JP6168035B2 - 車両用電源制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、車両用電源制御装置が搭載された車両の構成を概略的に示す図である。車両1は、図1に示されるように、エンジン11、ギヤ駆動式スタータ12、Integrated Starter Generator(ISG)13、正温度係数(PTC)ヒータ14、触媒ヒータ15、キャパシタ16、DC−DCコンバータ17、バイパススイッチ素子18、鉛蓄電池(以下、単に「バッテリ」と称される)19、低電圧電気負荷20を備える。
図2は、図1に示される車両1の制御系統の電気的構成を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、上述のISG13、DC−DCコンバータ17、ギヤ駆動式スタータ12、遮断スイッチ素子6、バイパススイッチ素子18、低電圧電気負荷20等の部品は、配線を介して制御部10と接続されており、制御部10からの指令に基づき制御される。図2に示されるように、さらに、ブレーキアクチュエータ21及び燃料噴射弁22が、配線を介して制御部10と接続されており、制御部10からの指令に基づき制御される。制御部10は、例えば、従来周知のCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータで構成される。
本実施形態の制御部10は、車両1の減速時に集中的に発電を行ういわゆる減速回生制御を実行可能である。このため、車両1の走行中、制御部10は、車両1の各部を、次のように制御する。
以上説明したとおり、本実施形態では、キャパシタ電圧Vcapがバイパス可能電圧Vlwに低下するまでの時間Tlw1を算出し、時間Tlw1が移行時間Ttrを超える場合には、ISG13、PTCヒータ14、触媒ヒータ15などの高電圧電気負荷を動作させている。したがって、移行時間Ttr内に、キャパシタ電圧Vcapをバイパス可能電圧Vlwに低下させることができる。このため、移行時間Ttrの経過時には、確実にバイパススイッチ素子18をオンにし、ISG13を発電機能により動作させることができる。その結果、バッテリ19の電圧が低下して低電圧電気負荷20が停止するような事態を避けることができる。
上記実施形態では、図3のステップS8,S10において、制御部10は、キャパシタ電圧Vcapがバイパス可能電圧Vlwに低下するまでの時間Tlw1,Tlw2を算出しているが、これに限られない。
上記実施形態では、バッテリ19よりも急速な充放電が可能な、複数の電気二重層キャパシタ(EDLC)を含むキャパシタ16を用いたが、このようなキャパシタ16に限られない。例えば、リチウムイオンキャパシタを用いてもよい。リチウムイオンキャパシタは、電気二重層キャパシタとは異なり、リチウムイオンを電気化学的に吸蔵可能な炭素系材料を負極として用いることによってエネルギー密度をさらに向上させたものである。リチウムイオンキャパシタは、正極と負極とで充放電の原理が異なる(化学反応を併用する)ことから、ハイブリッドキャパシタとも呼ばれる。
上記実施形態では、車両1は、高電圧電気負荷として、ISG13、PTCヒータ14、触媒ヒータ15を備えているが、高電圧電気負荷は、これらに限られない。車両1は、高電圧電気負荷として、さらに、例えば座席を加熱するシートヒータを備えてもよい。
上記実施形態では、図3のステップS8,S10において、制御部10は、キャパシタ電圧Vcapがバイパス可能電圧Vlwに低下するまでの時間Tlwを算出している。代替的に、制御部10は、種々のキャパシタ電流Icapと、種々のキャパシタ電圧Vcapとの組合せに対して、キャパシタ電圧Vcapがバイパス可能電圧Vlwに低下するまでの時間Tlwを予め算出して、テーブル形式で保持しておいてもよい。この場合には、図3のステップS8,S10において、制御部10は、キャパシタ電流Icapと、キャパシタ電圧Vcapとに対応する時間Tlwを、保持しているテーブルから抽出すればよい。
上記実施形態では、制御部10は、ISG13を発電機能により動作させるときは、フィールドコイルに電流を供給し、ISG13を電動機能により動作させるときは、フィールドコイル及び三相コイルに電流を供給しているが、これに限られない。例えば、ISGの筐体内に、ISGの動作を制御するマイクロコンピュータが設けられていてもよい。この場合には、制御部10は、ISGのマイクロコンピュータに対して、例えば、発電機能または電動機能の動作モードと、発電機能であれば発電する電力の電圧、電動機能であれば駆動力などを指示してもよい。ISGのマイクロコンピュータは、制御部10の指示にしたがって、ISGの動作を制御してもよい。
11 エンジン
13 ISG
14 PTCヒータ
15 触媒ヒータ
16 キャパシタ
17 DC−DCコンバータ
18 バイパススイッチ素子
19 バッテリ
20 低電圧電気負荷
21 ブレーキアクチュエータ
22 燃料噴射弁
Claims (4)
- エンジンにより駆動されて発電する発電機と、
所定電圧値以下の電圧で動作する低電圧電気負荷と、
前記低電圧電気負荷に電気的に接続され、上限電圧が前記所定電圧値に設定された第1蓄電部と、
前記発電機に電気的に接続され、上限電圧が前記所定電圧値より高い電圧に設定され、前記第1蓄電部より急速な充放電が可能な第2蓄電部と、
前記第2蓄電部に電気的に接続され、前記所定電圧値を超える電圧で動作する高電圧電気負荷と、
前記発電機及び前記第2蓄電部と、前記低電圧電気負荷及び前記第1蓄電部との間に設けられ、前記発電機又は前記第2蓄電部から出力される電圧を低下させて前記低電圧電気負荷又は前記第1蓄電部に出力する電圧変換器と、
前記電圧変換器に並列に接続され、オンにされると前記電圧変換器の入力端及び出力端の間を短絡し、オフにされると前記電圧変換器の入力端及び出力端の間を開放するバイパススイッチ素子と、
前記バイパススイッチ素子がオフの状態で、前記電圧変換器の出力電流が予め定められた電流閾値を超えると、バイパス移行モードの動作を予め定められた移行時間の間実行し、前記移行時間が経過すると、前記バイパス移行モードの動作を終了してバイパスモードの動作を実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記バイパス移行モードでは、前記発電機の発電を停止させ、予め定められた作動条件が満たされるか否かを判定し、前記作動条件が満たされると判定すると前記高電圧電気負荷を強制的に作動させ、
前記制御部は、前記第1蓄電部が放電しているか否かと、前記第2蓄電部の電圧が予め定められた第1電圧閾値を超えているか否かと、を判定し、
前記制御部は、前記第1蓄電部が放電しており、かつ、前記第2蓄電部の電圧が前記第1電圧閾値を超えていると判定すると、前記作動条件が満たされると判定し、
前記制御部は、前記バイパスモードでは、前記バイパススイッチ素子をオンにし、前記発電機の発電を再開させる、車両用電源制御装置。 - 発電機能及び電動機能を兼ね備え、前記エンジンに連結されたモータジェネレータを備え、
前記発電機は、前記発電機能により動作する場合の前記モータジェネレータであり、
前記高電圧電気負荷は、前記電動機能により動作する場合の前記モータジェネレータであり、
前記制御部は、前記モータジェネレータを前記電動機能により強制的に動作させる場合であって、かつ、前記エンジンが動作中の場合には、前記モータジェネレータの前記電動機能による駆動力に対応して前記エンジンの駆動力を低下させる、請求項1に記載の車両用電源制御装置。 - 前記高電圧電気負荷として、ヒータをさらに備え、
前記制御部は、前記第2蓄電部の電圧が前記第1電圧閾値より高い第2電圧閾値を超えているか否かを判定し、
前記制御部は、前記作動条件が満たされると判定し、かつ、前記第2蓄電部の電圧が前記第2電圧閾値を超えていると判定すると、前記モータジェネレータを前記電動機能により強制的に動作させるのに加えて、前記ヒータを強制的に動作させる、請求項2に記載の車両用電源制御装置。 - 前記制御部は、前記モータジェネレータを前記電動機能により強制的に動作させる場合であって、かつ、ブレーキが動作中の場合には、ブレーキアクチュエータを制御して、前記モータジェネレータの前記電動機能による駆動力に対応して、ブレーキ液の圧力を増大させる、請求項2又は3に記載の車両用電源制御装置。
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