JP6164871B2 - 袋の収容方法およびケース入り袋 - Google Patents

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本発明は袋の収容方法およびケース入り袋に関する。
例えば、ポリエチレン製の薄手の袋などは、複数枚が重ねられた状態で箱状のケース本体内に収容され、使用時に一枚ずつ取出されている(特許文献1)。
図6は、例えばポリ袋などのように、薄手の樹脂製の袋2が従来の収容方法により複数枚ケース本体内に収容されたケース入り袋10を示したものである。
このケース入り袋10は、複数枚の樹脂製の袋2をロール状に積層した積層体4と、積層体4の形状を保持する芯材6と、積層体4を収容するケース本体8とから構成され、芯材6とケース本体8とは厚手の紙により形成されている。
図6に示したように、袋2の積層体4が収容された従来のケース入り袋10では、丸い姿勢に巻回された積層体4の間に、上側に膨出した芯材6を介在させることにより、積層体4の上面が取出し口12に臨むように配置している。
ところで、このような従来のケース入り袋10では、図7に示したように、取出し口12から袋2を一枚ずつ取り出そうとしたときに、2枚の袋2、2が重なって取り出されてしまうことがあった。これは、2枚の袋2、2を掴んでしまったり、上位と下位の2枚の袋2、2を同時に引き上げてしまう場合とがある。
さらに、従来のケース入り袋10では、ロール状の積層体4の残量が少なくなると、最上位の袋2が取出し口12から低い位置に離れるため、袋2を掴み難くなる。
特開2009−91015号公報
本発明は、このような実情に鑑み、例えば、薄手の樹脂製の袋をケース本体から一枚ずつ取り出すことが可能であるとともに、残量が少なくなってもケース本体から容易に取り出すことが容易な袋の収容方法およびケース入り袋を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る袋の収容方法は、
横長で略直方体形状のケース本体内に、一枚ずつ上下に積層された複数枚の袋を収容するとともに、前記ケース本体を構成する上面および一長側面の2面に跨って形成された袋の取出し口から、前記袋を一枚ずつ取り出すための袋の収容方法であって、
前記複数枚の袋を蛇腹状に蛇行した状態に屈曲させ、この状態で前記袋の開口部を前記ケース本体の前記一長側面に向けて前記ケース本体内に収容し、
さらに、前記取出し口を構成する前記一長側面の近傍に、その底面側の辺の長さが上下方向の辺の長さよりも長いL字状の芯材を差し込んで、このL字状の芯材で前記複数枚の袋の姿勢を保持するようにしたことを特徴としている。
このような方法によれば、袋を引き上げる場合に、袋が1枚ずつにばらけ易い。したがって、2枚の袋を同時に引き上げてしまうことを可及的に防止することができる。また、袋をケース本体から取り出す場合に、封止されていない袋の開口部側の端部が、取出し動作を始めてから短時間のうちに外部に露出するので、仮に二枚の袋を引き上げてしまった場合には、その状態を直ちに確認することができる。よって、一枚のみを引き上げるように持ち方を修正することもできる。
また、本発明に係るケース入り袋は、
上面および長側面の2面に跨って袋の取出し口が形成された横長で略直方体形状のケース本体と、
一枚ずつ上下に積層され、かつ蛇腹状に蛇行した状態に屈曲して前記ケース本体内に収容される複数枚の袋と、
前記袋の一部を立ち上げてその姿勢を保持する芯材と、を備え、
前記袋の開口部側の端部が、前記ケース本体の前記取出し口を構成する前記一長側面に向けて配置され、
前記芯材は、その底面側の辺の長さが上下方向の辺の長さよりも長いL字状であり、このL字状の芯材が前記取出し口を構成する前記一長側面の近傍に立設されて、前記袋の姿勢が保持されていることを特徴としている。
このようなケース入り袋によれば、複数枚の袋が蛇行した状態で収容されていることから、袋を一枚ずつ引き出す場合に、袋同士の摩擦力が小さく、袋の引き出しがスムースになる。
また、最上位の袋を掴んだ場合に、袋を構成する2枚のフィルムの、片側のみを摘まむことが容易になることから、2枚の袋ではなく、一枚の袋を引き上げ易くなる。さらに、前記袋の開口部側の端部が、ケース本体の取出し口を構成する一長側面に向いて配置されていることから、袋を少し引き出すことにより、1枚の袋か2枚の袋かを直ちに確認して、2枚の袋である場合は、1枚の袋を掴むように修正することもできる。
さらに、本発明では、前記複数枚の袋は、外袋に収納されていることが好ましい。
このように複数枚の袋が外袋に収容されていれば、取り扱いが容易であるとともに、袋を清潔に扱うことができる。
本発明に係る袋の収容方法によれば、例えば、薄手の樹脂製の袋を一枚ずつ容易に取り出すことができる。また、残量が少なくなっても、その袋を容易に取り出すことができる。
本発明に係るケース入り袋によれば、2枚の袋を同時に取り出してしまうことを防止できるとともに、残量が少なくなってもその袋を容易に取り出すことができる。
また、複数枚の袋が外袋に収容されているので、取り扱いが容易である。
図1は、本発明の一実施例に係る袋の収容方法により袋が収容されているケース入り袋の斜視図である。 図2は、図1のケース入り袋に収容されている、複数枚の袋と外袋とからなる積層体の斜視図である。 図3は、図2に示した袋の積層体をケース本体から取り出した状態の斜視図である。 図4は、一枚の袋の斜視図である。 図5は図1に示したケース入り袋から袋を取り出すときの概略断面図である。 図6は従来のケース入り袋の一部を開いて、内部に収容された積層体の収容状態を示した斜視図である。 図7は従来のケース入り袋から袋を取り出すときの概略断面図である。
以下、図面に示した好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施例に係るケース入り袋の斜視図で、図2は、ケース本体内に収容された積層体を展開した状態で示す斜視図である。
図1に示したように、ケース入り袋20は、略直方体形状すなわち箱形状に形成された紙製のケース本体24と、複数枚の袋22からなる積層体26と、積層体26の一方側の端部に立設された断面L字状の紙製の芯材28とから構成されている。
ケース本体24は、テッシュペーパーを収容する汎用の箱体と同様に、上面21に形成されたミシン目30を切り開くことにより、覆い片32を切除することができ、覆い片32を切除することにより、ミシン目30で囲まれた部分に同形状の取出し口34を形成することができる。そして、このようなケース本体24内に、袋22の積層体26が収容されている。
図2に示したように、袋22の積層体26は、樹脂製の外袋36内に収容されている。
このような積層体26は、箱型のケース本体24内に収容される前に、図3に示したように、上下方向に蛇行した状態に折り畳まれ、外袋36の一端部36a側に、L字状の芯材28が差し込まれる。なお、この芯材28も、ケース本体24と同様に、厚手の紙などにより形成されている。
ここで、「蛇行した状態」とは、サインカーブのように同じ方向への繰り返し姿勢であっても良く、あるいは、中央部に束ねるような姿勢であっても良い。いずれにせよ、積層体26は屈曲した姿勢で収容されているので、積層体26がケース本体24内にコンパクトに収容されている。
図2および図4に示したように、外袋36内に収容される複数枚の袋22の開口部22aは、全て外袋36の一端部36a側に向けられている。換言すれば、袋22の封止側端部22bは、外袋36の他端部36b側に配置されている。
これにより、袋22の開口部22aは、図5に示したようにケース本体24の一長側面44に向けて配置されている。
本実施例によるケース入り袋20は、上記のように構成されているが、以下に、袋の取出し方法について説明する。
今、積層体26は、図1に示したように、上下方向に蛇行した状態でケース本体24内に収容されている。なお、積層体26を上下方向に蛇行させる場合に、外袋36の他端部36b側は、図3に示したように上方に折り返されていても良く、あるいは、これと反対に、芯材28の上面に対向するように下方に折り返えされていても良い。
袋22を使用する使用者は、先ずケース本体24のミシン目30を切除し、ここに取出し口34を露出させる。これにより、外袋36の切り開かれたミシン目38が露出するので、袋22の取出しを可能とする。
この状態にセットしてから、使用者は、ケース本体24の取出し口34に指先を挿入し、外袋36から袋22を引っ張り上げる。
このとき、積層体26の最上位に位置する袋22は、図5の概略図に示したように、ケース本体24の取出し口34から、袋22の山部50が露出する。この山部50と、袋の封止されていない開口部22aとは、短い距離にあるため、摘まみ上げるときに、指先を左右にずらすことにより、袋を構成する2枚のフィルムを容易にばらけさせることができる。これにより、手の感触で2枚の袋22,22、であるか、一枚の袋22であることを確認できる。
なお、2枚以上のフィルムを掴んでいることに気づいた場合は、一旦袋から指先を離して、再度掴み直すことで、一枚とすることができる。
また、袋22の取り出しが完了すると、次の袋22が芯材28により保持されているので、引き上げを容易に行うことができる。
以上、説明したように、本実施例に係る袋の収容方法によれば、積層体26が、上下に蛇行するように折り畳まれているので、袋を一枚ずつ取出す場合に容易に取り出すことができる。
さらに、取り出し動作の途中で一枚の袋を2枚のフィルムにばらし易くなっているので、1枚の袋であることに気づき易い。
さらに、一枚の袋を取出した後、次の袋の取り出しが良好である。
また、袋の残量の多少にかかわらず、取出し作業性は良好である。
20 ケース入り袋
22 袋
22a 袋の開口部
22b 袋の封止側端部
24 ケース本体
26 積層体
28 芯材
34 取出し口
36 外袋
36a 一端部
36b 他端部
38 ミシン目
44 一長側面
50 山部

Claims (3)

  1. 横長で略直方体形状のケース本体内に、一枚ずつ上下に積層された複数枚の袋を収容するとともに、前記ケース本体を構成する上面および一長側面の2面に跨って形成された袋の取出し口から、前記袋を一枚ずつ取り出すための袋の収容方法であって、
    前記複数枚の袋を蛇腹状に蛇行した状態に屈曲させ、この状態で前記袋の開口部を前記ケース本体の前記一長側面に向けて前記ケース本体内に収容し、
    さらに、前記取出し口を構成する前記一長側面の近傍に、その底面側の辺の長さが上下方向の辺の長さよりも長いL字状の芯材を差し込んで、このL字状の芯材で前記複数枚の袋の姿勢を保持するようにしたことを特徴とする袋の収容方法。
  2. 上面および一長側面の2面に跨って袋の取出し口が形成された横長で略直方体形状のケース本体と、
    一枚ずつ上下に積層され、かつ蛇腹状に蛇行した状態に屈曲して前記ケース本体内に収容される複数枚の袋と、
    前記袋の一部を立ち上げてその姿勢を保持する芯材と、を備え、
    前記袋の開口部側の端部が、前記ケース本体の前記取出し口を構成する前記一長側面に向けて配置され、
    前記芯材は、その底面側の辺の長さが上下方向の辺の長さよりも長いL字状であり、このL字状の芯材が前記取出し口を構成する前記一長側面の近傍に立設されて、前記袋の姿勢が保持されていることを特徴とするケース入り袋。
  3. 前記複数枚の袋は、外袋に収納されていることを特徴とする請求項2に記載のケース入り袋。
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