JP2006171534A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消耗品の交換時の操作性の向上。
【解決手段】 装置下方より、給紙手段、露光手段、画像形成手段、中間転写手段、定着手段、排紙積載手段の順に配置され、用紙搬送経路が略垂直となる画像形成装置において、
前記用紙搬送経路を開放するための回動部を開放した後、
前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記中間転写手段を前記回動部の開放方向から、画像形成装置に着脱自在の構成とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は電子写真方式の複写機、プリンタ、記録装置等の画像形成装置に関し、特にメンテナンス対象ユニット、部品の配置構成に関するものである。
像担持体の周囲に帯電手段及び現像手段を配置した画像形成ステーションを転写ベルトに沿って各色毎に設け、転写ベルトを各ステーションに通過させることによりカラー画像を形成させるタンデム型の画像形成装置がある。
ここで、各画像ステーションの配置方式としては、水平方式、垂直方式、斜め方式に大別される。引用文献1では、転写ベルト周りの紙詰りの除去、像担持体及び現像手段等の消耗品の交換を容易に行うよう、前記垂直方式、斜め方式配置の画像形成装置に限定して提案がなされている。
引用文献1の一実施例として、紙詰りの除去処理のための回動部を装置本体より解放後、現像手段、像担持体、中間転写ベルトを支持する回動部を開放した後、現像手段、像担持体、中間転写ベルトの順に装置本体上方よりアクセスする構成である。(引用文献1 図8及び図9)
また、引用文献1の他の実施例として、紙詰りの除去処理のための回動部を装置本体より解放後、現像手段は装置本体に残し、像担持体、中間転写ベルトを支持する回動部を開放した後、像担持体、中間転写ベルトの順に装置本体上方よりアクセスする構成である。なお、現像手段については、斜め上方または水平方向に引き出す構成となっている。(引用文献1 図10及び図11)
特開2003−156984号公報
ここで、上記特許文献のような構成では、各画像ステーションの配置方式が斜め方式、垂直方式のため、装置本体の設置面積は小さいものの、装置高さが高くなり、机上への設置が困難である。仮に机上に設置可能な高さで構成したとしても、交換対象となる消耗品を支持する回動部の開放位置が、紙詰りの除去処理のための回動部の開放位置より上方になるため、前記消耗品へのアクセスが装置本体上方からとなり、操作性を損なう可能性がある。
特に前記構成の画像形成装置に原稿読取装置を搭載したシステム機に展開しようとした場合、画像形成装置側の排紙部へのアクセス空間を保持して原稿読取装置を配置する必要がある。これにより、画像読取手段がより上方に配置され、原稿のセット、取り出しの操作性が損なわれる。
そこで、本発明は、ジャム処理のための回動部を開放して、メンテナンス対象部品あるいはメンテナンス対象ユニットにアクセスする画像形成装置において、前記メンテナンス対象部品、ユニットの操作性、作業性の向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、装置下方より、給紙手段、露光手段、画像形成手段、中間転写手段、定着手段、排紙積載手段の順に配置され、用紙搬送経路が略垂直となる画像形成装置において、前記用紙搬送経路を開放するための回動部を開放した後、前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記中間転写手段を前記回動部の開放方向から、前記画像形成装置に着脱自在に構成したことを特徴とする。
本発明によれば、ジャム処理のための回動部を開放することで、メンテナンス対象ユニット及びユーザ操作部へのアクセスが全て同一方向よりアクセス可能となる。これにより、メンテナンス性、操作性の向上が図られる。また画像読取手段を本発明の画像形成装置の上方に配置するだけで、プリンタからコピー機といったシステム機への展開が容易に図られる。
ジャム処理開放部を開放するだけでメンテナンスユニットへのアクセスが可能で、装置本体の省スペース化が図られる。
(実施例)
[第一実施例]
本発明に係る画像形成装置の第一実施例について、図1より図8を用いて説明する。
図1は本実施例に係る画像形成装置の全体構成図であり、これにもとづいて、画像形成プロセスを説明する。
図1に示す画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する感光体ドラム10a〜10dを4つ配置している。感光体ドラム10a〜10dの周囲には、それぞれ不図示の帯電器、現像器、クリーナが配置され、それらがプロセスカートリッジ1a〜1dとしてユニット化されている。さらに前記プロセスカートリッジ1a〜1dは画像形成手段たる画像形成ユニット1として一体に構成される。
前記画像形成ユニット1の上部に、各感光体ドラム10a〜10dと接触するようにして、中間転写手段としての中間転写ユニット2を配置している。
感光体ドラム10a〜10dはそれぞれ不図示の帯電器により帯電し、色分解したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の光像を露光手段としての露光ユニット6により露光して、感光体ドラム10a〜10dにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの潜像を形成する。それぞれの潜像は現像器により現像して、感光体ドラム10a〜10d上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。
感光体ドラム10a〜10dの回転に伴い、トナー像は感光体ドラム10a〜10dと中間転写ユニット2内の中間転写ベルト2Aとが当接する1次転写部位に到来する。トナー像は、各感光体ドラム10a〜10dに対向して配設された1次転写ローラ2a〜2dによって、中間転写ベルト2へ順次転写される。1次転写ローラ2a〜2dには、不図示の電装基板から1次転写バイアスが印加される。
給紙手段としての給送カセット4に収納されているシートPは、ピックアップローラ8により1枚ずつ送り出され、レジストローラ9でタイミングを合わされた後、シートPを2次転写ローラ3と中間転写ベルト2Aで構成されるニップ部に搬送されて、中間転写ベルト2A上のトナー像が一括して2次転写される。その後トナー像が転写されたシートPは、定着器5に搬送され、そこで熱および圧力を受けて定着され、これにより各色のトナーが溶融混色してシートPに固定されたフルカラーのプリント画像とされた後、定着器5の下流に設けられた排出搬送手段31によって排出トレイ7に排出される。
以上のように、本実施例に係る画像形成装置は、本体部30の下方より、給送カセット4、露光ユニット6、画像形成ユニット1、中間転写ベルトユニット2、定着器5、排出トレイ7の順に配設されている。
次に本実施形態の回動部の構成について説明する。図2は図1より回動部を開放した状態を示す断面図である。
図2に示すように、回動部の例としての定着フレーム35には、レジストローラ9、2次転写ローラ3、定着器5、排出搬送手段31及びシート搬送路の例としての紙パスAの一部を配置し、本体部30に設けた支軸101を支点として矢印B方向及び矢印C方向に回動可能な構成としている。
従って、ピックアップローラ8によりカセット4より送り出されたシートPが搬送途中で紙詰りを起こし、紙パスA内に滞留した場合、あるいは定着器5内でシートPが紙詰りを起こした場合、定着フレーム35を矢印B方向に開放して紙詰り処理を行うような構成となっている。
すなわち、回動部としての定着フレーム35を矢印C方向に開放すると、レジストローラ9が対向側ローラ、2次転写ローラ3が中間転写ベルト2Aからそれぞれ離間することで紙パスCが開放される。従って、シートPが2次転写ローラ3の中間転写ベルト2Aとのニップ部前後で紙詰りを起こした場合、定着フレーム35を開放することで容易に紙詰り処理が可能となる。
また、定着器5内にシートPが滞留して紙詰りを起こした場合、定着フレーム35を開放すると2次転写ローラ3が中間転写ベルト2Aから離間して紙パスCが開放されるので、定着器5にシートPをくわえ込んだままシートPが引き出せる。従って、定着器5内の不図示の圧解除レバーを操作して、定着器5に形成されたローラ対のニップを解除すれば、定着器5に残ったシートPの紙詰り処理を容易に行うことができる。
次に本実施形態の特徴的な構成である中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の画像形成装置本体からの着脱構成について図1より図8を用いて説明する。
図1及び図2において、21,22は中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の画像形成装置本体からの着脱時に、各ユニットを案内して位置決めするためのガイドであり、本体部の各ユニット幅方向両端に配設される。21は定着フレーム35の回動支軸101より遠い側に配設された奥ガイドであり、前記各ユニットの高さ方向のみの位置決め部21a、21b、21c(図7)を有する。また、22は定着フレーム35の回動支軸101に近い側に配設された手前ガイドであり、前記各ユニットの高さ方向及び着脱方向前後の位置決めのための勘合部22a、22b、22c(図7)を有する。
図3は中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の画像形成装置本体への位置決め方法を示す、前記位置決め部21a、21b、21cにおける概略断面図(図1のD−D断面)、図4(a)より(c)は前記位置決め部21a、21b、21c及び前記勘合部22a、22b、22cにおける概略平断面図である。
中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の両側面には高さ決めボスと勘合ボスが各一対づつ配設される。図3及び図4(a)より(c)は、各ユニットの同一側面における前記高さ決めボスと奥ガイド21、勘合ボスと手前ガイド22の配置構成を示す。
中間転写ユニット2には高さ決めボス20a、勘合ボス20b、画像形成ユニット1には高さ決めボス100a、勘合ボス100b、露光ユニット6には高さ決めボス60a、勘合ボス60bがそれぞれ配設される。
高さ決めボス20a、100a、60aは図3に示すように、奥ガイド21に階段状に一体的に設けた座面21a、21b、21cにそれぞれ着地して高さ方向の位置決めがなされる。この際、各ユニットの自重だけで高さ決めを行うと、画像形成装置本体が動作中に振動することで、画像品位を低下させる可能性がある。この場合、不図示のロック部材により各ユニットの高さ決めを確実に行う構成としても良い。
また、図示はしてないが、勘合ボス20b、100b、60bと手前ガイド22の勘合高さ決めは前記高さ決めボス20a、100a、60aと奥ガイド21の断面構成と略同一である。
中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の高さ方向の位置決めは前述のとおりで、装置水平方向の位置決めは図4(a)より(b)に示すように、勘合ボス20b、100b、60bが手前ガイド22の勘合部22a、22b、22cに勘合することで行われる。このとき、高さ決めボス20a、100a、60aは装置水平方向へは位置決めされない。なお、勘合ボス20b、100b、60bの手前ガイドへの勘合をより確実にするため、前述のように不図示のロック部材を用いても良い。
次に中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の画像形成装置本体からの引き出し動作について説明する。
図2に示すように、定着フレーム35を矢印B方向に支軸101を支点として回動すると、紙パスAが開放される。ここで図8に示すように、奥ガイド21には各ユニットを定着フレーム35に向かって斜め上方へ案内する傾斜部21Aと、略水平に案内する水平部21Bが形成される。また手前ガイド22には前記傾斜部21Aと同一角度の傾斜部22A(傾斜部21Aと平行)と、水平部22Bが形成される。
中間転写ユニット2を本体部30より外す場合、中間転写ユニット2に設けた不図示の把手部を支持して上方に引き上げる。このとき、高さ決めボス20aが奥ガイド21の傾斜部21A、勘合ボス20bが手前ガイド22の傾斜部22Aにより、中間転写ユニット2は図5に示す位置まで案内される。この後、高さ決めボス20aが奥ガイド21の水平部21B、勘合ボス20bが手前ガイド22の水平部22Bにより案内され本体部30より完全に引き出される。(図5中の2点鎖線)
上記にて中間転写ユニット2を本体部30より外した後、画像形成ユニット1の取り外しか可能となる。中間転写ユニット2を取り外す場合と同様に、画像形成ユニット1に設けた不図示の把手部を支持して引き上げることで、高さ決めボス100aが奥ガイド21の傾斜部21A、勘合ボス100bが手前ガイド22の傾斜部22Aにより、図6に示す位置まで案内される。この後、高さ決めボス100aが奥ガイド21の水平部21B、勘合ボス100bが手前ガイド22の水平部22Bにより案内され本体部30より完全に引き出される。(図6中の2点鎖線)
上記のように、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1の順に該ユニットを本体部30より取り外すことで、露光ユニット6の取り外しも可能となる。中間転写ユニット2及び画像形成ユニット1を取り外す場合と同様に、露光ユニットに設けた不図示の把手部を支持して引き上げることで、高さ決めボス60aが奥ガイド21の傾斜部21A、勘合ボス60bが手前ガイド22の傾斜部22Aにより、図7に示す位置まで案内される。この後、高さ決めボス60aが奥ガイド21の水平部21B、勘合ボス60bが手前ガイド22の水平部22Bにより案内され本体部30より完全に引き出される。(図7中の2点鎖線)
ここで、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6を本体部30にセットする場合は、前記各ユニットの本体部30からの引き出し動作と逆の手順で行う。即ち、定着フレーム35を支軸101を支点として開放した状態で、露光ユニット6の高さ決めボス60aを奥ガイド21の水平部21Bの入り口、勘合ボス60bを手前ガイド22の水平部22Bにそれぞれ挿入する。その後、露光ユニット6を本体部30内へ押し込むことで、高さ決めボス60a、勘合ボス60bがそれぞれ奥ガイド21、手前ガイド22に案内されつつ本体部30の所定位置にセットされる。その後、画像形成ユニット1、中間転写ユニット2の順に露光ユニット6と同様の構成により、本体部30の所定位置にセットされる。
また、図8に示すように、給紙カセット4は中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6と同様に略水平方向に単独で着脱自在に構成される。
なお、前記構成において、画像形成装置本体からの着脱対象とした、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6及び給紙カセット4を、画像形成装置本体から略水平に着脱するとしたが、ここでいう、略水平とは画像形成装置本体高さが許容する限りの、例えば水平方向(角度0度)に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内とする。
以上、述べたように上記構成によれば、ジャム処理のための回動部を開放するだけで、各メンテナンス対象ユニットへのアクセスが可能であり、メンテナンスのための回動部の構成が不要で設置位置の制約が低減でき、作業性の向上が図られる。
また、前記各メンテナンス対象ユニットは全て装置本体より略水平方向に引き出せることで、作業性の向上が更に図られると共に、前記各メンテナンス対象ユニットの本体への着脱軌跡を避ける空間で排紙積載部を所定位置に固定配置できるので画像形成装置の高さ方向の省スペース化が図られる。
さらに、前記各メンテナンス対象ユニットが同一のガイド部材で位置決めされるので、各ユニット間の相対位置精度が保証可能で、色ずれ,転写不良等の画像への影響が低減され、出力画像品位の安定化が図られる。
また、カセットは前記各メンテナンス対象ユニットとは別に単独で装置本体より水平方向に抜けるので、このカセットと紙パスを開放する回動部、前記各メンテナンス対象ユニット、カセットへのアクセスが全て同一方向から可能で、操作性、作業性の向上が図られる。
[第二実施例]
本発明に係る画像形成装置の第二実施例について、図9及び図10を用いて説明する。なお、第一実施例の図1より図8と同一符号が付された要素は構成が同一につき、その説明は省略する。
前記第一実施例では、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6の順に本体部30より引き出す構成を説明したが、本実施例は中間転写ユニット2を画像形成ユニット1より離接した後、所定位置まで引き出し、その後画像形成ユニット1を本体部30より引き出す構成である。
図9、図10において、31は中間転写ユニット2の高さ決めボス20a、勘合ボス20bを案内して位置決めするためのガイドであり、高さ決めボス20aに対応する高さ位置決め部31aと高さ方向及び着脱方向前後の位置決めのための勘合部31bが一体的に形成される。また、中間転写ユニットガイド31には、中間転写ユニット2を本体部30から引き出し時に、定着フレーム35に向かって斜め上方へ案内する傾斜部31A、31Bと、略水平に案内する水平部31Cが形成される。さらに、中間転写ユニットガイド31には、中間転写ユニット2を本体部30から水平に引き出せないよう、規制部31Dが形成される。
また、32は画像形成ユニット1の高さ決めボス100a、勘合ボス100bを案内して位置決めするためのガイドであり、高さ決めボス100aに対応する高さ位置決め部32aと高さ方向及び着脱方向前後の位置決めのための勘合部32bが一体的に形成される。また、画像形成ユニットガイド32には、画像形成ユニット1を本体部30から引き出し時に、定着フレーム35に向かって斜め上方へ案内する傾斜部32A、32Bと、略水平に案内する水平部3Cが形成される。
次に、中間転写ユニット2と画像形成ユニット1の画像形成装置本体からの引き出し動作について説明する。
図10に示すように、定着フレーム35を矢印B方向に支軸101を支点として回動すると、紙パスAが開放される。そして、中間転写ユニット2を不図示の把手部を支持して上方に引き上げる。このとき、高さ決めボス20a、勘合ボス20bがそれぞれ中間転写ユニットガイド31の傾斜部31A、31Bにより案内される。この後、高さ決めボス20aが中間転写ユニットガイド31の水平部31B、勘合ボス20bが中間転写ユニットガイド31の水平部31Cにより案内される。そして、高さ決めボス20aが中間転写ユニットガイド31の規制部31Dで係止され、中間転写ユニット2を水平に抜くことが不可能となる位置に到達する。(図10)
前記のように中間転写ユニット2を画像形成ユニット1から離間して所定位置に待機させた後、画像形成ユニット1を画像形成装置本体から引き出す。
画像形成ユニット1を不図示の把手部を支持して上方に引き上げる。このとき、高さ決めボス100a、勘合ボス100bがそれぞれ画像形成ユニットガイド32の傾斜部32A、32Bにより案内される。(図10の2点鎖線)この後、高さ決めボス100aが画像形成ユニットガイド32の水平部32B、勘合ボス100bが画像形成ユニットガイド31の水平部31Cにより案内され本体部30より完全に引き出される。
以上、述べたように上記構成によれば、中間転写ユニット、画像形成ユニット、露光ユニットのうち、一般的に耐久性の観点から最も交換頻度が高い感光体ドラムを有する画像形成ユニットを、中間転写ユニットを画像形成装置より取り外すことなく交換可能で、作業性の向上が図られる。
また、画像形成ユニットへのアクセス時、中間転写ユニットを一旦上方に持ち上げて待機位置へ移動するので、中間転写ユニットを持ち上げた直後で中間転写ユニット内の中間転写ベルトは、画像形成ユニット内の感光体ドラムより離間する。これにより、感光体ドラム全てに中間転写ベルトの移動に伴う摺擦キズを低減でき、寿命未到達で交換対象とならない感光体ドラムを不用意に交換する必要がなくなる。また、中間転写ベルトにも摺擦キズを付けることがないので、感光体ドラムに対し数倍以上の耐久寿命を有する中間転写ベルトを、摺擦キズが原因で交換する必要もない。
なお、前記構成において、画像形成装置本体からの着脱対象とした、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1を、画像形成装置本体から略水平に着脱するとしたが、ここでいう、略水平とは第一実施例と同様に、画像形成装置本体高さが許容する限りの、例えば水平方向(角度0度)に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内とする。
[第三実施例]
本発明に係る画像形成装置の第三実施例について、図11及び図12を用いて説明する。なお、第一実施例の図1より図8と同一符号が付された要素は構成が同一につき、その説明は省略する。
図11及び図12に示す画像形成装置は第一実施例の画像形成装置に原稿読取手段としてのリーダユニット201、原稿押さえ手段としての圧板ユニット202を配置したものである。
リーダユニット201は本体部30に一体に形成された支柱203により支持される。また圧板ユニット202は支軸202aを支点として回動する。
本構成により、図11に示す画像形成装置の待機状態から、原稿を圧板ユニット202にセットする場合、図12中の202A(2点鎖線)で示すように、本体部30の右より圧板ユニット202を支軸202aを支点として開放する。
また、図12で示すように、ジャム処理時は定着フレーム35を支軸101を支点として35A(2点鎖線)の位置まで開放する。中間転写ユニット2を交換する場合は、第一実施例で記載したとおり、定着フレーム35を開放した後、該ユニットを斜め上方から水平方向に移動させて本体部30より抜き出す(図12中の2点鎖線2B)。そして、定着フレーム35を開放した状態で前記と逆の手順で本体部30の所定位置にセットする。
さらに、画像形成ユニット1内のプロセスカートリッジ1a〜1dのユニット交換、あるいは感光体ドラム10a〜10dの単部品交換の場合は、図示はしてないが、第一実施例で記載したとおり、まず中間転写ユニット2を本体部30より抜き出す。その後、画像形成ユニット1を本体部30より完全に抜き出すか、抜き出し途中で待機させておいて、交換対象のプロセスカートリッジ1a〜1dあるいは感光体ドラム10a〜10dにアクセスする。交換終了で、前記と逆の手順で本体部30の所定位置にセットする。
さらに、露光ユニット6の交換、メンテナンスの場合は、第一実施例で記載した手順で本体部30より抜き出し、これと逆の手順で本体部30の所定位置にセットする。
これに加え、第一実施例で説明したように、給紙カセット4は略水平方向に本体部30より単独で着脱自在に構成される(図12の2点鎖線4Aは給紙カセット4の脱状態を示す)。
なお、前記構成において、画像形成装置本体からの着脱対象とした、中間転写ユニット2、画像形成ユニット1、露光ユニット6及び給紙カセット4を、画像形成装置本体から略水平に着脱するとしたが、ここでいう、略水平とは第一実施例と同様に、画像形成装置本体高さが許容する限りの、例えば水平方向(角度0度)に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内とする。
以上、述べたように上記構成によれば、リーダユニットへの原稿載置及び原稿除去と、ジャム処理のための定着フレーム開放、中間転写ユニット、画像形成ユニット、露光ユニットの交換及びメンテナンスと、用紙補給のための給紙カセットの引き出しを全て同一方向から実施可能となり、操作性、作業性の向上が図られる。
また、中間転写ユニット、画像形成ユニット、露光ユニットを装置本体より略水平方向に脱着することで、排紙積載部を所定位置に固定配置しているので、排紙部へのアクセス空間を保持する限りリーダユニットの配置を低くすることが可能である。これにより、読取部、画像形成部を有する画像形成装置の高さ方向の省スペース化が図られ、リーダユニトへの操作性の向上が図られる。
なお、上記例においては、原稿押さえ手段として、圧板ユニットとして説明したが、原稿を積載搬送するいわゆるドキュメントフィーダであってもその効果は同一である。
本発明は、ジャム処理のための回動部を開放して、メンテナンス対象部品あるいはメンテナンス対象ユニットにアクセスする画像形成装置について利用することができる。
第一実施例の画像形成装置の全体構成図である。 第一実施例の第1回動部を開放した状態を示す断面図である。 第一実施例のメンテナンス対象ユニットの装置本体への位置決め構成を示す概略断面図である。 第一実施例のメンテナンス対象ユニットの装置本体への位置決め構成を示す概略平断面図であり、(a)は中間転写ユニットの装置本体への位置決め構成を示す、(b)は画像形成ユニットの装置本体への位置決め構成を示す、(c)露光ユニットの装置本体への位置決め構成を示す。 第一実施例の中間転写ユニットの着脱動作を示す概略断面図である。 第一実施例の画像形成ユニットの着脱動作を示す概略断面図である。 第一実施例の画像形成ユニットの着脱動作を示す概略断面図である。 第一実施例の給紙カセットの着脱動作を示す概略断面図である。 第二実施例の画像形成装置の全体構成図である。 第二実施例の画像形成ユニットの着脱動作を示す概略断面図である。 第三実施例の画像形成装置の全体構成図である。 第三実施例の画像形成装置のメンテナンス対象ユニット及び操作対象ユニットの動作説明図である。
符号の説明
1 画像形成ユニット(画像形成手段、メンテナンスユニット)
2 中間転写ベルトユニット(中間転写手段、メンテナンスユニット)
4 給送カセット(給紙手段)
5 定着器(定着手段)
6 露光ユニット(露光手段、メンテナンスユニット)
7 排出トレイ(排紙積載手段)
21 奥ガイド(ガイド部材)
22 手前ガイド(ガイド部材)
35 定着フレーム(回動部)
201 リーダユニット(原稿読取手段)
202 圧板ユニット(原稿押さえ手段)
A 紙パス(用紙搬送経路)

Claims (8)

  1. 装置下方より、給紙手段、露光手段、画像形成手段、中間転写手段、定着手段、排紙積載手段の順に配置され、
    用紙搬送経路が略垂直となる画像形成装置において、
    前記用紙搬送経路を開放するための回動部を開放した後、
    前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記中間転写手段を前記回動部の開放方向から、前記画像形成装置に着脱自在に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記画像形成手段を前記回動部の開放方向から、前記画像形成装置に着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記中間転写手段、前記画像形成手段の順に前記画像形成装置より引き出され、前記画像形成手段、前記中間転写手段の順に前記画像形成装置の所定位置にセットするよう構成したことを特徴とする請求項1より請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記中間転写手段を前記画像形成手段より離間させた後、前記画像形成装置の所定位置で待機させ、前記画像形成手段を前記画像形成装置から単独で引き出すよう構成したことを特徴とする請求項1より請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写手段及び前記画像形成手段の前記画像性装置への着脱時、前記中間転写手段及び前記画像形成手段を前記画像形成装置の所定位置に案内するガイド部材を設け、
    前記ガイド部材は、前記中間転写手段及び前記画像形成手段を共に案内可能なよう一体的に構成したことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記露光手段を前記回動部の開放方向から、前記画像形成装置に着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1より請求項2記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置の水平方向に対し、上部に15度の角度、下部に15度の角度の範囲内で、前記給紙手段を前記回動部の開放方向から、前記画像形成装置に着脱自在に構成し、
    前記給紙手段の着脱は前記中間転写手段、前記画像形成手段とは別に単独で行うよう構成したことを特徴とする請求項1より請求項2画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置の上方へ、原稿読取手段、原稿押さえ手段の順に配置したことを特徴とする請求項1より請求項2記載の画像形成装置。
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