JP6143967B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
従来の電力変換装置は、低インダクタンスの構造を得るために、幅広の接続導体を用いてコンデンサ端子部とIGBT素子の端子部との間を電気的に接続していた(例えば特許文献1)。
特開2011−239679号公報
しかしながら、上記従来の電力変換装置では、例えば炭化珪素(SiC)を素材として作成されたスイッチング素子(以下「SiC素子」と表記)のように素子許容温度が高いスイッチング素子を採用した場合には、接続導体を介してコンデンサに伝わる温度も高くなるため、耐熱性のあるコンデンサ(以下「耐熱コンデンサ」という)を使用しなければならず、コストが高くなってしまうという問題があった。
また、コスト増を避けるため、耐熱コンデンサを使用せずに構成することも可能ではあるが、その場合には、スイッチング素子とコンデンサとの間の距離が長くなり、その結果として、装置のサイズが大きくなってしまうという問題と共に、低インダクタンス性が損なわれるという別の問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストおよびサイズの増加を抑制しつつ、低インダクタンス性が損なわれない電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、直流電力を蓄積するフィルタコンデンサと、当該フィルタコンデンサに蓄積される直流電力を交流電力に変換するためのスイッチング動作を行う半導体素子モジュールとが同一の筐体内に配置される構成の電力変換装置において、前記フィルタコンデンサは、第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサよりも耐熱性が高い第2のコンデンサと、に区分され、前記第2のコンデンサは、接続導体を用いて前記半導体素子モジュールに接続されると共に、前記接続導体とは異なるブスバーに電気的に接続され、前記第1のコンデンサは、前記ブスバー、前記接続導体および前記第2のコンデンサを介して前記半導体素子モジュールとの電気的接続がとられることを特徴とする。
この発明によれば、コストおよびサイズの増加を抑制しつつ、スイッチング素子とコンデンサとの間を低インダクタンスに構成できる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の電力変換装置における主回路の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る電力変換装置を鉄道車両に搭載した場合の一構成例を示す図(上面図)である。 図3は、図2に示した電力変換装置の内部を矢視のA方向から視認したときの側面図である。 図4は、耐熱コンデンサの一構成例を示す斜視図である。 図5は、実施の形態2に係る電力変換装置の図2とは異なる一構成例を示す図(上面図)である。 図6は、実施の形態3に係る電力変換装置の図2および図5とは異なる一構成例を示す図(上面図)である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る電力変換装置について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の電力変換装置における主回路の構成を示す図である。主回路100は、図1に示すように、半導体素子モジュール101〜106を備えて構成される。半導体素子モジュール101〜106に搭載されるスイッチング素子は、例えばSiC素子である。なお、SiCは、珪素(Si)よりもバンドギャップが大きいという特性を捉えて、ワイドバンドギャップ半導体と称される半導体の一例である。このSiC以外にも、例えば窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いて形成される半導体もワイドバンドギャップ半導体に属しており、ワイドバンドギャップ半導体を素材として作成された素子を用いる構成も、本発明の要旨を成すものである。
図1に戻り、正側(高電位側)の直流母線200Pと負側(低電位側)の直流母線200Nとの間には、正側アームを成す半導体素子モジュール101と負側アームを成す半導体素子モジュール102とが直列に接続され、半導体素子モジュール101,102の接続点は引き出されてU相交流(AC)端子を形成する。以下同様に、正側アームを成す半導体素子モジュール103と負側アームを成す半導体素子モジュール104とが直流母線200P,200N間に直列に接続され、半導体素子モジュール103,104の接続点は引き出されてV相交流端子を形成し、正側アームを成す半導体素子モジュール105と負側アームを成す半導体素子モジュール106とが直流母線200P,200N間に直列に接続され、半導体素子モジュール105,106の接続点は引き出されてW相交流端子を形成する。
直流母線200P,200Nには、正極(P)および負極(N)の電位を有する第1のコンデンサであるフィルタコンデンサ120が接続される。実施の形態1の電力変換装置では、フィルタコンデンサ120に加え、フィルタコンデンサ120よりも相対的に耐熱性が高い第2のコンデンサである耐熱コンデンサ110a,110b,110cを有している。フィルタコンデンサ120が、直流母線200P,200Nに電気的に接続されるのに対し、耐熱コンデンサ110a〜110cのそれぞれは、各正側アームの半導体素子モジュールと各負側アームの半導体素子モジュールとによる直列回路(以下必要に応じて「アーム回路」と称する)に接続される。なお、図示のように、耐熱コンデンサ110a〜110cは、フィルタコンデンサ120に並列に接続されるので、フィルタコンデンサとしての機能の一部を補完することができる。半導体素子モジュール101〜106は、フィルタコンデンサ120および耐熱コンデンサ110a〜110cに蓄積される直流電力を交流電力に変換するためのスイッチング動作を行う。
半導体素子モジュール101は、トランジスタ素子の一例であるIGBT111と、このIGBT111に逆並列接続されるフライホイールダイオード(以下「FWD」と表記)112とを有して構成され、IGBT111のコレクタとFWD112のカソードが接続されて端子C1を形成し、IGBT111のエミッタとFWD112のアノードが接続されて端子E1を形成する。また、半導体素子モジュール102は、IGBT121と、IGBT121に逆並列接続されるFWD122とを有して構成され、IGBT121のコレクタとFWD122のカソードが接続されて端子C2を形成し、IGBT121のエミッタとFWD122のアノードが接続されて端子E2を形成する。
つぎに、実施の形態1に係る電力変換装置の構成について、図1〜図4の図面を参照して説明する。図2は、実施の形態1に係る電力変換装置を鉄道車両に搭載した場合の一構成例を示す図であり、鉄道車両に搭載される電力変換装置1の内部を車両上部側からレール側に向けて視認したときの正視図である。図3は、図2に示した電力変換装置の内部を矢視のA方向から視認したときの側面図である。図4は、耐熱コンデンサ11の一構成例を示す斜視図である。
電力変換装置1は、ゲート制御ユニット2、断流器・I/Fユニット3、インバータ制御部4および、放熱器5を備えて構成される。また、インバータ制御部4は、ゲート駆動回路10、耐熱コンデンサ11、フィルタコンデンサ12、素子部14、ブスバー17、遮蔽板18などを有して構成される。なお、実際の車両搭載状態では、放熱器5を除く、ゲート制御ユニット2、断流器・I/Fユニット3およびインバータ制御部4は、筐体6の内部に収容されて外気から遮蔽される。一方、放熱器5は、外気に触れるように筐体6の外部に取り付けられ、必要に応じて冷却風にて冷却可能に構成される。
素子部14は、図1で説明した複数の半導体素子モジュールを含む構成部である。ゲート制御ユニット2は、素子部14の半導体素子モジュールをPWM駆動するのに必要な制御信号を生成する構成部である。断流器・I/Fユニット3は、主回路100に流れる電流を遮断する機能および、ゲート制御ユニット2とゲート駆動回路10との間の信号授受を行う機能を有する構成部である。ゲート駆動回路10は、ゲート制御ユニット2が生成した制御信号に基づいて素子部14の半導体素子モジュールを駆動する構成部(駆動回路)である。フィルタコンデンサ12は、電力変換に必要な直流電力を蓄積する構成部(電力供給源)である。
耐熱コンデンサ11には、図4に示すように、耐熱コンデンサ11の筐体における第1の面には6つの接続導体16が設けられ、当該第1の面の反対側(裏面側)に位置する第2の面には2つの接続端子22が設けられている。耐熱コンデンサ11と素子部14とは、接続導体16によって電気的に接続される。接続導体16は、素子部14の直流側端子15と耐熱コンデンサ11とを電気的に接続する導体である。なお、図4では接続導体16をクランク形状に形成した場合の一例を示し、図2では接続導体16をL字形状に形成した場合の一例を示しているように、電気的な接続機能を有していればよく、その形状は任意(例えば直線状)である。例えば、耐熱コンデンサ11における接続導体を引き出すための位置を、第2の面に直交する第3の面とすれば、接続導体を直線状に形成することができる。
耐熱コンデンサ11は、2つの接続端子22によってブスバー17に接続される。ブスバー17は、例えば薄板銅板を絶縁物を介して重ねて低インダクタンスで構成した積層ブスバーや、積層ブスバーの外部面を例えば樹脂製のフィルムであるラミネート材で被覆したラミネートブスバーなどが代表的である。
フィルタコンデンサ12は、素子部14には接続されず、ブスバー17に接続される。すなわち、フィルタコンデンサ12と素子部14との電気的接続は、ブスバー17、耐熱コンデンサ11および接続導体16を介してとられる。フィルタコンデンサ12は、素子部14に直接、接続されないため、素子部14と距離を離して配置することができる。一方、耐熱コンデンサ11は、フィルタコンデンサ12よりも耐熱性が高いため、素子部14の近くに配置することができる。
なお、耐熱コンデンサ11は、フィルタコンデンサ12への熱の影響を軽減するために設けられるものであり、容量的には小さくてもよい。実施の形態1では、フィルタコンデンサ12よりも容量値の小さなものを使用しているため、サイズ的にも小さくなり、構造物が配置されない空間が生じてしまうことになる。そこで、実施の形態1では、構造物が配置されない空間に熱を遮蔽するための遮蔽板18を設けるようにしている。
つぎに、実施の形態1に係る電力変換装置が具備する作用について説明する。なお、ここでの説明では、素子部14の半導体素子モジュールがSiC素子であると仮定する。
SiC素子の場合、従来のSi素子と比べ半導体素子モジュールの許容温度を、例えば50℃程度高く設定できる。このため、SiC素子がスイッチング動作を行うと、その発熱量は、Si素子に比べて非常に多くなる。スイッチング動作による熱の多くは、放熱器5の方向へ移動して冷却フィンから放熱されるが、一部の熱はコンデンサ側に移動する。
一方、実施の形態1では、耐熱性が相対的に高い耐熱コンデンサ11をフィルタコンデンサ12よりも素子側に配置しているので、フィルタコンデンサ12が受ける熱の影響を小さくすることが可能となる。特に、実施の形態1では、構造物が配置されない空間を埋めるように遮蔽板18が設けられており、この遮蔽板18が対流、輻射による熱の流れを遮蔽するので、耐熱コンデンサ11を必要以上のサイズにする必要がなく、コスト増の抑制に効果的である。
熱の流れは、対流、輻射以外にも熱伝導がある。フィルタコンデンサ12は、素子部14の直流部との電気的接続をとる必要があり、電気的接続をとる接続導体を介して熱伝導による熱の移動がある。実施の形態1では、熱の移動量が対流、輻射よりも大きい熱伝導に対して、発熱源である素子部14をフィルタ容量の大部分を成すフィルタコンデンサ12と接続することなく、耐熱コンデンサ11と接続するように構成したので、フィルタコンデンサ12の耐熱性をそれ程高める必要はなくなり、SiC素子を用いたとしても、フィルタコンデンサ12のコスト増を抑制することが可能となる。
以上説明したように、実施の形態1に係る電力変換装置によれば、フィルタコンデンサとして構成すべきコンデンサを、第1のコンデンサと、当該第1のコンデンサよりも耐熱性が高い第2のコンデンサと、に区分し、当該第2のコンデンサは、接続導体を用いて半導体素子モジュールに接続すると共に、当該接続導体とは異なるブスバーにも電気的に接続し、第1のコンデンサと半導体素子モジュールとの間の電気的接続を、ブスバー、接続導体および第2のコンデンサを介してとるようにしたので、コストおよびサイズの増加を抑制しつつ、スイッチング素子とコンデンサとの間を低インダクタンスに構成できる、という効果が得られる。
また、実施の形態1に係る電力変換装置によれば、耐熱コンデンサ11のサイズをフィルタコンデンサ12のサイズよりも小さく形成し、耐熱コンデンサ11と1つのフィルタコンデンサ12のサイズの差異により生じた空間に遮蔽板を設けるようにしたので、対流、輻射による熱の流れを効果的に遮蔽することが可能となる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る電力変換装置の図2とは異なる一構成例を示す図(上面図)であり、図2に示した電力変換装置の構成から、遮蔽板18を取り外し、その空いた空間を熱のあおりの影響を小さくするための離間空間28として構成したものである。なお、その他の構成については、図2に示した実施の形態1の構成と同一または同等であり、それら共通の構成部には同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
素子部14で発生した熱が対流によって移動する場合、暖められた空気は重力とは反対方向に移動する。すなわち、図5では、紙面の裏側から表側に向かって熱の移動が起こる。よって、実施の形態1のように遮蔽板を設けなくても熱のあおりの影響を小さくするための離間空間28が形成されるように熱設計を行えば、耐熱性の高くない従来型のフィルタコンデンサを用いることが可能となり、コストの増加を抑制することができるという効果が得られる。
以上説明したように、実施の形態2に係る電力変換装置によれば、耐熱コンデンサのサイズをフィルタコンデンサのサイズよりも小さく形成し、耐熱コンデンサと1つのフィルタコンデンサのサイズの差異により生じた空間を熱のあおりの影響を小さくするための離間空間として構成したので、実施の形態1のように遮蔽板を設ける必要がなくなり、部品点数を減らすことで、コストの増加を抑制することが可能となる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る電力変換装置の図2および図5とは異なる一構成例を示す図(上面図)であり、図5に示した電力変換装置の構成において、熱のあおりの影響を小さくするための離間空間28を耐熱コンデンサ11の筐体で埋めたものである。なお、図2の構成との比較であれば、耐熱コンデンサ11の筐体を遮蔽板(遮蔽物)として機能させると言うこともできる。
実施の形態3に係る電力変換装置によれば、耐熱コンデンサ11のサイズは大きくなるものの、耐熱コンデンサ11の容量値(キャパシタンス)が大きくなるので、フィルタコンデンサ12の容量値を小さくすることができる。このため、実施の形態1,2に比して、フィルタコンデンサ12のサイズを小さくすることができ、電力変換装置をコンパクトに構成することができるという効果が得られる。
なお、以上の実施の形態1〜3に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
また、実施の形態1〜3において、半導体素子モジュール101〜106に搭載されるスイッチング素子が、SiC素子に代表されるワイドバンドギャップ半導体で形成されたスイッチング素子として説明したが、高速なスイッチング駆動が可能なスイッチング素子であれば、上記のような問題点は生じ得るものである。このため、Si素子に代表されるナローバンドギャップ半導体で形成されたスイッチング素子を使用する場合も、本発明の要旨を成すものである。
以上のように、本発明は、コストおよびサイズの増加を抑制しつつ、低インダクタンス性が損なわれない電力変換装置として有用である。
1 電力変換装置、2 ゲート制御ユニット、3 断流器・I/Fユニット、4 インバータ制御部、5 放熱器、6 筐体、10 ゲート駆動回路、11,110a〜110c 耐熱コンデンサ(第2のコンデンサ)、12,120 フィルタコンデンサ(第1のコンデンサ)、14 素子部、15 直流側端子、16 接続導体、17 ブスバー、18 遮蔽板、22 接続端子、28 離間空間、100 主回路、101〜106 半導体素子モジュール、200P,200N 直流母線。

Claims (8)

  1. 直流電力を蓄積するフィルタコンデンサと、当該フィルタコンデンサに蓄積される直流電力を交流電力に変換するためのスイッチング動作を行う半導体素子モジュールとが同一の筐体内に配置される構成の電力変換装置において、
    前記フィルタコンデンサは、第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサよりも耐熱性が高い第2のコンデンサと、に区分され、
    前記第2のコンデンサは、接続導体を用いて前記半導体素子モジュールに接続されると共に、前記接続導体とは異なるブスバーに電気的に接続され、
    前記第1のコンデンサは、前記ブスバーに接続されることにより、前記第2のコンデンサおよび前記接続導体を介して前記半導体素子モジュールとの電気的接続がとられ、
    前記第2のコンデンサのサイズを前記第1のコンデンサのサイズよりも小さく形成し、
    前記第1および第2のコンデンサのサイズの差異により前記第2のコンデンサの前記ブスバーと接続される側とは反対側に生じた空間に遮蔽板を設けたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 直流電力を蓄積するフィルタコンデンサと、当該フィルタコンデンサに蓄積される直流電力を交流電力に変換するためのスイッチング動作を行う半導体素子モジュールとが同一の筐体内に配置される構成の電力変換装置において、
    前記フィルタコンデンサは、第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサよりも耐熱性が高い第2のコンデンサと、に区分され、
    前記第2のコンデンサは、接続導体を用いて前記半導体素子モジュールに接続されると共に、前記接続導体とは異なるブスバーに電気的に接続され、
    前記第1のコンデンサは、前記ブスバーに接続されることにより、前記第2のコンデンサおよび前記接続導体を介して前記半導体素子モジュールとの電気的接続がとられ、
    前記第2のコンデンサのサイズを前記第1のコンデンサのサイズよりも小さく形成し、
    前記第1および第2のコンデンサのサイズの差異により前記第2のコンデンサの前記ブスバーと接続される側とは反対側に生じた空間を、前記半導体素子モジュールから伝わる熱のあおりの影響を小さくするための離間空間としたことを特徴とする電力変換装置。
  3. 前記第1のコンデンサおよび前記第2のコンデンサは、それぞれ前記ブスバーに接続される側の端部が揃えられて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第2のコンデンサは、前記半導体素子モジュールから見て前記第1のコンデンサを遮蔽するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 前記第2のコンデンサの筐体における第1の面には前記接続導体と接続するための第1の端子が設けられ、
    前記第2のコンデンサの筐体における前記第1の面とは異なる第2の面には前記ブスバーと接続するための第2の端子が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 前記接続導体はL字形状、クランク形状または直線状であることを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  7. 前記半導体素子モジュールに搭載されるスイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体にて形成されることを特徴とする請求項1、2または6に記載の電力変換装置。
  8. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いた半導体であることを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
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