JP2003219661A - サーボアンプ - Google Patents

サーボアンプ

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JP2003219661A
JP2003219661A JP2002015207A JP2002015207A JP2003219661A JP 2003219661 A JP2003219661 A JP 2003219661A JP 2002015207 A JP2002015207 A JP 2002015207A JP 2002015207 A JP2002015207 A JP 2002015207A JP 2003219661 A JP2003219661 A JP 2003219661A
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wiring
substrate
conductive plate
semiconductor module
servo amplifier
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JP2002015207A
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Shinjiro Ono
野 真二郎 小
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スナバ・コンデンサと半導体モジュールとの
間のインピーダンス成分をより小さくし短絡保護特性を
改善したサーボアンプを提供する。 【解決手段】 本発明によるサーボアンプ11は、互い
に絶縁された導電板22a、22bを有する基板20
と、互いに絶縁された配線32a、32bを有する基板
30と、導電板22aおよび配線32aを電気的に接続
する導体45aと、導電板22bおよび配線32bを電
気的に接続する導体45bと、それぞれ導電板22a、
22bに接続された逆極性の2つの電極を有し、基板2
0に配設された電解コンデンサ3と、それぞれ配線32
a、32bに接続された電極を有し、基板30に配設さ
れた半導体モジュール4と、それぞれ配線32a、32
bに接続された逆極性の2つの電極を有し、基板30に
配設されたスナバ・コンデンサ7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボアンプに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーボアンプは、工作機械、
ロボット、射出成形機、ワイヤ放電加工機、電動プレス
等の各種産業機器のサーボ機構に頻繁に用いられてい
る。
【0003】図3は、サーボモータを制御する典型的な
サーボアンプ10の回路図である。サーボアンプ10
は、交流電源1と、交流電源1からの交流を直流に変換
するダイオードブリッジ回路等の整流回路2と、その直
流電流をほぼ一定に平滑化する電解コンデンサ3と、そ
の直流を任意の交流に変換しサーボモータ6を駆動する
半導体モジュール4と、半導体モジュール4を制御する
制御回路5とを備える。
【0004】典型的には、半導体モジュール4はIGBT
(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのパワー
半導体装置を有する。
【0005】サーボアンプ10は、半導体モジュール4
に並列に接続されたスナバ・コンデンサ7をさらに備え
る。スナバ・コンデンサ7は、IGBT9をオフにしたとき
に、IGBT9のエミッタとコレクタとの間において急激に
上昇する電圧を緩和する。即ち、スナバ・コンデンサ7
はIGBT9の短絡保護のために設けられている。
【0006】図4は、従来のサーボアンプ10の概略側
面図である。尚、図3の回路図における構成要素と同じ
構成要素には、図3における参照番号と同一の参照番号
が付されている。
【0007】電解コンデンサ3は基板20の表面に実装
され、半導体モジュール4は基板20の裏面に実装され
ている。基板20は、絶縁体21を挟むことによって絶
縁された2枚の銅板22から形成されている。銅板22
の表面はさらに絶縁体23によって被覆されている。
【0008】銅板22には、整流回路2(図4には図示
せず)が接続され、それによって、2枚の銅板22のう
ち一方が陽極、他方が陰極になる。電解コンデンサ3、
半導体モジュール4およびスナバ・コンデンサ7のそれ
ぞれの電極は、対応する電極の銅板22に接続されてい
る。従って、図3に示すように、整流回路2、電解コン
デンサ3、半導体モジュール4およびスナバ・コンデン
サ7は、銅板22によって互いに並列に接続されてい
る。
【0009】半導体モジュール4に接触するように配設
されたヒートシンク50は半導体モジュール4から発生
する熱を放散する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来からサーボアンプ
10において、半導体モジュール4の電極は、銅からな
る金属バー40を介して銅板22へ接続されている。ス
ナバ・コンデンサ7は、リード線60を介してそれぞれ
の半導体モジュール4の電極に接続されている。
【0011】通常、リード線60の端部には圧着端子
(図示せず)が取り付けられている。圧着端子の一端が
スナバ・コンデンサ7の電極に取り付けられ、その他端
が半導体モジュール4の電極または金属バー40へ取り
付けられる。それによって、半導体モジュール4とスナ
バ・コンデンサ7とが電気的に接続される。
【0012】従来においては、このようにスナバ・コン
デンサ7と半導体モジュール4との間の接続にリード線
60が用いられていた。従って、リード線60によっ
て、スナバ・コンデンサ7と半導体モジュール4との間
のインピーダンスが高くなってしまう。それにより、IG
BT9をオンからオフへ切り替えたときに、スナバ・コン
デンサ7は、IGBT9のエミッタとコレクタとの間におけ
る急激な電圧の上昇に対応することができない。従っ
て、IGBT9のエミッタとコレクタとの間の電圧が急激に
上昇してしまう。その電圧がIGBT9の耐圧を超えた場合
には、IGBT9は短絡し破壊されてしまう。尚、図3にお
いて、このインピーダンス成分は、参照番号8で示され
ている。
【0013】また、リード線60の長さがばらつくとい
う問題がある。半導体モジュール4のそれぞれに対して
スナバ・コンデンサ7が設けられている場合には、それ
ぞれのリード線60の長さが異なることによって、それ
ぞれのインピーダンス成分がばらついてしまう。それに
よって、スナバ・コンデンサ7はそれぞれの半導体モジ
ュール4に対して短絡保護の効果を等しく与えることが
できない。
【0014】IGBTの短絡保護能力の改善に関する公知技
術としては、特許第2916133号がある。しかし、この公
知技術を用いたとしても、IGBT9をオンからオフへ切り
替えた場合等にIGBT9に掛かる電圧がその耐圧を超えて
しまいIGBT9が短絡してしまう場合が生じていた。
【0015】一般に、半導体モジュール4の電極間のピ
ッチとスナバ・コンデンサ7の電極間のピッチとは一致
しない。従って、リード線60を用いないでサーボアン
プを形成することが困難である。
【0016】また、半導体モジュール4およびスナバ・
コンデンサ7の取り付け位置は制限されており、並び
に、半導体モジュール4およびスナバ・コンデンサ7の
筐体の大きさも小さくするのには限界がある。従ってリ
ード線60の長さを短くすることにも限度がある。さら
に、一般に、工作機械等に用いられるサーボ機構は、非
常に大きな電流を扱う必要がある。従って、サーボアン
プ全体を小型化するのにも限界がある。
【0017】そこで、本発明の目的は、スナバ・コンデ
ンサ7と半導体モジュール4との間のインピーダンス成
分8をより小さくし短絡保護特性を改善したサーボアン
プを提供することである。
【0018】また、本発明の目的は、スナバ・コンデン
サ7と半導体モジュール4との間のインピーダンス成分
8を、それぞれの半導体モジュール4に対して等しくし
たサーボアンプを提供することである。
【0019】さらに、本発明の目的は、従来よりも小型
化が可能なサーボアンプを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に従った第1の実
施の形態によるサーボアンプは、互いに絶縁された第1
の導電板および第2の導電板を有する第1の基板と、互
いに絶縁された第1の配線および第2の配線を有する第
2の基板と、前記第1の導電板および前記第1の配線を
電気的に接続する第1の導体と、前記第2の導電板およ
び前記第2の配線を電気的に接続する第2の導体と、そ
れぞれ前記第1の導電板および前記第2の導電板に電気
的に接続された逆極性の2つの電極を有し、前記第1の
基板に配設された電解コンデンサと、それぞれ前記第1
の配線および前記第2の配線に電気的に接続された逆極
性の2つの電極を有し、前記第2の基板に配設された半
導体モジュールと、それぞれ前記第1の配線および前記
第2の配線を介して前記半導体モジュールへ電気的に接
続された逆極性の2つの電極を有し、前記第2の基板に
配設されたスナバ・コンデンサとを備える。
【0021】本発明に従った第2の実施の形態によるサ
ーボアンプは、互いに絶縁された第1の導電板、第2の
導電板、第1の配線および第2の配線を有する基板と、
前記第1の導電板および前記第1の配線を電気的に接続
する第1の導体と、前記第2の導電板および前記第2の
配線を電気的に接続する第2の導体と、それぞれ前記第
1の導電板および前記第2の導電板に電気的に接続され
た2つの電極を有し、前記基板に配設された電解コンデ
ンサと、それぞれ前記第1の配線および前記第2の配線
に電気的に接続された電極を有し、前記基板に配設され
た半導体モジュールと、それぞれ前記第1の配線および
前記第2の配線を介して前記半導体モジュールへ電気的
に接続された逆極性の2つの電極を有し、前記基板に配
設されたスナバ・コンデンサとを備える。
【0022】好ましくは、前記半導体モジュールは、I
GBTからなる。
【0023】好ましくは、前記第1の導体および前記第
2の導体の両方またはいずれか一方は、前記第1の基板
と前記第2の基板とを固定する結合部材である。
【0024】好ましくは、前記第1の導体および前記第
2の導体の両方またはいずれか一方は、前記基板を一体
として結合する結合部材である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明によ
る実施の形態を説明する。尚、本実施の形態は本発明を
限定するものではない。
【0026】図1は、本発明による第1の実施の形態に
従ったサーボアンプ11の概略断面図である。
【0027】サーボアンプ11は、基板20および基板
30を備える。基板20は、絶縁材料21によって互い
に絶縁された2枚の導電板22a、22bを有する。導
電板22a、22bの表面はさらに絶縁材料によって被
覆されている。絶縁材料21は、例えば、マイカなど高
電圧に対して耐性の高い材料である。導電板22a、2
2bは、例えば、銅などの導電性の高い金属である。
【0028】基板30は、絶縁材料31によって互いに
絶縁された配線32a、32bを有する。絶縁材料31
は、例えば、エポキシ樹脂などである。配線32a、3
2bは、例えば、銅配線などの導電性の高い金属であ
る。即ち、本実施の形態において、基板30は、銅配線
のパターンを有するプリント基板である。
【0029】導電板22aと配線32aとの間を電気的
に接続するために金属バー45aが設けられており、導
電板22bと配線32bとの間を電気的に接続するため
に金属バー45bが設けられている。
【0030】逆極性の電極を有する電解コンデンサ3は
基板20上に搭載されている。電解コンデンサ3の逆極
性の電極の一方は金属板22aに接続され、その他方は
金属板22bに接続されている。電解コンデンサ3は複
数個設けられ、そのそれぞれは金属板22a、22bに
よって並列に接続されている。
【0031】パワー半導体装置(本実施の形態において
は、IGBT)を有する半導体モジュール4は、基板30の
下側に配設されている。半導体モジュール4の電極のう
ち一方は金属バー40aを介して配線32aに接続さ
れ、他方は金属バー40bを介して配線32bに接続さ
れている。
【0032】また、半導体モジュール4がオンからオフ
へ切り替えられたときに、半導体モジュール4に高電圧
が掛かることを防止するスナバ・コンデンサ7が基板3
0の下側に配備されている。スナバ・コンデンサ7の電
極のうち一方は金属バー65aを介して配線32aに接
続され、他方は金属バー65bを介して配線32bに接
続されている。スナバ・コンデンサ7は、隣り合う半導
体モジュール4の間に設けられ、それぞれの隣り合う半
導体モジュール4から等しい距離だけ離間して配置され
ている。金属バー40a、40b、45a、45b、6
5aおよび65bは、例えば、銅などの導電性の高い金
属である。
【0033】半導体モジュール4のうち基板30と接続
されている面に対して反対側の面にはヒートシンク50
が取り付けられ、ヒートシンク50は半導体モジュール
4から発する熱を放散させる。
【0034】上述の通り、一般に、工作機械等に用いら
れるサーボ機構は、非常に大きな電流を扱う必要があ
る。従って、非常に容量の大きな電解コンデンサを要す
る。通常は、図1に示すように、複数の電解コンデンサ
3を並列接続して全体の容量を大きくしている。また、
電解コンデンサ3を接続する導電板22a、22bに
は、大きな電流を流すために銅などの導電性の高い材料
を用いる必要がある。
【0035】また、本実施の形態における、導電板22
a、22bと半導体モジュール4の電極との間を接続す
る金属バー45a、45b、65a、65bにも、大き
な電流を流すために銅などの導電性の高い材料を用い
る。一方で、導電板22aと導電板22bとの間には、
マイカなどの非常に大きな電圧に対して絶縁性を有する
絶縁体が用いられる。
【0036】さらに、半導体モジュール4からのインピ
ーダンス8(図3参照)を低下させるために、配線32
aおよび32bにも、銅などの導電性の高い材料が用い
られている。
【0037】即ち、サーボアンプ11の回路は、図3に
示された回路とほぼ同じ構成の回路図になる。しかし、
サーボアンプ11は、比較的導電率の高い金属バーおよ
び配線を介して半導体モジュール4に接続されている。
従って、サーボアンプ11の回路は、従来の回路に対し
て、半導体モジュール4およびスナバ・コンデンサ7の
間のインピーダンス成分8の大きさが従来よりも小さい
点で異なる。
【0038】次に、サーボアンプ11の動作とともにそ
の効果を説明する。
【0039】サーボアンプ11の導電板22aおよび2
2bには、サーボアンプ10における銅板22と同様
に、直流電圧が印加され、電解コンデンサ3がその直流
電流をほぼ一定に平滑化する。導電板22aおよび22
bには、それぞれ相反する極性の電流が供給される。
【0040】電解コンデンサ3により平滑化された電流
は、金属バー45a、45bを介して基板30の配線3
2a、32bへそれぞれ供給される。さらに、金属バー
40a、40bを介して配線32a、32bへそれぞれ
接続された半導体モジュール4に電流が供給される。そ
れによって、半導体モジュール4は、直流を任意の交流
に変換しサーボモータ等の制御対象を駆動する。
【0041】制御対象の動作を切り替えるために半導体
モジュール4を導通状態から非導通状態へ切り替える場
合には、半導体モジュール4の内部にあるIGBT(図3の
IGBT9を参照)がオン状態からオフ状態へ切り替えられ
る。
【0042】このとき、スナバ・コンデンサ7がない場
合やスナバ・コンデンサ7が充分に迅速に動作しない場
合には、IGBTのコレクタ−エミッタ間を流れようとする
電流によって、コレクタ−エミッタ間電圧が急激に上昇
してしまう。以下、この急激に上昇するコレクタ−エミ
ッタ間電圧をスパイク電圧という。スパイク電圧がIGBT
のコレクタ−エミッタ間の耐圧を超えた場合、IGBTは破
壊され短絡してしまう。
【0043】本実施の形態によれば、基板30を用いる
ことによって、スナバ・コンデンサ7は、導電性の高い
材料からなる配線32a、32bおよび金属バー40
a、40b、45a、45b、65a、65bを介して
半導体モジュール4へ接続され得る。即ち、スナバ・コ
ンデンサ7は、リード線を用いることなく、導電性の高
い接続経路により半導体モジュール4へ接続され得る。
従って、半導体モジュール4からみたインピーダンス成
分8が比較的低くなる。それによって、半導体モジュー
ル4内のIGBTがオン状態からオフ状態へ切り替えられた
ときに、スナバ・コンデンサ7が、迅速にIGBTのコレク
タ−エミッタ間に流れようとする電荷の一部を蓄積して
スパイク電圧の発生を防止する。従って、半導体モジュ
ール4内のIGBTの短絡保護が確実に達成される。
【0044】また、スナバ・コンデンサ7から半導体モ
ジュール4までのインピーダンスは、配線32a、32
bのパターンの長さや幅を変更することによって容易に
設定できる。
【0045】さらに、スナバ・コンデンサ7は、隣り合
う半導体モジュール4に対して等しい距離で離間してい
る。それによって、それぞれの半導体モジュール4に対
して配線32a、32bの長さを均一にすることが容易
になる。即ち、それぞれの半導体モジュール4に対する
インピーダンス成分8が、それぞれの半導体モジュール
4ついてほぼ等しくなり得る。従って、スナバ・コンデ
ンサ7は、例えば、一部の半導体モジュール4のみをス
パイク電圧から保護するという事態を招致しない。即
ち、スナバ・コンデンサ7は、総ての半導体モジュール
4をスパイク電圧から等しく保護する。
【0046】尚、本実施の形態によれば、金属バー45
aまたは金属バー45bの両方またはいずれか一方をボ
ルトとナットの対などの結合部材としてもよい。それに
よって、金属バー45aまたは金属バー45bは、導電
板22a、22bと配線32a、32bと間を電気的に
接続するだけでなく、機械的に基板20および基板30
とを互いに固定する作用も有する。
【0047】図2は、本発明による第2の実施の形態に
従ったサーボアンプ12の概略断面図である。尚、第1
の実施の形態における構成要素と実質的に同じ構成要素
については、同一の参照番号が付されている。
【0048】サーボアンプ12に使用されている基板7
0は、第1の実施の形態における基板20および基板3
0を一体形成したものである、という点で第1の実施の
形態と異なる。尚、導電板22bと配線32aとは、絶
縁体23bによって絶縁されている。
【0049】本実施の形態は、第1の実施の形態と同様
の効果を有する。また、基板20および基板30が一体
形成された基板70を用いることによって、サーボアン
プ12はより小型化される。
【0050】尚、基板70は、導電板22bと配線32
aとの間を接着剤などによって接着することによって形
成されてもよい。また、基板70は、基板20と基板3
0との間をボルトとナットなどの結合部材を用いて結合
することによっても形成され得る。
【0051】例えば、導電板22bと配線32aとの間
にボルトとナットとを用いる場合には、金属バー45a
または金属バー45bの両方またはいずれか一方をボル
トとナットとの対とする。それによって、金属バー45
aまたは金属バー45bは、導電板22a、22bと配
線32a、32bと間を電気的に接続するだけでなく、
機械的に基板20と基板30とを一体に結合する作用も
有する。また、金属バーをボルトとナットとの対にする
ことにより半導体モジュール4とスナバ・コンデンサ7
との間の接続経路をさらに短くできるので、インピーダ
ンス成分8がさらに低下し得る。
【0052】
【発明の効果】本発明によるサーボアンプは、スナバ・
コンデンサと半導体モジュールとの間のインピーダンス
成分をより小さくすることによって、短絡保護特性を改
善することができる。
【0053】本発明によるサーボアンプは、スナバ・コ
ンデンサと半導体モジュールとの間のインピーダンス成
分を、それぞれの半導体モジュールに対して容易に等し
くすることができる。
【0054】さらに、本発明によるサーボアンプは、従
来よりも小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態に従ったサーボ
アンプ11の概略断面図。
【図2】本発明による第2の実施の形態に従ったサーボ
アンプ12の概略断面図。
【図3】サーボモータを制御する典型的なサーボアンプ
10の回路図。
【図4】従来のサーボアンプ10の概略側面図。
【符号の説明】
3 電解コンデンサ 7 スナバ・コンデンサ 8 インピーダンス成分 4 半導体モジュール 10、11、12 サーボアンプ 20、30、70 基板 22a、22b 導電板 21、31 絶縁材料 32a、32b 配線 40a、40b 金属バー 45b、45a 金属バー 65a、65b 金属バー 50 ヒートシンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに絶縁された第1の導電板および第2
    の導電板を有する第1の基板と、 互いに絶縁された第1の配線および第2の配線を有する
    第2の基板と、 前記第1の導電板および前記第1の配線を電気的に接続
    する第1の導体と、 前記第2の導電板および前記第2の配線を電気的に接続
    する第2の導体と、 それぞれ前記第1の導電板および前記第2の導電板に電
    気的に接続された逆極性の2つの電極を有し、前記第1
    の基板に配設された電解コンデンサと、 それぞれ前記第1の配線および前記第2の配線に電気的
    に接続された逆極性の2つの電極を有し、前記第2の基
    板に配設された半導体モジュールと、 それぞれ前記第1の配線および前記第2の配線を介して
    前記半導体モジュールへ電気的に接続された逆極性の2
    つの電極を有し、前記第2の基板に配設されたスナバ・
    コンデンサとを備えたサーボアンプ。
  2. 【請求項2】互いに絶縁された第1の導電板、第2の導
    電板、第1の配線および第2の配線を有する基板と、 前記第1の導電板および前記第1の配線を電気的に接続
    する第1の導体と、 前記第2の導電板および前記第2の配線を電気的に接続
    する第2の導体と、 それぞれ前記第1の導電板および前記第2の導電板に電
    気的に接続された2つの電極を有し、前記基板に配設さ
    れた電解コンデンサと、 それぞれ前記第1の配線および前記第2の配線に電気的
    に接続された電極を有し、前記基板に配設された半導体
    モジュールと、 それぞれ前記第1の配線および前記第2の配線を介して
    前記半導体モジュールへ電気的に接続された逆極性の2
    つの電極を有し、前記基板に配設されたスナバ・コンデ
    ンサとを備えたサーボアンプ。
  3. 【請求項3】前記半導体モジュールは、IGBTからな
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサ
    ーボアンプ。
  4. 【請求項4】前記第1の導体および前記第2の導体の両
    方またはいずれか一方は、前記第1の基板と前記第2の
    基板とを固定する結合部材であることを特徴とする請求
    項1に記載のサーボアンプ。
  5. 【請求項5】前記第1の導体および前記第2の導体の両
    方またはいずれか一方は、前記基板を一体として結合す
    る結合部材であることを特徴とする請求項2に記載のサ
    ーボアンプ。
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