JP2001117451A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2001117451A JP2001117451A JP29191299A JP29191299A JP2001117451A JP 2001117451 A JP2001117451 A JP 2001117451A JP 29191299 A JP29191299 A JP 29191299A JP 29191299 A JP29191299 A JP 29191299A JP 2001117451 A JP2001117451 A JP 2001117451A
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- image
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で且つ騒音の静音化が図れる画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 静電潜像を担持する感光体ドラム17
と、少なくとも感光体ドラム17を駆動する駆動機構4
7と、感光体ドラム17に設けられたヘルムホルツ共鳴
器79とを備え、感光体ドラム17の静電潜像を可視化
して用紙Pに画像を形成する複写機1であって、ヘルム
ホルツ共鳴器79は、感光体ドラム17の内部に形成さ
れた内部空間87と、この内部空間87と感光体ドラム
17の外部空間86とを連通する貫通孔85aとを備
え、ヘルムホルツ共鳴器79は、駆動機構47から発生
する騒音の少なくとも1つの周波数に共鳴する。
置を提供する。 【解決手段】 静電潜像を担持する感光体ドラム17
と、少なくとも感光体ドラム17を駆動する駆動機構4
7と、感光体ドラム17に設けられたヘルムホルツ共鳴
器79とを備え、感光体ドラム17の静電潜像を可視化
して用紙Pに画像を形成する複写機1であって、ヘルム
ホルツ共鳴器79は、感光体ドラム17の内部に形成さ
れた内部空間87と、この内部空間87と感光体ドラム
17の外部空間86とを連通する貫通孔85aとを備
え、ヘルムホルツ共鳴器79は、駆動機構47から発生
する騒音の少なくとも1つの周波数に共鳴する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】複写機、ファクシミリ、レー
ザプリンタ等の画像形成装置に関する。
ザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、ファクシミリ、レーザ
ープリンタ等の画像形成装置から発生する騒音には様々
な種類がある。例えば、紙の擦れ音や、クラッチ、ソレ
ノイド等の動作に起因する衝撃音の周波数成分は広帯域
であり、周波数のピークを持たない。
ープリンタ等の画像形成装置から発生する騒音には様々
な種類がある。例えば、紙の擦れ音や、クラッチ、ソレ
ノイド等の動作に起因する衝撃音の周波数成分は広帯域
であり、周波数のピークを持たない。
【0003】一方、駆動手段であるモータやギアの噛み
合い音等の回転に起因する駆動音や、帯電部材が感光体
(像担持体)に接触帯電するときにおいて交流成分を有
する電圧が印加された場合に、帯電部材と感光体との間
で発生する帯電音について、周波数分析をおこなうと急
峻な周波数のピークが立つ。これらの音は、画像形成装
置の稼動時において、常にその周波数が発生している定
常音である場合が多く、音圧レベルが周囲の周波数より
も高いので、聞き分けることができ、耳障りに感じるこ
とが多い。
合い音等の回転に起因する駆動音や、帯電部材が感光体
(像担持体)に接触帯電するときにおいて交流成分を有
する電圧が印加された場合に、帯電部材と感光体との間
で発生する帯電音について、周波数分析をおこなうと急
峻な周波数のピークが立つ。これらの音は、画像形成装
置の稼動時において、常にその周波数が発生している定
常音である場合が多く、音圧レベルが周囲の周波数より
も高いので、聞き分けることができ、耳障りに感じるこ
とが多い。
【0004】帯電音に対しては、感光体に接触帯電する
とき、帯電部材が印加する電圧を交流から直流に変える
ことで、帯電部材と感光体との間で発生する帯電音を静
音化することができる。このように帯電音を静音化する
と、駆動手段から発生する騒音の周波数の音圧レベルが
一番大きいことが多い。この駆動手段から発生する騒音
を静音化する技術として、特開平7−210061号公
報に開示されている技術が公知である。
とき、帯電部材が印加する電圧を交流から直流に変える
ことで、帯電部材と感光体との間で発生する帯電音を静
音化することができる。このように帯電音を静音化する
と、駆動手段から発生する騒音の周波数の音圧レベルが
一番大きいことが多い。この駆動手段から発生する騒音
を静音化する技術として、特開平7−210061号公
報に開示されている技術が公知である。
【0005】これは、画像形成装置等のOA機器の外装
材の送風ファンの排風口に、ヘルムホルツ共鳴空間(内
部空間)と通路とからなるヘルムホルツ共鳴器(静音手
段)を有したダクトを取り付け、送風ファンの回転時に
発生する風切り音、又は駆動手段からの騒音等を、ヘル
ムホルツ共鳴空間に閉じ込めて減衰させて静音化を図る
ものである。
材の送風ファンの排風口に、ヘルムホルツ共鳴空間(内
部空間)と通路とからなるヘルムホルツ共鳴器(静音手
段)を有したダクトを取り付け、送風ファンの回転時に
発生する風切り音、又は駆動手段からの騒音等を、ヘル
ムホルツ共鳴空間に閉じ込めて減衰させて静音化を図る
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術で
は、ヘルムホルツ共鳴器を別途設ける必要があるので、
画像形成装置として大型になってしまうという課題があ
る。
は、ヘルムホルツ共鳴器を別途設ける必要があるので、
画像形成装置として大型になってしまうという課題があ
る。
【0007】そこで、本発明は、小型で且つ騒音の静音
化が図れる画像形成装置を提供することを目的とする。
化が図れる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、静電潜像を担持する像担持体と、少なくとも像担持
体を駆動する駆動手段と、像担持体に設けられた静音手
段とを備え、像担持体の静電潜像を可視化して転写材に
画像を形成する画像形成装置であって、静音手段は、像
担持体の内部に形成された内部空間と、この内部空間と
像担持体の外部空間とを連通する通路とを備え、静音手
段は、駆動手段から発生する騒音の少なくとも1つの周
波数に共鳴することを特徴とする。
は、静電潜像を担持する像担持体と、少なくとも像担持
体を駆動する駆動手段と、像担持体に設けられた静音手
段とを備え、像担持体の静電潜像を可視化して転写材に
画像を形成する画像形成装置であって、静音手段は、像
担持体の内部に形成された内部空間と、この内部空間と
像担持体の外部空間とを連通する通路とを備え、静音手
段は、駆動手段から発生する騒音の少なくとも1つの周
波数に共鳴することを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、駆動手段
から発生した騒音は、静音手段の通路を介して内部空間
に閉じ込められて減衰させられ静音化する。即ち、通路
に騒音(音圧)が作用すると、通路内の媒質(空気)が
一体運動をし、内部空間内の媒質(空気)に圧力変動を
生じ、騒音の少なくとも1つの周波数と共鳴(共振)す
る。この1つの周波数において、外部空間の音響エネル
ギーが内部空間に閉じ込められ、外部空間においては静
音状態となる。
から発生した騒音は、静音手段の通路を介して内部空間
に閉じ込められて減衰させられ静音化する。即ち、通路
に騒音(音圧)が作用すると、通路内の媒質(空気)が
一体運動をし、内部空間内の媒質(空気)に圧力変動を
生じ、騒音の少なくとも1つの周波数と共鳴(共振)す
る。この1つの周波数において、外部空間の音響エネル
ギーが内部空間に閉じ込められ、外部空間においては静
音状態となる。
【0010】静音手段は、像担持体の内部空間及び通路
とで構成されるいわゆるヘルムホルツ共鳴器であり、像
担持体そのものをヘルムホルツ共鳴器として用いている
ことにより、ヘルムホルツ共鳴器を別途設ける必要がな
いので、画像形成装置の小型化を図りつつ騒音を静音化
することができる。また、像担持体そのものをヘルムホ
ルツ共鳴器として用いているので、画像形成装置内のレ
イアウトを変更したりする必要がなく、構成が簡単であ
る。
とで構成されるいわゆるヘルムホルツ共鳴器であり、像
担持体そのものをヘルムホルツ共鳴器として用いている
ことにより、ヘルムホルツ共鳴器を別途設ける必要がな
いので、画像形成装置の小型化を図りつつ騒音を静音化
することができる。また、像担持体そのものをヘルムホ
ルツ共鳴器として用いているので、画像形成装置内のレ
イアウトを変更したりする必要がなく、構成が簡単であ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記通路は、前記像担持体の内部空間
内に挿通された円筒部材であり、像担持体は円筒部材を
中心に回転することを特徴とする。
の発明において、前記通路は、前記像担持体の内部空間
内に挿通された円筒部材であり、像担持体は円筒部材を
中心に回転することを特徴とする。
【0012】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、静音
手段の通路として用いられる円筒部材は像担持体の回転
中心軸を兼ねているので、部品点数の削減が図れる。
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、静音
手段の通路として用いられる円筒部材は像担持体の回転
中心軸を兼ねているので、部品点数の削減が図れる。
【0013】請求項3に記載の発明は、静電潜像を担持
する像担持体と、少なくとも像担持体を駆動する駆動手
段と、像担持体に設けられた静音手段とを備え、像担持
体の静電潜像を可視化して転写材に画像を形成する画像
形成装置であって、静音手段は、像担持体の内部に形成
された内部空間と、この内部空間と像担持体の外部空間
とを連通する通路とを備え、静音手段は、像担持体の固
有振動数に共鳴することを特徴とする。
する像担持体と、少なくとも像担持体を駆動する駆動手
段と、像担持体に設けられた静音手段とを備え、像担持
体の静電潜像を可視化して転写材に画像を形成する画像
形成装置であって、静音手段は、像担持体の内部に形成
された内部空間と、この内部空間と像担持体の外部空間
とを連通する通路とを備え、静音手段は、像担持体の固
有振動数に共鳴することを特徴とする。
【0014】この請求項3に記載の発明では、像担持体
の固有振動数と像担持体の周辺の騒音の周波数とが一致
すると、像担持体が共振して更に大きな騒音を発生して
しまうことがあるが、この騒音は、静音手段の通路を介
して内部空間に閉じ込められて減衰させられ静音化され
る。従って、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏す
る。
の固有振動数と像担持体の周辺の騒音の周波数とが一致
すると、像担持体が共振して更に大きな騒音を発生して
しまうことがあるが、この騒音は、静音手段の通路を介
して内部空間に閉じ込められて減衰させられ静音化され
る。従って、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏す
る。
【0015】また、像担持体周囲の騒音による像担持体
の共振を防止するために、像担持体内に重量物を挿入し
て像担持体の剛性を高めたり、像担持体内に吸振部材を
配置する必要がないので、構成が簡単であり、画像形成
装置の軽量化を図ることができ、像担持体の動作に負担
がかかることを防止することができる。
の共振を防止するために、像担持体内に重量物を挿入し
て像担持体の剛性を高めたり、像担持体内に吸振部材を
配置する必要がないので、構成が簡単であり、画像形成
装置の軽量化を図ることができ、像担持体の動作に負担
がかかることを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら第1実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明を
適用した複写機を概略的に示す構成図であり、図2は、
感光体ドラムの近傍を示す構成図である。
ら第1実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明を
適用した複写機を概略的に示す構成図であり、図2は、
感光体ドラムの近傍を示す構成図である。
【0017】先ず、複写機(画像形成装置)1の構成及
び作用を概略的に説明する。複写機1は、該して、複写
機1の上から順に、原稿画像を読み取る読み取り部3
と、画像を形成する作像部5と、用紙Pを給紙する給紙
部7とを有している。
び作用を概略的に説明する。複写機1は、該して、複写
機1の上から順に、原稿画像を読み取る読み取り部3
と、画像を形成する作像部5と、用紙Pを給紙する給紙
部7とを有している。
【0018】読み取り部3は、周囲を被うカバー9の頂
面に、原稿画像(コピー原稿)を伏せてセットするコン
タクトガラス11と、コンタクトガラス11に対して開
閉可能に設けられ、コンタクトガラス11上にセットし
たコピー原稿を押える原稿押さえ13と、コンタクトガ
ラス11にセットされたコピー原稿を読み取って感光体
ドラム17に静電潜像を形成する光学装置15とを有し
ている。
面に、原稿画像(コピー原稿)を伏せてセットするコン
タクトガラス11と、コンタクトガラス11に対して開
閉可能に設けられ、コンタクトガラス11上にセットし
たコピー原稿を押える原稿押さえ13と、コンタクトガ
ラス11にセットされたコピー原稿を読み取って感光体
ドラム17に静電潜像を形成する光学装置15とを有し
ている。
【0019】作像部5は、図2に示すように、後述する
駆動機構(駆動手段)47により図中時計方向に回転す
る(矢印参照)感光体ドラム(像担持体)17を有して
おり、感光体ドラム17の周囲には、その回転方向に、
感光体ドラム17に接触して感光体ドラム17の表面を
一様に帯電する帯電ローラ(帯電部材)19と、現像ス
リーブ21により感光体ドラム17の静電潜像をトナー
像として可視化する現像装置23と、感光体ドラム17
のトナー像を転写材である用紙Pに転写する転写装置2
5と、転写後に感光体ドラム17に残留したトナーをク
リーニングブレード27で掻き落として感光体ドラム1
7をクリーニングするクリーニング装置29とが配置さ
れている。また、クリーニング装置29の図中左下方に
位置して、熱を加える定着ローラ30と用紙Pを定着ロ
ーラ30に向けて押し付ける(加圧する)加圧ローラ3
1とを有し、用紙Pに転写されたトナー像を熱的に定着
する定着装置32が配置されている。
駆動機構(駆動手段)47により図中時計方向に回転す
る(矢印参照)感光体ドラム(像担持体)17を有して
おり、感光体ドラム17の周囲には、その回転方向に、
感光体ドラム17に接触して感光体ドラム17の表面を
一様に帯電する帯電ローラ(帯電部材)19と、現像ス
リーブ21により感光体ドラム17の静電潜像をトナー
像として可視化する現像装置23と、感光体ドラム17
のトナー像を転写材である用紙Pに転写する転写装置2
5と、転写後に感光体ドラム17に残留したトナーをク
リーニングブレード27で掻き落として感光体ドラム1
7をクリーニングするクリーニング装置29とが配置さ
れている。また、クリーニング装置29の図中左下方に
位置して、熱を加える定着ローラ30と用紙Pを定着ロ
ーラ30に向けて押し付ける(加圧する)加圧ローラ3
1とを有し、用紙Pに転写されたトナー像を熱的に定着
する定着装置32が配置されている。
【0020】給紙部7は、複写機1の下部に位置してお
り、用紙Pを収納する給紙カセット33と、給紙カセッ
ト33の給紙方向の一端部側(図1中右側)に配置され
給紙カセット33の用紙Pを給紙する給紙ローラ35
と、給紙ローラ35により給紙された用紙Pを感光体ド
ラム17と転写装置25との間に向けて搬送する用紙搬
送装置37とを有している。
り、用紙Pを収納する給紙カセット33と、給紙カセッ
ト33の給紙方向の一端部側(図1中右側)に配置され
給紙カセット33の用紙Pを給紙する給紙ローラ35
と、給紙ローラ35により給紙された用紙Pを感光体ド
ラム17と転写装置25との間に向けて搬送する用紙搬
送装置37とを有している。
【0021】給紙ローラ35には、図示しない給紙クラ
ッチが設けられており、給紙ローラ35は、給紙クラッ
チを介して複写機1内のモータにより間欠に回転駆動す
るようになっている。給紙カセット33は、複写機本体
に対して着脱可能な構成になっており、給紙方向と直交
する方向(図中手前方向)に引出し自在に収納されてい
る。
ッチが設けられており、給紙ローラ35は、給紙クラッ
チを介して複写機1内のモータにより間欠に回転駆動す
るようになっている。給紙カセット33は、複写機本体
に対して着脱可能な構成になっており、給紙方向と直交
する方向(図中手前方向)に引出し自在に収納されてい
る。
【0022】また、用紙搬送装置37は、給紙ローラ3
5の図中右側から感光体ドラム17と転写装置25の間
に向けて略U字状に折り返す用紙搬送路40を複数のガ
イド板39で形成しており、この用紙搬送経路40中
に、第1中間ローラ対41aと、第2中間ローラ対41
bと、レジストローラ対43とが配置されている。第1
及び第2中間ローラ対41a、41bには、それぞれ中
間クラッチ(図示せず)、レジストーローラ対43には
レジストクラッチ(図示せず)が配置されており、第1
及び第2中間ローラ対41a、41b、レジストーロー
ラ対43はそれぞれ、中間クラッチ、レジストクラッチ
を介して複写機1のモータからの駆動力により間欠に回
転駆動するようになっている。
5の図中右側から感光体ドラム17と転写装置25の間
に向けて略U字状に折り返す用紙搬送路40を複数のガ
イド板39で形成しており、この用紙搬送経路40中
に、第1中間ローラ対41aと、第2中間ローラ対41
bと、レジストローラ対43とが配置されている。第1
及び第2中間ローラ対41a、41bには、それぞれ中
間クラッチ(図示せず)、レジストーローラ対43には
レジストクラッチ(図示せず)が配置されており、第1
及び第2中間ローラ対41a、41b、レジストーロー
ラ対43はそれぞれ、中間クラッチ、レジストクラッチ
を介して複写機1のモータからの駆動力により間欠に回
転駆動するようになっている。
【0023】上述の複写機1を用いて画像を形成すると
きは、先ず原稿押さえ13を開いてコンタクトガラス1
1上にコピー原稿を伏せてセットし、原稿押さえ13を
閉じてそのコピー原稿を上から押さえる。その後、複写
機1の操作パネル(図示せず)に設けられたスタートス
イッチを押下する。スタートスイッチを押下すると、光
学装置15が作動し、コンタクトガラス11に沿って光
走査してそのコンタクトガラス11上のコピー原稿の原
稿内容を読み取る。
きは、先ず原稿押さえ13を開いてコンタクトガラス1
1上にコピー原稿を伏せてセットし、原稿押さえ13を
閉じてそのコピー原稿を上から押さえる。その後、複写
機1の操作パネル(図示せず)に設けられたスタートス
イッチを押下する。スタートスイッチを押下すると、光
学装置15が作動し、コンタクトガラス11に沿って光
走査してそのコンタクトガラス11上のコピー原稿の原
稿内容を読み取る。
【0024】同時に、給紙クラッチ及び中間クラッチを
ONにして駆動機構47のモータ51の回転駆動を伝達
されることにより、給紙ローラ35、第1及び第2中間
ローラ41a、41bがそれぞれ回転する。この給紙ロ
ーラ35の回転により、給紙カセット33の用紙Pを繰
り出す。繰り出された用紙Pは、第1及び第2中間ロー
ラ41a、41bにより、複数の搬送ガイド板39で形
成された用紙搬送路40を通って搬送され、レジストロ
ーラ対43に付き合ったって止められる。
ONにして駆動機構47のモータ51の回転駆動を伝達
されることにより、給紙ローラ35、第1及び第2中間
ローラ41a、41bがそれぞれ回転する。この給紙ロ
ーラ35の回転により、給紙カセット33の用紙Pを繰
り出す。繰り出された用紙Pは、第1及び第2中間ロー
ラ41a、41bにより、複数の搬送ガイド板39で形
成された用紙搬送路40を通って搬送され、レジストロ
ーラ対43に付き合ったって止められる。
【0025】一方、スタートスイッチが押下されたと
き、感光体ドラム17は、図2の矢印方向に回転し、帯
電ローラ21によりその周面(表面)を一様に帯電され
る。周面を帯電された感光体ドラム17は、光学装置1
5により光学装置15が読み取ったコピー原稿の内容を
書き込まれることにより、静電潜像を担持する。感光体
ドラム17の静電潜像は、現像装置23の現像スリーブ
21によりトナー付着されてトナー像(現像画像)とし
て可視化される(現像される)。
き、感光体ドラム17は、図2の矢印方向に回転し、帯
電ローラ21によりその周面(表面)を一様に帯電され
る。周面を帯電された感光体ドラム17は、光学装置1
5により光学装置15が読み取ったコピー原稿の内容を
書き込まれることにより、静電潜像を担持する。感光体
ドラム17の静電潜像は、現像装置23の現像スリーブ
21によりトナー付着されてトナー像(現像画像)とし
て可視化される(現像される)。
【0026】このトナー像が形成された感光体ドラム1
7の回転とタイミングを合わせ、レジストローラ対43
のレジストクラッチをONにしてレジストーローラ対4
3を回転させる。レジストローラ対43の回転により、
レジストローラ対43に突き当たっていた用紙Pを感光
体ドラム17と転写装置25との間に向けて送り出す。
7の回転とタイミングを合わせ、レジストローラ対43
のレジストクラッチをONにしてレジストーローラ対4
3を回転させる。レジストローラ対43の回転により、
レジストローラ対43に突き当たっていた用紙Pを感光
体ドラム17と転写装置25との間に向けて送り出す。
【0027】感光体ドラム17と転写装置25との間に
送り込まれた用紙Pは、転写装置25により感光体ドラ
ム17の原稿画像を転写され、定着装置32に向けて搬
送される。定着装置32の定着ローラ30と加圧ローラ
31との間に搬送された用紙Pの原稿画像は、定着ロー
ラ30の熱と加圧ローラ31の加圧により用紙Pに定着
し、原稿画像を定着された用紙Pは、排紙トレイ45上
に排出されてスタックされる。
送り込まれた用紙Pは、転写装置25により感光体ドラ
ム17の原稿画像を転写され、定着装置32に向けて搬
送される。定着装置32の定着ローラ30と加圧ローラ
31との間に搬送された用紙Pの原稿画像は、定着ロー
ラ30の熱と加圧ローラ31の加圧により用紙Pに定着
し、原稿画像を定着された用紙Pは、排紙トレイ45上
に排出されてスタックされる。
【0028】また、転写後に感光体ドラム17の表面に
残留したトナーは、クリーニング装置29のクリーニン
グブレード27により掻き落とされ、トナー搬送ローラ
28により、クリーニング装置29内の回収容器等に搬
送されて感光体ドラム17の表面が清掃される。
残留したトナーは、クリーニング装置29のクリーニン
グブレード27により掻き落とされ、トナー搬送ローラ
28により、クリーニング装置29内の回収容器等に搬
送されて感光体ドラム17の表面が清掃される。
【0029】次に、感光体ドラム17及び駆動機構47
について詳細に説明する。図3は、感光体ドラムの近傍
を拡大して示す断面図である。
について詳細に説明する。図3は、感光体ドラムの近傍
を拡大して示す断面図である。
【0030】駆動機構47は、モータ初段ギア49が一
体に設けられたモータ51を有しており、モータ51
は、側板53に精度良く固定されているモータブラケッ
ト55に精度良く固定されている。モータ51の回転駆
動は、モータ初段ギア49から軸受け57、57により
両端を支持された軸59に固定されているギア61、6
3を介して減速しながら後述する感光体ドラム17のド
ラム駆動ギア81に伝達されるようになっている。
体に設けられたモータ51を有しており、モータ51
は、側板53に精度良く固定されているモータブラケッ
ト55に精度良く固定されている。モータ51の回転駆
動は、モータ初段ギア49から軸受け57、57により
両端を支持された軸59に固定されているギア61、6
3を介して減速しながら後述する感光体ドラム17のド
ラム駆動ギア81に伝達されるようになっている。
【0031】また、モータ51の回転駆動は、モータ初
段ギア49からアイドルギア65、67を介して現像装
置23、定着装置32、用紙搬送装置37を駆動させる
図示しない駆動系にも伝達されるようになっている。な
お、アイドルギア65、67は、側板53にカシメられ
ているスタッド69、71を中心に回転するようになっ
ている。
段ギア49からアイドルギア65、67を介して現像装
置23、定着装置32、用紙搬送装置37を駆動させる
図示しない駆動系にも伝達されるようになっている。な
お、アイドルギア65、67は、側板53にカシメられ
ているスタッド69、71を中心に回転するようになっ
ている。
【0032】感光体ドラム17は、中空の密閉構造であ
り、中空の円筒状のドラム管73と、ドラム管73の両
端に挿入されたフランジ75、77と、静音手段79と
を有している。図中左側のフランジ75には、ギア63
と歯合するドラム駆動ギア81が一体に設けられてい
る。このフランジ75の中心には、転がり軸受け83が
圧入され、感光体ドラム17の回転中心であるスタッド
(円筒部材)85が設けられている。
り、中空の円筒状のドラム管73と、ドラム管73の両
端に挿入されたフランジ75、77と、静音手段79と
を有している。図中左側のフランジ75には、ギア63
と歯合するドラム駆動ギア81が一体に設けられてい
る。このフランジ75の中心には、転がり軸受け83が
圧入され、感光体ドラム17の回転中心であるスタッド
(円筒部材)85が設けられている。
【0033】スタッド85は側板53にカシメられてお
り、その一端部が側板53を突き抜け、他端部がフラン
ジ75を突き抜けている。スタッド85は、感光体ドラ
ム17の回転中心であり、モータ47の駆動を伝達され
たドラム駆動ギア81により感光体ドラム17は、スタ
ッド85を回転中心軸として回転するようになってい
る。また、スタッド85には貫通孔85aが形成されて
おり、貫通孔85aは、駆動機構47側の外部空間86
と感光体ドラム17の内部空間87とを連通し、後述す
る静音手段79の通路の役割を果たしている。
り、その一端部が側板53を突き抜け、他端部がフラン
ジ75を突き抜けている。スタッド85は、感光体ドラ
ム17の回転中心であり、モータ47の駆動を伝達され
たドラム駆動ギア81により感光体ドラム17は、スタ
ッド85を回転中心軸として回転するようになってい
る。また、スタッド85には貫通孔85aが形成されて
おり、貫通孔85aは、駆動機構47側の外部空間86
と感光体ドラム17の内部空間87とを連通し、後述す
る静音手段79の通路の役割を果たしている。
【0034】静音手段79は、感光体ドラム17の内部
に形成された空洞である内部空間87と、通路であるス
タッド85とを備えており、駆動機構47から発生する
騒音のうち少なくとも1つを静音状態にするものであ
る。即ち、本実施の形態では、消音手段79はいわゆる
ヘルムホルツ共鳴器であり、感光体ドラム17の内部空
間87をヘルムホルツ共鳴器の閉鎖空間として利用し
て、感光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器と
して用いている。
に形成された空洞である内部空間87と、通路であるス
タッド85とを備えており、駆動機構47から発生する
騒音のうち少なくとも1つを静音状態にするものであ
る。即ち、本実施の形態では、消音手段79はいわゆる
ヘルムホルツ共鳴器であり、感光体ドラム17の内部空
間87をヘルムホルツ共鳴器の閉鎖空間として利用し
て、感光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器と
して用いている。
【0035】ここで、図3に基づいてヘルムホルツ共鳴
器(消音手段)79について説明する。一般に、ヘルム
ホルツ共鳴器は、閉鎖空間(本実施の形態では、内部空
間87)と短管(本実施の形態ではスタッド85)とで
構成されている。即ち、本実施の形態のヘルムホルツ共
鳴器79は、体積Vの内部空間87と、長さTb、断面
積Sbのスタッド85の貫通孔85aとで構成されてお
り、貫通孔85aは内部空間87と駆動機構47に繋が
る外部空間86とを連通している。
器(消音手段)79について説明する。一般に、ヘルム
ホルツ共鳴器は、閉鎖空間(本実施の形態では、内部空
間87)と短管(本実施の形態ではスタッド85)とで
構成されている。即ち、本実施の形態のヘルムホルツ共
鳴器79は、体積Vの内部空間87と、長さTb、断面
積Sbのスタッド85の貫通孔85aとで構成されてお
り、貫通孔85aは内部空間87と駆動機構47に繋が
る外部空間86とを連通している。
【0036】外部空間86より貫通孔85aの入口に音
圧(駆動機構47の騒音)が作用したとすると、貫通孔
85a内の媒質(空気)が一体運動をし、内部空間87
内の媒質(空気)に圧力変動を生じる。このような現象
は、貫通孔85a内の空気を質点、内部空間87内の空
気の体積変化による圧力変動をバネと仮定すると、力学
系の質点―バネモデルと等価となり、ある周波数Fh
(以下、「ヘルムホルツ共鳴周波数」という)で共振
(共鳴)が生じる。
圧(駆動機構47の騒音)が作用したとすると、貫通孔
85a内の媒質(空気)が一体運動をし、内部空間87
内の媒質(空気)に圧力変動を生じる。このような現象
は、貫通孔85a内の空気を質点、内部空間87内の空
気の体積変化による圧力変動をバネと仮定すると、力学
系の質点―バネモデルと等価となり、ある周波数Fh
(以下、「ヘルムホルツ共鳴周波数」という)で共振
(共鳴)が生じる。
【0037】このヘルムホルツ共鳴周波数Fhにおい
て、外部空間86の音響エネルギーが内部空間87に閉
じ込められて減衰させられて、外部空間86にとっては
静音状態となる。従って、駆動機構47からのヘルムホ
ルツ共鳴周波数に対応する騒音は、内部空間87に閉じ
込められるので、外部空間86に漏れにくくなる。
て、外部空間86の音響エネルギーが内部空間87に閉
じ込められて減衰させられて、外部空間86にとっては
静音状態となる。従って、駆動機構47からのヘルムホ
ルツ共鳴周波数に対応する騒音は、内部空間87に閉じ
込められるので、外部空間86に漏れにくくなる。
【0038】この場合、ヘルムホルツ共鳴周波数Fh
(Hz)は、音速Cを340000(mm/s)とし、
長さの単位を(mm)とすると下記の式(1)で示され
る。
(Hz)は、音速Cを340000(mm/s)とし、
長さの単位を(mm)とすると下記の式(1)で示され
る。
【0039】
【数1】 Fh(Hz)=C/2π(Sb/V・Tb)1/2・・・(1) 式(1)によりスタッド85の貫通孔85aの断面積S
b、貫通孔85aの長さTb、内部空間87の体積Vを
変化させることによりヘルムホルツ共鳴周波数Fhを変
えることができる。
b、貫通孔85aの長さTb、内部空間87の体積Vを
変化させることによりヘルムホルツ共鳴周波数Fhを変
えることができる。
【0040】ここで、複写機1内の騒音の周波数分析を
したので、その結果を図4に示す。なお、図4は、縦軸
に音圧レベル(dB)をとり、横軸に周波数(Hz)を
とったものである。
したので、その結果を図4に示す。なお、図4は、縦軸
に音圧レベル(dB)をとり、横軸に周波数(Hz)を
とったものである。
【0041】このグラフの符号Aで示す200Hz、B
で示す283.3Hz、及びCで示す400Hzにおい
て、急峻に音圧レベルが上がっており、耳障りな騒音と
してはっきり聞こえてくる。その他は、広帯域ノイズで
あり、騒音としてはさほど耳障りにならない。これら
は、駆動機構47からの騒音の周波数であるが、どこか
ら発生している周波数であるか調べると、本実施の形態
では、以下のようになる。
で示す283.3Hz、及びCで示す400Hzにおい
て、急峻に音圧レベルが上がっており、耳障りな騒音と
してはっきり聞こえてくる。その他は、広帯域ノイズで
あり、騒音としてはさほど耳障りにならない。これら
は、駆動機構47からの騒音の周波数であるが、どこか
ら発生している周波数であるか調べると、本実施の形態
では、以下のようになる。
【0042】モータ47の回転数を1000rpm(1
6.66rps)、モータ47のホール素子の数を3
つ、ロータマグネットの磁極数を4つ、モータ初段ギア
49の歯数zを17とすると、モータ47の回転に起因
する騒音の周波数f1(Hz)は、次式(2)で示され
る。
6.66rps)、モータ47のホール素子の数を3
つ、ロータマグネットの磁極数を4つ、モータ初段ギア
49の歯数zを17とすると、モータ47の回転に起因
する騒音の周波数f1(Hz)は、次式(2)で示され
る。
【0043】
【数2】 f1=モータ回転数(rps)×ホール素子の数×磁極数×n・・・(2) n=1、2、3、4・・・ また、モータ初段ギア49の噛み合い周波数f2(H
z)は、次式(3)で示される。
z)は、次式(3)で示される。
【0044】
【数3】 f2=モータ回転数(rps)×モータ初段ギアの歯数z×n・・・(3) n=1、2、3、4・・・ 式(2)に各数値を代入して計算すると、f1=20
0、400・・・となり、式(3)に各数値を代入して
計算すると、f2=283.3・・・となる。
0、400・・・となり、式(3)に各数値を代入して
計算すると、f2=283.3・・・となる。
【0045】従って、図4のグラフの符号Aはモータ4
7の回転に起因する周波数の第1次の高調波200Hz
であり、符号Bはモータ47の回転に起因する周波数の
第2次の高調波400Hzである。また、符号Cは、モ
ータ初段ギア49の噛み合い周波数の1次の高調波であ
る283.3Hzであることがわかる。
7の回転に起因する周波数の第1次の高調波200Hz
であり、符号Bはモータ47の回転に起因する周波数の
第2次の高調波400Hzである。また、符号Cは、モ
ータ初段ギア49の噛み合い周波数の1次の高調波であ
る283.3Hzであることがわかる。
【0046】一方、本実施の形態の複写機1の帯電ロー
ラ19は、上述したように感光体ドラム17に接触して
おり、高圧電源20から帯電ローラ19に電圧を印加す
るようになっている。このような帯電ローラ19の場
合、高圧電源20から帯電ローラ21に印加する電圧が
交流成分(AC成分)を含むと、帯電ローラ19と感光
体ドラム17との間に振動電界が形成され、これによっ
て帯電ローラ19と感光体ドラム17とが振動を起こ
し、帯電音と呼ばれる騒音が発生してしまうことがあ
る。
ラ19は、上述したように感光体ドラム17に接触して
おり、高圧電源20から帯電ローラ19に電圧を印加す
るようになっている。このような帯電ローラ19の場
合、高圧電源20から帯電ローラ21に印加する電圧が
交流成分(AC成分)を含むと、帯電ローラ19と感光
体ドラム17との間に振動電界が形成され、これによっ
て帯電ローラ19と感光体ドラム17とが振動を起こ
し、帯電音と呼ばれる騒音が発生してしまうことがあ
る。
【0047】この帯電音は、周囲の他の騒音における周
波数に比べて10(dB)以上音圧レベルが高い場合が
多く、耳障りな音としてはっきり聞こえてくるが、本実
施の形態では、高圧電源20から帯電ローラ19に直流
(DC)電圧を印加しており、帯電音の発生を防止して
いる。
波数に比べて10(dB)以上音圧レベルが高い場合が
多く、耳障りな音としてはっきり聞こえてくるが、本実
施の形態では、高圧電源20から帯電ローラ19に直流
(DC)電圧を印加しており、帯電音の発生を防止して
いる。
【0048】本実施の形態では、帯電音の発生を防止し
ているので、次に騒音発生源として目立つのが駆動機構
47であり、駆動機構47からの騒音のうち、特に耳障
りな騒音の1つである200Hzの騒音を静音化するよ
うに感光体ドラム17を設計した。
ているので、次に騒音発生源として目立つのが駆動機構
47であり、駆動機構47からの騒音のうち、特に耳障
りな騒音の1つである200Hzの騒音を静音化するよ
うに感光体ドラム17を設計した。
【0049】即ち、図3に示す感光体ドラム17のドラ
ム管73の内径半径R=14(mm)、ドラム管73長
さL=340(mm)、スタッド85の貫通孔85aの
半径(スタッド85の内径半径)r=6(mm)、フラ
ンジ75の厚さTb=3(mm)として、それぞれの値
を上述の式(1)に代入してヘルムホルツ共鳴周波数F
hに合うスタッド85の貫通孔85aの長さTbを計算
した。なお、内部空間87の体積Vは、V=πR2×L
であり、貫通孔85aの断面積Sbは、Sb=πr2で
ある。この計算結果を表1に示す。
ム管73の内径半径R=14(mm)、ドラム管73長
さL=340(mm)、スタッド85の貫通孔85aの
半径(スタッド85の内径半径)r=6(mm)、フラ
ンジ75の厚さTb=3(mm)として、それぞれの値
を上述の式(1)に代入してヘルムホルツ共鳴周波数F
hに合うスタッド85の貫通孔85aの長さTbを計算
した。なお、内部空間87の体積Vは、V=πR2×L
であり、貫通孔85aの断面積Sbは、Sb=πr2で
ある。この計算結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1により、周波数が200Hzの騒音を
静音化するためには、スタッド85の貫通孔85aの長
さTbを42.5(mm)にすれば良い。このように感
光体ドラム17を設計すると、駆動機構47からの騒音
の1つを静音化することができる。
静音化するためには、スタッド85の貫通孔85aの長
さTbを42.5(mm)にすれば良い。このように感
光体ドラム17を設計すると、駆動機構47からの騒音
の1つを静音化することができる。
【0052】感光体ドラム17そのものを、ヘルムホル
ツ共鳴器79として用いていることにより、ヘルムホル
ツ共鳴器を別途設ける必要がないので、複写機1の小型
化を計りつつ騒音を静音化することができる。また、感
光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器79とし
て用いているので、複写機1内のレイアウトを変更した
りする必要がなく、構成が簡単である。しかも、ヘルム
ホルツ共鳴器79の通路として用いられるスタッド85
は感光体ドラム17の回転中心軸を兼ねているので、部
品点数の削減が図れる。
ツ共鳴器79として用いていることにより、ヘルムホル
ツ共鳴器を別途設ける必要がないので、複写機1の小型
化を計りつつ騒音を静音化することができる。また、感
光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器79とし
て用いているので、複写機1内のレイアウトを変更した
りする必要がなく、構成が簡単である。しかも、ヘルム
ホルツ共鳴器79の通路として用いられるスタッド85
は感光体ドラム17の回転中心軸を兼ねているので、部
品点数の削減が図れる。
【0053】なお、周波数が283.3Hzの騒音を静
音化するためには、表1により、貫通孔85aの長さT
bを21.2(mm)にすれば良く、周波数が400H
zの騒音を静音化するためには、貫通孔85aの長さT
bを10.6(mm)にすれば良い。
音化するためには、表1により、貫通孔85aの長さT
bを21.2(mm)にすれば良く、周波数が400H
zの騒音を静音化するためには、貫通孔85aの長さT
bを10.6(mm)にすれば良い。
【0054】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり上述と同様な部分には同一の符号を付し、
その説明は省略する。
説明にあたり上述と同様な部分には同一の符号を付し、
その説明は省略する。
【0055】図5は、第2実施の形態に係る感光体ドラ
ムの近傍を示す構成図であり、図6は、第2実施の形態
に係る感光体ドラムの近傍を拡大して示す断面図であ
る。
ムの近傍を示す構成図であり、図6は、第2実施の形態
に係る感光体ドラムの近傍を拡大して示す断面図であ
る。
【0056】第2実施の形態では、図5に示すように、
帯電ローラ19の代わりに、感光体ドラム17と非接触
方式のコロナ放電によるチャージワイヤ89とグリット
91で構成された帯電チャージャー93を設けている。
感光体ドラム17と非接触の帯電チャージャー93を設
けることにより、感光体ドラム17との接触による帯電
音を防止することができる。
帯電ローラ19の代わりに、感光体ドラム17と非接触
方式のコロナ放電によるチャージワイヤ89とグリット
91で構成された帯電チャージャー93を設けている。
感光体ドラム17と非接触の帯電チャージャー93を設
けることにより、感光体ドラム17との接触による帯電
音を防止することができる。
【0057】また、図6に示すように、感光体ドラム1
7のスタッド85には、第1実施の形態のような貫通孔
85aが形成されておらず、スタッド85は、感光体ド
ラム17の回転中心軸のみとして作用するになってい
る。
7のスタッド85には、第1実施の形態のような貫通孔
85aが形成されておらず、スタッド85は、感光体ド
ラム17の回転中心軸のみとして作用するになってい
る。
【0058】一方、フランジ75には、ヘルムホルツ共
鳴器の短管の作用をなす貫通孔75aが形成されてお
り、貫通孔75aは感光体ドラム17の内部空間87
と、感光体ドラム17の外部空間86とを連通してい
る。即ち、第2実施の形態のヘルムホルツ共鳴器79
は、感光体ドラム17の内部空間87と、貫通孔75a
とで構成されている。
鳴器の短管の作用をなす貫通孔75aが形成されてお
り、貫通孔75aは感光体ドラム17の内部空間87
と、感光体ドラム17の外部空間86とを連通してい
る。即ち、第2実施の形態のヘルムホルツ共鳴器79
は、感光体ドラム17の内部空間87と、貫通孔75a
とで構成されている。
【0059】感光体ドラム17は、上述したように、ク
リーニング装置29のクリーニングブレード27により
その表面が清掃される。このクリーニングブレード27
は、感光体ドラム17の表面に摩擦摺動することによ
り、感光体ドラム17表面の残留トナーを掻き落してお
り、この時、感光体ドラム17とクリーニングブレード
17間で、スティックスリップというビビリ振動が発生
することがある。
リーニング装置29のクリーニングブレード27により
その表面が清掃される。このクリーニングブレード27
は、感光体ドラム17の表面に摩擦摺動することによ
り、感光体ドラム17表面の残留トナーを掻き落してお
り、この時、感光体ドラム17とクリーニングブレード
17間で、スティックスリップというビビリ振動が発生
することがある。
【0060】この場合、クリーニングブレード27が発
生するスティックスリップは、広い周波数帯域を持つノ
イズの加振源となり、広帯域ノイズのうちのある周波数
成分が感光体ドラム17の固有振動数と一致すると、感
光体ドラム17が共振して大きな振動音(騒音)を発生
する。
生するスティックスリップは、広い周波数帯域を持つノ
イズの加振源となり、広帯域ノイズのうちのある周波数
成分が感光体ドラム17の固有振動数と一致すると、感
光体ドラム17が共振して大きな振動音(騒音)を発生
する。
【0061】なお、このスティックスリップは、動摩擦
係数や感光体ドラム17の回転速度、温度等の影響を受
けるので、通常時においてスティックスリップ発生しな
い条件になっていても、ある特定条件になった場合に発
生することがある。例えば、大量に画像形成した場合、
感光体ドラム17とクリーニングブレード27との間の
摩擦熱によってクリーニングブレード27の粘性が高く
なって動摩擦係数が大きくなったり、複写機1の動作を
停止した場合に、感光体ドラム17の回転速度が遅くな
って、ある速度になった瞬間にだけ発生することがあ
る。
係数や感光体ドラム17の回転速度、温度等の影響を受
けるので、通常時においてスティックスリップ発生しな
い条件になっていても、ある特定条件になった場合に発
生することがある。例えば、大量に画像形成した場合、
感光体ドラム17とクリーニングブレード27との間の
摩擦熱によってクリーニングブレード27の粘性が高く
なって動摩擦係数が大きくなったり、複写機1の動作を
停止した場合に、感光体ドラム17の回転速度が遅くな
って、ある速度になった瞬間にだけ発生することがあ
る。
【0062】感光体ドラム17の共振による振動音は、
感光体ドラム17の表面から放射される。従って、本実
施の形態では、この振動音を静音化するために、感光体
ドラム17のヘルムホルツ共鳴器79のヘルムホルツ共
鳴振動数Fhを感光体ドラム17の固有振動数(共振周
波数)に合わせている。この感光体ドラム17の固有振
動数は、例えば、インパルスハンマーで加振して伝達関
数を測定し、その共振ピークを調べることができる。
感光体ドラム17の表面から放射される。従って、本実
施の形態では、この振動音を静音化するために、感光体
ドラム17のヘルムホルツ共鳴器79のヘルムホルツ共
鳴振動数Fhを感光体ドラム17の固有振動数(共振周
波数)に合わせている。この感光体ドラム17の固有振
動数は、例えば、インパルスハンマーで加振して伝達関
数を測定し、その共振ピークを調べることができる。
【0063】この第2実施の形態では、測定した共振ピ
ーク(クリーニングブレード27による振動音のうち、
特に耳障りな騒音の1つ)を静音化するように感光体ド
ラム17を設計した。
ーク(クリーニングブレード27による振動音のうち、
特に耳障りな騒音の1つ)を静音化するように感光体ド
ラム17を設計した。
【0064】即ち、図6に示す感光体ドラム17のドラ
ム管73の内径半径R、ドラム管73の長さL、フラン
ジ75の貫通孔75aの半径r、フランジ75の厚さT
bとして、それぞれの値を上述の式(1)に代入してヘ
ルムホルツ共鳴周波数Fhに合うフランジ75の貫通孔
75aの長さTbを計算した。
ム管73の内径半径R、ドラム管73の長さL、フラン
ジ75の貫通孔75aの半径r、フランジ75の厚さT
bとして、それぞれの値を上述の式(1)に代入してヘ
ルムホルツ共鳴周波数Fhに合うフランジ75の貫通孔
75aの長さTbを計算した。
【0065】このように計算して得た長さTbになるよ
うに、フランジ75の厚さを削ったり、盛ったりするこ
とで貫通孔75aの長さTbを調節し、ヘルムホルツ共
鳴器79のヘルムホルツ共鳴周波数Fhを、感光体ドラ
ム17の固有振動数に合わせることにより、クリーニン
グブレード27による振動音(共振音)を静音化するこ
とができる。
うに、フランジ75の厚さを削ったり、盛ったりするこ
とで貫通孔75aの長さTbを調節し、ヘルムホルツ共
鳴器79のヘルムホルツ共鳴周波数Fhを、感光体ドラ
ム17の固有振動数に合わせることにより、クリーニン
グブレード27による振動音(共振音)を静音化するこ
とができる。
【0066】この第2実施の形態においても、第1実施
の形態と同様に、感光体ドラム17そのものを、ヘルム
ホルツ共鳴器79として用いていることにより、ヘルム
ホルツ共鳴器を別途設ける必要がないので、複写機1の
小型化を計りつつ騒音を静音化することができる。ま
た、感光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器7
9として用いているので、複写機1内のレイアウトを変
更したりする必要がなく、構成が簡単である。
の形態と同様に、感光体ドラム17そのものを、ヘルム
ホルツ共鳴器79として用いていることにより、ヘルム
ホルツ共鳴器を別途設ける必要がないので、複写機1の
小型化を計りつつ騒音を静音化することができる。ま
た、感光体ドラム17そのものをヘルムホルツ共鳴器7
9として用いているので、複写機1内のレイアウトを変
更したりする必要がなく、構成が簡単である。
【0067】また、クリーニングブレード27による感
光体ドラム17の共振による騒音を防止するために、感
光体ドラム17内に重量物を挿入して感光体ドラム17
の剛性を高めたり、感光体ドラム17内に吸振部材を配
置する必要がないので、構成が簡単であり、複写機1の
軽量化を図ることができ、感光体ドラム17の動作に負
担がかかることを防止することができる。
光体ドラム17の共振による騒音を防止するために、感
光体ドラム17内に重量物を挿入して感光体ドラム17
の剛性を高めたり、感光体ドラム17内に吸振部材を配
置する必要がないので、構成が簡単であり、複写機1の
軽量化を図ることができ、感光体ドラム17の動作に負
担がかかることを防止することができる。
【0068】本発明は、上述の実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、第1及び第2実施の形態におい
て、貫通孔85a、75aの長さTbを変えることによ
り、ヘルムホルツ共鳴周波数Fhを変えていたが、これ
に限定されず、内部空間87の体積V、貫通孔85a、
75aの断面積Sbを変ることでヘルムホルツ共鳴周波
数Fhを変えても良く、内部空間87の体積V、貫通孔
85aの断面積Sb及び長さTbのうち少なくとも1つ
を変更すれば良い。騒音の周波数が変わったり、静音化
したい騒音が変わった場合であっても、感光体ドラム1
7の各種寸法を変更するだけで容易に対応することがで
き、様々な騒音に対応することができる。
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、第1及び第2実施の形態におい
て、貫通孔85a、75aの長さTbを変えることによ
り、ヘルムホルツ共鳴周波数Fhを変えていたが、これ
に限定されず、内部空間87の体積V、貫通孔85a、
75aの断面積Sbを変ることでヘルムホルツ共鳴周波
数Fhを変えても良く、内部空間87の体積V、貫通孔
85aの断面積Sb及び長さTbのうち少なくとも1つ
を変更すれば良い。騒音の周波数が変わったり、静音化
したい騒音が変わった場合であっても、感光体ドラム1
7の各種寸法を変更するだけで容易に対応することがで
き、様々な騒音に対応することができる。
【0069】また、本実施の形態では、ヘルムホルツ共
鳴器79を駆動機構47からの騒音、又はクリーニング
ブレード27による振動音を静音化するために用いてい
たが、これに限定されず、例えば、複写機1の排気ファ
ンや、モータ47の駆動音を静音化するために用いても
良く、複写機1から発生する任意の騒音を静音化するた
めに用いることができる。
鳴器79を駆動機構47からの騒音、又はクリーニング
ブレード27による振動音を静音化するために用いてい
たが、これに限定されず、例えば、複写機1の排気ファ
ンや、モータ47の駆動音を静音化するために用いても
良く、複写機1から発生する任意の騒音を静音化するた
めに用いることができる。
【0070】更に、ヘルムホルツ共鳴器79の通路であ
る貫通孔85a、75aは、本実施の形態では、円形状
であったがこれに限定されるものではない。
る貫通孔85a、75aは、本実施の形態では、円形状
であったがこれに限定されるものではない。
【0071】また、本発明は、複写機1に適用したが、
例えば、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成
装置に適用しても同様の作用効果を得る。
例えば、レーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成
装置に適用しても同様の作用効果を得る。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、静音手段
は、像担持体の内部空間及び通路とで構成されるいわゆ
るヘルムホルツ共鳴器であり、像担持体そのものをヘル
ムホルツ共鳴器として用いていることにより、ヘルムホ
ルツ共鳴器を別途設ける必要がないので、画像形成装置
の小型を図りつつ騒音を静音化することができる。ま
た、像担持体そのものをヘルムホルツ共鳴器として用い
ているので、画像形成装置内のレイアウトを変更したり
する必要がなく、構成が簡単である。
は、像担持体の内部空間及び通路とで構成されるいわゆ
るヘルムホルツ共鳴器であり、像担持体そのものをヘル
ムホルツ共鳴器として用いていることにより、ヘルムホ
ルツ共鳴器を別途設ける必要がないので、画像形成装置
の小型を図りつつ騒音を静音化することができる。ま
た、像担持体そのものをヘルムホルツ共鳴器として用い
ているので、画像形成装置内のレイアウトを変更したり
する必要がなく、構成が簡単である。
【0073】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、静音手段の通
路として用いられる円筒部材は像担持体の回転中心軸を
兼ねているので、部品点数の削減が図れる。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、静音手段の通
路として用いられる円筒部材は像担持体の回転中心軸を
兼ねているので、部品点数の削減が図れる。
【0074】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、像担持体周囲
の騒音による像担持体の共振を防止するために、像担持
体内に重量物を挿入して像担持体の剛性を高めたり、像
担持体内に吸振部材を配置する必要がないので、構成が
簡単であり、画像形成装置の軽量化を図ることができ、
像担持体の動作に負担がかかることを防止することがで
きる。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、像担持体周囲
の騒音による像担持体の共振を防止するために、像担持
体内に重量物を挿入して像担持体の剛性を高めたり、像
担持体内に吸振部材を配置する必要がないので、構成が
簡単であり、画像形成装置の軽量化を図ることができ、
像担持体の動作に負担がかかることを防止することがで
きる。
【図1】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図
である。
である。
【図2】感光体ドラムの近傍を示す構成図である。
【図3】感光体ドラムの近傍を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図4】複写機の騒音の周波数分析結果を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】第2実施の形態に係る感光体ドラムの近傍を示
す構成図である。
す構成図である。
【図6】第2実施の形態に係る感光体ドラムの近傍を拡
大して示す断面図である。
大して示す断面図である。
1 複写機(画像形成装置) 17 感光体ドラム(像担持体) 47 駆動機構(駆動手段) 75a フランジの貫通孔(通路) 79 ヘルムホルツ共鳴器(静音手段) 85 スタッド(円筒部材) 86 外部空間 87 内部空間
Claims (3)
- 【請求項1】 静電潜像を担持する像担持体と、少なく
とも像担持体を駆動する駆動手段と、像担持体に設けら
れた静音手段とを備え、像担持体の静電潜像を可視化し
て転写材に画像を形成する画像形成装置であって、 静音手段は、像担持体の内部に形成された内部空間と、
この内部空間と像担持体の外部空間とを連通する通路と
を備え、静音手段は、駆動手段から発生する騒音の少な
くとも1つの周波数に共鳴することを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 前記通路は、前記像担持体の内部空間内
に挿通された円筒部材であり、像担持体は円筒部材を中
心に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形
成装置。 - 【請求項3】 静電潜像を担持する像担持体と、少なく
とも像担持体を駆動する駆動手段と、像担持体に設けら
れた静音手段とを備え、像担持体の静電潜像を可視化し
て転写材に画像を形成する画像形成装置であって、 静音手段は、像担持体の内部に形成された内部空間と、
この内部空間と像担持体の外部空間とを連通する通路と
を備え、静音手段は、像担持体の固有振動数に共鳴する
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29191299A JP2001117451A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29191299A JP2001117451A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001117451A true JP2001117451A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17775076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29191299A Pending JP2001117451A (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001117451A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9298155B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-03-29 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
JP2016102837A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US9389574B2 (en) | 2014-02-27 | 2016-07-12 | Ricoh Company, Limited | Sound absorbing device, electronic device, and image forming apparatus |
JP2016196898A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社リコー | 駆動装置および画像形成装置 |
JP2017021152A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 機器及び画像形成装置 |
US9767783B2 (en) | 2015-01-30 | 2017-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Device and image forming apparatus |
US10551788B2 (en) | 2017-11-06 | 2020-02-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and cartridge unit having a helmholtz resonator |
-
1999
- 1999-10-14 JP JP29191299A patent/JP2001117451A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9389574B2 (en) | 2014-02-27 | 2016-07-12 | Ricoh Company, Limited | Sound absorbing device, electronic device, and image forming apparatus |
US9711125B2 (en) | 2014-02-27 | 2017-07-18 | Ricoh Company, Limited | Sound absorbing device, electronic device, and image forming apparatus |
US9298155B2 (en) | 2014-07-30 | 2016-03-29 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
US9547274B2 (en) | 2014-07-30 | 2017-01-17 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus having a sound absorber |
JP2016102837A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US9767783B2 (en) | 2015-01-30 | 2017-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Device and image forming apparatus |
US10204613B2 (en) | 2015-01-30 | 2019-02-12 | Ricoh Company, Ltd. | Device and image forming apparatus |
JP2016196898A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社リコー | 駆動装置および画像形成装置 |
US10365603B2 (en) | 2015-04-02 | 2019-07-30 | Ricoh Company, Ltd. | Drive device and image forming apparatus incorporating the drive device |
JP2017021152A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 機器及び画像形成装置 |
US10551788B2 (en) | 2017-11-06 | 2020-02-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and cartridge unit having a helmholtz resonator |
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