JP6154839B2 - 道路標識判断装置及び道路標識判断方法 - Google Patents

道路標識判断装置及び道路標識判断方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像画像に起因する道路標識と地図データに起因する道路標識との両者を利用して、車両の乗員に報知するための道路標識(最終的な道路標識)を判断する装置(道路標識判断装置)及び方法(道路標識判断方法)に関する。
例えば特許文献1の図面は、速度規制値通知装置を開示し、速度規制値通知装置は、車載カメラの撮像画像から検出された道路標識と地図データ記憶部の地図データから取得された道路標識との両者を利用することができる。
特開2012−185076号公報
しかしながら、特許文献1の速度規制値通知装置は、撮像画像に起因する道路標識が地図データに起因する道路標識)と一致するか否かを判断しているに過ぎない。従って、撮像画像に起因する道路標識が検出されない時に、特許文献1の速度規制値通知装置は、最終的な道路標識を判断することができない。言い換えれば、本発明者らは、特許文献1の速度規制値通知装置では、最終的な道路標識が乗員に報知される確率又は期間が低い又は短いことを認識した。仮に、撮像画像に起因する道路標識が検出されない状態で最終的な道路標識を判断する場合、本発明者らは、乗員に報知される最終的な道路標識に誤りが存在する確率が低くなるべきであることを認識した。
本発明の1つの目的は、最終的な道路標識をより正確に判断可能な道路標識判断装置及び道路標識判断方法を提供することである。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
第1の態様において、道路標識判断装置は、
車両に設けられる撮像部によって前記車両の前方が撮像された撮像画像に画像認識処理を実行して、第1の道路規制標識を検出する画像認識部と、
前記車両の位置を用いて、地図を構成する道路に関する道路リンク情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶部から、前記車両の前記位置での第2の道路規制標識を含む道路リンクを取得する地図情報取得部と、
前記車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識および、前記現在の道路リンクにおける現在の第2の道路規制標識に基づき、前記現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識を判断する道路標識判断部と、を備える。
第1の態様では、車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、道路標識判断装置は、車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識に基づき、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識の判断を実行することができる。言い換えれば、過去の道路リンクでの過去の最終的な道路規制標識の判断が実行される時に、道路標識判断装置は、その判断を現在の道路リンクで利用することができる。このように、道路標識判断装置は、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識の非報知を回避することができる。
しかしながら、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する可能性がある。第1の態様では、現在の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率を低減するために、道路標識判断装置は、過去の道路リンクで取得された過去の第2の道路規制標識及び現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識(過去及び現在の取得状況)を更に考慮することができる。ここで、過去及び現在の第2の道路規制標識には、例えば規制速度、道路種別等が含まれている。道路標識判断装置は、このような過去及び現在の第2の道路規制標識を地図データから取得し、現在の道路リンクでの最終的な道路規制標識を報知するべきか否かを判断することができる。このように、車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、道路標識判断装置は、過去及び現在の第2の道路規制標識を考慮して、現在の最終的な道路規制標識をより正確に判断することができる。
第1の態様に従属する第2の態様において、
前記過去の道路リンクは、少なくとも前回の道路リンクを含んでもよく、
前記前回の道路リンクで検出された前回の第1の道路規制標識が前記前回の道路リンクで取得された前回の第2の道路規制標識と一致し、前記過去の第2の道路規制標識が前記現在の第2の道路規制標識と一致していることを条件に、前記道路標識判断部は、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を実行してもよい。
第2の態様では、道路標識判断装置は、車両が右折又は左折する直前の前回の道路リンクで検出及び取得された前回の第1の道路規制標識及び第2の道路規制標識を利用することができる。具体的には、前回の第1の道路規制標識が前回の第2の道路規制標識と一致する時に、言い換えれば、撮像画像に起因する第1の道路規制標識の検出及び地図データに起因する第2の道路規制標識の取得に誤りが存在しない確率が高い時に、道路標識判断装置は、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識が報知されるべきであることを判断することができる。
加えて、第2の態様では、例えば規制速度、道路種別等の対象(過去及び現在の取得状況)が変化しないことを条件に、道路標識判断装置は、現在の最終的な道路規制標識の判断を実行することができる。これにより、道路標識判断装置は、現在の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率をより一層低減させることができる。
第2の態様に従属する第3の態様において、
前記道路標識判断部は、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識との一致率を取得し、前記一致率および、前記現在の道路リンクにおける現在の第2の道路規制標識に基づき、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を実行してもよい。
第3の態様に従属する第4の態様において、
前記過去の道路リンクは、少なくとも前回の道路リンクを含み、
前記過去の道路リンクは、前記前回の道路リンクよりも以前の道路リンクを複数含んでもよく、
記以前の道路リンクで検出された以前の第1の道路規制標識が前記以前の道路リンクで取得された以前の第2の道路規制標識と一致する時に、前記道路標識判断部は、前記一致率を上昇させてもよい。
の態様では、道路標識判断装置は、前回の道路リンクよりも以前の道路リンクも監視することができる。具体的には、前回の第1の道路規制標識が前回の第2の道路規制標識と一致し、且つ以前の第1の道路規制標識も以前の第2の道路規制標識と一致する時に、道路標識判断装置は、現在の最終的な道路規制標識が報知されるべきであるという判断の妥当性をより一層高く設定することができる。
第1乃至第の態様の何れか1つに従属する第の態様において、
前記現在の道路リンクに後続する後続の道路リンクで後続の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記道路標識判断部は、後続の最終的な道路規制標識の判断を中止してもよい。
の態様では、現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されず、且つ後続の道路リンクで後続の第1の道路規制標識も検出されない時に、道路標識判断装置は、過去の最終的な道路規制標識の判断を現在の道路リンクで利用する一方、現在の最終的な道路規制標識の判断(過去の最終的な道路規制標識の判断に基づく判断)を後続の道路リンクで利用しない。言い換えれば、道路標識判断装置は、後続の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率の上昇を想定し、安全サイドで、後続の最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。
第1乃至第の態様の何れか1つに従属する第の態様において、
前記現在の道路リンクでの車線の数が変化している時に、前記道路標識判断部は、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を中止してもよい。
の態様では、現在の道路リンクの車線の数が変化している時に、道路標識判断部は、実際の道路規制標識が変化する確率が高いと判断し、現在の最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。
第6の態様において、道路標識判断方法は、
車両に設けられる撮像部によって前記車両の前方が撮像された撮像画像に画像認識処理を実行して、第1の道路規制標識を検出すること、
前記車両の位置を用いて、地図を構成する道路に関する道路リンク情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶部から、前記車両の前記位置での第2の道路規制標識を含む道路リンクを取得すること、
前記車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識との一致率に基づき、前記現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識として、前記現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択できるか否かを判断すること、を特徴とする。
の態様では、車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、道路標識判断方法は、車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識との一致率を考慮することができる。ここで、過去の第1の道路規制標識が過去の第2の道路規制標識に一致した回数(一致回数)、過去の第1の道路規制標識が過去の第2の道路規制標識に一致した時間(一致時間)及び/又は過去の第1の道路規制標識が過去の第2の道路規制標識に一致した距離(一致距離)が多い程、一致率は、高く評価されている。従って、撮像画像に起因する現在の第1の道路規制標識が現在の道路リンクで検出されない状況において、一致率が例えば高い時に、道路標識判断方法は、撮像画像に起因する過去の第1の道路規制標識及び地図データに起因する過去の第2の道路規制標識に基づき、現在の道路リンクでの現在の第2の道路規制標識の取得(地図データに起因する第2の道路規制標識の取得)に誤りがあるか否かと判断することができる。言い換えれば、道路標識判断装置は、一致率を考慮して、地図データが古くなっているか否かを判断することができる。地図データが例えば古くなっていない時に、道路標識判断方法は、現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択することができる。このように、道路標識判断方法は、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識の非報知を回避することができる。
当業者は、例示した本発明に従う態様が、本発明の精神を逸脱することなく、さらに変更され得ることを容易に理解できるであろう。
本発明に従う道路標識判断装置の構成例を示す。 道路リンク情報の説明図を示す。 図3(A)は、車両の進路例の説明図を示し、図3(B)は、図1の道路標識判断装置の動作例の説明図を示す。 図4(A)は、図3(A)の進路例の過去及び後続の進路例の説明図を示し、図4(B)は、図3(B)の動作例の過去及び後続の動作例の説明図を示す。 図1の道路標識判断装置の動作を表すフローチャートを示す。
以下に説明する最良の実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。従って、当業者は、本発明が、以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1は、本発明に従う道路標識判断装置の構成例を示す。図1に示されるように、道路標識判断装置100は、画像認識部14、地図情報取得部24及び道路標識判断部32を備えている。また、図1の道路標識判断装置100は、撮像部12、地図データ記憶部22、位置情報取得部42及び報知部44を更に備えることができる。もちろん、道路標識判断装置100は、これらの構成要素の一部を備えなくてもよく、また、道路標識判断装置100は、図示せぬ他の構成要素を更に備えてもよい。加えて、図1の道路標識判断装置100は、車載ネットワーク50上の情報又はデータを入力し、或いは、車載ネットワーク50上に情報又はデータを出力することができる。
図1の撮像部12は、車両に設けられている。ここで、撮像部12は、車両の例えば室内に配置され、車両の前方(進行方向)を撮像する撮像画像を生成することができる。もちろん、撮像部12は、室内のミラー(リアビューミラー)の前方に設けられてもよく、さらに、撮像部12は、例えばドライブレコーダに利用される共用の撮像部であってもよい。加えて、撮像部12は、車両の例えば室外に配置されてもよく、撮像部は、例えばエンブレムの裏、フロントバンパーの裏等に設けられてもよい。このように、撮像部12が車両の前方(進行方向)を撮像できるように、撮像部12は、車両の任意の位置に配置される。撮像部12は、例えばCCD、CMOS等の撮像センサ(撮像素子)を有し、デジタル形式の撮像画像を生成することが好ましい。また、撮像部12は、被写体(車両の前方に位置する例えば道路標識)の像を撮像センサの撮像面に形成する撮像レンズを有し、撮像レンズの位置は、例えばオートフォーカスモータによって自動的に駆動又は調整されることが好ましい。加えて、撮像部12は、例えばリアルタイムの撮像画像を画像認識部14に出力し続けてもよく、或いは、所定のタイミングで定期的に又は不定期的に撮像画像を画像認識部14に出力してもよい。
図1の画像認識部14は、例えばデジタル形式の撮像画像を入力し、撮像画像に画像認識処理を実行する。画像認識部14は、撮像画像に文字、図形等の所定のパターンが存在するか否かを判断し、道路標識を検出することができる。図1の画像認識部14は、道路標識のうちの道路規制標識を検出し、道路規制標識は、特定の交通方法を車両に禁止させ、又は特定の方法に従って車両が通行するように車両に指定している。道路規制標識は、例えば規制速度を含み、規制速度は、例えば車両が表示された速度(最高速度)を超えて走行することを禁止することができる。このように、画像認識部14は、撮像画像から規制速度等の道路規制標識を検出し、その道路規制標識(第1の道路規制標識)を道路標識判断部に出力することができる。
なお、図1の撮像部12がカメラで構成される時に、撮像部12及び画像認識部14は、FCM(Front Camera Module)と呼ぶことができる。また、図1の符号「FCM」は、FCM又は画像認識部14から出力される道路規制標識(第1の道路規制標識)を表している。
図1の地図データ記憶部22は、道路リンク情報を含む地図データを記憶している。地図データ記憶部22は、例えばSSD、HDD、DVD等のドライブ装置で構成され、図1の地図情報取得部24によってアクセスされる。
図2は、道路リンク情報の説明図を示す。道路リンク情報は、地図を構成する道路に関する情報であり、図2において、複数の道路リンクL1〜L17が示されている。1つの道路リンク(例えば道路リンクL1)は、1つのノード(例えばノードND1)ともう1つのノード(例えばノードND2)との間の道路区間を表し、道路リンクは、その道路リンクの例えば規制速度等の道路規制標識(第2の道路規制標識)を含んでいる。加えて、道路リンクには、リンク番号が付与され、道路リンクは、その道路リンクの道路規制標識(第2の道路規制標識)の位置(座標)又は起点ノードからの距離等を含むことができる。なお、ノードには、ノード番号が付与され、ノードは、そのノードの位置(座標)を含んでいる。ノードは、例えば交差点であり、交差点以外の節点であってもよい。
図1の地図情報取得部24は、車両の位置を用いて、地図データ記憶部22から、車両のその位置での道路リンクを取得する。車両が例えば図2の道路リンクL1を走行する時に、地図情報取得部24は、道路リンクL1の例えば規制速度(第2の道路規制標識)を取得することができる。図1において、車両の位置は、位置情報取得部42によって取得され、地図情報取得部24は、車両の位置を入力して、車両が右折又は左折したか否かを判断することができる。代替的に、地図情報取得部24は、車両の位置を入力して、車両のその位置でのノード(例えば交差点)の通過の有無を道路標識判断部32に出力する一方、道路標識判断部32は、車両の位置及び例えば交差点の通過の有無を入力して、例えば車両の位置の軌跡を推定し、車両が交差点を通過した後にその軌跡の方向(車両の進行方向)が変化したか否かを判断することができる。
なお、道路標識判断部32は、車両の位置及び例えば交差点の通過の有無に代えて、車両の挙動情報を入力して、車両が右折又は左折したか否かを判断してもよい。ここで、車両の挙動情報には、例えば、車両(ステアリングハンドル)の舵角、車両のヨーレート、車両の横G(車両の進行方向に垂直な左右方向の加速度)等が含まれている。車両の挙動情報が例えばCAN等の車載ネットワーク50を介して道路標識判断装置100に入力される時に、その挙動情報を用いて、車両が右折又は左折したことが検出されてもよい。もちろん、車両が右折又は左折したか否かは、例えば画像認識部14によって判断されてもよい。
加えて、図1の地図情報取得部24は、車両の位置を入力して、道路リンクが変化したか否かを判断することができる。代替的に、地図情報取得部24は、車両の位置を入力して、車両のその位置での道路リンクのリンク番号を道路標識判断部32に出力し、道路標識判断部32は、道路リンクが変化したか否かを判断することができる。
なお、図1の地図データ記憶部22及び地図情報取得部24は、MPU(Map Positioning Unit)と呼ぶことができる。また、図1の符号「MPU」は、MPU又は地図情報取得部24から出力される道路規制標識(第2の道路規制標識)を表している。加えて、MPUは、例えばGPS受信機で構成される位置情報取得部42を含んでもよい。もちろん、位置情報取得部42は、GPS受信機に代えて、又はGPS受信機に加えて、位置センサ(例えばジャイロセンサ、加速度センサ)、通信モジュール(例えばWifi(wireless fidelity)モジュール、電話通信網モジュール)等を有することができる。ここで、通信モジュールは、電波送信部(例えばアクセスポイント、基地局)からの電波を受信し、その電波送信部の位置及びその電波送信部までの距離を検出し、車両の位置を取得することができる。
図1の道路標識判断部32は、FCMによって検出された例えば規制速度(第1の道路規制標識)とMPUによって取得された例えば規制速度(第2の道路規制標識)とを入力し、両者が一致するか否かを判断することができる。しかしながら、FCMによって例えば規制速度が検出されないことがある。即ち、規制速度を示す道路規制標識が何らかの理由で一時的に存在しないことがある。或いは、道路リンクによっては、道路規制標識が整備されていないことがある。加えて、道路規制標識が存在する場合であっても、例えば木、隣の車両、雨、雪等の障害物によって、道路規制標識を表す撮像画像が生成されないことがある。或いは、道路規制標識を表す撮像画像によっては、日光による撮像画像内のチラツキ、反射等のノイズで、道路規制標識を検出できないことがある。
特に、本発明者らは、車両が右折又は左折する時に、FCMによって例えば規制速度が検出されない確率が低くないことを認識した。
FCMによって例えば規制速度(現在の第1の道路規制標識)が現在の道路リンクで検出されない時に、道路標識判断部32は、FCMによって過去の道路リンクで検出された過去の第1の道路規制標識とMPUによって過去の道路リンクで取得された過去の第2の道路規制標識が協調することが妥当であることの確度を表す協調確度を利用して、現在の最終的な道路規制標識を判断することができる。具体的には、FCMによって例えば規制速度(現在の第1の道路規制標識)が現在の道路リンクで検出されない状況において、FCM及びMPUによって過去の道路リンクで検出及び取得された過去の第1及び第2の道路規制標識の一致に基づく協調確度が高い時に、道路標識判断部32は、現在の道路リンクで現在の最終的な道路規制標識(車両の乗員に報知するための道路標識)を報知することを判断することができる。
例えば、道路標識判断部32は、協調確度を考慮して、地図データが古くなっているか否かを判断することができる。協調確度が高い時に、道路標識判断部32は、地図データが古くないことを判断することができる。地図データが例えば古くなっていない時に、道路標識判断部32は、MPUによって現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識(地図データに起因する第2の道路規制標識)を選択することができる。
加えて、道路標識判断部32は、協調確度だけでなく、例えば規制速度、道路種別等の対象も利用して、現在の最終的な道路規制標識を判断することができる。具体的には、FCMによって現在の第1の道路規制標識が現在の道路リンクで検出されない時に、道路標識判断部32は、協調確度だけでなく、MPUによって過去の道路リンクで取得された過去の対象及びMPUによって現在の道路リンクで取得された現在の対象(過去及び現在の取得状況)も利用して、現在の最終的な道路規制標識を判断することができる。道路標識判断部32は、このような過去及び現在の対象を地図データから取得し、現在の道路リンクでの最終的な道路規制標識を報知するべきか否かを判断することができる。
例えば、過去の規制速度が現在の規制速度と一致していることを条件に、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識を報知するべきことを判断することができる。例えば規制速度が変化しないことを条件に、現在の最終的な道路規制標識の判断が実行されるので、道路標識判断装置100は、現在の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率を低減させることができる。
図1の符号「INF」は、道路標識判断部32から出力される現在の最終的な道路規制標識(車両の乗員に報知するための道路標識)を表している。報知部44は、例えばディスプレイで構成され、報知部44は、現在の最終的な道路規制標識、具体的には、FCMによって検出された例えば規制速度(第1の道路規制標識)又はMPUによって取得された例えば規制速度(第2の道路規制標識)の何れか一方(道路標識判断部32の判断結果又は選択結果)を表示することができる。これにより、車両の乗員は、現在の最終的な道路規制標識を認識することができる。もちろん、報知部44は、例えばスピーカで構成されてもよく、報知部44は、現在の最終的な道路規制標識を音声で乗員に報知してもよい。
図1の道路標識判断装置100は、TSR(Traffic sign recognition)装置又はTSRシステムと呼ぶことができる。また、道路標識判断装置100は、例えばナビゲーション装置又はナビゲーションシステムを構成してもよい。言い換えれば、FCMと接続されるナビゲーション装置の処理部が例えば地図情報取得部24の機能及び道路標識判断部32の機能を有してもよい。代替的に、撮像部12と接続されるナビゲーション装置の処理部が例えば画像認識部14の機能、地図情報取得部24の機能及び道路標識判断部32の機能を有してもよい。加えて、道路標識判断装置100は、例えばドライブレコーダを構成してもよい。言い換えれば、撮像部12は、ドライブレコーダのカメラであってもよい。
図3(A)は、車両の進路例の説明図を示し、図3(B)は、図1の道路標識判断装置100の動作例の説明図を示す。図3(A)に示されるように、車両は、道路リンクL(−1)の終点(終点ノードND(N))である例えば交差点で右折し、その後、道路リンクL(0)を進む。このような進路を車両が走行する時に、図1の道路標識判断装置100は、以下のように動作する。図3(B)において、車両は、道路リンクL(−1)に入る時に、画像認識部14(以下「FCM」ともいう)は、例えば40[km/h]を表す規制速度(最高速度)を検出し、地図情報取得部24(以下「MPU」ともいう)は、例えば40[km/h]を表す規制速度(最高速度)を取得する。FCMで検出された規制速度がMPUで取得された規制速度に一致するので、道路標識判断部32から出力される最終的な道路規制標識(INF)は、例えば40[km/h]を表す規制速度(最高速度)である。
その後、車両が右折する時に、即ち、車両が道路リンクL(−1)を通過して、道路リンクL(0)に入る時に、道路標識判断部32は、最終的な道路規制標識(INF)として、例えば40[km/h]を表す規制速度(最高速度)を出力することができる(図3(B)の矢印EXT参照)。言い換えれば、車両が道路リンクL(0)に入る状況において、FCMが道路リンクL(0)で実際の規制速度を検出できない時に、道路標識判断部32は、最終的な道路規制標識(INF)として、何も出力しないのではなく、例えば40[km/h]を表す規制速度を出力することができる(図3(B)の矢印EXT参照)。
このように、前回の道路リンクL(−1)でFCMによって検出された規制速度(第1の道路規制標識)が前回の道路リンクL(−1)でMPUによって取得された規制速度(第2の道路規制標識)に一致する時に、図1の道路標識判断部32は、協調確度が高いと判断し、前回の道路リンクL(−1)で例えば40[km/h]を表す規制速度を出力することができる。車両が右折した後の現在の道路リンクL(0)で現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、道路標識判断部32は、高い協調確度に基づく前回の道路リンク(−1)での出力を現在の道路リンクL(0)で継続することができる。このように、道路標識判断装置100は、現在の道路リンクL(0)での現在の最終的な道路規制標識(INF)の非報知を回避することができる。
なお、図3(B)において、車両が右折する前にMPUによって前回の道路リンクL(−1)で取得された規制速度(40[km/h])は、車両が右折した後にMPUによって現在の道路リンクL(0)で取得された規制速度(40[km/h])と一致している。しかしながら、車両が右折する時に、或いは車両が左折する時に、現在の道路リンクL(0)で取得される規制速度は、変化する可能性がある。例えば図3(A)及び図3(B)において、現在の道路リンクL(0)に整備される実際の規制速度は、40[km/h]を表しているが、以下に、現在の道路リンクL(0)に整備される実際の規制速度が例えば30[km/h]であることを想定する。また、地図データも現在の道路リンクL(0)の規制速度も例えば30[km/h](想定規制速度)であることを想定する。
仮に、現在の道路リンクL(0)に整備される実際の規制速度が30[km/h]である場合、MPUによって現在の道路リンクL(0)で取得された規制速度(想定規制速度:30[km/h])は、MPUによって前回の道路リンクL(−1)で取得された規制速度(図3(B)の40[km/h])と一致しなくなってしまう。このように、車両が右折する前にMPUによって前回の道路リンクL(−1)で取得された規制速度(40[km/h])が、車両が右折した後にMPUによって現在の道路リンクL(0)で取得された規制速度(想定規制速度:30[km/h])と一致しない時に、道路標識判断部32は、前回の道路リンクL(−1)の出力の継続(図3(B)の矢印EXT参照)を中止することができる。これにより、道路標識判断部32は、現在の道路リンクL(0)での最終的な道路規制標識(INF)として、何も出力しない。代替的に、道路標識判断部32は、現在の道路リンクL(0)で取得された規制速度(想定規制速度:30[km/h])を出力してもよい。
ところで、図3(B)において、MPUは、例えば40[km/h]を表す規制速度だけでなく、例えば国道を表す道路種別も取得している。図3(A)に示されるような進路を車両が走行する時に、道路標識判断部32は、車両が右折する前の道路リンクL(−1)の道路種別と車両が右折した後の道路リンクL(0)の道路種別がと一致するか否かを判断することができる。現在の道路リンクL(0)において、MPUによって取得された道路種別(例えば国道)が変化しないことを条件に、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識(INF)を報知するべきことを判断することができる。ここで、好ましくは、現在の道路リンクL(0)において、MPUによって取得された規制速度(例えば40[km/h])及び道路種別(例えば国道)の両者が変化しないことを条件に、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識(INF)を報知するべきことを判断することができる。もちろん、道路標識判断部32は、過去及び現在の道路リンクで取得された過去及び現在の対象(例えば規制速度、道路種別等)だけでなく、協調確度も利用又は考慮する。
なお、地図データは、規制速度以外の情報として、道路種別(例えば国道)に代えて、又は道路種別(例えば国道)に加えて、例えば車線の数を記憶してもよく、道路標識判断部32は、それらの全部又は一部(MPUによる過去及び現在の取得状況)を考慮して、現在の道路リンクL(0)に整備される実際の規制速度等の道路規制標識が変化する可能性を判断することができる。その可能性が低い時に、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識(INF)を報知するべきことを判断することができる。
図3(A)は、車両は右折することを示しているが、車両は、左折することがある。車両が左折する状況でFCM及びMPUが図3(B)で示す内容で動作する時に、道路標識判断部32は、上述のように動作する。
図4(A)は、図3(A)の進路例の過去及び後続の進路例の説明図を示し、図4(B)は、図3(B)の動作例の過去及び後続の動作例の説明図を示す。図4(A)に示されるように、車両が道路リンクL(−K),・・・,L(−2)を走行した後に、車両は、道路リンクL(−1)を走行する。従って、道路標識判断部32は、協調確度として、車両が右折する直前の前回の道路リンクL(−1)だけでなく、前回の道路リンクL(−1)よりも前の以前の道路リンクL(−K),・・・,L(−2)も監視することができる。次に、車両が道路リンクL(0)を走行した後に、車両は、例えば道路リンクL(1)を走行する。従って、道路標識判断部32は、FCMによって例えば規制速度(後続の第1の道路規制標識)が後続の道路リンク(例えば次の道路リンクL(1))で検出されたか否かを判断することができる。
図4(B)に示されるように、前回の道路リンクL(−1)でFCMによって検出された前回の規制速度(第1の道路規制標識)が前回の道路リンクL(−1)でMPUによって取得された前回の規制速度(第2の道路規制標識)に一致することに加えて、前回の道路リンクL(−1)よりも前の以前の道路リンクL(−K),・・・,L(−2)でFCMによって検出された以前の規制速度(第1の道路規制標識)は、以前の道路リンクL(−K),・・・,L(−2)でMPUによって取得された以前の規制速度(第2の道路規制標識)に一致している。このような状況において、道路標識判断部32は、協調確度の高さの程度(現在の道路リンクL(0)で現在の最終的な道路規制標識(INF)が報知されるべきであるという判断の妥当性)を上昇させることができる。言い換えれば、図4(B)において、道路リンクL(−1),L(−2),・・・,L(−K)でのFCMの検出結果及びMPUの取得結果の一致率が例えば100[%]である時に、協調確度は、例えば100[%]に設定することができる。仮に、例えば前回の道路リンクL(−1)でFCMによって検出された規制速度(図4(B)の40[km/h])が前回の道路リンクL(−1)でMPUによって取得された規制速度(想定規制速度:30[km/h])に一致しない場合、一致率及び協調確度は、下降する。
図4(B)において、以前の道路リンクL(−K),・・・,L(−2)の数は、K−1であるが、道路標識判断部32によって考慮されるK−1は、0(K=1)であってもよい(図3(B)参照)。しかしながら、好ましくは、K−1は、1(Kは2以上の整数)以上であり、更に好ましくは、K−1は、2(Kは3以上の整数)以上である。以前の道路リンクL(−K),・・・,L(−2)の数が複数である時に、道路標識判断部32によって考慮される以前の道路リンクL(−2),・・・,L(−K)は連続し、且つ前回の道路リンクL(−1)及び以前の道路リンクL(−2)も連続していることが好ましい。
道路標識判断部32は、協調確度として、道路標識判断部32によって考慮される前回及び以前の道路リンクL(−1),L(−2),・・・,L(−K)でのFCMの検出結果及びMPUの取得結果の一致率を採用することができる。ここで、道路リンク毎に設定される重み係数は、固定値でもよく、或いは、可変値でもよい。道路リンク毎に設定される重み係数が可変値である時に、道路標識判断部32は、現在の道路リンクL(0)までの距離が短い程、その重み係数を大きく設定してもよい。
なお、過去のFCMの検出結果及びMPUの取得結果の一致率には、過去のFCMの検出結果が過去のMPUの取得結果に一致した回数(一致回数)だけでなく、過去のFCMの検出結果が過去のMPUの取得結果に一致した時間(一致時間)が考慮されてもよい。例えば図4(B)において、前回及び以前の道路リンクL(−1),L(−2),・・・,L(−K)でのFCMの検出結果及びMPUの取得結果の一致時間は、車両が道路リンクL(−K)から道路リンクL(0)までのすべての道路リンクを通過するのに要した合計時間である。また、過去のFCMの検出結果が過去のMPUの取得結果に一致した距離(一致距離)が考慮されてもよく、一致距離は、例えば、道路リンクL(−K)から道路リンクL(0)までのすべての道路リンクの総距離である。
図4(B)は、一致率が例えば100[%]であることを示しているが、例えば道路リンクL(−2)でのFCMの検出結果がMPUの取得結果に一致しない時に、一致回数に基づく一致率は、K/K×100[%]から(K−1)/K×100[%]に低下する。同様に、一致時間に基づく一致率は、合計時間/合計時間×100[%]から(合計時間−車両が道路リンクL(−2)を通過するのに要した時間)/合計時間×100[%]に低下する。同様に、一致距離に基づく一致率は、総距離/総距離×100[%]から(総距離−道路リンクL(−2)の距離)/総距離×100[%]に低下する。
協調確度の高さの程度が閾値を超えている時に、過去の例えば規制速度(MPUによって例えば前回の道路リンクL(−1)のみで取得された規制速度(40[km/h]))が現在の例えば規制速度(MPUによって現在の道路リンクL(0)で取得された規制速度(40[km/h]))と一致していることを条件に、道路標識判断部32は、最終的な道路規制標識(INF)として、例えば40[km/h]を表す規制速度を出力することができる(図4(B)の矢印EXT参照)。
車両が後続の道路リンク(例えば次の道路リンクL(1))に入り、且つFCMによって例えば規制速度(次の第1の道路規制標識)が次の道路リンクL(1)で検出されない時に(図4(B)の矢印NOT2参照)、道路標識判断部32は、次の最終的な道路規制標識(INF)として、何も出力しない(図4(B)の矢印NONE参照)。言い換えれば、FCMによって例えば規制速度(現在の第1の道路規制標識)が車両が右折した後の現在の道路リンクL(1)で検出されず(図4(B)の矢印NOT1参照)、且つFCMによって例えば規制速度(次の第1の道路規制標識)が次の道路リンクL(1)でも検出されない時に(図4(B)の矢印NOT2参照)、道路標識判断部32は、前回の道路リンクL(−1)の出力の継続(図4(B)の矢印EXT参照)を次の道路リンクL(1)で中止することができる(図4(B)の矢印NONE参照)。道路標識判断部32は、例えば次の最終的な道路規制標識(INF)の報知に誤りが存在する確率の上昇を想定し、安全サイドで、次の最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。
ところで、図4(B)において、MPUは、例えば40[km/h]を表す規制速度及び例えば国道を表す道路種別だけでなく、例えば三車線を表す車線の数も取得している。図4(A)に示されるような進路を車両が走行する時に、現在の道路リンクL(0)において、MPUによって取得された規制速度(例えば40[km/h])並びに道路種別(例えば国道)及び/又は車線の数(例えば三車線)が変化しないことを条件に、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識(INF)を報知するべきことを判断することができる(図4(B)の矢印EXT参照)。
なお、MPUが車線の数を記憶していない時に、道路標識判断部32は、前回の道路リンクL(−1)でFCMによって検出された車線の数が現在の道路リンクL(O)でFCMによって検出された車線の数と一致するか否かを判断してもよい。仮に、現在の道路リンクの車線の数が変化している場合、道路標識判断部32は、実際の道路規制標識が変化する確率が高いと判断し、現在の最終的な道路規制標識(INF)の判断及び報知を中止することができる。
図4(A)は、車両は右折することを示しているが、車両は、左折することがある。車両が左折する状況でFCM及びMPUが図4(B)で示す内容で動作する時に、道路標識判断部32は、上述のように動作する。
図5は、図1の道路標識判断装置100の動作を表すフローチャートを示す。図1の道路標識判断部32は、車両が過去の道路リンクを通過したか否かを判断することができる(図5のステップST01)。具体的には、図1の道路標識判断部32は、例えば道路リンクが変化したか否かを判断することができる。例えば道路リンクが変化する時に、道路標識判断部32は、地図情報取得部24に道路規制標識(第2の道路規制標識)等の地図データを取得させる(ステップST02)。好ましくは、地図情報取得部24は、その道路規制標識に関連する例えば道路種別も取得する。
次に、図1の道路標識判断部32は、トリガーを生成し(図5のステップST03)、画像認識部14は、そのトリガーに応じて、撮像画像に画像認識処理を実行する(ステップST04)。ここで、道路標識判断部32がトリガーを生成するタイミングは、例えば、車両の位置が道路リンクの終点に近づく時、車両の位置が道路リンクの道路規制標識(第2の道路規制標識)の位置に近づく時、画像認識部14が撮像画像を入力する時、又はそれらの任意の組み合わせ等であってもよい。
撮像画像に規制速度等の道路規制標識(第1の道路規制標識)が含まれている時に、画像認識部14は、現在の道路リンクの道路規制標識(第1の道路規制標識)を道路標識判断部32に出力することができる。撮像画像に規制速度等の道路規制標識(第1の道路規制標識)が含まれていない時に、画像認識部14は、現在の道路リンクの道路規制標識(第1の道路規制標識)を道路標識判断部32に出力することができない。
図1の道路標識判断部32は、現在の道路リンクで道路規制標識(第1の道路規制標識)が画像認識部14によって検出されたか否かを判断する(図5のステップST05)。次に、現在の道路リンクで道路規制標識(第1の道路規制標識)が画像認識部14によって検出される時に、道路標識判断部32は、その検出された道路規制標識(第1の道路規制標識)が地図情報取得部24によって取得された道路規制標識(第2の道路規制標識)と一致するか否かを判断し、協調確度を更新する(ステップST06)。具体的には、現在の道路リンクでの画像認識部14の検出結果及び地図情報取得部24の取得結果が一致する時に、道路標識判断部32は、例えば一致率に基づく協調確度を高く設定し又は上昇させる。なお、一致率は、典型的には、一致回数に基づくが、一致率は、一致回数に代えて、又は一致回数に加えて、一致時間及び/又は一致距離に基づいてもよい。
ここで、協調確度は、画像認識部14によって過去の道路リンクで検出された過去の第1の道路規制標識と地図情報取得部24によって過去の道路リンクで取得された過去の第2の道路規制標識が協調することが妥当であることの確度を表す過去の協調確度だけでなく、画像認識部14によって現在の道路リンクで検出された現在の第1の道路規制標識と地図情報取得部24によって現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識が協調することが妥当であることの確度を表す現在の協調確度も含んでいる。しかしながら、現在の道路リンクで道路規制標識(第1の道路規制標識)が画像認識部14によって検出される時に、協調確度は、現在の協調確度だけでもよい。
図1の道路標識判断部32は、例えば現在の協調確度に基づき、現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識を報知するべきか否かを判断する(図5のステップST07)。例えば、画像認識部14によって現在の道路リンクで検出された現在の第1の道路規制標識が地図情報取得部24によって現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識と一致する時に、道路標識判断部32は、例えば現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択し、報知部44は、現在の最終的な道路規制標識として、現在の道路リンクで地図情報取得部24によって取得された道路規制標識(第2の道路規制標識)を車両の乗員に報知する(ステップST08)。
例えば図3(B)の矢印NOTで示されるように、画像認識部14によって現在の道路リンクで実際の規制速度が検出されない時に、図1の道路標識判断部32は、車両が右折又は左折したか否かを判断する(図5のステップST09)。車両が右折又は左折する時に、道路標識判断部32は、過去のステップST06で更新された協調確度の程度が閾値を超えているか否かを判断する(図5のステップST10)。協調確度の程度が閾値を超える時に、道路標識判断部32は、他の条件が満たされているか否かを判断する(図5のステップST11)。他の条件が何も設定されてない時に、道路標識判断部32は、例えば現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択し、或いは、過去の道路リンクで報知された道路規制標識の継続を選択し、報知部44は、現在の最終的な道路規制標識を出力する(ステップST08)。
他の条件として、以下の何れか1つの条件又はすべての条件が道路標識判断部32に設定されることが好ましい。
(条件A)地図情報取得部24によって前回の道路リンクで取得された前回の規制速度が地図情報取得部24によって現在の道路リンクで取得された現在の規制速度と一致すること。
(条件B)地図情報取得部24によって前回の道路リンクで取得された前回の道路種別が地図情報取得部24によって現在の道路リンクで取得された現在の道路種別と一致すること。
(条件C)画像認識部14又は地図情報取得部24によって前回の道路リンクで検出又は取得された前回の車線の数が画像認識部14又は地図情報取得部24によって現在の道路リンクで検出又は取得された現在の車線の数と一致すること。
例えば条件A、条件B、条件C等の条件を考慮することによって、道路標識判断部32は、現在の最終的な道路規制標識をより正確に判断することができる。
加えて、ステップST09〜ステップST11を介してステップST08が実行される時に、以下の条件が道路標識判断部32に設定されることが好ましい。
(条件D)車両が現在の道路リンクを走行していること。
従って、車両が右折した後の現在の道路リンクを通過した後、道路標識判断部32は、協調確度を利用して、次の最終的な道路規制標識を判断することができる。言い換えれば、現在の道路リンクに後続する次の道路リンクで画像認識部14が道路規制標識(第1の道路規制標識)を検出しない時に、道路標識判断部32は、次の最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。これに応じて、報知部44は、ステップST09〜ステップST11を介してステップST08で実行していた現在の最終的な道路規制標識の出力を中止することができる。道路標識判断部32は、次の道路リンクでの次の最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率の上昇を想定し、報知部44は、安全サイドで、次の道路リンクでの次の最終的な道路規制標識の出力を中止することができる。
なお、条件Dは、車両が現在の道路リンク及び次の道路リンクを走行していることであってもよい。現在の道路リンクに後続する次の道路リンクで画像認識部14が道路規制標識を検出せず、且つ次の道路リンクに後続する更なる次の道路リンクで画像認識部14が道路規制標識を検出しない時に、道路標識判断部32は、次の最終的な道路規制標識として、例えば次の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択し、或いは、現在の道路リンクで報知された道路規制標識の継続を選択し、その後、更なる次の最終的な道路規制標識の判断を中止してもよい。
言い換えれば、条件Dは、車両が所定距離(例えば、数百[m])内を走行していることを意味し、例えば車両が交差点を通過してから数百[m]よりも多く走行する時には、道路標識判断部32は、最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。国によっては、例えば数百[m]毎に道路規制標識が設けられているので、道路標識判断部32は、最終的な道路規制標識の報知に誤りが存在する確率の上昇を想定し、安全サイドで、最終的な道路規制標識の判断を中止することができる。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
12・・・撮像部、14・・・画像認識部、22・・・地図データ記憶部、24・・・地図情報取得部、32・・・道路標識判断部、42・・・位置情報取得部、44・・・報知部、50・・・車載ネットワーク、100・・・道路標識判断装置。

Claims (7)

  1. 車両に設けられる撮像部によって前記車両の前方が撮像された撮像画像に画像認識処理を実行して、第1の道路規制標識を検出する画像認識部と、
    前記車両の位置を用いて、地図を構成する道路に関する道路リンク情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶部から、前記車両の前記位置での第2の道路規制標識を含む道路リンクを取得する地図情報取得部と、
    前記車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識および、前記現在の道路リンクにおける現在の第2の道路規制標識に基づき、前記現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識を判断する道路標識判断部と、
    を備えることを特徴とする道路標識判断装置。
  2. 前記過去の道路リンクは、少なくとも前回の道路リンクを含み、
    前記前回の道路リンクで検出された前回の第1の道路規制標識が前記前回の道路リンクで取得された前回の第2の道路規制標識と一致し、前記過去の第2の道路規制標識が前記現在の第2の道路規制標識と一致していることを条件に、前記道路標識判断部は、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を実行することを特徴とする請求項1に記載の道路標識判断装置。
  3. 前記道路標識判断部は、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識との一致率を取得し、前記一致率および、前記現在の道路リンクにおける現在の第2の道路規制標識に基づき、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を実行することを特徴とする請求項1に記載の道路標識判断装置。
  4. 前記過去の道路リンクは、少なくとも前回の道路リンクを含み、
    前記過去の道路リンクは、前記前回の道路リンクよりも以前の道路リンクを複数含み、
    前記以前の道路リンクで検出された以前の第1の道路規制標識が前記以前の道路リンクで取得された以前の第2の道路規制標識と一致する時に、前記道路標識判断部は、前記一致率を上昇させることを特徴とする請求項3に記載の道路標識判断装置。
  5. 前記現在の道路リンクに後続する後続の道路リンクで後続の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記道路標識判断部は、後続の最終的な道路規制標識の判断を中止することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の道路標識判断装置。
  6. 前記現在の道路リンクでの車線の数が変化している時に、前記道路標識判断部は、前記現在の最終的な道路規制標識の判断を中止することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の道路標識判断装置。
  7. 車両に設けられる撮像部によって前記車両の前方が撮像された撮像画像に画像認識処理を実行して、第1の道路規制標識を検出すること、
    前記車両の位置を用いて、地図を構成する道路に関する道路リンク情報を含む地図データを記憶する地図データ記憶部から、前記車両の前記位置での第2の道路規制標識を含む道路リンクを取得すること、
    前記車両が右折又は左折した後の現在の道路リンクで現在の第1の道路規制標識が検出されない時に、前記車両が右折又は左折する前である過去の第1の道路規制標識と過去の第2の道路規制標識との一致率に基づき、前記現在の道路リンクでの現在の最終的な道路規制標識として、前記現在の道路リンクで取得された現在の第2の道路規制標識を選択できるか否かを判断すること、を特徴とする道路標識判断方法。
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