JP6153215B2 - イモビライザシステム - Google Patents
イモビライザシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6153215B2 JP6153215B2 JP2012104273A JP2012104273A JP6153215B2 JP 6153215 B2 JP6153215 B2 JP 6153215B2 JP 2012104273 A JP2012104273 A JP 2012104273A JP 2012104273 A JP2012104273 A JP 2012104273A JP 6153215 B2 JP6153215 B2 JP 6153215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- immobilizer
- control unit
- antenna coil
- meter
- transponder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
イモビライザシステム100Aは、イモビライザユニット8とイグニッションキー10からなる。
イモビライザユニット8は、イモビライザ回路基板20と信号を送受信するアンテナコイル1とからなり、ケース6に一体となって収容される。イモビライザユニット8は、車体側のキーシリンダ3の差込み口近傍に取り付けられる。
イモビライザ回路基板20は、主に、イモビライザ制御部21、インターフェイス(I/F)22と、これらに電源供給を行う電源回路23と、からなる。イモビライザ制御部21は、IDコードの真正性を判断し、その結果をBCM(ボディーコントロールモジュール)40に伝える。
IDコード信号は、アンテナコイル1からイモビライザユニット8に取り込まれ、イモビライザ制御部21で照合判別される。照合の結果、正規のIDコードであればエンジンの始動が許可され、不正なIDコードであればエンジン始動が禁止される。
IDコードの判断結果のデータは、イモビライザユニット8とBCM40との間において、コネクタ9aによって接続されたハーネス9を介してシリアル転送される。ハーネス9によって接続される配線はDATAライン、CLOCKライン、Vccライン、GNDラインの4本である。
上に示したものと同様のイモビライザシステムが、例えば、特許文献1に開示されている。
イモビライザシステム100には、イグニッションキー10側のトランスポンダ13と、車両側に設けられるアンテナコイル1とイモビライザ制御部21が備えられる。
トランスポンダ13は、イグニッションキー10の把持部12に内蔵されるとともに、内部に車両固有のIDコードが格納されている。
トランスポンダ13は、アンテナコイル1との間で通信可能とされ、IDコードを電波で送信することができるようにされている。
車両のステアリング近傍に、イグニッションキー10用のキーシリンダ3が設けられる。キーシリンダ3の差込口の端部周縁にアンテナコイル1が装着され、アンテナコイル1はカバー7で覆われている。
キーシリンダ3は、メカニカルキー部11が機械的にキーシリンダ3に対応しているときのみ、イグニッションキー10を回して操作することができるようになっている。
メータ制御基板30には、メータ制御部31と、イモビライザ制御部21と、他の電子制御ユニットとのデータの入出力部となるインターフェイス(I/F)32と、これらに電源を供給する電源回路33が設けられる。
メータ制御部31は、主にメータCPUからなり、スピードメータなどの計器類の各種表示制御を行う。
イモビライザ制御部21は、主に制御ICからなり、あらかじめトランスポンダ13のIDコードと同じIDコードが格納されている。イモビライザ制御部21は、トランスポンダ13から受信したIDコードを伝えられ、イグニッションキー10が真正なものか否かを判断する機能のほか、トランスポンダ13との通信を制御する機能を有する。
イモビライザ制御部21とアンテナコイル1の間は、配線2で接続される。この配線2の長さは、イモビライザ制御部21とアンテナコイル1との間の通信性能が確保される範囲(各部品の特性に依存するが、一般的には約50cm以内が好ましい)に収められている。
BCM40には、BCM制御部41、データの入出力部としてのインターフェイス(I/F)42、これらに電源を供給する電源回路43が設けられる。BCM制御部41は、主としてCPUを有し、イモビライザ制御部21の判断結果から、ECUにエンジン始動の許可・禁止などの命令を伝える。
イグニッションキー10がキーシリンダ3に差込まれ、車両の電源がONにされると、アンテナコイル1からの電磁誘導によりトランスポンダ13に電源が供給され、トランスポンダ13に格納されたIDコードが送信される。
アンテナコイル1によって受信されたIDコードは、イモビライザ制御部21により、照合される。そして、受信されたIDコードとイモビライザ制御部21に格納されていたIDコードが一致していれば、イモビライザ制御部21はエンジンの点火ユニットを動作可能とする信号をBCM40に送信して、ECUがエンジンを始動することができる状態にする。
これに対し、IDコードが一致していなければ、イモビライザ制御部21はその旨の信号BCM40に送信し、BCM40はエンジンの点火ユニットを動作させないようにする信号をECUに送信して、エンジンの始動を禁止する。
イモビライザ制御部21が置かれたメータ制御基板30とBCM40との間の信号伝達は、インターフェイス32,42を介し、コネクタ5aとハーネス5を経由して行われる。
これにより、イモビライザ制御部21がアンテナコイル1と離隔して設けられる。したがって、イモビライザユニットを形成するためにイモビライザ制御部21やアンテナコイル1を収容していたケースが不要となり、コストを低減することができる。
特に、通信スポットをキーシリンダ3の差込口近傍としたときは、スペースの限られるキーシリンダ3近傍のレイアウトの自由度が向上する。
そして、従来は通信スポットから4本のケーブル線が延びていたのに対して、実施形態では、アンテナコイルの配線2の2本に減らすことができる。このため、ハーネスも簡素になり、コストを低減することができる。
これに加えて、従来のイモビライザユニットに備えられていたインターフェイスをメータ制御基板のものと共有すれば、インターフェイスを省略することができるので、コストを低減することができる。
そのため、アンテナコイル1とイモビライザ制御部21との間の配線2の長さは、先に述べた通信性能を確保することができる範囲内に収められることになり、イモビライザ制御部21をアンテナコイル1から分けて設けた構成においても、アンテナコイル1とイモビライザ制御部21との間で、安定した通信を行うことができる。
なお、ECUやBCM40などの電子制御ユニットがアンテナコイル1の近傍に設けられている場合は、ECUやBCM40などの電子制御ユニット上に、イモビライザ制御部21を配置することができ、この場合にも部品点数の削減とレイアウトの自由度の向上という効果を得ることができる。
例えば、実施形態は、イモビライザシステム100は、キーシリンダ3と、イグニッションキー10を有し、イグニッションキー10はメカニカルキー部11を有するものとしたが、キーシリンダ3やメカニカルキー部11のないシステムに適用することもできる。
また、実施形態は、トランスポンダ13とイモビライザ制御部21のIDコードを「同じ」ものとしたが、一定の規則によってトランスポンダの真正性を確認することができれば、IDコードは同一である必要はない。IDコードを暗号化したような場合には、復号前のIDコードは制御ICに格納されたものと異なるコードとなり得る。
2 配線
3 キーシリンダ
4 メータ部
5 ハーネス
5a コネクタ
6 ケース
7 カバー
8 イモビライザユニット
9 ハーネス
9a コネクタ
10 イグニッションキー
11 メカニカルキー部
12 把持部
13 トランスポンダ
20 イモビライザ回路基板
21 イモビライザ制御部
22 インターフェイス
23 電源回路
30 メータ制御基板
31 メータ制御部
32 インターフェイス
33 電源回路
40 BCM
41 BCM制御部
42 インターフェイス
43 電源回路
100 イモビライザシステム
100A イモビライザシステム
Claims (3)
- トランスポンダと
該トランスポンダとの信号の送受信のため設定された通信スポットに設置されたアンテナコイルと、
前記アンテナコイルとは異なる位置に設けられ、前記信号を制御処理するイモビライザ制御部と、
を有するイモビライザシステムにおいて、
前記イモビライザ制御部は、前記アンテナコイルから50cm以内の範囲に配置された電子制御ユニットに設けられており、
前記電子制御ユニットは、
計器類の制御を行うメータユニット、
電装品の制御を行うボディーコントロールモジュール、
のいずれかである
ことを特徴とするイモビライザシステム。 - イグニッションキーに内蔵されたトランスポンダと
該トランスポンダに対して信号の送受信を行うアンテナコイルと、
前記アンテナコイルを介して信号を制御処理するイモビライザ制御部と、
キーシリンダと、
を有するイモビライザシステムにおいて、
前記アンテナコイルは前記キーシリンダ周縁に設けられ、
前記イモビライザ制御部は、前記アンテナコイルとは異なる位置であって、前記アンテナコイルから50cm以内の範囲に配置された電子制御ユニット上に設けられ、
前記電子制御ユニットは、
計器類の制御を行うメータユニット、
電装品の制御を行うボディーコントロールモジュール、
のいずれかであることを特徴とするイモビライザシステム。 - 請求項1又は2に記載のイモビライザシステムであって、
前記電子制御ユニットは、前記メータユニットであり、
前記メータユニットは、計器類の制御を行うメータ制御部を有し、
前記メータ制御部及び前記イモビライザ制御部が同一の制御基板に形成されていることを特徴とするイモビライザシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104273A JP6153215B2 (ja) | 2012-04-30 | 2012-04-30 | イモビライザシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012104273A JP6153215B2 (ja) | 2012-04-30 | 2012-04-30 | イモビライザシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013230781A JP2013230781A (ja) | 2013-11-14 |
JP6153215B2 true JP6153215B2 (ja) | 2017-06-28 |
Family
ID=49677643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012104273A Expired - Fee Related JP6153215B2 (ja) | 2012-04-30 | 2012-04-30 | イモビライザシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6153215B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4237343B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2009-03-11 | ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社 | 車両の盗難防止方法および装置 |
TW200408573A (en) * | 2002-07-08 | 2004-06-01 | Moric Kk | Vehicular anti-thief method and device |
FR2848951B1 (fr) * | 2002-12-18 | 2006-09-08 | Eileo | Systeme et procede anti-demarrage pour vehicule, et application de ce systeme pour la gestion d'une flotte de vehicules |
JP2004351978A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Calsonic Kansei Corp | イモビライザ装置 |
JP2005219694A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Moric Co Ltd | 車両の盗難防止方法および装置 |
JP2007113224A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Calsonic Kansei Corp | 車両用キー装置 |
-
2012
- 2012-04-30 JP JP2012104273A patent/JP6153215B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013230781A (ja) | 2013-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4625724B2 (ja) | 車両盗難防止装置 | |
JP5375158B2 (ja) | 送受信機、及び該送受信機を有する電子キー | |
JP2004314949A (ja) | データ交換のための可搬装置およびデータ交換装置 | |
EP3050762B1 (en) | Electronic key registration system | |
JP2007099050A (ja) | スマートキーシステムを備えた鞍乗型車両 | |
JP4842907B2 (ja) | イモビライザ装置 | |
US8589686B2 (en) | Vehicle control system and authentication method | |
WO2006072585A8 (de) | Fahrzeug | |
JP6153215B2 (ja) | イモビライザシステム | |
WO2014188771A1 (ja) | 無線通信モジュール | |
JP5244694B2 (ja) | 車両用通信装置 | |
US20150291128A1 (en) | Electronic key system | |
JP6445318B2 (ja) | 車載用ワイヤハーネス | |
JP2008179332A (ja) | イモビライザのアンテナ構造 | |
JP2020065333A (ja) | 車載通信装置 | |
JP6277928B2 (ja) | 自動車用制御システム | |
JP4680723B2 (ja) | 通信端末 | |
WO2016093336A1 (ja) | 車載アンテナ | |
KR19990083182A (ko) | 레버 조합 스위치 유닛 | |
JP2009018749A (ja) | エンジン始動システム | |
WO2013094417A1 (ja) | 車両セキュリティ装置 | |
JP2012054688A (ja) | 車載通信システム、入出力装置及び車載機器制御方法 | |
JP4444036B2 (ja) | 車載装置及び車載装置の接続構造 | |
JP4775216B2 (ja) | 車両のキーレス装置 | |
JP6872746B2 (ja) | エンジン始動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150924 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151223 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160104 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20160219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161124 |
|
R155 | Notification before disposition of declining of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170526 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6153215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |