JP6153391B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備え、カートリッジの画像形成部からの離脱を禁止する画像形成装置に関する。
トナーを保有するカートリッジ(例えば、画像形成した後に残った廃トナーを収容する廃トナーカートリッジや、画像形成する前のトナーを収容するトナーカートリッジ、感光体が格納される感光体カートリッジ)が着脱可能とされた画像形成部を備えた従来の画像形成装置は、一般的に、サービスマンやユーザ等の操作者によりカートリッジを交換可能な構成とされており、例えば、特許文献1のように、カートリッジを取り出す際にシート給送部に干渉しないような工夫を行っている。
特開2005−173171号公報
このような画像形成装置においては、サービスマンのように当該画像形成装置を十分に理解しているわけではない一般ユーザがカートリッジを交換する仕様となっている場合には、当該画像形成装置をユーザに適切に使用させるという観点から、カートリッジを画像形成部から容易には離脱させないようにしておくことが求められる。
そこで、本発明は、トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備えた画像形成装置であって、カートリッジを画像形成部から容易には離脱させないようにすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明者は、トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備えた画像形成装置においては、何らかの操作をしない限り、すなわち、画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材を前記画像形成装置本体から離脱する操作を少なくともしない限り、前記カートリッジを離脱方向へ離脱移動させないようにすれば、前記カートリッジを前記画像形成部から容易には離脱させないようにすることができることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、かかる知見に基づくものであり、前記課題を解決するために、次の第1態様及び第2態様の画像形成装置を提供する。
(1)第1態様の画像形成装置
トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされ画像形成部を備えた画像形成装置であって、画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材と、前記着脱部材が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記カートリッジの前記画像形成部からの離脱を禁止するように前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するカートリッジ規制部材と、前記カートリッジを覆う開閉部材とを備えており、前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジの離脱方向において前記カートリッジよりも下流側に配置されて前記カートリッジの離脱移動を規制する移動規制部を有しており、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱される動作に連動して前記移動規制部が退避位置に向けて移動し、且つ、前記開閉部材が開放される動作に連動して前記移動規制部が前記退避位置に向けて移動する構成とされており、前記移動規制部は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱され、且つ、前記開閉部材が開放されているときに、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る第1態様の画像形成装置において、前記カートリッジ規制部材は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱された状態では、自重により、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する構成とされている態様を例示できる。
(2)第2態様の画像形成装置
トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備えた画像形成装置であって、画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材と、前記着脱部材が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記カートリッジの前記画像形成部からの離脱を禁止するように前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するカートリッジ規制部材とを備えており、前記カートリッジ規制部材は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱された状態では、自重により、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する構成とされていることを特徴とする画像形成装置
本発明において、前記着脱部材は、一般ユーザが操作可能で、且つ、前記カートリッジの着脱とは関連性が少ない操作を行うものとして、記録シートを収容するシート収容部を例示できる。
本発明において、前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジの離脱方向において前記カートリッジよりも下流側に配置されて前記カートリッジの離脱移動を規制する移動規制部を有している態様を例示できる。
本発明において、前記カートリッジ及び前記着脱部材は、双方が第1水平方向に沿った前記離脱方向に離脱される構成とされており、前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制する位置である規制位置と前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する位置である解除位置との間で、鉛直方向及び前記離脱方向の双方に直交する第2水平方向に沿った回動軸線を中心に回動自在とされている態様を例示できる。
本発明において、前記カートリッジを覆う開閉部材を備え、前記開閉部材は、前記カートリッジを覆う位置である閉じ位置と前記カートリッジを前記画像形成部から離脱させる位置である開放位置との間で、前記第2水平方向に沿った回動軸線を中心に回動自在とされており、前記規制位置に位置する状態での前記カートリッジ規制部材と前記閉じ位置に位置する状態での前記開閉部材とは、何れも鉛直方向に沿っている態様を例示できる。
本発明において、前記カートリッジは、操作者により把持される把持部を備え、前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジにおける前記把持部の少なくとも一部を覆う構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記カートリッジは、画像形成した後に残った廃トナーを収容する廃トナーカートリッジ、及び、画像形成する前のトナーを収容するトナーカートリッジのうち何れか少なくとも何れかであり、前記カートリッジ規制部材は、前記廃トナーカートリッジの離脱移動を規制するか、前記トナーカートリッジの離脱移動を規制するか、或いは、前記廃トナーカートリッジ及び前記トナーカートリッジの双方の離脱移動を規制する構成とされている態様を例示できる。
本発明によると、カートリッジを画像形成部から容易には離脱させないようにすることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を正面右斜め上から視た概略斜視図である。 図1に示す画像形成装置を正面から視た概略正面図である。 図1及び図2に示す画像形成装置において給紙カセットを画像形成装置本体から離脱させて開閉カバーを開放した状態を正面右斜め上から視た概略斜視図である。 図3に示す状態において一部を鉛直方向に沿って縦切りにした断面で示す概略斜視図である。 図3に示す状態において廃トナーカートリッジを離脱させた状態を示す概略斜視図である。 廃トナーカートリッジの離脱を禁止する構成を説明するための模式図であって、(a)は、給紙カセットが画像形成装置本体に装着されてカートリッジ規制部材が廃トナーカートリッジの画像形成部からの離脱を禁止している状態を示す図であり、(b)は、給紙カセットが画像形成装置本体から離脱されてカートリッジ規制部材による廃トナーカートリッジの画像形成部からの離脱の禁止が解除されているものの、開閉カバーが閉じている状態を示す図である。 廃トナーカートリッジの離脱を禁止する構成を説明するための模式図であって、(a)は、図6(b)に示す状態において開閉カバーが開放された状態を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態において廃トナーカートリッジが画像形成部から離脱された状態を示す図である。 廃トナーカートリッジを画像形成装置本体から離脱させる一連の操作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[画像形成装置について]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100を正面右斜め上から視た概略斜視図である。図2は、図1に示す画像形成装置100を正面から視た概略正面図である。
本発明の実施に係る画像形成装置100は、原稿G(図2参照)の画像を読み取って記録用紙等の記録シートP(図2参照)に画像を形成する複写機能を有しており、原稿Gの画像を読み取る画像読取装置200と、記録シートPに画像を形成する画像形成部330を有する画像形成装置本体300とを備えている。なお、図1及び図2並びに後述する図3から図7において符号Xは第1水平方向、符号Yは第2水平方向、符号Zは鉛直方向をそれぞれ示している。
画像形成装置本体300は、画像形成部330の他、シート供給部310と、シート搬送部320(図2参照)と、シート排出部340とを有しており、水平に設置されるようになっている。
画像形成部330において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は、単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、画像形成部330においては、感光体ドラム11、帯電器12、現像装置14、中間転写ローラ152及びドラムクリーニング装置16は各色に応じた4種類の画像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdが構成されており、各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pd間で実質的に同じ構成の部材には同一符号を付している。
画像形成装置本体300では、画像形成を行うにあたり、中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ感光体ドラム11を回転させ、帯電器12により感光体ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置13により感光体ドラム11表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置14により感光体ドラム11表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム11表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム11表面に各色のトナー像が形成される。その後、感光体ドラム11表面の残留トナーをドラムクリーニング装置16により除去及び回収する。
引き続いて、中間転写装置15において、中間転写ベルト151を矢印方向Cに周回移動させつつ、転写バイアスが印加された中間転写ローラ152により各感光体ドラム11表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト151に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト151上にカラーのトナー像を形成する。これにより、中間転写ベルト151表面にカラーのトナー像が形成される。その後、中間転写ベルト151表面の残留トナーをベルトクリーニング装置153により除去及び回収する。なお、画像形成装置100は、ドラムクリーニング装置16及びベルトクリーニング装置153により除去及び回収された残留トナーは、廃トナーカートリッジ400(図1及び図2では図示せず、図3から図7参照)に収容されるようになっている。
一方、シート供給部310では、シート供給ローラ部312により給紙カセット311に積載された記録シートPを給紙カセット311から引出して、シート搬送部320におけるシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送する。なお、給紙カセット311は、画像形成装置本体300に対して着脱可能な着脱部材として作用するものであり、記録シートPを収容するシート収容部の一例とされている。
シート搬送経路321には、レジストローラ322、各搬送ローラ324及び排出ローラ325が設けられており、レジストローラ322は、記録シートPを一旦停止させて、記録シートPの先端を揃えた後、中間転写ベルト151と2次転写装置154における転写ローラ154aとの間の転写ニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて記録シートPの搬送を開始する。すなわち、シート供給部310からシート搬送部320におけるシート搬送経路321を通じて画像形成部330に搬送されてきた記録シートPを中間転写ベルト151と転写ローラ154aとの間の転写ニップ域に挟み込んで搬送しつつ、転写バイアスが印加された転写ローラ154aにより中間転写ベルト151表面におけるカラーのトナー像を記録シートP上に転写する。
そして、定着装置17の加熱ローラ171と加圧ローラ172との間に記録シートPを挟み込んで加熱及び加圧し、記録シートP上のカラーのトナー像を定着させ、さらに、シート排出部340に向けて搬送し、排出ローラ325を介してシート排出部340における排出トレイ341へ排出する。
また、記録シートPの表面だけではなく、裏面の画像形成を行う場合は、定着装置17にて表面にトナー像が定着された記録シートPを排出ローラ325により反転経路323に向けて逆方向に搬送して、反転経路323により記録シートPの表裏を反転させ、記録シートPをレジストローラ322へ再度導き、記録シートPの表面と同様にして、記録シートPの裏面にトナー像を形成して定着し、記録シートPをシート排出部340における排出トレイ341に排出する。
なお、図1に示す開閉カバー332及びカバー部材311bについては後ほど説明する。
(第1実施形態)
[廃トナーカートリッジの着脱構成について]
次に、画像形成部330に着脱可能とされた廃トナーカートリッジ400の着脱構成について図3から図7を参照しながら以下に説明する。
図3は、図1及び図2に示す画像形成装置100において給紙カセット311を画像形成装置本体300から離脱させて開閉カバー332を開放した状態を正面右斜め上から視た概略斜視図である。図4は、図3に示す状態において一部を鉛直方向Zに沿って縦切りにした断面で示す概略斜視図である。図5は、図3に示す状態において廃トナーカートリッジ400を離脱させた状態を示す概略斜視図である。
本実施の形態に係る画像形成装置100において、画像形成部330は、着脱方向(ここでは第1水平方向Xの離脱方向X1及び装着方向X2)に沿ってトナーを保有するカートリッジを着脱できるようになっている。
ここで、トナーを保有するカートリッジとしては、画像形成を行う前からトナーを保有しているもの(具体的には、画像形成する前のトナーを収容して該トナーを現像装置14〜14に供給するためのトナーカートリッジ141〜141(図3から図5参照))、及び、画像形成を行うことでトナーを保有するもの(具体的には、画像形成した後に残った廃トナーを収容する廃トナーカートリッジ400や感光体ドラム11〜11を格納する感光体カートリッジ)を例示できる。
本実施の形態において、画像形成装置100は、給紙カセット311(後述する図6(a)参照)が画像形成装置本体300に装着された状態で、カートリッジ(この例では廃トナーカートリッジ400)の画像形成部330からの離脱を禁止する構成とされている。
詳しくは、画像形成装置100は、画像形成装置本体300を構成する基台301を備えており、基台301は、水平面に沿って感光体ドラム11、帯電器12、現像装置14、中間転写ローラ152及びドラムクリーニング装置16等(図2参照)の各構成要素を支持する本体フレーム302に支持されている。基台301は、廃トナーカートリッジ400を載置した状態で離脱方向X1及び装着方向X2(画像形成装置100の前後方向)に沿って廃トナーカートリッジ400を画像形成部330に向けて摺動自在に案内するようになっている。そして、画像形成部330(この例ではドラムクリーニング装置16及びベルトクリーニング装置153)は、基台301に載置されて装着方向X2に移動する廃トナーカートリッジ400を離脱可能に嵌着する構成とされている。
具体的には、廃トナーカートリッジ400は、ボックス形状とされており、ここでは、4つのドラムクリーニング装置16〜16及びベルトクリーニング装置153から送られてくる廃トナーを収容する単一の部材とされている。廃トナーカートリッジ400は、4つのドラムクリーニング装置16〜16及びベルトクリーニング装置153から送られてくる廃トナーを受け入れる受け入れ部410〜410(図5参照)と、受け入れ部410〜410側とは反対側(操作者が操作する操作側)の外側面に設けられたカバー部材420とを備えている。
また、画像形成装置100において、画像形成装置本体300は、着脱方向(ここでは第1水平方向Xの離脱方向X1及び装着方向X2)に沿って給紙カセット311を着脱できるようになっている。
詳しくは、画像形成装置100は、給紙カセット311(図6(a)参照)を第1水平方向X(ここでは離脱方向X1及び装着方向X2)に沿って摺動自在に案内する一対のスライド部材303,303(図3から図5参照)を備えている。一対のスライド部材303,303は、鉛直方向Z及び第1水平方向X(ここでは離脱方向X1及び装着方向X2)の双方に直交する第2水平方向Yにおいて基台301の両側に設けられた本体フレーム302,302の下部に設けられている。
具体的には、給紙カセット311は、トレイ状のシート収容容器311a(図6(a)参照)と、シート収容容器311aの前側(操作側)の外側面に設けられたカバー部材311b(図6(a)参照)とを備えている。カバー部材311bは、シート収容容器311aに対してシート収容容器311aの上面よりも上方へ突設されている。
そして、画像形成装置100は、給紙カセット311(図6(a)参照)が画像形成装置本体300に装着された状態で、カートリッジ(この例では廃トナーカートリッジ400)の画像形成部330からの離脱を禁止するように廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制するカートリッジ規制部材500を備えている。
なお、図3から図5において、移動規制部501、第1保持部502、第2保持部503、支持アーム333、把持部430及び隙間αについては後述する。
図6及び図7は、廃トナーカートリッジ400の離脱を禁止する構成を説明するための模式図である。図6(a)は、給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着されてカートリッジ規制部材500が廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱を禁止している状態を示している。図6(b)は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱されてカートリッジ規制部材500による廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱の禁止が解除されているものの、開閉カバー332が閉じている状態を示している。図7(a)は、図6(b)に示す状態において開閉カバー332が開放された状態を示している。図7(b)は、図7(a)に示す状態において廃トナーカートリッジ400が画像形成部330から離脱された状態を示している。
図6及び図7に示すように、カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制する構成とされた移動規制部501と、給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着されている状態では廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制する位置である規制位置(図6(a)参照)に移動規制部501を保持させる構成とされた第1保持部502とを有している。また、第1保持部502は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態では、移動規制部501を規制位置(図6(a)参照)から、廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱を許容する退避位置(解除位置)(図7参照)に退避させる位置に配置される。
詳しくは、カートリッジ規制部材500における移動規制部501は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制するときには、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1において廃トナーカートリッジ400よりも下流側にかつカートリッジ規制部材500における第1保持部502よりも上流側に配置されている。また、カートリッジ規制部材500における第1保持部502は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制するときには、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1において給紙カセット311におけるカバー部材311bよりも上流側に配置されている。
具体的には、カートリッジ規制部材500における移動規制部501及び第1保持部502は、給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着されている状態では、離脱方向X1において廃トナーカートリッジ400と給紙カセット311におけるカバー部材311bとの間に配置されている。ここでは、カートリッジ規制部材500は、給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着されている状態では給紙カセット311におけるカバー部材311bの内側面311c(図6(a)参照)が第1保持部502に接触している。
また、本実施の形態において、廃トナーカートリッジ400及び給紙カセット311は、双方が第1水平方向Xに沿った離脱方向X1に離脱される構成とされている。カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制する位置である規制位置(図6(a)参照)と廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動の規制を解除する位置である解除位置(図7参照)との間で、第2水平方向Yに沿った回動軸線を中心に回動自在とされている。ここでは、カートリッジ規制部材500は、基台301に支持された支持軸Q1に回動自在に支持されている。
詳しくは、画像形成装置100は、廃トナーカートリッジ400(この例では廃トナーカートリッジ400及びトナーカートリッジ141〜141の双方)を覆う開閉カバー332(開閉部材の一例)をさらに備えている。開閉カバー332は、廃トナーカートリッジ400(この例では廃トナーカートリッジ400及びトナーカートリッジ141〜141の双方)を覆う位置である閉じ位置(図6参照)と廃トナーカートリッジ400を画像形成部330から離脱させる位置である開放位置(図7参照)との間で、第2水平方向Yに沿った回動軸線を中心に回動自在とされている。ここでは、開閉カバー332は、基台301の第2水平方向Y両側に設けられた本体フレーム302,302に支持された支持軸Q2に支持アーム333,333を介して回動自在に支持されている。そして、画像形成装置100は、規制位置(図6参照)に位置する状態でのカートリッジ規制部材500と閉じ位置に位置する状態での開閉カバー332とを何れも鉛直方向Zに沿った位置に配置させる構成とされている。
具体的には、カートリッジ規制部材500は、第2水平方向Yに沿って延びる板状部材とされている。開閉カバー332は、ここでは、画像形成装置本体300の操作側(前側)に配設された外装カバー(前カバー)とされている。
また、本実施の形態において、カートリッジ規制部材500は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態では、自重により、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動の規制を自動的に解除する構成とされている。また、カートリッジ規制部材500は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態であっても閉じた状態の開閉カバー332によって規制位置の近傍の位置であって廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制する位置である保持位置(図6(b)参照)に移動規制部501を保持させる構成とされた第2保持部503を有している。また、第2保持部503は、開閉カバー332が開放された状態では、移動規制部501を保持位置(図6(b)参照)から、廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱を許容する退避位置(解除位置)(図7参照)に退避させる位置に配置される。
詳しくは、カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制する状態(図6(a)参照)において、重心が回転中心(ここでは支持軸Q1の中心)を通りかつ鉛直方向Zに沿った仮想鉛直線(図示省略)より廃トナーカートリッジ400側とは反対側に位置するように設けられている。また、カートリッジ規制部材500における第2保持部503は、開閉カバー332が閉じているときには、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1において廃トナーカートリッジ400よりも下流側にかつ開閉カバー332よりも上流側に配置されている。
具体的には、カートリッジ規制部材500は、側面視でL字状の板状部材とされている。カートリッジ規制部材500は、側面視において、第1板状部510(ここでは長い方の部分)の基端側且つ内側(廃トナーカートリッジ400側)に移動規制部501が、基端側且つ外側(廃トナーカートリッジ400とは反対側)に第1保持部502が、さらに先端側且つ外側(廃トナーカートリッジ400とは反対側)に第2保持部503が設けられており、第2板状部520(ここでは短い方の部分)の端部が支持軸Q1に回転自在に支持されている。カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の形状に応じた形状とされている。ここでは、カートリッジ規制部材500における第1板状部510は、側面視において、第2板状部520に連結されて第2板状部520に対して屈曲した本体部511と、本体部511に対して外側に向けて斜め鈍角に傾斜した傾斜部512と、傾斜部512に対して屈曲して本体部511に平行又は略平行とされた先端部513とを有している。そして、本体部511の内側に移動規制部501が、本体部511の外側に第1保持部502が、さらに先端部513の外側に第2保持部503が設けられている。また、先端部513に設けられた第2保持部503は、開閉カバー332が閉じている状態では、離脱方向X1において廃トナーカートリッジ400と開閉カバー332との間に配置されている。ここでは、カートリッジ規制部材500は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態で開閉カバー332が閉じているときは第2保持部503が開閉カバー332の内側面332aに接触する(図6(b)参照)。
また、本実施の形態において、廃トナーカートリッジ400は、操作者により把持される把持部430を備えている。カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制するときには、廃トナーカートリッジ400における把持部430の少なくとも一部(全部又は一部)を覆うようになっている。
詳しくは、把持部430は、廃トナーカートリッジ400におけるカバー部材420に設けられた凹状部とされている。
具体的には、把持部430は、第2水平方向Yの両側にかつ鉛直方向Z(上下方向)の下側に設けられた一対の下側把持部431,431と、第2水平方向Yの両側にかつ鉛直方向Z(上下方向)の上側に設けられた一対の上側把持部432,432とを有している。カートリッジ規制部材500は、ここでは、把持部430における一対の下側把持部431,431を覆うようになっている。
[廃トナーカートリッジの画像形成装置本体からの離脱操作]
次に、廃トナーカートリッジ400の画像形成装置本体300からの離脱操作について、図8を参照しながら以下に説明する。
図8は、廃トナーカートリッジ400を画像形成装置本体300から離脱させる一連の操作を示すフローチャートである。
以上説明した画像形成装置100において、給紙カセット311を画像形成装置本体300に装着した状態(図6(a)参照)では、カートリッジ規制部材500における第1保持部502が給紙カセット311におけるカバー部材311bの内側面311cに当接するため、カートリッジ規制部材500における移動規制部501が廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制しており、これにより、カートリッジ規制部材500が廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱を禁止している。
この状態において、操作者が給紙カセット311を画像形成装置本体300から引き出すと(ステップS1、図6(b)参照)、カートリッジ規制部材500による廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱の禁止が解除されるのであるが、このとき、開閉カバー332が閉じたままの状態になっているため、開閉カバー332によりカートリッジ規制部材500の解除位置への回動が阻止されている。
この状態において、操作者が開閉カバー332を開くと(ステップS2)、それと同時に自重でカートリッジ規制部材500が前側に回動する(倒れる)(ステップS3、図7(a)参照)。なお、給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着されている状態において、開閉カバー332が開放されているときには、カートリッジ規制部材500における第1保持部502が給紙カセット311におけるカバー部材311bの内側面311cに当接するため、開閉カバー332を開放した状態であってもカートリッジ規制部材500における移動規制部501が廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制したままとなる。
かくして、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態であって、廃トナーカートリッジ400を覆う開閉カバー332が開放されることで廃トナーカートリッジ400が露出された状態において、操作者が廃トナーカートリッジ400を画像形成部330から取り出すことが可能となる(ステップS4、図7(b)参照)。
なお、操作者が廃トナーカートリッジ400を取り付けるときには、前記した手順とは逆の手順を行うことができる。すなわち、先ず、操作者が廃トナーカートリッジ400を取り付け、開閉カバー332を閉じ、このとき、カートリッジ規制部材500が開閉カバー332と共に従動して自動的に保持位置(図6(b)参照)に向けて回動する。最後に操作者が給紙カセット311を取り付けることによってカートリッジ規制部材500が規制位置(図6(a)参照)に位置され、このようにして規制位置に位置されたカートリッジ規制部材500により廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動が規制される。
[本実施の形態について]
以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置100によれば、画像形成装置本体300に対して着脱可能とされた給紙カセット311が画像形成装置本体300に装着された状態では、カートリッジ規制部材500により、廃トナーカートリッジ400の画像形成部330からの離脱を禁止するように廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制することができる。これにより、操作者が給紙カセット311を画像形成装置本体300から離脱する操作を少なくとも行わない限り、廃トナーカートリッジ400を離脱方向X1へ離脱移動させないようにすることができる。従って、廃トナーカートリッジ400を画像形成部330から容易には離脱させないようにすることが可能となる。
また、本実施の形態では、着脱部材をシート収容部(この例では給紙カセット311)とすることで、着脱部材の着脱操作を簡単な操作とすることができる。
また、本実施の形態では、カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を規制するときには、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1において廃トナーカートリッジ400よりも下流側に配置されて廃トナーカートリッジ400の離脱移動を規制する移動規制部501を有していることにより、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動を確実に規制することができる。
また、本実施の形態では、廃トナーカートリッジ400及び給紙カセット311は、双方が第1水平方向Xに沿った離脱方向X1に離脱される構成とされていることで、操作者による廃トナーカートリッジ400の離脱操作及び給紙カセット311の離脱操作を行い易くすることが可能となる。しかも、カートリッジ規制部材500は、規制位置(図6(a)参照)と解除位置(図7参照)との間で、第2水平方向Yに沿った回動軸線を中心に回動自在とされていることで、簡単な構成でありながら、カートリッジ規制部材500による廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動の規制動作及び該規制を解除する解除動作を簡単にかつ容易に実現させることが可能となる。また、カートリッジ規制部材500の動作を単純な動作とすることができるので、カートリッジ規制部材500の故障頻度を大幅に低減させることが可能となる。
ところで、廃トナーカートリッジ400を画像形成部330から着脱するにあたっては、画像形成装置100を設置した設置面F(例えば机)上に、トナーを保有するカートリッジ(この例では廃トナーカートリッジ400)からのトナーが落下する可能性があり、この場合、該設置面F上が汚れるといった課題がある。この点、本実施の形態では、カートリッジ規制部材500は、規制位置(図6(a)参照)と解除位置(図7参照)との間で、第2水平方向Yに沿った回動軸線を中心に回動自在とされていることにより、廃トナーカートリッジ400の着脱時に落下することがあるトナーをカートリッジ規制部材500で受けることができ、画像形成装置100を設置した設置面Fの汚れを少なくすることが可能となる。このことは、画像形成装置100全体のコンパクト化の観点から、本実施の形態の如く、開閉カバー332が画像形成装置本体300から離間して支持アーム333,333を介して画像形成装置本体300に支持されている構成において開閉カバー332が開放している状態で画像形成装置本体300と開閉カバー332との間に隙間α(図3から図5及び図7参照)が存在している場合に、特に有効となる。
また、本実施の形態では、開閉カバー332は、閉じ位置(図6参照)と開放位置(図7参照)との間で、第2水平方向Yに沿った回動軸線を中心に回動自在とされていることで、操作者が画像形成装置本体300に対して着脱可能とされた給紙カセット311を画像形成装置本体300から離脱する操作を行った後、開閉カバー332を開放位置に回動させる操作と同時に、カートリッジ規制部材500を解除位置に回動させる操作を行うことが可能となる。しかも、規制位置(図6(a)参照)に位置する状態でのカートリッジ規制部材500と閉じ位置(図6参照)に位置する状態での開閉カバー332とは、何れも鉛直方向Zに沿っていることで、省スペース化を実現できる上、操作者によるカートリッジ規制部材500の規制操作及び開閉カバー332の開閉操作を行い易くすることが可能となる。
また、本実施の形態では、カートリッジ規制部材500は、給紙カセット311が画像形成装置本体300から離脱された状態では、自重により、廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動の規制を解除する構成とされていることで、カートリッジ規制部材500を作動させる専用の作動機構(例えばスプリング等の付勢部材を含む作動機構)を用いることなく、操作者は廃トナーカートリッジ400の離脱方向X1への離脱移動の規制を解除させる操作を簡単にかつ確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、廃トナーカートリッジ400は、操作者により把持される把持部430を備え、カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400における把持部430の少なくとも一部(この例では一対の下側把持部431,431)を覆う構成とされていることで、操作者は画像形成装置本体300に対して着脱可能とされた給紙カセット311を画像形成装置本体300から離脱する操作を少なくとも行わない限り、廃トナーカートリッジ400における把持部430を把持し難い或いは把持できないようにすることができ、これにより、操作者により廃トナーカートリッジ400を画像形成部330からさらに容易には離脱させないようにすることが可能となる。
[他の実施形態について]
本実施の形態(第1実施形態)では、着脱部材をシート収容部(ここでは給紙カセット311)としたが、それに限定されるものではなく、画像形成装置本体300に対して着脱可能なものであれば、何れのものでもよい。例えば、第2実施形態として、着脱部材は、画像形成装置本体300に対して着脱可能なカバー部材であってもよい。
また、本実施の形態(第1実施形態)では、カートリッジ規制部材500は、廃トナーカートリッジ400の離脱移動を規制するようにしたが、それに限定されるものではなく、それに代えて或いは加えて、第3実施形態として、トナーカートリッジ141〜141及び/又は感光体カートリッジ(具体的には感光体ドラム11〜11を格納する感光体カートリッジ)の離脱移動を規制するようにしてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
11 感光体ドラム
12 帯電器
13 光走査装置
14 現像装置
15 中間転写装置
16 ドラムクリーニング装置
17 定着装置
100 画像形成装置
141 トナーカートリッジ
151 中間転写ベルト
152 中間転写ローラ
153 ベルトクリーニング装置
154 2次転写装置
154a 転写ローラ
171 加熱ローラ
172 加圧ローラ
200 画像読取装置
300 画像形成装置本体
301 基台
302 本体フレーム
303 スライド部材
310 シート供給部
311 給紙カセット(シート収容部の一例)
311a シート収容容器
311b カバー部材
311c 内側面
312 シート供給ローラ部
320 シート搬送部
321 シート搬送経路
322 レジストローラ
323 反転経路
324 搬送ローラ
325 排出ローラ
330 画像形成部
332 開閉カバー(開閉部材の一例)
332a 内側面
333 支持アーム
340 シート排出部
341 排出トレイ
400 廃トナーカートリッジ(カートリッジの一例)
410 受け入れ部
420 カバー部材
430 把持部
431 下側把持部
432 上側把持部
500 カートリッジ規制部材
501 移動規制部
502 第1保持部
503 第2保持部
510 第1板状部
511 本体部
512 傾斜部
513 先端部
520 第2板状部
G 原稿
P 記録シート
Q1 支持軸
Q2 支持軸
X 第1水平方向
X1 離脱方向
X2 装着方向
Y 第2水平方向
Z 鉛直方向
α 隙間

Claims (9)

  1. トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材と、
    前記着脱部材が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記カートリッジの前記画像形成部からの離脱を禁止するように前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するカートリッジ規制部材と
    前記カートリッジを覆う開閉部材と
    を備えており、
    前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジの離脱方向において前記カートリッジよりも下流側に配置されて前記カートリッジの離脱移動を規制する移動規制部を有しており、
    前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱される動作に連動して前記移動規制部が退避位置に向けて移動し、且つ、前記開閉部材が開放される動作に連動して前記移動規制部が前記退避位置に向けて移動する構成とされており、
    前記移動規制部は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱され、且つ、前記開閉部材が開放されているときに、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジ規制部材は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱された状態では、自重により、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  3. トナーを保有するカートリッジが着脱可能とされた画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材と、
    前記着脱部材が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記カートリッジの前記画像形成部からの離脱を禁止するように前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するカートリッジ規制部材と
    を備えており、
    前記カートリッジ規制部材は、前記着脱部材が前記画像形成装置本体から離脱された状態では、自重により、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジの離脱方向において前記カートリッジよりも下流側に配置されて前記カートリッジの離脱移動を規制する移動規制部を有していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記着脱部材は、記録シートを収容するシート収容部であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジ及び前記着脱部材は、双方が第1水平方向に沿った前記離脱方向に離脱される構成とされており、
    前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制する位置である規制位置と前記カートリッジの離脱方向への離脱移動の規制を解除する位置である解除位置との間で、鉛直方向及び前記離脱方向の双方に直交する第2水平方向に沿った回動軸線を中心に回動自在とされていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジを覆う開閉部材を備え、
    前記開閉部材は、前記カートリッジを覆う位置である閉じ位置と前記カートリッジを前記画像形成部から離脱させる位置である開放位置との間で、前記第2水平方向に沿った回動軸線を中心に回動自在とされており、
    前記規制位置に位置する状態での前記カートリッジ規制部材と前記閉じ位置に位置する状態での前記開閉部材とは、何れも鉛直方向に沿っていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1から請求項までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、操作者により把持される把持部を備え、
    前記カートリッジ規制部材は、前記カートリッジの離脱方向への離脱移動を規制するときには、前記カートリッジにおける前記把持部の少なくとも一部を覆う構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、画像形成した後に残った廃トナーを収容する廃トナーカートリッジ、及び、画像形成する前のトナーを収容するトナーカートリッジのうち少なくとも何れかであり、
    前記カートリッジ規制部材は、前記廃トナーカートリッジの離脱移動を規制するか、前記トナーカートリッジの離脱移動を規制するか、或いは、前記廃トナーカートリッジ及び前記トナーカートリッジの双方の離脱移動を規制する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
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