JP6151268B2 - センサを使用した昇降設備およびその部品の故障診断 - Google Patents

センサを使用した昇降設備およびその部品の故障診断 Download PDF

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Description

本発明は、請求項の対象に従った振動を検知するセンサを有する昇降設備および該昇降設備の運転方法に関する。
昇降設備は、ドライブ、ケージドアおよびシャフトドア、ケージドアドライブ、ケージドア閉鎖機構およびガイドローラもしくはガイドシューのような可動機械部品を備え、その欠陥のない機能が確保されなければならない。そのためには、個々の部品は一定の時間間隔で点検され、使用可能な状態で維持される。このメンテナンス動作のコストは比較的非効率的である。それは、メンテナンス間隔は、予め一定に設定されたもので、実際の昇降設備およびその部品の有効な利用を考慮したものではないからである。
可動機械部品の摩耗の程度を示す信頼性のある指標は、振動の程度で表される。正常な許容動作では、一定の程度の振動を超えない。部品の漸進的摩耗に伴って、振動は著しく大きくなる。予め設定した程度の振動を超えた場合、部品を使用可能な状態に修復する、または部品を交換する時点に達したことになる。
振動は、音波または固体伝搬音波のように伝搬し、センサを使用して検知される。この場合、音波は空気のような気体媒質内を伝搬する波と理解すべきであり、固体伝搬音波はスチールまたは鉄のような固体媒質内を伝搬する波と理解すべきである。マイクロホン、加速度ピンクアップ、または電圧測定センサとして設計されたセンサは、音波や固体伝搬音波の検知に適している。評価回路は、1つまたは複数のセンサと接続される。評価回路および少なくとも1つの関連センサが監視ユニットを形成する。評価回路はプロセッサを備え、プロセッサによって検知された音波または固体伝搬音波を評価する。検知された音波または固体伝搬音波は、評価回路内で、その振幅および周波数に関して評価され、所定値と比較される。それに基づいて、昇降設備とその部品の機能的完全性に関する結論が導かれる。特定の閾値を超えた場合に、状態変化のアラームがトリガされる。それに応じて、昇降設備において、効率良く、すなわち、部品が実際に点検を受ける必要がある場合のみ、メンテナンス動作が行われる。例えば、国際公開第2009/126140(A1)号パンフレットには、このような評価比較方法が記載されている。
しかし、昇降設備の振動は、正常動作の可動部品のみが原因ではないので、国際公開第2009/126140(A1)号パンフレットには、評価信頼性については記載されていない。したがって、ケージ内の乗客の移動または緊急停止を実行するケージも振動を発生させる可能性があり、この振動は、場合によっては閾値を超え、その結果、状態変化アラームをトリガする可能性がある。したがって、この種の監視は、状態変化アラームの誤トリガが発生しやすい。
昇降設備の既存の昇降制御装置は、監視ユニットのデータを評価するためのものでなく、または状態データ、例えば、昇降設備の動作状態、ケージの速度または位置を監視ユニットに伝達するためのものでもないので、さらに未解決の問題として、既存の昇降設備に監視ユニットを装着することがある。国際公開第2009/126140(A1)号には、この問題についてもコメントが記されていない。
国際公開第2009/126140号
本発明の目的は、特に、振動を検知して評価することで、改善された、より信頼性の高い、昇降設備の部品を監視するための監視ユニットを開発することである。
別の態様では、単純な方法で既存の昇降設備に部品を監視するための監視ユニットを後付けすることができる。
上述の目的は、センサと評価回路とを有する昇降設備によって達成される。この場合、昇降設備の動作時に発生する振動は、センサによって検知される。評価回路は、センサと接続される。センサによって検知された振動は、評価回路によって評価される。昇降設備は、評価回路を使用して、検知された振動を所定の動作値および所定の閾値と比較することができるという点が特徴である。
動作値は、昇降設備の許容可能な正常動作で発生する振動の値を表す。それに対して、閾値は、許容できない振動の値を表す。
部品が完全な機能的完全性を有する乱れのない動作において、発生する振動は、特徴的な周波数範囲および/または振幅範囲にある。部品の漸進的摩耗および経年劣化が見られる場合、この周波数範囲または振幅範囲は、それに対応して変化する。振動挙動のこれらの変化は、音波または固体伝搬音波を介してセンサによって検知可能である。
振動は、センサによって音波または固体伝搬音波として検出され、評価回路に渡されて、そこでスペクトル的に評価される。これは、振動が振幅および周波数に関して評価されると言う意味である。このようにして評価された振動は、動作値および閾値と比較される。動作値は、通常、昇降設備の正常動作で発生するような振動値を表す。一方、閾値は、部品の機能不良または過剰摩耗を示した許容できない振動値を表す。評価回路は、この評価を行うために、スペクトル分析および数値比較を行う少なくとも1つのプロセッサと、動作値および閾値が記憶されるメモリユニットとを有する。
この2段階の数値比較の利点は、動作値を設定することにある。それは、昇降設備が動作中であるか停止状態であるかに関係なく、動作値を昇降制御からフィードバックしなくても2段階の数値比較によって確認できるためである。これは、特に、昇降設備への後付けの場合に、有利である。したがって、例えば、評価回路は、昇降設備の停止時に、必要とされない監視ユニットの部品をスタンバイモードにして、評価回路が動作値を確認した時のみ部品を再びスタンバイモードから起動させることができるか否かを独立して決定することができる。
別の態様では、評価回路を使用して、振動と動作値および閾値との比較から性質特性を計算することができる。性質特性は、閾値に達したまたは閾値を超えた期間と動作値に達したまたは動作値を超えた期間との比から計算される。評価回路は、この性質特性を所定の臨界性質特性と比較する。臨界性質特性は、メモリユニットにファイルされるのが好ましい。臨界性質特性に達したまたは臨界性質特性を超えた場合、状態アラームがトリガされてもよい。状態変化アラームは、監視されている昇降設備の少なくとも1つの部品が交換または修理の必要があることを示している。
性質特性の計算および臨界性質特性との比較によって、閾値を超える振動につながる緊急停止またはケージ内の乗客の移動のような以前生じた要因が閾値の評価によって経時的に除外されるので、状態変化アラームの誤トリガの大部分が回避される。したがって、このような特有の事象は、自動的に、望ましくない状態変化アラームにつながらない。さらに、確実に、昇降設備の動作時に、より長い期間にわたって閾値を超える振動のみが状態変化アラームをトリガするようになる。
別の態様では、状態変化アラームは、所定期間、動作値を超えた場合にトリガされてもよい。したがって、それぞれの昇降設備は特定の使用特性を有するので、評価回路はセンサの機能およびセンサとの接続を検査することができる。オフィスビル内の昇降設備は、就業日には連続的に使用され、個人的な旅行は別として夜間および週末は静止状態である。そのことを踏まえて、週末には昇降設備は約62時間、すなわち、金曜日の夜の18:00頃から月曜日の朝の8:00頃まで静止状態であると推測できる。それに対して、平日には、停止時間を約14時間まで減少させることができる。一方、非常に多くの居住区画を有する大規模な居住施設の場合、昇降設備は、一般に、日常的に絶えず使用されているので、週末でさえ、一日中、夜の遅い時間になるまで使用される。主として、夜間では22:00頃から6:00頃までのより長い静止時間が予測される。したがって、大規模な居住施設の場合、静止時間は、最大でも約8時間である。この場合、評価回路は、約8時間、14時間、またはそれ以上の時間の特定の期間、関連センサによって振動信号が受信されない場合に、状態変化アラームがトリガされるように構成されてもよい。
特に、この形態の状態変化アラームでは、トリガの理由、すなわち、センサの不具合またはセンサとの接続障害も伝達されるので、メンテナンスエンジニアにとって乱れの位置特定が容易になる。
特に好適な実施形態では、評価ユニットは時間データユニットを備える。したがって、評価回路は、時刻および/または日付に基づいて、動作値が確認されない状態で、状態変化アラームのトリガに応じて継続時間を事前設定することができる。したがって、少なくとも1時間、動作値が下回る場合、非常に頻繁に使用される昇降設備では一日中状態変化アラームをトリガすることができる。一方、小規模の居住施設では、昇降設備は、例えば、夏期休暇の時には長期間静止状態である可能性があるので、状態変化アラームを数週間後にだけトリガすることができる。
さらに別の態様は、昇降設備の学習トラベルによる動作値の設定に関する。この学習トラベルは、評価回路と関連センサとを設置した後に行われる。この場合、センサがこの学習トラベルの時に発生した振動を検出し、評価回路がこれらの振動を動作値としてメモリユニットに記憶する。
学習トラベルによって動作値を検出する場合の利点は、昇降設備のタイプに関係なく、センサおよび評価回路から成る常に同じ監視ユニットを設置することができるということにある。このことにより、監視ユニットの構成および規則化にかかる調整費用が低減される。さらに、不正確にファイルされた動作値を含む監視ユニットの取り付けは除外される。
代替形態として、昇降設備のタイプに基づいて、動作値を予め評価回路のメモリユニットにファイルすることができる。この場合、学習トラベルは不必要である。
評価回路は、好ましくは、学習トラベルによる動作値の検知の後で閾値を計算する。この場合、動作値は開始位置としての役割を果たす。この場合、スペクトル分析において動作値に対して記録される周波数の振幅に、所定の係数を乗じる。最後に、計算された閾値は、メモリユニットに記憶される。
代替形態として、閾値は、昇降設備のタイプに基づいて、予め評価回路のメモリユニットにファイルされてもよい。
本発明の方法の別の態様によれば、状態変化アラームが発生した時に、昇降設備にメンテナンス動作が行われる。この場合、メンテナンスエンジニアは昇降設備を点検するように通知される。このことにより、実際に部品の点検または交換の必要がある時のみにメンテナンス動作が実行されるので、メンテナンス動作の効率を高めることができる。
本発明は、以下の実施形態および図面において、明確になり、さらに詳細に説明される。
カウンターウェイトにおいて昇降部品の機能不良によって生じた振動を検知するためのセンサを有する昇降設備の実施形態の例示的形態を示した図である。 監視ユニットの概略図である。 例として、センサによって検知された振動のスペクトル分析を示した図である。
図1は、昇降設備10を示している。昇降設備は、ケージ1、カウンターウェイト2、ケージ1とカウンターウェイト3とが2:1の関係で懸垂される支持駆動手段3、および駆動プーリー5.1を備える。駆動プーリー5.1は、駆動ユニット(明確にするために、図1には示されていない)と接続され、支持駆動手段3と作動接触する。
ケージ1およびカウンターウェイト2は、駆動ユニットの駆動トルクを支持駆動手段3に伝達する駆動プーリー5.1の回転運動によって、実質的に垂直方向のガイドレールに沿って可動である。明確にするために、ガイドレールは図1に示されていない。ケージ1およびカウンターウェイト2は、例えば、ガイドシューまたはガイドローラのような案内要素によって、ガイドレール上を案内される。
カウンターウェイト2は、この場合、支持駆動手段3の第1のループに懸垂される。第1のループは、支持駆動手段3の第1の端部3.2と偏向ローラ5.2との間にある支持駆動手段3の一部で形成される。カウンターウェイト2は、ベアリング4.1によって第1のループで懸垂される。そのためには、カウンターウェイト2はベアリング4.1と連結される。図示されている例では、ベアリング4.1は、カウンターウェイト支持ローラ4の支点となる。この場合、支持および/または駆動手段3は、支持および/または駆動手段の第1の端部3.2が固定される第1の取付点から、カウンターウェイト支持ローラ4に向かって下方に伸びる。支持および/または駆動手段3は、カウンターウェイト支持ローラ4の周囲に約180°にわたって巻き付いて、その後、第1の偏向ローラ5.2に向かって上方に伸びる。
ケージ1は、支持および/または駆動手段3の第2のループで懸垂される。第2のループは、支持および/または駆動手段3の第2の端部3.1と第2の駆動プーリー5.1との間にある支持駆動手段の一部で形成される。ケージ1は、2つのケージ支持ローラ7.1および7.2によって第2のループで懸垂される。この場合、支持および/または駆動手段3は、支持および/または駆動手段の第2の端部3.1が固定される第2の取付点から、第1のケージ支持ローラ7.1に向かって下方に伸びる。支持および/または駆動手段3は、第1のケージ支持ローラ7.1の周囲に約90°にわたって巻き付いて、その後、第2のケージ支持ローラ7.2に対して実質的に水平に伸びて、第2のケージ支持ローラ7.2の周囲に約90°だけ巻き付く。さらに、支持および/または駆動手段3は、駆動プーリー5.1に向かって上方に伸びる。支持および/または駆動手段3は、駆動プーリー5.1から、最後に、第1の偏向ローラ5.2に達する。
支持および/または駆動手段3の第1の端部3.2および第2の端部3.1が固定される2つの取付点、偏光ローラ5.2、駆動プーリー5.1、およびケージ1とカウンターウェイト2のガイドレールは、間接的または直接的に支持構造体、典型的にはシャフト壁に接続される。
支持および/または駆動手段3の第1の端部3.2は、センサ8と接続される。センサ8は、支持および/または駆動手段3によってセンサ8に伝達された固体伝搬音波を検知する。
実施形態の代替形態では、センサ8は、カウンターウェイト2のガイドレールに接続される。この場合、センサ8は、ガイドレールがセンサ8に伝達した固体伝搬音波を検知する。
固体伝搬音波は、昇降設備10の動作時に、可動昇降部品の振動によって発生する。例えば、振動は、ケージ1の案内要素またはカウンターウェイト2の案内要素と対応するガイドレールとの間の遊び、駆動ユニット、偏向ローラ5.2のベアリング、駆動プーリー5.1のベアリング、ケージ支持ローラ7.1、7.2のベアリングおよびカウンターウェイト支持ローラ4のベアリング内の遊び、また支持および/または駆動手段3自身の振動が原因で発生する。
さらに、振動は、ケージドアおよびシャフトドア、ドアドライブなどの運動によっても引き起こされる可能性がある。さらに、振動は、カウンターウェイト2が懸垂されるベアリング4.1およびカウンターウェイト2をガイドレール上で案内する案内要素で発生する。
上述した部品および記載されていない別の可動部品の全てが、乱れのない動作において、特徴的な周波数範囲および振幅範囲にある振動を発生させる。時間の経過と共に、これらの昇降部品は、変化した周波数範囲および振幅範囲に反映される摩耗現象を起こしやすい。
昇降設備10の領域内へのセンサ8の位置決めは、実施例に示されているような支持および/または駆動手段3の第1の端部3.2への配置および固体伝搬音波の検知に限定されない。センサ8の位置決めおよび振動、すなわち、音波または固体伝搬音波に関する検知の形態は、専門家によって、監視される部品および昇降設備10の設計、特に、監視ユニットの設計に応じて合わせられる。
固体伝搬音波を検出するように設計されたセンサ8は、例えば、支持および/または駆動手段3の第2の端部3.1に位置決め可能である。そのことによって、支持および/または駆動手段3によってケージ側に伝達された固体伝搬音波が検知可能である。したがって、ケージ1の支持ローラ7.1、7.2またはケージ1に配置されている別の部品を監視することができる。
さらに、モータまたは別の駆動部(例えば、伝動プーリーまたは駆動プーリー5.1)を監視するためのセンサは、監視される部品によって引き起こされる振動を検知するためにモータハウジングに位置決め可能である。
また、固体伝搬音波は、ケージ1の領域で、例えば、ケージドアのドアパネル、ドアドライブのハウジング、ケージ壁またはケージ床のパネルに固定されたセンサによって検知可能である。このようにして、ケージドア、ケージ支持ローラ7.1、7.2、ケージ1の案内要素、またはドアドライブのような可動部品の振動が測定可能である。
最後に、シャフトドアの可動部品は、例えば、シャフトドアのドアパネルで固体伝搬音波として測定できる振動を発生させる。センサは、この固体伝搬音波を検知するために、ドアパネルに配置されるのが好ましい。
別のセンサ群は、音波を検知するセンサに関係する。該センサは、気圧波として検知可能な昇降設備の部品の振動を測定する。これらのセンサは、部品の振動を音波として検知できる場所がどこであっても、シャフトスペースの領域全体に配置可能である。
センサ8は、好ましくは、0〜60,000Hz、特に、0〜2,500Hzの周波数範囲の音波または固体伝搬音波を検知する。
図2は、少なくとも1つのセンサ8と評価回路9とを備えた監視ユニット20を示した図である。センサ8は、検知された音波または固体伝搬音波を信号に変換して、信号伝送経路、典型的には、信号線または無線で、この信号を評価回路9に伝送する。この評価回路9は、検知された音波または固体伝搬音波を評価するために設けられる。
評価回路9は、少なくとも1つのアナログデジタルコンバータ14、プロセッサ11、メモリユニット12、および時間データユニット13を備える。この場合、最初に、センサ8から受信したアナログ信号はアナログデジタルコンバータ14によってデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、プロセッサ11に伝達されて、プロセッサによって、特に、伝達された音波または固体伝搬音波の周波数および振幅がスペクトル的に分析される。プロセッサ11は、周波数帯域を決定して、これらの周波数帯域のそれぞれに対して、測定された信号の強度を設定する。周波数帯域から、この場合、例えば、1,297〜1,557Hzの周波数範囲に注目されたい(図3参照)。この信号強度は、この周波数帯域内の測定された周波数の振幅に応じて決まる値を示している。
プロセッサ11は、それぞれ決定された周波数帯域に対して測定された信号の強度を設定し、周波数帯域内のこの信号強度を、メモリユニット12内に対応周波数帯域に対してファイルされている第1の信号強度、またはメモリユニット12内に対応周波数帯域に対してファイルされ第1の信号強度を超える第2の信号強度と比較する。第1の信号強度は動作値と一致し、第2の信号強度は閾値と一致する。
プロセッサ11は、昇降設備の動作時の信号強度が動作値に達した、または動作値を超えた時間ステップの数をカウントし、さらに、昇降設備の動作時の信号強度が閾値に達した、または閾値を超えた時間ステップの数をカウントする。そのために必要な時間ステップのステートメントが時間データユニット13によってプロセッサ11に提供される。
次に、さらなる評価において、プロセッサ11で閾値に関する時間ステップと動作値に関する時間ステップとの比が決定される。この比は、振動の性質特性を表す。この性質特性が所定の臨界性質特性を上回る場合、状態変化アラームがトリガされる。したがって、短時間または少しの時間ステップの間だけで発生する偶発的乱れは除外される。
図3は、振動の評価の例を示した図である。この場合、測定される周波数は、0〜2,595Hzの10個の周波数帯域に分けられている。経時的な信号強度または時間ステップは、これらの周波数帯域のそれぞれに対して記録される。図2では、動作値が周波数帯域1,297〜1,557Hzに対して予め設定されることが明らかである。この動作値から、例えば、動作値の2倍の閾値が計算される。閾値は、動作値を少なくとも10%超えた値で設定されるのが好ましい。
信号強度は、時間ステップ130〜200、200〜250、270〜310、315〜380、400〜440、480〜540で、上述の周波数帯域に対して許容閾値を超える。性質特性の追加の評価では、臨界性質特性を3回上回る(「移動不可」)。これらの3つの場合に、状態変化アラームがトリガされる。また信号強度が一度閾値を超えている。この場合、計算された性質特性は所定の臨界性質特性を下回るので、状態変化アラームは発生しない。閾値を超えたのは、一回の短時間の事象、すなわち、ケージの側壁への衝突(「カゴ壁に衝突」)が原因である。この短時間の事象は、性質特性の追加の評価によって除外される。
臨界性質特性は、この場合、例えば、10%で設定される。これは、測定された信号強度が動作値を超える100の時間ステップのうち、測定された信号強度が閾値を超える10の時間ステップが生じることを意味する。したがって、上述の評価では、閾値を超えているにもかかわらず、性質特性は10%の臨界性質特性を3回上回り、10%の臨界性質特性を1回下回っている。
臨界性質特性は、少なくとも10%に決められるのが好ましい。さらに好適な実施形態では、臨界性質特性は、少なくとも20%、30%、40%、または50%に決められてもよい。臨界性質特性は、評価回路9のメモリユニット12にファイルされるのが好ましい。
動作値は、学習トラベルによって決定されるのが好ましい。この学習トラベルの時に、センサ8は発生する振動を測定する。それによって、それぞれの周波数帯域に対する特徴的な信号強度、例えば、最大信号強度または平均信号強度が評価回路9またはプロセッサ11内で決定される。この信号強度は、その後、評価回路9のメモリユニット12内に動作値としてファイルされる。閾値は、動作値から計算されるのが好ましく、一定の割合で増加した特徴的な信号強度を示す。この閾値は、プロセッサ11内で計算されてもよい。
振動の別の評価は、センサ8または信号伝送経路のセルフテストに関する。そのために、評価回路9またはプロセッサ11は、信号強度が動作値に達しない時間ステップをカウントする。これらの時間ステップは、昇降設備10が静止状態である期間を表す。プロセッサ11は、この期間が特定の時間値を超えているか否かをチェックする。そのためには、プロセッサ11は、その期間を制御ユニットにファイルされている時間値と比較する。プロセッサ11がこの時間値を超えていることを確認した場合、センサの機能不良が想定される。この時間値は、昇降設備10の特徴的な使用プロファイルに基づいて計算され、昇降設備10が非常に高い確率で使用される必要があった期間を示す。この時間値を超えた場合、同様に、状態変化アラームがトリガされる。
状態変化アラームのトリガにより、昇降設備10にメンテナンス動作が行われ、昇降設備10の動作の乱れが取り除かれることになる。例えば、アラームはサービスセンターに伝達され、サービスセンターはサービスエンジニアに対応する昇降設備10を点検するように命令を出す。あるいは、状態変化アラームがトリガされると、サービスエンジニアは直接、昇降設備と接続されている移動無線受信システムから、対応する昇降設備10を点検するように通知を受ける。
安全のために、昇降設備は、状態変化アラームが発生した時に停止されてもよい。この場合、サービスエンジニアは、同様に、昇降設備を点検して、動作状態に戻すように命令を受ける。
上述の手順に従って行われるセンサ8による振動の検知および評価回路9内での振動の評価は、昇降設備10の例示されている形態に限定されない。したがって、可動部品の振動の監視は、懸垂比が1:1、3:1などの昇降設備、カウンターウェイトの無い昇降設備、エンジンルームのある昇降設備、または、一般に、可動部品が振動を引き起こす昇降設備にも関係する。
図1に示されている例以外に、同時に、昇降設備の異なる場所に、共通の評価回路を有する複数のセンサ、まとまって評価回路に割り当てられる複数のセンサ、または自身の評価回路をそれぞれ有する複数のセンサを位置決めすることも可能である。

Claims (10)

  1. 昇降設備(10)の動作時に発生する振動を検知可能なセンサ(8)と、
    センサ(8)と接続され、センサによって検知された振動を評価することができる評価回路(9)と
    を備える昇降設備(10)であって、
    検知された振動は、評価回路(9)を使用して、昇降設備の正常動作で通常発生するような振動値を表す所定の動作値および許容できない振動値を表す所定の閾値と比較され
    性質特性が、評価回路(9)を使用して、振動と動作値との比較および振動と閾値との比較から計算され、
    性質特性が、閾値に達したまたは閾値を超えた期間と、動作値に達したまたは動作値を超えた期間との比から計算されることを特徴とする、昇降設備(10)。
  2. 状態変化アラームが、臨界性質特性を超えた場合にトリガされることを特徴とする、請求項に記載の昇降設備(10)。
  3. 状態変化アラームが、検知された振動が、所定期間、所定の動作値下回った場合にトリガされることを特徴とする、請求項1または2に記載の昇降設備(10)。
  4. 所定期間が、少なくとも1時間であることを特徴とする、請求項に記載の昇降設備(10)。
  5. 動作値が、昇降設備(10)の学習トラベルによって設定されることを特徴とする、請求項1から請求項のうちのいずれか一項に記載の昇降設備(10)。
  6. センサ(8)と、
    センサ(8)と接続される評価回路(9)と
    を備える昇降設備(10)の運転方法にして、
    センサ(8)は昇降設備(10)の動作時に発生した振動を検知し、評価回路はセンサによって検知された振動を評価する昇降設備(10)の運転方法であって、
    評価回路(9)は、検知された振動を、昇降設備の正常動作で通常発生するような振動値を表す所定の動作値および許容できない振動値を表す所定の閾値と比較し、
    評価回路(9)が、振動と動作値との比較および振動と閾値との比較から性質特性を計算し、
    性質特性が、閾値に達したまたは閾値を超えた期間と、動作値に達したまたは動作値を超えた期間との比から形成されることを特徴とする、方法。
  7. 臨界性質特性を超えた場合に、状態変化アラームがトリガされることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  8. 検知された振動が、所定期間、所定の動作値下回った場合に、状態変化アラームがトリガされることを特徴とする、請求項6または7に記載の方法。
  9. 所定期間が、少なくとも1時間であることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  10. 動作値が、昇降設備(10)の学習トラベルによって設定されることを特徴とする、請求項から請求項のうちのいずれか一項に記載の方法。
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