBケーブルの接続判定)にてUSB通信部122にUSBケーブルが接続されていないと判定し(図3のS21:NO)、図3の処理ステップS22(LED126の点灯)、処理ステップS23(CCD撮像部114の電源投入)、処理ステップS24(LCD表示部118の点灯)、処理ステップS25(システム起動音の再生)を実行する。メインプログラム300は次いで、図3の処理ステップ26にて通常モードに遷移する。これにより、通常モードでのシステムの起動が完了する。
−システム起動例2−
USB通信部122にUSBケーブルが接続されている場合を考える。この場合、メインプログラム300は、図3の処理ステップS21(USBケーブルの接続判定)にてUSB通信部122にUSBケーブルが接続されていると判定し(図3のS21:YES)、図3の処理ステップ27にて、RTC108(不揮発性メモリ)に保存されているデモモードフラグを読み込む。メインプログラム300は、RTC108(不揮発性メモリ)内のデモモードフラグが「0」に設定されている場合(図3のS28:NO)、USBケーブルを介して外部機器と通信するため、図3の処理ステップS21(USBケーブルの接続判定)から処理ステップS25(システム起動音の再生)を実行することなく、図3の処理ステップS29にて通信モードに遷移する。これにより、通信モードでのシステムの起動が完了する。
−システム起動例3−
USB通信部122にUSBケーブルが接続されている場合を考える。この場合、メインプログラム300は、図3の処理ステップS21(USBケーブルの接続判定)にてUSB通信部122にUSBケーブルが接続されていると判定し(図3のS21:YES)、図3の処理ステップ27にて、RTC108(不揮発性メモリ)に保存されているデモモードフラグを読み込む。メインプログラム300は、RTC108(不揮発性メモリ)内のデモモードフラグが「1」に設定されている場合(図3のS28:YES)、図3の処理ステップS22(LED126の点灯)、処理ステップS23(CCD撮像部114の電源投入)、処理ステップS24(LCD表示部118の点灯)、処理ステップS25(システム起動音の再生)を実行する。メインプログラム300は次いで、図3の処理ステップ26にてデモモードに遷移する。これにより、デモモードでのシステムの起動が完了する。
このように、システム起動例3では、USBケーブルが接続されている状態で電子装置1の電源が投入された場合であっても、メインプログラム300は、システムを通信モードで起動させずに直接デモモードで起動させることができる。そのため、USBケーブル接続時であってもシステムがデモモードで迅速に稼働される。デモモード中の電子装置1への電力は、USBケーブルを介して供給される。
[ユーザによる電子装置1に対する設定変更時の処理]
図4は、ユーザがUI116を操作することによって電子装置1の設定が変更された際に実行される処理のフローチャートを示す。
[図4のS31(フラッシュメモリ104への設定値の書き込み)]
メインプログラム300は、ユーザによるUI116の操作に従って変更された設定値をフラッシュメモリ104に書き込む(又は更新する)。
[図4のS32(デモモードフラグの変更判定)]
メインプログラム300は、変更された設定値がデモモードフラグの値であるか否かを判定する。メインプログラム300は、変更された設定値がデモモードフラグの値でないと判定した場合(図4のS32:NO)、本フローチャートの処理を終了させる。メインプログラム300は、変更された設定値がデモモードフラグの値であると判定した場合(図4のS32:YES)、本フローチャートの処理を図4の処理ステップS33(RTC108内のデモモードフラグの更新)に進める。
[図4のS33(RTC108内のデモモードフラグの更新)]
メインプログラム300は、フラッシュメモリ104内のデモモードフラグの値が変更された場合、RTC108(不揮発性メモリ)内に保存されているデモモードフラグの値を変更後の値に更新する。
ここで、デモモードフラグの値をRTC108に保存する理由について説明する。メインプログラム300は、初期プログラムローダ200よりも高級言語で組まれている。そのため、メインプログラム300は、設定値管理機構が初期プログラムローダ200よりも高機能である。従って、メインプログラム300と初期プログラムローダ200とで共通のデータ管理方法を採用することは難しい。また、フラッシュメモリ104は多様なデータを保存するため、データの書き換えが頻繁に行われる。そのため、フラッシュメモリ104では、書き換えエラーによりデータに不整合が生じる確率が電子装置1内の他の記憶媒体に比べて高いと考えられる。初期プログラムローダ200がデータ不整合の発生が懸念されるフラッシュメモリ104を参照する構成とした場合、システムが起動不可となるリスクが上昇する。そのため、本実施形態では、デモモードフラグを、メインプログラム300や初期プログラムローダ200が参照する他の設定値の保存場所(フラッシュメモリ104)とは異なる記憶媒体(RTC108)に保存している。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
例えば、店頭に置かれたデモ機は盗難防止のため、バッテリやSDカードが取り外されていることが多い。そこで、別の実施形態では、USB通信部122にUSBケーブルが接続されている状態でかつバッテリ128又はSDカードの少なくとも一方が取り外されている場合には店頭に置かれているとみなし、デモモードフラグの値に拘わらず、システムをデモモードで起動させるようにしてもよい。
1 電子装置
102 CPU
104 フラッシュメモリ
106 SDRAM
108 RTC
110 電源制御部
112 レンズ鏡胴制御部
114 CCD撮像部
116 UI
118 LCD表示部
120 オーディオ再生部
122 USB通信部
124 SDカードアダプタ
126 LED
128 バッテリ
200 初期プログラムローダ
300 メインプログラム

Claims (4)

  1. 電源を供給するバッテリ及び電子データを保存可能なメモリカードが着脱可能であり、メインプログラムを実行することによりシステム全体の制御を行う電子装置において、
    所定の複数の動作モードのうち1つの動作モードを設定するモード設定手段と、
    通信及び給電の少なくとも一方のためのケーブルを接続可能な接続手段と、
    前記接続手段に対する前記ケーブルの接続の有無を検知する接続検知手段と、
    前記メインプログラムによる前記システムの起動時に、前記接続検知手段によって前記ケーブルの接続が検知されると、該システムの起動処理を、前回の該システムの終了時に設定されていた動作モードに応じて変更する処理変更手段と、
    を備え
    前記複数の動作モードは、
    前記ケーブルと接続された外部機器と通信する通信モード、及び
    所定のデモンストレーション用のデモモード
    を含み、
    前記処理変更手段は、
    前記バッテリと前記メモリカードの少なくとも一方が取り外されている状態で前記接続検知手段によって前記ケーブルの接続が検知されると、前回の前記システムの終了時に設定されていた動作モードに拘わらず、前記メインプログラムに、該システムを前記デモモードで起動させる、
    電子装置。
  2. 電源を供給するバッテリ及び電子データを保存可能なメモリカードが着脱可能であり、初期プログラムローダによってメモリにロードされたメインプログラムを実行することによりシステム全体の制御を行う電子装置において、
    所定の複数の動作モードのうち1つの動作モードを設定するモード設定手段と、
    通信及び給電の少なくとも一方のためのケーブルを接続可能な接続手段と、
    前記接続手段に対する前記ケーブルの接続の有無を検知する接続検知手段と、
    前記初期プログラムローダによって前記メインプログラムを前記メモリにロードする際に前記接続検知手段によって前記ケーブルの接続が検知されると、該初期プログラムローダによる処理を、前回の前記システムの終了時に設定されていた動作モードに応じて変更する処理変更手段と、
    を備え
    前記複数の動作モードは、
    前記ケーブルと接続された外部機器と通信する通信モード、及び
    所定のデモンストレーション用のデモモード
    を含み、
    前記処理変更手段は、
    前記バッテリと前記メモリカードの少なくとも一方が取り外されている状態で前記接続検知手段によって前記ケーブルの接続が検知されると、前回の前記システムの終了時に設定されていた動作モードに拘わらず、前記メインプログラムが該システムを前記デモモードで起動するための準備を、前記初期プログラムローダに実行させる、
    電子装置。
  3. 前記処理変更手段は、
    前記デモモードでの前記システムの起動が予定される場合に、前記メインプログラムの実行に先立ち、前記初期プログラムローダに、一部のハードウェアを駆動制御させる請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記メインプログラムが参照する設定値が保存される第一の記憶媒体と、
    前回の前記システムの終了時に設定されていたモードを示す情報が保存される、前記第一の記憶媒体と異なる第二の記録媒体と、
    を備える
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の電子装置。
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