JP2006029522A - 円すいころ軸受 - Google Patents

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    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/364Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone

Abstract

【課題】 保持器を塑性変形させることなく内輪に組み付けて、円すいころと保持器の接触不良を抑制すること。
【解決手段】 小径リング部14a及び大径リング部14b間に複数本の柱部14cを有し、かつ、柱部14cの相互間に円すいころを保持するポケット部14dを形成した保持器14を備えた円すいころ軸受において、保持器14の小径リング部14aから大径リング部14bへ向けてスリット14eを設け、内輪に対して円すいころ及び保持器14を組付ける際に保持器14の少なくとも小径リング部14a側を弾性的に拡径し得るように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、内外輪間に複数の円すいころを介在させた円すいころ軸受に関するものである。
図5は、従来の円すいころ軸受の一例を示している。この円すいころ軸受は、図5に示すように、外周面に円すい状の軌道面11aを有し、かつ、この軌道面11aの小径側に小鍔部11bを形成すると共に大径側に大鍔部11cを形成した内輪11と、内周面に円すい状の軌道面12aを有する外輪12と、内輪11の軌道面11aと外輪12の軌道面12aとの間に転動自在に介在した複数の円すいころ13と、複数の円すいころ13を軸受周方向に所定の間隔を隔てて保持する保持器14とを主要な構成要素としている。
保持器14は、図6に示すように、小径リング部14aと大径リング部14bとの間に複数本の柱部14cを有し、柱部14cの相互間に円すいころ13(図5参照)を保持するポケット部14dを形成したものである。なお、保持器14には、鋼板等の塑性材料からなるものと、合成樹脂等の弾性材料からなるものがある。
ところで、円すいころ軸受の用途として、自動車のトランスミッション(主変速機)やデファレンシャル(終減速装置)などの歯車装置がある。この種の歯車装置に使用される円すいころ軸受は、通常、装置内部に貯留した潤滑油による油浴潤滑で使用される。樹脂製保持器14は、リンや硫黄の含有量が多い潤滑油や酸化劣化の激しい潤滑油に対する耐性が低く劣化し易い。このため、自動車のトランスミッションやデファレンシャルのように油浴潤滑で使用される円すいころ軸受には、耐油性に優れた鋼板製保持器14を使用する傾向がある。
一方、円すいころ軸受を組立てるに際しては、保持器14のポケット部14dに円すいころ13を嵌め込み、円すいころ13に内輪11の小鍔部11bを乗り越えさせて、内輪11の小鍔部11bと大鍔部11cとの間に円すいころ13を嵌合させることで、円すいころ13及び保持器14を内輪11に組付ける。しかし、鋼板製保持器14を使用する場合は、樹脂製保持器14と比較して弾性変形量が極めて小さいので、円すいころ13に内輪11の小鍔部11bを乗り越えさせるときに、内輪11、円すいころ13及び保持器14に対して過大な負荷が作用するおそれがある。このため、鋼板製保持器14を使用する場合は、図7の破線で示すように、柱部14cの小径リング部14a側の部分を予め外側へ拡径させて、円すいころ13の小径側を保持器14の半径方向外側へ逃がせるようにしておく必要がある。そして、内輪11に円すいころ13及び鋼板製保持器14を組み付けたのち、図8に示すように、加締め治具15によって鋼板製保持器14の柱部14cを内側に加締めて、保持器14のポケット部14dを円すいころ13の断面形状とほぼ同じ等脚台形状に形成する。
このように、鋼板等の塑性材料からなる保持器14を有する円すいころ軸受は、組立て時に図8に示す加締め工程を行なう必要があるため、組立て工数が多く、生産効率の低下を招くという問題がある。また、図8の加締め工程では、鋼板製保持器14の柱部14cに残留変形が生じ、ポケット部14dを所望の形状に形成することが困難である。このため、回転時に、円すいころ13と保持器14の接触不良を引き起こすおそれもある。
他方、油浴潤滑で使用されない円すいころ軸受には、組立て工数を減らすという観点から樹脂製保持器14が使用されることが多い。樹脂製保持器14は、円すいころ13に内輪11の小鍔部11bを乗り越えさせるときに、小径リング部14aが弾性的に拡径するので、図8に示す加締め工程を行なうことなく内輪11に組付けることができる。しかし、樹脂製保持器14は、弾性変形した際に若干の伸びが残り、円すいころ13との隙間を高精度に調整することが困難である。このため、回転時に、円すいころ13と保持器14の接触不良を引き起こすおそれがある。
さらに、鋼板製又は樹脂製のいずれの保持器14であっても内輪11に組付けてしまうと取外すことが困難である。このため、円すいころ軸受の強度耐久試験を行なうに際しては、保持器14を切断して円すいころ軸受を分解する必要がある。しかし、保持器14を切断してしまうと、分解前の構成で円すいころ軸受を再度組立てて強度耐久試験を続行することができない。このため、従来は、複数の円すいころ軸受を使用して各円すいころ軸受の使用頻度の変えて強度耐久試験を行なっており、当該試験に要するコストが嵩む。また、上記のように、内輪11から保持器14を取外すことができないと、内輪11又は円すいころ13が破損した際に、これらを新しい部品と交換しようとすると、保持器14も新しいものと交換することになり、修繕コストが嵩む。
これらの問題を解決するため、特許文献1には、ポケットの斜辺が、円すいころの斜面の角度に対して円すいころの小径側に位置するポケットの上底に向かって広がって形成されることにより、ポケットに組み付けられた円すいころの小径側が円すいころ軸受の半径方向の自由度を有するように構成した鋼板製の保持器が開示されている。すなわち、特許文献1に開示された鋼板製保持器は、塑性変形させることなく内輪に対して組み付けられるようにしたものである。なお、かかる構成は、樹脂製保持器14にも適用可能である。
特開2003−139133号公報
しかし、特許文献1に開示された保持器では、ポケットが円すいころの断面形状と同じ等脚台形状に形成されていないので、円すいころ及び保持器の接触不良を引き起こし、保持器の耐久性が低下する。詳しくは、保持器のポケットは、円すいころの大径側を拘束する一方、円すいころの小径側との間に隙間が形成されるので、軸受回転時に円すいころとの摩擦で保持器のポケット大径側内周縁が部分的に摩耗しやすくなる。また、円すいころの小径側は、保持器によって拘束されていないので、軸受回転時に軸受周方向に振れて円すいころ軸受の回転性能を低下させるおそれもある。
本発明は、斯かる実情に鑑み創案されたものであって、その目的は、保持器の耐久性及び軸受回転性能を向上させつつ円すいころ軸受の組立て作業効率を向上させることにある。
本発明に係る円すいころ軸受は、上記目的を達成するため、外周面に円すい状の軌道面を有し、かつ、この軌道面の小径側に小鍔部を形成すると共に大径側に大鍔部を形成した内輪と、内周面に円すい状の軌道面を有する外輪と、軌道面と外輪の軌道面との間に転動自在に介在させる複数の円すいころと、内輪の軌道面及び外輪の軌道面の間に介在させ、複数の円すいころを軸受周方向に所定の間隔を隔てて保持する保持器とを備えた円すいころ軸受において、保持器が、小径リング部及び大径リング部間に複数本の柱部を有し、かつ、この柱部相互間に円すいころを保持するポケット部を形成したものであって、保持器の小径リング部から大径リング部へ向けてスリットを設け、内輪に対して円すいころ及び保持器を組付ける際に保持器の少なくとも小径リング部側を弾性的に拡径させるように構成したことを特徴としている。
本発明に係る円すいころ軸受は、上記の如く、保持器にスリットを設けてあるので、保持器のポケット部に円すいころを嵌め込んで、円すいころに内輪の小鍔部を乗り越えさせる際に、保持器の少なくとも小径リング部側が弾性的に拡径する。保持器は、内輪に組付けたのちポケット部が弾性変形前の元の形状に復帰する。したがって、本発明によれば、保持器を塑性変形させることなく内輪に組付けることができるから、図7及び図8に示す工程が不要となり、円すいころ軸受の組立て作業効率が向上する。また、保持器のポケット部の弾性変形前の形状を、円すいころの形状に対応した形状、即ち等脚台形状に形成しておくことで、軸受回転時における保持器と円すいころの接触状態が良好に保たれ、保持器の耐久性及び軸受回転性能が向上する。
本発明によれば、保持器のポケット部に円すいころを嵌め込んで、円すいころに内輪の小鍔部を乗り越えさせる際に、保持器の少なくとも小径リング部側が弾性的に拡径し、また、保持器を内輪に組付けた後は保持器が弾性的に復元するので、保持器の耐久性及び軸受回転性能を向上させつつ円すいころ軸受の組立て作業効率を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本実施形態における円すいころ軸受は、従来例を示す図5の如く、内輪11と、外輪12と、複数個の円すいころ13と、保持器14とを主要な構成要素としている。なお、この実施形態における内輪11、外輪12及び複数個の円すいころ13の構成は従来例を示す図5のものと同じ構成になっているので、これらの説明は省略し、以下、保持器14を中心に説明する。
図1は、本発明に係る円すいころ軸受に適用する保持器14の一例を示している。この保持器14は、図1に示すように、小径リング部14aと大径リング部14bとの間に複数本の柱部14cを有し、柱部14cの相互間に円すいころ13(図示略)を保持するポケット部14dを形成したものであって、小径リング部14aから大径リング部14bへ向けてスリット14eを設けたものである。スリット14eは、保持器14の周方向で柱部14cの形成箇所のうち少なくとも一箇所に設けてあればよく、この実施形態では、柱部14cの形成箇所の全てに設けてある。また、スリット14eは、保持器の小径リング部14aから柱部14cの中間部まで設けてある。
本実施形態における円すいころ軸受は、上記の如く保持器14を構成してあるので、内輪11に円すいころ13及び保持器14を組付けるとき、より詳しくは、保持器14のポケット部14dに円すいころ13を嵌め込んだ状態で、大径リング部14b側から保持器14の内側へ内輪11を挿入していき、円すいころ13に内輪11の小鍔部11bを乗り越えさせるときに、保持器14の小径リング部14a側が、図2に示すように拡径する。保持器14の小径リング部14a側が拡径すると、円すいころ13(図示略)の小径側を保持器14の半径方向外側へ逃がすことができるので、内輪11、円すいころ13及び保持器14に対して過大な負荷を作用させずに、円すいころ軸受を組立てることができる。また、円すいころ13が内輪11の小鍔部11bを乗り越えて内輪11の小鍔部11b及び大鍔部11cの間に嵌合すると、保持器14は、図1に示す弾性変形前の元の形状に復帰する。
このように、保持器14の小径リング部14a側を拡径し得るよう構成すると、保持器14を塑性変形させることなく内輪11に組付けることができる。また、組立て時に保持器14の塑性変形を不要にすることで、円すいころ軸受の組立てが簡略化されて生産性が向上するばかりか、保持器14のポケット部14dを円すいころ13の断面形状に対応した等脚台形状に形成することが可能になる。保持器14のポケット部14dを円すいころ13の断面形状に対応した形状に形成しておくと、保持器14のポケット部14dの内周縁が円すいころ13とほぼ一様に接触するようになる。すなわち、従来の保持器は、柱部14cを加締め変形させていたので、ポケット部14dを円すいころ13の断面形状に完全対応した等脚台形状に形成することができず、柱部14cと円すいころ13の接触が不安定になり、特にポケット部14dの歪みが大きい場合には、摩耗を伴う損傷が起きやすかったのに対し、本実施形態の保持器14は、ポケット部14dの内周縁と円すいころ13がほぼ一様に接触しているので、摩耗しにくくなる。また、保持器14のポケット部14dを円すいころ13の断面形状に対応した形状に形成しておくと、円すいころ13は、小径側から大径側まで保持器14によって拘束され、軸受回転時に軸受周方向に振れない。これにより円すいころ軸受の回転性能を向上させることができる。
なお、本実施形態では保持器14の材料について特に言及していないが、保持器14の材料としては、種々のものを使用することができる。例えば、従来から保持器14の材料として使用されている鋼板や合成樹脂は勿論のこと、これまで剛性が高いために保持器14の材料として使用されていなかった合成樹脂(例えばPPS材)であっても、本実施形態における保持器14の材料として適用することが可能である。
以上、本発明に係る円すいころ軸受の一実施形態につき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば上記実施形態では、スリット14eを小径リング部14aから柱部14cの中間部まで設けてあるが、スリット14eは、図3(A)に示すように、保持器14の周方向で柱部14cの形成箇所のうちの一箇所に、保持器14の軸線方向全域に亘って設けること、即ち小径リング部14aから柱部14cを経て大径リング部14bまで設けても構わない。また、上記実施形態では、スリット14eを柱部14cの形成箇所に設けてあるが、図3(B)に示すように、保持器14の周方向で柱部14cの形成箇所相互間のうち少なくとも一箇所であって、保持器14の小径リング部14aの軸線方向全域に亘ってスリット14eを設けたり、或いは、図3(C)に示すように、保持器14の周方向で柱部14cの形成箇所相互間のうちの一箇所に、保持器14の小径リング部14a及び大径リング部14bの軸線方向全域に亘ってスリット14eを設けることも可能である。なお、図3(A)及び(C)では、大径リング部14bの軸線方向全域に亘ってスリット14eを設けてあるが、大径リング部14bには、小径リング部14a側から大径リング部14bの中間部までスリット14eを設けるようにしても構わない。
図3(A)乃至(C)のいずれの保持器14を使用した場合であっても、上記実施形態における円すいころ軸受とほぼ同様の作用効果を享受することができる。しかし、図3(A)乃至(C)に示す保持器14は、上記実施形態における保持器14よりも弾性変形しやすく環剛性が低い構成になっているので、軸受回転時に、円すいころ13から過大な荷重が負荷されると、ポケット部14dを所期の形状に維持することができず、円すいころ13が軸受周方向に振れるおそれがある。また、上記実施形態における保持器14も、スリット14eの長さによっては、図3(A)乃至(C)に示す保持器14と同様に環剛性が低くなる。このように保持器14の環剛性が問題となる場合は、内輪11に対して円すいころ13及び保持器14を組付けたのち、スリット14eを接合して保持器14の環剛性を高めておく。スリット14eは、接着や溶着のほか、図4に示すように、保持器14にバンド16を嵌合して接合することもできる。接着や溶着によってスリット14eを接合する場合は、円すいころ軸受の部品点数が増加せず、円すいころ軸受の製造コストを抑えることができる。他方、バンド16によってスリット14eを接合する場合は、バンド16を保持器14に対して着脱自在に構成することで円すいころ軸受の分解・組立てを繰り返すことができる。なお、図4に示す円すいころ軸受は、図1や図3(B)のように大径リング部14bが軸受周方向に繋がっている保持器14を使用しているので、小径リング部14aにバンド16を嵌合しているが、図3(B)(C)のように保持器14の軸線方向全域に亘ってスリット14eを設けた保持器14を使用する場合は、小径リング部14aと大径リング部14bの両方にバンド16を嵌合しておくことが好ましい。
本発明に係る円すいころ軸受に適用する保持器の一例を示す斜視図である。 図1に示す保持器の動作説明図である。 (A)乃至(C)図は、それぞれ本発明に係る円すいころ軸受に適用する保持器の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る円すいころ軸受の他の実施形態を示す縦断面図である。 従来の円すいころ軸受の一例を示す縦断面図である。 従来の円すいころ軸受に使用される保持器の一例を示す斜視図である。 内輪に保持器を組付ける際の保持器形状を示す縦断面図である。 保持器の加締め工程を示す縦断面図である。
符号の説明
11 内輪
11a 内輪の軌道面
11b 小鍔部
11c 大鍔部
12 外輪
12a 外輪の軌道面
13 円すいころ
14 保持器
14a 小径リング部
14b 大径リング部
14c 柱部
14d ポケット部
14e スリット
15 加締め治具
16 バンド

Claims (7)

  1. 外周面に円すい状の軌道面を有し、かつ、この軌道面の小径側に小鍔部を形成すると共に大径側に大鍔部を形成した内輪と、内周面に円すい状の軌道面を有する外輪と、内輪の軌道面と外輪の軌道面との間に転動自在に介在させる複数の円すいころと、内輪の軌道面及び外輪の軌道面の間に介在させ、複数の円すいころを軸受周方向に所定の間隔を隔てて保持する保持器とを備えた円すいころ軸受において、
    保持器が、小径リング部及び大径リング部間に複数本の柱部を有し、かつ、この柱部相互間に円すいころを保持するポケット部を形成したものであって、保持器の小径リング部から大径リング部へ向けてスリットを設け、内輪に対して円すいころ及び保持器を組付ける際に保持器の少なくとも小径リング部側を弾性的に拡径させるように構成したことを特徴とする円すいころ軸受。
  2. 保持器の周方向で柱部の形成箇所のうち少なくとも一箇所にスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の円すいころ軸受。
  3. 保持器の小径リング部から柱部の中間部にかけてスリットを設けたことを特徴とする請求項2に記載の円すいころ軸受。
  4. 保持器の周方向で柱部の形成箇所相互間のうち少なくとも一箇所にスリットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の円すいころ軸受。
  5. 保持器の小径リング部の軸線方向全域に亘ってスリットを設けたことを特徴とする請求項4に記載の円すいころ軸受。
  6. 保持器の軸線方向全域に亘ってスリットを設けたことを特徴とする請求項2又は4に記載の円すいころ軸受。
  7. 内輪に対して円すいころ及び保持器を組付けたのち、保持器のスリットを接合したことを特徴とする請求項1に記載の円すいころ軸受。
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