JP6143198B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置を有する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、画像形成時に各種駆動部の駆動音やポリゴンミラーが回転するときの音などが発生する。画像形成時に発生する音を吸音することが可能な構成として、特許文献1及び2には、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置を有する画像形成装置が記載されている。
ヘルムホルツ共鳴器は、ある程度の容積を持った空洞部と、この空洞部と外部とを連通する連通部とによって形成される。そして、空洞部の体積を「V」、連通部の開口面積を「S」、連通部の連通方向の長さを「H」とし、音速を「c」とすると、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置によって吸音される音の周波数「f」は、以下の(1)式によって求められる。
Figure 0006143198
(Δr:開口端補正)
画像形成装置では、トナーボトルやプロセスカートリッジ等の消耗品を使用者が交換するときに交換対象の消耗品を露出させるように、装置本体に対して開閉自在な外装開閉カバーを備えるものがある。このような外装開閉カバーは、画像形成装置の側面のうち、画像形成装置の操作部を操作する使用者と向かい合う側面に設けられていることが多い。そして、使用者と向かい合う側面から装置内部の音が漏れ出ると、使用者に不快感を与える騒音となり易い。
また、画像形成装置の外装開閉カバーとしては、特許文献1には二枚の扉が左右に開く観音開きタイプの開閉カバーが記載されている。しかし、近年の画像形成装置では、外装開閉カバーとして、閉鎖状態から下部側に設けられた回動軸を中心に手前側に倒れるように回転することで開放状態となる縦開きの開閉カバーが多く用いられている。このような縦開きの外装開閉カバーは、開放作業中に作業者が外装開閉カバーから手を離してもその自重によって開放状態になるように回転することができる。しかし、自重によって回転した後、開放状態となる位置で急に停止するため、外装開閉カバーに衝撃が加わり、破損するおそれがある。このため、特許文献1に記載のような観音開き型の開閉カバーよりも外装開閉カバーの強度が求められる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、以下の通りである。すなわち、下部側に設けられた回動軸を中心に回転する縦開きの外装開閉カバーの強度の向上を図りつつ、画像形成装置における外装開閉カバーを設けた面から音が漏れ出ることを抑制することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置と、装置本体に対して開閉自在な外装開閉カバーと、を有する画像形成装置において、上記外装開閉カバーは、閉鎖状態から下端部側に設けられた回動軸を中心に手前側に倒れるように回転することで開放状態となる縦開きの開閉カバーであり、少なくともその一部が複数枚の板状部材を重ねた多重構造であり、この多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間を上記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部として上記吸音装置を形成し、上記外装開閉カバーを開放した状態で装置本体に対して着脱する着脱部品を備え、着脱動作の際に該着脱部品が通過する空間を避けるように、上記多重構造を構成する二枚の板状部材のうちの内側の板状部材に、外側の板状部材との距離を狭めた退避部を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、下部側に設けられた回動軸を中心に回転する縦開きの外装開閉カバーの強度の向上を図りつつ、画像形成装置における外装開閉カバーを設けた面から音が漏れ出ることを抑制することができるという優れた効果がある。
実施例1の複写機の前面開閉カバーを開放した状態の斜視説明図。 本発明の一実施形態に係る複写機の概略構成図。 同複写機における感光体近傍の概略構成図。 同複写機の斜視説明図。 同複写機の前面開閉カバーを開放した状態の斜視説明図。 ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置の模式図。 実施例1の複写機の前面開閉カバーの断面説明図。 実施例1の複写機の位置決めピンと位置決め穴との近傍の拡大斜視図。 リブを開閉カバー内壁部材側に設けた前面開閉カバーの断面説明図。 実施例2の複写機の前面開閉カバーを開放した状態の前面開閉カバー近傍の拡大斜視説明図。 図10に示す前面開閉カバーから開閉カバー内壁部材を取り外した状態の斜視説明図。 図11に示す前面開閉カバーの空洞部形成リブが設けられた部分の拡大斜視図。 図10に示す状態から廃トナーボトルを引き出した状態の複写機の斜視説明図。 図13に示す状態を複写機の左側から見た側方断面図。 実施例2の前面開閉カバーにおける開閉カバー内壁部材を設けた位置の拡大斜視図。 退避部の上面に廃トナーボトルを案内する形状を設けた一例の概略断面図。 退避部の上面に廃トナーボトルを案内する形状を設けた他の例の概略断面図。 開放角度が異なる二種類の複写機を模式的に示した側面図、(a)は開放角度が90[°]よりも大きい場合の説明図、(b)は開放角度が90[°]よりも小さい場合の説明図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式の複写機(以下、単に「複写機500」という。)の一実施形態について説明する。本実施形態では、複写機500として、モノクロ画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、公知のカラー画像形成装置についても同様に適用することができる。
まず、複写機500の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る複写機500全体の概略構成図である。図2において、複写機500の複写機本体100の上に画像読取装置200が取り付けられ、複写機本体100は記録紙バンク300上に載置されている。画像読取装置200の上には、背面側(図中紙面奥側)を支点にして回動自在に構成された自動原稿搬送装置400が取り付けられている。
複写機本体100の内部には、潜像担持体としてドラム状の感光体10が設けられている。図3は、感光体10の近傍を拡大した概略構成図である。感光体10の周りには図3に示すように、除電ランプ9、帯電ローラを用いた帯電装置11、現像装置12、転写ユニット13、感光体クリーニングブレード8を有したクリーニング装置14が配置されている。現像装置12は、トナーとして、重合法により製造した重合トナーを用い、その重合トナーを現像剤担持体としての現像ローラ121を用いて感光体10上の静電潜像に付着させて、これを可視像化する。
転写ユニット13は、第一ベルト張架ローラ15及び第二ベルト張架ローラ16との二つのローラ部材に掛け回された転写ベルト17を備えており、この転写ベルト17は、転写位置Bで感光体10の周面に押し当てられている。
記録紙Pが分離した後の転写ベルト17上に残った残留トナーや紙粉等の異物は、転写ベルトクリーニング部Cに設けられ、転写ベルト17を介して第一ベルト張架ローラ15に当接するクリーニングブレード18によって掻き落とされる。
また、複写機本体100には、帯電装置11及びクリーニング装置14の図中左側に、現像装置12に新しいトナーを補給するトナー補給装置20が設けられている。
さらに複写機本体100には、記録紙バンク300の記録紙カセット61から送り出された記録紙Pを、転写位置Bを経て排出スタック部39まで搬送する記録紙搬送装置60が設けられている。この記録紙搬送装置60は、供給路R1または手差し供給路R2、及び、記録紙搬送路Rに沿って、記録紙Pを搬送する。記録紙搬送路R上には、転写位置Bに対して記録紙搬送方向の上流側にレジストローラ対21が設けられている。
一方、転写位置Bに対して記録紙搬送路Rの記録紙搬送方向下流側には、熱定着装置22が設けられている。この熱定着装置22には、加熱部材である加熱ローラ30と加圧部材である加圧ローラ32との間に記録紙Pを挟み込んで加熱加圧定着を行う。
熱定着装置22の更に記録紙搬送方向下流側には、排出分岐爪34、排出ローラ35、第一加圧ローラ36、第二加圧ローラ37及びコシ付ローラ38が設けられている。また、熱定着装置22を経た画像形成済みの記録紙Pをスタックする排出スタック部39も設けてられている。
また、複写機本体100には、図中右側に、スイッチバック装置42が設けられている。このスイッチバック装置42は、記録紙搬送路Rの排出分岐爪34が配置された位置から分岐した反転路R3と、この反転路R3を通ってきた記録紙Pを再び記録紙搬送路Rのレジストローラ対21の位置まで導く再搬送路R4とに沿って記録紙Pを搬送する。反転路R3にはスイッチバックローラ対43が設けられており、再搬送路R4には、複数の記録紙搬送ローラ対66が設けられている。
図2に示すように、複写機本体100には、現像装置12の図中左側に、レーザー書込装置47が設けられている。このレーザー書込装置47は、レーザー光源、走査用の回転多面鏡であるポリゴンミラー48、ポリゴンモータ49、及び、fθレンズ等の走査光学系を備えている。
また、画像読取装置200は、光源53、複数のミラー54、結像用光学レンズ55及びCCDイメージセンサなどのイメージセンサ56等を備えており、その上面にはコンタクトガラス57が設けられている。
また、自動原稿搬送装置400には、原稿セット台が設けられており、原稿の排出位置には、原稿スタック台が設けられている。自動原稿搬送装置400は、複数の原稿搬送ローラを備えており、この原稿搬送ローラによって、原稿は、原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送される。
記録紙バンク300には、内部に、記録材である紙やOHPフィルム等の記録紙Pを収納する記録紙カセット61が複数重ねて設けられている。各記録紙カセット61には、それぞれ呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。記録紙カセット61の図中右側には、複写機本体100の記録紙搬送路Rへと通じる上述した供給路R1が形成されている。この供給路R1にも、記録紙Pを搬送するいくつかの記録紙搬送ローラ対66が設けられている。
複写機本体100には、図2中の右側に、手差し給紙部68が設けられている。この手差し給紙部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられており、その手差しトレイ67上にセットした記録紙Pを記録紙搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2が形成されている。この手差し給紙部68にも、記録紙カセット61と同様に、呼出ローラ62、供給ローラ63及び分離ローラ64が設けられている。
次に、複写機500の動作について説明する。
複写機500を用いてコピーをとるとき、まず、メインスイッチを「オン」にするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。
その後、スタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、その原稿を原稿搬送ローラにより原稿搬送路を通してコンタクトガラス57上へと移動させてから画像読取装置200を駆動する。そして、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。
一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置200を駆動して原稿内容を読み取る。
原稿内容を読み取る際、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動させながら、その光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面に照射する。そして、その反射光を複数のミラー54で結像用光学レンズ55まで案内してイメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
複写機500では、原稿内容の読み取りと同時に、感光体駆動モータによって感光体10を回転させる。そして、まず、帯電装置11により感光体10の表面を例えば−1000[V]前後に一様に帯電する。次いで上述の画像読取装置200で読み取った原稿内容に応じてレーザー書込装置47から感光体10にレーザー光を照射してレーザー書込みを行い、感光体10の表面に静電潜像を形成する。レーザー光が照射された部分(潜像部)の表面電位は例えば0[V]〜−200[V]となる。その後、その静電潜像に現像装置12でトナーを付着させてこれを可視像化する。
複写機500では、スタートスイッチを押したと同時に、記録紙バンク300が備える複数の記録紙カセット61のうち選択サイズに対応するものから、呼出ローラ62により記録紙Pを送り出す。そして、送り出された記録紙Pを供給ローラ63及び分離ローラ64で一枚ずつ分離して、その一枚を供給路R1へ案内し、記録紙搬送ローラ対66で記録紙搬送路Rへと導く。記録紙搬送路Rへ搬送された記録紙Pは、レジストローラ対21に突き当たって止められる。
手差し給紙部68を使う場合、手差しトレイ67を開けてこれに記録紙Pをセットする。この場合も、手差しトレイ67上にセットされた記録紙Pは、呼出ローラ62、供給ローラ63及び分離ローラ64によって一枚だけ手差し供給路R2へ搬送され、記録紙搬送ローラ対66で記録紙搬送路Rへと導かれる。記録紙搬送路Rに導かれた記録紙Pは、レジストローラ対21に突き当たって止められる。
このようにして、レジストローラ対21に止められた記録紙Pは、上述した感光体10上の可視像化したトナー像の先端が、転写位置Bへ進入するタイミングに合わせて回転を開始するレジストローラ対21によって、転写位置Bへ送り込まれる。
転写位置Bへと送り込まれた記録紙Pは、転写ユニット13により感光体10上のトナー像が転写され、その表面にトナー像を担持する。転写後の感光体10は、その表面に残留した残留トナーがクリーニング装置14で除去され、除電ランプ9により感光体10上の残留電位も除去される。残留電位が除去されることで、表面電位が0[V]〜−150[V]の基準電位に平均化され、帯電装置11からはじまる次の画像形成に備える。
一方、トナー像を担持した記録紙Pは、転写ベルト17により搬送されて熱定着装置22に入る。そして、加熱ローラ30と加圧ローラ32との間を搬送されながら熱と圧力とが加えられて、記録紙P上のトナー像が定着する。その後、記録紙Pは、排出ローラ35、第一加圧ローラ36、第二加圧ローラ37及びコシ付ローラ38により、コシを付けられ、排出スタック部39上に排出され、そこにスタックされる。
記録紙Pの両面に画像を形成する場合には、排出分岐爪34を切り替え、記録紙Pの片面にトナー像を転写して定着した後、この記録紙Pを記録紙搬送路Rから反転路R3に入れる。反転路R3に入れた記録紙Pは、記録紙搬送ローラ対66で搬送してスイッチバック位置44へ入れた後、スイッチバックローラ対43でスイッチバックし、今度は再搬送路R4に入れ、記録紙搬送ローラ対66で再び記録紙搬送路Rに導く。そして、再搬送路R4を通過した記録紙Pの反対面にも上述と同様にしてトナー像を転写する。
図4は、自動原稿搬送装置400を取り外した状態の複写機500の斜視説明図であり、図5は、複写機500の前面開閉カバー101を開放した状態の斜視説明図である。図5は、自動原稿搬送装置400と画像読取装置200の内部の光学系とは取り外した状態である。複写機500には、外装カバーの一部である前面開閉カバー101が開閉可能に設けられており、トナーボトルの交換やメンテナンスの際に開放される。
また、前面開閉カバー101を開放することで、内装カバーである前面インナーカバー102が露出している。さらに、図5は、トナー補給装置20が備えるトナーボトルが抜かれた状態であり、前面インナーカバー102におけるトナーボトルが挿入される部分であるボトルセット穴20aが開口した状態となっている。また、複写機500における前面開閉カバー101の下方には記録紙カセット61を引き出すための取っ手部を備えた記録紙カセット外装カバー61aが配置されている。
画像形成装置等の電子機器には、駆動時に発生する音が周囲の人間に不快感を与える騒音となることがある。このような電子機器の騒音対策として特定の周波数の音を吸音するヘルムホルツ共鳴器を用いるものが知られている。
本実施形態の複写機500は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600を前面開閉カバー101に備えている。
図6は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600の模式図である。
図6に示すように、ヘルムホルツ共鳴器は、入り口が狭まった容器のような形状であり、ある程度の体積を有する空洞部601と、それよりも小さい連通部603とによって構成され、連通部603に入ってくる特定の周波数の音を吸音する。
空洞部601の体積を「V」、連通部603における開口部602の開口面積を「S」、連通部603の長さを「H」、音速を「c」とし、吸音装置600での吸音周波数を「f」とすると、以下の(1)式が成り立つ。
Figure 0006143198
(1)式における「Δr」は開口端補正であり、一般に連通部603の断面が円形のときの半径を「r」としたときに、「Δr=0.6r」を用いる。
(1)式に示すように、吸音装置600によって吸音する音の周波数は、空洞部601の体積V、連通部603の長さH及び連通部603の開口面積Sによって求めることができる。
複写機500では、各種ローラに回転駆動を伝達する駆動モータの駆動音や、各種ローラ等の移動部材の移動音、レーザー書込装置47のポリゴンミラー48の回転音等の様々な音が発生する。このような音が複写機500の外部に伝達し、周辺の人に不快感を与える騒音となることがある。このような騒音となり得る音のうち外部への伝達を抑制したい音の周波数に合わせて吸音装置600を形成することで、騒音となり得る音を吸音装置600で吸音することができる。
〔実施例1〕
次に、本発明を適用した複写機500の一つ目の実施例(以下、「実施例1」とよぶ)について説明する。
図1は、実施例1の複写機500の前面開閉カバー101を開放した状態の斜視説明図であり、図7は、実施例1の複写機500の前面開閉カバー101の断面説明図である。
図1及び図7に示すように、前面開閉カバー101は、その内側の面に連通部603が形成された開閉カバー内壁部材1010を組み付けた構造となっている。そして、前面開閉カバー101と開閉カバー内壁部材1010との二つの部材の間に複数の空洞部601を形成し、複数のヘルムホルツ共鳴器670を備える吸音装置600を形成している。図7に示すように、実施例1の吸音装置600は、前面開閉カバー101に形成されたリブ611の先端に板状の開閉カバー内壁部材1010の平面部分を突き当てる。これにより、前面開閉カバー101及び開閉カバー内壁部材1010の平面部分と、リブ611の側面とに囲まれた空洞部601が形成される。
図7に示すように、実施例1の吸音装置600は、開閉カバー内壁部材1010の連通部603に吸音キャップ部材630が設けられている。そして、空洞部601の連通部603が設けられた壁面を形成する開閉カバー内壁部材1010と、連通部603の開口面積や長さを決定する吸音キャップ部材630とを別部材としている。これにより、形状の異なる吸音キャップ部材630と取り替えることで、上記(1)式における連通部603の長さHや連通部603の開口面積Sの値を容易に変更することができ、安価で簡単に吸音周波数が変更できる。
複写機500の前面開閉カバー101は、その下端部がヒンジによって複写機500の本体に取り付けられ、手前に倒して開閉する「縦開きタイプ」の開閉カバーである。前面開閉カバー101は、図4に示す閉鎖状態から、上記ヒンジの回動軸を中心に手前側に倒れるように回転することで図5等に示す開放状態となる。また、前面開閉カバー101の上端部近傍には磁性体81が固定され、前面開閉カバー101を閉鎖したときに、この磁性体81と対向する複写機500本体側の位置には磁石80が設けられている。図4に示すように、前面開閉カバー101を閉鎖した状態では、複写機500本体側の磁石80が前面開閉カバー101の磁性体81を引き寄せることで複写機500本体に対する前面開閉カバー101の上端部の位置が固定され、閉鎖状態が保たれる。
図4に示すように、前面開閉カバー101の側端部には取っ手部1013が設けられている。そして、作業者が取っ手部1013を持って引き出すことで、前面開閉カバー101の磁性体81が磁石80から離間し、複写機500本体に対する前面開閉カバー101の上端の固定が解除される。上端の固定が解除された前面開閉カバー101は、作業者の引き出し動作、または、自重によって図1中の矢印αに示すようにヒンジを中心に回転し、開放状態となる。
前面開閉カバー101は下端部を中心に回転する縦開きタイプの開閉カバーであり、開放動作中に作業者が手を離すと、自重によって図1中の矢印αで示すように回転し、図1で示す開放状態で停止する。自重で回転した場合、前面開閉カバー101は開放状態となる位置で急に停止して衝撃が加るため、強度が不足していると破損するおそれがある。
特許文献1には、前面の開閉カバーを観音開きとするものが記載されている。観音開きの開閉カバーでは、開放動作中に作業者が手を離しても開閉カバーの自重によって開放する方向に回転しないため、開放動作の際に開閉カバーに衝撃が加わることはほとんどなく、縦開きタイプの開閉カバーほどの強度を必要としない。しかし、観音開きタイプの開閉カバーでは、カバーを構成する部材が二枚と、この二枚のそれぞれにヒンジが必要となり、部品点数の増加及びコストの上昇に繋がる。
一方、実施例1の前面開閉カバー101のように縦開きタイプの開閉カバーであれば、部品点数の増加及びコストの上昇を抑制することができる。
実施例1の複写機500の前面開閉カバー101は、開閉カバー内壁部材1010を組み付けた二枚の板状部材からなる二重構造となっている。一枚の板状部材である前面開閉カバー101を開閉カバー内壁部材1010が補強する構造であるため、前面開閉カバー101が一枚の樹脂製の部材のみからなる構成に比べて強度の向上を図ることができる。
これにより、前面開閉カバー101を開放するときに衝撃が加わったとしても、その衝撃によって前面開閉カバー101が破損することを抑制できる。
吸音装置600を形成する構造と、前面開閉カバー101の強度を向上させる構造とをそれぞれ独立して設けると、部品点数の増加や装置の大型化につながるおそれがある。これに対して、実施例1の複写機500では、前面開閉カバー101を補強する開閉カバー内壁部材1010を組み付けた構造で、二つの部材の間に形成される空間を空洞部601として吸音装置600を構成している。すなわち、前面開閉カバー101の強度を向上させる構造を用いて吸音装置600を形成している。これにより、騒音となり得る音を吸音する吸音装置600を備え、前面開閉カバー101の強度の向上を図ることできる構成で、部品点数の増加や装置の大型化を抑制できる。
図8は、図1に示す位置決めピン71と位置決め穴72との近傍の拡大斜視図である。図1及び図8に示すように、複写機500は、装置本体側に位置決めピン71を備え、開閉カバー内壁部材1010に位置決め穴72を備える。そして、前面開閉カバー101を閉めると、位置決め穴72に位置決めピン71が差し込まれ、複写機500本体に対する前面開閉カバー101の位置決めを行なう構成となっている。
ヘルムホルツ共鳴器では、一般的に吸音対象となる周波数の音の音源に近いほど、効率的に吸音することができる。また、音の反射等を考慮すると、音源からの距離に限らず、音源に対するヘルムホルツ共鳴器の連通部の位置によって、吸音効果が変化すると考えられる。
このため、音源に対する吸音装置600の位置をできるだけ吸音効果が高くなる位置に設定することが望ましい。
しかし、前面開閉カバー101のように装置本体に対して開閉可能な外装カバーは、ネジ等によって固定される外装カバーに比べて取り付けガタが大きく、駆動時の振動によって複写機500の装置本体に対する前面開閉カバー101の位置の変動が生じ易い。このため、実施例1のように前面開閉カバー101に吸音装置600を設けた構成では、設計上、音源に対する吸音装置600の位置をできるだけ吸音効果が高くなる位置に設定したとしても振動による位置の変動で、所望の吸音効果が得られなくなるおそれがある。
これに対して、実施例1の複写機500では図1及び図8に示すように、位置決め穴72と位置決めピン71とによって、複写機500本体に対する前面開閉カバー101の位置決めを行なう構成となっている。これにより、固定された外装カバーに比べてガタが大きい開閉可能な外装カバーに吸音装置600を設けた構成であっても、複写機500内外の振動によって前面開閉カバー101が振動して音源に対する吸音装置600の位置が変動することを抑制できる。吸音装置600の位置の変動を抑制することで、音源に対して吸音装置600を所望の位置で固定することが可能となり、所望の吸音効果を得ることが可能となる。
図7に示すように、実施例1の複写機500では、リブ611が、前面開閉カバー101の内側の平面部分に設けられ、その平面部分から開閉カバー内壁部材1010側に突き出すように形成されている。空洞部601の側面を形成するリブ611としては、図9に示すように、開閉カバー内壁部材1010側に設けられ、その平面部分から前面開閉カバー101側に突き出すように形成する構成としても良い。
〔実施例2〕
次に、本発明を適用した複写機500の二つ目の実施例(以下、「実施例2」とよぶ)について説明する。
図10は、実施例2の複写機500の前面開閉カバー101を開放した状態の前面開閉カバー101近傍の拡大斜視説明図である。また、図11は、図10に示す前面開閉カバー101から開閉カバー内壁部材1010を取り外した状態の斜視説明図である。
図1に示す実施例1の複写機500は、前面開閉カバー101の内側の面の全体を開閉カバー内壁部材1010によって覆う構成である。一方、実施例2の複写機500は、図10に示すように、前面開閉カバー101の内側の面の一部のみを開閉カバー内壁部材1010が覆う構成となっている。また、開閉カバー内壁部材1010は、前面開閉カバー101を開放したときに上面となる部分の高さが異なる退避部1010aと案内部1010bとを備える。
図11に示すように、ヘルムホルツ共鳴器の蓋となる開閉カバー内壁部材1010を上げると、前面開閉カバー101を補強するリブ611の一部がヘルムホルツ共鳴器の空洞部601の壁面を構成する空洞部形成リブ611aとなっている。前面開閉カバー101の一部をヘルムホルツ共鳴器の一部として用いることで、それぞれ独立した部材によって構成するよりも、省スペース化を図ることができる。
図12は、図11に示す前面開閉カバー101の空洞部形成リブ611aが設けられた部分の拡大斜視図である。図12に示すように、リブ611の一部である空洞部形成リブ611aはリブ611の他の部分よりも前面開閉カバー101の平面部分からの高さが高くなっており、ヘルムホルツ共鳴器の空洞部601の壁面を兼ねている。
図13は、図10に示す状態から着脱部品である廃トナーボトル70を引き出した状態の複写機500の斜視説明図であり、図14は、図13に示す状態を複写機500の左側から見た側方断面図である。
実施例2の複写機500は、前面開閉カバー101に直接ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600を設置でき省スペースになっている。
しかし、前面開閉カバー101は消耗品を交換するための各種ユニット等の着脱部品を着脱するときに開放するものである。このため、前面開閉カバー101の内側の面に吸音装置600を設けた構成では、前面開閉カバー101を開放して着脱部品を抜き差しするときに、吸音装置600と着脱部品とが干渉するおそれがある。
そのため、実施例2では、図10等に示すように、開閉カバー内壁部材1010の一部の高さを低くして、着脱部品である廃トナーボトル70を抜き差しするときに廃トナーボトル70が通過する領域を避けるようにした退避部1010aを設けている。
図14に示すように、実施例2の複写機500は、前面開閉カバー101を閉鎖した状態から開放した状態としたときの開放角度βは90[°]よりも少し大きい。このため、前面開閉カバー101を開放した状態では、図14に示すように、前面開閉カバー101の平面部分は水平となる位置よりも自由端側(閉鎖状態での上端側)が下がるように傾いた状態となる。
前面開閉カバー101を開放したときの前面開閉カバー101の平面部分から退避部1010aの上面までの高さは、前面開閉カバー101の根元側(自由端とは反対側のヒンジ側)ほど低くなっている。そして、前面開閉カバー101を開放したときには退避部1010aの上面は略水平となる。
退避部1010aを設けることで、開閉カバー内壁部材1010が廃トナーボトル70を抜き差しするときに廃トナーボトル70が通過する領域内に位置することがなくなり、吸音装置600と廃トナーボトル70とが干渉することを防止できる。
また、図10等に示すように、開閉カバー内壁部材1010は、退避部1010aとの境目に段差を形成し、前面開閉カバー101を開放したときの上面が前面開閉カバー101の平面部分と略平行となる案内部1010bを備える。退避部1010aと段差を形成する部分の案内部1010bの側面は、複写機500の前後方向(図14中の左右方向)に延在する面となっている。このような案内部1010bの側面の側面に廃トナーボトル70の側面をさせながら廃トナーボトル70を抜き差しすることで、複写機500の前後方向に沿って廃トナーボトル70を移動させることができる。このため、作業者が複写機500に対して廃トナーボトル70を抜き差しし易くなる。このように、案内部1010bは廃トナーボトル70の着脱時に、抜き差し方向をガイドする機能を備えている。
図15は、実施例2の複写機500の前面開閉カバー101における開閉カバー内壁部材1010を設けた位置の拡大斜視図である。図15に示すように、開閉カバー内壁部材1010を設けた部分よりも前面開閉カバー101の根元側に形成されたリブ611は、前面開閉カバー101の先端側ほど高くなる形状となっている。これにより、複写機500に装着された廃トナーボトル70を引き出す際に、リブ611の先端が廃トナーボトル70の下面を支持し、廃トナーボトル70の下面を開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aの上面まで案内することができる。
複写機500の前面開閉カバー101を閉鎖して図4の状態とすると、実施例2の吸音装置600は、感光体10と、現像装置12等の感光体10の周辺部材と対向する位置となる。そして、感光体10の回転音や現像装置12の駆動音等の外部に漏れ出ることで騒音となるおそれがある音を吸音する。
感光体10や現像装置12等の騒音となり得る音の音源の付近に吸音装置600を設ける構成で、開閉可能な外装カバーである前面開閉カバー101に吸音装置600を配置しようとすると、着脱部品の抜き差しを吸音装置600が阻害するおそれがある。
これに対して、実施例2の複写機500では、吸音装置600を形成する開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aを設けている。これにより、着脱時に廃トナーボトル70と吸音装置600とが干渉することを防止し、廃トナーボトル70の抜き差しを吸音装置600が阻害しない構成を実現することができる。
さらに、実施例2の複写機500が備える開閉カバー内壁部材1010では、退避部1010aに対して段差を設けて着脱部品である廃トナーボトル70の抜き差しを誘導する案内部1010bを設けている。これにより、作業者が廃トナーボトル70を着脱するときに、廃トナーボトル70の抜き差し動作が行い易くなる。
また、実施例2の複写機500では、前面開閉カバー101の一部のみが開閉カバー内壁部材1010を備えた二重構造となっているが、少なくともこの二重構造となった部分は前面開閉カバー101の強度を向上することができる。
また、実施例2の複写機500は、前面開閉カバー101が前に倒す縦開きタイプの開閉カバーであるからこそ、図13に示す着脱途中の状態で、着脱部品である廃トナーボトル70の下面を前面開閉カバー101で支持することができる。これにより、開閉カバーで着脱部品を支持することができない観音開きタイプの開閉カバーを備える画像形成装置に比べて、着脱部品の着脱作業時の作業性が向上する。
実施例1に記載の位置決めピン71と位置決め穴72とを備える構成は、実施例2にも適用可能である。
実施例2では、退避部1010aによって開閉カバー内壁部材1010が干渉を避ける着脱部品が廃トナーボトル70であったが着脱部品としてはこれに限るものではない。装着時には前面開閉カバー101によって覆われる部分の下端部に配置され、前面開閉カバー101を開放して着脱を行なう部品であればよい。
前面開閉カバー101を開放状態とすることで着脱が可能となる着脱部品と、前面開閉カバー101に設けられた吸音装置600との干渉を避ける方法としては、着脱部品の配置を前面開閉カバー101の根元よりも十分に高い位置に配置することが考えられる。
しかし、前面開閉カバー101を開放状態として着脱する着脱部品は、前面開閉カバー101によって覆われる範囲の下端部に配置された廃トナーボトル70等の着脱部品だけではない。感光体10を含む感光体ユニットや現像装置12等、前面開閉カバー101の根元よりも十分に高い位置に配置された着脱部品もある。このため、前面開閉カバー101によって覆われる範囲の下端部に配置された着脱部品を前面開閉カバー101の根元よりも十分に高い位置に配置するとそれよりも高い位置に配置される着脱部品の配置も高くする必要が生じる。その結果、前面開閉カバー101によって覆われる範囲が高さ方向に広くなり、複写機500の高さ方向への大型化に繋がり望ましくない。
また、着脱部品と、前面開閉カバー101に設けられた吸音装置600との干渉を避ける他の方法としては、90[°]よりも少し大きい程度の前面開閉カバー101の開放角度βを例えば120[°]等のより大きい角度とすることが考えられる。
しかし、前面開閉カバー101の開放角度βを大きくすると、前面開閉カバー101の下方に隣接する外装カバー(記録紙カセット外装カバー61a)と前面開閉カバー101との干渉を防ぐため、二つの外装カバーの隙間を広く確保する必要が生じる。この隙間を広くすると、前面開閉カバー101を閉鎖して使用するときの外観の悪化に繋がる。
これに対して、実施例2の複写機500では、前面開閉カバー101に設けられた吸音装置600を形成する開閉カバー内壁部材1010に退避部1010aを設け、着脱部品との干渉を防止している。また、開閉カバー内壁部材1010に案内部1010bを設け、前面開閉カバー101を開放したときに上面となる前面開閉カバー101の内側の面に着脱部品をガイドする形状を形成している。
着脱部品を装着する際に、前面開閉カバー101を開放することで画像形成装置の側面に開口した装着位置を狙って装着する場合、着脱部品を持ち上げながら上下左右の位置を合わせる必要があり、困難である。
前面開閉カバー101は、開放することにより複写機500本体に対して突き出した状態となる。そして、この開放状態の前面開閉カバー101において上面となる面にガイド形状を有する構成であれば、着脱部品を装着する際には、着脱部品を前面開閉カバー101に載せ、その後ガイド形状に沿うように着脱部品を挿入することで容易に装着できる。
図16は、実施例2の開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aの上面に廃トナーボトル70を案内する形状を設けた一例の概略断面図である。
図16に示す例では、開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aの上面にガイドリブ91を設け、廃トナーボトル70の下面にガイド溝92を設けている。
図16に示す例では、ヘルムホルツ共鳴器を形成する開閉カバー内壁部材1010の上面に段差を設けて、案内部1010bの側面で廃トナーボトル70の抜き差しのガイドを行なう構成に加えて、ガイドリブ91とガイド溝92とを備える。ガイドリブ91とガイド溝92とを係合させることで、廃トナーボトル70の抜き差しを行なう際には、ガイドリブ91及びガイド溝92の延在方向に沿って廃トナーボトル70の抜き差しを行なうことができる。
図16に示すように、着脱部品である廃トナーボトル70の側面を案内部1010bの側面に沿うようにガイドする構成に加え、ガイドリブ91とガイド溝92とを用いることで、作業者の抜き差し動作のし易さをさらに向上し、操作性を向上することができる。
図17は、図16に示す構成に対して、ガイドリブ91とガイド溝92との配置を逆にした構成であり、開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aの上面にガイド溝92を設け、廃トナーボトル70の下面にガイドリブ91を設けている。
図17に示す構成であっても、図16に示した構成と同様の効果を得ることができる。
次に、前面開閉カバー101の開放角度βと、開閉カバー内壁部材1010の退避部1010aの前面開閉カバー101に対する傾斜と、の関係について説明する。
図18は、開放角度βが異なる二種類の複写機500を模式的に示した側面図であり、図18(a)は開放角度βが90[°]よりも大きい複写機500の説明図であり、図18(b)は開放角度βが90[°]よりも小さい複写機500の説明図である。
開放角度βとは、前面開閉カバー101を開放し、手を離して前面開閉カバー101のが停止したときの前面開閉カバー101の内側面と鉛直面との間の角度である。本実施形態の複写機500では、前面開閉カバー101を閉鎖状態としたときの前面開閉カバー101の内側面は鉛直面と重なるため、前面開閉カバー101が回動可能な角度と開放角度βとが一致する。
図18(a)に示すように、開放角度βが90[°]よりも大きい場合は、開閉カバー内壁部材1010の内側面と、前面開閉カバー101の内側面との距離が回転軸側ほど狭くなるように前面開閉カバー101に対して開閉カバー内壁部材1010を傾斜させる。すなわち、図18(a)に示すように、開放状態としたときに、前面開閉カバー101に対する開閉カバー内壁部材1010の高さが、前面開閉カバー101の複写機本体100側ほど低く、複写機本体100から離れるほど高くなるように設定する。これにより、前面開閉カバー101を開放状態としたときに、開閉カバー内壁部材1010の内側面を水平面に近づけることが可能となる。そして、開閉カバー内壁部材1010の内側面を、着脱部品である廃トナーボトル70の着脱時のガイド部材として機能させることが可能となり、廃トナーボトル70を図18中の矢印γで示すように水平方向に抜き差しすることが可能となる。上述した実施例2は、図18(a)に示す構成と同様に開放角度βが90[°]よりも大きい構成である。
図18(b)に示すように、開放角度βが90[°]よりも小さい場合は、開閉カバー内壁部材1010の内側面と、前面開閉カバー101の内側面との距離が回転軸側ほど広くなるように前面開閉カバー101に対して開閉カバー内壁部材1010を傾斜させる。すなわち、図18(b)に示すように、開放状態としたときに、前面開閉カバー101に対する開閉カバー内壁部材1010の高さが、前面開閉カバー101の複写機本体100側ほど高く、複写機本体100から離れるほど低くなるように設定する。これにより、前面開閉カバー101を開放状態としたときに、開閉カバー内壁部材1010の内側面を水平面に近づけることが可能となる。そして、開閉カバー内壁部材1010の内側面を、廃トナーボトル70の着脱時のガイド部材として機能させることが可能となり、廃トナーボトル70を図18中の矢印γで示すように水平方向に抜き差しすることが可能となる。
開閉カバー内壁部材1010の内側面が廃トナーボトル70をガイドする形状の組み合わせとしては、図16及び図17の何れの形状も適用可能である。
なお、実施例1のように、前面開閉カバー101の内側の面の全体を開閉カバー内壁部材1010によって覆う構成の場合であっても、その開放角度βによって前面開閉カバー101に対して開閉カバー内壁部材1010を傾斜させてもよい。これにより、前面開閉カバー101を開放したときに露出する開閉カバー内壁部材1010の内側面を、水平面に近づけることができ、この内側面に交換ユニットや作業道具などを一時的に載置することが可能となる。
上述した実施形態では、前面開閉カバー101の空洞部を形成する部分が二重構造となっている構成について説明したが、前面開閉カバー101としては二重構造に限らず、三重構造以上の多重構造であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600等の吸音装置と、装置本体に対して開閉自在な前面開閉カバー101等の外装開閉カバーと、を有する複写機500等の画像形成装置において、外装開閉カバーは、その下部側に設けられたヒンジ等の回動軸を中心に回動する開閉カバーであり、少なくともその一部が前面開閉カバー101及び開閉カバー内壁部材1010等の複数枚の板状部材を重ねた多重構造であり、この多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間をヘルムホルツ共鳴器の空洞部601等の空洞部として吸音装置を形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、複数枚の板状部材を重ねた多重構造とすることで外装開閉カバーの強度の向上を図ることができる。また、多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間をヘルムホルツ共鳴器の空洞部として吸音装置を形成することで、画像形成装置における外装開閉カバーを設けた面から音が漏れ出ることを抑制することができる。
(態様B)
態様Aにおいて、多重構造を構成する二枚の板状部材のうち、前面開閉カバー101等の外側の板状部材に空洞部601等の空洞部の側面を形成するリブ611等の壁部を設ける。
これによれば、上記実施例1について説明したように、多重構造を構成する二枚の板状部材の間にヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する構成を実現することができる。
(態様C)
態様Aにおいて、多重構造を構成する二枚の板状部材のうち、開閉カバー内壁部材1010等の内側の板状部材に空洞部601等の空洞部の側面を形成するリブ611等の壁部を設ける。
これによれば、上記実施例1について説明したように、多重構造を構成する二枚の板状部材の間にヘルムホルツ共鳴器の空洞部を形成する構成を実現することができる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、装置本体に対する吸音装置600等の吸音装置の位置決めを行なう位置決めピン71及び位置決め穴72等の位置決め手段を備える。
これによれば、上記実施例1について説明したように、音源に対して吸音装置を所望の位置で固定することが可能となり、所望の吸音効果を得ることが可能となる。
(態様E)
態様A乃至Dの何れかの態様において、前面開閉カバー101等の外装開閉カバーを開放した状態で装置本体に対して着脱する廃トナーボトル70等の着脱部品を備え、着脱動作の際に着脱部品が通過する空間を避けるように、多重構造を構成する二枚の板状部材のうちの開閉カバー内壁部材1010等の内側の板状部材に、前面開閉カバー101等の外側の板状部材との距離を狭めた退避部1010a等の退避部を設ける。
これによれば、上記実施例2について説明したように、内側の板状部材が着脱部品を抜き差しするときに着脱部品が通過する領域内に位置することがなくなり、吸音装置600等の吸音装置と着脱部品とが干渉することを防止できる。
(態様F)
態様Eにおいて、多重構造を構成する二枚の板状部材のうちの開閉カバー内壁部材1010等の内側の板状部材に、退避部1010a等の退避部に対して段差を形成し、廃トナーボトル70等の着脱部品の側面を沿わせることで着脱部品の抜き差し方向を案内する案内部1010b等の案内部を設ける。
これによれば、上記実施例2について説明したように、作業者が着脱部品を着脱するときに、着脱部品の抜き差し動作が行い易くなる。
(態様G)
態様EまたはFの何れかの態様において、退避部1010a等の退避部の上面にガイドリブ91等の突起部を設け、廃トナーボトル70等の着脱部品の下面に突起部と係合し、突起部に対する着脱部品の移動方向を規制するガイド溝92等の案内溝を設ける。
これによれば、上記実施例2について図16を用いて説明したように、突起部と案内溝とを用いることで、前面開閉カバー101等の外装開閉カバーを開放した状態で、作業者の着脱部品の抜き差し動作のし易さをさらに向上し、操作性を向上することができる。
(態様H)
態様EまたはFの何れかの態様において、廃トナーボトル70等の着脱部品の下面にガイドリブ91等の突起部を設け、退避部1010a等の退避部の上面に突起部と係合し、装置本体に対する着脱部品の移動方向を規制するガイド溝92等の案内溝を設ける。
これによれば、上記実施例2について図17を用いて説明したように、突起部と案内溝とを用いることで、前面開閉カバー101等の外装開閉カバーを開放した状態で、作業者の着脱部品の抜き差し動作のし易さをさらに向上し、操作性を向上することができる。
(態様I)
態様A乃至Hの何れかの態様において、外装カバー等の外装開閉カバーの開放角度β等の開放角度が90[°]よりも大きく、多重構造を構成する複数枚の板状部材のうち、最も外側にある前面開閉カバー101等の外側板状部材と最も内側にある開閉カバー内壁部材1010等の内側板状部材との距離が外装開閉カバーにおけるヒンジ等の回動軸側ほど狭くなるように、内側板状部材が外側板状部材に対して傾斜している。
これによれば、上記実施形態について図18(a)を用いて説明したように、開放状態のときに内側板状部材の内側面を水平面に近づけることが可能となり、廃トナーボトル70等の着脱部品を水平方向に抜き差しすることが可能となる。
(態様J)
態様A乃至Hの何れかの態様において、外装カバー等の外装開閉カバーの開放角度β等の開放角度が90[°]よりも小さく、多重構造を構成する複数枚の板状部材のうち、最も外側にある前面開閉カバー101等の外側板状部材と最も内側にある開閉カバー内壁部材1010等の内側板状部材との距離が外装開閉カバーにおけるヒンジ等の回動軸側ほど広くなるように、内側板状部材が外側板状部材に対して傾斜している。
これによれば、上記実施形態について図18(b)を用いて説明したように、開放状態のときに内側板状部材の内側面を水平面に近づけることが可能となり、廃トナーボトル70等の着脱部品を水平方向に抜き差しすることが可能となる。
8 感光体クリーニングブレード
9 除電ランプ
10 感光体
11 帯電装置
12 現像装置
13 転写ユニット
14 クリーニング装置
15 第一ベルト張架ローラ
16 第二ベルト張架ローラ
17 転写ベルト
18 クリーニングブレード
20 トナー補給装置
20a ボトルセット穴
21 レジストローラ対
22 熱定着装置
30 加熱ローラ
32 加圧ローラ
34 排出分岐爪
35 排出ローラ
36 第一加圧ローラ
37 第二加圧ローラ
38 コシ付ローラ
39 排出スタック部
42 スイッチバック装置
43 スイッチバックローラ対
44 スイッチバック位置
47 レーザー書込装置
48 ポリゴンミラー
49 ポリゴンモータ
53 光源
54 ミラー
55 結像用光学レンズ
56 イメージセンサ
57 コンタクトガラス
60 記録紙搬送装置
61 記録紙カセット
61a 記録紙カセット外装カバー
62 呼出ローラ
63 供給ローラ
64 分離ローラ
66 記録紙搬送ローラ対
67 手差しトレイ
68 手差し給紙部
70 廃トナーボトル
71 位置決めピン
72 位置決め穴
80 磁石
81 磁性体
91 ガイドリブ
92 ガイド溝
100 複写機本体
101 前面開閉カバー
102 前面インナーカバー
121 現像ローラ
200 画像読取装置
300 記録紙バンク
400 自動原稿搬送装置
500 複写機
600 吸音装置
601 空洞部
602 開口部
603 連通部
611 リブ
611a 空洞部形成リブ
630 吸音キャップ部材
670 ヘルムホルツ共鳴器
1010b 案内部
1010a 退避部
1010 開閉カバー内壁部材
1013 取っ手部
B 転写位置
C 転写ベルトクリーニング部
P 記録紙
R 記録紙搬送路
R1 供給路
R2 手差し供給路
R3 反転路
R4 再搬送路
特開2000−235396号公報 特開2001−117451号公報 特開2012−71662号公報 特開2012−8458号公報 特許第3816678号

Claims (8)

  1. ルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置と、
    装置本体に対して開閉自在な外装開閉カバーと、を有する画像形成装置において、
    上記外装開閉カバーは、その下部側に設けられた回動軸を中心に回動する開閉カバーであり、少なくともその一部が複数枚の板状部材を重ねた多重構造であり、
    この多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間を上記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部として上記吸音装置を形成し、
    上記外装開閉カバーを開放した状態で装置本体に対して着脱する着脱部品を備え、
    着脱動作の際に該着脱部品が通過する空間を避けるように、上記多重構造を構成する二枚の板状部材のうちの内側の板状部材に、外側の板状部材との距離を狭めた退避部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項の画像形成装置において、
    上記多重構造を構成する二枚の板状部材のうちの内側の板状部材に、上記退避部に対して段差を形成し、上記着脱部品の側面を沿わせることで該着脱部品の抜き差し方向を案内する案内部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    上記退避部の上面に突起部を設け、上記着脱部品の下面に該突起部と係合し、該突起部に対する該着脱部品の移動方向を規制する案内溝を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記着脱部品の下面に突起部を設け、上記退避部の上面に該突起部と係合し、装置本体に対する該着脱部品の移動方向を規制する案内溝を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置と、
    装置本体に対して開閉自在な外装開閉カバーと、を有する画像形成装置において、
    上記外装開閉カバーは、その下部側に設けられた回動軸を中心に回動する開閉カバーであり、少なくともその一部が複数枚の板状部材を重ねた多重構造であり、
    この多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間を上記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部として上記吸音装置を形成し、
    上記外装開閉カバーの開放角度が90[°]よりも大きく、
    上記多重構造を構成する複数枚の板状部材のうち、最も外側にある外側板状部材と最も内側にある内側板状部材との距離が該外装開閉カバーにおける上記回動軸側ほど狭くなるように、該内側板状部材が該外側板状部材に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
  6. ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置と、
    装置本体に対して開閉自在な外装開閉カバーと、を有する画像形成装置において、
    上記外装開閉カバーは、その下部側に設けられた回動軸を中心に回動する開閉カバーであり、少なくともその一部が複数枚の板状部材を重ねた多重構造であり、
    この多重構造を構成する二枚の板状部材の間の空間を上記ヘルムホルツ共鳴器の空洞部として上記吸音装置を形成し、
    上記外装開閉カバーの開放角度が90[°]よりも小さく、
    上記多重構造を構成する複数枚の板状部材のうち、最も外側にある外側板状部材と最も内側にある内側板状部材との距離が該外装開閉カバーにおける上記回動軸側ほど広くなるように、該内側板状部材が該外側板状部材に対して傾斜していることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    上記多重構造を構成する二枚の板状部材のうち、外側の板状部材に該空洞部の側面を形成する壁部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至の何れか一に記載の画像形成装置において、
    装置本体に対する上記吸音装置の位置決めを行なう位置決め手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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