JP2003177952A - データアクセス制御方法、データアクセス制御プログラム、及びデータアクセス制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能な記録媒体 - Google Patents

データアクセス制御方法、データアクセス制御プログラム、及びデータアクセス制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能な記録媒体

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JP2003177952A
JP2003177952A JP2001375225A JP2001375225A JP2003177952A JP 2003177952 A JP2003177952 A JP 2003177952A JP 2001375225 A JP2001375225 A JP 2001375225A JP 2001375225 A JP2001375225 A JP 2001375225A JP 2003177952 A JP2003177952 A JP 2003177952A
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JP2001375225A
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Masashi Kuno
雅司 久野
Masahiro Nishihara
雅宏 西原
Naoki Ukai
直記 羽飼
Masashi Ueda
昌史 上田
Maki Kondo
真樹 近藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク1を介して接続されたクライア
ント3とサーバ2との間で使用中の共有ファイルの名称
が一時的に変更され、クライアント4の利用者が、一瞥
して前記共有ファイルが使用中であることを判別できる
データアクセス制御方法、データアクセス制御プログラ
ム、及びデータアクセス制御プログラムを記憶したコン
ピュータ読みとり可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 クライアント3の利用者が、サーバ2の
共有ファイルに対して作業を行う場合、クライアント3
又はサーバ2のファイル名変更ステップにおいて、共有
ファイルの名称が一時的に変更される。変更されるファ
イル名は、クライアント3又はクライアント3の利用者
を特定できる情報や共有ファイルに対する作業内容等で
ある。共有ファイルに対する作業が完了すると、共有フ
ァイルの名称は、元にの名称に復元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置で使用さ
れるデータファイルが現在使用中か否かを表示するデー
タアクセス制御をコンピュータに実行させるためのデー
タアクセス制御方法、データアクセス制御プログラム、
及びデータアクセス制御プログラムを記憶したコンピュ
ータ読みとり可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図14及び図15を参照して、従来のネ
ットワークに接続されたコンピュータにおける共有デー
タファイルのデータアクセス制御の方法について説明す
る。図14は、従来の、ネットワークに接続されデータ
ファイルの共有を行うコンピュータのネットワーク構成
を示す図である。図15は、サーバ102に設けられた
ハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)
105の記憶エリアの構成を示す図である。図14に示
すように、端末装置間で共有するデータファイル(図示
外)を記憶したコンピュータであるサーバ102、サー
バ102に接続して前記共有データファイルを利用する
コンピュータであるクライアント103,104は、ネ
ットワーク101を介して各々接続されている。サーバ
102には、図15に示す、HDD105が設けられ、
HDD105には、サーバ102を制御するためのプロ
グラム等が記憶されたオペレーティングシステム(以
下、「OS」という。)記憶エリア105a、OSが使
用するデータ等の情報が記憶されたキャッシュ記憶エリ
ア105b、共有するファイルやデータ等が記憶された
データ記憶エリア105c、その他の情報が記憶された
その他の情報記憶エリア105d等が設けられている。
共有データファイルはデータ記憶エリア105cに記憶
され、サーバ102のOSにおける設定に基づいて共有
されたファイルとして、クライアント103,104の
各利用者が利用できるようになっている。
【0003】クライアント103の利用者がクライアン
ト103をサーバ102に接続させて共有データファイ
ルを利用する、例えば、共有データファイルをクライア
ント103のHDD(図示外)上にコピーしたり、クラ
イアント103に導入されているアプリケーション等を
起動してクライアント103のRAM(図示外)上の所
定の記憶エリアに共有データファイルを読み込み、共有
データファイルを開いたりする等の操作を行うと、サー
バ102上のHDD105のキャッシュ記憶エリア10
5bに、共有データファイルが使用中であることを意味
するデータが記憶される。同時に、クライアント103
の情報、例えば、クライアント103のユーザ名、クラ
イアント103のコンピュータ名、クライアント103
のドメイン名等の情報も、キャッシュ記憶エリア105
bに記憶される。これら記憶されたファイル情報は、サ
ーバ102のOSが内部的に処理する非公開の情報であ
り、クライアント103,104の各利用者は、共有フ
ァイルの通常の利用の形態、すなわち、ファイル一覧の
画面上において、これらのファイル情報を確認すること
ができない。
【0004】クライアント103の利用者が前記共有デ
ータファイルを使用中、クライアント104の利用者が
この共有データファイルを利用しようとすると、サーバ
102はクライアント104に対し「利用できませ
ん。」等のエラーメッセージを発する。このメッセージ
は、クライアント103の利用者が共有データファイル
を使用しているという、サーバ102のHDD105上
のキャッシュ記憶エリア105bに記憶されたファイル
情報に基づいて発せられるエラーメッセージである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アント104の利用者は、クライアント103の利用者
が共有データファイルに対する作業を終了し、既に共有
データファイルが利用可能な状態にあるか否か、共有デ
ータファイルにアクセスしてみないと判別が付かない。
また、共有データファイルにアクセスする以前に共有デ
ータファイルが使用中であるか否かを判断するには特定
の手順、又はコマンドを入力する必要があり、操作が煩
雑となる。クライアント104の利用者がこれら煩雑な
操作を怠ることで、誤って共有データファイルを削除し
てしまったり、移動中の共有データファイルをダウンロ
ードすることで不完全な状態のデータを取得してしまう
等の問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、共有データファイルが使用される場
合、一時的に共有データファイルの名称を変更すること
でその共有データファイルが使用中であることを一瞥し
て確認することが可能となる、データアクセス制御方
法、データアクセス制御プログラム、及びデータアクセ
ス制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明のデータアクセス制御方法は、
端末装置で使用されるデータファイルが現在使用中か否
かを表示するためのコンピュータのデータアクセス制御
方法であって、前記データファイルの使用状況を監視す
る監視ステップと、当該監視ステップにおいて前記デー
タファイルが使用されると検知した場合に前記データフ
ァイルの名称を記憶するファイル名記憶ステップと、前
記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した名
称に変更するファイル名変更ステップと、前記監視ステ
ップにおいて前記名称の変更されたデータファイルの使
用が終了したと検知した場合に、前記変更されたデータ
ファイルの名称を前記記憶されたデータファイルの名称
に変更するファイル名復元ステップとを備えている。
【0008】この構成のデータアクセス制御方法では、
監視ステップにおいて、端末装置で使用されるデータフ
ァイルが現在使用中か否かの使用状況が監視され、デー
タファイルが使用されると監視ステップにおいて検知さ
れた場合に、ファイル名記憶ステップにおいてデータフ
ァイルの名称が記憶され、ファイル名変更ステップにお
いて、データファイルの名称が所定の文字列を付加した
名称に変更され、データファイルの使用が終了したと監
視ステップにおいて検知された場合に、ファイル名復元
ステップにおいて、変更されたデータファイルの名称が
記憶されたデータファイルの名称に変更される。
【0009】また、請求項2に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前
記ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに
対して利用者の行う作業内容に基づいて、前記所定の文
字列を作成して付加することを特徴とする構成となって
いる。
【0010】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項1に記載の発明の作用に加え、ファイル名変更ス
テップでは、前記データファイルに対して利用者の行う
作業内容に基づいて、所定の文字列を作成して付加する
ことができる。
【0011】また、請求項3に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加
え、前記ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して利用者の使用するアプリケーションに基づ
いて、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴
とする構成となっている。
【0012】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、ファイル名
変更ステップでは、前記データファイルに対して利用者
の使用するアプリケーションに基づいて、所定の文字列
を作成して付加することができる。
【0013】また、請求項4に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の
構成に加え、前記データファイルはネットワークを介し
て共有されていることを特徴とする構成となっている。
【0014】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項1乃至3の何れかに記載の発明の作用に加え、前
記データファイルはネットワークを介して共有されてい
るので、他の端末装置の利用者も利用することができ
る。
【0015】また、請求項5に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の
構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前記デ
ータファイルに対して利用者の操作する端末装置のネッ
トワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文字列
を作成して付加することを特徴とする構成となってい
る。
【0016】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項1乃至4の何れかに記載の発明の作用に加え、フ
ァイル名変更ステップでは、前記データファイルに対し
て利用者の操作する端末装置のネットワーク上での識別
情報に基づいて、所定の文字列を作成して付加すること
ができる。
【0017】また、請求項6に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明の
構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前記デ
ータファイルに対して当該データファイルを使用する利
用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作成し
て付加することを特徴とする構成となっている。
【0018】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項1乃至5の何れかに記載の発明の作用に加え、フ
ァイル名変更ステップでは、前記データファイルに対し
て当該データファイルを使用する利用者の識別情報に基
づいて、所定の文字列を作成して付加することができ
る。
【0019】また、請求項7に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、ネットワークを介して接続した端末装置
に記憶され共有されたデータファイルが現在使用中か否
かを表示するためのコンピュータのデータアクセス制御
方法であって、前記データファイルの使用状況を監視す
る監視ステップと、当該監視ステップにおいて前記デー
タファイルが使用されると検知した場合に前記データフ
ァイルの名称を記憶するファイル名記憶ステップと、前
記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した名
称に変更するファイル名変更ステップと、前記監視ステ
ップにおいて前記名称の変更されたデータファイルの使
用が終了したと検知した場合に、前記変更されたデータ
ファイルの名称を前記記憶されたデータファイルの名称
に変更するファイル名復元ステップとを備えている。
【0020】この構成のデータアクセス制御方法では、
監視ステップにおいて、ネットワークを介して接続した
端末装置に記憶され共有されたデータファイルが現在使
用中か否かの使用状況が監視され、データファイルが使
用されると監視ステップにおいて検知された場合に、フ
ァイル名記憶ステップにおいてデータファイルの名称が
記憶され、ファイル名変更ステップにおいて、データフ
ァイルの名称が所定の文字列を付加した名称に変更さ
れ、データファイルの使用が終了したと監視ステップに
おいて検知された場合に、ファイル名復元ステップにお
いて、変更されたデータファイルの名称が記憶されたデ
ータファイルの名称に変更される。
【0021】また、請求項8に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項7に記載の発明の構成に加え、前
記ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに
対して利用者の行う作業内容に基づいて、前記所定の文
字列を作成して付加することを特徴とする構成となって
いる。
【0022】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項7に記載の発明の作用に加え、ファイル名変更ス
テップでは、前記データファイルに対して利用者の行う
作業内容に基づいて、所定の文字列を作成して付加する
ことができる。
【0023】また、請求項9に係る発明のデータアクセ
ス制御方法は、請求項7又は8に記載の発明の構成に加
え、前記ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して利用者の使用するアプリケーションに基づ
いて、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴
とする構成となっている。
【0024】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項7又は8に記載の発明の作用に加え、ファイル名
変更ステップでは、前記データファイルに対して利用者
の使用するアプリケーションに基づいて、所定の文字列
を作成して付加することができる。
【0025】また、請求項10に係る発明のデータアク
セス制御方法は、請求項7乃至9の何れかに記載の発明
の構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前記
データファイルに対して利用者の操作する端末装置のネ
ットワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文字
列を作成して付加することを特徴とする構成となってい
る。
【0026】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項7乃至9の何れかに記載の発明の作用に加え、フ
ァイル名変更ステップでは、前記データファイルに対し
て利用者の操作する端末装置のネットワーク上での識別
情報に基づいて、所定の文字列を作成して付加すること
ができる。
【0027】また、請求項11に係る発明のデータアク
セス制御方法は、請求項7乃至10の何れかに記載の発
明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前
記データファイルに対して当該データファイルを使用す
る利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作
成して付加することを特徴とする構成となっている。
【0028】この構成のデータアクセス制御方法では、
請求項7乃至10の何れかに記載の発明の作用に加え、
ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに対
して当該データファイルを使用する利用者の識別情報に
基づいて、所定の文字列を作成して付加することができ
る。
【0029】また、請求項12に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、端末装置で使用されるデータフ
ァイルが現在使用中か否かを表示するためのコンピュー
タのデータアクセス制御プログラムであって、前記デー
タファイルの使用状況を監視する監視ステップと、当該
監視ステップにおいて前記データファイルが使用される
と検知した場合に前記データファイルの名称を記憶する
ファイル名記憶ステップと、前記データファイルの名称
を、所定の文字列を付加した名称に変更するファイル名
変更ステップと、前記監視ステップにおいて前記名称の
変更されたデータファイルの使用が終了したと検知した
場合に、前記変更されたデータファイルの名称を前記記
憶されたデータファイルの名称に変更するファイル名復
元ステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する構成となっている。
【0030】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、監視ステップにおいて、端末装置で使用されるデ
ータファイルが現在使用中か否かの使用状況が監視さ
れ、データファイルが使用されると監視ステップにおい
て検知された場合に、ファイル名記憶ステップにおいて
データファイルの名称が記憶され、ファイル名変更ステ
ップにおいて、データファイルの名称が所定の文字列を
付加した名称に変更され、データファイルの使用が終了
したと監視ステップにおいて検知された場合に、ファイ
ル名復元ステップにおいて、変更されたデータファイル
の名称が記憶されたデータファイルの名称に変更され
る。
【0031】また、請求項13に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項12に記載の発明の構成
に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前記データ
ファイルに対して利用者の行う作業内容に基づいて、前
記所定の文字列を作成して付加することを特徴とする構
成となっている。
【0032】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項12に記載の発明の作用に加え、ファイル
名変更ステップでは、前記データファイルに対して利用
者の行う作業内容に基づいて、所定の文字列を作成して
付加することができる。
【0033】また、請求項14に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項12又は13に記載の発
明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前
記データファイルに対して利用者の使用するアプリケー
ションに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加す
ることを特徴とする構成となっている。
【0034】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項12又は13に記載の発明の作用に加え、
ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに対
して利用者の使用するアプリケーションに基づいて、所
定の文字列を作成して付加することができる。
【0035】また、請求項15に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項12乃至14の何れかに
記載の発明の構成に加え、前記データファイルはネット
ワークを介して共有されていることを特徴とする構成と
なっている。
【0036】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項12乃至14の何れかに記載の発明の作用
に加え、前記データファイルはネットワークを介して共
有されているので、他の端末装置の利用者も利用するこ
とができる。
【0037】また、請求項16に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項12乃至15の何れかに
記載の発明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップ
では、前記データファイルに対して利用者の操作する端
末装置のネットワーク上での識別情報に基づいて、前記
所定の文字列を作成して付加することを特徴とする構成
となっている。
【0038】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項12乃至15の何れかに記載の発明の作用
に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して利用者の操作する端末装置のネットワーク
上での識別情報に基づいて、所定の文字列を作成して付
加することができる。
【0039】また、請求項17に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項12乃至16の何れかに
記載の発明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップ
では、前記データファイルに対して当該データファイル
を使用する利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文
字列を作成して付加することを特徴とする構成となって
いる。
【0040】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項12乃至16の何れかに記載の発明の作用
に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して当該データファイルを使用する利用者の識
別情報に基づいて、所定の文字列を作成して付加するこ
とができる。
【0041】また、請求項18に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、ネットワークを介して接続した
端末装置に記憶され共有されたデータファイルが現在使
用中か否かを表示するためのコンピュータのデータアク
セス制御プログラムであって、前記データファイルの使
用状況を監視する監視ステップと、当該監視ステップに
おいて前記データファイルが使用されると検知した場合
に前記データファイルの名称を記憶するファイル名記憶
ステップと、前記データファイルの名称を、所定の文字
列を付加した名称に変更するファイル名変更ステップ
と、前記監視ステップにおいて前記名称の変更されたデ
ータファイルの使用が終了したと検知した場合に、前記
変更されたデータファイルの名称を前記記憶されたデー
タファイルの名称に変更するファイル名復元ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする構成とな
っている。
【0042】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、監視ステップにおいて、ネットワークを介して接
続した端末装置に記憶され共有されたデータファイルが
現在使用中か否かの使用状況が監視され、データファイ
ルが使用されると監視ステップにおいて検知された場合
に、ファイル名記憶ステップにおいてデータファイルの
名称が記憶され、ファイル名変更ステップにおいて、デ
ータファイルの名称が所定の文字列を付加した名称に変
更され、データファイルの使用が終了したと監視ステッ
プにおいて検知された場合に、ファイル名復元ステップ
において、変更されたデータファイルの名称が記憶され
たデータファイルの名称に変更される。
【0043】また、請求項19に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項18に記載の発明の構成
に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前記データ
ファイルに対して利用者の行う作業内容に基づいて、前
記所定の文字列を作成して付加することを特徴とする構
成となっている。
【0044】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項18に記載の発明の作用に加え、ファイル
名変更ステップでは、前記データファイルに対して利用
者の行う作業内容に基づいて、所定の文字列を作成して
付加することができる。
【0045】また、請求項20に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項18又は19に記載の発
明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップでは、前
記データファイルに対して利用者の使用するアプリケー
ションに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加す
ることを特徴とする構成となっている。
【0046】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項18又は19に記載の発明の作用に加え、
ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに対
して利用者の使用するアプリケーションに基づいて、所
定の文字列を作成して付加することができる。
【0047】また、請求項21に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項18乃至20の何れかに
記載の発明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップ
では、前記データファイルに対して利用者の操作する端
末装置のネットワーク上での識別情報に基づいて、前記
所定の文字列を作成して付加することを特徴とする構成
となっている。
【0048】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項18乃至20の何れかに記載の発明の作用
に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して利用者の操作する端末装置のネットワーク
上での識別情報に基づいて、所定の文字列を作成して付
加することができる。
【0049】また、請求項22に係る発明のデータアク
セス制御プログラムは、請求項18乃至21の何れかに
記載の発明の構成に加え、前記ファイル名変更ステップ
では、前記データファイルに対して当該データファイル
を使用する利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文
字列を作成して付加することを特徴とする構成となって
いる。
【0050】この構成のデータアクセス制御プログラム
では、請求項18乃至21の何れかに記載の発明の作用
に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファ
イルに対して当該データファイルを使用する利用者の識
別情報に基づいて、所定の文字列を作成して付加するこ
とができる。
【0051】また、請求項23に係る発明のデータアク
セス制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可
能な記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
に請求項12乃至22の何れかに記載のデータアクセス
制御プログラムを記憶している。
【0052】この構成のデータアクセス制御プログラム
を記憶したコンピュータ読みとり可能な記録媒体では、
請求項12乃至22の何れかに記載のデータアクセス制
御プログラムがコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記憶されているので、データアクセス制御プログラムを
簡便に配布し、実行することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。まず、図1乃至図9を
参照して、本発明の一実施の形態である、ネットワーク
に接続されデータファイルの共有を行うコンピュータの
機器構成について説明する。図1は、ネットワーク1に
接続されデータファイルの共有を行うコンピュータのネ
ットワーク構成を示す図である。図2は、サーバ2の機
器構成を示すブロック図である。図3は、サーバ2に設
けられたHDD21の記憶エリアの構成を示す図であ
る。図4は、サーバ2に設けられたHDD21上のデー
タ記憶エリア21dの概念図である。図5は、クライア
ント3の機器構成を示すブロック図である。図6は、ク
ライアント3に設けられたHDD41の記憶エリアの構
成を示す図である。図7及び図8は、クライアント4の
利用者がサーバ2にアクセスし、ネットワーク1上で共
有されたデータ記憶エリア21dの記憶内容を確認した
場合に、クライアント4の表示画面上に表示されるファ
イル一覧表示画面55a,55bを示す図である。図9
は、クライアント4で起動されるOSが、図7及び図8
のものと異なる場合における画面表示の一例であるファ
イル一覧表示画面56を示す図である。
【0054】図1に示すように、端末装置間で共有され
るデータファイル(図示外)を記憶したコンピュータで
あるサーバ2、サーバ2に接続して共有データファイル
を利用するコンピュータであるクライアント3,4は、
ネットワーク1を介して各々接続されている。クライア
ント3又はクライアント4の利用者は、ネットワーク1
を介してサーバ2とクライアント3又はクライアント4
とを接続し、サーバ2に記憶されている共有データファ
イルに対してコピーやダウンロード等の操作を行い、共
有データファイルを利用することができる。
【0055】次に、図2に示すように、サーバ2にはサ
ーバ2の制御を司るCPU10が設けられ、CPU10
には、CPU10が実行するBIOS等のプログラムが
記憶されたROM11と、CPU10のデータ処理時に
一時的なデータの記憶を行うRAM12と、データの受
け渡しの仲介を行うI/Oバス13とが接続されてい
る。I/Oバス13には、利用者がサーバ2の操作の入
力を行うキーボード15及びマウス16と、利用者にサ
ーバ2の操作画面を表示するCRT18に接続された、
画面表示処理を行うビデオカード17と、サーバ2がネ
ットワーク1との接続を行うインターフェースであるL
ANカード14とが接続されている。また、I/Oバス
13には、データの記録媒体であるフロッピー(登録商
標)ディスク19aを挿入し、データの読み書きを行う
フロッピーディスクドライブ19と、データの記録媒体
であるCD−ROM20aを挿入し、データの読み込み
を行うCD−ROMドライブ20と、データの記憶装置
であるHDD21とが接続されている。
【0056】また、図3に示すように、サーバ2のHD
D21には、サーバ2の動作をCPU10が制御するた
めの各種プログラム等が記憶されたOS記憶エリア21
a、本実施の形態の、端末装置間で共有されたデータの
アクセス制御を実現するためにサーバ2で実行されるプ
ログラムが記憶されたプログラム記憶エリア21b、O
S等が使用する一時的なデータ等の情報が記憶されたキ
ャッシュ記憶エリア21c、共有データファイル等が記
憶されたデータ記憶エリア21d等が設けられている。
また、CD−ROM20aには、本実施の形態の端末装
置間で共有されたデータのアクセス制御を実現するため
にサーバ2で実行されるデータアクセス制御プログラム
が記憶されており、導入時には、当該プログラムは、C
D−ROM20aからHDD21上のプログラム記憶エ
リア21bにセットアップされて記憶されるようになっ
ている。
【0057】また、図4に示すように、サーバ2のHD
D21上のデータ記憶エリア21dは、サーバ2におい
て共有の設定がなされた共有領域としてネットワーク1
上で公開されており、クライアント3,4の各利用者
は、データ記憶エリア21dに記憶されているデータや
ファイルを利用することができる。データ記憶エリア2
1dには「file1.tif」、「file2.tif」、「file3.ti
f」、「file4.tif」が記憶されている。
【0058】次に、図5に示すように、クライアント3
にはクライアント3の制御を司るCPU30が設けら
れ、CPU30には、CPU30が実行するBIOS等
のプログラムが記憶されたROM31と、CPU30の
データ処理時に一時的なデータの記憶を行うRAM32
と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oバス33とが
接続されている。I/Oバス33には、利用者がクライ
アント3の操作の入力を行うキーボード35及びマウス
36と、利用者にクライアント3の操作画面を表示する
CRT38に接続された、画面表示処理を行うビデオカ
ード37と、クライアント3がネットワーク1との接続
を行うインターフェースであるLANカード34とが接
続されている。また、I/Oバス33には、データの記
録媒体であるフロッピーディスク39aを挿入し、デー
タの読み書きを行うフロッピーディスクドライブ39
と、データの記録媒体であるCD−ROM40aを挿入
し、データの読み込みを行うCD−ROMドライブ40
と、データの記憶装置であるHDD41とが接続されて
いる。
【0059】また、図6に示すように、クライアント3
のHDD41には、クライアント3の動作をCPU30
が制御するための各種プログラム等が記憶されたOS記
憶エリア41a、本実施の形態の端末装置間で共有され
たデータのアクセス制御を実現するためにクライアント
3で実行されるプログラムが記憶されたプログラム記憶
エリア41b、OS等が使用する一時的なデータ等の情
報が記憶されたキャッシュ記憶エリア41c、共有デー
タファイル等が記憶されたデータ記憶エリア41d等が
設けられている。また、CD−ROM40aには、本実
施の形態の端末装置間で共有されたデータのアクセス制
御を実現するためにクライアント3で実行されるデータ
アクセス制御プログラムが記憶されており、導入時に
は、当該プログラムは、CD−ROM40aからHDD
41上のプログラム記憶エリア41bにセットアップさ
れて記憶されるようになっている。
【0060】尚、クライアント4の機器構成はクライア
ント3と略同一であるため、ここではクライアント4の
装置の機器構成の説明は省略する。
【0061】次に、図7乃至図9に示すように、クライ
アント4の利用者がサーバ2にアクセスし、ネットワー
ク1上で共有されたデータ記憶エリア21dの記憶内容
を確認した場合に、クライアント4の表示画面上にはフ
ァイル一覧表示画面55a,55b又は56が表示され
る。ファイル一覧表示画面55a,55b又は56に
は、サーバ2のHDD21上のデータ記憶エリア21d
に記憶されているデータファイル等の一覧が表示されて
いる。尚、ファイル一覧表示画面55a及び55bは、
クライアント4で起動されるOSが共に同じ場合におけ
る画面表示の一例であり、ファイル一覧表示画面56
は、前記OSとは異なるOSが起動された場合における
画面表示の一例である。
【0062】次に、本実施の形態のネットワークに接続
されたコンピュータにおける共有データファイルのデー
タアクセス制御の方法について、図10乃至図13に示
すフローチャートに従って説明する。図10は、第1の
実施の形態による、ネットワーク1で共有された共有デ
ータファイルの名称変更処理がクライアント3側で行わ
れる場合の、クライアント3におけるデータアクセス制
御のフローチャートである。図11は、第1の実施の形
態による、ネットワーク1で共有された共有データファ
イルの名称変更処理がクライアント3側で行われる場合
の、サーバ2におけるデータアクセス制御のフローチャ
ートである。図12は、第2の実施の形態による、ネッ
トワーク1で共有された共有データファイルの名称変更
処理がサーバ2側で行われる場合の、クライアント3に
おけるデータアクセス制御のフローチャートである。図
13は、第2の実施の形態による、ネットワーク1で共
有された共有データファイルの名称変更処理がサーバ2
側で行われる場合の、サーバ2におけるデータアクセス
制御のフローチャートである。以下、フローチャートの
各ステップを「S」と略記する。
【0063】まず、第1の実施の形態による、ネットワ
ーク1で共有された共有データファイルの名称変更処理
がクライアント3側で行われる場合の、一連のデータア
クセス制御の処理手順について、図10及び図11のフ
ローチャートに従い、図2乃至図8を参照しながら説明
する。
【0064】図10に示すように、クライアント3で
は、サーバ2のHDD21上のデータ記憶エリア21d
に記憶されている共有データファイル「file1.tif」を
クライアント3のハードディスク41上のデータ記憶エ
リア41dに対してコピーを行うため、クライアント3
の利用者がキーボード35又はマウス36よりクライア
ント3のCPU30に対する指示を入力すると(S
1)、まず、CPU30は、クライアント3やクライア
ント3の利用者の情報を収集する。収集する情報とは、
具体的には、クライアント3がネットワーク1に接続す
るためのIP(Internet Protocol)アドレス、クライ
アント3をネットワーク1で識別するためのコンピュー
タ名、クライアント3の利用者がネットワーク1を利用
するための認証となるログインユーザ名等である。これ
らの情報は、クライアント3の利用者があらかじめクラ
イアント3のOSに対して登録した情報であり、CPU
30が起動中のOSに対して所定の手順による問い合わ
せを行うことで、OSより取得することができる(S
2)。
【0065】次に、CPU30は、取得した情報をRA
M32上の所定の記憶エリアに一時的に記憶させ、HD
D41上のプログラム記憶エリア41bにあらかじめ記
憶されている初期設定の内容に基づき、図示外のファイ
ル名生成手段によりファイル名を生成する。生成される
ファイル名は、共有データファイルのコピーが完了する
までの期間、共有データファイルに付加されるものであ
る。例えば、前記初期設定で指定されているファイル名
に付加する情報が、IPアドレス、ログインユーザ名及
びファイル操作の内容であった場合、クライアント3の
IPアドレス(例えば、「192.168.0.2」であるとす
る。)、ログインユーザ名(例えば、「usrA」であると
する。)及びコピー中であることを意味する文字列(例
えば、「copy」であるとする。)が付加されたファイル
名、「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」が生成され
る。そして、CPU30は、生成したファイル名をRA
M32上の所定の記憶エリアに記憶させる(S3)。次
に、CPU30は、サーバ2とクライアント3とをネッ
トワーク1を介して接続させ、サーバ2のHDD21上
のデータ記憶エリア21dに記憶された共有データファ
イルの名称「file1.tif」を、クライアント3のHDD
41上のキャッシュ記憶エリア41cに記憶させる(S
4)。
【0066】さらに、CPU30はサーバ2のCPU1
0に対し、前記共有データファイルの名称「file1.ti
f」を、RAM32上の所定の記憶エリアに記憶した名
称「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に変更する要
求を送信する(S5)。サーバ2のCPU10がクライ
アント3のCPU30からのファイル名変更要求を受信
すると、サーバ2のCPU10は、HDD21上のデー
タ記憶エリア21dに記憶した共有データファイル「fi
le1.tif」の名称を、要求された名称「file1.192.168.
0.2.usrA.copy.tif」に変更する。ファイル名の変更が
完了すると、CPU10は、クライアント3のCPU3
0に対してファイル名の変更が完了したとの通知を送信
する。CPU30は、サーバ2のCPU10からのファ
イル名変更完了通知を受信するまで待機する(S6:N
O)。
【0067】クライアント3のCPU30は、サーバ2
のCPU10からのファイル名変更完了通知を受信する
と(S6:YES)、新名称に変更された共有データフ
ァイル「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」のコピー
を開始する。すなわち、クライアント3のCPU30
は、サーバ2のCPU10に対してコピー要求を発し、
サーバ2のCPU10は、受信したコピー要求の内容に
基づいてHDD21上のデータ記憶エリア21dに記憶
された共有データファイル「file1.192.168.0.2.usrA.c
opy.tif」をRAM12上の所定の記憶エリアにコピー
し、コピーした共有データファイルをクライアント3の
RAM32上の所定の記憶エリアに転送する。そして、
CPU30は、RAM32上の所定の記憶エリアに転送
された共有データファイル「file1.192.168.0.2.usrA.c
opy.tif」を、HDD41上のデータ記憶エリア41d
に記憶させる(S7)。CPU30は、共有データファ
イル「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に対するこ
の一連のコピー処理が完了するまで処理を継続し(S
8:NO)、この共有データファイルのコピー処理が完
了すると(S8:YES)、ファイルの名称を元に戻す
処理を行う。
【0068】まず、クライアント3のCPU30は、ク
ライアント3のHDD41上のデータ記憶エリア41d
に記憶された、コピー先のファイルである共有データフ
ァイル「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」の名称
を、キャッシュ記憶エリア41cに記憶された「file1.
tif」に変更する(S9)。次に、CPU30は、サー
バ2のHDD21上のデータ記憶エリア21dに記憶さ
れた、コピー元のファイルである共有データファイル
「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」の名称を、キャ
ッシュ記憶エリア41cに記憶された「file1.tif」に
変更するため、ファイル名変更要求をサーバ2のCPU
10に対して送信する(S10)。サーバ2のCPU1
0がクライアント3のCPU30からのファイル名変更
要求を受信すると、CPU10は、HDD21上のデー
タ記憶エリア21dに記憶した共有データファイル「fi
le1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」の名称を、要求され
た名称「file1.tif」に変更する。ファイル名の変更が
完了すると、CPU10は、クライアント3のCPU3
0に対してファイル名の変更が完了したとの通知を送信
する。クライアント3のCPU30は、サーバ2のCP
U10からのファイル名変更完了通知を受信するまで待
機し(S11:NO)、ファイル名変更完了通知を受信
すると(S11:YES)、処理を終了する。
【0069】また、図11に示すように、サーバ2のC
PU10は、クライアントからのファイル名変更要求や
共有データファイルのコピー要求等を受信するまで待機
する。例えば、クライアント3のCPU30からのファ
イル名変更要求、又は共有データファイルのコピー要求
を受信するまで待機する(S20:NO、S22:N
O)。サーバ2のCPU10がクライアント3のCPU
30からのファイル名変更要求を受信すると(S20:
YES)、要求を受けた共有データファイルの名称を変
更する。すなわち、サーバ2のCPU10はクライアン
ト3のCPU30から、図10に示す、S5におけるフ
ァイル名変更要求を受信すると、共有データファイル
「file1.tif」の名称を要求された名称「file1.192.16
8.0.2.usrA.copy.tif」に変更し、S10におけるファ
イル名変更要求を受信すると、共有データファイル「fi
le1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」の名称を要求された
名称「file1.tif」に変更する。そして、CPU10
は、ファイル名の変更が完了すると、CPU30に対し
てファイル名の変更が完了したとの通知を送信し(S2
1)、S20に戻り待機状態に入る。
【0070】次に、サーバ2のCPU10は、クライア
ント3のCPU30から共有データファイルのコピー要
求を受信すると(S20:NO、S22:YES)、要
求を受けた共有データファイルのコピーを開始する。す
なわち、サーバ2のCPU10はクライアント3のCP
U30から、図10に示す、S7での共有データファイ
ルのコピー要求を受信すると、HDD21上のデータ記
憶エリア21dに記憶された共有データファイル「file
1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」をRAM12上の所定
の記憶エリアにコピーし、コピーしたファイルをクライ
アント3のRAM32上の所定の記憶エリアに転送する
(S23)。CPU10は、RAM12上の所定の記憶
エリアにコピーされた共有データファイル「file1.192.
168.0.2.usrA.copy.tif」の、クライアント3のRAM
32上の所定の記憶エリアへの転送が完了するまで、転
送処理を継続する(S24:NO)。転送後の共有デー
タファイルに対するコピー処理はクライアント3のCP
U30によって行われるので、CPU10は、転送処理
が完了するとS20に戻り待機状態に入る。
【0071】クライアント4の利用者が、サーバ2の共
有データファイル「file1.tif」を利用しようとしてサ
ーバ2にアクセスし、サーバ2のHDD21上の共有さ
れている領域であるデータ記憶エリア21dの情報を読
み込むと、クライアント4の表示画面(図示外)上に
は、図7に示す、ファイル一覧表示画面55aが表示さ
れる。クライアント3の利用者がサーバ2にアクセス
し、サーバ2の「file1.tif」のコピーを行っている期
間に、クライアント4の利用者がサーバ2にアクセスし
てデータ記憶エリア21dの情報を読み込むと、クライ
アント4の表示画面には、図8に示す、ファイル一覧表
示画面55bが表示される。ファイル一覧表示画面55
bでは、ファイル一覧表示画面55aにおける「file1.
tif」の名称が「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に
変更されている。このファイル名変更処理は、クライア
ント3によって実行される。クライアント4の利用者は
一瞥しただけで、「file1.tif」が現在「コピー中」で
あり、その作業はIPアドレスが「192.168.0.2」であ
るコンピュータの利用者「usrA」によって行われている
ということを確認することができる。また、クライアン
ト4上でサーバ2やクライアント3とは異なるOSが起
動されている場合でも、共有データファイルに対して行
われる変更はファイル名についてのみであるので、図9
に示す、ファイル一覧表示画面56の表示例のように、
上記状況を確認することができる。
【0072】次に、第2の実施の形態による、ネットワ
ーク1で共有された共有データファイルの名称変更処理
がサーバ2側で行われる場合の、一連のデータアクセス
制御の処理手順について、図12及び図13のフローチ
ャートに従い、図2乃至図8を参照しながら説明する。
【0073】図12に示すように、クライアント3で
は、サーバ2のHDD21上のデータ記憶エリア21d
に記憶されている共有データファイル「file1.tif」を
クライアント3のハードディスク41上のデータ記憶エ
リア41dに対してコピーを行うため、クライアント3
の利用者がキーボード35又はマウス36よりクライア
ント3のCPU30に対する指示を入力すると(S3
1)、CPU30は、サーバ2とクライアント3とをネ
ットワーク1を介して接続させ、「file1.tif」のコピ
ーを開始する。すなわち、クライアント3のCPU30
はサーバ2のCPU10に対し、サーバ2のHDD21
上のデータ記憶エリア21dに記憶された共有データフ
ァイル「file1.tif」をクライアント3のRAM32上
の所定の記憶エリアに転送するよう要求を発する(S3
2)。サーバ2のCPU10は前記要求を受信すると、
HDD21上のデータ記憶エリア21dに記憶されてい
る「file1.tif」に対して後述の所定の処理を行った
後、クライアント3のRAM32上の所定の記憶エリア
に対して「file1.tif」を転送する。クライアント3の
CPU30は「file1.tif」の転送が完了すると、「fil
e1.tif」をRAM32上の所定の記憶エリアよりハード
ディスク41上のデータ記憶エリア41dにコピーする
(S33)。CPU30は、共有データファイル「file
1.tif」に対するこの一連のコピー処理が完了するまで
処理を継続し(S34:NO)、この共有データファイ
ルのコピー処理が完了すると(S34:YES)、処理
を終了する。
【0074】また、図13に示すように、サーバ2のC
PU10はクライアントからの要求、例えば図12に示
す、S32におけるクライアント3のCPU30から
の、共有データファイル「file1.tif」のコピー要求を
受信するまで待機する(S41:NO)。サーバ2のC
PU10が、クライアント3のCPU30からの共有デ
ータファイル「file1.tif」のコピー要求を受信すると
(S41:YES)、まず、CPU10は、要求元のク
ライアント3やクライアント3の利用者の情報を収集す
る。収集する情報とは、具体的には、クライアント3が
ネットワーク1に接続するためのIPアドレス、クライ
アント3をネットワーク1で識別するためのコンピュー
タ名、クライアント3の利用者がネットワーク1を利用
するための認証となるログインユーザ名等である。これ
らの情報は、クライアント3の利用者があらかじめクラ
イアント3のOSに対して登録した情報であり、クライ
アント3がネットワーク1を介してサーバ2に接続する
際に接続情報として、クライアント3よりサーバ2のO
Sが取得し、OSがこの情報をネットワーク管理情報と
してキャッシュ記憶エリア21cに記憶している。この
ネットワーク管理情報は、CPU10が起動中のOSに
対して所定の手順による問い合わせを行うことで、OS
より取得することができる(S42)。
【0075】次に、CPU10は、取得した情報をRA
M12上の所定の記憶エリアに一時的に記憶させ、HD
D21上のプログラム記憶エリア21bにあらかじめ記
憶されている初期設定の内容に基づき、図示外のファイ
ル名生成手段によりファイル名を生成する。生成される
ファイル名は、共有データファイルのコピーが完了する
までの期間、共有データファイルに付加されるものであ
る。例えば、前記初期設定で指定されているファイル名
に付加する情報が、IPアドレス、ログインユーザ名及
びファイル操作の内容であった場合、クライアント3の
IPアドレス(例えば、「192.168.0.2」であるとす
る。)、ログインユーザ名(例えば、「usrA」であると
する。)及びコピー中であることを意味する文字列(例
えば、「copy」であるとする。)が付加されたファイル
名、「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」が生成され
る。そして、CPU10は、生成したファイル名をRA
M12上の所定の記憶エリアに記憶させる(S43)。
次に、CPU10は、HDD21上のデータ記憶エリア
21dに記憶された共有データファイルの名称「file1.
tif」を、キャッシュ記憶エリア21cに記憶させる
(S44)。
【0076】さらに、CPU10は、HDD21上のデ
ータ記憶エリア21dの共有データファイルの名称「fi
le1.tif」を、RAM12上の所定の記憶エリアに記憶
した名称「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に変更
する(S45)。次に、この共有データファイル「file
1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」をRAM12上の所定
の記憶エリアにコピーし(S46)、このコピーした共
有データファイル「file1.192.168.0.2.usrA.copy.ti
f」の名称を、キャッシュ記憶エリア21cに記憶させ
た名称「file1.tif」に変更する(S47)。この時点
で、HDD21上のデータ記憶エリア21dに記憶され
た共有データファイルの名称は「file1.192.168.0.2.us
rA.copy.tif」であり、RAM12上の所定の記憶エリ
アに記憶された共有データファイルの名称は「file1.ti
f」である。
【0077】そして、サーバ2のCPU10は、クライ
アント3のRAM32上の所定の記憶エリアに対し、R
AM12上の所定の記憶エリアに記憶された共有データ
ファイル「file1.tif」の転送を開始する(S48)。
CPU10は、共有データファイル「「file1.tif」の
転送処理が完了するまで転送処理を継続し(S49:N
O)、この共有データファイルの転送処理が完了すると
(S49:YES)、ファイルの名称を元に戻す処理を
行う。すなわち、CPU10は、サーバ2のHDD21
上のデータ記憶エリア21dに記憶された、コピー元の
ファイルである共有データファイル「file1.192.168.0.
2.usrA.copy.tif」の名称を、キャッシュ記憶エリア2
1cに記憶された「file1.tif」に変更する(S5
0)。その後、S41に戻り、次のコピー要求を受信す
るまで待機する。
【0078】クライアント4の利用者が、サーバ2の共
有データファイル「file1.tif」を利用しようとしてサ
ーバ2にアクセスし、サーバ2のHDD21上の共有さ
れている領域であるデータ記憶エリア21dの情報を読
み込むと、クライアント4の表示画面(図示外)上に
は、図7に示す、ファイル一覧表示画面55aが表示さ
れる。クライアント3の利用者がサーバ2にアクセス
し、サーバ2の「file1.tif」のコピーを行っている期
間に、クライアント4の利用者がサーバ2にアクセスし
てデータ記憶エリア21dの情報を読み込むと、クライ
アント4の表示画面には、図8に示す、ファイル一覧表
示画面55bが表示される。ファイル一覧表示画面55
bでは、ファイル一覧表示画面55aにおける「file1.
tif」の名称が「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に
変更されている。このファイル名変更処理は、サーバ2
によって実行される。クライアント4の利用者は一瞥し
ただけで、「file1.tif」が現在「コピー中」であり、
その作業はIPアドレスが「192.168.0.2」であるコン
ピュータの利用者「usrA」によって行われているという
ことを確認することができる。また、クライアント4上
でサーバ2やクライアント3とは異なるOSが起動され
ている場合でも、共有データファイルに対して行われる
変更はファイル名についてのみであるので、図9に示
す、ファイル一覧表示画面56の表示例のように、上記
状況を確認することができる。
【0079】以上説明したように、本実施の形態のデー
タアクセス制御方法、データアクセス制御プログラム、
及びデータアクセス制御プログラムを記憶したコンピュ
ータ読みとり可能な記録媒体は、クライアント3の利用
者がサーバ2にアクセスし、サーバ2のHDD21上の
データ記憶エリア21dに記憶されている共有データフ
ァイル「file1.tif」のコピーを開始すると、第1の実
施の形態ではクライアント3側の処理において、第2の
実施の形態ではサーバ2側の処理において、「file1.ti
f」の名称が「file1.192.168.0.2.usrA.copy.tif」に変
更される。そして、この共有データファイルのコピーが
完了すると、前記ファイル名は、各々の実施の形態にお
ける処理内容に基づいて「file1.tif」に復帰される。
【0080】このコピーが行われている期間に、クライ
アント4の利用者がこの「file1.tif」を利用しようと
してサーバ2にアクセスし、サーバ2のHDD21上の
共有されている領域であるデータ記憶エリア21dの情
報を読み込むと、クライアント4の表示画面(図示外)
上には、図8に示す、ファイル一覧表示画面55bが表
示される。クライアント4の利用者は一瞥しただけで、
「file1.tif」が現在「コピー中」であり、その作業は
IPアドレスが「192.168.0.2」であるコンピュータの
利用者「usrA」によって行われているということを確認
することができる。また、クライアント4の利用者は、
現在の「file1.tif」の利用者が「usrA」であると確認
できることによって、何れかのトラブルが発生した場
合、連絡を取って状況を確認すべき相手が「usrA」であ
ると知ることができる。
【0081】尚、本発明は、各種の変形が可能なことは
言うまでもない。例えば、ファイル名に付加する文字列
の挿入部位は、ファイル名の中間部位への付加に限られ
ず、ファイル名のいずれの部位であってもよい。また、
利用者によるファイル操作の種類はコピーに限られず、
ファイル移動、ファイルオープンであってもよい。ま
た、ファイル名に付加される文字列は、IPアドレス、
MAC(Media Access Control)アドレス、ドメイン
名、ワークグループ名、コンピュータ名、ユーザ名等、
OSから取得することのできる情報の他に、OSのネッ
トワーク設定におけるコメント欄に入力された文字列
で、ネットワーク上で取得できる情報であってもよい。
このコメント欄には、ニックネーム、内線番号、メール
アドレス、コメント等を入力し、利用者が容易に特定で
きるようにしてもよい。また、ファイル名に付加される
文字列は、共有データファイルが使用されるアプリケー
ションの情報であってもよい。また、本発明が適用され
るOSの種類は問わない。また、名称が変更される対象
もファイルに限られず、フォルダ又はディレクトリであ
っても良い。
【0082】これら各実施形態は、ネットワーク環境下
での共有ファイルのアクセス制御に関するものである
が、ネットワーク環境にないコンピュータシステムでも
適用可能である。つまり、特定のコンピュータシステム
内のハードディスク等の記録エリアに各種のデータファ
イルが格納されている場合である。同一または異なるオ
ペレータが同一のコンピュータを使用して同一のOSま
たは異なるOS環境で各種の作業を行う場合、あるデー
タファイルを任意のアプリケーションで読み込み編集作
業中に一旦作業を中断し、読み込み中のデータファイル
をオープンしたままで、他のアプリケーションで所望の
作業を行う場合がある。このとき他のアプリケーション
で所望の作業をするために任意のデータファイルをオー
プンするとき、表示されるファイル名一覧にはどのファ
イルが現在使用中なのかを示すものがない。このため、
前記編集作業を中断してオープンしたままのデータファ
イルを誤って読み込みオープンしようとしてしまうこと
がある。この場合、当然に正常な読み込みができない旨
の警告がOSから出力されることとなる。このような場
合にも、本願発明は適用できるのである。
【0083】すなわち、コンピュータシステム内の他の
コンピュータシステムと共有関係にない当該コンピュー
タシステム固有の記憶領域に記憶されたデータファイル
に対するデータアクセス制御方法、プログラムとして応
用することができる。
【0084】これを実施するためには、コンピュータの
固有記憶領域に記憶されたデータファイルの使用状況を
監視する監視ステップと、監視ステップにおいてデータ
ファイルが使用されると検知した場合に前記データファ
イルの名称を記憶するファイル名記憶ステップと、前記
データファイルの名称を、所定の文字列を付加した名称
に変更するファイル名変更ステップと、前記監視ステッ
プにおいて前記名称の変更されたデータファイルの使用
が終了したと検知した場合に、前記変更されたデータフ
ァイルの名称を前記記憶されたデータファイルの名称に
変更するファイル名復元ステップを、コンピュータに実
行させるようにすればよい。これら各ステップをコンピ
ュータに実行させるプログラムをコンピュータにインス
トールして各機能を実行させるのである。このコンピュ
ータプログラムは、コンピュータのオペレーティングシ
ステムに追加した形の新規のOSとして供給することも
できるし、OSの機能追加用のプログラムとして供給す
ることもできる。また、データファイルを読み込んで所
望の編集を行うアプリケーションプログラムに追加する
こともできる。要するに、一旦データファイルが使用さ
れると、そのデータファイルのファイル名を使用中であ
ることを示す文字列をファイル名に付加すればよく、当
該データファイルの使用が終了すれば変更したファイル
名をもとのファイル名に戻すのである。このファイル名
の変更と復元はコンピュータのOSが行ってもよいし、
アプリケーション側が行ってもよい。尚、ファイル名の
変更/復元はOS側が行えば、既存のアプリケーション
側はプログラム変更の必要がない。アプリケーション側
は単に既存のファイル名一覧取得コマンドを実行するだ
けで、取得したファイル名が既に変更されていたり復元
されていたりするからである。
【0085】また、ファイル名に付加する文字列は、コ
ピーや移動などのオペレータが行っている作業内容を示
すものであってもよいし、データファイルを読み込んで
いるアプリケーションを示すものであってもよいし、ユ
ーザ名であってもよい。このユーザ名は同一のコンピュ
ータを異なるオペレータが共用する場合に付加する文字
列として設定すると効果的である。オペレータが同じで
ある場合でも、前述したように、一旦開いた使用中のデ
ータファイルを別のアプリケーションで開こうとした場
合にファイル一覧を表示させただけで使用中のデータフ
ァイルが一瞥しただけでわかるので、従来のようにデー
タファイルをアクセス指示してしまった後になってから
警告されることが防止される。使用中であるか否かが最
初にわかるので、オペレータは該当のデータファイルの
使用を中止する等の対応を早く行うことができる。その
際に、ファイル一覧にどのアプリケーションで使用中か
の情報も表示されていれば更に的確に対応が可能であ
る。
【0086】また、ファイル名に文字列を付加する際
に、前述の各実施例ではもとのファイル名を記憶し、変
更後のファイル名も記憶して互いに置き換える処理を行
っているが、これに限定されるものではない。すなわ
ち、もとのファイル名に付加する文字列をファイル名に
対応させて記憶しておき、ファイル名にその文字列を付
加してファイル名を変更し、変更したファイル名から前
記文字列を削除してファイル名を復元するようにしても
よい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明のデータアクセス制御方法では、この構成のデータア
クセス制御方法では、監視ステップにおいて、端末装置
で使用されるデータファイルが現在使用中か否かの使用
状況が監視され、データファイルが使用されると監視ス
テップにおいて検知された場合に、ファイル名記憶ステ
ップにおいてデータファイルの名称が記憶され、ファイ
ル名変更ステップにおいて、データファイルの名称が所
定の文字列を付加した名称に変更され、データファイル
の使用が終了したと監視ステップにおいて検知された場
合に、ファイル名復元ステップにおいて、変更されたデ
ータファイルの名称が記憶されたデータファイルの名称
に変更される。従って、端末装置の利用者は、現在使用
中のデータファイルがどれであるのかを一瞥して確認す
ることができるので、このデータファイルに対する人為
的な誤操作を軽減することができる。
【0088】また、請求項2に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項1に記載の発明の効果に加え、
ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに対
して利用者の行う作業内容に基づいて、所定の文字列を
作成して付加することができる。従って、端末装置の利
用者は、現在使用中のデータファイルに対して行われて
いる作業の内容が何であるのか、一瞥して確認すること
ができる。
【0089】また、請求項3に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項1又は2に記載の発明の効果に
加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファイ
ルに対して利用者の使用するアプリケーションに基づい
て、所定の文字列を作成して付加することができる。従
って、端末装置の利用者は、現在使用中のデータファイ
ルがどのアプリケーションで使用されているのか、一瞥
して確認することができる。
【0090】また、請求項4に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項1乃至3の何れかに記載の発明
の発明の効果に加え、前記データファイルはネットワー
クを介して共有されているので、他の端末装置の利用者
も利用することができる。従って、他の端末装置の利用
者も、現在共有されて使用中のデータファイルがどれで
あるのかを一瞥して確認することができるので、このデ
ータファイルに対する人為的な誤操作を軽減することが
できる。
【0091】また、請求項5に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明
の効果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記デー
タファイルに対して利用者の操作する端末装置のネット
ワーク上での識別情報に基づいて、所定の文字列を作成
して付加することができる。従って、各端末の利用者
は、現在共有されて使用中のデータファイルがどの端末
装置において使用されているのか、一瞥して確認するこ
とができる。
【0092】また、請求項6に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明
の効果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記デー
タファイルに対して当該データファイルを使用する利用
者の識別情報に基づいて、所定の文字列を作成して付加
することができる。従って、各端末の利用者は、現在共
有されて使用中のデータファイルがどの利用者によって
使用されているのか、一瞥して確認することができる。
【0093】また、請求項7に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、監視ステップにおいて、ネットワーク
を介して接続した端末装置に記憶され共有されたデータ
ファイルが現在使用中か否かの使用状況が監視され、デ
ータファイルが使用されると監視ステップにおいて検知
された場合に、ファイル名記憶ステップにおいてデータ
ファイルの名称が記憶され、ファイル名変更ステップに
おいて、データファイルの名称が所定の文字列を付加し
た名称に変更され、データファイルの使用が終了したと
監視ステップにおいて検知された場合に、ファイル名復
元ステップにおいて、変更されたデータファイルの名称
が記憶されたデータファイルの名称に変更される。従っ
て、各端末装置の利用者は、現在共有されて使用中のデ
ータファイルがどれであるのかを一瞥して確認すること
ができるので、このデータファイルに対する人為的な誤
操作を軽減することができる。
【0094】また、請求項8に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項7に記載の発明の効果に加え、
ファイル名変更ステップでは、前記データファイルに対
して利用者の行う作業内容に基づいて、所定の文字列を
作成して付加することができる。従って、各端末装置の
利用者は、現在共有されて使用中のデータファイルに対
して行われている作業の内容が何であるのか、一瞥して
確認することができる。
【0095】また、請求項9に係る発明のデータアクセ
ス制御方法では、請求項7又は8に記載の発明の効果に
加え、ファイル名変更ステップでは、前記データファイ
ルに対して利用者の使用するアプリケーションに基づい
て、所定の文字列を作成して付加することができる。従
って、各端末装置の利用者は、現在共有されて使用中の
データファイルがどのアプリケーションで使用されてい
るのか、一瞥して確認することができる。
【0096】また、請求項10に係る発明のデータアク
セス制御方法では、請求項7乃至9の何れかに記載の発
明作用に加え、ファイル名変更ステップでは、前記デー
タファイルに対して利用者の操作する端末装置のネット
ワーク上での識別情報に基づいて、所定の文字列を作成
して付加することができる。従って、各端末の利用者
は、現在共有されて使用中のデータファイルがどの端末
装置において使用されているのか、一瞥して確認するこ
とができる。
【0097】また、請求項11に係る発明のデータアク
セス制御方法では、請求項7乃至10の何れかに記載の
発明の効果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記
データファイルに対して当該データファイルを使用する
利用者の識別情報に基づいて、所定の文字列を作成して
付加することができる。従って、各端末の利用者は、現
在共有されて使用中のデータファイルがどの利用者によ
って使用されているのか、一瞥して確認することができ
る。
【0098】また、請求項12に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、監視ステップにおいて、端末
装置で使用されるデータファイルが現在使用中か否かの
使用状況が監視され、データファイルが使用されると監
視ステップにおいて検知された場合に、ファイル名記憶
ステップにおいてデータファイルの名称が記憶され、フ
ァイル名変更ステップにおいて、データファイルの名称
が所定の文字列を付加した名称に変更され、データファ
イルの使用が終了したと監視ステップにおいて検知され
た場合に、ファイル名復元ステップにおいて、変更され
たデータファイルの名称が記憶されたデータファイルの
名称に変更される。従って、端末装置の利用者は、現在
使用中のデータファイルがどれであるのかを一瞥して確
認することができるので、このデータファイルに対する
人為的な誤操作を軽減することができる。
【0099】また、請求項13に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項12に記載の発明の効
果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データフ
ァイルに対して利用者の行う作業内容に基づいて、所定
の文字列を作成して付加することができる。従って、端
末装置の利用者は、現在使用中のデータファイルに対し
て行われている作業の内容が何であるのか、一瞥して確
認することができる。
【0100】また、請求項14に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項12又は13に記載の
発明の効果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記
データファイルに対して利用者の使用するアプリケーシ
ョンに基づいて、所定の文字列を作成して付加すること
ができる。従って、端末装置の利用者は、現在使用中の
データファイルがどのアプリケーションで使用されてい
るのか、一瞥して確認することができる。
【0101】また、請求項15に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項12乃至14の何れか
に記載の発明の効果に加え、前記データファイルはネッ
トワークを介して共有されているので、他の端末装置の
利用者も利用することができる。従って、他の端末装置
の利用者も、現在共有されて使用中のデータファイルが
どれであるのかを一瞥して確認することができるので、
このデータファイルに対する人為的な誤操作を軽減する
ことができる。
【0102】また、請求項16に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項12乃至15の何れか
に記載の発明の効果に加え、ファイル名変更ステップで
は、前記データファイルに対して利用者の操作する端末
装置のネットワーク上での識別情報に基づいて、所定の
文字列を作成して付加することができる。従って、各端
末の利用者は、現在共有されて使用中のデータファイル
がどの端末装置において使用されているのか、一瞥して
確認することができる。
【0103】また、請求項17に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項12乃至16の何れか
に記載の発明の効果に加え、ファイル名変更ステップで
は、前記データファイルに対して当該データファイルを
使用する利用者の識別情報に基づいて、所定の文字列を
作成して付加することができる。従って、各端末の利用
者は、現在共有されて使用中のデータファイルがどの利
用者によって使用されているのか、一瞥して確認するこ
とができる。
【0104】また、請求項18に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、監視ステップにおいて、ネッ
トワークを介して接続した端末装置に記憶され共有され
たデータファイルが現在使用中か否かの使用状況が監視
され、データファイルが使用されると監視ステップにお
いて検知された場合に、ファイル名記憶ステップにおい
てデータファイルの名称が記憶され、ファイル名変更ス
テップにおいて、データファイルの名称が所定の文字列
を付加した名称に変更され、データファイルの使用が終
了したと監視ステップにおいて検知された場合に、ファ
イル名復元ステップにおいて、変更されたデータファイ
ルの名称が記憶されたデータファイルの名称に変更され
る。従って、各端末装置の利用者は、現在共有されて使
用中のデータファイルがどれであるのかを一瞥して確認
することができるので、このデータファイルに対する人
為的な誤操作を軽減することができる。
【0105】また、請求項19に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項18に記載の発明の効
果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記データフ
ァイルに対して利用者の行う作業内容に基づいて、所定
の文字列を作成して付加することができる。従って、各
端末装置の利用者は、現在共有されて使用中のデータフ
ァイルに対して行われている作業の内容が何であるの
か、一瞥して確認することができる。
【0106】また、請求項20に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項18又は19に記載の
発明の効果に加え、ファイル名変更ステップでは、前記
データファイルに対して利用者の使用するアプリケーシ
ョンに基づいて、所定の文字列を作成して付加すること
ができる。従って、各端末装置の利用者は、現在共有さ
れて使用中のデータファイルがどのアプリケーションで
使用されているのか、一瞥して確認することができる。
【0107】また、請求項21に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項18乃至20の何れか
に記載の発明の効果に加え、ファイル名変更ステップで
は、前記データファイルに対して利用者の操作する端末
装置のネットワーク上での識別情報に基づいて、所定の
文字列を作成して付加することができる。従って、各端
末の利用者は、現在共有されて使用中のデータファイル
がどの端末装置において使用されているのか、一瞥して
確認することができる。
【0108】また、請求項22に係る発明のデータアク
セス制御プログラムでは、請求項18乃至21の何れか
に記載の発明の効果に加え、ファイル名変更ステップで
は、前記データファイルに対して当該データファイルを
使用する利用者の識別情報に基づいて、所定の文字列を
作成して付加することができる従って、各端末の利用者
は、現在共有されて使用中のデータファイルがどの利用
者によって使用されているのか、一瞥して確認すること
ができる。
【0109】また、請求項23に係る発明のデータアク
セス制御プログラムを記憶したコンピュータ読みとり可
能な記録媒体では、請求項12乃至22の何れかに記載
のデータアクセス制御プログラムがコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記憶されているので、データアクセ
ス制御プログラムを簡便に配布し、実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、データファイルの共有を行うコンピュ
ータのネットワーク構成を示す図である。
【図2】図2は、サーバ2の機器構成を示すブロック図
である。
【図3】図3は、HDD21の記憶エリアの構成を示す
図である。
【図4】図4は、データ記憶エリア21dの概念図であ
る。
【図5】図5は、クライアント3の機器構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図6は、HDD41の記憶エリアの構成を示す
図である。
【図7】図7は、ファイル一覧表示画面55aを示す図
である。
【図8】図8は、ファイル一覧表示画面55bを示す図
である。
【図9】図9は、ファイル一覧表示画面56を示す図で
ある。
【図10】図10は、第1の実施の形態による、クライ
アント3におけるデータアクセス制御のフローチャート
である。
【図11】図11は、第1の実施の形態による、サーバ
2におけるデータアクセス制御のフローチャートであ
る。
【図12】図12は、第2の実施の形態による、クライ
アント3におけるデータアクセス制御のフローチャート
である。
【図13】図13は、第2の実施の形態による、サーバ
2におけるデータアクセス制御のフローチャートであ
る。
【図14】図14は、従来のデータファイルの共有を行
うコンピュータのネットワーク構成を示す図である。
【図15】図15は、HDD105の記憶エリアの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバ 3 クライアント 4 クライアント 10 CPU 12 RAM 20a CD−ROM 21 HDD 21a OS記憶エリア 21b プログラム記憶エリア 21c キャッシュ記憶エリア 21d データ記憶エリア 30 CPU 32 RAM 40a CD−ROM 41 HDD 41a OS記憶エリア 41b プログラム記憶エリア 41c キャッシュ記憶エリア 41d データ記憶エリア 55a ファイル一覧表示画面 55b ファイル一覧表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽飼 直記 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 上田 昌史 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 近藤 真樹 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 5B082 EA09 GA14

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置で使用されるデータファイルが
    現在使用中か否かを表示するためのコンピュータのデー
    タアクセス制御方法であって、 前記データファイルの使用状況を監視する監視ステップ
    と、 当該監視ステップにおいて前記データファイルが使用さ
    れると検知した場合に前記データファイルの名称を記憶
    するファイル名記憶ステップと、 前記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した
    名称に変更するファイル名変更ステップと、 前記監視ステップにおいて前記名称の変更されたデータ
    ファイルの使用が終了したと検知した場合に、前記変更
    されたデータファイルの名称を前記記憶されたデータフ
    ァイルの名称に変更するファイル名復元ステップとを備
    えたことを特徴とするデータアクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して利用者の行う作業内容に基づい
    て、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴と
    する請求項1に記載のデータアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して利用者の使用するアプリケーシ
    ョンに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータアクセ
    ス制御方法。
  4. 【請求項4】 前記データファイルはネットワークを介
    して共有されていることを特徴とした請求項1乃至3の
    何れかに記載のデータアクセス制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して利用者の操作する端末装置のネ
    ットワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文字
    列を作成して付加することを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載のデータアクセス制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して当該データファイルを使用する
    利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作成
    して付加することを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載のデータアクセス制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して接続した端末装置
    に記憶され共有されたデータファイルが現在使用中か否
    かを表示するためのコンピュータのデータアクセス制御
    方法であって、 前記データファイルの使用状況を監視する監視ステップ
    と、 当該監視ステップにおいて前記データファイルが使用さ
    れると検知した場合に前記データファイルの名称を記憶
    するファイル名記憶ステップと、 前記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した
    名称に変更するファイル名変更ステップと、 前記監視ステップにおいて前記名称の変更されたデータ
    ファイルの使用が終了したと検知した場合に、前記変更
    されたデータファイルの名称を前記記憶されたデータフ
    ァイルの名称に変更するファイル名復元ステップとを備
    えたことを特徴とするデータアクセス制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して利用者の行う作業内容に基づい
    て、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴と
    する請求項7に記載のデータアクセス制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ファイル名変更ステップでは、前記
    データファイルに対して利用者の使用するアプリケーシ
    ョンに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のデータアクセ
    ス制御方法。
  10. 【請求項10】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の操作する端末装置の
    ネットワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文
    字列を作成して付加することを特徴とする請求項7乃至
    9の何れかに記載のデータアクセス制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して当該データファイルを使用す
    る利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作
    成して付加することを特徴とする請求項7乃至10の何
    れかに記載のデータアクセス制御方法。
  12. 【請求項12】 端末装置で使用されるデータファイル
    が現在使用中か否かを表示するためのコンピュータのデ
    ータアクセス制御プログラムであって、 前記データファイルの使用状況を監視する監視ステップ
    と、 当該監視ステップにおいて前記データファイルが使用さ
    れると検知した場合に前記データファイルの名称を記憶
    するファイル名記憶ステップと、 前記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した
    名称に変更するファイル名変更ステップと、 前記監視ステップにおいて前記名称の変更されたデータ
    ファイルの使用が終了したと検知した場合に、前記変更
    されたデータファイルの名称を前記記憶されたデータフ
    ァイルの名称に変更するファイル名復元ステップとをコ
    ンピュータに実行させることを特徴とするデータアクセ
    ス制御プログラム。
  13. 【請求項13】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の行う作業内容に基づ
    いて、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴
    とする請求項12に記載のデータアクセス制御プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の使用するアプリケー
    ションに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加す
    ることを特徴とする請求項12又は13に記載のデータ
    アクセス制御プログラム。
  15. 【請求項15】 前記データファイルはネットワークを
    介して共有されていることを特徴とした請求項12乃至
    14の何れかに記載のデータアクセス制御プログラム。
  16. 【請求項16】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の操作する端末装置の
    ネットワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文
    字列を作成して付加することを特徴とする請求項12乃
    至15の何れかに記載のデータアクセス制御プログラ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して当該データファイルを使用す
    る利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作
    成して付加することを特徴とする請求項12乃至16の
    何れかに記載のデータアクセス制御プログラム。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して接続した端末装
    置に記憶され共有されたデータファイルが現在使用中か
    否かを表示するためのコンピュータのデータアクセス制
    御プログラムであって、 前記データファイルの使用状況を監視する監視ステップ
    と、 当該監視ステップにおいて前記データファイルが使用さ
    れると検知した場合に前記データファイルの名称を記憶
    するファイル名記憶ステップと、 前記データファイルの名称を、所定の文字列を付加した
    名称に変更するファイル名変更ステップと、 前記監視ステップにおいて前記名称の変更されたデータ
    ファイルの使用が終了したと検知した場合に、前記変更
    されたデータファイルの名称を前記記憶されたデータフ
    ァイルの名称に変更するファイル名復元ステップとをコ
    ンピュータに実行させることを特徴とするデータアクセ
    ス制御プログラム。
  19. 【請求項19】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の行う作業内容に基づ
    いて、前記所定の文字列を作成して付加することを特徴
    とする請求項18に記載のデータアクセス制御プログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の使用するアプリケー
    ションに基づいて、前記所定の文字列を作成して付加す
    ることを特徴とする請求項18又は19に記載のデータ
    アクセス制御プログラム。
  21. 【請求項21】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して利用者の操作する端末装置の
    ネットワーク上での識別情報に基づいて、前記所定の文
    字列を作成して付加することを特徴とする請求項18乃
    至20の何れかに記載のデータアクセス制御プログラ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記ファイル名変更ステップでは、前
    記データファイルに対して当該データファイルを使用す
    る利用者の識別情報に基づいて、前記所定の文字列を作
    成して付加することを特徴とする請求項18乃至21の
    何れかに記載のデータアクセス制御プログラム。
  23. 【請求項23】 請求項12乃至22の何れかに記載の
    コンピュータのデータアクセス制御プログラムを記憶し
    たコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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Cited By (4)

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JP2008299651A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sky Kk ネットワーク管理システム及びネットワーク管理用プログラム
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