JP6153143B2 - 回転電機および回転電機のコイルの製造方法 - Google Patents

回転電機および回転電機のコイルの製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば電動機や発電機などの回転電機およびそのコイルの製造方法に関し、特に電機子巻線を構成するコイル構造に関するものである。
近年、電動機や発電機として使用される回転電機において、小型高出力、および高品質が求められている。このような高出力の回転電機では、高い電圧が印加されるため、電機子鉄心に巻装されるコイル間に発生する電位差が大きくなり、それに耐える絶縁距離が必要となる。しかしながら、絶縁距離を大きくすると、その分コイルエンドの高さが高くなり、回転電機全体が大型化してしまう。
このような状況を鑑み、スロット内に挿入されるコイルの直線部の断面形状を矩形とし、占積率を高めて、高出力化を図りつつ、直線部間を連結するコイルエンド部の断面形状を円形とし、コイルエンド部同士の干渉を抑えて、コイルエンドの高さを低くし、小型化を実現する従来の回転電機が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−125338号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の回転電機では、断面矩形の導体線を用いた場合には、導体線のコイルエンド部に相当する部分を円形断面に成形する工程が、導体線をコイルパターンに成形するコイル成形工程とは別に必要となり、生産性が低下するという課題があった。なお、断面円形の導体線を用いた場合には、導体線の直線部に相当する部分を矩形断面に成形する工程が、導体線をコイルパターンに成形するコイル成形工程とは別に必要となる。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、コイルの直線部およびコイルエンド部の断面形状を矩形とし、導体線を円形断面に成形する工程を不要とし、出力および生産性の向上を図るとともに、かつコイルエンド部の頂部の膨出部の断面積を斜辺部の断面積より小さくし、コイルエンド部同士の干渉を抑えて、小型化を図ることができる回転電機およびそのコイルの製造方法を得ることを目的とする。
この発明による回転電機は、ティースが周方向に複数配列されて、スロットが上記ティース間に形成された円環状の電機子鉄心、および上記電機子鉄心に装着された電機子巻線を有する電機子を備えている。上記電機子巻線は、それぞれ、絶縁被覆された、かつ接続部のない連続した、断面矩形の導体線により構成された分布巻きの複数のコイルを備え、上記コイルは、それぞれ、長さ方向を軸方向として2つの上記スロットからなるスロット対に挿入される2m本(但し、mは1以上の整数)の直線部と、それぞれ、2m本の上記直線部のなかの任意の2本の上記直線部の端部同士を接続して、2m本の上記直線部を一続きに連結している(2m−1)本のコイルエンド部と、を有し、周方向に1スロットピッチに配列している状態で、上記電機子鉄心に径方向に1層以上に装着される。上記コイルエンド部は、軸方向外方に凸状に突出する膨出部と、接続される2本の上記直線部と上記膨出部とを連結する斜辺部と、を有し、上記膨出部は、接続される2本の上記直線部の径方向位置を設定量だけ変位させるクランク部を有し、上記膨出部の断面形状が矩形であり、断面積が上記斜辺部の断面積より小さい。
この発明によれば、電機子巻線は、それぞれ、断面矩形の導体線を巻き回して作製された分布巻きの複数のコイルにより構成されている。そこで、スロットに挿入される直線部が断面矩形となり、占積率が高められ、高出力化が図られる。また、導体線を円形断面に成形する工程が不要となり、生産性が高められる。
コイルエンド部において、膨出部の断面積が斜辺部の断面積より小さくなっているので、コイルエンド部同士の干渉を抑えて、コイルエンド部の軸方向高さを低くでき、小型化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子鉄心を構成する鉄心ブロックを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルのコイルエンド部の斜辺部を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルのコイルエンド部の頂部を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子を製造する方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子を製造する方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルに用いられる導体線を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成前の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成後の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成前の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成後の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成前の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成後の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成前の状態を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成後の状態を説明する図である。
以下、本発明による回転電機およびその製造方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子鉄心を構成する鉄心ブロックを示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す端面図、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルを示す正面図である。図8Aはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルのコイルエンド部の斜辺部を示す断面図、図8Bはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を構成するコイルのコイルエンド部の頂部を示す断面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線を示す斜視図、図10および図11はそれぞれこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子を製造する方法を説明する図である。
図1および図2において、回転電機100は、有底円筒状のフレーム2およびフレーム2の開口を塞口する端板3を有するハウジング1と、フレーム2の円筒部に挿入、固着された電機子10と、フレーム2の底部および端板3にベアリング4を介して回転可能に支持された回転軸6に固着されて、電機子10の内周側に回転可能に配設された回転子5と、を備えている。
回転子5は、軸心位置に挿通された回転軸6に固着された回転子鉄心7と、回転子鉄心7の外周面側に埋設されて周方向に予め定めたピッチで配列され、磁極を構成する永久磁石8と、を備えた永久磁石型回転子である。なお、回転子5は、永久磁石式回転子に限定されず、絶縁しない回転子導体を、回転子鉄心のスロットに収納して、両側を短絡環で短絡したかご形回転子や、絶縁した導体線を回転子鉄心のスロットに装着した巻線形回転子を用いてもよい。
つぎに、電機子10の構成について具体的に図3から図8Bを参照しつつ説明する。
電機子10は、図3に示されるように、電機子鉄心11と、電機子鉄心11に装着された電機子巻線20と、電機子巻線20と電機子鉄心11とを電気的に絶縁するスロットセル14と、を備えている。ここで、説明の便宜上、回転子5の極数を10、電機子鉄心11のスロット数を60個、電機子巻線20を三相巻線とする。すなわち、毎極毎相当たりのスロット数は2である。
鉄心ブロック12は、円環状の電機子鉄心11を周方向に30等分割したもので、図4に示されるように、予め定めた枚数の電磁鋼板を積層一体化して作製され、断面円弧形のコアバック部12aと、コアバック部12aの内周壁面から径方向内方に延設された2本のティース12bと、を備えている。そして、電機子鉄心11は、ティース12bを径方向内方に向けて、コアバック部12aの周方向の側面同士を突き合わせて、30個の鉄心ブロック12を周方向に配列、一体化して、円環状に構成されている。コアバック部12aと周方向に隣り合う2本ティース12bにより構成されるスロット13が、内周側に開口するように、周方向に等角ピッチで配列されている。ティース12bは周方向幅が径方向内方に向って漸次狭くなる先細り形状に形成されており、スロット13の電機子鉄心11の軸心に垂直な断面は長方形となっている。
電機子巻線20は、60個のコイル200により構成される。コイル200は、例えば、エナメル樹脂で絶縁被覆された、かつ接続部のない連続した銅線やアルミニウム線などからなる長方形断面の導体線19を、螺旋状に略六角形に2回巻き回したコイルパターンに構成された亀甲形コイルである。ここで、導体線19は、長辺長さをt、短辺長さをwとする矩形断面に形成されている。
具体的には、コイル200は、図5から図7に示されるように、電機子鉄心11のスロット13に挿入される第1、第2、第3および第4直線部201,202,203,204、第1および第2直線部201,202の一端部間を接続する第1コイルエンド部211、第2および第3直線部202,203の他端部間を接続する第2コイルエンド部212、第3および第4直線部203,204の一端部間を接続する第3コイルエンド部213を備えている。
このように、コイル200は、第1から第4直線部201〜204を第1から第3コイルエンド部211〜213により一続きに連結して構成される。
第1から第3コイルエンド部211〜213は、それぞれ、第1から第4直線部201〜204から斜めに立ち上がる斜辺部211A,212A,213Aと、それらの頂部に軸方向(直線部の長さ方向)の外方に膨出した膨出部211B,212B,213Bと、を備える。さらに、膨出部211B〜213Bのそれぞれには、径方向に導体線19の短辺の長さwだけ変位するクランク部221が形成されている。また、斜辺部211A,212A,213Aは、立ち上がり元の第1から第4直線部201〜204と同じ径方向位置を維持している。つまり、斜辺部211A,212A,213Aは、電機子巻線20が電機子鉄心11に装着された際に、軸方向外方から見て、立ち上がり元の第1から第4直線部201〜204と電機子鉄心11の軸心との間の距離を半径とする円弧形状となっている。
そして、第1および第3直線部201,203が、長方形断面の長辺の長さ方向を周方向に向け、長方形断面の短辺の長さ方向に隙間wをあけて1列に配列されている。また、第2および第4直線部202,204が、第1および第3直線部201,203の列から周方向一側に6スロットピッチ離れて、長方形断面の長辺の長さ方向を周方向に向け、長方形断面の短辺の長さ方向に隙間wをあけて1列に配列される。したがって、コイル200は、分布巻きのコイルである。なお、6スロットピッチとは、連続する6つのティース12bの両側のスロット13のスロット中心間の間隔である。ここでは、6スロットピッチが、1磁極ピッチに相当する。また、分布巻きのコイルとは、導体線を、周方向に連続する2本以上のティース12bの両側に位置するスロット13に巻いて作製されるコイルである。
ここで、斜辺部211A,212A,213Aは、図8Aに示されるように、長辺長さをtとし、短辺長さをwとする矩形の断面形状、すなわち第1から第4直線部201,202,203,204と同じ断面形状である。また、膨出部211B,212B,213Bは、図8Bに示されるように、長辺長さをt”とし、短辺長さをw”とする矩形の断面形状である。そして、t>t”、w>w”であり、膨出部211B,212B,213Bの断面積が、斜辺部211A,212A,213Aの断面積より小さい。また、クランク部成形前の膨出部211B,212B,213Bの軸方向内側を向く面は、クランク部成形後も、軸方向内側を向き、クランク部成形前の膨出部211B,212B,213Bの軸方向外側を向く面は、クランク部成形後も、軸方向外側を向いている。
このように構成されたコイル200が周方向に1スロットピッチで60個配列され、図9に示される電機子巻線20が組み立てられる。電機子巻線20では、径方向に1列に並んだ4本の第1から第4直線部201〜204が、1スロットピッチで周方向に60列配列される。そして、第1コイルエンド部211を1スロットピッチで周方向に配列してなる第1コイルエンド部211の群と、第3コイルエンド部213を1スロットピッチで周方向に配列してなる第3コイルエンド部213の群とが、電機子巻線20の軸方向の一端側に径方向に2層に配列され、第1コイルエンド20aを構成する。また、第2コイルエンド部212を1スロットピッチで周方向に配列してなる第2コイルエンド部212の群が、電機子巻線20の軸方向の他端側に径方向に1層で配列され、第2コイルエンド20bを構成する。
そして、U字状に曲げ成形されたスロットセル14を第1から第4直線部201〜204の各列に装着する。ついで、図10に示されるように、30個の鉄心ブロック12が、ティース12bのそれぞれを、電機子巻線20の隣り合う第1から第4直線部201〜204の列間の径方向外方に位置させるように、周方向に略等角ピッチで配列される。ついで、周方向に配列された鉄心ブロック12を、径方向内方に移動させ、鉄心ブロック12のティース12bのそれぞれを隣り合う第1から第4直線部201〜204の列間に挿入する。
そして、図11に示されるように、隣り合う鉄心ブロック12の周方向の側面同士が突き合わされ、30個の鉄心ブロック12が電機子巻線20に装着される。ついで、円環状に配列された鉄心ブロック12がフレーム2内に圧入、固着されて一体化され、電機子鉄心11が作製される。これにより、電機子巻線20が電機子鉄心11に装着され、図3に示される電機子10が組み立てられる。そして、各スロット13には、4本の第1から第4直線部201〜204が長方形断面の長辺の長さ方向を周方向に向けて径方向に1列に配列されて収納されている。また、電機子巻線20に結線処理が施され、3相交流巻線が形成される。このように組み立てられた回転電機は、10極60スロットのインナーロータ型の電動機として動作する。
この実施の形態1によれば、スロット13に挿入される第1から第4直線部201,202,203,204が断面矩形に構成されているので、占積率が高められ、回転電機100の高出力化が図られる。
膨出部211B,212B,213Bの断面積が、斜辺部211A,212A,213Aの断面積より小さい。そこで、コイルエンドの高さが低くなり、回転電機100の小型化が図られる。さらに、周方向に隣り合う膨出部211B,212B,213B間の隙間が広くなり、電機子巻線20の放熱性が高められる。
また、膨出部211B,212B,213Bの短辺長さw”(径方向幅)が、斜辺部211A,212A,213Aの短辺長さwより短いので、周方向に隣り合う膨出部211B,212B,213B間の隙間が広くなり、電機子巻線20の放熱性がさらに高められる。また、膨出部211B,212B,213Bの長辺長さt”(軸方向幅)が、斜辺部211A,212A,213Aの長辺長さtより短いので、コイルエンドの軸方向寸法が小さくなり、回転電機100の小型化が図られる。
また、コイル200の各部位が断面矩形であるので、断面矩形の導体線19を用いてコイル200を成形する際に、導体線19を断面円形に成形する工程が不要となり、生産性が高められる。
また、膨出部211B,212B,213Bの断面積を縮小させることが、膨出部211B,212B,213Bを成形する工程、あるいはクランク部221を成形する工程で同時に実施できるので、工程を増やすことなく、コイル200を成形することができ、生産性が高められる。
ここで、第1から第3コイルエンド部211,212,213が1スロットピッチで周方向に配列されているので、第1から第3コイルエンド部211,212,213同士の干渉を回避するには、第1から第3コイルエンド部211,212,213に高い寸法精度が求められる。斜辺部211A,212A,213Aは根元部を曲げて成形されることから、高い寸法精度が確保される。しかし、第1から第3コイルエンド部211,212,213の頂部は、導体線19を凸状に曲げ成形した後、クランク状に曲げ成形されるので、高い寸法精度を確保しにくい。この実施の形態1では、膨出部211B,212B,213Bの断面積が斜辺部211A,212A,213Aの断面積より小さいので、仮に
膨出部211B,212B,213Bおよびクランク部221の寸法精度が低下しても、周方向に隣り合うクランク部221間の隙間を十分に確保でき、第1から第3コイルエンド部211,212,213同士の干渉を回避することができる。
つぎに、コイル200の製造方法について図12から図14Bを参照しつつ説明する。図12はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルに用いられる導体線を示す平面図、図13Aはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成前の状態を説明する図、図13Bはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成後の状態を説明する図、図14Aはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成前の状態を説明する図、図14Bはこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成後の状態を説明する図である。
まず、図12に示されるように、長辺長さt、短辺長さwとする断面矩形の導体線19を用意する。
ついで、図13Aに示されるように、導体線19の膨出部211Bの形成位置を膨出部成形ツール70,70間に配置する。そして、図13Bに示されるように、導体線19の長辺の長さ方向から膨出部成形ツール70,70により押し潰し、凸状に曲げられた膨出部211Bを成形する(膨出部成形工程)。このとき、膨出部211Bは、膨出部成形ツール70,70で、膨出部211Bが潰れる程度の荷重で加圧され、長辺長さt”、短辺長さw”とする断面に塑性変形され、断面積がS(=t×w)からS”(=t”×w”)に縮小される。同様に、導体線19の膨出部212B,213Bの形成位置に、断面積が縮小された膨出部212B,213Bを成形する。
ついで、図14Aに示されるように、導体線19の膨出部211Bの両側部を、それぞれ、短辺の長さ方向から第1および第2段差成形ツール74,75で把持する。ついで、図14Bに示されるように、第2段差成形ツール75を第1段差成形ツール74に対して、導体線19の短辺の長さ方向に変位させ、膨出部211Bにクランク部221を形成する(クランク部成形工程)。この時、第1段差成形ツール74は導体線19の長さ方向の移動のみが許されており、膨出部211Bがクランク状に曲げられる際に、第2段差成形ツール75側に移動する。同様に、膨出部212B,213Bのそれぞれにクランク部221を形成する。
ついで、膨出部211Bの両根元部をその短辺を内径面として曲げ、斜辺部211Aを形成する(斜辺部成形工程)。ついで、斜辺部211Aの根元部をその短辺を内径面として曲げ、第1および第2直線部201,202を形成する(直線部成形工程)。ついで、膨出部212Bの両根元部をその短辺を内径面として曲げ、斜辺部212Aを形成する。ついで、斜辺部212Aの根元部をその短辺を内径面として曲げ、第2および第3直線部202,203を形成する。ついで、膨出部213Bの両根元部をその短辺を内径面として曲げ、斜辺部213Aを形成する。ついで、斜辺部213Aの根元部をその短辺を内径面として曲げ、第3および第4直線部203,204を形成する。これにより、導体線19が2ターン螺旋状に巻かれた略6角形のコイル体が作製される。
ついで、斜辺部211A,212A,213Aのそれぞれを、設定された曲率の円弧形に成形し(円弧成形工程)、コイル200が作製される。
このように、膨出部成形工程において、膨出部211B,212B,213Bの成形と断面積の縮小とが同時に行われるので、膨出部211B,212B,213Bの断面積を縮小する専用の工程が不要となり、工数を増やすことなくコイル200の作製できる。
膨出部成形工程において、導体線19の膨出部形成位置を膨出部成形ツール70で凸状に曲げつつ押し潰して、断面積を縮小された膨出部211B,212B,213Bを成形しているので、押し潰し量を調整することで、膨出部211B,212B,213Bの長さを制御することができ、コイル200の寸法精度を高めることができる。
この製造方法では、クランク部成形前の膨出部211B,212B,213Bの軸方向内側を向く面は、クランク部成形後も、軸方向内側を向き、クランク部成形前の膨出部211B,212B,213Bの軸方向外側を向く面は、クランク部成形後も、軸方向外側を向いている。
なお、上記実施の形態1では、第1から第4直線部201,202,203,204および斜辺部211A,212A,213Aの断面積が同じであるが、斜辺部211A,212A,213Aの断面積を第1から第4直線部201,202,203,204の断面積より小さくしてもよい。
また、上記実施の形態1では、膨出部の両側の斜辺部が同じ断面形状に形成されているが、膨出部の両側の斜辺部を異なる断面形状に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、導体線を2ターン巻いて作製されたコイル200を周方向に1スロットピッチで配列して電機子鉄心11に装着しているが、コイル200を周方向に1スロットピッチで配列したコイル群を径方向に2層に配列して電機子鉄心11に装着してもよい。このように構成された電機子巻線は、導体線を4ターン巻いて作製されたコイルを周方向に1スロットピッチで配列して構成される電機子巻線と等価の巻線となる。
実施の形態2.
図15Aはこの発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成前の状態を説明する図、図15Bはこの発明の実施の形態2に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法における膨出部成形工程の膨出部形成後の状態を説明する図である。
この実施の形態2による膨出部成形工程では、図15Aに示されるように、導体線19の膨出部211Bの形成位置の両側を、それぞれ、第1引き伸ばしツール71および第2引き伸ばしツール72で把持する。そして、図15Bに示されるように、第1引き伸ばしツール71および第2引き伸ばしツール72を導体線19の長さ方向に離間するように移動させつつ、導体線19の膨出部211Bの形成位置を膨出部成形ツール70,70で押し曲げる。これにより、膨出部211Bの形成領域は、長さ方向に引き伸ばされて断面積がS(=t×w)からS"(=t”×w”)に縮小され、膨出部成形ツール70,70により、凸状に曲げられ、断面積を縮小された膨出部211Bが成形される。また、断面積を縮小された膨出部212B,213Bが、同様に導体線19に成形される。
なお、他の工程は、上記実施の形態1と同様である。
したがって、この実施の形態2においても、膨出部成形工程において、膨出部211B,212B,213Bの成形と断面積の縮小とが同時に行われるので、膨出部211B,212B,213Bの断面積を縮小する専用の工程が不要となり、工数を増やすことなくコイル200の作製できる。
また、導体線19を引き伸ばして膨出部211B,212B,213Bの断面積を縮小しているので、引き伸ばし量を調整することにより、膨出部211B,212B,213Bの長さを制御することができ、コイル200の寸法精度を高めることができる。
実施の形態3.
図16Aはこの発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成前の状態を説明する図、図16Bはこの発明の実施の形態3に係る回転電機に適用される電機子巻線用コイルの製造方法におけるクランク部成形工程のクランク部形成後の状態を説明する図である。
この実施の形態3の膨出部成形工程では、膨出部211B,212B,213Bが、膨出部成形ツール70,70を用いて、導体線19の断面積を縮小することなく、凸状に曲げて成形される。そして、図16Aに示されるように、膨出部211Bを一対のクランク部成形ツール76間に位置させる。ついで、図16Bに示されるように、膨出部211Bを短辺の長さ方向から一対のクランク部成形ツール76で押し潰す。これにより、膨出部211Bは、断面積がS(=t×w)からS"(=t”×w”)に縮小されると同時にクランク状に曲げられ、クランク部221が成形される。また、膨出部212B,213Bが、同様に、断面積を縮小されると同時に、クランク状に曲げられ、クランク部221が成形される。
なお、他の工程は、上記実施の形態1と同様である。
したがって、この実施の形態3においても、クランク部成形工程において、クランク部221の成形と膨出部211B,212B,213Bの断面積の縮小とが同時に行われるので、膨出部211B,212B,213Bの断面積を縮小する専用の工程が不要となり、工数を増やすことなくコイル200の作製できる。
また、クランク部成形工程において、膨出部211B,212B,213Bをクランク部成形ツール76でクランク状に曲げつつ押し潰して、クランク部221と断面積を縮小された膨出部211B,212B,213Bを成形しているので、押し潰し量を調整することで、膨出部211B,212B,213Bの長さを制御することができ、コイル200の寸法精度を高めることができる。
ここで、クランク部成形工程において、導体線19の膨出部211Bの両側部を、それぞれ、引き伸ばしツールで把持し、引き伸ばしツールを導体線19の長さ方向に離間するように移動させつつ、導体線19の膨出部211Bをクランク部成形ツール76でクランク状に曲げて、クランク部221を成形してもよい。
なお、上記各実施の形態では、本願を電動機に適用した場合について説明しているが、本願を発電機に適用しても、同様の効果を奏する。
また、上記各実施の形態では、スロットが毎極毎相当たり2個の割合で形成されているが、スロットは毎極毎相当たり1個、又は3個以上の割合で形成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、コイルエンド部で連結される直線部の間隔が6スロットピッチ(1磁極ピッチ)の場合について説明しているが、コイルが分布巻きコイルであれば、コイルエンド部で連結される直線部の間隔は6スロットピッチ限定されず、例えば5スロットピッチでもよい。
また、上記各実施の形態では、導体線を2ターン巻いて作製されたコイルを用いているが、コイルのターン数は2ターンに限定されず、2nターン(nは1以上の整数)であればよい。
また、上記各実施の形態では、亀甲形コイルを用いて電機子巻線を構成する場合について説明しているが、コイルは、直線部を連結するコイルエンド部が斜辺部と膨出部を備え、直線部の径方向位置を変位させるクランク部が膨出部に形成され、膨出部の断面積が斜辺部の断面積より小さく、分布巻きの電機子巻線を構成できれば、コイルは亀甲形コイルに限定されず、例えばU字形コイル、波巻きコイルでもよい。

Claims (9)

  1. ティースが周方向に複数配列されて、スロットが上記ティース間に形成された円環状の電機子鉄心、および上記電機子鉄心に装着された電機子巻線を有する電機子を備えた回転電機において、
    上記電機子巻線は、それぞれ、絶縁被覆された、かつ接続部のない連続した、断面矩形の導体線により構成された分布巻きの複数のコイルを備え
    上記コイルは、それぞれ、長さ方向を軸方向として2つの上記スロットからなるスロット対に挿入される2m本(但し、mは1以上の整数)の直線部と、それぞれ、2m本の上記直線部のなかの任意の2本の上記直線部の端部同士を接続して、2m本の上記直線部を一続きに連結している(2m−1)本のコイルエンド部と、を有し、周方向に1スロットピッチに配列している状態で、上記電機子鉄心に径方向に1層以上に装着され、
    上記コイルエンド部は、軸方向外方に凸状に突出する膨出部と、接続される2本の上記直線部と上記膨出部とを連結する斜辺部と、を有し、
    上記膨出部は、接続される2本の上記直線部の径方向位置を設定量だけ変位させるクランク部を有し、
    上記膨出部の断面形状は矩形であり、断面積が上記斜辺部の断面積より小さいことを特徴とする回転電機。
  2. 上記膨出部の径方向幅が上記斜辺部の径方向幅より狭いことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 上記膨出部の軸方向幅が上記斜辺部の軸方向幅より狭いことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機のコイルの製造方法において、
    上記導体線の膨出部形成部位を凸状に曲げ成形して、上記膨出部を形成する膨出部成形工程と、
    上記膨出部をクランク状に曲げ成形して、上記クランク部を形成するクランク部成形工程と、
    上記導体線を上記膨出部の根元部で折り曲げて上記斜辺部を形成する斜辺部成形工程と、
    上記導体線を上記斜辺部の根元部で折り曲げて上記直線部を形成する直線部成形工程と、を備え、
    上記膨出部成形工程において、上記導体線の膨出部形成部位の断面積を縮小させつつ、上記膨出部形成部位を凸状に曲げ成形することを特徴とする回転電機のコイルの製造方法。
  5. 上記膨出部成形工程において、上記導体線の膨出部形成部位を膨張部成形ツールで加圧挟持して、上記膨出部形成部位を押し潰しつつ、凸状に曲げ成形することを特徴とする請求項4記載の回転電機のコイルの製造方法。
  6. 上記膨出部成形工程において、上記導体線の膨出部形成部位の両側を引き伸ばしツールで把持し、上記引き伸ばしツールを上記導体線の長さ方向に離間させて上記膨出部形成部位を引き伸ばしつつ、膨張部成形ツールで上記膨出部形成部位を凸状に曲げ成形することを特徴とする請求項4記載の回転電機のコイルの製造方法。
  7. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機のコイルの製造方法において、
    上記導体線の膨出部形成部位を凸状に曲げ成形して、上記膨出部を形成する膨出部成形工程と、
    上記膨出部をクランク状に曲げ成形して、上記クランク部を形成するクランク部成形工程と、
    上記導体線を上記膨出部の根元部で折り曲げて上記斜辺部を形成する斜辺部成形工程と、
    上記導体線を上記斜辺部の根元部で折り曲げて上記直線部を形成する直線部成形工程と、を備え、
    上記クランク部成形工程において、上記膨出部の断面積を縮小させつつ、上記膨出部をクランク状に曲げ成形することを特徴とする回転電機のコイルの製造方法。
  8. 上記クランク部成形工程において、上記膨出部をクランク部成形ツールで加圧挟持して、上記膨出部を押し潰しつつ、クランク状に曲げ成形することを特徴とする請求項7記載の回転電機のコイルの製造方法。
  9. 上記クランク部成形工程において、上記導体線の上記膨出部の両側を引き伸ばしツールで把持し、上記引き伸ばしツールを上記導体線の長さ方向に離間させて上記膨出部を引き伸ばしつつ、クランク部成形ツールで上記膨出部をクランク状に曲げ成形することを特徴とする請求項7記載の回転電機のコイルの製造方法。
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