JP6141928B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、電源の投入又は遮断を契機として、遊技履歴に基づいて複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を複雑化でき、遊技者が推測し難いものとすることができるようにしたものである。
従来、スロットマシンの電源がオフにされている場合、電源スイッチがオンされると演出モード抽選が行われ、演出モード抽選で決定された演出モードに応じた初期画像が液晶パネルから表示されるようにした遊技機が知られている(特許文献1の段落番号「0043」及び図5参照)。
また、上記した従来の遊技機では、スロットマシンの電源の投入中に設定値の選択操作を行う場合、設定変更モードで電源がオン/オフされると、演出モード抽選が行われ、演出モード抽選で決定された演出モードに応じた初期画像が遊技モードに移行したときに液晶パネルから表示される(特許文献1の段落番号「0044」及び「0045」参照)。
また、従来、設定変更との関係では、次の特許文献2及び特許文献3が存在し、参考までに説明する。
特許文献2のものは、電源スイッチがオンされたときに設定キースイッチのオン信号の入力がある場合は設定変更モードに移行させるようにした遊技機が知られている(特許文献2の段落番号「0048」及び図6参照)。そして、設定変更モードで選択された設定値が確定されると、変更実施テーブルが有する第1〜第6抽選テーブルのうち、選択された設定値に対応する抽選テーブルを用いて演出モード抽選が行われる。これに対し、電源スイッチがオンされたときに設定変更モードに移行されていない場合は、変更不実施テーブルを用いて演出モード抽選が行われる(特許文献2の段落番号「0049」参照)。演出モード抽選で決定された演出モードに応じた初期画像が液晶パネルから表示される。
また、特許文献3のものは、設定変更に際して、同一設定への打ち直しか異設定への変更かによって、AT抽選テーブルの選択が異なるようにした遊技機が知られている(特許文献3の段落番号「0055」参照)。
特開2007-209696号公報 特開2007-209683号公報 特開2003-180942号公報
しかし、上記した特許文献1に記載された遊技機では、電源のオフからオンへの切り替え時や設定変更を契機として、演出テーブルの抽選を行い、変更するだけであるため、演出テーブルの変更が単調であり、遊技者に推測されやすいといった問題点があった。
本発明に係る遊技機は、電源の投入又は遮断を契機とするが、遊技履歴に基づいて複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を複雑化でき、遊技者が推測し難いものとすることができるようにしたものである。
本発明に係る遊技機は、遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるようにしたものである。
本発明に係る遊技機は、遊技履歴に加え、設定変更が実行されているか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるようにしたものである。
本発明に係る遊技機は、遊技履歴に基づいて、1つの演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、当該決定された演出抽選テーブルを用いて、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるようにしたものである。
本発明に係る遊技機は、演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、遊技履歴を初期化することで、次回の演出テーブルの決定に際して、新たな遊技履歴を用いることができるようにしたものである。
本発明に係る遊技機は、設定変更の判定結果と、特定条件の判定結果との2種類を用いることで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるばかりでなく、設定変更の判定結果を優先させることで、両者の判定結果により異なる2つの演出テーブルが決定された場合にも、演出テーブルを1つに決定することができるようにしたものである。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機は、複数種類の役抽選テーブルを記憶した役抽選テーブル記憶手段(400)と、前記役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された前記役抽選テーブルと各々関連付けられた複数の設定値を設定し、前記設定値から選択される設定値を記憶可能な設定値記憶手段(410)と、前記設定値記憶手段(410)に記憶された前記設定値を変更可能な設定変更操作手段(90)と、前記設定値記憶手段(410)に記憶された前記設定値に関連付けられて、前記役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された前記役抽選テーブルを用いて役抽選を行いながら遊技を進行し、当該遊技に関連し、各種の演出を行う演出装置(70)と、を備える遊技機(10)において、前記演出装置(70)による演出に用いる複数種類の演出テーブルを記憶した演出テーブル記憶手段(600)と、遊技結果に基づく遊技履歴を記憶し、当該記憶状態を電源遮断後も保持可能な遊技履歴記憶手段(610)と、電源の投入又は遮断を契機として、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴に基づいて、複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、当該決定した演出抽選テーブルに基づいて、前記演出テーブル記憶手段(600)に記憶された前記複数種類の演出テーブルのうちから、1つの前記演出テーブルを決定可能な演出テーブル決定手段(320)と、を備えている、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、電源の投入又は遮断を契機として、遊技履歴に基づいて複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を複雑化でき、遊技者が推測し難いものとすることができる、という効果がある。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴を読み出し、当該遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定する特定条件判定手段(630)を備え、前記演出テーブル決定手段(320)は、前記特定条件判定手段(630)による判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定するようにしている、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる、という効果がある。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記設定変更操作手段(90)により設定変更が実行されているか否かを判定する設定変更判定手段(420)を備え、前記演出テーブル決定手段(320)は、前記設定変更判定手段(420)による判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定するようにしている、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、遊技履歴に加え、設定変更が実行されているか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる、という効果がある。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記複数種類の演出テーブルのうちから、1つの前記演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルを記憶した演出抽選テーブル記憶手段(640)を備え、前記演出テーブル決定手段(320)は、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴に基づいて、前記演出抽選テーブル記憶手段(640)に記憶された前記複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの前記演出抽選テーブルを決定している、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、遊技履歴に基づいて、1つの演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、当該決定された演出抽選テーブルを用いて、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる、という効果がある。
また、本発明に係る遊技機は、複数種類の役抽選テーブルを記憶した役抽選テーブル記憶手段(400)と、前記役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された前記役抽選テーブルと各々関連付けられた複数の設定値を設定し、前記設定値から選択される設定値を記憶可能な設定値記憶手段(410)と、前記設定値記憶手段(410)に記憶された前記設定値を変更可能な設定変更操作手段(90)と、前記設定値記憶手段(410)に記憶された前記設定値に関連付けられて、前記役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された前記役抽選テーブルを用いて役抽選を行いながら遊技を進行し、当該遊技に関連し、各種の演出を行う演出装置(70)と、を備える遊技機(10)において、前記演出装置(70)による演出に用いる複数種類の演出テーブルを記憶した演出テーブル記憶手段(600)と、遊技結果に基づく遊技履歴を記憶し、当該遊技履歴を記憶した状態を電源遮断後も保持可能な遊技履歴記憶手段(610)と、電源の遮断を契機として、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴に基づいて、複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、当該決定した演出抽選テーブルに基づいて、前記演出テーブル記憶手段(600)に記憶された前記複数種類の演出テーブルのうちから、1つの前記演出テーブルを決定可能な演出テーブル決定手段(320)と、前記演出テーブル決定手段(320)による前記演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴を初期化する遊技履歴初期化手段(620)と、を備えている、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、遊技履歴を初期化することで、次回の演出テーブルの決定に際して、新たな遊技履歴を用いることができる、という効果がある。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記遊技履歴記憶手段(610)に記憶された前記遊技履歴を読み出し、当該遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定する特定条件判定手段(630)と、前記設定変更操作手段(90)により設定変更が実行されているか否かを判定する設定変更判定手段(420)と、を備え、前記演出テーブル決定手段(320)は、前記設定変更判定手段(420)による判定結果を、前記特定条件判定手段(630)による判定結果に優先させている、ことを特徴とする。
かかる構成にあっては、設定変更の判定結果と、特定条件の判定結果との2種類を用いることで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるばかりでなく、設定変更の判定結果を優先させることで、両者の判定結果により異なる2つの演出テーブルが決定された場合にも、演出テーブルを1つに決定することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態であって、遊技機の概略正面図である。 本発明の実施の形態であって、図柄の配列を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技制御手段を説明するための概略ブロック図である。 本発明の実施の形態であって、図3に示す役抽選手段の詳細を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態であって、図3に示す遊技状態制御手段の詳細を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態であって、図3に示す演出テーブル決定手段の詳細を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態であって、遊技状態を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態であって、遊技の流れの概要を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態であって、演出抽選テーブルの一例を説明するための図表である。 本発明の実施の形態であって、演出テーブルの決定手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態であって、演出テーブルの決定手順の一例を説明するためのフローチャートである。
(遊技機10)
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前方向」とし、その逆方向を「後方向」とする。また、同様に、「左方向」や「右方向」等の左右方向も、遊技者から見た場合の左方向や、右方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した状態における遊技者から見た方向を意味する。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図1を参照しながら説明する。本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
(上パネル20)
前扉14の上部には、薄板樹脂からなる上パネル20を備えている。
(図柄表示窓部16)
上パネル20の略中央には、3個の回転リール62(正面から向かって左側の左リール64、中央の中リール66、右側の右リール68)の円周上の図柄61を見ることができる透過可能な図柄表示窓部16が形成されている。
図柄表示窓部16は、3個全ての回転リール62の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄61を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部16は、回転リール62の正面側に設けられて、回転リール62の回転が停止した際、後述する有効ライン86上に停止している複数の図柄61を視認するためのものである。回転リール62は、図柄表示窓部16を介して複数の図柄61を変動表示可能なものである。
(リールユニット60)
図柄表示窓部16の奥には、リールユニット60が配置されている。
リールユニット60は、複数、例えば21個の図柄61が個別に表示された複数、例えば3個の回転リール62を個別に回転可能なものである。
(演出装置70)
前扉14には、演出装置70が配置されている。演出装置70は、遊技の進行に応じ、各種の演出を実行するものである。演出装置70は、前扉14に配置されたスピーカー72と、画像表示部84と、演出用ランプ78とを備えている。
スピーカー72は、前扉14の上部左右に配置された上部スピーカー74と、前扉14の下部左右に配置された下部スピーカー76とを備えている。
画像表示部84は、その画面に種々の映像を表示するための表示デバイスであり、動画を含んだ映像の表示を行うための液晶表示装置を有する演出ユニットを構成するものである。
演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の下部に配置された下部ランプ82とを備えている。
ここで、「演出装置70」としては、画像表示部84、演出用ランプ78、スピーカー72を例示したが、3個のうち、1個だけでも良いし、3個のうち、任意の2個を組み合わせても良いし、或いは例示した3個以外に、例えば機械的な動きをする「可動役物」やその他演出として用いられる装置等を用いてもよい。
(下パネル22)
前扉14の下部には、下パネル22が設けられている。
(操作部30)
前扉14には、下パネル22の上に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として後述するメダル投入口38から予めメダルを投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
(精算スイッチ36)
メダル投入口38の下側には、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ36が設けられている。
(ストップスイッチ50)
精算スイッチ36の左側には、複数、例えば3個のストップスイッチ50が配置されている。ストップスイッチ50は、複数、例えば3個の回転リール62の各々に対応して設けられ、遊技者の操作により回転中の複数の回転リール62を個別に停止可能なものである。
ストップスイッチ50は、左リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。
すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数の回転リール62それぞれに対応して設けられ、複数の回転リール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。
(スタートスイッチ40)
ストップスイッチ50の左側には、スタートスイッチ40が配置されている。スタートスイッチ40は、遊技者の操作により複数、例えば3個の回転リール62の回転を開始させるためのものである。スタートスイッチ40は、メダルの投入又は後述するマックスベットスイッチ34の操作を条件に、回転リール62の回転を開始させるためのものである。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのものである。
(ベットスイッチ34,35)
スタートスイッチ40の上には、クレジットしたメダル数から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34が設けられている。
また、マックスベットスイッチ34の左隣には、クレジットしたメダルを1枚減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチ35が設けられている。マックスベットスイッチ34及びシングルベットスイッチ35を、総称して「ベットスイッチ」ともいう。
(払出手段24)
前扉14の下部の奥には、払出手段24(図3参照)が配置されている。払出手段24は、複数、例えば3個の回転リール62の停止表示された図柄61の組み合わせに基づいて、所定の遊技媒体、例えばメダルを払い出し可能なものである。払出手段24には、図示しないが、ホッパーユニットが使用されている。
なお、遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、例えばパチンコ球でもよい。
また、前扉14の下部の奥には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチを有すると共に各部品に電力を供給するための電源装置(図示せず)が配置されている。
(メダル払出口28、メダル受け皿26)
前扉14の下部には、所定の場合に払出手段24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。
このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
(1回の遊技及び有効ライン86)
本実施の形態に係る遊技機10は、マックスベットスイッチ34の操作又はメダル投入により所定枚数のメダルを投入することにより遊技の開始を可能とするものである。
そして、スタートスイッチ40の押下操作により、回転リール62の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果にもとづいて、回転リール62の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。
遊技機10は、停止時の図柄61の組合せによって、当選した役を構成する図柄61の組合せが所定の有効なライン(所定の役の図柄61の組合せが当該ライン上に揃ったときに所定の利益が付与されるラインのことであり、以下、「有効ライン86」という。)上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルを払い出す等の所定の利益を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。
なお、「有効ライン86」は、後述の遊技結果判定手段230の判定対象となるラインを意味する。本実施の形態の有効ライン86は、左リール64、中リール66及び右リール68の中段を横一直線に結んだ中ライン、左リール64、中リール66及び右リール68の上段を横一直線に結んだ上ライン、左リール64、中リール66及び右リール68の下段を横一直線に結んだ下ライン、左リール64の上段、中リール66の中段、右リール68の下段を斜めに結んだ右下がりライン、左リール64の下段、中リール66の中段、右リール68の上段を斜めに結んだ右上がりラインの計5本である。
なお、有効ライン86として、5ラインを例示したが、これに限定されず、1ライン、2〜5ライン、或いはV字形や山形を含めて6ライン以上としてもよい。
(図柄61)
左リール64、中リール66及び右リール68の表面には、図2に示すように、「赤7」、「キャラクタ」、「ベル」、「バー」、「チェリー」、「プラム」、「オレンジ」等の複数の種々の図柄61が表示されている。
これらの図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたリールテープ63を回転リール62の外周表面に貼付することで形成されている。なお、図2の図柄番号(コマ番号)は、回転リール62の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各図柄61の停止を制御するためのプログラムで特定の図柄61を指定するためのものである。
(設定変更操作手段90、電源ON/OFF操作手段91)
遊技機10の内部には、図3に示す設定変更操作手段90、電源ON/OFF操作手段91が設けられている。設定変更操作手段90、電源ON/OFF操作手段91は、遊技機10の内部に設けられ、前扉14を開き、遊技店側が操作するスイッチ類である。
設定変更操作手段90は、後述する図4に示す設定値記憶手段410に記憶された設定値を変更可能なものである。
設定値は、複数段階、例えば設定1〜6の6段階に分かれ、段階毎に、後述する「ボーナス役」の当選確率が異ならせている。すなわち、設定1→設定2→設定3→設定4→設定5→設定6の順でボーナス役の当選確率が高くなるように構成されている。
なお、設定値として、設定1〜6の6段階を例示したが、これに限定されず、2〜5段階、或いは7段階以上に設定してもよい。また、設定値の段階毎にボーナス役の当選確率が異ならせたが、これに限定されず、他の「小役」や「再遊技役」の当選確率や、これを組み合わせてよい。
電源ON/OFF操作手段91は、電源のON/OFFの操作を行うためのものである。
(遊技制御手段100)
遊技機10の内部には、図3に示すように、遊技機10の全体の動作を制御するための遊技制御手段100が形成されている。
前記遊技制御手段100は、大別すると、遊技を進行させて遊技状態を制御するメイン制御手段200と、このメイン制御手段200からの命令(コマンド及びデータを含む。)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うために演出状態を制御するサブ制御手段300を備えている。
なお、メイン制御手段200とサブ制御手段300との間は、メイン制御手段200への不正操作を防止するために、メイン制御手段200からサブ制御手段300への一方向の通信により行われている。
メイン制御手段200は、ベットスイッチ34,35、精算スイッチ36、スタートスイッチ40、ストップスイッチ50、設定変更操作手段90、電源ON/OFF操作手段91等の入力を受け付け、役抽選を行い、リールユニット60及び払出手段24の作動を制御する。
サブ制御手段300は、メイン制御手段200から信号を入力し、画像表示部84等の演出装置70の作動を制御する。
サブ制御手段300の出力側には、演出装置70としてのスピーカー72、画像表示部84、演出用ランプ78の各パーツが接続されている。
なお、特に図示していないが、メイン制御手段200を有するメイン基板と、サブ制御手段300を有するサブ基板とは、それぞれ専用の基板ケースの内部に収納されている。具体的には、メイン制御手段200は、メイン基板ケースの内部に収納され、サブ制御手段300は、サブ基板ケースの内部に収納されている。そして、メイン基板ケースは、筐体12の内部の奥側の上部に固定され、サブ基板ケースは、筐体12内部の正面から向かって左側に固定されている。
メイン制御手段200、サブ制御手段300のそれぞれは、CPU、ROM、RAM、I/Oポート(図示せず)を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機10の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
(メイン制御手段200)
メイン制御手段200は、役抽選手段210、停止制御手段220、遊技結果判定手段230、遊技状態制御手段240、払出制御手段250及び送信制御手段260の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
なお、これらの手段の全てをメイン制御手段200が制御することなく、その一部をサブ制御手段300側で制御してもよいし、或いはメイン制御手段200とサブ制御手段300とが共働して制御するようにしてもよい。
以上の構成をもって、メイン制御手段200は、役の抽選を行い、回転リール62の回転及び停止を制御し、回転リール62がすべて停止したときに停止図柄判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を実行するためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
規定の賭け数(1〜3枚)が設定されると、有効ライン86(図1参照)が設定される。賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルを投入する方法と、ベットスイッチ34,35を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。
そして、規定の賭け数(1〜3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段210により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技での回転リール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個すべての回転リール62の回転が開始する。
本実施の形態では、役として、大別すると、「一般役」、「ボーナス役」、いずれにも当選していない「非当選」(ハズレ)が含まれている。
「一般役」には、「小役」(メダルの払い出しを伴う役)、「再遊技役」(遊技者所有のメダルを使用することなく次回の遊技を開始可能とする役、いわゆる「リプレイ役」)が含まれている。
「ボーナス役」は、遊技状態の移行を伴う役であり、次ゲーム以降に持ち越せる役である。なお、遊技状態については、図7を用いて後述する。
回転リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、回転リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサにより回転リール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応した回転リール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべての回転リール62の回転が停止する。
このとき、有効ライン86上に所定の図柄61の組合せが揃うと、当該図柄61の組合せに対応した処理が行われる。本実施の形態に係る遊技機10は、有効ライン86上に予め定められた図柄61の組合せが揃うと遊技者に利益が付与されるように形成されている。例えば小役に対応した図柄61の組合せが有効ライン86上に揃うと、小役に対応した枚数のメダルが遊技者に対して払い出される。
(役抽選手段210)
役抽選手段210は、メイン制御手段200が備える手段であり、スタートスイッチ40の操作を契機に、「ボーナス役」又は「一般役」のいずれかに当選か、又は非当選、すなわち「ハズレ」かを、抽選(役抽選)により決定するものである。役抽選手段210は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。
なお、役抽選手段210による処理は、後述するステップS3(図8参照)において行われる。
役抽選手段210には、図4に示すように、大別すると、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)役抽選テーブル記憶手段400
(2)設定値記憶手段410
(3)設定値変更判定手段420
(4)役抽選テーブル決定手段430
なお、役抽選手段210の手段は、上記した(1)〜(4)の手段に限定されない。
(停止制御手段220)
停止制御手段220は、メイン制御手段200が備える手段であり、各回転リール62の回転を停止させるためのものである。停止制御手段220は、役抽選手段210の抽選結果と、各ストップスイッチ50が操作されたときの対応する回転リール62の回転位置とにもとづいて、各回転リール62の回転を停止させる。
具体的には、各回転リール62の駆動モータを制御することで、回転方向に予め定められた図柄数分、本実施の形態では4コマ以内の図柄までの範囲に、当選した役に対応する図柄が含まれている場合には、当該図柄が有効ライン86上に揃うように引き込み制御を行い、且つ、当選していない役に対応した図柄が有効ライン86上に揃わないように蹴飛ばし制御を行う。
なお、停止制御手段220による処理は、後述するステップS4(図8参照)において行われる。
(遊技結果判定手段230)
遊技結果判定手段230は、メイン制御手段200が備える手段であり、すべての回転リール62が停止した際における有効ライン86上の図柄の組合せを記憶するとともに入賞等の判定をするためのものである。
(遊技状態制御手段240)
遊技状態制御手段240は、図7に示す「遊技状態」を制御するためのものである。
遊技状態制御手段240には、図5に示すように、大別すると、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)通常遊技制御手段500
(2)ボーナス内部中遊技制御手段510
(3)ボーナス遊技制御手段520
(4)特殊遊技制御手段530
なお、遊技状態制御手段240の手段は、上記した(1)〜(4)の手段に限定されない。
(払出制御手段250)
払出制御手段250は、遊技結果判定手段230の判定結果にもとづいて、メダル払い出し等の所定の処理を行うためのものである。払出制御手段250は、遊技結果判定手段230の判定の結果、小役が入賞していると判定されるとメダルの払い出しを行う。
なお、払出制御手段250による処理は、後述するステップS5(図8参照)において行われる。
(送信制御手段260)
送信制御手段260は、サブ制御手段300へ信号を送信するためのものである。
(サブ制御手段300)
サブ制御手段300は、受信制御手段310、演出テーブル決定手段320、演出抽選手段330及び演出実行制御手段340の各手段を有する。手段の詳細については後述する。
なお、これらの手段の全てをサブ制御手段300が制御することなく、その一部をメイン制御手段200側で制御してもよいし、或いはメイン制御手段200とサブ制御手段300とが協同して制御するようにしてもよい。
サブ制御手段300は、演出装置70が接続され、所定の演出を実行する。
例えば、サブ制御手段300は、演出用ランプ78を駆動するためのLED駆動回路(図示せず)に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路(図示せず)に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、画像表示部84を駆動するための液晶制御基板(図示せず)に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
(受信制御手段310)
受信制御手段310は、メイン制御手段200側の送信制御手段260からの信号を受信するものである。
(演出テーブル決定手段320)
演出テーブル決定手段320は、第1に、電源の投入又は遮断を契機として、後述する遊技履歴記憶手段610に記憶された遊技履歴に基づいて、演出テーブル記憶手段600に記憶された複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定可能なものである。
ここで、「電源の投入又は遮断を契機」としては、図10を用いて後述するが、電源の「遮断」(電源OFF、ステップS10参照)状態から「投入」(電源ON、ステップS20参照)時を契機としている。
ここで、「電源の投入又は遮断を契機」としては、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)時を例示したが、これに限定されず、図11を用いて後述するが、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF、ステップS30参照)時としてもよい。
ここで、演出テーブルの決定には、図9を用いて後述するが、「演出抽選テーブルA〜D」を用いている。すなわち、「演出抽選テーブル」を決定後、決定された一つの「演出抽選テーブル」に設定された条件を従って、遊技履歴を評価し、一つの「演出テーブル」を決定している。
ここで、演出テーブルの決定に、「演出抽選テーブル」を用いたが、これに限定されず、「演出抽選テーブル」を用いずに、演出テーブルを直接、決定するようにしてもよい。
ここで、「演出テーブル」の決定手順は、後述する図10に示す手順を用いている。
ここで、「演出テーブル」の決定手順として、図10に示す手順を例示したが、これに限定されず、後述する図11に示す手順を用いてもよい。
第2に、演出テーブル決定手段320は、後述する特定条件判定手段630による判定結果に基づいて、1つの演出テーブルを決定するようにしている。
第3に、演出テーブル決定手段320は、後述する設定変更判定手段420による判定結果に基づいて、1つの演出テーブルを決定するようにしている。
ここで、「設定変更判定手段420による判定結果に基づいて」としては、後述する「第5」のように、当該判定結果を優先させてもよいし、或いは「遊技履歴記憶手段610に記憶された遊技履歴」の方を優先させてもよく、いずれを優先させる場合も含んでいる。
第4に、演出テーブル決定手段320は、後述する遊技履歴記憶手段610に記憶された遊技履歴に基づいて、演出抽選テーブル記憶手段640に記憶された複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定している。
第5に、演出テーブル決定手段320は、設定変更判定手段420による判定結果を、特定条件判定手段630による判定結果に優先させている。
ここで、「優先させ」としては、図10を用いて後述するように、設定変更の判定(ステップS11参照)を、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)に先だって処理することで実現している。
ここで、「優先させ」としては、設定変更の判定(ステップS11参照)を、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)に先だって処理することで実現したが、これに限定されず、図11を用いて後述するように、特定の条件の判定(ステップS31,S40参照)を先行させ、演出テーブルの決定(ステップS33参照)後、設定変更の判定(ステップS34参照)を後から実行させ、先に決定された演出テーブルを再決定(ステップS37参照)するようにしてもよい。
演出テーブル決定手段320には、図6に示すように、大別すると、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(6)については後述する。
(1)演出テーブル記憶手段600
(2)遊技履歴記憶手段610
(3)遊技履歴初期化手段620
(4)特定条件判定手段630
(5)演出抽選テーブル記憶手段640
(6)演出抽選テーブル決定手段650
なお、演出テーブル決定手段320の手段は、上記した(1)〜(6)の手段に限定されない。
(演出抽選手段330)
演出抽選手段330は、演出装置70を用いてサブ制御手段300において実行される各種の演出の抽選を実行するためのものである。具体的には、演出抽選手段330は、演出テーブル決定手段320により決定された演出テーブルを、演出テーブル記憶手段600から読み出して演出抽選を実行している。
(演出実行制御手段340)
演出実行制御手段340は、演出装置70を用いて演出を実行するためのものである。具体的には、演出抽選手段330により抽選で決定された演出を、メイン制御手段200側の遊技の進行に従って実行している。
(図4に示す役抽選テーブル記憶手段400)
役抽選テーブル記憶手段400は、複数種類の役抽選テーブルを記憶したものである。
ここで、「役抽選テーブル」は、役抽選手段210の役抽選に用いられ、「設定値」と関連付けられている。「役抽選テーブル」には、「ボーナス役」又は「一般役」のいずれかに当選か、又は非当選、すなわち「ハズレ」かの抽選確率が設定され、種類毎に設定された抽選確率を異にしている。
(図4に示す設定値記憶手段410)
設定値記憶手段410は、複数の設定値を記憶するものである。
ここで、「設定値」は、役抽選テーブル記憶手段400に記憶された役抽選テーブルに関連付けられている。「設定値」は、図3に示す設定変更操作手段90による操作に基づいて設定、変更が可能であり、設定変更操作手段90により設定、変更された設定値が設定値記憶手段410に記憶される。
(図4に示す設定値変更判定手段420)
設定変更判定手段420は、設定変更操作手段90により設定変更が実行されているか否かを判定するものである。
ここで、「設定変更判定手段420」は、図3及び図4に示すように、遊技制御手段100のメイン制御手段200側に配置し、設定変更の判定結果に関する情報をサブ制御手段300側に送信している。
ここで、「設定変更判定手段420」を、図3及び図4に示すように、遊技制御手段100のメイン制御手段200側に配置したが、これに限定されず、サブ制御手段300側に配置してもよく、このときには、設定変更操作手段90による設定変更に関する情報を、メイン制御手段200側からサブ制御手段300側に送信し、サブ制御手段300側で判定できるようにしてもよい。
(図4に示す役抽選テーブル決定手段430)
役抽選テーブル決定手段430は、設定値記憶手段410に記憶された設定値を読み出し、当該設定値に対応する役抽選テーブルを決定するものである。役抽選手段210は、役抽選テーブル決定手段430により決定された役抽選テーブルを、役抽選テーブル記憶手段400から読み出し、役抽選を実行する。
(図5に示す通常遊技制御手段500)
通常遊技制御手段500は、図7を用いて後述する「通常遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「通常遊技」は、図7を用いて後述するように、「ボーナス遊技」、「ボーナス内部中遊技」及び「特殊遊技」以外の遊技状態である。
(図5に示すボーナス内部中遊技制御手段510)
ボーナス内部中遊技制御手段510は、図7を用いて後述する「ボーナス内部中遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「ボーナス内部中遊技」は、「通常遊技」においてボーナス役に当選すると移行する遊技状態である。「ボーナス内部中遊技」において、ボーナス遊技の移行に対応した図柄が表示されると、当該ボーナス内部中遊技から「ボーナス遊技」に移行する。
(図5に示すボーナス遊技制御手段520)
ボーナス遊技制御手段520は、図7を用いて後述する「ボーナス遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「ボーナス遊技」は、ボーナス遊技用として用いられる抽選テーブルを用いて、役抽選が行われるものであり、通常遊技に用いられる抽選テーブルと比較すると、一般役の当選確率が高く設定されているため、通常遊技が遊技数を消化するごとにメダルは減少していくのに対して、ボーナス遊技においては、メダルが増加することになる。
「ボーナス遊技」には、図7を用いて後述する「BB」と「RB」とがあり、各遊技状態に応じて、BB制御手段521と、RB制御手段522とが設けられている。
(図5に示す特殊遊技制御手段530 )
特殊遊技制御手段530 は、図7を用いて後述する「特殊遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「特殊遊技」は、「ボーナス遊技」の終了後、移行し、所定の遊技区間(例えば30G)実行可能な遊技状態である。
(図6に示す演出テーブル記憶手段600)
演出テーブル記憶手段600は、演出装置70による演出に用いる複数種類の演出テーブルを記憶したものである。
ここで、「複数種類の演出テーブル」として、図9を用いて後述するが、「演出テーブル1〜5」の5種類を例示している。「演出テーブル」は、例えば画像表示部84に表示されるキャラクタや背景等を変化させることで、種類を異ならせている。
ここで、「複数種類の演出テーブル」としては、「演出テーブル1〜5」の5種類を例示したが、これに限定されず、2〜4種類、或いは6種類以上でもよい。
ここで、「演出テーブル」の演出内容として、画像表示部84に表示されるキャラクタや背景等の変化させた場合を例示したが、これに限定されず、可動役物やその他演出として用いられる装置等の状態を変化させてもよい。
(図6に示す遊技履歴記憶手段610)
遊技履歴記憶手段610は、遊技結果に基づく遊技履歴を記憶し、当該記憶状態を電源遮断後も保持可能なものである。
ここで、「遊技履歴記憶手段610」を、図3及び図6に示すように、遊技制御手段100のサブ制御手段300側に配置し、遊技履歴の基礎となる役抽選結果情報や遊技結果情報をサブ制御手段300側に送信し、サブ制御手段300側で記憶するようにしている。
ここで、「遊技履歴記憶手段610」を、遊技制御手段100のサブ制御手段300側に配置したが、これに限定されず、メイン制御手段200側に配置し、記憶した遊技履歴に関する情報をサブ制御手段300側に送信するようにしてもよい。
ここで、「遊技結果に基づく遊技履歴」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の実際の遊技結果に基づく遊技履歴である。
ここで、「遊技結果に基づく遊技履歴」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよい。また、ボーナス確率は、前回の電断(電源OFF)から今回迄のボーナス回数から算出してもよいし、直前、特定遊技区間、例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」であれば、「1/200」のように算出してもよいし、特定遊技区間として、例えば「200G」等のようにバリエーションを持たせてもよい。なお、その他、「遊技結果に基づく遊技履歴」は、上記した例にも限定されない。
(図6に示す遊技履歴初期化手段620)
遊技履歴初期化手段620は、演出テーブル決定手段320による演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、遊技履歴記憶手段610に記憶された遊技履歴を初期化するものである。
ここで、「遊技履歴初期化手段620」を、図3及び図6に示すように、「遊技履歴記憶手段610」と同様に、遊技制御手段100のサブ制御手段(300)側に配置している。
ここで、「遊技履歴初期化手段620」は、遊技制御手段100のサブ制御手段300側に配置したが、これに限定されず、「遊技履歴記憶手段610」と共にメイン制御手段200側に配置してもよい。
(図6に示す特定条件判定手段630)
特定条件判定手段630は、遊技履歴記憶手段610に記憶された遊技履歴を読み出し、当該遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定するものである。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の遊技履歴を条件として設定している。例えば、ボーナス確率としては、前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断におけるものでもよいし、或いは直前の特定遊技区間、例えば直前の「2000G」中のものでもよい。例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」であれば、ボーナス確率は「1/200」となる。「特定の条件」として、ボーナス確率を仮に「1/200」以上と設定した場合には、特定の条件の判定時のボーナス確率が「1/200」の場合には「一致」と判定され、「1/200」を下回る場合には「不一致」と判定される。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよいし、上記した例にも限定されない。
また、ここで、「特定の条件」として、図9を用いて後述するが、「条件1」、「条件2」のように複数種類、例えば2種類の条件を設定している。一般的には、遊技区間が短くなると、ボーナス確率の変動率が大きくなり、遊技区間が長くなるにしたがって、ボーナス確率が平均化して、変動率が小さくなる傾向がある。このため、例えば「条件1」としては、遊技区間を長く設定(例えば前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断)し、「条件2」としては遊技区間を短く設定(例えば直前の「200G」中)してもよい。
また、「特定の条件」として、「条件1」及び「条件2」の2種類の条件を設定したが、条件は1種類でもよいし、或いは3種類以上の条件を設定してもよい。
ここで、「特定の条件」の判定手順は、図10を用いて後述するが、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、「条件1」に合致するか否か(ステップS21参照)、「条件2」に合致するか否か(ステップS24参照)、「条件1」及び「条件2」のいずれにも合致しないか、という順で判定し、判定結果に基づいて1つの演出テーブルを決定するようにしている(ステップS23参照)。
ここで、「特定の条件」の判定手順として、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、条件を判定したが、これに限定されず、図11を用いて後述するが、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF)を契機として、条件を判定してもよい。
(図6に示す演出抽選テーブル記憶手段640)
演出抽選テーブル記憶手段640は、複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルを記憶したものである。
ここで、「複数種類の演出抽選テーブル」として、図9を用いて後述するように、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を例示している。「演出抽選テーブル」は、条件に対する「演出テーブル」の当選確率を異ならせている。
ここで、「複数種類の演出抽選テーブル」として、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を例示したが、これに限定されず、2種類、3種類、或いは5種類以上でもよい。
(図6に示す演出抽選テーブル決定手段650)
演出抽選テーブル決定手段650は、設定値変更判定手段420からの判定結果、及び特定条件判定手段630による判定結果に基づいて、演出抽選テーブル記憶手段640に記憶された複数種類の演出抽選テーブルのうちから、一つの演出抽選テーブルを決定するものである。
その結果、演出テーブル決定手段320は、演出抽選テーブル決定手段650により決定された一つの演出抽選テーブルを用いて、演出テーブル記憶手段600に記憶された複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを抽選により決定している。
(図7を用いた遊技状態の説明)
図7は、メイン制御手段200側で管理される遊技状態の一例を示している。
遊技状態としては、大別すると、「通常遊技」、「ボーナス遊技」、「ボーナス内部中遊技」、「特殊遊技」が含まれる。
(図7に示す通常遊技)
「ボーナス遊技」、「ボーナス内部中遊技」及び「特殊遊技」以外の遊技状態である。「通常遊技」は、図5に示す通常遊技制御手段500により制御されている。
「通常遊技」は、「NOM」(RT0)とも呼ばれ、再遊技確率が「通常」(低確率)に設定されている。
ここで、「RT0」は「RT」の一つの状態であり、「RT」はいわゆる「リプレイ・タイム」の略語である。「リプレイ」は、「再遊技」とも呼ばれる。再遊技役(リプレイ役)に当選し、再遊技役(リプレイ役)に対応する図柄の組合せが有効ライン86上に揃うと、メダルの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルを使用することなく賭け数が自動的に設定され、遊技を行うことができる。
「通常遊技」中、図3に示す役抽選手段210により、スタートスイッチ40の操作を契機に、「ボーナス役」又は「一般役」のいずれかに当選か、又は非当選、すなわち「ハズレ」かを、抽選(役抽選)により決定している。「通常遊技」中、ボーナス役に当選すると、「ボーナス内部中遊技」に移行する。また、「通常遊技」中、ボーナス役に当選し、且つボーナス状態の移行に対応した図柄が表示されると、入賞となり、「通常遊技」から「ボーナス遊技」に移行する場合もある。
(図7に示すボーナス内部中遊技)
「ボーナス内部中遊技」は、「通常遊技」中、ボーナス役に当選、すなわちボーナス役のフラグが立った状態の遊技状態である。「ボーナス内部中遊技」は、図5に示すボーナス内部中遊技制御手段510により制御される。「ボーナス内部中遊技」中は、「RT2」に移行し、再遊技確率が「高確率」に設定されている。
「ボーナス内部中遊技」中、ボーナス状態の移行に対応した図柄が表示されると、入賞となり、「ボーナス遊技」に移行する。
(図7に示すボーナス遊技)
「ボーナス遊技」は、ボーナス遊技用として用いられる抽選テーブルを用いて、役抽選が行われるものであり、通常遊技に用いられる抽選テーブルと比較すると、一般役の当選確率が高く設定されているため、通常遊技が遊技数を消化するごとにメダルは減少していくのに対して、ボーナス遊技においては、メダルが増加することになる。ボーナス遊技は、図5に示すボーナス遊技制御手段520により制御される。
「ボーナス遊技」には、「BB」と「RB」とがある。
「BB」は、「RB」が連続して発生する遊技様態である。「RB」は、小役の当選確率を上昇させることで、小役の入賞を容易にする遊技状態である。「BB」は、図5に示すBB制御手段521により制御される。「RB」は、図5に示すRB制御手段522により制御される。
「ボーナス遊技」は、「遊技区間」(例えば所定の払出枚数の到達)が設定され、当該遊技区間が終了すると、「特殊遊技」に移行する。
なお、ボーナス遊技として、「BB」と「RB」とを例示したが、これに限定されず、「BB」と「RB」といずれか一方でもよいし、或いはいわゆるチャレンジ・ボーナス(CB、第二種特別役物)でもよい。チャレンジ・ボーナス(CBは、全ての小役を当選状態にすることで小役の入賞を容易にする遊技状態である。
また、ボーナス遊技の「遊技区間」として、例えば所定の払出枚数に到達することを終了条件として説明したが、これに限定されず、ゲーム数やセット数、或いはポイント数が所定の値に到達した場合に終了させるようにしてもよい。
(図7に示す特殊遊技)
「特殊遊技」は、「ボーナス遊技」の終了後、移行し、所定の遊技区間(例えば30G)実行可能な遊技状態である。
「特殊遊技」中は、「RT2」に移行し、再遊技確率が「中程度」に設定され、メダル数が微減するように設定されている。
「特殊遊技」中、役抽選でボーナス当選すると、「ボーナス遊技」に再度、移行する。これに対し、所定の遊技区間(例えば30G)が終了する(ゲーム数を消化する)と、「通常遊技」に移行する。
なお、特殊遊技の「遊技区間」として、ゲーム数(例えば30G)を例示したが、これに限定されず、例えばメダルの払出枚数や差数、セット数或いはポイント数等を用いてもよい。
(図8を用いた遊技の流れの概略説明)
図8を用いて、遊技の流れについて説明する。
先ず、ステップS1において、賭け数設定処理が行われる。この賭け数設定処理では、賭け数として規定の賭け数が設定されたか否かが判定されるものである。具体的には、メイン制御手段200により、当該遊技の賭け数として設定されているメダルの枚数が規定の賭け数に達しているか否かの判定が行われる。本実施の形態では、規定の賭け数は、2枚又は3枚である。このため、所定数の賭け数が設定された場合に、次のステップS2に進む。所定数の賭け数が設定されていない場合には当該ステップS1にとどまることになる。
ステップS2において、メイン制御手段200により、スタートスイッチ40の操作があったか否かの判定が行われる。ここで、スタートスイッチ40の操作があったと判定されると、メイン制御手段200により、賭け数の設定が確定される。
その後、ステップS2から次のステップS3に進む。
一方、スタートスイッチ40の操作がないと判定されると、再度、ステップS2となる。
ステップS3において、役抽選手段210により、役抽選処理が行われる。また、このとき、役抽選の結果がメイン制御手段200からサブ制御手段300へ送信される。役抽選処理が終了すると、ステップS3から次のステップS4に進む。
ステップS4において、リールユニット60における回転リール62の回転変動処理が行われる。回転リール62が所定の回転速度に達した後、メイン制御手段200により、回転中の回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作があった場合に、停止制御手段220により、各回転リール62の回転が停止させられる。そして、全ての回転リール62の回転変動処理が終了すると、ステップS4から次のステップS5に進む。
ステップS5において、払出制御手段260により、図柄の停止態様に対応した払出処理等が行われる。なお、払出が不要な場合には、払出処理は行われない。そして、当該処理が終了する。
(図9を用いた演出抽選テーブルの説明)
図9を用いて、演出抽選テーブルの一例を説明する。
演出テーブルとしては、「演出テーブル1〜5」の5種類を設けている。「演出テーブル1〜5」は、例えば画像表示部84に表示されるキャラクタや背景等を変化させることで、種類を異ならせている。
なお、「演出テーブル」としては、「演出テーブル1〜5」の5種類を例示したが、これに限定されず、2〜4種類、或いは6種類以上でもよい。
「演出抽選テーブル」は、としては、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を設けている。「演出抽選テーブル」は、条件に対する「演出テーブル」の当選確率を異ならせている。
なお、「演出抽選テーブル」として、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を例示したが、これに限定されず、2種類、3種類、或いは5種類以上でもよい。
「条件」としては、「設定変更」と、「特定の条件」とを設定している。「特定の条件」としては、「条件1合致」、「条件2合致」、それ以外、すなわち「条件1及び条件2のいずれにも合致しなかった場合」の計3種類を設けている。
「設定変更時」には、判定時以前に、「設定値」が変更されているか否かを判定し、当該判定の結果、「設定値」の変更が実行されていると判定された場合が該当する。
「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の遊技履歴を条件として設定している。
「条件1」と「条件2」とは、「条件」を互いに異ならせている。例えば、「条件1」は「ボーナス確率」とし、「条件2」は「ボーナス比率(例えばBB比率等)」のように種類を異ならせてもよいし、「条件1」と「条件2」とを同じ「ボーナス確率」として、当該「ボーナス確率」の遊技区間や数値等を異ならせてもよい。後者の例としては、「条件1」としては、遊技区間を、例えば前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断迄の間の「ボーナス確率」を「1/300」(例えば6000G中のボーナス回数が「20回」)以上と設定し、「条件2」としては、遊技区間を、例えば直前の「2000G」中のボーナス確率として「1/200」(例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」)以上に設定することが可能である。
なお、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよい。また、「特定の条件」として、「条件1」及び「条件2」の2種類の条件を設定したが、条件は1種類でもよいし、或いは3種類以上の条件を設定してもよい。さらに、「ボーナス確率」の遊技区間や数値は、例示したものに限定されない。また、「演出テーブル1〜5」の当選確率も、図9に例示した数値に限定されない。
判定時の一例である「電源OFF」(図10のステップS10参照)時に「設定変更」と判定された場合(図10のステップS11参照)には、「演出抽選テーブルA」に決定される(図10のステップS13参照)。「演出抽選テーブルA」においては、「演出テーブル1」の当選確率が、他の演出テーブル2〜5に比較して高確率に設定されている。
判定時の一例である「電源ON」(図10のステップS20参照)時に「条件1合致」と判定された場合(図10のステップS21参照)には、「演出抽選テーブルB」に決定される(図10のステップS22参照)。「演出抽選テーブルB」においては、「演出テーブル2」の当選確率が、他の演出テーブル1、3〜5に比較して高確率に設定されている。
判定時の一例である「電源ON」(図10のステップS20参照)時に「条件2合致」と判定された場合(図10のステップS24参照)には、「演出抽選テーブルC」に決定される(図10のステップS25参照)。「演出抽選テーブルC」においては、「演出テーブル3」の当選確率が、他の演出テーブル1、2、4、5に比較して高確率に設定されている。
判定時の一例である「電源ON」(図10のステップS20参照)時に「条件1及び条件2のいずれにも合致しなかった場合」と判定された場合(図10のステップS24の「NO」の場合参照)には、「演出抽選テーブルD」に決定される(図10のステップS26参照)。「演出抽選テーブルD」においては、「演出テーブル4、5」の当選確率が、他の演出テーブル1〜3に比較して高確率に設定されている。
(図10を用いた演出テーブルの決定手順の説明)
図10を用いて、演出テーブルの決定手順の一例を説明する。
まず、「遊技可能状態」、すなわち電源ON状態において、ステップS10に進み、「電源OFF」の処理を待つこととなる。当該処理は、電源ON/OFF操作手段91(図3参照)を遊技店員が操作することにより、実行される。
「電源OFF」された場合には、ステップS10から次のステップS11に進み、当該「電源OFF」を契機として、「電源OFF」以前(前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断迄の間)に、「設定変更」が実行されているか否かが判定される。当該判定は、メイン制御手段200側の図4に示す設定値変更判定手段420により実行される。
上記判定の結果、「設定変更」が実行されている場合には、ステップS11から次のステップS12に進み、設定変更時の初期化処理が実行される。当該処理は、図3に示すメイン制御手段200により実行される。
上記処理後、ステップS12から次のステップS13に進み、設定変更時に「演出抽選テーブルA」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルA」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS13から次のステップS14に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。当該決定は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記決定後、ステップS14から次のステップS15に進み、「電源ON」の処理を待つこととなる。当該処理は、電源ON/OFF操作手段91(図3参照)を遊技店員が操作することにより、実行される。
したがって、ステップS11からステップS15迄の処理は、先に説明したステップS15における「電源OFF」を契機として実行される。実際には、ステップS15における「電源OFF」を契機として、ステップS11からステップS15迄の処理後、「電源OFF」を実行し、その後、「電源ON」の処理を待つこととなる。
待機状態において、「電源ON」が実行されると、ステップS15から次のステップS16に進み、遊技履歴の初期化等の処理が実行される。遊技履歴は、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の実際の遊技結果に基づく遊技履歴である。当該処理は、図6に示す遊技履歴初期化手段620により実行される。
上記処理後、先に説明したステップS10に進み、次回の「電源OFF」を待つこととなる。次回の「電源OFF」迄の間は、先のステップS14により決定された一つの「演出テーブル」を用いて、図3に示す演出抽選手段330により演出抽選が実行される。なお、先に説明したステップS11において、「設定変更」が実行されていない場合には、後述するステップS20に進み、その後、ステップS23において「演出テーブル」が決定された場合には、当該「演出テーブル」を用いて、図3に示す演出抽選手段330により演出抽選が実行される。
一方、先に説明したステップS11における判定の結果、「設定変更」が実行されていない場合には、分岐し、ステップS20に進む。当該ステップS20においては、「電源ON」の処理を待つこととなる。当該処理は、電源ON/OFF操作手段91(図3参照)を遊技店員が操作することにより、実行される。
待機状態において、「電源ON」が実行されると、ステップS20から次のステップS21に進み、「条件1に合致?」かが判定される。「条件1」は、「特定の条件」の一つであり、電断(電源OFF)前の遊技履歴に対し設定されている。当該判定は、図6に示す特定条件判定手段630により実行される。なお、「合致」という表現のほか、「一致」という表現を使用したが、両者を同じ意味に使用している。
上記判定の結果、「条件1に合致」する場合には、ステップS21から次のステップS22に進み、条件1合致時に「演出抽選テーブルB」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルB」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS22から次のステップS23に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。当該決定は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記処理後、ステップS23から先に説明したステップS16に進み、遊技履歴の初期化等の処理が実行される。上記処理後、先にステップS23により説明した一つの「演出テーブル」を用いて、図3に示す演出抽選手段330により演出抽選が実行される。
一方、先に説明したステップS21における判定の結果、「条件1に合致」していない場合には、分岐し、ステップS24に進む。当該ステップS24においては、「条件2に合致?」かが判定される。「条件2」は、「条件1」と同様に、「特定の条件」の一つであり、電断(電源OFF)前の遊技履歴に対し設定されているが、「条件1」と内容を異にしている。当該判定は、図6に示す特定条件判定手段630により実行される。
上記判定の結果、「条件2に合致」している場合には、ステップS24から次のステップS25に進み、条件2合致時に「演出抽選テーブルC」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルC」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS25から先に説明したステップS23に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。
一方、先に説明したステップS24における判定の結果、「条件2に合致」していない場合、すなわち「条件1」及び「条件2」に合致しなかった時には、分岐し、ステップS26に進む。当該ステップS26においては、「演出抽選テーブルD」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルD」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS26から先に説明したステップS23に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。
(図11を用いた本発明の第2の実施の形態の説明)
つぎに、図11を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。同図は、演出テーブルの決定手順の一例を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態の特徴は、第1に、「電源ON状態」からの「電源OFF」への操作を契機として、「演出テーブル」を決定した点である。
第2に、本実施の形態の特徴は、「条件1」及び「条件2」の「特定の条件」について先に判定し、「演出テーブル」を決定した後、「設定変更」が実行されている場合には、「遊技テーブル」を再決定するようにした点である。
まず、「遊技可能状態」、すなわち電源ON状態において、ステップS30に進み、「電源OFF」の処理が待つこととなる。当該処理は、電源ON/OFF操作手段91(図3参照)を遊技店員が操作することにより、実行される。
「電源OFF」された場合には、ステップS30から次のステップS31に進み、当該「電源OFF」を契機として、「条件1に合致?」かが判定される。当該判定は、図6に示す特定条件判定手段630により実行される。なお、「条件1」、及び後述する「条件2」は、先に図10を用いて説明したものと同様であるが、異なる条件を設定してもよい。
上記判定の結果、「条件1に合致」する場合には、ステップS31から次のステップS32に進み、条件1合致時に「演出抽選テーブルB」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルB」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS32から次のステップS33に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。当該決定は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記処理後、ステップS33から次のステップS34に進み、「電源OFF」以前(前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断迄の間)に、「設定変更」が実行されているか否かが判定される。当該判定は、メイン制御手段200側の図4に示す設定値変更判定手段420により実行される。
上記判定の結果、「設定変更」が実行されている場合には、ステップS34から次のステップS35に進み、設定変更時の初期化処理が実行される。当該処理は、図3に示すメイン制御手段200により実行される。
上記処理後、ステップS35から次のステップS36に進み、設定変更時に「演出抽選テーブルA」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルA」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS36から次のステップS37に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が再決定される。当該再決定は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記再決定後、ステップS37から次のステップS38に進み、「電源ON」の処理を待つこととなる。当該処理は、電源ON/OFF操作手段91(図3参照)を遊技店員が操作することにより、実行される。
したがって、ステップS31からステップS37迄の処理は、先に説明したステップS30における「電源OFF」を契機として実行される。実際には、ステップS30における「電源OFF」を契機として、ステップS31からステップS37迄の処理後、「電源OFF」を実行し、その後、「電源ON」の処理を待つこととなる。
待機状態において、「電源ON」が実行されると、ステップS38から次のステップS39に進み、遊技履歴の初期化等の処理が実行される。当該処理は、図6に示す遊技履歴初期化手段620により実行される。
上記処理後、先に説明したステップS30に進み、次回の「電源OFF」を待つこととなる。次回の「電源OFF」迄の間は、先のステップS37において再決定された一つの「演出テーブル」を用いて、図3に示す演出抽選手段330により演出抽選が実行される。
一方、先に説明したステップS34の判定の結果、「設定変更」が実行されていない場合には、先に説明したステップS38に進み、「電源ON」の処理を待つこととなる。
待機状態において、「電源ON」が実行されると、先に説明したステップS38から次のステップS39に進み、遊技履歴の初期化等の処理後、同じく先に説明したステップS30に進み、次回の「電源OFF」を待つこととなる。次回の「電源OFF」迄の間は、先のステップS33において決定された一つの「演出テーブル」を用いて、図3に示す演出抽選手段330により演出抽選が実行される。すなわち、「設定変更」が実行されない場合には、「特定の条件」に基づいて決定された「演出テーブル」が使用される。
また、先に説明したステップS31における判定の結果、「条件1に合致」していない場合には、分岐し、ステップS40に進む。当該ステップS40においては、「条件2に合致?」かが判定される。当該判定は、図6に示す特定条件判定手段630により実行される。
上記判定の結果、「条件2に合致」している場合には、ステップS40から次のステップS41に進み、条件2合致時に「演出抽選テーブルC」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルC」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS41から先に説明したステップS33に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。
一方、先に説明したステップS40における判定の結果、「条件2に合致」していない場合、すなわち「条件1」及び「条件2」に合致しなかった時には、分岐し、ステップS42に進む。当該ステップS42においては、「演出抽選テーブルD」を用いた演出テーブルの抽選が実行される。「演出抽選テーブルD」の決定は、図6に示す演出抽選テーブル決定手段650により実行され、「演出テーブル」の抽選は、図3に示す演出テーブル決定手段320により実行される。
上記抽選後、ステップS42から先に説明したステップS33に進み、当該抽選の結果に基づいて、図9に示す「演出テーブル1〜5」のうちから、一つの「演出テーブル」が決定される。
(実施の形態の補足的な説明)
上記実施の形態は、以下の技術思想を包含する特徴点を含むものである。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)第1の特徴点
(1−1)第1の特徴点の構成
第1の特徴点は、次の通りである。
第1に、遊技機(10)は、例えば図3及び図4に示すように、次の構成を備える。
(1)役抽選テーブル記憶手段(400)
役抽選テーブル記憶手段(400)は、複数種類の役抽選テーブルを記憶したものである。
(2)設定値記憶手段(410)
設定値記憶手段(410)は、役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された役抽選テーブルと各々関連付けられた複数の設定値を設定し、設定値から選択される設定値を記憶可能なものである。
(3)設定変更操作手段(90)
設定変更操作手段(90)は、設定値記憶手段(410)に記憶された設定値を変更可能なものである。
(4)演出装置(70)
演出装置(70)は、設定値記憶手段(410)に記憶された設定値に関連付けられて、役抽選テーブル記憶手段(400)に記憶された役抽選テーブルを用いて役抽選を行いながら遊技を進行し、当該遊技に関連し、各種の演出を行うものである。
第2に、遊技機(10)は、例えば図3及び図6に示すように、次の構成を備える。
(5)演出テーブル記憶手段(600)
演出テーブル記憶手段(600)は、演出装置(70)による演出に用いる複数種類の演出テーブルを記憶したものである。
(6)遊技履歴記憶手段(610)
遊技履歴記憶手段(610)は、遊技結果に基づく遊技履歴を記憶し、当該記憶状態を電源遮断後も保持可能なものである。
(7)演出テーブル決定手段(320)
演出テーブル決定手段(320)は、電源の投入又は遮断を契機として、遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴に基づいて、演出テーブル記憶手段(600)に記憶された複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定可能なものである。
(1−2)第1の特徴点と実施の形態との対応関係
第1の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、設定値は、複数段階、例えば「設定1〜6」の6段階に分け、段階毎に「ボーナス役」の当選確率が異ならせている。すなわち、設定1→設定2→設定3→設定4→設定5→設定6の順でボーナス役の当選確率が高くなるように構成されている。
ここで、「演出装置(70)」として、例えば図3に示すように、画像表示部(84)、演出用ランプ(78)、スピーカー(72)を例示している。
ここで、「複数種類の演出テーブル」として、例えば図9に示すように、「演出テーブル1〜5」の5種類を例示している。「演出テーブル」は、例えば画像表示部(84)に表示されるキャラクタや背景等を変化させることで、種類を異ならせている。
ここで、「遊技履歴記憶手段(610)」を、例えば図3及び図6に示すように、遊技制御手段(100)のサブ制御手段(300)側に配置し、遊技履歴の基礎となる役抽選結果情報や遊技結果情報をサブ制御手段(300)側に送信し、サブ制御手段(300)側で記憶するようにしている。
ここで、「遊技結果に基づく遊技履歴」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の実際の遊技結果に基づく遊技履歴である。
ここで、「電源の投入又は遮断を契機」としては、例えば図10に示すように、電源の「遮断」(電源OFF、ステップS10参照)状態から「投入」(電源ON、ステップS20参照)時を契機としている。
ここで、演出テーブルの決定には、例えば図9に示すように、「演出抽選テーブルA〜D」を用いている。すなわち、「演出抽選テーブル」を決定後、決定された一つの「演出抽選テーブル」に設定された条件を従って、遊技履歴を評価し、一つの「演出テーブル」を決定している。
ここで、「演出テーブル」の決定手順は、例えば図10に示す手順を用いている。
(1−3)第1の特徴点のバリエーション
第1の特徴点のバリエーションも、次の通りである。
ここで、「設定値」として、「設定1〜6」の6段階を例示したが、これに限定されず、2〜5段階、或いは7段階以上に設定してもよい。また、設定値の段階毎に「ボーナス役」の当選確率が異ならせたが、これに限定されず、2〜5段階、或いは7段階以上に設定してもよい。また、設定値の段階毎にボーナス役の当選確率が異ならせたが、これに限定されず、他の「小役」や「再遊技役」の当選確率や、これを組み合わせてよい。
ここで、「演出装置(70)」としては、画像表示部(84)、演出用ランプ(78)、スピーカー(72)を例示したが、3個のうち、1個だけでも良いし、画像表示部(84)とスピーカー(72)とのように、3個のうち、任意の2個を組み合わせても良いし、或いは例示した3個以外に、おもちゃのロボット等のように機械的な動きをする装置を用いてもよい。
ここで、「複数種類の演出テーブル」としては、「演出テーブル1〜5」の5種類を例示したが、これに限定されず、2〜4種類、或いは6種類以上でもよい。
ここで、「演出テーブル」の演出内容として、画像表示部(84)に表示されるキャラクタや背景等の変化させた場合を例示したが、これに限定されず、小物類やストーリー等を変化させてもよい。
ここで、「遊技履歴記憶手段(610)」を、遊技制御手段(100)のサブ制御手段(300)側に配置したが、これに限定されず、メイン制御手段(200)側に配置し、記憶した遊技履歴に関する情報をサブ制御手段(300)側に送信するようにしてもよい。
ここで、「遊技結果に基づく遊技履歴」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよい。また、ボーナス確率は、前回の電断(電源OFF)から今回迄のボーナス回数から算出してもよいし、直前、特定遊技区間、例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」であれば、「0.5%」のように算出してもよいし、特定遊技区間に、例えば「200G」等のようにバリエーションを持たせてもよい。
ここで、「電源の投入又は遮断を契機」としては、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)時を例示したが、これに限定されず、例えば図11に示すように、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF、ステップS30参照)時としてもよい。
ここで、演出テーブルの決定に、「演出抽選テーブル」を用いたが、これに限定されず、「演出抽選テーブル」を用いずに、演出テーブルを直接、決定するようにしてもよい。
ここで、「演出テーブル」の決定手順として、図10に示す手順を例示したが、これに限定されず、図11に示す手順を用いてもよい。
(1−4)第1の特徴点の作用効果
第1の特徴点の作用効果は、次の通りである。
すなわち、第1の特徴点によれば、電源の投入又は遮断を契機とするが、遊技履歴に基づいて複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を複雑化でき、遊技者が推測し難いものとすることができる。
(2)第2の特徴点
(2−1)第2の特徴点の構成
第2の特徴点は、上記した第1の特徴点に加え、次の通りである。
第1に、遊技機(10)は、例えば図6に示すように、次の構成を備える。
(1)特定条件判定手段(630)
特定条件判定手段(630)は、遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴を読み出し、当該遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定するものである。
第2に、演出テーブル決定手段(320)は、特定条件判定手段(630)による判定結果に基づいて、1つの演出テーブルを決定するようにしている。
(2−2)第2の特徴点と実施の形態との対応関係
第2の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の遊技履歴を条件として設定している。例えば、ボーナス確率としては、前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断におけるものでもよいし、或いは直前の特定遊技区間、例えば直前の「2000G」中のものでもよい。例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」であれば、ボーナス確率は「1/200」となる。「特定の条件」として、ボーナス確率を仮に「1/200」以上と設定した場合には、特定の条件の判定時のボーナス確率が「1/200」の場合には「一致」と判定され、「1/200」を下回る場合には「不一致」と判定される。
また、ここで、「特定の条件」として、例えば図9に示すように、「条件1」、「条件2」のように複数種類、例えば2種類の条件を設定している。一般的には、遊技区間が短くなると、ボーナス確率の変動率が大きくなり、遊技区間が長くなるにしたがって、ボーナス確率が平均化して、変動率が小さくなる傾向がある。このため、例えば「条件1」としては、遊技区間を長く設定(例えば前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断)し、「条件2」としては遊技区間を短く設定(例えば直前の「200G」中)してもよい。
ここで、「特定の条件」の判定手順は、例えば図10に示すように、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、「条件1」に合致するか否か(ステップS21参照)、「条件2」に合致するか否か(ステップS24参照)、「条件1」及び「条件2」のいずれにも合致しないか、という順で判定し、判定結果に基づいて1つの演出テーブルを決定するようにしている(ステップS23参照)。
(2−3)第2の特徴点のバリエーション
第2の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよい。
また、「特定の条件」として、「条件1」及び「条件2」の2種類の条件を設定したが、条件は1種類でもよいし、或いは3種類以上の条件を設定してもよい。
ここで、「特定の条件」の判定手順として、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、条件を判定したが、これに限定されず、例えば図11に示すように、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF)を契機として、条件を判定してもよい。
(2−4)第2の特徴点の作用効果
第2の特徴点は、上記した第1の特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第2の特徴点によれば、遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる。
(3)第3の特徴点
(3−1)第3の特徴点の構成
第3の特徴点は、上記した第1の特徴点又は第2の特徴点に加え、次の通りである。
第1に、遊技機(10)は、例えば図4に示すように、次の構成を備える。
(1)設定変更判定手段(420)
設定変更判定手段(420)は、設定変更操作手段(90)により設定変更が実行されているか否かを判定するものである。
第2に、演出テーブル決定手段(320)は、設定変更判定手段(420)による判定結果に基づいて、1つの演出テーブルを決定するようにしている。
(3−2)第3の特徴点と実施の形態との対応関係
第3の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「設定変更判定手段(420)」は、例えば図3及び図4に示すように、遊技制御手段(100)のメイン制御手段(200)側に配置し、設定変更の判定結果に関する情報をサブ制御手段(300)側に送信している。
ここで、「設定変更判定手段(420)による判定結果に基づいて」とは、第1の特徴点の「遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴に基づいて」を前提とするものであり、「遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴に基づいて」、1つの演出テーブルを決定する場合ほか、「設定変更判定手段(420)による判定結果に基づいて」、1つの演出テーブルを決定する場合があるという意味である。
(3−3)第3の特徴点のバリエーション
第3の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「設定変更判定手段(420)」を、例えば図3及び図4に示すように、遊技制御手段(100)のメイン制御手段(200)側に配置したが、これに限定されず、サブ制御手段(300)側に配置してもよく、このときには、設定変更操作手段(90)による設定変更に関する情報を、メイン制御手段(200)側からサブ制御手段(300)側に送信し、サブ制御手段(300)側で判定できるようにしてもよい。
ここで、「設定変更判定手段(420)による判定結果に基づいて」としては、後述する第6の特徴点のように、当該判定結果を優先させてもよいし、或いは「遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴」の方を優先させてもよく、いずれを優先させる場合も含んでいる。
(3−4)第3の特徴点の作用効果
第3の特徴点は、上記した第1の特徴点又は第2の特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第3の特徴点によれば、遊技履歴に加え、設定変更が実行されているか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1つの前記演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる。
(4)第4の特徴点
(4−1)第4の特徴点の構成
第4の特徴点は、上記した第1の特徴点に加え、次の通りである。
第1に、遊技機(10)は、例えば図6に示すように、次の構成を備える。
(1)演出抽選テーブル記憶手段(640)
演出抽選テーブル記憶手段(640)は、複数種類の演出テーブルのうちから、1つの演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルを記憶したものである。
第2に、演出テーブル決定手段(320)は、遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴に基づいて、演出抽選テーブル記憶手段(640)に記憶された複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定している。
(4−2)第4の特徴点と実施の形態との対応関係
第4の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「複数種類の演出抽選テーブル」として、例えば図9に示すように、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を例示している。「演出抽選テーブル」は、条件に対する「演出テーブル」の当選確率を異ならせている。
(4−3)第4の特徴点のバリエーション
第4の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「複数種類の演出抽選テーブル」として、「演出抽選テーブルA〜D」の4種類を例示したが、これに限定されず、2種類、3種類、或いは5種類以上でもよい。
(4−4)第4の特徴点の作用効果
第4の特徴点は、上記した第1の特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第4の特徴点によれば、遊技履歴に基づいて、1つの演出テーブルを演出抽選により決定するための複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、当該決定された演出抽選テーブルを用いて、1つの演出テーブルを決定することで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できる。
(5)第5の特徴点
(5−1)第5の特徴点の構成
第5の特徴点は、上記した第1の特徴点に加え、次の通りである。
遊技機(10)は、例えば図6に示すように、次の構成を備える。
(1)遊技履歴初期化手段(620)
遊技履歴初期化手段(620)は、演出テーブル決定手段(320)による演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴を初期化するものである。
(5−2)第5の特徴点と実施の形態との対応関係
第5の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「遊技履歴初期化手段(620)」を、例えば図3及び図6に示すように、「遊技履歴記憶手段(610)」と同様に、遊技制御手段(100)のサブ制御手段(300)側に配置している。
(5−3)第5の特徴点のバリエーション
第5の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「遊技履歴初期化手段(620)」は、遊技制御手段(100)のサブ制御手段(300)側に配置したが、これに限定されず、「遊技履歴記憶手段(610)」と共にメイン制御手段(200)側に配置してもよい。
(5−4)第5の特徴点の作用効果
第5の特徴点は、上記した第1〜第4の特徴点のいずれか一つの特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第5の特徴点によれば、演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、遊技履歴を初期化することで、次回の演出テーブルの決定に際して、新たな遊技履歴を用いることができる。
(6)第6の特徴点
(6−1)第6の特徴点の構成
第6の特徴点は、上記した第1の特徴点に加え、次の通りである。
第1に、遊技機(10)は、例えば図4及び図6に示すように、次の構成を備える。
(1)特定条件判定手段(630)
特定条件判定手段(630)は、遊技履歴記憶手段(610)に記憶された遊技履歴を読み出し、当該遊技履歴が予め設定された特定の条件と一致するか否かを判定するものである。
(2)設定変更判定手段(420)
設定変更判定手段(420)は、設定変更操作手段(90)により設定変更が実行されているか否かを判定するものである。
第2に、演出テーブル決定手段(320)は、設定変更判定手段(420)による判定結果を、特定条件判定手段(630)による判定結果に優先させている。
(6−2)第6の特徴点と実施の形態との対応関係
第6の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等の遊技履歴を条件として設定している。例えば、ボーナス確率としては、前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断におけるものでもよいし、或いは直前の特定遊技区間、例えば直前の「2000G」中のものでもよい。例えば「2000G」中のボーナス回数が「10回」であれば、ボーナス確率は「1/200」となる。「特定の条件」として、ボーナス確率を仮に「1/200」以上と設定した場合には、特定の条件の判定時のボーナス確率が「1/200」の場合には「一致」と判定され、「1/200」を下回る場合には「不一致」と判定される。
また、ここで、「特定の条件」として、例えば図9に示すように、「条件1」、「条件2」のように複数種類、例えば2種類の条件を設定している。一般的には、遊技区間が短くなると、ボーナス確率の変動率が大きくなり、遊技区間が長くなるにしたがって、ボーナス確率が平均化して、変動率が小さくなる傾向がある。このため、例えば「条件1」としては、遊技区間を長く設定(例えば前回の電断(電源OFF)から今回迄の電断)し、「条件2」としては遊技区間を短く設定(例えば直前の「200G」中)してもよい。
ここで、「特定の条件」の判定手順は、例えば図10に示すように、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、「条件1」に合致するか否か(ステップS21参照)、「条件2」に合致するか否か(ステップS24参照)、「条件1」及び「条件2」のいずれにも合致しないか、という順で判定し、判定結果に基づいて1つの演出テーブルを決定するようにしている(S23)。
ここで、「設定変更判定手段(420)」は、例えば図3及び図4に示すように、遊技制御手段(100)のメイン制御手段(200)側に配置し、設定変更の判定結果に関する情報をサブ制御手段(300)側に送信している。
ここで、「優先させ」としては、例えば図10に示すように、設定変更の判定(ステップS11参照)を、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)に先だって処理することで実現している。
また、設定変更の判定(ステップS11参照)を、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF)を契機として、実行させている。これに対し、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)を、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、実行させている。
(6−3)第6の特徴点のバリエーション
第6の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「特定の条件」としては、ボーナス確率やボーナス比率(例えばBB比率等)等を例示したが、これに限定されず、ゲーム数やメダルの払い出し枚数、稼働率等でもよい。
また、「特定の条件」として、「条件1」及び「条件2」の2種類の条件を設定したが、条件は1種類でもよいし、或いは3種類以上の条件を設定してもよい。
ここで、「特定の条件」の判定手順として、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、条件を判定したが、これに限定されず、例えば図11に示すように、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF)を契機として、条件を判定してもよい。
ここで、「設定変更判定手段(420)」を、例えば図3及び図4に示すように、遊技制御手段(100)のメイン制御手段(200)側に配置したが、これに限定されず、サブ制御手段(300)側に配置してもよく、このときには、設定変更操作手段(90)による設定変更に関する情報を、メイン制御手段(200)側からサブ制御手段(300)側に送信し、サブ制御手段(300)側で判定できるようにしてもよい。
ここで、「優先させ」としては、設定変更の判定(ステップS11参照)を、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)に先だって処理することで実現したが、これに限定されず、例えば図11に示すように、特定の条件の判定(ステップS31,S40参照)を先行させ、演出テーブルの決定(ステップS33参照)後、設定変更の判定(ステップS34参照)を後から実行させ、先に決定された演出テーブルを再決定(ステップS37参照)するようにしてもよい。
また、設定変更の判定(ステップS11参照)を、電源の「投入」(電源ON)状態から「遮断」(電源OFF)を契機として、実行させ、特定の条件の判定(ステップS21,S22参照)を、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として、実行させたが、これに限定されず、例えば図11に示すように、設定変更の判定(ステップS34参照)と、特定の条件の判定(ステップS31,S40参照)とを、電源の「遮断」(電源OFF)状態から「投入」(電源ON)を契機として実行させるようにしてもよい。
(6−4)第6の特徴点の作用効果
第6の特徴点は、上記した第1の特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第6の特徴点によれば、設定変更の判定結果と、特定条件の判定結果との2種類を用いることで、演出テーブルの変更を、一層、複雑化できるばかりでなく、設定変更の判定結果を優先させることで、両者の判定結果により異なる2つの演出テーブルが決定された場合にも、演出テーブルを1つに決定することができる。
10 遊技機 12 筐体
14 前扉 16 図柄表示窓部
20 上パネル 22 下パネル
24 払出手段 26 メダル受け皿
28 メダル払出口 30 操作部
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄 62 回転リール
63 リールテープ 64 左リール
66 中リール 68 右リール
70 演出装置 72 スピーカー
74 上部スピーカー 76 下部スピーカー
78 演出用ランプ 80 上部ランプ
82 下部ランプ 84 画像表示部
86 有効ライン 90 設定変更操作手段
91 電源ON/OFF操作手段
100 遊技制御手段 200 メイン制御手段
210 役抽選手段 220 停止制御手段
230 遊技結果判定手段 240 遊技状態制御手段
250 払出制御手段 260 送信制御手段
300 サブ制御手段
310 受信制御手段 320 演出テーブル決定手段
330 演出抽選手段 340 演出実行制御手段
400 役抽選テーブル記憶手段 410 設定値記憶手段
420 設定値変更判定手段 430 役抽選テーブル決定手段
500 通常遊技制御手段 510 ボーナス内部中遊技制御手段
520 ボーナス遊技制御手段 521 BB制御手段
522 RB制御手段 530 特殊遊技制御手段
600 演出テーブル記憶手段 610 遊技履歴記憶手段
620 遊技履歴初期化手段 630 特定条件判定手段
640 演出抽選テーブル記憶手段 650 演出抽選テーブル決定手段

Claims (1)

  1. 複数種類の役抽選テーブルを記憶した役抽選テーブル記憶手段と、
    前記役抽選テーブル記憶手段に記憶された前記役抽選テーブルと各々関連付けられた複数の設定値を設定し、前記設定値から選択される設定値を記憶可能な設定値記憶手段と、
    前記設定値記憶手段に記憶された前記設定値を変更可能な設定変更操作手段と、
    前記設定値記憶手段に記憶された前記設定値に関連付けられて、前記役抽選テーブル記憶手段に記憶された前記役抽選テーブルを用いて役抽選を行いながら遊技を進行し、当該遊技に関連し、各種の演出を行う演出装置と、
    を備える遊技機において、
    前記演出装置による演出に用いる複数種類の演出テーブルを記憶した演出テーブル記憶手段と、
    遊技結果に基づく遊技履歴を記憶し、当該遊技履歴を記憶した状態を電源遮断後も保持可能な遊技履歴記憶手段と、
    電源の遮断を契機として、前記遊技履歴記憶手段に記憶された前記遊技履歴に基づいて、複数種類の演出抽選テーブルのうちから、1つの演出抽選テーブルを決定し、
    当該決定した演出抽選テーブルに基づいて、前記演出テーブル記憶手段に記憶された前記複数種類の演出テーブルのうちから、1つの前記演出テーブルを決定可能な演出テーブル決定手段と、
    前記演出テーブル決定手段による前記演出テーブルの決定後、電源が投入された場合に、前記遊技履歴記憶手段に記憶された前記遊技履歴を初期化する遊技履歴初期化手段と、
    を備えている、ことを特徴とする遊技機。
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