JP6161415B2 - 液圧ブレーキ制御装置 - Google Patents
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車両に用いられる液圧ブレーキ制御装置であって、
ブレーキ回路中に設けられたポンプと、
運転者のペダル操作によってブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと前記ブレーキ液圧が作用するように構成されたホイルシリンダとを接続する第1管路と、
前記第1管路と前記ポンプの吐出側とを接続する第2管路と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記マスタシリンダ側に設けられた遮断弁と、
前記第2管路と前記ポンプの吸入側とを接続する第3管路と、
前記第3管路上に設けられ、前記ポンプの吐出側から前記ポンプの吸入側へのブレーキ液の流れ込み量を調整する調圧弁と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記ホイルシリンダ側に設けられた流入弁と、
前記第1管路上において前記流入弁よりもホイルシリンダ側と前記ポンプの吸入側とを接続する第4管路と、
第4管路上に設けられた流出弁と、
前記第1管路上において前記遮断弁よりもマスタシリンダ側から分岐した第5管路と、
前記第5管路の下流端に設けられた調圧部と、
前記第5管路上において前記調圧部の上流側に設けられた切換弁と、
を備え、
前記切換弁は、弁体と付勢部材とを有し、前記弁体は、第1受圧面と第2受圧面を有し、前記弁体の前記第1受圧面と前記第2受圧面に作用するブレーキ液の液圧力差に基づいて作動する常開型の弁であって、
前記付勢部材は前記第2受圧面に作用するブレーキ液圧力の作用方向と同方向に前記第2受圧面を付勢し、
前記第1受圧面の面積は、前記第2受圧面の面積より大きく、
前記ポンプの駆動状態では、前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基づいて前記第1受圧面に作用する液圧力に対して前記第2受圧面に作用する前記ポンプの吐出側のブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重との合計が所定以上大きくなるように設定して、前記切換弁を開弁状態とし、
電源失陥時には、前記第2管路を介して前記第2受圧面に作用する前記マスターシリンダのブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重との合計に対して前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基いて前記第1受圧面に作用する液圧力が所定以上大きくなったときに前記切換弁を閉弁し、前記調圧部へのブレーキ液の流入を遮断することを特徴としている。
(条件1)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも小さく、ポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面51、52にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、ばね53の調整荷重と第2受圧面52に作用する液圧力の合計が第1受圧面51に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも一定量以上大きく、ポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面51、52にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面51に作用する液圧力がばね53の調整荷重と第2受圧面52に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
(条件3)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも大きく、ポンプPPが作動している場合、第1受圧面51にはマスタシリンダM/Cの圧力、第2受圧面52にはポンプPPの吐出圧が作用する。このとき、ばね53の調整荷重と第2受圧面52に作用する液圧力の合計が第1受圧面51に作用する液圧力に打ち勝つ。
なお、ばね53の調整荷重をFs、切換圧力をPk、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、ポンプPPの吐出圧をPp、一定量の圧力をα、第1受圧面51の面積をA51、第2受圧面52の面積をA52とすると、第1、第2受圧面51、52の面積とばね53の調整荷重に関する条件1ないし3は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pk A52>Pk A51 (Pk>PMC)
(条件2) Pk A51>Fs+Pk A52 (PMC>Pk+α)
(条件3) Fs+Pp A52>PMC A51 (PMC>Pk)
これに加えて、必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
(条件1)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも小さくポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面61、62にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、ばね63の調整荷重と第2受圧面62に作用する液圧力の合計が第1受圧面61に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも一定量以上大きくポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面61、62にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面61に作用する液圧力がばね63の調整荷重と第2受圧面62に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
(条件3)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも大きくポンプPPが作動している場合、第1受圧面61にはマスタシリンダM/Cの圧力、第2受圧面62にはポンプPPの吐出圧が作用する。このとき、ばね63の調整荷重と受圧面62に作用する液圧力の合計が受圧面61に作用する液圧力に打ち勝つ。
なお、ばね63の調整荷重をFs、切換圧力をPk、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、ポンプPPの吐出圧をPp、一定量の圧力をα、第1受圧面61の面積をA61、第2受圧面62の面積をA62とすると、第1、第2受圧面61、62の面積とばね63の調整荷重に関する条件1ないし3は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pk A62>Pk A61 (Pk>PMC)
(条件2) Pk A61>Fs+Pk A62 (PMC>Pk+α)
(条件3) Fs+Pp A62>PMC A61 (PMC>Pk)
これに加えて、必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
(条件1)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも小さく、ポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面71、72にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、ばね73の調整荷重と第2受圧面72に作用する液圧力の合計が第1受圧面71に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも一定量以上大きく、ポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面71、72にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面71に作用する液圧力がばね73の調整荷重と第2受圧面72に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
(条件3)
マスタシリンダM/Cの圧力が後述する切換圧力よりも大きく、ポンプPPが作動している場合、第1受圧面71にはマスタシリンダM/Cの圧力、第2受圧面72にはポンプPPの吐出圧が作用する。このとき、ばね73の調整荷重と第2受圧面72に作用する液圧力の合計が第2受圧面71に作用する液圧力に打ち勝つ。
なお、ばね73の調整荷重をFs、切換圧力をPk、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、ポンプPPの吐出圧をPp、一定量の圧力をα、第1受圧面71の面積をA71、第2受圧面72の面積をA72とすると、第1、第2受圧面71、72の面積とばね73の調整荷重に関する条件1ないし3は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pk A72>Pk A71 (Pk>PMC)
(条件2) Pk A71>Fs+Pk A72 (PMC>Pk+α)
(条件3) Fs+Pp A72>PMC A71 (PMC>Pk)
これに加えて、必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
(条件1)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも小さくポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面81、82にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、ばね83の調整荷重と第2受圧面82に作用する液圧力の合計が第1受圧面81に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも一定量以上大きくポンプPPが作動していない場合、第1、第2受圧面81、82にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面81に作用する液圧力がばね83の調整荷重と第2受圧面82に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
(条件3)
マスタシリンダM/Cの圧力が前記切換圧力よりも大きくポンプPPが作動している場合、第1受圧面81にはマスタシリンダM/Cの圧力、第2受圧面82にはポンプPPの吐出圧が作用する。このとき、ばね83の調整荷重と第2受圧面82に作用する液圧力の合計が第1受圧面81に作用する液圧力に打ち勝つ。
なお、ばね83の調整荷重をFs、切換圧力をPk、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、ポンプPPの吐出圧をPp、一定量の圧力をα、第1受圧面81の面積をA81、第2受圧面82の面積をA82とすると、第1、第2受圧面81、82の面積とばね83の調整荷重に関する条件1ないし3は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pk A82>Pk A81 (Pk>PMC)
(条件2) Pk A81>Fs+Pk A82 (PMC>Pk+α)
(条件3) Fs+Pp A82>PMC A81 (PMC>Pk)
これに加えて、必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
(条件1)
通常作動時には、第1受圧面51にマスタシリンダM/Cの圧力が作用するとともに、第2受圧面52には増圧弁91の下流圧力が作用する。このとき、ばね53の調整荷重と第2受圧面52に作用する液圧力の合計が第1受圧面51に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
電源失陥時には、第1、第2受圧面51、52にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面51に作用する液圧力がばね53の調整荷重と第2受圧面52に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
なお、ばね53の調整荷重をFs、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、増圧弁91の下流圧力をPa、第1受圧面51の面積をA51、第2受圧面52の面積をA52とすると、第1、第2受圧面51、52の面積とばね53の調整荷重に関する条件1、2は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pa A52>PMC A51 (通常作動時)
(条件2) PMC A51>Fs+PMC A52 (電源失陥時)
これに加えて、必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
(条件1)
通常作動時には第1受圧面61にはマスタシリンダM/Cの圧力、第2受圧面62には増圧弁91の下流圧力が作用する。このとき、ばね63の調整荷重と第2受圧面62に作用する液圧力の合計が第1受圧面61に作用する液圧力に打ち勝つ。
(条件2)
電源失陥時には第1、第2受圧面61、62にはマスタシリンダM/Cの圧力とほぼ同じ圧力が作用する。このとき、第1受圧面61に作用する液圧力がばね63の調整荷重と第2受圧面62に作用する液圧力の合計に打ち勝つ。
なお、ばね63の調整荷重をFs、マスタシリンダM/Cの圧力をPMC、増圧弁91の下流圧力をPa、第1受圧面61の面積をA61、第2受圧面62の面積をA62とすると、第1、第2受圧面61、62の面積とばね63の調整荷重に関する条件1、2は以下のように書くことができる。
(条件1) Fs+Pa A62>PMC A61 (通常作動時)
(条件2) PMC A61>Fs+PMC A62 (電源失陥時)
これに加えて必要に応じて摩擦等の力を考慮して設定する。
そして、本実施例においても、実施例5と同様、ばね63の省略が可能である。
10a…吸入部(吸入側)
10b…吐出部(吐出側)
12…第2管路
13…第1管路
14…第4管路
15…第3管路
16…第5管路
21…遮断弁
22…流入弁
23…流出弁
24…調圧弁
25…切換弁
30…ストロークシミュレータ(調圧部)
90…アキュムレータ
BP…ブレーキペダル
RSV…リザーバタンク
M/C…マスタシリンダ
W/C…ホイルシリンダ
PP…ポンプ
Claims (10)
- 車両に用いられる液圧ブレーキ制御装置であって、
ブレーキ回路中に設けられたポンプと、
運転者のペダル操作によってブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと前記ブレーキ液圧が作用するように構成されたホイルシリンダとを接続する第1管路と、
前記第1管路と前記ポンプの吐出側とを接続する第2管路と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記マスタシリンダ側に設けられた遮断弁と、
前記第2管路と前記ポンプの吸入側とを接続する第3管路と、
前記第3管路上に設けられ、前記ポンプの吐出側から前記ポンプの吸入側へのブレーキ液の流れ込み量を調整する調圧弁と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記ホイルシリンダ側に設けられた流入弁と、
前記第1管路上において前記流入弁よりもホイルシリンダ側と前記ポンプの吸入側とを接続する第4管路と、
第4管路上に設けられた流出弁と、
前記第1管路上において前記遮断弁よりもマスタシリンダ側から分岐した第5管路と、
前記第5管路の下流端に設けられた調圧部と、
前記第5管路上において前記調圧部の上流側に設けられた切換弁と、
を備え、
前記切換弁は、弁体と、前記弁体を開弁方向に付勢する付勢部材とを有し、前記弁体は、第1受圧面と、前記第1受圧面より相対的に小さい面積に設定された第2受圧面とを有し、前記弁体の前記第1受圧面と前記第2受圧面に作用するブレーキ液の液圧力差に基づいて作動する常開型の弁であって、
前記ポンプの駆動状態では、前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基づいて前記第1受圧面に作用する液圧力に対して前記第2受圧面に作用する前記ポンプの吐出側のブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重との合計が所定以上大きくなるように設定して、前記切換弁を開弁状態とし、
電源失陥時には、前記第2管路を介して前記第2受圧面に作用する前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重との合計に対して前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基いて前記第1受圧面に作用する液圧力が所定以上大きくなるように設定して前記切換弁を閉弁し、前記調圧部へのブレーキ液の流入を遮断することを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項1に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記切換弁は、前記弁体が円筒状の滑り面に内接して軸方向移動することにより開閉を行うスプール弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項1に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記切換弁は、前記弁体が当該弁体の移動方向に対して垂直に設けられた弁座に離着座することにより開閉を行うポペット弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 車両に用いられる液圧ブレーキ制御装置であって、
ブレーキ回路中に設けられたポンプと、
運転者のペダル操作によってブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと前記ブレーキ液圧が作用するように構成されたホイルシリンダとを接続する第1管路と、
前記第1管路と前記ポンプの吐出側とを接続する第2管路と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記マスタシリンダ側に設けられた遮断弁と、 前記第2管路と前記ポンプの吸入側とを接続する第3管路と、
前記第3管路上に設けられ、前記ポンプの吐出側から前記ポンプの吸入側へのブレーキ液の流れ込み量を調整する調圧弁と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記ホイルシリンダ側に設けられた流入弁と、
前記第1管路上において前記流入弁よりもホイルシリンダ側と前記ポンプの吸入側とを接続する第4管路と、
第4管路上に設けられた流出弁と、
前記第1管路上において前記遮断弁よりもマスタシリンダ側から分岐した第5管路と、
前記第5管路の下流端に設けられた調圧部と、
前記第5管路上において前記調圧部の上流側に設けられた切換弁と、
を備え、
前記調圧弁は、常開型の電磁弁と、弁体の移動方向の各端側からそれぞれ作用する液圧力差に基づいて作動する常開型の液圧弁とを直列に配置することによって構成され、
前記液圧弁は、前記ポンプの吐出側の圧力に基づいて発生する液圧力に対して前記マスタシリンダの圧力に基づいて発生する液圧力が所定以上大きくなったときに閉弁し、前記ポンプの吐出側へのブレーキ液の流入を遮断することを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項4に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記液圧弁は、前記弁体が円筒状の滑り面に内接して軸方向移動することにより開閉を行うスプール弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項4に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記液圧弁は、前記弁体が当該弁体の移動方向に対して垂直に設けられた弁座に離着座することにより開閉を行うポペット弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項5に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記液圧弁は、
前記マスタシリンダの圧力が作用する第1受圧面と、前記第1受圧面よりも相対的に小さい面積に設定され、前記ポンプの吐出側の圧力が作用する第2受圧面とを有する弁体と、
前記弁体を開弁方向に付勢する付勢部材と、
から構成されることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 車両に用いられる液圧ブレーキ制御装置であって、
ブレーキ回路中に設けられたポンプと、
運転者のペダル操作によってブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと前記ブレーキ液圧が作用するように構成されたホイルシリンダとを接続する第1管路と、
前記第1管路と前記ポンプの吐出側とを接続する第2管路と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記マスタシリンダ側に設けられた遮断弁と、
前記第2管路と前記ポンプの吸入側とを接続する第3管路と、
前記第3管路上に設けられ、前記ポンプの吐出側から前記ポンプの吸入側へのブレーキ液の流れ込み量を調整する調圧弁と、
前記第1管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記ホイルシリンダ側に設けられた流入弁と、
前記第1管路上において前記流入弁よりもホイルシリンダ側と前記ポンプの吸入側とを接続する第4管路と、
第4管路上に設けられた流出弁と、
前記第1管路上において前記遮断弁よりもマスタシリンダ側から分岐した第5管路と、
前記第5管路の下流端に設けられた調圧部と、
前記第5管路上において前記調圧部の上流側に設けられた切換弁と、
前記第3管路上であって前記第2管路の接続位置よりも前記ポンプ側に設けられたアキュムレータと、
を備え、
前記切換弁は、弁体と、前記弁体を開弁方向に付勢する付勢部材とを有し、前記弁体は、第1受圧面と、前記第1受圧面より相対的に小さい面積に設定された第2受圧面とを有し、前記弁体の前記第1受圧面と前記第2受圧面に作用するブレーキ液の液圧力差に基づいて作動する常開型の弁であって、
前記ポンプの駆動状態では、前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基づいて前記第1受圧面に作用する液圧力に対して前記第2受圧面に作用する前記アキュムレータの下流側のブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重との合計が所定以上大きくなるように設定して、前記切換弁を開弁状態とし、
電源失陥時には、前記第2管路を介して前記第2受圧面に作用する前記マスタシリンダのブレーキ液圧に基づく液圧力と前記付勢部材による荷重の合計に対して前記マスタシリンダの圧力に基づいて前記第1受圧面に作用する液圧力が所定以上大きくなるように設定して前記切換弁を閉弁し、前記調圧部へのブレーキ液の流入を遮断することを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項8に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記切換弁は、前記弁体が円筒状の滑り面に内接して軸方向移動することにより開閉を行うスプール弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。 - 請求項8に記載の液圧ブレーキ制御装置において、
前記切換弁は、前記弁体が当該弁体の移動方向に対して垂直に設けられた弁座に離着座することにより開閉を行うポペット弁であることを特徴とする液圧ブレーキ制御装置。
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