JP6156684B2 - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、カップ部を有する衣類に関する。
従来、ブラジャー等のカップ部を有する衣類には、バストを持ち上げてバストのシルエットを整えるために、カップ部の肌側にパッドまたはサポート部材等が設けられているものがある。例えば、特許文献1では、カップ部の肌側に、前中心側から下側を経て脇側にかけて配置された伸縮性を有するサポート部材を備え、前記サポート部材の脇側の上縁部は肩ストラップでつり上げられる構造をなしており、前記サポート部材の下縁部は、前記カップ部の脇側部分と前中心側部分でカップワイヤ部にそれぞれ取り付けられ、これらに挟まれた中間部分でカップワイヤ部およびカップ部の双方より遊離しているカップ付き女性用衣類が提案されている。
特許第4510594号公報
しかし、前記特許文献1の衣類を含む従来のカップ部を有する衣類は、バストを下から押すことで、バストを持ち上げようとするものであった。そのため、前記従来の衣類では、前記サポート部材等のバストを持ち上げる部材によって押される部分のバストが変形するのみであり、バスト全体を高い位置に持ち上げることが困難であるという問題があった。特に、加齢によって下垂が進んだバストは、バストが削げて上胸にボリュームがなく、下から押し上げたとしても上胸にはボリュームが出にくいという特徴があるため、前記問題が顕著に表れる。
そこで、本発明は、バスト全体を高く持ち上げ、バストの造形性を高めることができるカップ部を有する衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のカップ部を有する衣類は、
一対のカップ部およびバック部を含み、
前記バック部は、前記一対のカップ部の脇側に取り付けられ、
前記カップ部は、前記カップ部肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間に上バスト保持部を含み、
前記上バスト保持部は、バストトップよりも脇側斜め上方に位置する上バスト領域の少なくとも一部を覆うように形成され、前記一部に押圧力を作用させることを特徴とする。
本発明のカップ部を有する衣類は、上記のような構成であるため、バスト全体を高く持ち上げ、バストの造形性を高めることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態のブラジャー100を示す斜視図である。 図2(a)は、前記第1の実施形態のブラジャー100の上バスト保持部を示す図である。図2(b)は、前記上バスト保持部のその他の例を示す図である。 図3は、前記第1の実施形態のブラジャー100のカップ部を図1におけるI−I方向に見た断面図である。 図4は、上バスト保持部の作用を説明する図である。 図5は、前記第1の実施形態のブラジャー100のカップ部を肌側から見た図である。 図6は、肩ストラップの作用を説明する図である。 図7(a)〜(c)は、前記第1の実施形態のブラジャー100の好ましい着用の仕方を説明するための図である。 図8(a)および図8(b)は、前記第1の実施形態のブラジャー100のその他の例を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施形態のブラジャー200を示す斜視図である。 図10は、前記第2の実施形態のブラジャー200のカップ部を図9におけるIII−III方向に見た断面図である。 図11は、本発明の第3の実施形態のブラジャー300を示す斜視図である。 図12は、本発明の第4の実施形態のブラジャー400を示す斜視図である。 図13は、前記第4の実施形態のブラジャー400の上バスト保持部を示す図である。 図14は、前記第4の実施形態のブラジャー400のカップ部を図12におけるIV−IV方向に見た断面図である。 図15(a)および図15(b)は、前記第4の実施形態における上バスト保持部の作用を説明する図である。 図16(a)および図16(b)は、前記第4の実施形態のその他の例を示す図である。 図17(a)は、本発明の第5の実施形態のブラキャミソール500を示す斜視図であり、図17(b)は、本発明の第6の実施形態のブラキャミソール600を示す斜視図である。 図18(a)および図18(b)は、着用評価におけるバストの形状を示す図である。 図19(a)〜(d)は、着用評価におけるバストの形状を示す図である。 図20(a)および図20(b)は、20代の下垂していないバストと、40代〜50代の下垂したバストとを比較する図である。 図21(a)および図21(b)は、水中におけるバストのシルエットに近づけるための方法について説明する図である。 図22は、身体におけるランゲルラインを模式的に示す図である。
本発明者等は、バスト全体を高い位置に持ち上げるため、鋭意研究を行った。図20に、20代の下垂していないバストと、40代〜50代の下垂したバストとを比較する図を示す。図20(a)は、下垂していないバストのヌードの状態を示す図である。また、図20(b)は、下垂したバストを示す図であり、(b)のうち、(b−1)はヌードの状態を示し、(b−2)はブラジャーを着用した状態を示し、(b−3)は水中での状態を示す。(b―2)で着用しているブラジャーは、従来のバストを押し上げる機能を有するブラジャーである。各図において、上段は、バストを正面から見た状態であり、下段は、バストを側方向から見た状態である。図中に二点鎖線で示す線は、第3肋骨の位置を示す。また、図中の破線は、バストの位置の比較のために付加している。
まず、ヌードの状態について比較すると、図20(a)では、バストのボリュームが高い位置にあり、第3肋骨付近より上からなだらかに膨らみがあるのに対し、図20(b−1)では、バストのボリュームが低い位置に下がり、バスト上部(以下「上胸」ともいう。)のボリュームが削げていることがわかる。また、(b−1)は、(a)と比べてバストの付き位置が低いことがわかる。次に、(b−2)について見ると、ブラジャーを着用することによって、ヌードの状態(b−1)と比べてバストに丸みが出ているが、(a)と比較すると、上胸にボリュームが出ていない。また、バストの付き位置も低いままである。これにより、従来のブラジャーを着用しても、バスト全体を持ち上げることができていないことがわかる。
これに対し、図20(b−3)について見ると、水中では、バスト全体が持ち上がり、上胸にボリュームが出るとともに、バストの付き位置も高くなって、図20(a)のシルエットに近くなっていることがわかる。このように、本発明者等は、水中に入ると、下垂したバストでも20代の下垂していないバストのシルエットに近づくことを発見し、下垂したバストを水中におけるシルエットに近づける方法について鋭意検討を行った。
そこで、本発明者等は、図22に示すバスト周辺のランゲルライン(皮膚割線)の構成に着目した。図22左側に円で囲んで示すように、バストの前中心側から延びるランゲルラインと脇側から延びるランゲルラインとが合流する部分があることが判る。本発明者等は、試行錯誤を繰り返す中で、前記合流部分周辺の皮膚を上方に押し上げることによって、バスト全体(図22右側に破線で囲んで示す部分)を上方に持ち上げる効果が得られるという知見を得た。
ここで、図21に、水中におけるバストのシルエットに近づけるための方法について説明する図を示す。図21(a)および図21(b)では、図20で示した下垂したバストに対し、3cm四方の格子状のラインを描いている。各図において、上段は、バストを正面側から見た状態を示す斜視図であり、下段は、バストを側方向から見た状態である。まず、図21(a)に示すように、従来の下から押し上げる方法でバストを押し上げた場合、押し上げられた部分(図中において二点鎖線で囲む部分)のみバストの形が大きく変形し、上バスト側は前記の押し上げられた部分の上方部分とその周辺にだけバストの膨らみが形成され、効果的にバスト全体を造形することはできていない。これに対し、図21(b)に示すように、バスト上部を上方向に引き上げると、バスト全体が持ち上がり、高い位置にボリュームを移動させることができた。そして、本発明者等の研究の結果、バスト上部の中でも、特に、バストトップを通る第1仮想垂線αと、第1仮想垂線αの脇側3cmの位置を通り第1仮想垂線αと並行を成す第2仮想垂線βと、バストトップ上方を通り、バストトップまでの距離が3cmである第1仮想水平線α´と、第1仮想水平線α´の上方3cmの位置を通る第2仮想水平線β´とによって囲まれた領域(図21(b)中に斜線で示す領域Y)の少なくとも一部に上方向の力をかけることによって、効果的にバスト全体を持ち上げることができることが判明した。この領域Yは、図22左側に示すランゲルラインの合流部分周辺に該当する。
また、本発明者等は、上記の知見を基に、第1仮想水平線α´の位置をバストトップの上方位置2cmに設定し、第2仮想水平線β´の位置を第1仮想水平線α´の上方4cmとし、第1仮想垂線α、第2仮想垂線βについては上記と同様とした領域Y´についても、検討を行ったところ、上記と同様にバスト全体を持ち上げる効果が得られることが判明した。この領域Y´も図22左側に示すランゲルラインの合流部周辺に該当する。
以上により、本発明者等は、バスト上部に直接、上向きの力を付加することによって、バスト全体を高く持ち上げることが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
以下、本発明のカップ部を有する衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。なお、下記図1〜図22において、同一部分には同一の符号を付している。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態としてブラジャー100を示す。図1は、ブラジャー100の斜視図である。
本実施形態のブラジャー100は、一対のカップ部101およびバック部103を含んだ、いわゆる3/4カップタイプのブラジャーである。本実施形態において、一対のカップ部101の下縁には、一対のカップ支持部102が取り付けられ、バック部103は、カップ支持部102の脇側に取り付けられている。本実施形態において、カップ支持部102には、ワイヤー(図示せず)が設けられている。そして、カップ支持部の下縁には、土台部110が設けられている。また、本実施形態において、ブラジャー100は、さらに一対の肩ストラップ104を備えている。本実施形態のブラジャー100のカップ部101は、非着用状態においてカップ形状を保持できるように張りを有する素材によって形成されている。ここで、張りを有する素材としては、不織布または伸び難いウレタン素材等が挙げられる。
本発明において、カップ部101は、カップ部101肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間に、上バスト保持部105を含む。上バスト保持部105は、バストトップよりも脇側斜め上方に位置する上バスト領域の少なくとも一部を覆うように形成され、前記一部に押圧力を作用させる。ここで、「上バスト」とは、バストトップよりも上側のバスト部分をいう。本実施形態では、上バスト保持部105は、伸縮性を有する。
図2に、上バスト保持部105の図を示す。図2に示すように、本実施形態において、上バスト保持部105は、上辺Lおよび下辺Mを有する。ここで、「上」「下」とは、着用状態における上下方向をいう。そして、本実施形態では、上バスト保持部105は、その上辺L側と下辺M側のうち、下辺Mの少なくとも一部がカップ部101から離間(遊離)するようにカップ部101肌側に取り付けられており、下辺M側の方がカップ部101方向(すなわち、カップ部の肌側面に接近する方向)に変位し易くなっている。本実施形態では、図2(a)に示すように、上バスト保持部105の上下辺L、Mは、カップ部101の湾曲に対応して弧状を呈している。ただし、本発明において、上バスト保持部はこれに限られず、例えば、図2(b)に示すように、カップ部101の湾曲が少ない場合またはカップ部の仕様等に応じて、上下辺L、Mの少なくとも一方を直線状に形成するようにしてもよい。この場合において、当て布等の部材を下辺側で折り返して折り返し部分が下辺Mとなるように上バスト保持部を構成することによって、下辺M側部分の肌触りを良好なものとしてもよい。
以下に、上バスト保持部の配置の仕方について、具体的に説明する。図3に、本実施形態のブラジャー100のカップ部101を、図1におけるI−I方向に見た断面図を示す。図3に示すように、本実施形態において、上バスト保持部105の上辺Lは、カップ部101の上辺に取り付けられ、上バスト保持部105の下辺Mは、カップ部101から一定の距離Gをおいて遊離するように配置されている。これにより、着用時にカップ部101にバストを挿入した際、バストに上バスト保持部105が密着する。そして、図3に示すように、距離Gは上バスト保持部105の上辺Lから下辺Mに向かうにつれて大きくなるため、上辺L側は、カップ部101方向に押しても動きにくいのに対し、下辺M側は、カップ部101方向に変位しやすくなる。なお、本実施形態において、上バスト保持部105の上辺Lは、縫着によりカップ部101の上辺へ取り付けられている。ただし、本発明はこれに限られず、前記上辺Lのカップ部への取り付け方は、特に制限されない。
このように、本実施形態のようにカップ部が非着用状態においてカップ形状を保持できるように張りを有する素材によって形成されている場合、上バスト保持部105の上辺Lがカップ部101の上辺に取り付けられ、上バスト保持部105の下辺Mが、カップ部101から一定の距離をおいて遊離するように配置されることで、着用時に上バスト保持部がバストに密着する。なお、前述のように、本実施形態のブラジャー100は3/4カップタイプのブラジャーであるところ、3/4カップタイプのブラジャーの場合、一般的に、カップ部は、本実施形態のように非着用状態においてカップ形状を保持できるように張りを有する素材によって形成されていることが多い。
一方、カップ部が、例えばストレッチレース等の伸縮性を有する素材によって形成されている場合は、上バスト保持部は、上記と同様に配置してもよいが、これに限られず、上バスト保持部の下辺が、カップ部から一定の距離をおいて遊離せずにカップ部に沿うように配置されていてもよい。カップ部が伸縮性を有する素材によって形成されている場合については、後述する。
図4に、本実施形態における上バスト保持部の作用を説明する図を示す。図4は、着用時のカップ部101を、図1におけるI−I方向に見た断面図である。図4に示すように、着用時にバストWをカップ部101に挿入した際、前述のとおり上バスト保持部105がカップ部101の肌側にあり、かつ、上辺Lがカップ部101の上辺に固着され、下辺Mがカップ部101から一定の距離Gをおいて遊離していることにより、上バスト保持部105がバストWに押され、上バスト保持部105がバストWに密着する。これにより、バストWの上バスト保持部105が密着する部分に押圧力が作用する。また、本実施形態では、上バスト保持部105は伸縮性を有するため、バストWに押されて伸びることによって元に戻ろうとする復元力が生じ、この復元力は、バストWを体側に押し込む前記押圧力としてバストに作用する。なお、本実施形態では、図3に示すように、距離Gが上バスト保持部105の上辺L側よりも下辺M側の方が長くなるため、下辺M側の方がカップ部101方向に変位し易い。一方、下辺Mは、カップ部101に縫着されていないため、着用状態で発生するバストWを体側に押し込む押圧力は中央部分が最も大きく上下辺側に向かうにつれて小さくなる。
ここで、本実施形態のブラジャー100の好ましい着用の仕方を説明する。まず、図7(a)は、一般的なブラジャーの装着方法を説明する図である。図7(a)(i)および(ii)に示すように、ヌード状態からブラジャーを着用する際には、一旦、前屈みの姿勢を取りつつ、左右のバック部を背中部分で連結し、且つ、左右のバストをカップ部内に手で整えながら収納する。なお、この動作について、バストをカップ部内に「入れ込む」と表現することもある。そして、バストの入れ込み作業が完了してから立位姿勢に戻り(図7(a)(iii)参照)、ブラジャーの着用動作が完了する。
図7(b)は、従来のブラジャーにバストを上記のように入れ込む動作を行う際の、バストおよびカップ部の様子を模式的に示すものである。一方、図7(c)は、本実施形態に係るブラジャー100のカップ部内にバストを入れ込む際の様子を模式的に示すものである。図7(b)(ii)に示すように、従来のブラジャーを着用する際には、前屈みの姿勢でカップ部内にバストを入れ込む動作を行う際には上バスト部分(図中に星印で示す部分)とカップ部の上辺部分は密着していないため、立位姿勢に戻るとともに離間する(図7(b)(iii)参照)。
これに対し、本実施形態に係るブラジャー100では、図7(c)(ii)に示すように、バストをカップ部内に入れ込む際に、バスト上部が上バスト保持部105に密着する。このように前屈みの姿勢となることで、上バスト保持部105が接する上胸部分はヌード状態よりもバストボリュームが大きくなっており、上バスト保持部105が上胸部分のバストボリュームにやや食い込むようにして密着する。この際、上バスト保持部105がバストを押し込む力は、上記にて説明したように、中央部分が最も大きい。そして、この状態で立位姿勢に戻ると、上バスト保持部105がバスト上部に押圧しつつ密着しているため(図7(c)(iii)参照)、上記の前屈みの姿勢となった際のバストアップした状態がバスト上部で維持され、上胸にボリュームのある状態を作り出すことができる。このため、本実施形態に係るブラジャー100を着用する際には、上記の前屈みの姿勢となる際に上半身が略水平に近くなる程度まで深く前屈みとなることによって、上胸にしっかりとボリュームのある状態を作り出すことができる。なお、上半身が約30〜45度前後前傾する程度に浅目に前屈みとなることによっても、上胸にボリュームのある状態を作り出すことは可能であるが、ボリューム感をしっかり出したい場合には、上記のように深く前屈みとなって入れ込み動作を行うことが好適である。また、本実施形態では、前屈みとなってバストの入れ込み動作を行う例を挙げているが、例えば、前屈みにならず、手でバストを持ち上げて上胸部分にボリュームがある状態としつつブラジャー100を着用するようにしても、上記のように入れ込み動作を行った場合と同様の効果が得られる。このように、本発明のブラジャー100によれば、上記のように前屈みの姿勢となったときのバストアップした状態を立位姿勢において維持できるため、下垂したバストであっても上胸部分にボリュームのある状態にバストを造形することができる。
本実施形態において、上バスト保持部105は、着用状態において、バストトップを通る第1仮想垂線と、前記第1仮想垂線の脇側3cmの位置を通り前記第1仮想垂線と並行を成す第2仮想垂線と、バストトップ上方を通り、バストトップまでの距離が3cmである第1仮想水平線と、前記第1仮想水平線の上方3cmの位置を通る第2仮想水平線とによって囲まれたバストの領域(図21(b)において斜線で示す領域Y)を押圧するように形成されている。本実施形態において、図1に二点鎖線で四角に囲む位置Xが、前記領域Yに接し、押圧する部分である。前述のとおり、前記領域Yの少なくとも一部を引き上げると、効果的にバスト全体を持ち上げることができる。したがって、この領域Yに接する位置Xに上バスト保持部を配置することにより、上バスト保持部によって前記領域Yの少なくとも一部を引き上げることができるため、バスト全体を効果的に持ち上げることができる。すなわち、着用状態において、上バスト保持部105が前記領域Yの少なくとも一部を押圧しつつ密着することで、バスト全体が持ち上がった状態をバスト上部で効果的に維持することができる。ただし、本発明はこれに限られず、上バスト保持部は、カップ部肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間に、バストトップよりも脇側斜め上方の上バスト領域の少なくとも一部を覆うように配置されていればよい。
なお、本実施形態では、上バスト保持部105がバストを押圧する領域を前記領域Yの一部とする例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、第1仮想水平線α´の位置をバストトップの上方2cmに設定し、第2仮想水平線β´の位置を第1仮想水平線α´の上方4cmとし、第1仮想垂線α、第2仮想垂線βについては上記の領域Yと同様とする領域Y´の少なくとも一部を上バスト保持部が押圧するように位置Xを設定してもよい。この場合にも本実施形態に係るブラジャー100と同様の効果を得ることができる。なお、領域Yと領域Y´のうち、いずれの領域を押圧するように上バスト保持部を設けるかは、例えば、ブラジャーのカップ形状等の商品の仕様を踏まえ、適宜選択すればよい。
本実施形態において、上バスト保持部105は、伸縮性の素材で形成されている。前記伸縮性の素材としては、例えば、パワーネット等の目の粗い素材、その他の伸縮性素材、端始末が不要である、いわゆるフリーカット素材等があげられる。図5に、カップ部101を肌側から見た図を示す。上バスト保持部105は、伸縮性の素材で形成されているため、図5に示すように、上バスト保持部105がバストに押されて伸びる。そして、上バスト保持部105が伸びると、もとに戻ろうとする復元力が生じ、その復元力によって、上バスト保持部105の一つ一つの編み目部分または生地表面の起伏がバストを掴むようにして保持し、全体としてバストをしっかりと保持することができる。また、上バスト保持部の組織等を部分的に変化させることによって、上バスト保持部の伸縮性を位置ごとに変化させてもよい。例えば、前記位置Xに該当する部分については、伸縮性を大きくし、その他の部分については、前記位置Xよりも伸縮性を低くしていてもよい。ただし、本発明において、上バスト保持部は、前述のように上バスト領域の少なくとも一部を押圧するように形成されていればよく、伸縮性の素材で形成されていなくてもよい。
本発明において、上バスト保持部は、メッシュ状部材であることが好ましい。これにより、上バスト保持部とバストとの間に摩擦抵抗力が生じ、上バスト保持部が滑りにくくなるため、より効果的にバストボリュームを高い位置で維持することができる。
本実施形態において、上バスト保持部105は、バストトップを覆うように配置され、下辺Mはカップ部101に縫着されていないため、下辺Mと上辺Lとの中間に位置する部分でのバストを押圧する力が最も大きくなる。図1、図3および図4において、Tで示す部分は、カップ部101におけるバストトップ位置である。これにより、上バスト保持部105が均等にバストを押圧する場合よりも、大きな押圧力をバストに作用させることができるため、バストアップした状態をより長時間維持し易くなる。ただし、本発明はこれに限られず、上バスト保持部は、カップ部肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間に、バストトップよりも脇側斜め上方の上バスト領域の少なくとも一部を覆うように配置されていればよいことは、前述のとおりである。本実施形態において、下辺Mとカップ部との間の距離Gは、例えば、0.5cm〜3cmの範囲に設定されていることが好ましく、より好ましくは1〜2cmの範囲である。
本発明において、上バスト保持部の上下方向の幅は、特に制限されないが、下辺がバストトップを覆う位置であることが好ましい。より好ましくは、上バスト保持部の下辺が、バストトップを完全に覆うように形成されていれば、バストをしっかりと保持できる。
本実施形態のブラジャー100によれば、例えば、第3肋骨付近にまで膨らみを出すことができる。第3肋骨付近に膨らみが出ると、豊かで若々しいバストシルエットとなる。なお、本実施形態において、ブラジャー100は、前述のとおり、肩ストラップ104を有している。これにより、図6に白抜き矢印で示すように、肩ストラップ104の引き上げ力によって上バスト保持部105とバストとの密着性を高め、長時間着崩れ難くすることができる。ただし、本発明において、肩ストラップは必須の構成要素ではない。本発明は、肩ストラップが着脱可能に取り付けられた、ストラップレスタイプのブラジャーにも適用できる。
本発明は、パッドと合わせて使用してもよい。この場合、パッドの装着の仕方は特に制限されず、従来と同様の方法を用いることができる。図8に、本実施形態のブラジャー100をパッド106と合わせて使用する場合の一例を示す。図8(a)は、本例の斜視図であり、図8(b)は、図8(a)におけるII−II方向に見たカップ部101の断面図である。本例において、パッド106は、カップ部101の肌側に設けられたポケット107に挿入されている。このように、パッドと合わせて本発明を使用することにより、上バスト部分にボリュームが形成された状態を維持しつつ、バストをパッドによって下から支えることもできるため、より効果的にバストを持ち上げることができる。
本実施形態のブラジャーでは、バック部103の連結係止部として、ホック(例えば、フック・アンド・アイ(鈎ホック))を使用することができるが、他の種類の係止具を使用してもよい。また、バック部103が連結係止部を有していなくてもよい。例えば、本発明は、連結係止部を前中心に設けてフロントホックタイプとしてもよい。また、本発明は、連結係止部がないタイプ、バック部を結んで係止するタイプであってもよい。
前記連結係止部としては、ホック(例えば、フック・アンド・アイ(鈎ホック))、グリッパー、ボタン、紐、面ファスナーなどを、デザインまたは用途に応じて適宜選択して使用することができる。なお、上記のフック・アンド・アイ、グリッパーまたはボタンを用いる場合には、複数の留め位置を予め設けておくことにより、締め付け具合を微調整できるようにしておくことも好ましい。なお、上記以外の他の種類の係止具を使用してもよい。
本実施形態においては、肩ストラップ104の一端がカップ部101に直接取り付けられ、肩ストラップ104の他端が係止具108Aによってバック部103の上辺部に取り付けられている。また、肩ストラップ104には、長さ調節具108Bが取り付けられている。肩ストラップ104のバック部103の上辺部への取り付け方は、肩ストラップ104の他端を係止具108Aに通し、反転させて、長さ調節具108Bに導入する。前記係止具としては、例えば、円環、Z環、エイト環等を使用することができる。また、前記長さ調節具としては、例えば、エイト環、円環等を使用することができる。なお、肩ストラップ104の一端は、係止具によってカップ部101の上部に取り付けられてもよいし、肩ストラップの他端は、バック部103の上辺部に直接固着されても良い。また、肩ストラップ104の態様はこれに限定されず、例えば、前記一対のカップ部101の上部同士を互いに繋ぐように取り付けられている、いわゆる「ホルターネック」タイプであってもよい。肩ストラップ104の取り付け位置は、カップ部101の形状またはブラジャーのデザインによって適宜決定することができる。肩ストラップ104は、カップ部101を肩から吊り下げるものであれば特に制限されない。肩ストラップ104は、紐または布テープであってもよいし、タンクトップのような幅の広い、いわゆるラウンドタイプのストラップであってもよい。肩ストラップ104の態様は、一対のカップ部101に対応して一対の肩ストラップ104をそれぞれカップ部101上部とバック部103に取り付ける態様に限定されず、例えば、スポーツタイプのブラジャーの肩ストラップのように、背中側で2本の肩ストラップ104が一体となりバック部103に取り付けられる態様であってもよい。
本実施形態において、肩ストラップ104は、上バスト保持部105の脇側部分に連結されている。なお、本発明において、肩ストラップの連結位置はこれに限られず、本実施形態のように3/4カップタイプのブラジャーである場合、上バスト保持部よりも脇側の位置に肩ストラップが連結されていてもよい。
本実施形態では、ブラジャー100は、土台部110を介して、左右のカップ支持部102が連結されるとともに、カップ支持部102とバック部103とが連結されている例をあげて説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、土台部110を備えない、いわゆるメガネタイプのブラジャーとしてもよい。より具体的には、バック部103がカップ支持部102に直接連結されるように前方へ延び、左右のカップ支持部102の前中心側部分同士を連結する連結部材を別途備える態様とすることができる。また、本実施形態では、ブラジャー100は、カップ支持部102にワイヤーを有しているが、本発明は、カップ支持部にワイヤーを有しないノンワイヤータイプの衣類にも適用できる。また、例えば、カップ部101の肩ストラップ104との連結位置とカップ支持部102の脇側端部との間のカップ部101の脇側上辺部とも連結するように土台部を形成し、肩ストラップ104を、カップ部101に連結する代わりに、前記の土台部に連結するようにしてもよい。この態様は、例えば、スポーツ用途のブラジャー、または、ブラジャーを内蔵するタイプの衣類等、主としてノンワイヤータイプのカップ付衣類に好適である。
以上、第1の実施形態としては、3/4カップのブラジャーを例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明は、例えば、フルカップまたは1/2カップのブラジャー等にも適用することができる。
(着用客観評価1)
本実施形態のブラジャー100を作製し、着用評価を行った。前記ブラジャー100は、図8に示す例と同様、パッドを有しているタイプとした。また、上バスト保持部105には、メッシュ状のパワーネットを使用した。
図18は、バストサイズが大きいモニター、および、バストサイズが小さいモニターが、前記ブラジャー100および従来品のパッドを有するブラジャーを着用した場合のバストのシルエットを、横方向から赤外線撮影した結果を示す図である。本評価では、バストのシルエットがわかりやすくなるように、ブラジャー100および前記従来品のブラジャーともに、透明のカップ部を使用した。図18において、カップ部は省略している。図18(a)は、バストサイズが大きいモニターの結果であり、図18(b)は、バストサイズが小さいモニターの結果である。そして、図18(a)および(b)において、それぞれ、左側が前記従来品のブラジャーを着用した結果であり、右側が本発明のブラジャー100を着用した結果である。
まず、図18(a)について見ると、バストサイズが大きいモニターの場合、前記従来品のブラジャーを着用した場合は、バスト下部は持ち上がっているものの、バスト上部にはボリュームが出ず削げたままであるのに対し、本実施形態のブラジャー100を着用した場合には、水中でのバスト形状のように上下均等にバストの膨らみが形成されつつ、バスト上部がふっくらと盛り上がったシルエットになっている。また、前記従来品のブラジャーを着用した場合と比較して、本実施形態のブラジャー100を着用した場合には、バストの付き位置が高くなっている。次に、図18(b)について見ると、バストサイズが小さいモニターの場合も、前記従来品のブラジャーを着用した場合はバスト上部が削げたままであるのに対し、本実施形態のブラジャー100を着用した場合には、前記従来品のブラジャーを着用した場合と比較して、図18(a)に示す場合と同様に、水中でのバスト形状のように上下均等にバストの膨らみが形成されつつ、バスト上部がふっくらと盛り上がった状態となっている。また、前記従来品のブラジャーを着用した場合と比較して、本実施形態のブラジャー100を着用した場合には、バストの付き位置が高くなっている。これにより、本実施形態のブラジャー100によれば、バストの大きさに関わらず、バスト全体を高く持ち上げてバスト上部にボリュームを出すことができることがわかった。
(着用客観評価2)
本実施形態のブラジャー100を作製し、着用評価を行った。前記ブラジャー100は、図8に示す例と同様、パッドを有しているタイプとした。また、上バスト保持部105には、メッシュ状のパワーネットを使用した。
図19は、前記ブラジャー100、並びに、従来品のブラジャーAおよびブラジャーBについて、それぞれ、バストサイズC70の同一のモニターが着用し、一日の生活を想定した運動をした後の状態で写真撮影し、モアレ干渉縞による立体的な造型性を等高線で示した結果の図である。前記ブラジャーA、および、前記ブラジャーBは、いずれも下垂したバストを盛り上げる効果を有するブラジャーとして用いられていたものである。図19において、(b)が従来品のブラジャーA、(c)が従来品のブラジャーB、(d)が本実施形態のブラジャー100での結果であり、それぞれ、一段目は正面から撮影した結果、二段目は側方向から撮影した結果、三段目は上方向から撮影した結果、四段目はTシャツを着用した状態で側方向から撮影した結果の図である。また、図19(a)は、同一モニターのヌードの状態を示す図である。図19の一段目に示した二点鎖線は、第3肋骨の位置を示す。また、図19の二段目に示した2本の二点鎖線は、バストトップ位置およびブラジャーの付き位置の比較のために付加しており、矢印は、第3肋骨の位置を示す。また、図19の四段目の二点鎖線は、バストトップ位置の比較のために付加している。
まず、図19の一段目の図について比較すると、本実施形態のブラジャー100着用時には、従来品のブラジャーAおよびB着用時よりも高い位置にバストが持ち上がっていることがわかる。また、本実施形態のブラジャー100着用時には、従来品のブラジャーAおよびB着用時と比べて第3肋骨付近における等高線の間隔が狭くなっており、第3肋骨付近に膨らみがあることがわかる。さらに、本実施形態のブラジャー100着用時には、上胸の脇側における傾斜(削げ)がほとんどないことがわかる。次に、図19の二段目の図について比較すると、従来品のブラジャーAおよびB着用時は、上胸のボリュームが削げているのに対し、本実施形態のブラジャー100着用時には、上胸にボリュームがあることがわかる。そして、本実施形態のブラジャー100着用時には、バストが高く持ち上がり、第3肋骨の位置にまで膨らみが出ていることがわかる。また、本実施形態のブラジャー100着用時は、従来品のブラジャーAおよびB着用時よりもバストトップの位置およびアンダーバストの位置が高くなっている。次に、図19の三段目の図について比較すると、本実施形態のブラジャー100着用時は、従来品のブラジャーAおよびB着用時に劣らず、前方向へ突出したシルエットであることがわかる。次に、図19の四段目の図について比較すると、従来品のブラジャーAおよびB着用時には、上胸のボリュームが削げてバストのボリュームが少なく見えるのに対し、本実施形態のブラジャー100着用時には、上胸がふっくらとした、ボリュームのあるバストシルエットとなっていることがわかる。これにより、本実施形態のブラジャー100によれば、バスト全体を高い位置に持ち上げ、上胸にボリュームのあるバストに造形できることがわかった。また、本実施形態のブラジャー100によれば、上記のように運動を行った後においても他のブラジャーよりもバストトップが高い位置に保たれた状態でバストが造形されており、運動による着崩れが少ないこともわかった。
(着用主観評価)
本実施形態のブラジャー100を作製し、着用評価を行った。前記ブラジャー100は、図8に示す例と同様、パッドを有しているタイプとした。また、上バスト保持部105には、メッシュ状のパワーネットを使用した。モニターは、加齢によるバストの下垂が始まった30代後半〜50代の8名とした。前記モニターのバストサイズは、大が3名、中が2名、小が3名とした。また、比較例として、同じモニター8名に、前記ブラジャーAおよびブラジャーBを着用してもらった。
その結果、ブラジャーAと比較した場合は8名中7名が、ブラジャーBと比較した場合には8名中5名が、本実施形態のブラジャー100の方がよりバストアップしていると回答した。また、ブラジャーAと比較した場合は8名中8名が、ブラジャーBと比較した場合には8名中7名が、本実施形態のブラジャー100の方がなりたい若々しいバストに近いと回答した。また、本実施形態のブラジャー100についてコメントを求めたところ、「ふっくらとボリュームのあるバスト・デコルテのシルエットとなる」、「運動後も、上胸の高い位置に厚みがある」、「バスト自体が引き上げられている」、「バストトップ点が高い」、「バストの付き位置が高い」という回答が得られた。これにより、本実施形態のブラジャー100は、バスト全体を引き上げ、上胸にボリュームを出すことができることが確認できた。
(第2の実施形態)
図9に、本発明の第2の実施形態としてブラジャー200を示す。図9は、ブラジャー200の斜視図である。
図10に、図9におけるIII−III方向に見たカップ部201の断面図を示す。図10に示すように、本実施形態のブラジャー200では、上バスト保持部205が、上バスト保持部205A、および、上バスト保持部205Aよりも幅が広い上バスト保持部205Bの2枚で形成されている。図10に示すように、本実施形態では、上バスト保持部205Bの肌側に、上バスト保持部205Aが重ねて配置されている。本実施形態において、上バスト保持部205Aおよび205Bは、それぞれ、上辺がカップ部201上辺に固着され、下辺はカップ部201から遊離している。その他は、前記第1の実施形態と同様である。このように上バスト保持部205を形成することにより、上バスト保持部205の上辺側が二重となるため、上バスト保持部205の上辺側の押圧力をより高め、よりバストをしっかりと保持することができる。
(第3の実施形態)
図11に、本発明の第3の実施形態としてブラジャー300を示す。図11は、ブラジャー300の斜視図である。
図11に示すように、本実施形態において、上バスト保持部305は、カップ部301の上部全体ではなく、一部に配置されている。本実施形態において、上バスト保持部305は、着用状態でバストトップを通る第1仮想垂線と、前記第1仮想垂線の脇側3cmの位置を通り前記第1仮想垂線と並行を成す第2仮想垂線と、バストトップ上方を通り、バストトップまでの距離が3cmである第1仮想水平線と、前記第1仮想水平線の上方3cmの位置を通る第2仮想水平線とによって囲まれたバストの領域に接する位置Xを含む位置に配置され、かつ、バストトップ上部を跨いで配置されている。また、本実施形態において、上バスト保持部305の左右両側の側辺QおよびRは、カップ部301に固着されている。ここで、「左右」とは、前側から見た左右であっても、後側から見た左右であってもよい。その他は、前記第1の実施形態と同様である。このように、本発明において、上バスト保持部は、カップ部肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間の、バストトップよりも脇側斜め上方の上バスト領域の少なくとも一部を覆うように設けられていればよく、上バスト保持部を配置する領域は、実現したいバストのシルエットまたはデザイン等によって、適宜決定することができる。
なお、本実施形態では、側辺Rがカップ部301の前中心寄り上辺側部分に固着されている例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カップ部301の仕様に応じて、上バスト保持部305の側辺Rをカップ支持部102に連結するようにしてもよい。また、本実施形態では、側辺Qがカップ部301の脇側寄りの上辺側部分に固着されている例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カップ部301の仕様に応じて、上バスト保持部305の側辺Qをカップ支持部102の脇側端部に近接する位置でカップ部301に連結するようにしてもよい。
(第4の実施形態)
図12に、本発明の第4の実施形態としてブラジャー400を示す。図12は、ブラジャー400の斜視図である。本実施形態のブラジャー400は、いわゆるフルカップタイプのブラジャーである。本実施形態のブラジャー400のカップ部401は、例えばストレッチレース等のような伸縮性を有する素材によって形成されている。
図13に、本実施形態における上バスト保持部405の図を示す。図13に示すように、本実施形態における上バスト保持部405は、上辺L1、下辺M1、脇側側辺Q1、および、前中心側側辺R1を有する。
本実施形態における、上バスト保持部405の配置の仕方について説明する。図14に、本実施形態のブラジャー400のカップ部401を、図12におけるIV−IV方向に見た断面図を示す。まず、図12に示すように、上バスト保持部405の上辺L1の前中心側L2は、カップ部401の前中心側上辺に取り付けられ、脇側側辺Q1は、カップ部401の脇側上辺に取り付けられている。前記上辺L1の前中心側L2および脇側側辺Q1のカップ部401への取り付け方は、特に制限されないが、本実施形態では、縫着により取り付けられている。なお、本実施形態では、前記上辺L1のL2以外の部分はカップ部401に固着されていないが、本発明はこれに限られず、前記上辺L1すべてがカップ部に固着されていてもよい。そして、図14に示すように、上バスト保持部405の下辺M1は、カップ部405との間に距離を設けず、カップ部405に沿うように配置され、カップ部401に取り付けられている。本実施形態において、上バスト保持部405の下辺M1は、カップ部401に縫着により固着されている。
図15に、本実施形態における上バスト保持部の作用を説明する図を示す。図15(a)および図15(b)は、カップ部401を、図12におけるIV−IV方向に見た断面図である。図15(a)は、着用前の状態を示し、図15(b)は、着用時の状態を示す。まず、図15(a)および図15(b)に示すように、着用時にバストWをカップ部401に挿入すると、カップ部401が伸縮性を有する素材であることから、カップ部401はバストの形状にフィットする。これにより、カップ部401上辺部分がバストWに押され、バストWに密着した状態となり、それに伴い、上バスト保持部405もバストWに密着する。そして、バストWの上バスト保持部405が密着する部分に押圧力が作用する。また、本実施形態において、上バスト保持部405は伸縮性を有するため、バストWに押されて伸びることによって元に戻ろうとする復元力が生じ、この復元力により、バストWを押圧するとともにしっかりと保持することができる。
本実施形態のブラジャー400を着用する際には、前屈みの姿勢を取りつつ、左右のバストをカップ部内に入れ込むことが好ましい。これにより、上胸にしっかりとボリュームのある状態で上バスト保持部405をバストに密着させ、その状態を維持することができる。ただし、例えば、前屈みにならず、手でバストを持ち上げて上胸部分にボリュームがある状態としつつブラジャー400を着用するようにしても、入れ込み動作を行った場合と同様の効果が得られる。
本実施形態において、上バスト保持部405の下辺M1は、カップ部401に固着されている。本実施形態のように、カップ部に伸縮性が有る場合には、上バスト保持部の下辺をカップ部に固着していても良い。本実施形態では、前述のとおり下辺M1は縫着によりカップ部401に固着されているが、固着方法は特に制限されない。なお、本発明はこれに限られず、カップ部に伸縮性がある場合において、上バスト保持部の下辺部は、カップ部に固着されていなくてもよい。
また、本実施形態において、肩ストラップ404は、上バスト保持部405の上方部分でカップ部401に連結されていることが好ましい。本実施形態では、図12に示すように、上バスト保持部405は、肩ストラップ404のカップ部401への取り付け位置Sから、一定の間隔を隔てた下方に取り付けられていても良い。ここで、「一定の間隔」とは、特に制限されず、上バスト保持部405が肩ストラップ404のカップ部401への取り付け位置Sよりも下方に配置されていればよい。ただし、本発明はこれに限られない。図16に、本実施形態のその他の例を示す。本発明では、例えば、上バスト保持部405を、図16(a)に示すように略三角形状とし、図16(b)に示すように、肩ストラップが上バスト保持部の上辺に連結していてもよい。
本実施形態において、カップ部401に使用できる素材は、伸縮性を有する素材であれば特に制限されないが、例えば、ストレッチレース、パワーネット等が挙げられる。
本実施形態では、カップ部が伸縮性を有する素材で形成されたフルカップタイプのブラジャーについて、上バスト保持部の下辺がカップ部に沿うように配置されている態様について説明した。ただし、本発明はこれに限られず、カップ部が伸縮性を有する素材で形成されている場合でも、前記第1〜第3の実施形態と同様に、上バスト保持部の下辺がカップ部から遊離するように配置してもよい。
(第5の実施形態)
図17(a)に、ブラジャー以外の本発明の実施形態として、ブラキャミソール500の斜視図を示す。
本実施形態のブラキャミソール500のブラジャー相当部分は、図1に示したブラジャー100と実質上同一である。本実施形態のブラキャミソール500は、土台部110の下側に、身頃501を有している。本実施形態では、身頃501がバック部を兼ねているが、バック部を別途設けてその下に身頃501を取りつけてもよい。なお、ここでは、第1の実施形態のブラジャー100と実質上同一であるブラジャー相当部分を有するブラキャミソールについて説明したが、本発明はこれに限定されず、他の本発明の実施形態のブラジャー相当部分を有するブラキャミソールとすることもできる。
(第6の実施形態)
図17(b)に、ブラジャー以外の本発明の実施形態として、ブラキャミソール600の斜視図を示す。本実施形態のブラキャミソール600は、ブラジャー相当部分を覆うように身頃601を有している。本実施形態では、バック部103は連結係止部を有しておらず、連結係止部の操作をすることなく着脱ができる態様である。その他のブラジャー相当部分は、図1に示したブラジャー100と実質上同一である。本実施形態の構成により、カップ部101のデザインにかかわらず、着用時の外観のバリエーションを多様にすることができ、また、カップ部101を、よりアウターにひびかなくすることもできる。なお、ここでは、第1の実施形態のブラジャー100と実質上同一であるブラジャー相当部分を有するブラキャミソールについて説明したが、本発明はこれに限定されず、他の実施形態のブラジャー相当部分を有するブラキャミソールとすることもできる。
以上、本発明の実施形態として、ブラジャー、およびブラキャミソールをあげて本発明を説明したが、本発明のカップ部を有する衣類は、これらに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のようなファンデーション衣類以外にも、ボディスーツ、ブラスリップ、水着、レオタード、カップ付きタンクトップ、その他各種のカップ部を有する衣類に適用できる。
本発明のカップ部を有する衣類は、バスト全体を高く持ち上げ、バストの造形性を高めることができ、その用途は限定されず、広い分野で使用することができる。
100、200、300、400 ブラジャー(カップ部を有する衣類)
101、201、301、401 カップ部
102 カップ支持部
103 バック部
104、404 肩ストラップ
105、205、305、405 上バスト保持部
108A (円環)係止具
108B 長さ調節具
110 土台部
500、600 ブラキャミソール
501、601 身頃
L、L1 上バスト保持部の上辺
M、M1 上バスト保持部の下辺
G 距離

Claims (8)

  1. カップ部を有する衣類であって、
    一対のカップ部およびバック部を含み、
    前記バック部は、前記一対のカップ部の脇側に取り付けられ、
    前記カップ部は、前記カップ部肌側の前中心側上辺部分と脇側上辺部分との間に上バスト保持部を含み、
    前記上バスト保持部は、
    バストトップを通る第1仮想垂線と、
    前記第1仮想垂線の脇側3cmの位置を通り前記第1仮想垂線と並行を成す第2仮想垂線と、
    バストトップ上方を通り、バストトップまでの距離が2cmである第1仮想水平線と、
    前記第1仮想水平線の上方4cmの位置を通る第2仮想水平線と
    によって囲まれたバストの領域の少なくとも一部を覆うように形成され、前記一部に上方向の力を作用させることを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. 前記カップ部は、伸縮性素材を含み、
    前記上バスト保持部は、伸縮性素材を前記カップ部肌側に取り付けて形成されていることを特徴とする請求項1記載のカップ部を有する衣類。
  3. 前記カップ部は、非着用状態においてカップ形状を保持できるように張りを有する素材によって形成されており、
    前記上バスト保持部は、その下辺部の少なくとも一部が前記カップ部から離間するように伸縮性素材を前記カップ部肌側に取り付けて形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のカップ部を有する衣類。
  4. さらに、一対の肩ストラップを含み、
    前記肩ストラップは、前記上バスト保持部の脇側部分または前記上バスト保持部よりも脇側の位置で前記カップ部に連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のカップ部を有する衣類。
  5. さらに、一対の肩ストラップを含み、
    前記肩ストラップは、前記上バスト保持部の上方部分で前記カップ部に連結されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のカップ部を有する衣類。
  6. 前記上バスト保持部が、メッシュ状部材を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカップ部を有する衣類。
  7. 前記衣類がブラジャーであることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカップ部を有する衣類。
  8. 前記上バスト保持部の上辺の少なくとも一部が、前記カップ部の上辺に取り付けられており、
    前記上バスト保持部の脇側上縁部が、前記カップ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のカップ部を有する衣類。
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