JP2002290088A - 電解コンデンサ放熱構造 - Google Patents

電解コンデンサ放熱構造

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JP2002290088A
JP2002290088A JP2001091346A JP2001091346A JP2002290088A JP 2002290088 A JP2002290088 A JP 2002290088A JP 2001091346 A JP2001091346 A JP 2001091346A JP 2001091346 A JP2001091346 A JP 2001091346A JP 2002290088 A JP2002290088 A JP 2002290088A
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electrolytic capacitor
heat sink
heat
nmos transistor
terminal
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Hitoshi Onuma
均 大沼
Shinichi Kobayashi
真一 小林
Kouji Nakano
浩児 中野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解コンデンサの温度上昇を抑制して製品と
しての故障を防止することができる電解コンデンサ放熱
構造を提供する。 【解決手段】 電解コンデンサ1の発熱による温度上昇
は熱伝導部材8を介してヒートシンク5による放熱によ
り抑制される。特に、電解コンデンサ1は、上面部1a
と円筒部1cからの発熱が熱伝導部材8によって集中的
にヒートシンク5に伝熱され、ヒートシンク5によって
放熱されることにより、所定の温度に保持されるため電
解コンデンサ1の寿命が延びる。これにより、電解コン
デンサ放熱構造10は、電解コンデンサ1を搭載した製
品としての故障を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解コンデンサ放
熱構造に関し、特に電解コンデンサの温度上昇を抑制す
る電解コンデンサ放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電解コンデンサは、プリント基板
に実装されている。電解コンデンサを実装する従来例と
して図7〜図10に示す。図7は、従来の電解コンデン
サ実装構造を示す正面図である。図8は、図7に示され
た従来の電解コンデンサ実装構造を矢印C方向からみた
側面図である。図9は、図7に示された従来の電解コン
デンサ実装構造を矢印D方向からみた側面図である。図
10は、従来の電解コンデンサ実装構造を示す背面図で
ある。
【0003】図7に示されるように、符号110は従来
の電解コンデンサ実装構造を示している。この従来の電
解コンデンサ実装構造110は、電解コンデンサ101
と、N個(Nは1以上の整数)のNチャネルMOSトラ
ンジスタ102、103と、プリント基板104と、プ
リント基板104に平行に延びるヒートシンク105、
ヒートシンク106、107と、ネジ109、固定部材
111とを備えている。以下、NチャネルMOSトラン
ジスタをNMOSトランジスタと称す。また、ヒートシ
ンク105の辺105aをX方向、辺105aに対して
同一平面上の垂直方向をY方向、辺105cに対して垂
直上方方向をZ方向とする。
【0004】ヒートシンク105の上面の端部の近傍に
は、Z方向及びY方向に延びるヒートシンク106が接
続されている。ヒートシンク105の上面の他方の端部
の近傍には、Z方向及びY方向に延びるヒートシンク1
07が接続されている。また、ヒートシンク105の上
面には、プリント基板104を固定するための固定部材
111が接続されている。ヒートシンク105、10
6、107はアルミニウムで例示される金属により形成
されている。
【0005】電解コンデンサ101は、上面部101a
と底面部101bと円筒部101cと正極端子101d
と負極端子101eとを有する。正極端子101dと負
極端子101eは底面部101bに露出されている。
【0006】NMOSトランジスタ103は、ゲート電
極103a、ドレイン電極103b、ソース電極103
cの端子を有する。NMOSトランジスタ102は、ゲ
ート電極102a、ドレイン電極102b、ソース電極
102cの端子を有する。
【0007】ヒートシンク105の端部の近傍に位置す
るY方向のヒートシンク106の側面部106cには、
N個のNMOSトランジスタ103がY方向に向かって
配置されるようにネジ109によりネジ止めされている
(図8参照)。ヒートシンク106は、NMOSトラン
ジスタ103の発熱による温度上昇をヒートシンク10
5とともに放熱するために用いられる。これにより、N
MOSトランジスタ103の発熱による温度上昇はヒー
トシンク105、106による放熱により抑制される。
【0008】ヒートシンク105の他方の端部の近傍に
位置するY方向のヒートシンク107の側面部107c
には、N個のNMOSトランジスタ102がY方向に向
かって配置されるようにネジ109によりネジ止めされ
ている(図9参照)。ヒートシンク107は、NMOS
トランジスタ102の発熱による温度上昇をヒートシン
ク105とともに放熱するために用いられる。これによ
り、NMOSトランジスタ102の発熱による温度上昇
はヒートシンク105、107による放熱により抑制さ
れる。
【0009】プリント基板104には、電解コンデンサ
101の正極端子101d、負極端子101e、NMO
Sトランジスタ103のゲート電極103a、ドレイン
電極103b、ソース電極103cの端子、NMOSト
ランジスタ102のゲート電極102a、ドレイン電極
102b、ソース電極102cの端子をプリント基板1
04に貫通させる穴104cが開けられている。また、
プリント基板104には、プリント基板104を固定す
るための固定部材111をネジ止めするための穴104
cより大きい穴104eが開けられている。
【0010】プリント基板104は、ヒートシンク10
6の上面部106a及びヒートシンク107の上面部1
07aの上に設けられ、固定部材111を介してネジ1
09により固定されている。プリント基板104の上面
の中央部には、電解コンデンサ101が設けられてい
る。電解コンデンサ101の正極端子101d、負極端
子101eは、プリント基板104の穴104cを貫通
し、プリント基板104の裏面104bで半田付けされ
固定されている。NMOSトランジスタ102のゲート
電極102a、ドレイン電極102b、ソース電極10
2cの端子、NMOSトランジスタ103のゲート電極
103a、ドレイン電極103b、ソース電極103c
の端子は、プリント基板104の穴104cを貫通し、
プリント基板104の表面104aで半田付けされ固定
されている。
【0011】また、半田付けされた電解コンデンサ10
1の正極端子101dと半田付けされたNMOSトラン
ジスタ102のドレイン電極102bは、プリント基板
104の図示せぬパターンにより接続され、図示せぬ高
位側入力端子に接続される。半田付けされた電解コンデ
ンサ101の負極端子101eと半田付けされたNMO
Sトランジスタ103のソース電極103cは、プリン
ト基板104の図示せぬパターンにより接続され、図示
せぬ低位側入力端子に接続される。半田付けされたNM
OSトランジスタ102のソース電極102cと半田付
けされたNMOSトランジスタ103のドレイン電極1
03bは、プリント基板104の図示せぬパターンによ
り接続され、図示せぬ出力端子に接続される。
【0012】電解コンデンサ実装構造110において、
例えば、図示せぬ高位側入力端子−図示せぬ低位側入力
端子間に直流電圧が印加されている間では、電解コンデ
ンサ101の上面部101aと円筒部101cは発熱に
より温度上昇するが、NMOSトランジスタ103の発
熱による温度上昇はヒートシンク105、106による
放熱により抑制され、NMOSトランジスタ102の発
熱による温度上昇はヒートシンク105、107による
放熱により抑制される。
【0013】次に、図11を参照して、前述した電解コ
ンデンサ実装構造110を並列MOSFET回路で構成
されるインバータに適用した例を説明する。図11は、
従来の電解コンデンサ実装構造を並列MOSFET回路
で構成されるインバータに適用した例を示す回路図であ
る。
【0014】図11に示されるように、符号120はイ
ンバータである。インバータ120は直列に接続された
3個の並列MOSFET回路121、122、123を
備えている。並列MOSFET回路121、122、1
23の各々の構造は、前述した電解コンデンサ実装構造
110に対応する。初段(1個目)の並列MOSFET
回路121にはバッテリ電圧を印加するバッテリ24が
接続され、並列MOSFET回路121、122、12
3にはバッテリ24の電圧が供給される。
【0015】並列MOSFET回路121にはドライブ
回路26とモータ25とが接続され、並列MOSFET
回路121はドライブ回路26からの制御電圧に応じて
動作し、並列MOSFET回路121の動作電流は、バ
ッテリ24の電圧値で定まる。並列MOSFET回路1
22にはドライブ回路27、モータ25が接続され、並
列MOSFET回路122はドライブ回路27からの制
御電圧に応じて動作し、並列MOSFET回路122の
動作電流は、バッテリ24の電圧値で定まる。並列MO
SFET回路123にはドライブ回路28、モータ25
が接続され、並列MOSFET回路123はドライブ回
路28からの制御電圧に応じて動作し、並列MOSFE
T回路123の動作電流は、バッテリ24の電圧値で定
まる。この各々の動作電流は、並列MOSFET回路1
21、122、123によりモータ25に流れる3相電
流である。
【0016】並列MOSFET回路121、122、1
23の各々は、直流電圧を平滑する前述した電解コンデ
ンサ101と、スイッチング素子として働き、N個並列
に接続された前述したNMOSトランジスタ102、1
03とを備えている。電解コンデンサ101の正極端子
101dとNMOSトランジスタ102のドレイン電極
102bは並列に接続され、電解コンデンサ101の正
極端子101dは前述した図示せぬ高位側入力端子に対
応する端子Pを介してバッテリ24の正極に接続されて
いる。電解コンデンサ101の負極端子101eとNM
OSトランジスタ103のソース電極103cは並列に
接続され、電解コンデンサ101の負極端子101eは
前述した図示せぬ低位側入力端子に対応する端子Nを介
してバッテリ24の負極に接続されている。NMOSト
ランジスタ102のソース電極102cとNMOSトラ
ンジスタ103のドレイン電極103bは直列に接続さ
れている。
【0017】初段(1個目)の並列MOSFET回路1
21において、NMOSトランジスタ102のソース電
極102cとNMOSトランジスタ103のドレイン電
極103bには、前述した図示せぬ出力端子に対応する
端子Rを介してモータ25に接続されている。また、N
MOSトランジスタ102のゲート電極102aとNM
OSトランジスタ103のゲート電極103aの各々に
は、ドライブ回路26が接続されている。
【0018】中段(2個目)の並列MOSFET回路1
22において、NMOSトランジスタ102のソース電
極102cとNMOSトランジスタ103のドレイン電
極103bには、前述した図示せぬ出力端子に対応する
端子Sを介してモータ25に接続されている。また、N
MOSトランジスタ102のゲート電極102aとNM
OSトランジスタ103のゲート電極103aの各々に
は、ドライブ回路27が接続されている。
【0019】最終段(3個目)の並列MOSFET回路
123において、NMOSトランジスタ102のソース
電極102cとNMOSトランジスタ103のドレイン
電極103bには、前述した図示せぬ出力端子に対応す
る端子Tを介してモータ25に接続されている。また、
NMOSトランジスタ102のゲート電極102aとN
MOSトランジスタ103のゲート電極103aの各々
には、ドライブ回路28が接続されている。
【0020】初段(1個目)の並列MOSFET回路1
21において、ドライブ回路26の制御電圧によりNM
OSトランジスタ102がON、NMOSトランジスタ
103がOFFする動作と、NMOSトランジスタ10
2がOFF、ドライブ回路26の制御電圧によりNMO
Sトランジスタ103がONする動作を繰り返すことに
より、モータ25には、動作電流として正弦波の電流I
121が端子Rを介して流れる。ここで、ドライブ回路
26は、NMOSトランジスタ102のゲート電極10
2aとNMOSトランジスタ103のゲート電極103
aとが周期的に交互にONするように制御電圧を制御す
る。
【0021】中段(2個目)の並列MOSFET回路1
22において、ドライブ回路27の制御電圧によりNM
OSトランジスタ102がON、NMOSトランジスタ
103がOFFする動作と、NMOSトランジスタ10
2がOFF、ドライブ回路27の制御電圧によりNMO
Sトランジスタ103がONする動作を繰り返すことに
より、モータ25には、動作電流として、電流I121
に対して120度遅れた正弦波の電流I122が端子S
を介して流れる。ここで、ドライブ回路27は、NMO
Sトランジスタ102のゲート電極102aとNMOS
トランジスタ103のゲート電極103aとが周期的に
交互にONし、電流I121に対して電流I122が1
20度遅れるように制御電圧を制御する。
【0022】最終段(3個目)の並列MOSFET回路
123において、ドライブ回路28の制御電圧によりN
MOSトランジスタ102がON、NMOSトランジス
タ103がOFFする動作と、NMOSトランジスタ1
02がOFF、ドライブ回路28の制御電圧によりNM
OSトランジスタ103がONする動作を繰り返すこと
により、モータ25には、動作電流として、電流I12
2に対して120度遅れた正弦波の電流I123が端子
Tを介して流れる。ここで、ドライブ回路28は、NM
OSトランジスタ102のゲート電極102aとNMO
Sトランジスタ103のゲート電極103aとが周期的
に交互にONし、電流I122に対して電流I123が
120度遅れるように制御電圧を制御する。
【0023】しかしながら、3個の並列MOSFET回
路121、122、123の各々の構造は、前述した電
解コンデンサ実装構造110に対応する。このため、バ
ッテリ電圧を印加している間では、NMOSトランジス
タ102、103の温度上昇はヒートシンク105、1
06、107による放熱により抑制されているが、電解
コンデンサ101の上面部101aと円筒部101cの
温度上昇が著しく、電解コンデンサ101の寿命が短く
なってしまい、電解コンデンサ101を搭載した製品と
して故障する恐れがあるため、電解コンデンサ101の
温度上昇を抑制して製品としての故障を防止することが
望まれる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電解
コンデンサの温度上昇を抑制して製品としての故障を防
止することができる電解コンデンサ放熱構造を提供する
ことにある。
【0025】本発明の他の目的は、電解コンデンサの寿
命を延ばして製品としての故障を防止することができる
電解コンデンサ放熱構造を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号
等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実
施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1
つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事
項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に
表現されている技術的事項に付せられている参照番号、
参照記号等に一致している。このような参照番号、参照
記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施
例の技術的事項との対応・橋渡しを明白にしている。こ
のような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実
施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈する
ことを意味しない。
【0027】本発明による電解コンデンサ放熱構造は、
第1ヒートシンク(5)と、第2ヒートシンク(6)と
第3ヒートシンク(7)と、パワートランジスタ(2、
3)と、配線基板(4)と、電解コンデンサ(1)とを
備えている。第2ヒートシンク(6)と第3ヒートシン
ク(7)は、第1ヒートシンク(5)上の離れた2箇所
に設けられ、第1ヒートシンク(5)の主面と直交する
ように設けられている。パワートランジスタ(2、3)
は、第2ヒートシンク(6)と第3ヒートシンク(7)
の各々の第1面(6c、7c)に設けられている。第1
面(6c、7c)は主面と直交する。配線基板(4)
は、第2ヒートシンク(6)と第3ヒートシンク(7)
の上に、第2ヒートシンク(6)と第3ヒートシンク
(7)から離れて設けられている。パワートランジスタ
(2、3)は配線基板(4)に接続されている。電解コ
ンデンサ(1)は、配線基板(4)に設けられ、その内
部で発生した熱を第1ヒートシンク(5)に伝達するよ
うに、その先端(1a)が第1ヒートシンク(5)の主
面に接続されている。
【0028】電解コンデンサ(1)の先端(1a)は、
熱伝導性材料(8)を介して第1ヒートシンク(5)に
接続されている。
【0029】配線基板(4)は、絶縁物(11)を介し
て第2ヒートシンク(6)と第3ヒートシンク(7)に
接続されている。
【0030】パワートランジスタ(2、3)は、配線基
板(4)に配線されている。
【0031】第1ヒートシンク(5)と第2ヒートシン
ク(6)と第3ヒートシンク(7)とは一体として形成
されている。
【0032】熱伝導性材料(8)はシリコーンゴムであ
る。熱伝導性材料(8)は、延性、展性に優れ(柔らか
い)、熱伝導性がよく、絶縁体であり、シリコーンゴム
製のラバーシートが例示される。このラバーシートは公
知であり、市販されている。シリコーンゴム製のラバー
シートとしては、富士高分子工業株式会社「サーコン」
が例示される。
【0033】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る電解コンデンサ放熱構造の実施の形態を以下に説明す
る。
【0034】図1は、本発明の電解コンデンサ放熱構造
を示す正面図である。図2は、図1に示された本発明の
電解コンデンサ放熱構造を矢印A方向からみた側面図で
ある。図3は、図1に示された本発明の電解コンデンサ
放熱構造を矢印B方向からみた側面図である。図4は、
本発明の電解コンデンサ放熱構造を示す背面図である。
【0035】図1に示されるように、符号10は本発明
の電解コンデンサ放熱構造を示している。この電解コン
デンサ放熱構造10は、例えばバッテリフォークリフト
用コントローラで使用される。また、電解コンデンサ放
熱構造10は、例えば並列MOSFET回路に含まれる
電解コンデンサの温度上昇に対して相対的に冷却する構
造である。電解コンデンサ放熱構造10は、電解コンデ
ンサ1と、パワートランジスタのようなN個(Nは1以
上の整数)のNチャネルMOSトランジスタ2、3と、
プリント基板4と、プリント基板4に平行に延びるヒー
トシンク5、ヒートシンク6、7と、熱伝導部材8と、
ネジ9と、固定部材11とを備えている。以下、Nチャ
ネルMOSトランジスタをNMOSトランジスタと称
す。また、ヒートシンク5の辺5aをX方向、辺5aに
対して同一平面上の垂直方向をY方向、辺5cに対して
垂直上方方向をZ方向とする。
【0036】ヒートシンク5の上面の中央部には、熱伝
導部材8が設けられている。ヒートシンク5の上面の端
部の近傍には、Z方向及びY方向に延びるヒートシンク
6が接続されている。ヒートシンク5の上面の他方の端
部の近傍には、Z方向及びY方向に延びるヒートシンク
7が接続されている。即ち、ヒートシンク6とヒートシ
ンク7は、ヒートシンク5上のヒートシンク5上の離れ
た2箇所に設けられ、ヒートシンク5の主面と直交する
ように設けられている。ヒートシンク5、6、7はアル
ミニウムで例示される金属により形成されている。ま
た、ヒートシンク5、6、7は、個別に形成されてもよ
いし、一体として形成されてもよい。
【0037】電解コンデンサ1は、上面部1aと底面部
1bと円筒部1cと正極端子1dと負極端子1eとを有
する。正極端子1dと負極端子1eは底面部1bに露出
されている。
【0038】熱伝導部材8の上面には、電解コンデンサ
1が設けられ、電解コンデンサ1の上面部1aと接続さ
れている。即ち、電解コンデンサ1は、その内部で発生
した熱をヒートシンク5に伝達するように、その先端に
対応する上面部1aがヒートシンク5の主面に接続され
る。電解コンデンサ1の上面部1aは、熱伝導部材8を
介してヒートシンク5に接続されている。
【0039】この熱伝導部材8は、延性、展性に優れ
(柔らかい)、熱伝導性がよく、絶縁体である熱伝導性
材料である。熱伝導性材料としてシリコーンゴム製のラ
バーシートが例示される。このラバーシートは公知であ
り、市販されている。シリコーンゴム製のラバーシート
としては、富士高分子工業株式会社「サーコン」が例示
される。熱伝導部材8は、電解コンデンサ1の特に上面
部1aと円筒部1cの発熱による温度上昇を、熱伝導部
材8を介してヒートシンク5に放熱するために用いられ
る。電解コンデンサ1は、上面部1aと円筒部1cから
の発熱が熱伝導部材8によって集中的にヒートシンク5
に伝熱され、ヒートシンク5によって放熱されることに
より、所定の温度に保持される(温度上昇に対して相対
的に冷却する)。これにより、電解コンデンサ1の発熱
による温度上昇は熱伝導部材8を介してヒートシンク5
による放熱により抑制される。
【0040】NMOSトランジスタ2は、ゲート電極2
a、ドレイン電極2b、ソース電極2cの端子を有す
る。NMOSトランジスタ3は、ゲート電極3a、ドレ
イン電極3b、ソース電極3cの端子を有する。
【0041】N個のNMOSトランジスタ3は、ヒート
シンク6がヒートシンク5の主面と直交するヒートシン
ク6の側面部6cに設けられている。ヒートシンク5の
端部の近傍に位置するY方向のヒートシンク6の側面部
6cには、N個のNMOSトランジスタ3がY方向に向
かって配置されるようにネジ9によりネジ止めされてい
る(図2参照)。ヒートシンク6は、NMOSトランジ
スタ3の発熱による温度上昇をヒートシンク5とともに
放熱するために用いられる。これにより、NMOSトラ
ンジスタ3の発熱による温度上昇はヒートシンク5、6
による放熱により抑制される。
【0042】N個のNMOSトランジスタ2は、ヒート
シンク7がヒートシンク5の主面と直交するヒートシン
ク7の側面部7cに設けられている。ヒートシンク5の
他方の端部の近傍に位置するY方向のヒートシンク7の
側面部7cには、N個のNMOSトランジスタ2がY方
向に向かって配置されるようにネジ9によりネジ止めさ
れている(図3参照)。ヒートシンク7は、NMOSト
ランジスタ3の発熱による温度上昇をヒートシンク5と
ともに放熱するために用いられる。これにより、NMO
Sトランジスタ3の発熱による温度上昇はヒートシンク
5、7による放熱により抑制される。
【0043】プリント基板4には、電解コンデンサ1の
正極端子1d、負極端子1e、NMOSトランジスタ3
のゲート電極3a、ドレイン電極3b、ソース電極3c
の端子、NMOSトランジスタ2のゲート電極2a、ド
レイン電極2b、ソース電極2cの端子をプリント基板
4に貫通させる穴4cが開けられている。また、プリン
ト基板4には、プリント基板4を固定するための固定部
材11をネジ止めするための穴4cより大きい穴4eが
開けられている。
【0044】プリント基板4は、ヒートシンク6とヒー
トシンク7の上に、ヒートシンク7とヒートシンク7か
ら離れて設けられている。このプリント基板4は、絶縁
物のような固定部材11を介してヒートシンク6とヒー
トシンク7に接続されている。固定部材11は、ヒート
シンク6の上面部6a及びヒートシンク7の上面部7a
に設けられ、プリント基板4は電解コンデンサ1を挟む
ように固定部材11を介してネジ9により固定されてい
る。電解コンデンサ1はプリント基板4の両面のうちの
裏面4bに設けられ、電解コンデンサ1の正極端子1
d、負極端子1e、NMOSトランジスタ2のゲート電
極2a、ドレイン電極2b、ソース電極2cの端子、N
MOSトランジスタ3のゲート電極3a、ドレイン電極
3b、ソース電極3cの端子はプリント基板4の穴4c
を貫通し、プリント基板4の両面のうちの表面4aで半
田付けされ固定されている。これにより、電解コンデン
サ1とNMOSトランジスタ2、3はプリント基板4に
接続される。
【0045】また、半田付けされた電解コンデンサ1の
正極端子1dと半田付けされたNMOSトランジスタ2
のドレイン電極2bは、プリント基板4の図示せぬパタ
ーンにより接続され、図示せぬ高位側入力端子に接続さ
れる。半田付けされた電解コンデンサ1の負極端子1e
と半田付けされたNMOSトランジスタ3のソース電極
3cは、プリント基板4の図示せぬパターンにより接続
され、図示せぬ低位側入力端子に接続される。半田付け
されたNMOSトランジスタ2のソース電極2cと半田
付けされたNMOSトランジスタ3のドレイン電極3b
は、プリント基板4の図示せぬパターンにより接続さ
れ、図示せぬ出力端子に接続される。これにより、電解
コンデンサ1とNMOSトランジスタ2、3は、プリン
ト基板4に配線される。
【0046】このように、電解コンデンサ放熱構造10
において、例えば、図示せぬ高位側入力端子−図示せぬ
低位側入力端子間に直流電圧が印加されている間では、
NMOSトランジスタ3の発熱による温度上昇はヒート
シンク5、6による放熱により抑制され、NMOSトラ
ンジスタ2の発熱による温度上昇はヒートシンク5、7
による放熱により抑制され、電解コンデンサ1の発熱に
よる温度上昇は熱伝導部材8を介してヒートシンク5に
よる放熱により抑制される。特に、電解コンデンサ1
は、上面部1aと円筒部1cからの発熱が熱伝導部材8
によって集中的にヒートシンク5に伝熱され、ヒートシ
ンク5によって放熱されることにより、所定の温度に保
持されるため電解コンデンサ1の寿命が延びる。これに
より、電解コンデンサ放熱構造10は、電解コンデンサ
1を搭載した製品としての故障を防止することができ
る。
【0047】次に、図5を参照して、前述した電解コン
デンサ放熱構造10を並列MOSFET回路で構成され
るインバータに適用した例を説明する。図5は、本発明
の電解コンデンサ放熱構造を並列MOSFET回路で構
成されるインバータに適用した例を示す回路図である。
【0048】図5に示されるように、符号20はインバ
ータである。インバータ20は直列に接続された3個の
並列MOSFET回路21、22、23を備えている。
3個の並列MOSFET回路21、22、23の各々の
構造は、前述した電解コンデンサ放熱構造10に対応す
る。初段(1個目)の並列MOSFET回路21にはバ
ッテリ電圧を印加するバッテリ24が接続され、3個の
並列MOSFET回路21、22、23の各々にはバッ
テリ24の電圧が供給される。
【0049】並列MOSFET回路21にはドライブ回
路26とモータ25とが接続され、並列MOSFET回
路21はドライブ回路26からの制御電圧に応じて動作
し、並列MOSFET回路21の動作電流は、バッテリ
24の電圧値で定まる。並列MOSFET回路22には
ドライブ回路27、モータ25が接続され、並列MOS
FET回路22はドライブ回路27からの制御電圧に応
じて動作し、並列MOSFET回路22の動作電流は、
バッテリ24の電圧値で定まる。並列MOSFET回路
23にはドライブ回路28、モータ25が接続され、並
列MOSFET回路23はドライブ回路28からの制御
電圧に応じて動作し、並列MOSFET回路23の動作
電流は、バッテリ24の電圧値で定まる。この各々の動
作電流は、並列MOSFET回路21、22、23によ
りモータ25に流れる3相電流である。
【0050】並列MOSFET回路21、22、23の
各々は、直流電圧を平滑する前述した電解コンデンサ1
と、スイッチング素子として働き、N個並列に接続され
た前述したNMOSトランジスタ2、3とを備えてい
る。電解コンデンサ1の正極端子1dとNMOSトラン
ジスタ2のドレイン電極2bは並列に接続され、電解コ
ンデンサ1の正極端子1dは前述した図示せぬ高位側入
力端子に対応する端子Pを介してバッテリ24の正極に
接続されている。電解コンデンサ1の負極端子1eとN
MOSトランジスタ3のソース電極3cは並列に接続さ
れ、電解コンデンサ1の負極端子1eは前述した図示せ
ぬ低位側入力端子に対応する端子Nを介してバッテリ2
4の負極に接続されている。NMOSトランジスタ2の
ソース電極2cとNMOSトランジスタ3のドレイン電
極3bは直列に接続されている。
【0051】初段(1個目)の並列MOSFET回路2
1において、NMOSトランジスタ2のソース電極2c
とNMOSトランジスタ3のドレイン電極3bには、前
述した図示せぬ出力端子に対応する端子Rを介してモー
タ25に接続されている。また、NMOSトランジスタ
2のゲート電極2aとNMOSトランジスタ3のゲート
電極3aの各々には、ドライブ回路26が接続されてい
る。
【0052】中段(2個目)の並列MOSFET回路2
2において、NMOSトランジスタ2のソース電極2c
とNMOSトランジスタ3のドレイン電極3bには、前
述した図示せぬ出力端子に対応する端子Sを介してモー
タ25に接続されている。また、NMOSトランジスタ
2のゲート電極2aとNMOSトランジスタ3のゲート
電極3aの各々には、ドライブ回路27が接続されてい
る。
【0053】最終段(3個目)の並列MOSFET回路
23において、NMOSトランジスタ2のソース電極2
cとNMOSトランジスタ3のドレイン電極3bには、
前述した図示せぬ出力端子に対応する端子Tを介してモ
ータ25に接続されている。また、NMOSトランジス
タ2のゲート電極2aとNMOSトランジスタ3のゲー
ト電極3aの各々には、ドライブ回路28が接続されて
いる。
【0054】初段(1個目)の並列MOSFET回路2
1において、ドライブ回路26の制御電圧によりNMO
Sトランジスタ2がON、NMOSトランジスタ3がO
FFする動作と、NMOSトランジスタ2がOFF、ド
ライブ回路26の制御電圧によりNMOSトランジスタ
3がONする動作を繰り返すことにより、モータ25に
は、動作電流として正弦波の電流I21が端子Rを介し
て流れる。ここで、ドライブ回路26は、NMOSトラ
ンジスタ2のゲート電極2aとNMOSトランジスタ3
のゲート電極3aとが周期的に交互にONするように制
御電圧を制御する。
【0055】中段(2個目)の並列MOSFET回路2
2において、ドライブ回路27の制御電圧によりNMO
Sトランジスタ2がON、NMOSトランジスタ3がO
FFする動作と、NMOSトランジスタ2がOFF、ド
ライブ回路27の制御電圧によりNMOSトランジスタ
3がONする動作を繰り返すことにより、モータ25に
は、動作電流として、電流I21に対して120度遅れ
た正弦波の電流I22が端子Sを介して流れる。ここ
で、ドライブ回路27は、NMOSトランジスタ2のゲ
ート電極2aとNMOSトランジスタ3のゲート電極3
aとが周期的に交互にONし、電流I21に対して電流
I22が120度遅れるように制御電圧を制御する。
【0056】最終段(3個目)の並列MOSFET回路
23において、ドライブ回路28の制御電圧によりNM
OSトランジスタ2がON、NMOSトランジスタ3が
OFFする動作と、NMOSトランジスタ2がOFF、
ドライブ回路28の制御電圧によりNMOSトランジス
タ3がONする動作を繰り返すことにより、モータ25
には、動作電流として、電流I22に対して120度遅
れた正弦波の電流I23が端子Tを介して流れる。ここ
で、ドライブ回路28は、NMOSトランジスタ2のゲ
ート電極2aとNMOSトランジスタ3のゲート電極3
aとが周期的に交互にONし、電流I22に対して電流
I23が120度遅れるように制御電圧を制御する。
【0057】なお、3個の並列MOSFET回路21、
22、23の各々の構造は、図1に示された前述した電
解コンデンサ放熱構造10に対応する。このため、バッ
テリ電圧を印加している間では、NMOSトランジスタ
3の発熱による温度上昇はヒートシンク5、6による放
熱により抑制され、NMOSトランジスタ2の発熱によ
る温度上昇はヒートシンク5、7による放熱により抑制
され、電解コンデンサ1の発熱による温度上昇は熱伝導
部材8を介してヒートシンク5による放熱により抑制さ
れる。
【0058】図6に示されるように、バッテリ24の電
圧が供給された経過時間に対して、従来の電解コンデン
サ実装構造の電解コンデンサ101と、本発明の電解コ
ンデンサ放熱構造10の電解コンデンサ1との温度上昇
を比較すると、電解コンデンサ1における温度上昇T1
は、電解コンデンサ101における温度上昇T101と
比べておおよそ半分に抑制される。特に、図1に示され
た電解コンデンサ1の上面部1aと円筒部1cからの発
熱による温度上昇は、熱伝導部材8によって集中的にヒ
ートシンク5に伝熱され、ヒートシンク5によって放熱
されることにより抑制される。このため電解コンデンサ
1の寿命は延びる。これにより、電解コンデンサ放熱構
造10は、電解コンデンサ1を搭載した製品としての故
障を防止することができる。
【0059】以上の説明により、本発明の電解コンデン
サ放熱構造によれば、電解コンデンサの温度上昇を抑制
して製品としての故障を防止することができる。
【0060】また、本発明の電解コンデンサ放熱構造に
よれば、電解コンデンサの寿命を延ばして製品としての
故障を防止することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の電解コンデンサ放熱構造は、電
解コンデンサの温度上昇を抑制して製品としての故障を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電解コンデンサ放熱構造を示
す正面図である。
【図2】図2は、図1に示された本発明の電解コンデン
サ放熱構造を矢印A方向からみた側面図である。
【図3】図3は、図1に示された本発明の電解コンデン
サ放熱構造を矢印B方向からみた側面図である。
【図4】図4は、本発明の電解コンデンサ放熱構造を示
す背面図である。
【図5】図5は、本発明の電解コンデンサ放熱構造を並
列MOSFET回路で構成されるインバータに適用した
例を示す回路図である。
【図6】図6は、電解コンデンサの時間と温度上昇の関
係を示す図である。
【図7】図7は、従来の電解コンデンサ実装構造を示す
正面図である。
【図8】図8は、図7に示された従来の電解コンデンサ
実装構造を矢印C方向からみた側面図である。
【図9】図9は、図7に示された従来の電解コンデンサ
実装構造を矢印D方向からみた側面図である。
【図10】図10は、従来の電解コンデンサ実装構造を
示す背面図である。
【図11】図11は、従来の電解コンデンサ実装構造を
並列MOSFET回路で構成されるインバータに適用し
た例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電解コンデンサ 1a 上面部 1b 底面部 1c 円筒部 1d 正極端子 1e 負極端子 2 NMOSトランジスタ 2a ゲート電極 2b ドレイン電極 2c ソース電極 3 NMOSトランジスタ 3a ゲート電極 3b ドレイン電極 3c ソース電極 4 プリント基板 4a 表面 4b 裏面 4c 穴 5 ヒートシンク 6 ヒートシンク 7 ヒートシンク 8 熱伝導部材 9 ネジ 10 電解コンデンサ放熱構造 20 インバータ 21 並列MOSFET回路 22 並列MOSFET回路 23 並列MOSFET回路 24 バッテリ 25 モータ 101 電解コンデンサ 101a 上面部 101b 底面部 101c 円筒部 101d 正極端子 101e 負極端子 102 NMOSトランジスタ 102a ゲート電極 102b ドレイン電極 102c ソース電極 103 NMOSトランジスタ 103a ゲート電極 103b ドレイン電極 103c ソース電極 104 プリント基板 104a 表面 104b 裏面 104c 穴 105 ヒートシンク 106 ヒートシンク 107 ヒートシンク 109 ネジ 110 電解コンデンサ実装構造 120 インバータ 121 並列MOSFET回路 122 並列MOSFET回路 123 並列MOSFET回路 F 端子 N 端子 P 端子 R 端子 S 端子 T 端子 T1 温度上昇(電解コンデンサ1) T101 温度上昇(電解コンデンサ101)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 浩児 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 Fターム(参考) 5E322 AA11 AB01 AB08 EA11 FA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ヒートシンクと、前記第1ヒートシ
    ンク上の離れた2箇所に設けられ、前記第1ヒートシン
    クの主面と直交するように設けられた第2ヒートシンク
    と第3ヒートシンクと、 前記第2ヒートシンクと前記第3ヒートシンクの各々の
    前記主面と直交する第1面に設けられたパワートランジ
    スタと、 前記第2ヒートシンクと前記第3ヒートシンクの上に、
    前記第2ヒートシンクと前記第3ヒートシンクから離れ
    て設けられた配線基板と、前記パワートランジスタは前
    記配線基板に接続されており、 前記配線基板に設けられ、その内部で発生した熱を前記
    第1ヒートシンクに伝達するように、その先端が前記第
    1ヒートシンクの前記主面に接続された電解コンデンサ
    とを備えた電解コンデンサ放熱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電解コンデンサ放熱構
    造において、 前記電解コンデンサの前記先端は、熱伝導性材料を介し
    て前記第1ヒートシンクに接続されている電解コンデン
    サ放熱構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電解コンデンサ
    放熱構造において、 前記配線基板は、絶縁物を介して前記第2ヒートシンク
    と前記第3ヒートシンクに接続されている電解コンデン
    サ放熱構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    電解コンデンサ放熱構造において、 前記パワートランジスタは、前記配線基板に配線されて
    いる電解コンデンサ放熱構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    電解コンデンサ放熱構造において、 前記第1ヒートシンクと前記第2ヒートシンクと前記第
    3ヒートシンクとは一体として形成されている電解コン
    デンサ放熱構造。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5に記載の電解コンデンサ
    放熱構造において、前記熱伝導性材料はシリコーンゴム
    である電解コンデンサ放熱構造。
JP2001091346A 2001-03-27 2001-03-27 電解コンデンサ放熱構造 Withdrawn JP2002290088A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10243483B2 (en) 2014-10-22 2019-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9742305B2 (en) 2014-02-07 2017-08-22 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion apparatus
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