JP2020065333A - 車載通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給電ステーションとの間で無線通信を行うための車載通信装置を提供する。【解決手段】車載通信装置は、給電ステーションとの無線通信を行う車外通信用モジュールと、車外通信用モジュールと通信可能に接続され、車外通信用モジュールによる通信を処理する車外通信系処理部と、充電制御部との車内通信を行う車内通信用モジュールと、車内通信用モジュールと通信可能に接続され、車内通信用モジュールによる通信を処理する車内通信系処理部とを備え、車外通信系処理部及び車内通信系処理部は、互いに通信可能に接続され、車外通信系処理部は、車外通信用モジュールとの通信に用いる物理層の第1プロトコルと、車内通信系処理部との通信に用いる物理層の第2プロトコルとのプロトコル変換を行う。【選択図】図2
Description
本発明は、車両の内外との通信を行う車載通信装置に関する。
電動モータ及びエンジンを併用したプラグインハイブリッド自動車、並びに、エンジンを備えず、電動モータで駆動する電気自動車が普及し始めている。プラグインハイブリッド自動車及び電気自動車等の車両は、電動モータを駆動する電力を蓄積するためのバッテリを備えており、バッテリへの給電は外部の給電ステーションにて行われる。給電ステーションと車両との間では、給電を行う際に種々の情報交換が行われる。従来、給電ステーション及び車両の間の通信は、給電ケーブルを介したCAN(Controller Area Network)、PLC(Power Line Communication)又はCPLT(コントロールパイロット)信号を用いる通信等が採用されていた。
特許文献1においては、バッテリを搭載した車両と、充電ケーブルを通じて直流の電力を供給する充電スタンドとの間で、充電に係る制御信号を中継する中継機が提案されている。この中継機は、車両との間でアナログの制御信号を送受信するアナログ制御通信部と、車両との間でCANの通信プロトコルに従って制御信号を送受信するCAN通信部と、充電スタンドとの間で矩形波のパイロット信号を送受信するパイロット信号通信部と、パイロット信号に重畳した制御信号を送受信するインバンド通信部とを備える。これにより中継機は、DC充電規格が異なる車両及び充電スタンド間で充電に係る制御信号を中継することが可能となる。
近年、給電ステーションと車両とを給電ケーブルで接続せず、非接触で給電を行うシステムが開発されている。非接触給電システムでは、充電ステーションと車両とが給電ケーブルを介して接続されず、給電ケーブルを介した通信を行うことはできない。このため非接触給電システムでは、無線通信により充電に必要な種々の情報交換を行うことが考えられる。しかしながら、有線通信による車両内の通信に要求される機能及び特性等と、無線通信による車両外の通信に要求される機能及び特性等とでは相違があるため、従来の充電ステーションとの通信を簡単に無線通信に置き換えることはできない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、給電ステーションとの間で無線通信を行うための車載通信装置を提供することにある。
本態様に係る車載通信装置は、給電ステーションとの間で行われるワイヤレス給電を制御する充電制御部を備える車両に搭載され、前記給電ステーションとの間で無線通信を行う車載通信装置であって、前記給電ステーションとの無線通信を行う車外通信用モジュールと、前記車外通信用モジュールと通信可能に接続され、該車外通信用モジュールによる通信を処理する車外通信系処理部と、前記充電制御部との車内通信を行う車内通信用モジュールと、前記車内通信用モジュールと通信可能に接続され、該車内通信用モジュールによる通信を処理する車内通信系処理部とを備え、前記車外通信系処理部及び前記車内通信系処理部は、互いに通信可能に接続され、前記車外通信系処理部は、前記車外通信用モジュールとの通信に用いる物理層の第1プロトコルと、前記車内通信系処理部との通信に用いる物理層の第2プロトコルとのプロトコル変換を行う。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える車載通信装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする通信方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるための通信プログラムとして実現したりすることができる。また、車載通信装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、車載通信装置を含むその他の装置又はシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、車載通信装置は、車両内の通信と無線通信による車両外の通信とを行うことができる。
[本発明の実施の形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係る車載通信装置は、給電ステーションとの間で行われるワイヤレス給電を制御する充電制御部を備える車両に搭載され、前記給電ステーションとの間で無線通信を行う車載通信装置であって、前記給電ステーションとの無線通信を行う車外通信用モジュールと、前記車外通信用モジュールと通信可能に接続され、該車外通信用モジュールによる通信を処理する車外通信系処理部と、前記充電制御部との車内通信を行う車内通信用モジュールと、前記車内通信用モジュールと通信可能に接続され、該車内通信用モジュールによる通信を処理する車内通信系処理部とを備え、前記車外通信系処理部及び前記車内通信系処理部は、互いに通信可能に接続され、前記車外通信系処理部は、前記車外通信用モジュールとの通信に用いる物理層の第1プロトコルと、前記車内通信系処理部との通信に用いる物理層の第2プロトコルとのプロトコル変換を行う。
本態様にあっては、車載通信装置が、給電ステーションとの無線通信を行う車外通信用モジュールと、車両の充電制御部との車内通信を行う車内通信用モジュールとを備える。これにより車載通信装置は、車外との無線通信と、車内の通信とを行うことが可能となる。車外通信用モジュールは車外通信系処理部に接続され、車外通信系処理部が車外通信用モジュールによる通信を処理する。車内通信用モジュールは車内通信系処理部に接続され、車内通信系処理部が車内通信用モジュールによる通信を処理する。車外通信用モジュールの通信処理と車内通信用モジュールの通信処理とを異なる処理部が行う構成とすることによって、車外通信に要求される機能及び特性等と、車内通信に要求される機能及び特性等とをそれぞれの処理部で満たすことができる。また車外通信系処理部は、車外通信用モジュールとの通信に用いる物理層の第1プロトコルと、車内通信系処理部との通信に用いる物理層の第2プロトコルとのプロトコル変換を行う。これにより、車外通信用モジュールと車内通信系処理部との物理層のプロトコルが異なる場合であっても、車外通信系処理部がプロトコル変換を行うことによって、車外通信用モジュールと車内通信系処理部との間で通信に係る情報を授受することが可能となり、車載通信装置は車両内外の通信を行うことができる。また、車内通信系処理部と車外通信系処理部とを別に設けることによって、例えば車外からの通信負荷が極端に増大した場合であっても、通信負荷の増大が車内通信に悪影響を及ぼすことを車外通信系処理部にて未然に防止することが可能となる。
(2)前記車内通信系処理部は、ハードウェアセキュリティモジュールを有することが好ましい。
本態様にあっては、車内通信系処理部にハードウェアセキュリティモジュールを設ける。ハードウェアセキュリティモジュールは、耐タンパ性の高いハードウェアであり、例えば通信における暗号化に用いられる鍵情報の記憶等を行う。ハードウェアセキュリティモジュールには秘匿性の高い情報が記憶されるため、外部との通信を行う車外通信系処理部に設けるのではなく、車内通信系処理部に設けることによって、より安全性を高めることができる。
(3)前記車外通信系処理部がアクセス可能であり、且つ、前記車内通信系処理部がアクセス不可能な車外通信系記憶部と、前記車外通信系処理部がアクセス不可能であり、且つ、前記車内通信系処理部がアクセス可能な車内通信系記憶部とを備え、前記車外通信系記憶部の記憶容量は、前記車内通信系記憶部の記憶容量よりも多いことが好ましい。
本態様にあっては、車外通信系処理部がアクセス可能な車外通信系記憶部と、車内通信系処理部がアクセス可能な車内通信系記憶部とを車載通信装置が備える。車外通信系記憶部の記憶容量は、車内通信系記憶部の記憶容量よりも多い。これにより車外通信系処理部は、データ量の多い車外との通信に係る送受信データを、記憶容量が多い車外通信系記憶部に記憶することができるため、データのオーバーフロー等が発生することを抑制できる。
(4)前記車内通信用モジュールは、CAN(Controller Area Network)の通信規格に応じた通信インタフェース又はイーサネット(登録商標)の通信規格に応じた通信インタフェースを有し、前記車内通信系処理部は、前記車内通信用モジュールのCANの通信規格に応じた通信インタフェース又はイーサネットの通信規格に応じた通信インタフェースを介して、前記充電制御部との通信を行うことが好ましい。
本態様にあっては、車内通信用モジュールがCANの通信規格に応じた通信インタフェース又はイーサネット(登録商標)の通信規格に応じた通信インタフェースを有する。車内通信系処理部は、車内通信用モジュールの通信インタフェースを介して、充電制御部との通信を行う。これにより車載通信装置は、従来の車内通信に広く採用されているCAN又はイーサネットの通信規格にて充電制御部との通信を行うことができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る車載通信装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る車載通信装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本実施の形態に係る給電システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る給電システムは、バッテリ2に蓄積された電力によりモータを駆動して走行する電気自動車又はハイブリッド自動車等の車両1に対し、給電ステーション8が無線給電を行うシステムである。車両1には、給電ステーション8から無線送電される電力を受電するための受電アンテナ4が、例えば車体の底部分に配置されている。また車両1には、受電アンテナ4が受電した電力に基づいてバッテリ2の充電を行う充電制御ECU(Electronic Control Unit)3と、充電の制御に必要な種々の情報を給電ステーション8との間で無線通信により授受する充電通信ECU5とが搭載されている。
充電通信ECU5は、例えば無線送電する電力に関する周波数、電力量、給電開始タイミング、給電終了タイミング、送電時間又は給電効率等の情報を、給電ステーション8との間で無線通信により送受信する。また充電通信ECU5は、給電に係る対価の支払いのための情報、例えば車両1の運転者のクレジットカードの情報等を、給電ステーション8との間で送受信してもよい。充電通信ECU5は、給電ステーション8から受信した情報を充電制御ECU3へ与える。また充電通信ECU5は、充電制御ECU3から与えられた送信用の情報を給電ステーション8へ無線送信する。充電通信ECU5及び給電ステーション8の間で行われる無線通信には、例えば無線LAN(Local Area Network)の規格が採用され得る。
充電制御ECU3は、充電通信ECU5を介して給電ステーション8から得た情報に基づき、受電アンテナ4にて受電した電力を用いてバッテリ2を充電するために必要な制御処理を行う。例えば充電制御ECU3は、バッテリ2に対して充電のために供給する電力の電圧値及び電流値の制御を行う。また充電制御ECU3は、バッテリ2の充電率を算出し、満充電に達した場合には給電ステーション8へ送電停止の命令を与える。
給電ステーション8は、例えば電磁誘導方式又は磁気共鳴方式等により電力を無線で車両1へ送信するためのものであり、一又は複数の装置で構成される。給電ステーション8は、例えば道路又は駐車場等の所定スペースに配置される送電アンテナ9から、この所定スペースに駐車された車両1の受電アンテナ4へ無線による電力の送信を行う。このときに送電アンテナ9及び受電アンテナ4は、近接し、且つ、対向する位置関係であることが好ましい。給電ステーション8は、例えば車両1の位置又は受電アンテナ4の位置を検出するセンサ等を有している場合、適切な位置関係を通知する情報を車両1へ送信してもよい。
図2は、本実施の形態に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る充電通信ECU5は、車外通信系CPU(Central Processing Unit)11、無線通信モジュール12、ROM(Read Only Memory)13及びRAM(Random Access Memory)14等の車外通信に係る複数のモジュールと、車内通信系CPU21及びCAN通信モジュール22等の車内通信に係る複数のモジュールとを備えて構成されている。車外通信系CPU11、無線通信モジュール12、ROM13、RAM14、車内通信系CPU21及びCAN通信モジュール22は、例えばそれぞれが別のIC(Integrated Circuit)として構成され、充電通信ECU5の回路基板上に実装され、回路基板に設けられた配線パターンを介して接続される。
車外通信系CPU11は、ROM13に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、種々の演算処理及び制御処理等を行うプロセッサである。本実施の形態において車外通信系CPU11は、OS(オペレーティングシステム)、無線通信モジュール12のデバイスドライバ、及び、給電ステーション8との通信に関する処理を行うアプリケーションプログラム等のプログラムを実行する。
無線通信モジュール12は、例えば無線LANの通信規格に従って無線通信を行うモジュールである。本実施の形態において無線通信モジュール12は、SDIO(Secure Digital Input/Output)の通信インタフェースを有し、車外通信系CPU11との間でSDIOの通信規格に従う通信を行う。無線通信モジュール12は、車外通信系CPU11から与えられた送信用のデータを変調した信号をアンテナから出力することにより、給電ステーション8への無線送信を行う。また無線通信モジュール12は、アンテナにて受信した信号を復調して得られた受信データを車外通信系CPU11へ与える。
ROM13は、例えばフラッシュメモリ又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のメモリ素子を用いて構成されている。ROM13は、車外通信系CPU11が実行する各種のプログラムと、このプログラムの実行に必要なデータとを予め記憶している。例えばROM13は、OS、デバイスドライバ及びアプリケーションプログラム等を予め記憶している。本実施の形態においてROM13は、QSPI(Quad Serial Peripheral Interface)の通信インタフェースを有し、車外通信系CPU11との間でQSPIの通信規格に従う通信を行う。
RAM14は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)等のメモリ素子を用いて構成されている。RAM14は、車外通信系CPU11の処理の過程で発生した種々のデータを一時的に記憶する。例えばRAM14は、給電ステーション8から受信したデータ、及び、給電ステーション8へ送信するデータ等を一時的に記憶するための通信バッファとして用いられる。本実施の形態においてRAM14は、パラレル通信の通信インタフェースを有し、車外通信系CPU11との間でパラレル通信を行う。
また車外通信系CPU11には、ROM13に記憶されたプログラムが実行されることによって、プロトコル変換処理部15がソフトウェアの機能ブロックとして設けられる。プロトコル変換処理部15は、物理層の通信規格(プロトコル)の変換を行う機能ブロックである。本実施の形態において車外通信系CPU11は、上記のSDIO、QSPI及びパラレル通信の通信インタフェースの他に、例えばMII(Media Independent Interface)、SPI(Serial Peripheral Interface)、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)及びGPIO(General Purpose Input/Output)等の通信インタフェースを有している。プロトコル変換処理部15は、無線通信モジュール12との通信規格であるSDIOと、例えばMIIとの通信規格との間で、通信規格の変換処理を行う。
車内通信系CPU21は、ROM23、RAM24及びHSM(Hardware Security Module)25等を有する、いわゆる1チップマイコン(マイクロコンピュータ又はマイクロコントローラ)である。車内通信系CPU21は、ROM23に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、種々の演算処理及び制御処理等を行う。本実施の形態において車内通信系CPU21は、CAN通信モジュール22のデバイスドライバ及び充電制御ECU3との通信に関する処理を行うアプリケーションプログラム等のプログラムを実行する。
本実施の形態において車内通信系CPU21は、MII、SPI、UART及びGPIO等の通信インタフェースを有し、これらの通信インタフェースを介して車外通信系CPU11との通信を行う。各通信インタフェースをどのようなデータの送受信に用いるかは、適宜に定められる。本実施の形態においては、無線通信モジュール12が受信した給電ステーション8から充電制御ECU3へのデータは、車外通信系CPU11のプロトコル変換処理部15にてSDIOの通信規格からMIIの通信規格に変換され、MIIの通信規格に従って車外通信系CPU11から車内通信系CPU21へ送信される。また逆に、充電制御ECU3から給電ステーション8へ送信すべきデータは、車内通信系CPU21から車外通信系CPU11へMIIの通信規格に従って送信され、車外通信系CPU11のプロトコル変換処理部15にてMIIの通信規格からSDIOの通信規格に変換され、SDIOの通信規格に従って車外通信系CPU11から無線通信モジュール12へ送信される。
ROM23は、フラッシュメモリ又はEEPROM等の不揮発性のメモリ素子を用いて構成されている。ROM23は、車内通信系CPU21が実行するプログラムと、このプログラムの実行に必要なデータとを予め記憶している。例えばROM23は、デバイスドライバ及びアプリケーションプログラム等を予め記憶している。RAM24は、DRAM又はSRAM等のメモリ素子を用いて構成されている。RAM24は、車内通信系CPU21の処理過程で発生した種々のデータを一時的に記憶する。
なお、本実施の形態においては、車外通信系CPU11が利用するRAM14の記憶容量は、車内通信系CPU21のRAM24の記憶容量よりも多い。このため車内通信系CPU21は、無線通信モジュール12が受信した給電ステーション8からのデータをRAM14に一時的に蓄積し、車内通信系CPU21のRAM24の記憶容量を超えないよう通信負荷を適宜に調整して、RAM14に蓄積したデータを車内通信系CPU21へ送信する。
HSM25は、例えば暗号化処理に用いる鍵情報等のように秘匿性の高い情報の記憶及び管理等を行う、耐タンパ性の高いハードウェアである。HSM25は、例えば鍵情報を記憶する記憶領域を有し、記憶された鍵情報を用いた暗号化、復号、電子署名生成及び電子署名検証等の処理を行う。本実施の形態において車内通信系CPU21は、給電ステーション8及び充電制御ECU3との間で送受信されるデータの暗号化及び復号等の処理を、HSM25を利用して実行する。
CAN通信モジュール22は、CANの通信規格に従う有線通信を行うモジュールであり、いわゆるCANトランシーバのICを用いることができる。CAN通信モジュール22は、CANの通信インタフェースを有し、車両1内に配されたCANバスを介して充電制御ECU3に接続され、充電制御ECU3との間でCANの通信規格に従う通信を行う。またCAN通信モジュール22及び車内通信系CPU21の間の通信は、例えば適宜のシリアル通信の規格に従って行われる。CAN通信モジュール22は、車内通信系CPU21から与えられた送信用のデータをCANの通信規格に応じた電気信号に変換してCANバスへ出力することにより、充電制御ECU3へのデータ送信を行う。またCAN通信モジュール22は、CANバスの電位をサンプリングして取得することにより充電制御ECU3からのデータを受信し、受信したデータを車内通信系CPU21へ与える。
以上の構成の本実施の形態に係る充電通信ECU5は、給電ステーション8との無線通信を行う無線通信モジュール12と、車両1の充電制御ECU3との車内通信を行うCAN通信モジュール22とを備える。これにより充電通信ECU5は、車外との無線通信と、車内の有線通信とを行うことが可能となる。
無線通信モジュール12は車外通信系CPU11に接続され、車外通信系CPU11が無線通信モジュール12による車外との無線通信を処理する。CAN通信モジュール22は車内通信系CPU21に接続され、車内通信系CPU21がCAN通信モジュール22による通信を処理する。無線通信モジュール12の通信処理と、CAN通信モジュール22の通信処理とをそれぞれ異なるCPUが行う構成とすることによって、車外との無線通信に要求される機能及び特性等と、車内通信に要求される機能及び特性等とをそれぞれのCPUで満たすことができる。
例えば、車両1におけるCAN通信は、車両1のイグニッションスイッチがオン状態に切り替えられてから出来るだけ早くに通信開始することが望まれる。これに対して、無線LANによる無線通信を行う無線通信モジュール12を利用するためには、CPUがOS上でドライバプログラムを実行する必要がある場合がある。OSの起動にはある程度の時間を要するため、OSの起動後にCAN通信を開始する構成では、イグニッションスイッチのオン切替からCAN通信開始までに要求される時間を満たすことが難しい。本実施の形態に係る充電通信ECU5では、車外通信系CPU11と車内通信系CPU21とを別に設けることによって、車外通信系CPU11はOSの起動後にドライバプログラムを実行して無線通信モジュール12を利用することができ、車内通信系CPU21はイグニッションスイッチのオン切替から出来るだけ短時間にCAN通信モジュール22によるCAN通信を開始することができる。
また車外通信系CPU11は、無線通信モジュール12との通信に用いる物理層のSDIOの通信規格と、車内通信系CPU21との通信に用いるMIIの通信規格とのプロトコル変換を行うプロトコル変換処理部15を有する。これにより、無線通信モジュール12の通信規格と車内通信系CPU21の通信規格とが異なる場合であっても、車外通信系CPU11がプロトコル変換を行うことによって、無線通信モジュール12と車内通信系CPU21との間で情報を授受することが可能となり、充電通信ECU5は車両1の内外との通信を中継することができる。
また充電通信ECU5は、車外通信系CPU11と車内通信系CPU21とが別に設けられることによって、例えば給電ステーション8からの通信負荷が極端に増大した場合であっても、通信負荷の増大が車内通信に悪影響を及ぼすことを車外通信系CPU11にて未然に防止することが可能となる。
また本実施の形態に係る充電通信ECU5は、車内通信系CPU21がHSM25を有する構成である。HSM25は、耐タンパ性の高いハードウェアモジュールであり、例えば通信における暗号処理に用いられる鍵情報の記憶等を行う。HSM25には秘匿性の高い情報が記憶されるため、外部との通信を行う車外通信系CPU11に設けるのではなく、車内通信系CPU21に設けることによって、よりセキュリテイ性を高めることができる。
また本実施の形態に係る充電通信ECU5は、車内通信系CPU21のみがアクセス可能なRAM14と、車内通信系CPU21のみがアクセス可能なRAM24とを備える。車外通信系CPU11のRAM14の記憶容量は、車内通信系CPU21のRAM24の記憶容量より多い。これにより車外通信系CPU11は、データ量の多い車外との通信に係るそう受信データを、記憶容量が多いRAM14に記憶することができるため、データのオーバーフロー等が発生することを抑制できる。
また本実施の形態に係る充電通信ECU5では、CAN通信モジュール22がCANの通信規格に応じた通信インタフェースを有し、車内通信系CPU21はCAN通信モジュール22の通信インタフェースを介して充電制御ECU3とのCAN通信を行う。これにより充電通信ECU5は、従来の車内通信に広く採用されているCANの通信規格にて充電制御ECU3との通信を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、車外通信系CPU11とは別にROM13及びRAM14が設けられる構成としたが、これに限るものではなく、ROM13又はRAM14が車外通信系CPU11に内蔵される構成であってもよい。また、車内通信系CPU21にROM23及びRAM24が内蔵される構成としたが、これに限るものではなく、ROM23又はRAM24が車内通信系CPU21とは別に設けられる構成であってもよい。また、充電通信ECU5の内部で行われる通信の規格として、SDIO、QSPI、MII、SPI、UART及びGPIO等の通信規格を例示したが、これら以外の通信規格を採用してもよい。また充電通信ECU5は、車両1内における充電制御ECU3との通信をCANの通信規格で行う構成であるが、車内通信にはCAN以外の通信規格を採用してよい。
(変形例1)
変形例1に係る充電通信ECU5は、CAN通信モジュール22に代えて、イーサネット通信モジュール(図示は省略する)を備える。イーサネット通信モジュールは、イーサネットの通信規格に従う有線通信を行うモジュールであり、いわゆるイーサネットPHY(PHYsical layer)のICを用いることができる。イーサネット通信モジュールは、イーサネットの通信インタフェースを有し、車両1内に配された通信線を介して充電制御ECU3に接続され、充電制御ECU3との間でイーサネットの通信規格に従う通信を行う。またイーサネット通信モジュールと車内通信系CPU21との通信は、例えばMIIの通信規格に従って行われる。イーサネット通信モジュールは、車内通信系CPU21から与えられた送信用のデータをイーサネットの通信規格に応じた電気信号に変換して通信線へ出力することにより、充電制御ECU3へのデータ送信を行う。またイーサネット通信モジュールは、通信線の電位をサンプリングして取得することにより充電制御ECU3からのデータを受信し、受信したデータを車内通信系CPU21へ与える。
変形例1に係る充電通信ECU5は、CAN通信モジュール22に代えて、イーサネット通信モジュール(図示は省略する)を備える。イーサネット通信モジュールは、イーサネットの通信規格に従う有線通信を行うモジュールであり、いわゆるイーサネットPHY(PHYsical layer)のICを用いることができる。イーサネット通信モジュールは、イーサネットの通信インタフェースを有し、車両1内に配された通信線を介して充電制御ECU3に接続され、充電制御ECU3との間でイーサネットの通信規格に従う通信を行う。またイーサネット通信モジュールと車内通信系CPU21との通信は、例えばMIIの通信規格に従って行われる。イーサネット通信モジュールは、車内通信系CPU21から与えられた送信用のデータをイーサネットの通信規格に応じた電気信号に変換して通信線へ出力することにより、充電制御ECU3へのデータ送信を行う。またイーサネット通信モジュールは、通信線の電位をサンプリングして取得することにより充電制御ECU3からのデータを受信し、受信したデータを車内通信系CPU21へ与える。
(変形例2)
図3は、変形例2に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例2に係る充電通信ECU5は、CAN通信モジュール22と、イーサネット通信モジュール26とを共に備えている。CAN通信モジュール22及びイーサネット通信モジュール26は、車両内に配された通信線を介してそれぞれ充電制御ECU3に接続されている。これにより車内通信系CPU21は、CAN通信モジュール22を介したCANの通信規格による通信を充電制御ECU3との間で行うことができ、且つ、イーサネット通信モジュール26を介したイーサネットの通信規格による通信を充電制御ECU3との間で行うことができる。これにより、変形例2に係る充電通信ECU5は、充電制御ECU3との通信において、例えばCANの通信又はイーサネットの通信のいずれか一方が不具合などにより利用できない状況となった場合であっても、不具合のない他方の通信を行うことが可能であるため、通信の信頼性を向上することができる。
図3は、変形例2に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例2に係る充電通信ECU5は、CAN通信モジュール22と、イーサネット通信モジュール26とを共に備えている。CAN通信モジュール22及びイーサネット通信モジュール26は、車両内に配された通信線を介してそれぞれ充電制御ECU3に接続されている。これにより車内通信系CPU21は、CAN通信モジュール22を介したCANの通信規格による通信を充電制御ECU3との間で行うことができ、且つ、イーサネット通信モジュール26を介したイーサネットの通信規格による通信を充電制御ECU3との間で行うことができる。これにより、変形例2に係る充電通信ECU5は、充電制御ECU3との通信において、例えばCANの通信又はイーサネットの通信のいずれか一方が不具合などにより利用できない状況となった場合であっても、不具合のない他方の通信を行うことが可能であるため、通信の信頼性を向上することができる。
(変形例3)
図4は、変形例3に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例3に係る充電通信ECU5は、変形例2に係る充電通信ECU5と同様に、CAN通信モジュール22とイーサネット通信モジュール26とを備える。ただし変形例3に係る充電通信ECU5では、イーサネット通信モジュール26は、車内通信系CPU21ではなく、車外通信系CPU11に接続されている。イーサネット通信モジュール26と車外通信系CPU11とは、例えばMIIの通信規格による通信を行う。
図4は、変形例3に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例3に係る充電通信ECU5は、変形例2に係る充電通信ECU5と同様に、CAN通信モジュール22とイーサネット通信モジュール26とを備える。ただし変形例3に係る充電通信ECU5では、イーサネット通信モジュール26は、車内通信系CPU21ではなく、車外通信系CPU11に接続されている。イーサネット通信モジュール26と車外通信系CPU11とは、例えばMIIの通信規格による通信を行う。
これにより変形例3に係る充電通信ECU5では、車外通信系CPU11がイーサネット通信モジュール26を介して充電制御ECU3との通信を行うことができる。例えば充電通信ECU5は、給電ステーション8及び充電制御ECU3の間で授受されるデータのうち、短時間で授受が行われる必要があるデータについてイーサネット通信モジュール26を介した通信での授受を行い、これ以外のデータについてCAN通信モジュール22を介した通信での授受を行うことができる。
(変形例4)
図5は、変形例4に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例4に係る充電通信ECU5は、電力線を介した通信を行うPLCモジュール27を備えている。PLCモジュール27は、給電ケーブルを介して車両1への給電を行う給電ステーション8との間で、車両1に接続された給電ケーブルを介した通信を行う。充電通信ECU5内においてPLCモジュール27は、車内通信系CPU21に接続されている。PLCモジュール27及び車内通信系CPU21は、SPIの通信規格による通信を行う。PLCモジュール27は、車内通信系CPU21から与えられた送信用のデータを変調して給電ケーブルの電力線に重畳することによって給電ステーション8へのデータ送信を行う。またPLCモジュール27は、給電ケーブルの電力線に重畳された給電ステーション8からのデータを取得して受信し、受信データを車内通信系CPU21へ与える。
図5は、変形例4に係る充電通信ECU5の構成を示すブロック図である。変形例4に係る充電通信ECU5は、電力線を介した通信を行うPLCモジュール27を備えている。PLCモジュール27は、給電ケーブルを介して車両1への給電を行う給電ステーション8との間で、車両1に接続された給電ケーブルを介した通信を行う。充電通信ECU5内においてPLCモジュール27は、車内通信系CPU21に接続されている。PLCモジュール27及び車内通信系CPU21は、SPIの通信規格による通信を行う。PLCモジュール27は、車内通信系CPU21から与えられた送信用のデータを変調して給電ケーブルの電力線に重畳することによって給電ステーション8へのデータ送信を行う。またPLCモジュール27は、給電ケーブルの電力線に重畳された給電ステーション8からのデータを取得して受信し、受信データを車内通信系CPU21へ与える。
これにより変形例4に係る充電通信ECU5は、無線給電を行う給電ステーション8との間で無線通信モジュール12を利用した無線通信を行うことができ、且つ、給電ケーブルを介した給電を行う給電ステーション8との間でPLCモジュール27を利用したPLCを行うことができる。よって車両1は、無線給電を行う給電ステーション8と、給電ケーブルを介した給電を行う給電ステーション8との両方を利用してバッテリ2の充電を行うことが可能となる。
なお変形例4に係る充電通信ECU5は、PLCモジュール27が車内通信系CPU21に接続される構成であるが、これに限るものではなく、PLCモジュール27が車外通信系CPU11に接続される構成であってもよい。また充電通信ECU5は、PLCモジュール27に代えて、又は、PLCモジュール27と共に、CPLT信号による通信を行う通信モジュールを備えていてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両
2 バッテリ
3 充電制御ECU(充電制御部)
4 受電アンテナ
5 充電通信ECU(車載通信装置)
8 給電ステーション
9 送電アンテナ
11 車外通信系CPU(車外通信系処理部)
12 無線通信モジュール(車外通信用モジュール)
13 ROM
14 RAM(車外通信系記憶部)
15 プロトコル変換処理部
21 車内通信系CPU(車内通信系処理部)
22 CAN通信モジュール(車内通信用モジュール)
23 ROM
24 RAM(車内通信系記憶部)
25 HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)
26 イーサネット通信モジュール
27 PLCモジュール
2 バッテリ
3 充電制御ECU(充電制御部)
4 受電アンテナ
5 充電通信ECU(車載通信装置)
8 給電ステーション
9 送電アンテナ
11 車外通信系CPU(車外通信系処理部)
12 無線通信モジュール(車外通信用モジュール)
13 ROM
14 RAM(車外通信系記憶部)
15 プロトコル変換処理部
21 車内通信系CPU(車内通信系処理部)
22 CAN通信モジュール(車内通信用モジュール)
23 ROM
24 RAM(車内通信系記憶部)
25 HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)
26 イーサネット通信モジュール
27 PLCモジュール
Claims (4)
- 給電ステーションとの間で行われるワイヤレス給電を制御する充電制御部を備える車両に搭載され、前記給電ステーションとの間で無線通信を行う車載通信装置であって、
前記給電ステーションとの無線通信を行う車外通信用モジュールと、
前記車外通信用モジュールと通信可能に接続され、該車外通信用モジュールによる通信を処理する車外通信系処理部と、
前記充電制御部との車内通信を行う車内通信用モジュールと、
前記車内通信用モジュールと通信可能に接続され、該車内通信用モジュールによる通信を処理する車内通信系処理部と
を備え、
前記車外通信系処理部及び前記車内通信系処理部は、互いに通信可能に接続され、
前記車外通信系処理部は、前記車外通信用モジュールとの通信に用いる物理層の第1プロトコルと、前記車内通信系処理部との通信に用いる物理層の第2プロトコルとのプロトコル変換を行う、車載通信装置。 - 前記車内通信系処理部は、ハードウェアセキュリティモジュールを有する、請求項1に記載の車載通信装置。
- 前記車外通信系処理部がアクセス可能であり、且つ、前記車内通信系処理部がアクセス不可能な車外通信系記憶部と、
前記車外通信系処理部がアクセス不可能であり、且つ、前記車内通信系処理部がアクセス可能な車内通信系記憶部と
を備え、
前記車外通信系記憶部の記憶容量は、前記車内通信系記憶部の記憶容量よりも多い、請求項1又は請求項2に記載の車載通信装置。 - 前記車内通信用モジュールは、CAN(Controller Area Network)の通信規格に応じた通信インタフェース又はイーサネット(登録商標)の通信規格に応じた通信インタフェースを有し、
前記車内通信系処理部は、前記車内通信用モジュールのCANの通信規格に応じた通信インタフェース又はイーサネットの通信規格に応じた通信インタフェースを介して、前記充電制御部との通信を行う、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の車載通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018194531A JP2020065333A (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | 車載通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018194531A JP2020065333A (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | 車載通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020065333A true JP2020065333A (ja) | 2020-04-23 |
Family
ID=70387734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018194531A Pending JP2020065333A (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | 車載通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020065333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022244332A1 (ja) * | 2021-05-21 | 2022-11-24 | 日立Astemo株式会社 | 電子モジュール |
-
2018
- 2018-10-15 JP JP2018194531A patent/JP2020065333A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022244332A1 (ja) * | 2021-05-21 | 2022-11-24 | 日立Astemo株式会社 | 電子モジュール |
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