JP6143648B2 - 燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料噴射装置の燃料噴射口から流出した燃料を微粒化して噴射するために使用される燃料噴射装置用ノズルプレート(以下、適宜「ノズルプレート」と略称する)の取付構造に関するものである。
自動車等の内燃機関(以下、「エンジン」と略称する)は、燃料噴射装置から噴射された燃料と吸気管を介して導入された空気とを混合して可燃混合気を形成し、この可燃混合気をシリンダー内で燃焼させるようになっている。このようなエンジンは、燃料噴射装置から噴射された燃料と空気との混合状態がエンジンの性能に大きな影響を及ぼすことが知られており、特に、燃料噴射装置から噴射された燃料の微粒化がエンジンの性能を左右する重要な要素となることが知られている。
そこで、従来から、図22に示すように、燃料噴射装置100は、燃料噴射口101が形成された金属製のバルブボディ102に金属製のノズルプレート103を溶接し、燃料噴射口101から噴射された燃料をノズルプレート103に形成されたノズル孔104を介して吸気管内に噴射することにより、燃料の微粒化を促進するようになっている(特許文献1、2参照)。
特開平11−270438号公報 特開2011−144731号公報
しかしながら、従来の燃料噴射装置100は、溶接スパッタがノズルプレート103のノズル孔104に浸入し、ノズル孔104が溶接スパッタで塞がれるのを防止するため、マスキング治具を使用して溶接を行わなければならず、溶接を効率的に行うことが困難であった。その結果、従来の燃料噴射装置100は、製造工数が嵩み、製造コストの削減が困難であった。
そこで、本発明は、燃料噴射装置の製造工数を削減でき、燃料噴射装置の製造コストを削減できる燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造を提供する。
図1乃至図21に示すように、本発明は、燃料噴射装置1の燃料噴射口4から流出した燃料を微粒化して噴射するノズル孔7が形成された燃料噴射装置用ノズルプレート3の取付構造に関するものである。この発明において、前記燃料噴射口4が形成された金属製バルブボディ5は、合成樹脂材料で形成された前記燃料噴射装置用ノズルプレート3を収容するとともに、前記燃料噴射装置用ノズルプレート3の中心22と前記バルブボディ5の中心軸11とを芯合わせするノズルプレート収容部8と、前記ノズルプレート収容部8内に収容された前記燃料噴射装置用ノズルプレート3が突き当てられるノズルプレート支持部(先端面10)と、前記燃料噴射用ノズルプレート3を前記燃料噴射口4が形成された先端側に固定するかしめ部(かしめ用突起15、32、37、及びリング状突起41)と、を有している。また、前記燃料噴射装置用ノズルプレート3は、前記ノズル孔7が形成されたノズル孔形成部18と、前記かしめ部(かしめ用突起15、32、37、及びリング状突起41)が塑性変形されることによって前記バルブボディ5の先端側に弾性変形させられた状態でかしめ固定されるばね作用部16と、を有している。そして、前記ばね作用部16は、弾性変形させられた状態で前記かしめ部(かしめ用突起15、32、37、及びリング状突起41)によって前記バルブボディ5の先端側に固定されると、前記ノズル孔形成部18を前記バルブボディ5のノズルプレート支持部(先端面10)に常時押しつけるようになっている。
本発明によれば、燃料噴射装置用ノズルプレートは、バルブボディのかしめ部を塑性変形させることにより、バルブボディの先端側に固定される。したがって、本発明は、金属製のノズルプレートを金属製のバルブボディの先端に溶接固定する従来例に比較し、燃料噴射装置の製造工数を削減でき、燃料噴射装置の製造コストを削減できる。
また、本発明によれば、燃料噴射装置用ノズルプレートは、バルブボディのかしめ部によって弾性変形させられた状態でバルブボディの先端側に固定されるばね作用部を有し、このばね作用部の弾性力でバルブボディのノズルプレート支持部に常時押しつけられるようになっている。したがって、本発明は、燃料噴射装置用ノズルプレートとバルブボディの製造誤差をばね作用部の弾性変形によって吸収できると共に、燃料噴射装置用ノズルプレートとバルブボディの熱膨張差をばね作用部の弾性変形によって吸収でき、燃料噴射装置用ノズルプレートをバルブボディの先端側に確実に固定することができる。
燃料噴射装置1の使用状態を模式的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図である。図2(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図2(b)が図2(a)の矢印C1で示す方向から見た燃料噴射装置の先端側側面図であり、図2(c)が図2(a)のA1−A1線に沿って切断して示す燃料噴射装置の先端側断面図であり、図2(d)が図2(c)のD1部の拡大図である。 本発明の第1実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図3(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図3(b)が図3(a)の矢印C2で示す方向から見たバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す側面図であり、図3(c)が図3(a)のA2−A2線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るバルブボディを示す図である。図4(a)がバルブボディの正面図であり、図4(b)が図4(a)の矢印C3で示す方向から見たバルブボディの側面図であり、図4(c)が図4(a)のA3−A3線に沿って部分的に破断して示すバルブボディの側面図である。 本発明の第1実施形態に係るノズルプレートを示す図である。図5(a)がノズルプレートの正面図であり、図5(b)が図5(a)の矢印C4で示す方向から見たノズルプレートの側面図であり、図5(c)が図5(a)のA4−A4線に沿って切断して示すノズルプレートの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図である。図6(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図6(b)が図6(a)に示したバルブボディを矢印C5方向から見た側面図であり、図6(c)が図6(a)のA5−A5線に沿って部分的に破断して示す側面図であり、図6(d)が図6(c)のD2部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図7(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図7(b)が図7(a)の矢印C6で示す方向から見たバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す側面図であり、図7(c)が図7(a)のA6−A6線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図である。図8(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図8(b)が図8(a)のA7−A7線に沿って部分的に破断して示す燃料噴射装置の先端側側面図であり、図8(c)が図8(b)のD3部の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図9(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図9(b)が図9(a)のA8−A8線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係るバルブボディを示す図である。図10(a)がバルブボディの正面図であり、図10(b)が図10(a)のA9−A9線に沿って部分的に破断して示すバルブボディの側面図である。 本発明の第3実施形態に係るノズルプレートを示す図である。図11(a)がノズルプレートの正面図であり、図11(b)がノズルプレートの側面図であり、図11(c)が図11(a)のA10−A10線に沿って切断して示すノズルプレートの断面図である。 本発明の第4実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図であり、第3実施形態の変形例を示す図である。図12(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図12(b)が図12(a)のA11−A11線に沿って部分的に破断して示す燃料噴射装置の先端側側面図であり、図12(c)が図12(b)のD4部の拡大図である。 本発明の第5実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を示す図であり、第3実施形態の変形例を示す図である。図13(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図13(b)が図13(a)のA12−A12線に沿って部分的に破断して示す燃料噴射装置の先端側側面図であり、図13(c)が図13(b)のD5部の拡大図である。 本発明の第5実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図14(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図14(b)が図14(a)のA13−A13線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係るバルブボディを示す図である。図15(a)がバルブボディの正面図であり、図15(b)が図15(a)のA14−A14線に沿って部分的に破断して示すバルブボディの側面図である。 本発明の第5実施形態に係るノズルプレートを示す図である。図16(a)がノズルプレートの正面図であり、図16(b)がノズルプレートの側面図であり、図16(c)が図16(a)のA15−A15線に沿って切断して示すノズルプレートの断面図である。 本発明の第6実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図17(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図17(b)が図17(a)のA16−A16線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第6実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図であり、第3実施形態の変形例を示す図である。図18(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図18(b)が図18(a)のA17−A17線に沿って部分的に破断して示す燃料噴射装置の先端側側面図であり、図18(c)が図18(b)のD6部の拡大図である。 本発明の第7実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図であり、第6実施形態の変形例を示す図である。図19(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図19(b)が図19(a)のA18−A18線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第8実施形態に係るノズルプレートとバルブボディとの関係を示す図であり、ノズルプレートをバルブボディにかしめ固定する前の状態を示す図である。図20(a)がバルブボディの先端側とノズルプレートとの関係を示す正面図であり、図20(b)が図20(a)のA19−A19線に沿って部分的に破断して示す側面図である。 本発明の第8実施形態に係るノズルプレートの取付構造を示す図であり、第6実施形態の変形例を示す図である。図21(a)が燃料噴射装置の先端側正面図であり、図21(b)が図21(a)のA20−A20線に沿って部分的に破断して示す燃料噴射装置の先端側側面図であり、図21(c)が図21(b)のD7部の拡大図である。 従来のノズルプレートの取付構造を示す燃料噴射装置の先端側断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。
[第1実施形態]
(燃料噴射装置)
図1は、燃料噴射装置1の使用状態を模式的に示す図である(図2参照)。この図1に示すように、ポート噴射方式の燃料噴射装置1は、エンジンの吸気管2の途中に設置され、燃料を吸気管2内に噴射して、吸気管2に導入された空気と燃料とを混合し、可燃混合気を形成するようになっている。
図2は、燃料噴射装置用ノズルプレート3(以下、ノズルプレートと略称する)が取り付けられた燃料噴射装置1の先端側を示す図である。
図2に示すように、燃料噴射装置1は、燃料噴射口4が形成された金属製バルブボディ5の先端側に合成樹脂材料製のノズルプレート3が取り付けられている。この燃料噴射装置1は、図外のソレノイドによってニードルバルブ6が開閉されるようになっており、ニードルバルブ6が開かれると、バルブボディ5内の燃料が燃料噴射口4から噴射され、燃料噴射口4から噴射された燃料がノズルプレート3のノズル孔7を通過して外部に噴射されるようになっている。なお、ノズルプレート3は、PPS、PEEK、POM、PA、PES、PEI、LCP等の合成樹脂材料を使用して射出成形される。
(ノズルプレートの取付構造)
以下、図2乃至図5に基づき、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を説明する。
図2乃至図4に示すように、バルブボディ5は、正面側から見た形状が円形状であり、先端側にノズルプレート3を収容するためのノズルプレート収容部8が形成されている。ノズルプレート収容部8は、バルブボディ5の先端面10の外周縁に沿って(バルブボディ5の中心軸11の周りに)等間隔で4カ所形成された円弧状壁12と、この隣り合う円弧状壁12,12間に形成された回り止め溝13と、を有している。
図3及び図4に示すように、円弧状壁12は、その径方向内方側にノズルプレート3のアーム部14を収容するようになっている。そして、この円弧状壁12は、バルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)からの突出高さがノズルプレート3の板厚よりも小さくなるように形成されている。また、各円弧状壁12には、かしめ用突起(かしめ部)15が回り止め溝側13の端部に一体に形成されている。
図3及び図4に示すように、かしめ用突起15は、バルブボディ5の先端面10からの突出高さがノズルプレート3の板厚よりも大きく、且つ、十分なかしめ代が生じるように円弧状壁12に一体に形成されている。また、図2に示すように、かしめ用突起15は、回り止め溝13側に折り曲げられる(塑性変形させられる)ことによって、回り止め溝13に係合されたノズルプレート3のばね作用部16の先端側をバルブボディ5の先端面10に向かって押しつけ、ノズルプレート3のばね作用部16を弾性変形(たわみ変形)させた状態でバルブボディ5の先端面10にかしめ固定する。この際、図2(d)に示すように、かしめ用突起15によってかしめ固定されたばね作用部16とバルブボディ5の先端面10との間には、隙間が生じるようになっている。そして、このノズルプレート3のばね作用部16の弾性変形により生じる押圧力は、ノズルプレート3のバルブボディ5への組み付け精度や使用環境における温度変化等を考慮しても、ノズルプレート3とバルブボディ5のシール性能(燃料がノズル孔形成部18の裏面17とバルブボディ5の先端面10との間から漏出するのを防ぐ性能)を確保することができる。
図4(a)に示すように、回り止め溝13は、バルブボディ5の中心軸11に直交する仮想平面をX−Y平面とすると、X軸方向に沿って一対形成されると共に、Y軸方向に沿って一対形成されており、ノズルプレート3の片持ち梁状のばね作用部16が係合されるようになっている。そして、X軸方向に沿って一対形成された回り止め溝13は、バルブボディ5の中心軸11に対して対称に位置するように形成されている。また、Y軸方向に沿って一対形成された回り止め溝13は、バルブボディ5の中心軸11に対して対称に位置するように形成されている。また、図3に示すように、回り止め溝13は、ノズルプレート3のばね作用部16が係合されると、ノズルプレート3がバルブボディ5の中心軸11の周りにずれ動くのを防止する(回り止めする)。
図2乃至図5に示すように、ノズルプレート3は、バルブボディ5の先端側に形成されたノズルプレート収容部8に収容される板状体であり、アーム部14及びノズル孔形成部18の裏面17がバルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)に当接するようになっている。このノズルプレート3は、ノズル孔7が複数形成されたノズル孔形成部18と、このノズル孔形成部18の周囲に等間隔で4箇所形成された片持ち梁状のばね作用部16と、これら隣り合うばね作用部16,16間に位置し且つノズル孔形成部18の周囲に等間隔で4箇所形成されたアーム部14と、を有している。
図5に示すように、ノズル孔形成部18は、ノズルプレート3がバルブボディ5のノズルプレート収容部8に収容された際に、バルブボディ5の燃料噴射口4に対向して位置するように形成されており、中央部にすり鉢状(逆円錐台状)の凹部20が形成されている(図2及び図3参照)。このノズル孔形成部18の凹部20の底壁21には、複数のノズル孔7が形成されている。ノズル孔7は、凹部20の中心22(ノズルプレート3の中心22)の周りに等間隔で複数形成されており、バルブボディ5の燃料噴射口4から噴射された燃料を微粒化するようになっている。なお、本実施形態において、ノズル孔7は、ノズル孔形成部18に等間隔で6箇所形成されているが、これに限られず、使用条件等に応じた必要な個数だけ形成される。また、ノズル孔7は、ノズル孔形成部18に等間隔で複数形成する態様に限定されるものではなく、ノズル孔形成部18に不等ピッチで複数形成するようにしてもよい。
図5に示すように、ばね作用部16は、平面視した形状が略矩形形状に形成されており、バルブボディ5の回り止め溝13に係合されるようになっている。このばね作用部16は、裏面23側がノズル孔形成部18及びアーム部14の裏面17よりも所定寸法(段差寸法)h分だけ引っ込んで位置するように、全体がノズル孔形成部18よりも薄肉に形成されている。また、このばね作用部16は、ノズル孔形成部18との接続部分に溝24が形成され、ノズル孔形成部18との接続部分が他部よりも薄肉になっている。このばね作用部16の溝24は、溝直角断面(図5(a)のA4−A4線に沿って切断した断面)の形状が円弧状であり、ばね作用部16の幅方向全域にわたって形成されている。このようなばね作用部16は、ノズル孔形成部18との薄肉化された接続部分(溝24が形成された部分)によって容易に撓み変形すると共に、全体が弾性変形できるようになっている。なお、ばね作用部16は、ノズルプレート3がバルブボディ5のノズルプレート収容部8に収容された状態において、径方向外方端がバルブボディ5の径方向外方側へ出っ張るようなことがない。
図5に示すように、アーム部14は、その径方向外方端25の形状がバルブボディ5の円弧状壁12の径方向内面26に倣うような円弧形状になっており、径方向外方端25の半径R1が円弧状壁12の径方向内面26の半径R2よりも僅かに小さな寸法に形成されている。このようなアーム部14は、ノズルプレート3の中心22の周りに等間隔で4箇所形成されているため、ノズルプレート3がバルブボディ5のノズルプレート収容部8に収容されると、バルブボディ5の円弧状壁12によって径方向へのずれ動きが防止され、ノズルプレート3の中心22とバルブボディ5の中心軸11とを芯合わせするようになっている。なお、アーム部14は、両側面が切り込み溝27によって隣り合うばね作用部16の側面から離されている。そのため、ばね作用部16は、ノズル孔形成部18に片持ち梁状に支持された状態で独立して撓み変形(弾性変形)する。
以上のように形作られたノズルプレート3は、ばね作用部16が回り止め溝13に係合され、アーム部14がバルブボディ5の円弧状壁12の径方向内面12側に係合されることにより、バルブボディ5のノズルプレート収容部8に位置決めされた状態(バルブボディ5に対して回り止めされ、且つ、中心22がバルブボディ5の中心軸11に芯合わせされた状態)で収容される(図3乃至図5参照)。次に、バルブボディ5のかしめ用突起15が図示しないかしめ工具によって回り止め溝13側へ折り曲げられる(塑性変形させられる)ことにより、ノズルプレート3のばね作用部16がノズル孔形成部18との接続部分から片持ち梁状に撓み変形(弾性変形)させられ、ばね作用部16の先端側がバルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)に向けて押された状態で固定される(図2参照)。この際、ばね作用部16は、アーム部14及びノズル孔形成部18の裏面17とばね作用部16の裏面23との段差寸法hよりも少なく弾性変形させられ、バルブボディ5の先端面10との間に隙間が生じるようにかしめ固定される。その結果、アーム部14及びノズル孔形成部18の裏面17は、ばね作用部16の弾性力によってバルブボディ5の先端面10に押しつけられる。なお、本実施形態において、ばね作用部16及びアーム部14は、ノズル孔形成部18の周囲にそれぞれ4箇所形成するようになっているが、これに限られず、それぞれ2箇所以上形成される。また、複数のばね作用部16のうち、一つのばね作用部16の幅寸法を他のばね作用部16の幅寸法と異なる寸法とし、その一つのばね作用部16と僅かな隙間で係合する回り止め溝13をバルブボディ5に形成することにより、ノズルプレート3とバルブボディ5の組み付け時における回転方向の組み付けの誤りが生じるのを防止することができる。また、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、かしめ用突起15によって固定されたばね作用部16とバルブボディ5の先端面10との間に隙間が生じる態様を例示したが(図2(d)参照)、これに限られず、ノズルプレート3とバルブボディ5の組み付け精度や使用環境における温度変化の影響(ノズルプレート3とバルブボディ5の熱膨張差に起因する影響)等をばね作用部16の弾性変形で吸収でき、ノズル孔形成部18の裏面17をばね作用部16の弾性力でバルブボディ5の先端面10に押し付けることができて、燃料がノズル孔形成部18の裏面17とバルブボディ5の先端面10の間から漏出するのを防止することができる限り、ばね作用部16の先端側をかしめ用突起15とバルブボディ5の先端面10に接触させてもよい。
(第1実施形態の効果)
以上のような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート3は、バルブボディ5のかしめ用突起15を塑性変形させることにより、バルブボディ5の先端側に固定される。したがって、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、金属製のノズルプレートを金属製のバルブボディの先端に溶接固定する従来例に比較し、燃料噴射装置1の製造工数を削減でき、燃料噴射装置1の製造コストを削減できる。
また、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート3は、ばね作用部16が弾性変形させられた状態でバルブボディ5の先端側にかしめ固定されるため、アーム部14及びノズル孔形成部18の裏面17がばね作用部16の弾性力によってバルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)に常時押しつけられるようになっている。したがって、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、ノズルプレート3とバルブボディ5の製造誤差をばね作用部16の弾性変形によって吸収できると共に、ノズルプレート3とバルブボディ5の熱膨張差をばね作用部16の弾性変形によって吸収でき、ノズルプレート3をバルブボディ5の先端側に確実に固定することができる。
[第2実施形態]
図6乃至図7は、本発明の第2実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を示す図であり、第1実施形態の変形例を示す図である。
図6乃至図7に示す本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、ノズルプレート3のばね作用部16の形状が第1実施形態に係るばね作用部16の形状と相違するが、他の構成が第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様である。
すなわち、本実施形態において、ノズルプレート3のばね作用部16は、両側面28,28の上部を面取りするようにかしめ用傾斜面30が形成されており、図示しないかしめ工具によって塑性変形させられたかしめ用突起15がかしめ用傾斜面30を押圧するようになっている。
本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造による効果と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
図8乃至図11は、本発明の第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を示す図である。
図8乃至図10に示すように、本実施形態において、バルブボディ5は、ノズルプレート収容部8としてのリング状突起31が先端面10の径方向外方側端縁に沿って円環状に形成されており、リング状突起31の先端面31aの周方向3箇所にかしめ用突起32(かしめ部)が一体に形成されている。かしめ用突起32は、リング状突起31の先端面31aに等間隔で3箇所形成されている。
図8乃至図11に示すように、ノズルプレート3は、ばね作用部16がノズル孔形成部18の外周側に等間隔で3箇所形成されており、ばね作用部16がかしめ用突起32に一対一で対応して位置するようになっている。また、ノズルプレート3は、アーム部14がノズル孔形成部18の外周側に等間隔で3箇所形成されており、アーム部14が隣り合うばね作用部16,16間に位置するように配置されている。アーム部14は、径方向外方端縁25がバルブボディ5のリング状突起31の内周面33に僅かな隙間をもって嵌合される円弧形状に形作られており、ノズルプレート3の中心22とバルブボディ5の中心軸11とを芯合わせするようになっている。また、ばね作用部16は、径方向外方端16a(先端)の形状がリング状突起31の内周面33に倣うような円弧形状に形作られ、その径方向外方端16aがリング状突起31の内周面33との間に十分な隙間(ばね作用部16の弾性変形及び熱膨張等に伴う変形を吸収し得る程度の隙間)が生じるように形成されている。なお、このばね作用部16は、第1実施形態のばね作用部16と同様に、ノズル孔形成部18との接続部分に溝24が形成され、ノズル孔形成部18との接続部分が変形し易いように薄肉化されている。また、ばね作用部16は、両側の切り込み溝27によって隣り合うアーム部14,14から離されており、単独で撓み変形(弾性変形)できるようになっている。
以上のように構成されたノズルプレート3は、バルブボディ5の先端側のノズルプレート収容部8内に収容され、ばね作用部16がかしめ用突起32と一対一で対応するように位置調整された後(図9参照)、バルブボディ5のかしめ用突起32が図示しないかしめ工具によってバルブボディ5の径方向内方側に折り曲げられる(塑性変形される)と、ばね作用部16が塑性変形させられたかしめ用突起32によって撓み変形させられ(弾性変形させられ)、ばね作用部16の先端側がバルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)に向けて押された状態で固定される(図8参照)。この際、ばね作用部16は、その裏面23とノズル孔形成部18の裏面17との段差寸法hよりも少なく弾性変形させられ、バルブボディ5の先端面10との間に隙間が生じるように固定されている(図8(c)、図9(b)参照)。そして、ノズルプレート3は、ばね作用部16の弾性力によってバルブボディ5の先端面10に常時押しつけられ、バルブボディ5の先端側に確実に固定される。
以上のような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様の効果を得ることができる。
[第4実施形態]
図12は、本発明の第4実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を示す図であり、第3実施形態の変形例を示す図である。
図12に示すように、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、3箇所のアーム部14のうち、1箇所のアーム部14の径方向外方側端(先端)25に回り止め突起34を突出形成し、この回り止め突起34に係合する回り止め溝35をリング状突起31に形成している点を除き、他の構成が第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様である。
このような構成の本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート3をバルブボディ5に対して正確に且つ簡単に位置決めした状態でバルブボディ5の先端側にかしめ固定することができる。
このような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様の効果を得ることができる。
[第5実施形態]
図13乃至図16は、本発明の第5実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を説明するための図であり、第3実施形態の変形例を示す図である。
図13乃至図16に示す本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、ノズルプレート3のばね作用部16の形状が第3実施形態に係るばね作用部16の形状と相違し、バルブボディ5のノズルプレート収容部8の形状が第3実施形態に係るノズルプレート収容部8の形状と相違するが、他の構成が第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様である。
すなわち、本実施形態において、ノズルプレート3のばね作用部16は、径方向外方端(先端)16aの上部を面取りするようにかしめ用傾斜面36が形成されており、バルブボディ5のかしめ用突起(かしめ部)37が図示しないかしめ工具によって塑性変形させられると、かしめ用傾斜面36が塑性変形させられたかしめ用突起37によってバルブボディ5の先端面10(ノズルプレート支持部)に向けて押され、全体が撓み変形(弾性変形)して、バルブボディ5の先端面10との間に隙間が生じるようになっている(図13(c)参照)。
また、本実施形態において、バルブボディ5は、ノズルプレート3のアーム部14の径方向外方端25に僅かな隙間で係合する円弧状壁38がノズルプレート3のアーム部14に対応して3箇所形成されている。そして、かしめ用突起37は、隣り合う円弧状壁38,38の間にスリット40を介して形成されている。かしめ用突起37は、ノズルプレート3の3箇所のばね作用部16に対応して等間隔で3箇所形成され、円弧状壁38と分離された状態であるため、根本近傍(バルブボディ5の先端面10近傍)から折り曲げることができ、ノズルプレート3のかしめ用傾斜面36を確実に押圧することができる。
本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造による効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造において、第4実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様に、ノズルプレート3のアーム部14の径方向外方端(先端)25に回り止め突起34を形成し、この回り止め突起34に係合する回り止め溝35をバルブボディ5の円弧状壁38に形成してもよい(図12参照)。
[第6実施形態]
図17及び図18は、本発明の第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を説明するための図であり、第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造の変形例を示すものである。なお、本実施形態の説明は、第3実施形態の説明と重複する説明を省略する。
図17に示すように、ノズルプレート3をバルブボディ5にかしめ固定する前の状態において、ノズルプレート収容部8であるリング状突起41の突出高さ(バルブボディ5の先端面10からリング状突起41の先端面41aまでの高さ)がかしめ代を含めた寸法になっており、ノズルプレート3の板厚寸法よりも十分に大きな突出高さになっている。
また、図17に示すように、ノズルプレート収容部8内にノズルプレート3を収容し、リング状突起41の先端側の全周が径方向内方側に倒し込むようにかしめられることにより、ノズルプレート3のばね作用部16がバルブボディ5の先端面10とばね作用部16の裏面23との段差寸法hよりも少なく撓み変形(弾性変形)させられた状態でバルブボディ5に固定される(図17(b)、図18(c)参照)。すなわち、本実施形態において、リング状突起41は、先端側の塑性変形させられる部分がかしめ用突起(かしめ部)として利用される。
また、図17及び図18に示すように、ノズルプレート3は、アーム部14の径方向外方側にかしめ逃がし溝42が形成されている。これにより、ノズルプレート3は、主にばね作用部16がリング状突起(かしめ用突起)41によって弾性変形させられた状態でバルブボディ5にかしめ固定される。すなわち、本実施形態において、ノズルプレート3のばね作用部16は、リング状突起(かしめ用突起)41によって確実にバルブボディ5に固定される。
以上のような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、第3実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によって得られる効果と同様の効果を得ることができる。
[第7実施形態]
図19は、本発明の第7実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を説明するための図であり、第6実施形態の変形例を示す図である。
図19に示すように、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、3箇所のアーム部14のうち、1箇所のアーム部14の径方向外方端(先端)25に回り止め突起43を突出形成し、この回り止め突起43に係合する回り止め溝44をリング状突起41に形成している点を除き、他の構成が第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様である。
このような構成の本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート3をバルブボディ5に対して正確に且つ簡単に位置決めした状態でバルブボディ5の先端側にかしめ固定することができる。
このような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様の効果を得ることができる。
[第8実施形態]
図20及び図21は、本発明の第8実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を説明するための図であり、第6実施形態の変形例を示す図である。
図20及び図21に示すように、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造において、ノズルプレート3の形状が第6実施形態に係るノズルプレート3の形状と相違するが、他の構成が第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と共通する。すなわち、本実施形態において、ノズルプレート3は、ばね作用部16がノズル孔形成部18の周囲に等間隔で6箇所形成されており、アーム部14が形成されていない(図17及び図18参照)。
本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、リング状突起(かしめ用突起)41が図示しないかしめ工具によって径方向内方側へ倒されるように塑性変形させられると、6箇所のばね作用部16がリング状突起41によって弾性変形させられた状態でバルブボディ5の先端面10に固定されるため、ノズルプレート3のノズル孔形成部18がバルブボディ5の先端面10に押しつけられる力は第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造よりも大きくなる。
このような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、第6実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様の効果を得ることができる。
1……燃料噴射装置、3……ノズルプレート(燃料噴射装置用ノズルプレート)、4……燃料噴射口、5……バルブボディ、7……ノズル孔、8……ノズルプレート収容部、10……先端面(ノズルプレート支持部)、11……中心軸、15,32,37……かしめ用突起(かしめ部)、16……ばね作用部、18……ノズル孔形成部、22……中心、41……リング状突起(かしめ部)

Claims (6)

  1. 燃料噴射装置の燃料噴射口から流出した燃料を微粒化して噴射するノズル孔が形成された燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造において、
    前記燃料噴射口が形成された金属製バルブボディは、合成樹脂材料で形成された前記燃料噴射装置用ノズルプレートを収容するとともに、前記燃料噴射装置用ノズルプレートの中心と前記バルブボディの中心軸とを芯合わせするノズルプレート収容部と、前記ノズルプレート収容部内に収容された前記燃料噴射装置用ノズルプレートが突き当てられるノズルプレート支持部と、前記燃料噴射用ノズルプレートを前記燃料噴射口が形成された先端側に固定するかしめ部と、を有しており、
    前記燃料噴射装置用ノズルプレートは、前記ノズル孔が形成されたノズル孔形成部と、前記かしめ部が塑性変形されることによって前記バルブボディの先端側に弾性変形させられた状態でかしめ固定されるばね作用部と、を有し、
    前記ばね作用部は、弾性変形させられた状態で前記かしめ部によって前記バルブボディの先端側に固定されると、前記ノズル孔形成部を前記バルブボディのノズルプレート支持部に常時押しつけるようになっている、
    ことを特徴とする燃料噴射用ノズルプレートの取付構造。
  2. 前記ばね作用部は、前記ノズル孔形成部の周囲に複数形成され、
    前記かしめ部は、前記ばね作用部に対応して複数形成された、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。
  3. 前記ばね作用部は、前記ノズル孔形成部の周囲に複数形成され、
    前記ノズルプレート収容部は、前記燃料噴射装置用ノズルプレートを取り囲むように形成され、前記かしめ部を少なくとも一部に有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。
  4. 前記燃料噴射装置用ノズルプレートは、前記ばね作用部の一部分が前記ノズルプレート収容部を部分的に切り欠くようにして形成された回り止め溝に係合され、前記バルブボディの中心軸の回りに回り止めされた状態で位置決め固定されるようになっている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。
  5. 前記燃料噴射装置用ノズルプレートは、前記ノズルプレート収容部を部分的に切り欠くようにして形成された回り止め溝に係合される回り止め突起が形成され、前記回り止め突起が前記回り止め溝に係合されることによって、前記バルブボディの中心軸の回りに回り止めされた状態で位置決め固定されるようになっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。
  6. 前記ばね作用部は、塑性変形させられた前記かしめ部に押圧される傾斜面を有し、前記傾斜面に作用する斜面分力で前記ノズルプレート支持部に押しつけられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。
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