JP6146013B2 - 転がり軸受用保持器、及びこれを備えた転がり軸受 - Google Patents

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本発明は、風力発電装置の主軸を支持するための転がり軸受等に好適に適用することができる保持器、及びこれを備えた転がり軸受に関する。
風力発電機の主軸を支持するために使用される転がり軸受としては、例えば円すいころ軸受があり、その保持器にはピン型保持器が使用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。このピン型保持器は、円すいころの軸方向両側に配置された一対の保持リングと、周方向に間隔をあけて配設され、一対の保持リングに両端が連結される複数のピンとを備えている。そして、円すいころの中心軸線上に形成された貫通孔にピンを挿通させることによって、複数の円すいころの周方向の間隔が保持されるようになっている。
また、風力発電装置の主軸を支持するために使用される転がり軸受は、直径が1〜2m程度もあり、非常に大型で重量も大きくなる。そのため、最近では、ピン型保持器に代えて、軽量化が可能な合成樹脂製の保持器も利用されつつある。ただし、合成樹脂製の保持器は、大型になる程その全体を一体成形するのが困難となるため、通常、周方向の一部分ごとに成形された分割型の保持器が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−256168号公報 特開2012−77882号公報
上記のようなピン型保持器の場合、円すいころの貫通孔とピンとの摺接面にはグリースによる潤滑が必要になる。しかし、貫通孔の内部にはグリースが入り難く、グリースの供給作業が非常に面倒となっていた。また、大型のピン型保持器は、保管や運搬等の取り扱いが困難であった。
一方、合成樹脂製の分割型保持器は、潤滑や取り扱いはそれほど困難ではないが転がり軸受の組立性に若干の難がある。つまり、転がり軸受を組み立てるには、内輪の外周側に保持器を環状に配列しつつ、保持器のポケットに円すいころを挿入していくが、保持器が分割されていると、内輪の外周側から離脱し易くなり、同時に円すいころも内輪から離脱し易くなる。
また、分割型の保持器は、外径寸法が異なる転がり軸受の間で部品を流用することができず、ピン型保持器においてもピン以外の部品の流用は困難である。そのため、外径寸法が異なる転がり軸受間の部品の共通化によるコストの低減を図ることが困難であった。
本発明は、以上のような実情に鑑み、転がり軸受の組立性を確保することができ、運搬等の取り扱いが容易で、外径寸法が異なる転がり軸受間で部品の共通化を可能とする転がり軸受用保持器及びこれを備えた転がり軸受を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る転がり軸受用保持器は、転がり軸受の周方向に配列された複数の転動体の間に配置される複数の棒状部材と、周方向に隣接する棒状部材を連結する複数の連結部材とを有しており、全体として環状に形成された転がり軸受用保持器であって、周方向に隣接する連結部材同士が、当該連結部材に連結された前記棒状部材の長さ方向に沿った軸心を中心として互いに屈曲可能に構成され、前記棒状部材は、前記転動体の母線に略沿った外周面を有しかつ前記軸心に直交する断面が円形状に形成され、少なくとも外周面が前記軸心回りに回転可能であることを特徴とする。
本発明の転がり軸受用保持器は、転がり軸受の周方向に配列された複数の転動体の間に配置される複数の棒状部材と、周方向に隣接する棒状部材を連結する複数の連結部材とを有しているので、周方向に隣接する転動体の間隔を棒状部材によって適切に保持することができる。また、保持器の全体を周方向に連なった環状に形成することができるので、転がり軸受を組み立てる際に、保持器を内輪の外周側から離脱し難くすることができ、組立性も確保することができる。更に、周方向に隣接する連結部材同士が、当該連結部材に連結された棒状部材の長さ方向に沿った軸心を中心として互いに屈曲可能に構成されているので、保持器の全体をチェーンのように湾曲させてコンパクトにすることができる。したがって、保管や運搬等の取り扱いを容易に行うことができる。また、連結部材や棒状部材の数を調整することによって保持器の周方向長さを変更することができ、外径寸法の異なる転がり軸受間で保持器の部品の共通化が可能となる。
(2) また、前記棒状部材は、少なくとも外周面が前記軸心回りに回転可能であるので、転動体に接触したときの摩擦抵抗を軽減し、転動体及び棒状部材の摩耗を抑制することができる。
(3) 前記棒状部材は、転動体の回転中心よりも転がり軸受の径方向外側に配置されることが好ましい。
このような構成によって、転動体が保持器から径方向外側に離脱してしまうのを防止することができる。
(4) 前記連結部材は、周方向に隣接する前記棒状部材の長さ方向の一端部同士を連結する第1連結部材と、同他端部同士を連結する第2連結部材とからなり、前記第1連結部材と前記第2連結部材とが周方向交互に配列されていることが好ましい。
このような構成によって、連結部材の数を低減し、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
(5) 本発明の転がり軸受用保持器は、周方向に隣接する連結部材が棒状部材の軸心を中心として互いに屈曲可能に構成されているので、径方向の移動量が大きくなり、転がり軸受の回転に伴って保持器が径方向に大きく振れ、振動が大きくなる可能性がある。そのため、本発明の転がり軸受用保持器は、前記連結部材の径方向移動を制限する移動制限手段をさらに備えていることが好ましい。このような移動制限手段を備えることによって、連結部材の径方向の移動量を小さくすることができ、振動の発生を抑制することができる。
(6) 前記移動制限手段は、前記連結部材に設けられるとともに、前記転がり軸受の軌道輪に当接することによって径方向の位置がガイドされる被ガイド部を有していることが好ましい。
この構成によれば、被ガイド部を軌道輪に当接させることによって軌道輪の径方向移動を制限することができる。
(7) 前記被ガイド部は、前記転がり軸受の軌道輪へ向けて突出し、当該軌道輪に摺接する円弧形状の摺接面を有していることが好ましい。
このような構成によって、軌道輪に対する被ガイド部の接触圧を低減し、摩耗の発生を抑制することができる。
(8) 前記被ガイド部は、前記転がり軸受の軌道輪に摺接する摺接面を有し、当該摺接面に摩擦低減処理が施されていることが好ましい。
このような構成によって、軌道輪に対する被ガイド部の摩擦抵抗を小さくし、転がり軸受の回転負荷を抑制することができる。
(9)前記移動制限手段は、弾性変形によって当該転がり軸受の周方向に伸縮可能な弾性部を前記連結部材に設けることにより構成されていてもよい。この場合、当該連結部材の両端部に設けられた棒状部材が、前記弾性部による収縮方向の付勢力によって前記転動体の外周面に押し付けられることが好ましい。
このように、弾性部の付勢力によって棒状部材が転動体に押し付けられることによって、連結部材の径方向の移動量を小さくすることができ、振動の発生を抑制することができる。
(10) 本発明に係る転がり軸受は、内輪と、この内輪の径方向外側に配設された外輪と、前記内輪と前記外輪との間に周方向に配列された複数の転動体と、複数の転動体の周方向の間隔を保持する上記(1)〜(9)のいずれか1つの保持器と、を備えていることを特徴とする。
本発明の転がり軸受用保持器及び転がり軸受によれば、転がり軸受の組立性を確保することができ、運搬等の取り扱いも容易であり、外径寸法が異なる転がり軸受間で部品の共通化も可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の一部の縦断面図である。 転がり軸受の一部の横断面図である。 円すいころと保持器との関係を示す断面説明図である。 同保持器の部分斜視図である。 本発明の第2の実施形態における円すいころと保持器との関係を示す断面説明図である。 同保持器の部分斜視図である。 本発明の第3の実施形態における転がり軸受の一部の横断面図である。 保持器におけるピン(棒状部材)の変形例を示す断面図である。 保持器の変形例を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。 本発明の第4の実施形態の変形例に係る転がり軸受の一部の側面図である。 本発明の第5の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。 本発明の第5の実施形態の変形例に係る転がり軸受の一部の側面図である。 本発明を適用可能な転がり軸受の例を示す縦断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の一部の縦断面図、図2は、転がり軸受の一部の横断面図である。
本実施形態の転がり軸受10は、例えば、風力発電装置の主軸を支持するために使用されるものであり、環状の内輪11と、この内輪11の径方向外方に配置された環状の外輪12と、内輪11と外輪12との間に周方向に配列された複数の転動体13と、複数の転動体13の周方向の間隔を保持する保持器14とを備えている。
内輪11は、円すい形状に形成された内輪軌道11aと、この内輪軌道11aの軸方向両側に形成され、径方向外方に突出する小鍔部11bと大鍔部11cとを有している。外輪12は、円すい形状に形成された外輪軌道12aを有している。転動体13は、截頭円すい(円すい台)形状に形成された円すいころとされており、内輪軌道11a及び外輪軌道12a上を転動可能である。転動体13は、小鍔部11b及び大鍔部11cによって軸方向の移動が制限されている。
図3は、転動体と保持器との関係を示す断面説明図、図4は、同保持器の部分斜視図である。
保持器14は、周方向に配列された複数の転動体13の間に配置された複数のピン(棒状部材)18と、周方向に隣接するピン18を連結する複数の連結リンク(連結部材)21,22とを有しており、全体として環状に形成されている。ピン18は、細長く形成された胴部19と、胴部19の軸方向両端部に設けられた軸部20とを備えている。
胴部19は、円すいころの母線に略沿った外周面を有する円すい形状に形成されている。軸部20は、胴部19と同一の軸心上に形成され、胴部19の外径よりも細く形成されている。各ピン18は、図1に示されるように、内輪11及び外輪12の間に配置された転動体(円すいころ)13の中心(軸心)Xよりも転がり軸受10の径方向外側に配置されている。また、図2に示されるように、周方向に隣接するピン18の間の寸法Lは、その間に配置された転動体13の直径寸法Dとほぼ同じかやや小さく、当該転動体13に対して僅かな隙間を形成することができる寸法とされている。
図3及び図4に示されるように、連結リンク21,22は、ピン18の長さ方向の一端部同士を連結する第1連結リンク21と、ピン18の長さ方向他端部同士を連結する第2連結リンク22とからなっている。そして、第1連結リンク21と第2連結リンク22とは周方向交互に配置されている。したがって、各ピン18の一方の端部には第1連結リンク21が連結され、同他方の端部には第2連結リンク22が連結されている。
第1連結リンク21及び第2連結リンク22は、それぞれ略長円形状の板材によって形成されており、その長さ方向の両端部には、円筒形状のボス部23が形成されている。このボス部23の内部にはブッシュ25を介して軸部20が回転自在に挿入されている。周方向に隣接する第1,第2連結リンク21,22、すなわち、この実施形態では、一のピン18の長さ方向一端に連結された第1連結リンク21と、当該ピン18の長さ方向他端部に連結された第2連結リンク22とは、当該ピン18の軸心を中心として屈曲可能(相対角度を変更可能)に構成されている。したがって、保持器14は、各ピン18の軸心を中心に各連結リンク21,22が屈曲することによって、自由に形状を変化(湾曲)させることが可能となっている。
本実施形態の保持器14は、周方向に配列された複数の転動体13の間に配置されたピン18と、周方向に隣接するピン18を連結する連結リンク21,22とを有しているので、複数の転動体13の間隔をピン18によって適切に保持することができる。そして、各ピン18は、連結リンク21,22に対して回転自在に連結されているので、転動体13との接触による摩擦抵抗を低減することができ、転動体13及びピン18の摩耗を抑制することができる。
また、保持器14は、その全体が環状に形成されているので、転がり軸受10を組み立てる際に、内輪11の外周側から保持器14を離脱し難くすることができ、この保持器14によって保持された転動体13を内輪11から離脱し難くすることができる。
保持器14は、第1連結リンク21と第2連結リンク22とが周方向交互に設けられているので、第1連結リンク21及び第2連結リンク22の双方が周方向に連続して設けられている場合(後述の第2実施形態の場合)に比べて連結リンク21,22の数を少なくし、軽量化及びコストの低減を図ることができる。
各ピン18は、円すいころの軸心(中心)よりも転がり軸受10の径方向外側に配置され、周方向に隣接するピン18の間の寸法Lは、その間に配置された転動体13の直径寸法Dと略同じか小さい寸法とされているので、転がり軸受10を組み立てる際に、外輪12を装着していなくても内輪11に転動体13を嵌合させた状態で保持することが可能となる。
本実施形態のピン18は、胴部19が円すいころの母線に略沿った外周面を有する円すい形状に形成されているので、円すいころ13の外周面に対して略均等に接触し、円すいころ13や胴部19が偏摩耗したり、円すいころ13にスキューが生じたりするのを防止することができる。
本実施形態においては、ピン18及び連結リンク21,22の数を調節することによって、外径の異なる保持器14を形成することができる。したがって、共通の転動体13を使用する、外径寸法が異なる転がり軸受10の間で、ピン18及び連結リンク21,22の共通化を図ることができる。したがって、製造コストの低減が可能となる。
なお、本実施形態の転がり軸受10を組み立てるには、例えば、保持器14の1箇所でピン18と連結リンク21,22とを分断して保持器14を線状(紐状)にし、内輪軌道11a上に順次転動体13を配置しながら保持器14を内輪11の外周側に巻き付けていき、最後に分断していたピン18と連結リンク21,22とを連結して保持器14を環状にすることで、内輪11に転動体13及び保持器14を装着する。その後、転動体13の外周側に外輪12を嵌合することによって、転がり軸受10を完成させることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態における転動体と保持器との関係を示す断面説明図、図6は、同保持器の部分斜視図である。
本実施形態は、ピン18の長さ方向の一端部に連結された第1連結リンク21と、ピン18の長さ方向の他端部に連結された第2連結リンク22との双方が周方向に連続して設けられたものである。第1連結リンク21及び第2連結リンク22は、それぞれ軸方向内側に配置された内連結リンク21a,22aと、軸方向外側に配置された外連結リンク21b,22bとからなり、内連結リンク21a,22aと外連結リンク21b,22bとが周方向交互に配置されている。また、第1連結リンク21の内連結リンク21aと、第2連結リンク22の内連結リンク22aとが、互いに軸方向に対向して配置され、第1連結リンク21の外連結リンク21bと、第2連結リンク22の外連結リンク22bとが、互いに軸方向に対向して配置されている。各ピン18の軸部20は、それぞれ内連結リンク21a,22aと外連結リンク21b,22bに対してブッシュ25を介して回転自在に挿入されている。
本実施形態では、第1,第2連結リンク21,22が、それぞれ周方向に連続して配置されているので、第1実施形態の保持器14と比較して強度を高めることができる。その反面、第1実施形態に比べて連結リンク21,22の数が倍増し、重量増、コスト増を招くため、この点に関しては第1実施形態のほうが有利である。
図7は、本発明の第3の実施形態における転がり軸受の一部の横断面図である。
本実施形態の保持器14は、円すいころ13の中心よりも転がり軸受10の径方向外側に配置されたピン(外側ピン)18aと、径方向内側に配置されたピン(内側ピン)18bとが周方向交互に配置されたものである。第1連結リンク21と第2連結リンク22とは、径方向にジグザグの状態で配置されている。この第1連結リンク21及び第2連結リンク22は、第1実施形態と同様に周方向交互に設けられていてもよいし、第2実施形態と同様にそれぞれが周方向に連続して設けられていてもよい。その他の構成は、上記各実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図10は、本発明の第4の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。
本実施形態は、保持器14が、径方向の移動を制限する移動制限手段を備えたものとなっている。具体的に、移動制限手段は、保持器14の連結リンク21,22に形成された被ガイド部26を有している。この被ガイド部26は、連結リンク21,22の径方向外側の側面を径方向外方に膨出(突出)させることによって形成されており、外輪12の外輪軌道12aに対して僅かな隙間をもって配置されている。
そして、転がり軸受10の回転中、被ガイド部26の外周面(摺接面)26aが外輪軌道12aに摺接することによって当該連結リンク21,22の径方向外方への移動が制限される。また、被ガイド部26によって連結リンク21,22の径方向外方への移動が制限されるので、当該連結リンク21,22に対して180°反対側に位置する他の連結リンク21,22は、径方向内方への移動が制限される。また、ピン18は、転動体13の中心線X(図1参照)よりも転がり軸受10の径方向外側に配置されるので、当該転動体13によって径方向内方への移動が制限される。以上により、保持器14の径方向の移動量が小さくなり、転がり軸受10の回転に伴う振動の発生を抑制することができる。
また、被ガイド部26の摺接面26aは、径方向外方に凸となる円弧面に形成されている。これによって、外輪軌道12aに対する接触圧を低減し、摩耗の発生を抑制することができる。図10に示される例では、摺接面26aの円弧径は、外輪軌道12aの内径よりも小さく形成されているが、当該内径とほぼ同一としてもよい。この場合、外輪軌道12aとの接触面積をより拡大し、摩耗の発生をより抑制することができる。
被ガイド部26の摺接面26aは、外輪軌道12aに対する摩擦抵抗を低減するために表面処理(摩擦低減処理)を施してもよい。このような表面処理を施すことで、転がり軸受10の回転負荷を低減することができる。なお、表面処理としては、例えば、リン酸マンガン等のリン酸塩処理や、DLC(diamond‐like carbon)コーティング、軟窒化処理等を採用することができる。
図11は、本発明の第4の実施形態の変形例を示す転がり軸受の一部の側面図である。
図10に示される第4の実施形態では、移動制限手段を構成する被ガイド部26が、連結リンク21,22の径方向外側部分に設けられていたが、本変形例では、被ガイド部26に加えて、連結リンク21,22の径方向内側部分にも被ガイド部27が設けられている。この被ガイド部27は、内輪11に向けて突出し、その先端(径内端)が円弧形状に形成され、内輪11の鍔部11b,11cに対して僅かな隙間を持って配置されている。そして、被ガイド部27の先端面が、内輪11の鍔部11b、11cに摺接可能な摺接面27aとされている。
本変形例によれば、転がり軸受10の回転中、被ガイド部27の摺接面27aが内輪11の鍔部11b,11cの内周面に摺接することによって連結リンク21,22の径方向内方への移動が制限される。したがって、転がり軸受10の回転に伴う振動の発生をより抑制することができる。
また、連結リンク21,22は、外輪12よりも内輪11から離れて配置されているので、被ガイド部27は、被ガイド部26よりも径方向の寸法が大きくなるが、周方向の幅が被ガイド部26よりも小さく形成されている。これによって被ガイド部27を設けることに伴う連結リンク21,22の重量増を抑制することができる。
なお、本変形例において、連結リンク21,22には、被ガイド部27のみを形成し、被ガイド部26を省略することも可能である。
上述の各実施形態の保持器14は、図1に示されるような円すいころ軸受10に適用できるだけでなく、図14(a)に示されるように、内輪11に鍔部11b,11cを有する円筒ころ軸受10にも適用できる。この場合、上記各実施形態と同様に、保持器14のピン18は、転動体13の中心線Xよりも径方向外側に配置される。
一方、次に説明する本発明の第5の実施形態(及びその変形例)は、例えば、図14(b)に示されるように、外輪12に鍔部12b,12cを有する転がり軸受(円筒ころ軸受)10に本発明の保持器14を適用したものである。この場合、保持器14のピン18は、転動体13の中心線Xよりも径方向内側に配置される。なお、図14に示されるように、円筒ころ軸受10に用いられる保持器14は、ピン18の形状を円筒形状に形成することができる。
図12は、本発明の第5の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。この転がり軸受10に用いられる保持器14は、ピン18が転動体13の中心線Xよりも径方向内側に配置されている。また、連結リンク21,22の径方向内側部分には、内輪11に向けて膨出(突出)する被ガイド部27が形成されている。そして、被ガイド部27の径方向内側の摺接面27aが内輪軌道11aに摺接することによって、連結リンク21,22の径方向内側への移動が制限される。
また、被ガイド部27によって連結リンク21,22の径方向内側への移動が制限されることによって、180°反対側に位置する他の連結リンク21,22の径方向外方への移動も制限される。また、ピン18は、転動体13によって径方向外方への移動が制限される。したがって、本実施形態においても、保持器14の移動の自由度が小さくなり、転がり軸受10の回転に伴う振動の発生を抑制することができる。
図13は、本発明の第5の実施形態の変形例に係る転がり軸受の一部の側面図である。
図12に示される第5の実施形態では、移動制限手段を構成する被ガイド部27が、連結リンク21,22の径方向内側部分に設けられていたが、本変形例では、被ガイド部27に加えて、連結リンク21,22の径方向外側部分にも被ガイド部26が設けられている。この被ガイド部26は、外輪12に向けて突出し、その先端(径外端)が円弧形状に形成され、外輪12の鍔部12b、12cに対して僅かな隙間を持って配置されている。被ガイド部26の先端面は、外輪12の鍔部12b、12cに摺接可能な摺接面26aとされている。
本変形例によれば、被ガイド部26の摺接面26aが外輪12の鍔部12b,12cの内周面に摺接することによって連結リンク21,22の径方向外方への移動が制限される。したがって、転がり軸受10の回転に伴う振動の発生をより抑制することができる。
また、連結リンク21,22は、内輪11よりも外輪12から離れて配置されているので、被ガイド部26は、被ガイド部27よりも径方向の寸法が大きくなるが、周方向の幅は被ガイド部27よりも小さく形成されている。これによって被ガイド部26を設けることに伴う連結リンク21,22の重量増を抑制することができる。
なお、本変形例において、連結リンク21,22には、被ガイド部26のみを形成し、被ガイド部27を省略することも可能である。
図15は、本発明の第6の実施形態に係る転がり軸受の一部の側面図である。
本実施形態では、保持器14の径方向の移動を制限する移動制限手段の構成が、上記実施形態とは異なっている。具体的に、移動制限手段は、転がり軸受10の周方向に関して弾性変形(伸縮)可能に構成された連結リンク21,22を有している。この連結リンク21,22は、周方向の中途部に略蛇腹形状(ジグザグ形状)に形成された弾性部28を備え、この弾性部28が弾性変形することによって連結リンク21,22が周方向に伸縮可能に構成されている。連結リンク21,22は、合成樹脂又は金属により形成することができる。
ピン18は、転動体13の中心線X(図1参照)よりも転がり軸受10の径方向外側に配置されている。
連結リンク21,22は、やや周方向に伸張された状態で転がり軸受10に組み込まれる。そのため、連結リンク21,22の両端に連結されたピン18は、連結リンク21,22が収縮する方向への付勢力で転動体13の外周面に隙間なく押し付けられる。これにより、保持器14の径方向の移動が制限され、振動の発生が抑制される。
ピン18は、連結リンク21,22に対して回転自在に連結されているので、転動体13の外周面に押し付けられたとしても摩擦抵抗はそれほど大きくならない。そのため、転がり軸受10の回転抵抗や転動体13及びピン18の摩耗も抑制することができる。
また、連結リンク21,22は、弾性部28が設けられているので、転がり軸受10の回転に伴って保持器14に周方向の衝撃が付与された場合、当該弾性部28によってその衝撃を吸収することができる。
なお、転がり軸受10の回転に伴って保持器14が回転すると、その遠心力によって連結リンク21,22が伸張し、ピン18が転動体13から離反する可能性がある。ピン18が転動体13から離反すると、保持器14の径方向の移動が大きくなり、振動の原因となる。そのため、転動体13に対するピン18の押し付け力は、保持器14に付与される遠心力よりも大きくなるように設定することが好ましい。
転動体13に対するピン18の押し付け力Fを、保持器14に付与される遠心力よりも大きくするため、当該押し付け力Fは、次の式に基づいて設定することができる。
F>mrω
ここで、mは、保持器14の質量、rは、転がり軸受10の軸心を中心とするピン18の位置の半径、ωは、保持器14の回転角速度である。なお、rは、各連結リンク21,22の重心位置における半径としてもよい。また、回転角速度ωは、定格出力時の回転角速度や想定する最大回転数の時の回転角速度とすることができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において種々の変形及び変更が可能である。
例えば、保持器14のピン18は、その全体が回転自在に構成されていなくてもよく、その外周面のみが回転自在に構成されていてもよい。例えば、図8に示されるように、ピン18は、両端に軸部20を有する芯材30の外周面に回転自在なローラ31を備えた構造であってもよい。
また、第2実施形態の変形例として、図9に示されるように、内連結リンク21a,22a同士を連結する筒状ブッシュ33の内部に外連結リンク21b,22b同士を連結する芯材34を回動可能に挿入し、筒状ブッシュ33の外周面にローラ35を回転自在に嵌合させた構造、すなわち、一般的なローラチェーンの構造とすることができる。
ピン18の胴部19(図8,図9におけるローラ31,35を含む)は、例えば、外径が一定とされた円筒形状に形成されていてもよい。また、ピン18の胴部19は、円すいころの大端側の径が大きく、小端側の径が小さい円すい形状に形成されていてもよい。また、ピン18の胴部19は、断面矩形状に形成されていてもよく、転動体13に接する部分が、当該転動体13の外周面に沿った円弧面に形成されていてもよい。この場合、ピン18は、転動体13に接したときに回転せず、転動体13に対して摺接することになる。
本発明は、風力発電装置の主軸を支持するための転がり軸受10に限らず、あらゆる装置に用いられる転がり軸受10に適用することができる。また、本発明の転がり軸受10における転動体13は、図1に示される円すいころや図14に示される円筒ころに限らず、樽型ころ、玉であってもよい。
第4,第5の実施形態において、被ガイド部26,27は、全ての連結リンク21,22に形成しなくてもよく、例えば、1つおきの連結リンク21,22に形成してもよい。また、被ガイド部26,27は、図5及び図6に示されるタイプの連結リンク21,22に対しても形成することができる。また、第6の実施形態において、弾性部28は、全ての連結リンク21,22に形成しなくてもよく、例えば、一つおきの連結リンク21,22に形成してもよい。
〔他の開示〕
以上に説明したように、本発明の保持器は、周方向に配列された複数の転動体の間に配置される複数のピンと、周方向に隣接するピンを連結する連結リンクとを備えている。しかし、本発明は、他の構成の保持器を含んでいてもよい。例えば、本発明は、複数の転動体に貫通孔を形成するとともに、この貫通孔にピンを回転自在に挿通し、周方向に隣接するピンを連結リンクで連結することによって、環状に構成された保持器を含んでいてもよい。この構成の保持器によれば、保持器の全体を周方向に連なった環状に形成することができるので、転がり軸受を組み立てる際に、保持器を内輪の外周側から離脱し難くすることができ、組立性を確保することができる。更に、保持器の全体をチェーンのように湾曲させてコンパクトにすることができ、保管や運搬等の取り扱いを容易に行うことができる。また、連結リンクやピンの数を調整することによって保持器の周方向長さを変更することができるので、外径寸法の異なる転がり軸受間で保持器の部品の共通化が可能となる。
10:転がり軸受、11:内輪、12:外輪、13:転動体、14:保持器、18:ピン(棒状部材)、21:第1連結リンク(第1連結部材)、22:第2連結リンク(第2連結部材)、26:被ガイド部、26a:摺接面、27:被ガイド部、27a:摺接面、28:弾性部

Claims (9)

  1. 転がり軸受の周方向に配列された複数の転動体の間に配置される複数の棒状部材と、
    周方向に隣接する棒状部材を連結する複数の連結部材と、を有しており、
    全体として環状に形成された転がり軸受用保持器であって、
    周方向に隣接する連結部材同士が、当該連結部材に連結された前記棒状部材の長さ方向に沿った軸心を中心として互いに屈曲可能に構成され
    前記棒状部材は、前記転動体の母線に略沿った外周面を有しかつ前記軸心に直交する断面が円形状に形成され、少なくとも外周面が前記軸心回りに回転可能であることを特徴とする転がり軸受用保持器。
  2. 前記棒状部材は、前記転動体の回転中心よりも前記転がり軸受の径方向外側に配置される、請求項1に記載の転がり軸受用保持器。
  3. 前記連結部材は、周方向に隣接する前記棒状部材の長さ方向の一端部同士を連結する第1連結部材と、同他端部同士を連結する第2連結部材とからなり、前記第1連結部材と前記第2連結部材とが周方向交互に配列されている、請求項1又は2に記載の転がり軸受用保持器。
  4. 前記連結部材の径方向移動を制限する移動制限手段をさらに備えている、請求項1〜のいずれか1項に記載の転がり軸受用保持器。
  5. 前記移動制限手段は、前記連結部材に設けられるとともに、前記転がり軸受の軌道輪に当接することよって径方向の位置がガイドされる被ガイド部を有している、請求項に記載の転がり軸受用保持器。
  6. 前記被ガイド部が、前記転がり軸受の軌道輪へ向けて突出し、当該軌道輪に摺接する円弧形状の摺接面を有している、請求項に記載の転がり軸受用保持器。
  7. 前記被ガイド部が、前記転がり軸受の軌道輪に摺接する摺接面を有し、当該摺接面に摩擦低減処理が施されている、請求項又はに記載の転がり軸受用保持器。
  8. 前記移動制限手段は、弾性変形によって当該転がり軸受の周方向に伸縮可能な弾性部を前記連結部材に設けることにより構成されており、
    当該連結部材の両端部に設けられた棒状部材が、前記弾性部による収縮方向の付勢力によって前記転動体の外周面に押し付けられることを特徴とする請求項に記載の転がり軸受用保持器。
  9. 内輪と、この内輪の径方向外側に配設された外輪と、前記内輪と前記外輪との間に周方向に配列された複数の転動体と、複数の転動体の周方向の間隔を保持する請求項1〜のいずれか1項に記載の保持器と、を備えていることを特徴とする転がり軸受。
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