JP6160430B2 - 管理装置、管理方法、および管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、および管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は管理装置、管理方法、および管理プログラムに関し、特に、ファイル名を管理する管理装置、管理方法、および管理プログラムに関する。
文書管理システムの一例として、文書ファイルのマスターをホスト側で管理する形態がある。この形態のシステムでは、モバイル端末が必要に応じてホストから文書ファイルを取得して編集等行ない、編集後の文書ファイルをホストに戻す。また、他の例として、同一装置内で管理用のアプリケーションが文書ファイルのマスターを管理し、必要に応じて編集用のアプリケーションに文書ファイルを渡して編集を行なわせ、編集後の文書ファイルを受け取る形態もある。
編集後のファイルを受け取った管理側は記憶している文書ファイルのマスターと比較して、文書ファイルの同期をとる。
特開2002−183208号公報
しかしながら、モバイル端末や編集用のアプリケーションなど編集側が独自のルールで修正後の文書ファイルにファイル名を付けると管理側では文書ファイルのマスターとの関係を把握することが難しくなるため、文書ファイルの管理が困難となる場合があるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、ファイル名を適切に管理することで文書ファイルの管理を容易にできる管理装置、管理方法、および管理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、管理装置は記憶装置に記憶される文書ファイルを管理するための管理装置であって、編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるための入力手段と、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するための比較手段と、編集後の文書ファイルのファイル名を、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するための変更手段とを備える。
好ましくは、管理装置は記憶装置に記憶されている文書ファイルのうちの編集用のアプリケーションに転送した文書ファイルのファイル名を記憶するための記憶手段をさらに備え、比較手段は、編集後の文書ファイルのファイル名と、記憶装置に記憶されている文書ファイルのうちの編集用のアプリケーションに転送した文書ファイルのファイル名とを比較する。
好ましくは、変更手段は、予め記憶している編集用のアプリケーションでの編集後のファイル名の変更方法に基づいて編集後の文書ファイルのファイル名の編集前の文書ファイルのファイル名からの変更箇所を特定して編集後の文書ファイルのファイル名を変更する。
より好ましくは、管理装置は、編集用のアプリケーションから受け取った編集後の文書ファイルのファイル名に基づいて、編集用のアプリケーションでのファイル名の変更方法を特定し、変更方法を登録するための登録手段をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、管理方法管理装置で記憶装置に記憶される文書ファイルを管理する方法であって、管理装置が、編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるステップと、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するステップと、編集後の文書ファイルのファイル名を、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、記憶装置に記憶される文書ファイルを管理する処理をコンピューターに実行させるプログラムであって、プログラムはコンピューターに、編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるステップと、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するステップと、編集後の文書ファイルのファイル名を、記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するステップとを実行させる。
この発明によると、ファイル名を適切に管理することができる。それによって、文書ファイルの管理を容易にできる。
実施の形態にかかる文書管理システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。 システムに含まれるPC(パーソナルコンピューター)の装置構成の具体例を示すブロック図である。 システムに含まれる端末装置の装置構成の具体例を示すブロック図である。 システムでの文書管理の流れを表わした図である。 端末装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 端末装置での動作の流れを表わすフローチャートである。 端末装置での動作の流れを表わすフローチャートである。 端末装置での動作の流れを表わすフローチャートである。 枝番付与リストの登録方法の一例を表わしたフローチャートである。 図9のステップS309での解析方法の一例を表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる文書管理システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかるシステムは、文書を記憶するための記憶装置である文書データベース131を有するPC(パーソナルコンピューター)100と、文書を編集するための編集装置であり、かつ、文書を管理するための管理装置としても機能する端末装置300とを含む。PC100と端末装置300とは、有線、または無線で接続されて、互いに通信可能である。
文書データベース131を有する装置はPCに限定されず、画像形成装置などどのような装置であってもよい。また、端末装置300に文書データベース131が含まれてもよい。
端末装置300には文書管理アプリ311と編集アプリ312とがインストールされている。端末装置300のCPU30(図3)が文書管理アプリ311を実行することで文書管理装置として機能し、編集アプリ312を実行することで編集装置として機能する。編集アプリ312は文書管理アプリ311を介して編集対象の文書ファイルを取得し、編集後の文書ファイルを文書管理アプリ311に渡す。なお、編集装置と文書管理装置とは異なる装置で構成されてもよい。すなわち、編集装置として編集アプリ312がインストールされた端末装置と文書管理装置として文書管理アプリ311がインストールされた端末装置とが独立してシステムに含まれ、これら2つの端末装置の間で文書ファイルがやり取りされてもよい。
端末装置300は、いわゆるタブレット端末やノート型PCなど、表示装置と入力装置とが含まれる装置であればどのような装置であってもよい。また、PC100自身で編集および文書管理を行なって、端末装置300の機能がPC100に含まれてもよい。
<装置構成>
図2および図3は、それぞれ、PC100および端末装置300の装置構成の具体例を示すブロック図である。PC100および端末装置300は、いずれも、一般的なPCおよび端末装置であってよい。従って、図2および図3は、それぞれ、一般的なPCおよび端末装置の装置構成を表わしている。そのため、PC100および端末装置300は、図示された以外の構成をさらに含んでもよい。
すなわち、図2を参照して、PC100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行するためのプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM(Read Only Memory)11と、計算値を記憶したりCPU10でプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリーであるRAM(Random Access Memory)12と、文書データベース131を含み、文書ファイルなどのデータを記憶するための大容量のメモリーの一例としてのHDD(Hard Disk Drive)13と、ディスプレイ14と、マウスなどの入力装置15と、端末装置300と通信するための通信I/F(インターフェース)16とを含む。
また、図3を参照して、端末装置300は、装置全体を制御するためのCPU30と、文書管理アプリ311や編集アプリ312などCPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM31と、各種データを記憶したりCPU30がプログラムを実行する際の作業領域となったりするメモリーであるRAM32と、タッチパネル33と、PC100と通信するための通信I/F34とを含む。
<動作概要>
図4は、本システムでの文書管理の流れを表わした図である。図4を参照して、編集装置である端末装置300は、ユーザーから編集対象の文書を指定して編集の開始の指示を受け付ける。
端末装置300のCPU30は文書管理アプリ311を実行することで編集対象の文書ファイルをPC100の文書データベース131から読み出して、当該文書ファイルに関連付けられた、または指定された編集アプリ312にコピーすることで編集アプリ312に渡す(ステップS1)。このとき、編集対象の文書ファイル「ABC」をPC100の文書データベース131から読み出した文書管理アプリ311は、編集アプリ312に対して「ABC」のファイル名のままコピーして渡す(転送する)。
端末装置300のCPU30は編集アプリ312を実行することで、ユーザーの編集指示に従って当該文書を編集し、保存指示に従って保存する(ステップS2)。このとき、一例として編集アプリ312は、編集後の文書ファイルを編集前のファイル名「ABC」から「ABC−1」に書き換えて保存する。そして、編集アプリ312は、編集後の文書ファイル「ABC−1」を文書管理アプリ311にコピーすることで文書管理アプリ311に渡す(ステップS3)。
文書管理アプリ311は、編集アプリ312から得た編集後の文書ファイルのファイル名が編集前のファイル名と異なっているため、編集後のファイル名「ABC−1」を編集前のファイル名「ABC」に変更する(ステップS4)。ここでは文書管理アプリ311は、編集後のファイルのファイル名「ABC−1」と文書データベース131に記憶されている文書のファイル名とを比較し、編集後の文書ファイルのファイル名を文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの編集後の文書ファイルのファイル名「ABC−1」との一致度合いが最も高いファイル名に変更する。
好ましくは、文書管理アプリ311は編集アプリ312に渡した文書ファイルのファイル名を記憶しておき、編集後の文書ファイルのファイル名「ABC−1」と、文書データベース131に記憶されている文書ファイルのうちの編集アプリ312に渡した文書ファイルのファイル名とを比較する。これにより、編集前のファイル名に変更する精度を向上させることができる。
一致度合いが最も高いファイル名とは、一例として、ファイル名である文字列の先頭からの文字列が最も一致するファイル名が挙げられる。たとえば、編集アプリ312でのファイル名の変更方法が上記の例のように編集前のファイル名の末尾に枝番「−1」を付加する方法である場合、ファイル名の先頭からの文字列「ABC」が一致するファイル名が元のファイル名となる。そのため、この方法で元のファイル名を特定することができる。他の例として、ファイル名である文字列の末尾からの文字列が最も一致するファイル名を一致度合いが最も高いファイル名としてもよい。たとえば、他の例として編集アプリ312でのファイル名の変更方法が編集前のファイル名の先頭に文字列「Re:」などを付加して「Re:ABC」などとする方法である場合、ファイル名の末尾からの文字列「ABC」が一致するファイル名が元のファイル名となる。そのため、この方法でも元のファイル名を特定することができる。
さらに、好ましくは文書管理アプリ311は予め編集アプリ312での編集後のファイル名の変更方法をたとえば枝番付与リストとして記憶していてもよい。この場合、文書管理アプリ311は、編集アプリ312から入力された編集後の文書ファイルのファイル名が文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名と異なる場合に、当該編集アプリ312の枝番付与リストを参照して、編集後の文書ファイルのファイル名の編集前の文書ファイルのファイル名からの変更箇所を特定することができる。
文書管理アプリ311は、ファイル名を変更した編集後の文書ファイル「ABC」を文書データベース131に保存する(ステップS5)。
文書データベース131では、一例として、同じファイル名の文書ファイルが書き込まれることで、編集前の文書ファイルが編集後の文書ファイルで上書きされ、編集後の文書ファイルのみが記憶されることになる。また、他の例として、文書データベース131に対して予め規定されているファイル名の変更方法に従って、編集を重ねて版が更新した文書ファイルがその順を表わすファイル名で順に記憶されることになる。
これにより、文書データベース131は、ファイル管理が容易になる。
<機能構成>
図5は、上記動作を行なうための端末装置300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図5の各機能は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されたプログラム(文書管理アプリ311および編集アプリ312)をRAM32上に読み出して実行することで、主にCPU30で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図3に表わされた他の装置構成や図示されていない電気回路などの他のハードウェア構成にて実現されてもよい。
図5を参照して、端末装置300のCPU30は、記憶装置である文書データベース131に記憶される文書ファイルのうちの編集対象の文書ファイルを通信I/F34を介して読み出すための読出部301と、編集対象の文書ファイルを編集アプリ312に転送するための転送部302と、編集アプリ312から編集後の文書ファイルの入力を受け付けるための入力部303と、文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名と編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するための比較部304と、編集後の文書ファイルのファイル名を、文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するための変更部305と、編集後の文書ファイルを文書データベース131に保存する処理を行なうための保存部306とを含む。
好ましくは、転送部302は編集アプリ312に転送した文書ファイルのファイル名を記憶しておくための記憶部307を含む。そして、比較部304は、編集アプリ312に転送した文書ファイルのファイル名を記憶しておき、編集後の文書ファイルのファイル名と、文書データベース131に記憶されている文書ファイルのうちの編集アプリ312に渡した文書ファイルのファイル名とを比較する。
また、好ましくは、変更部305は、編集アプリ312での編集後のファイル名の変更方法である枝番付与リストを記憶しておくための記憶部308を含む。そして、変更部305は、編集アプリ312から入力された編集後の文書ファイルのファイル名が文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名と異なる場合に、編集アプリ312の枝番付与リストを参照して、編集後の文書ファイルのファイル名の編集前の文書ファイルのファイル名からの変更箇所を特定する。たとえば、上記の例のように編集アプリ312の編集後のファイルのファイル名の変更方法が、編集前のファイルのファイル名の末尾に枝番を付与する方法であった場合、変更部305は末尾に付与された枝番を変更箇所と特定し、その枝番を削除することで編集前のファイル名に変更することができる。
<動作フロー>
図6〜図8は、端末装置300での動作の流れを表わすフローチャートである。このフローチャートに表わされた動作は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラム(文書管理アプリ311および編集アプリ312)をRAM32上に読み出して実行し、図5の各機能を発揮することによって実現される。この動作は、端末装置300からユーザーから文書の編集の開始を指示されると開始する。なお、図6の左側は、CPU30が文書管理アプリ311を実行したときの動作の流れを表わし、右側は、CPU30が編集アプリ312を実行したときの動作の流れを表わしている。
すなわち、図6を参照して、文書管理アプリ311を実行するCPU30は、ユーザー操作から編集対象のファイルの指定を受け付け(ステップS101)、指定された編集対象のファイルを文書データベース131から読み出す(ステップS103)。
また、CPU30は、ユーザー操作から編集に用いる編集アプリの指定を受け付け(ステップS105)、指定された編集アプリ312を起動して編集対象の文書ファイルを当該編集アプリ312に転送する(ステップS107)。なお、編集アプリは、予め文書ファイルに対応付けられていてもよい。この場合、CPU30は、編集対象とする文書の指定を受け付けて、当該文書ファイルを文書データベース131から読み出すことで対応付けられている編集アプリ312を特定することができる。
編集アプリ312を実行するCPU30は、文書管理アプリ311から編集対象の文書ファイルを受信し(ステップS201)、ユーザー指示に従って編集する(ステップS203)。そして、編集が終了すると、編集後のファイルのファイル名を編集アプリ312でのファイル名の変更方法に従って変更して、文書管理アプリ311に転送する(ステップS205)。CPU30は、以上で編集アプリ312の実行を終了する。
文書管理アプリ311を実行するCPU30は、編集アプリ312から編集後のファイルの入力を受け付ける(ステップS109)。
次に、図7を参照して、文書管理アプリ311を実行するCPU30は、編集アプリ312でのファイル名の変更方法を表わした枝番付与リストを予め記憶していない場合(ステップS111でNO)、CPU30は、編集後のファイルと文書データベース131に記憶されているファイルとのファイル名を比較する。好ましくは、CPU30は、編集アプリ312に転送したファイルのファイル名と比較する(ステップS113)。そして、編集後のファイルのファイル名が転送したファイルのファイル名と一致していない場合(ステップS115でNO)、CPU30は、文書データベース131に記憶されている文書ファイルのファイル名のうち、編集後のファイル名との一致度の最も高いファイル名を選択する(ステップS117)。CPU30は、編集後のファイル名を、上記の一致度の最も高いファイル名に置き換えることで変更する(ステップS119)。
編集アプリ312でのファイル名の変更方法を表わした枝番付与リストを予め記憶している場合(ステップS111でYES)、図8を参照して、CPU30は、編集アプリ312に転送したファイルのファイル名と比較する(ステップS123)。そして、編集後のファイルのファイル名が転送したファイルのファイル名と一致していない場合(ステップS125でNO)、CPU30は、編集アプリ312の枝番付与リストを読み出す(ステップS127)。そして、CPU30は編集アプリ312の枝番付与リストを参照して編集後のファイル名のうちの当該編集アプリ312によって変更された箇所を特定し、その箇所(たとえば枝番)を削除することでファイル名を変更する(ステップS129)。
なお、CPU30は、図6および図7の動作を組み合わせてもよい。すなわち、CPU30は、編集アプリ312の枝番付与リストを参照して編集後のファイル名と上記一致度の最も高いファイル名との間の差分が当該編集アプリ312によって変更された箇所であることを確認した上で、その箇所(たとえば枝番)を削除することでファイル名を変更してもよい。
そして、CPU30は、編集後のファイルを変更後のファイル名で文書データベース131に保存する(ステップS121)。
なお、図7の動作で編集アプリ312の枝番付与リストを予め記憶していないと判断した場合(ステップS111でNO)、CPU30は、編集アプリ312の枝番付与リストを登録する動作を行なった上で、新たに登録した枝番付与リストを用いて図8の動作を行なってもよい。
図9および図10は、枝番付与リストの登録方法の一例を表わしたフローチャートである。図9を参照して、文書管理アプリ311を実行するCPU30は、文書データベース131に記憶されている文書ファイルの中から登録処理用のダミーファイル「dummy」を設定する(ステップS301)。そして、CPU30は、編集アプリ312を起動し、そのダミーファイル「dummy」を複数回、編集アプリ312に転送する(ステップS303、ステップS305)。
編集アプリ312を実行するCPU30は、文書管理アプリ311からダミーファイル「dummy」を1回目に受信したときには(ステップS401)、当該ファイルをファイル名「dummy」として展開する(ステップS403)。しかしながら、引き続いて複数回、ダミーファイル「dummy」を受信すると(ステップS405)、編集アプリ312を実行するCPU30は、自身のファイル名の変更方法に従って、たとえば先のファイルのファイル名を「dummy−1」、次のファイルのファイル名を「dummy−2」、…といったように、識別可能に変更してそれぞれ展開する(ステップS407)。そして、その後、編集アプリ312を実行するCPU30は、編集終了の指示に従ってこれらファイルをファイル名「dummy−1」,「dummy−2」,…として保存して、文書管理アプリ311に転送する(ステップS409)。CPU30は、以上で編集アプリ312の実行を終了する。
文書管理アプリ311を実行するCPU30は、編集アプリ312からこれら複数の編集後のファイル「dummy−1」,「dummy−2」,…の入力を受け付ける(ステップS307)。そして、CPU30は、これら複数のファイルのファイル名を用いて編集アプリ312での枝番付与アルゴリズムを解析して(ステップS309)、枝番付与リストを生成し、登録する(ステップS311)。
図10は、上記ステップS309での解析方法の一例を表わしたフローチャートである。図10を参照して、CPU30は、編集前の(元の)ファイル名「dummy」と編集後の各ファイルのファイル名「dummy−1」,「dummy−2」,…との文字列の差分を取得する(ステップS501)。CPU30は、解析用の変数nを初期化した上で(ステップS503)、文字列の差分の最初の文字から順に、差分の先頭からn番目の文字Cnが数字であるか否かを確認する。
たとえば、編集アプリ312のファイル名の変更方法がファイル名「ABC」を「ABC−1」と枝番を末尾に追加する方法である場合、文字C1が「−」、文字C2が「1」となる。CPU30は、これら差分の文字を先頭から順に、数字に達するまで確認する(ステップS505でNO、ステップS507)。そして、数字に達すると(ステップS505でYES)、CPU30は、差分の先頭の文字C1からその文字までを枝番付与ルールとして特定する(ステップS509)。上記の例の場合、CPU30は、「−(数字)」という枝番付与ルールを特定する。
図10の方法は末尾に枝番を付与する変更方法を特定することができる解析方法の一例である。CPU30は、この方法を含めていくつかの解析方法を予め記憶しておき、それらを順に行なうことで枝番付与アルゴリズムを解析してもよい。
なお、図10の動作では、枝番付与リストを登録する処理のためのダミーファイルを新たに設定するものとしている。そのため、図10の動作では、少なくとも2回、文書管理アプリ311側から編集アプリ312に対して文書ファイルを転送し、編集後のファイルを受け取る必要がある。他の例として、文書管理アプリ311を実行するCPU30が図7の動作の中で枝番付与リストを登録する処理を行なう場合、すなわち、CPU30が編集後の文書ファイルを受け取った際に当該編集アプリ312の枝番付与リストが登録されていない(ステップS111でNO)と判断した場合に当該編集アプリ312の枝番付与リストを登録する処理を行なう場合、CPU30は、上記ステップS107で当該編集アプリ312に転送した文書ファイルを少なくとも後1回、編集アプリ312に転送するようにしてもよい。この場合、CPU30は、上記ステップS109で受信した編集後の文書ファイルのファイル名と、枝番付与リストを登録する処理において少なくとも後1回転送したことで編集アプリ312から受信した文書ファイルのファイル名とを用いて解析することで枝番付与リストを生成することができる。このようにすることで、枝番付与リストを登録する処理のための文書ファイルの転送回数を抑えることができる。
<実施の形態の効果>
文書管理アプリ311がインストールされた文書管理装置である端末装置300が以上の動作を行なうことで、ファイル管理が容易になる。すなわち、文書管理装置としての端末装置300が以上の動作を行なうことで、一例として、文書データベース131に編集前後の文書ファイルが異なるファイル名で混在することなく、更新(編集)されて版が変わっても編集前のファイル名と同じファイル名で最新の文書ファイルが記憶されることになる。または、編集アプリに固有の変更方法ではなく、文書データベース131に対して予め規定されている(統一された)変更方法に従ってファイル名の変更された文書ファイルが、編集の順を表わすファイル名で順に記憶されることになる。
さらに、編集アプリ312でのファイル名の変更方法が不明な場合であっても容易に変更方法を知ることができ、ファイル管理が容易になる。
なお、上記の文書管理アプリ311であるプログラムを提供することもできる。これにより、既存のPCを容易に文書管理装置として機能させることができる。
このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。たとえば、上記の編集アプリ312であるプログラムに組み込まれてもよい。
その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、14 ディスプレイ、15 入力装置、16,34 通信I/F、31 ROM、32 RAM、33 タッチパネル、100 PC、131 文書データベース、300 端末装置、301 読出部、302 転送部、303 入力部、304 比較部、305 変更部、306 保存部、307,308 記憶部、311 文書管理アプリ、312 編集アプリ。

Claims (6)

  1. 記憶装置に記憶される文書ファイルを管理するための管理装置であって、
    編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるための入力手段と、
    前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と前記編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するための比較手段と、
    前記編集後の文書ファイルのファイル名を、前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの前記編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するための変更手段とを備える、管理装置。
  2. 前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのうちの前記編集用のアプリケーションに転送した文書ファイルのファイル名を記憶するための記憶手段をさらに備え、
    前記比較手段は、前記編集後の文書ファイルのファイル名と、前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのうちの前記編集用のアプリケーションに転送した文書ファイルのファイル名とを比較する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記変更手段は、予め記憶している前記編集用のアプリケーションでの前記編集後のファイル名の変更方法に基づいて前記編集後の文書ファイルのファイル名の前記編集前の文書ファイルのファイル名からの変更箇所を特定して前記編集後の文書ファイルのファイル名を変更する、請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記編集用のアプリケーションから受け取った編集後の文書ファイルのファイル名に基づいて、前記編集用のアプリケーションでのファイル名の変更方法を特定し、前記変更方法を登録するための登録手段をさらに備える、請求項3に記載の管理装置。
  5. 管理装置で記憶装置に記憶される文書ファイルを管理する方法であって、
    前記管理装置が、編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるステップと、
    前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と前記編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するステップと、
    前記編集後の文書ファイルのファイル名を、前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの前記編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するステップとを備える、管理方法。
  6. 記憶装置に記憶される文書ファイルを管理する処理をコンピューターに実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    編集用のアプリケーションから編集後の文書ファイルの入力を受け付けるステップと、
    前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名と前記編集後の文書ファイルのファイル名とを比較するステップと、
    前記編集後の文書ファイルのファイル名を、前記記憶装置に記憶されている文書ファイルのファイル名のうちの前記編集後の文書ファイルのファイル名との一致度合いが最も高いファイル名に変更するステップとを実行させる、管理プログラム。
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